『科学、中央公論新社、1年以内(新書、実用)』の電子書籍一覧
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DNAには不思議な魅力がある。大ヒット映画『ジュラシック・パーク』では、琥珀の中に遺されたDNAから、恐竜を現代に蘇らせた。それは絵空事とは言い切れない。マンモスなど絶滅動物の復活をめざす取り組みは今なお続けられている。古代DNAの研究を進展させた新技術はどのようなものか。生命を操作することに重大なリスクはないのか――。科学者たちが織りなしたドラマとともに、起伏に富んだ研究史をたどる。
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第二次世界大戦中、ロス・アラモス研究所所長として世界で初めて原爆を完成させ、「原爆の父」と呼ばれたオッペンハイマー。
戦後、原子力委員会のメンバーとなるが、アメリカの水爆開発に反対の立場を表明し、公職を追放された。原爆の父はなぜ水爆に反対したのか?
天才物理学者が全存在をかけて、政治・社会・科学のあり方を問う。〈解説〉松下竜一・池内 了
(目次)
まえがき/原子力時代と科学者/核爆発/今日の問題としての原子力/とわられぬ心/原子兵器とアメリカの政策/科学と現代
〈付録〉
オッペンハイマー追放の経過(訳者)/米国原子力委員会事務総長 ニコルズ少将の書簡/オッペンハイマーの弁明/現著者について(訳者)
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文庫版への訳者あとがき
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パンドラの箱をあけた人 松下竜一
解 説 池内 了 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「えっ? 最初の人類はアウストラロピテクス」じゃないの?」。あなたの教養は30年前の常識かも! ノーベル賞受賞で注目の集まる進化人類学。急速に発展するこの分野の最新成果をコンパクトな一冊に。11万部突破、新書大賞2位(2023年)の篠田謙一著『人類の起源』(中公新書)の要点を直感的に理解できるようにビジュアル化。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか? 日本人のルーツとは? 巻末には落合陽一氏と監修者のスペシャル対談を収載。
1章 サルからヒトへの長い道のり
2章 ホモ・サピエンスの誕生と世界展開
3章 独自の発達を遂げた!? さまざまな「地域集団」の成立
4章 日本人とは何者なのか?
5章 人類の未来
Special 対談 人類の未来、人類学の未来(落合陽一〔メディアアーティスト〕+篠田謙一〔国立科学博物館館長〕) -
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●ChatGPTとどう向き合うか
全国42大学学長アンケート
●アンケートから見えてきたリスクと期待
小林哲夫
●〔ルポ〕学生のホンネ、教員の困惑
――「バレたらどうなる?」「授業では取り上げない」
花岡正樹
●〔対談〕理系も文系も必須のツール
生成系AIは対話力を鍛えるバディ
坂村 健×松尾 豊
●いま、外国語を学ぶということ
黒田龍之助
●〔対談〕精読と身体 AIには教えられない知
小川さやか×古田徹也 -
地元の医者は逃げ、インフラは停まり、遺体が道に転がる中、僕はアフリカに派遣された――引継ぎゼロ、報酬1ドルもなんのその!ウイルスでパニックになった世界を救う感染症専門家のドキドキ・アウトブレイク奮闘記。
はじめに――ロックマンになれなくて
第1章 アフリカでエボラと闘う
第2章 〝中2病〟の医学生・研修医
第3章 全米デビュー
第4章 エボラとコロナの間
第5章 新型コロナ対策の中のひと
おわりに――丸い世界を転がるように
医療資源の乏しいフィリピン、防護服や注射針を使いまわすアフリカ、コロナ対策で不夜城と化した霞が関を渡り歩いた感染症専門家の日常とは? 笑顔の裏に何かを隠し、ときには夜のBARまで味方にしつつ、型にはまらぬ方法でウイルスと闘う医師による、ヤバくて笑える仁義なき闘いの記録。 -
2022年11月のサービス提供開始以来、一大ムーブメントとなったChatGPT。その言語処理能力の高さが話題となったように、生成AIの技術革新は速く大きく、私たちの仕事や生活に与える影響が議論されている。ネット広告の効果が低減し、インターネットは衰退していくのか。また、GAFAMのような巨大プラットフォーマー企業はどんな戦略をとるのか。インターネットや社会、ビジネスが今後直面する変化について、コンピューターサイエンスのスペシャリストが解説する。
【目次】
第1章 ChatGPTのしくみ
第2章 想定される応用法
第3章 インターネットを終焉させるのか
第4章 リスクと弱点
第5章 生成AIに関わる法的問題
第6章 社会をどう変えるのか
第7章 国際社会はどう受け入れるのか
第8章 AIを真に使える社会へ -
「乃木坂で有名なハルジオンだよ」と伝えると、関心を示す学生たち。
「大学の先生なのにアイドルとか知っているんですか」
「よく知らないけど、AKBみたいなものでしょ」
「ぜんぜん違いますよ!」
じゃあ、名前も見た目もよく似たハルジオンとヒメジョンは、見分けられるかい?
田んぼさえ見たことがないイマドキの若者を相手に悪戦苦闘する教授にも、オヒシバとメヒシバの違いさえわからなかった学生時代があった。
「お前は破門だ!」と言われながらも“雑草戦略”で生き抜いてきた過去の記憶と、「教えない先生」として学生の成長を見守る現在が交錯する。
ベストセラー作家でもある「みちくさ研究家」がつづる、雑草学研究室の青春譜。
人生で大切な“草”知識、雑草レベルの繁殖力でボーボー育ちます。 -
漁網が多数漂着する世界遺産・知床。海外からのゴミが流れ着く南西諸島。日々、特殊車両を使わないとゴミを除去しきれない湘南海岸……。いまや日本のすべての海岸が、大量の漂着ゴミで覆いつくされようとしている。それらのゴミはなぜ発生し、どこから来るのか。また、わたしたちの生活や生態系にどのような影響を与えつつあるのか。そして、いま求められる対策とはなにか。忍び寄る海ゴミの脅威の実態に迫る。
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私たちの身の回りにある「自然」とはなんだろうか――。科学としての生物学・生態学=エコロジーの基本から説き起こし、適応と競争をキーワードに進化論とつながりのバランスを解説し、現代生態学の立場から自然を捉えなおす。コウノトリ野生復帰プロジェクトに取り組む著者が、生物多様性の保全、健全な生態系の維持という喫緊の課題を視野に入れつつ、エコロジカルな視点から自然と人間、地域のあるべき姿を提示する。
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【目次より】
序文にかえて――同じ家庭の10年後、20年後を追跡してみたら・・・
第1部 あの家の子どもたち――かつての姿とその後の姿
1 子どもが邪魔
2 ベビーチェアの中から始まる「孤食」
3 家に帰らない子、子どもを待たない親
4 自由とお金と無干渉
5 三男は私のペット
6 させてあげる「お手伝い」とその結果
第2部 やがて「破綻する夫婦」「孤立する祖父母」とその特徴
7 10年後、5組に1組の夫婦が破綻
8 破綻する夫婦と10年前の共通点
9 子ども夫婦の破綻を招く「実家の支援」
10 ダイニングテーブルに表れる家族の変化――「独りベッド飯」の夫たち
11 同居老人より怖い「同居老人」の孤立と孤独
12 祖父母世代は、まるで異星人
13 あなたの親は私の他人――夫婦別「実家分担」
第3部 「食と健康」をめぐる「通説」とシビアな「現実」
14 健康障害は9割が伏せられる?
15 健康管理は「自己責任」
16 「共食」と「健康障害」の意外な関係
第4部 「個」を尊重する家庭食とその影響
17 家族共食を蝕むブラック部活とブラック企業
18 家庭料理の変化と個化する家族
19 同じ釜の飯より「個」の尊重
20 食器に表れる家族の変化
21 「子どもの意思の尊重」という子ども放置
22 「リクエスト食」育ちの子どもたち――その後の姿
第5部 誰もが「自分」は譲れない
23 人に口出しされたくない
24 お教室の変化――みんな「教える」人指向
25 「私一人の時間」が欲しい
26 「自分時間」を生きる家族たち
27 「私」中心の呼称変化
第6部 個化する家族――その後の明暗
28 家庭の空洞化と「外ごと化」する家庭機能
29 正論と現実のはざまに
30 崩れなかった円満家庭とは
調査概要
あとがき
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