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『科学、1円~、71~100冊(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全4671件

  • 759(税込)
    漫画:
    綾村切人
    原作:
    ナフセ
    キャラクターデザイン:
    世界観デザイン:
    わいっしゅ
    メカニックデザイン:
    cell
    出版社: KADOKAWA

    硝煙漂う荒野で繰り広げられる、最高にスリリングなバトルアクション!

    シェリルをさっそうと助け、いざ反撃開始──! 荒野で繰り広げられる、最高にスリリングなバトルガンアクション!
  • 369(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    漫画:
    綾村切人
    原作:
    ナフセ
    キャラクターデザイン:
    世界観デザイン:
    わいっしゅ
    メカニックデザイン:
    cell
    出版社: KADOKAWA

    硝煙漂う荒野で繰り広げられる、最高にスリリングなバトルアクション!

    硝煙漂う荒野で繰り広げられる、最高にスリリングなバトルアクション!
    新たな遺跡へ、新たな仲間を引き連れ再探索──! 荒野で繰り広げられる、最高にスリリングなバトルアクション!
  • 小説で学ぶ、情報処理試験対策!

    小説で学ぶ、情報処理試験対策!システムエンジニア小説第二弾。胃のきりきり痛むデスマーチや、客からの罵倒を受けながらの障害復旧、先輩から後輩へのパワハラ、多重請負による人身売買など、IT業界の洗礼を受けながら、SEとして成長する雄一。そんな彼は、安田桜子と言う伝説のエンジニアの後を追うことで、ITエンジニアの世界に目覚めて行く。
  • 記憶無き最強少年×ドジっ子専属使用人の冒険バトルファンタジー

    幼い頃、魔物に両親を殺されたサテラ。
    いまの平穏な日常が続くよう願っていたある日、貴族の三男グレイ・ミラードと出会い世界が一変する。
    義母の不遇な厳罰を物ともせず、高等魔法と特別スキルを用いて未来を切り拓いていくグレイの姿に、サテラは心打たれる。
    世界を見据えるグレイと共に、冒険したいと願うようになり――。
  • 千年の歴史を誇る日本刀の凄さに迫る

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【材料力学の専門家が「日本刀が持つ本当の強さの秘密」を1冊にまとめました!
    想像をはるかに超える「日本刀の奥深さ」が満載です!】

    本書は日本刀に興味があるものの、
    「必ずしもその内容はよく理解していない」
    「日本刀とは何かを知りたい」という、初心者向けの入門書としてまとめたものです。

    日本刀を美術工芸品の面からだけではなく、物づくり、工学の視点から作刀技術などを見ていきます。

    また、多くの日本刀専門書と趣をやや異にして、
    本来の武器として見たときの機能合理性を、力学および科学技術的な観点から解説していきます。

    【この本の内容(一部)】
    ●日本刀とは?
    ●たたら製鉄とは?
    ●玉鋼、銑、卸し鉄
    ●和鋼は鉄と炭素の合金
    ●玉鋼の組織と相変態
    ●水減し・小割りにおける焼き入れ
    ●日本刀の伝統的作刀工程
    ●日本刀の出来を左右する「積み沸かし」
    ●折り返し鍛錬はメカニカル・アロイング
    ●鍛え肌
    ●「折れず、曲がらず」の造り込み
    ●土置き・焼き入れ
    ●焼き入れの目的と焼き入れ温度
    ●焼き入れによる玉鋼の相変態
    ●力学的バランスから生まれた「反り」
    ●刀刃にまで焼刃土を塗る理由
    ●反りが生じるまでの変形過程と焼割れ
    ●日本刀の「曲げ強度」と「変形」
    ●「引き切り」は特に良く切れる
    ●本当に「鎬」で受け止められるのか?
    ●刀刃と鎬に生じる「最大引張応力」の比較
    ●残留応力が日本刀をさらに強くする
    ●「丈夫な刀」「強靱な刀」とは?
    ●刀身彫刻と樋(ひ)で強度が損なわれることはないのか?
    ●「峰打ち」は本当にあったのか?
    ●衝撃力は刀身の中を秒速5,000mで応力波動として伝わる
    ●梁の曲げ振動
    ●直刀モデルによる目釘穴の位置の考察
    ●打刀モデルの衝撃応答
    ほか
  • 歩兵の役割は敵を倒すことではない。

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「歩兵」は最も基本的な兵科であり、最も古い兵科でもあります。あらゆる戦場に登場するのが歩兵といえるでしょう。本書では「歩兵とはなにか?」という素朴な疑問からスタートし、「歩兵の戦う技術」を解説していきます。
  • 気象を味方にしたものだけが生き残る

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    陸海空の作戦において「気象」を考えずに行動することはできません。天候は常に晴天というわけではなく、視程が短くなる曇天や夜間、濃霧、砂ぼこり、視程だけでなく兵士の体力を奪う雨天、部隊の行動を極端に阻害する積雪・泥濘など、時間や場所、季節によってさまざまです。もちろん、銃弾、砲弾、ミサイル、航空機などは風、気温、気圧などあらゆる環境に影響されます。戦場において「気象の正確な知識なしに勝利を収めることは不可能」といっていいでしょう。いかに天候を「味方」にするかが指揮官に求められる資質です。本書ではさまざまな戦史を見ながら、気象と戦術の関係を解説します。
  • 心身の許容限界を知り、アクティブに生きる

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    人間はどこまで耐えられるのか?
    人間の能力はどこまで伸ばせるのか?
    生理学、心理学、運動学、生物学、物理学、化学、栄養学などの観点から、人体の限界を図解イラストで解説。
    人体の限界を知り、健康的な生活を送るための画期的な科学教養書。
  • 戦乱の世を制した城の底力を知る

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    戦乱の時代、城は戦いのためにつくられた軍事施設でした。いかに守りやすく、攻めにくい城をつくるかが問われ、技術の粋が集められ、やがて難攻不落と呼ばれる城が登場しました。
    本書は、要塞としての城の構造が攻防戦によっていかに改良されてきたかを、時代を追いかけながら解説しています。全国に残る城の違いを知るだけで、わが国の歴史の一部にふれることができ、ますます城が好きになります!

    第1章「城の変遷」では、城の誕生から終焉(★しゅうえん)までを時代ごとの出来事を追いながらたどります。
    第2章「城をめぐる戦い」では、城が変わる大きな要因である、城を舞台にした戦いの歴史をたどり、戦いに備えて城がどう改良されていったかに迫ります。
    第3章の「城の構造と基礎知識」は、城を深く知る第一歩となる基本的な構造や専門用語を、図解を交えてていねいに解説していきます。
    第4章「戦う城の特徴」では、第1~3章の内容を踏まえたうえで訪れたい全国の19城を、ポイントとともに紹介します。

    本書の特徴
    (1)広島大学三浦研究室の協力を得て、安土城、名古屋城創建時、豊臣大阪城、江戸城天守の復元データを掲載
    (2)同、安土城の3D CGからその威容を目で確認できる
    (3)一般新書としては豊富なカラー写真+イラストで、城の機能や装備などが見てわかる
  • ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、近代ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。帝国・科学・資本を中心に未来への幻想が生まれる歴史を解く。文明は人類を幸福にしたのか? 世界的ベストセラーついに文庫化!

    ※本電子書籍は、「サピエンス全史 上・下」の合本版です。
  • 食べるカビやスマホのカビなど、実は個性豊かな面々を楽しく紹介!

    暗い、汚い、かび臭い――陰気なイメージのカビが、美食界では大ブーム! 
    レストランで著者が見たものとは…。
    ほかスマホや文化財に生えるカビなど、意外な一面に驚きつつ、かしこい付き合い方がわかる!
    本書は2020年に弊社より刊行された書籍の文庫化です。
    文庫化にあたり、カビをどう防ぐのかについての章を設け、実用的にも充実した内容となりました。

    (章立て)第一章 食べるカビが大ブーム
    第二章 カビの正体
    第三章 思わぬところに生えるカビ
    第四章 冷蔵庫・エアコン・洗濯機──家電のカビの今昔
    第五章 カビ対策 一に乾燥、二に乾燥
    第六章 石灰岩帯と山火事の後
    第七章 カビは体にどのくらい悪いのか
    第八章 ヒトとカビの闘い
  • 歩兵の道を切り拓く重火器の秘密に迫る

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    知られざる「重火器の秘密」を科学で解き明かす。

    【陸上自衛隊の武器補給処技術課研究班に勤務した、武器のスペシャリストが
    狙撃の基本を1冊にまとめました!】

    陸戦の原則に「砲兵が耕し、歩兵が占領する」という言葉があるように、
    戦場は火砲が制します。

    現代の陸戦では死傷者の4分の3は砲爆弾によって生じており、
    重火器を使った戦闘に勝利できれば、小火器を使う戦闘を行う前に、
    勝敗はほぼ決しているといっても過言ではありません。

    そこで本書では、砲兵が取り扱う重火器を中心に、歩兵がもち歩く火砲、
    さらには地雷や手榴弾についても科学的な視点から解説していきます。

    【この本の内容(一部)】
    ●砲熕とはなにか?
    ●バズーカとはなにか?
    ●速射砲、機関砲
    ●高射砲と高射機関砲
    ●砲弾とはなにか?
    ●徹甲弾と弾底信管
    ●装弾筒付徹甲弾
    ●ベースブリード弾と噴進弾
    ●砲身の材料
    ●砲身の構造
    ●敵の位置を標定する
    ●信管の選択
    ●逆探知と反撃
    ●効力射と陣地変換
    ●砲撃の効果と防護
    ●工兵隊とはなにか?
    ●地雷原を構成する
    ●導火線と導爆線
    ●連隊火力
    ●攻撃手榴弾と破片手榴弾
    ●爆薬は水に濡れても爆発する
  • 知られざる海中の守護神の秘密

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    海中に潜んで敵を討つ戦術の秘密に迫る

    【潜水艦「せとしお」の元艦長が、本当の潜水艦の戦い方を1冊にまとめました!】

     国土を海に囲まれている日本は、輸出入の99.7%を船に頼っており、海を自由に利用できるか否かは国の存立にかかわります。

     日本が海を自由に利用することを邪魔しようとしたり、日本への侵略を企てるものによる海の利用を拒否する役割を果たすのが潜水艦です。

     潜水艦を運用する国はアジアでも増えてきています。

     また、アメリカやロシア、中国などは核弾頭を装備した弾道ミサイルを搭載する原子力潜水艦を保有し、核抑止力の重要な柱としています。

     本書では、国防に欠かせない潜水艦の戦い方を、潜水艦「せとしお」の元艦長が解説していきます。

    【この本の内容(一部)】

    ●日本初の潜水艦は?
    ●世界初の原子力潜水艦とは?
    ●スノーケルとは?
    ●沈座とホバリングとは?
    ●なぜ、潜水艦は音を嫌うのか?
    ●どうやって魚雷を艦内に入れるのか?
    ●襲撃の手順は?
    ●潜望鏡襲撃と聴音襲撃の違いは?
    ●魚雷の射法とは?
    ●哨戒機との虚々実々の駆け引きとは?
    ●沈んだ潜水艦から乗員を助けるには?

    【「はじめに」より】

     日本の「そうりゅう」型潜水艦が、オーストラリアに輸出されるかもしれないというニュースは、皆さんの記憶に新しいことと思います。この件に関する日本とオーストラリアとの交渉は今も続いていますが、お陰で潜水艦、特に通常型潜水艦が脚光を浴びることとなりました。この背景には、オーストラリアだけでなくアジアの国々における潜水艦部隊の創設や近代化、あるいは増強が活発に行われているという情勢があります。
  • 使うのは中学数学だけ! 確率の知識はほとんど使わない。微分積分もシグマも全く使わず、予備知識がない状態から「検定」や「区間推定」という統計学の最重要のゴールに最短時間で到達できる、画期的な一冊。基本を押さえながらも、株取引のリスクとリターン、選挙の出口調査までが体系的に理解できる。
  • 楽器や音楽を楽しみながら深く知る!

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    本書は、合理的な「楽器の分類法」に従って、いわゆるクラシック音楽で使われる楽器をはじめ、それ以外の楽器もいくつか取り上げて、それらの楽器がどのようなしくみで音を発するようになっているのかを図解で説明します。
    巻末には、楽器と音に関するQ&Aや用語集もあり、これ1冊でいろいろな楽器のしくみや特徴が理解できます。
  • 海の王者の秘密を大公開!

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    艦隊は、「空母」(航空母艦)を軸に、イージス艦、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦などで構成され、空母は、艦隊の中心です。本書では最新の現役空母を中心に、仕組み、発艦&着艦(デッキオペレーション)、装備、作戦行動、艦載機、世界の空母を徹底解説します。
  • 毎月の天文現象を最新データで紹介

    ■特集:12P/ポン・ブルックス周期彗星
    1812年の発見以来、7回の出現記録が残る周期71年のポン・プルックス彗星は、アンドロメダ銀河の近くを通過し見応えのある光景となりました。
    その後順調に増光し見ごろをむかえた12P/ポン・ブルックス周期彗星は、4月初旬にアウトバーストをしたと見られ、3等級に増光し、彗星の姿にも大きな変化が見られました。そこで3月後半から4月にかけて撮影された彗星の姿を紹介します。

    ■2024年4月8日の皆既日食
    2024年4月8日に、メキシコ、アメリカ、カナダを横断して見られた皆既日食。日本からも大勢の日食ファンが皆既日食をを求めて、これらの地域へ遠征されました。6月号では、メキシコ・トレオン、アメリカ・テキサス州ダラスでの皆既日食の様子、天体写真家の沼澤茂美さんのアメリカ・テキサス州ウェーコでとらえた皆既日食の様子を紹介します。

    ■リモート天文台のススメ                                                                          すばらしい星空のもとで天体写真を撮りたい! という想いをこれまで実現する唯一の手段は遠征撮影だったが、近年、天体写真ファンの間でリモート天文台への関心が高まっている。機材の稼働率が上がり、天体写真が俄然楽しくなるという。今回は和歌山県すさみ町にある、アイデアと工夫が詰まって“なんちゃってリモート天文台”を紹介します。

    ■海外レンタル望遠鏡による リモート撮影
    レンタル式のリモート天文台にオンライン接続で撮像、という撮影方法をよく聞くようになりました。そこで、海外レンタル望遠鏡によるリモート撮影どんなものなのか、どうすれば申し込めるのか、どんなことができるのか、費用はどれくらいかかるのかなど、疑問と不安に答えます。
  • 著名な科学実験やベストセラーの間違いを紹介しながら、科学における不正・怠慢・バイアス・誇張が生じるしくみを多数の実例とともに解説。単なる科学批判ではなく、科学の原則に沿って軌道修正することを提唱する。既存の本で知ったウンチクを得意げに語る人に読ませたい、真実の書。
  • 世界はこんなにもラテン語であふれている!!

    X(旧Twitter)で人気の「ラテン語さん」初著書。

    世界史、政治、宗教、科学、現代、日本……。
    あらゆる方面に思いがけずひそんでいるラテン語の数々。
    ラテン語は死語ではなく、知への扉だ!!

    ヤマザキマリさん推薦&巻末特別対談!!
    「ラテン語は、まさに時空を駆け抜け続ける言葉。そこにいるあなたも、無意識にラテン語を使っているのをご存知ですか? 時空を超えて生き続けるラテン語の魅力と発見が炸裂する一冊」

    よく耳にするあの企業の名前から、
    有名な歴史上のあの人物の名言まで。
    語学、ラテン語の知識ゼロから読めるラテン語雑学本。

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、近代ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか? 帝国・科学・資本を中心に未来への幻想が生まれる歴史を解く。文明は人類を幸福にしたのか? ついに文庫化!
  • ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界的ベストセラーついに文庫化!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    データ分析のための手法は、統計学の考え方に基づいています。だから、本格的なデータ分析に取り組むためには、統計学の知識と考え方を身に着けることが不可欠。にも関わらず、既存の統計学の本は「数学的な記述ばかりの難解な専門書」もしくは「広く浅くの超入門書」ばかりで、「データ分析の前提となる統計学」を本格的に学ぶには厳しい状況だと言わざるを得ません。対して本書は、データ分析には必須な仮説検定から統計モデリング、さらに因果推論、ベイズ統計、機械学習、数理モデルまで幅広いトピックを網羅的に扱っています。

    記述については最大限にわかりやすく、数学的な説明をできるだけ減らし、図を多用することで、数学に自信のない読者の方でも読み通せるように工夫しました。統計学に苦手意識・不安のある方、文系の方やこれからデータサイエンスを本格的に始めてみたい方、生物学・医学・心理学などの研究分野でデータ分析が必須の学生の方など、統計学をきちんと学びたい全ての方に向けた一冊です。
  • 【内容紹介】
    本書は日本統計学会による統計検定「データサイエンス基礎」の公認テキストです。

    急速に進展したデジタル社会では、規模の大小に係わらず多種多様なデータを処理し、目的に応じた問題解決的思考に基づくデータアナリティクス能力が要求されます。

    「統計検定」では問題解決に資する統計思考力と活用力を評価する各級として確立してきました。この試験ではCBT方式である機能を活かし、具体的なデータセットをコンピュータ上に提示して、分析目的に応じて、解析手法を選択し、表計算ソフトExcelによるデータの前処理から解析の実践、出力から必要な情報を適切に読み取り、当初の問題の解決のための解釈を行う一連の能力を「データサイエンス基礎」として評価・認証します。
    この試験は、データサイエンスとその応用分野の専門家が活用力を重視した問題を開発し、生徒・学生・社会人を問わず、AI・デジタル社会の共通スキルである「データサイエンス基礎」力を評価し、認証するための検定試験となっています。

    本書はこの「データサイエンス基礎」の出題範囲に対応したテキストです。統計のテキストとしての内容以外にも、問題に使用するデータセットがダウンロードでき、Excelでの処理の仕方や、その手順を動画で確認できるQRコードなど、試験での解答能力とともに実践できるデータアナリティクス能力が身につく内容になっています。

    【目次】
    PART 1 データサイエンスの基本

    第1章 データの構造化とデータマネジメント
    1 データアナリティクスと問題解決
    2 構造化データと非構造化データ
    3 データマネジメント

    PART 2 質的データのアナリティクス

    第2章 重点志向とパレート分析
    1 パレート分析の手順とパレート表
    2 層別パレート分析
    3 問題の解答と演習問題

    第3章 データ項目間の関連性とクロス集計分析
    1 クロス集計表(同時分布・周辺分布・条件付き分布)
    2 2 つのデータ項目の間の関連性の強さを測る:連関係数とχ2 検定
    3 問題の解答と演習問題

    PART 3 量的データのアナリティクス

    第4章 分析構造の把握と基本統計量
    1 分布の把握
    2 基本統計量
    3 グラフと統計量
    4 代表的な変数変換
    5 問題の解答と演習問題

    第5章 相関・予測と回帰分析
    1 相関分析
    2 回帰分析
    3 問題の解答と演習問題

    PART 4 確率・確率分布・推測のアナリティクス

    第6章 確率に基づく判断
    1 二項分布を用いた分析
    2 正規分布を用いた分析
    3 いろいろな確率分布を用いた分析
    4 クロス集計表と条件付き確率/ベイズの定理を用いた分析
    5 問題の解答と演習問題

    第7章 統計的な推測
    1 推定に伴う誤差
    2 区間推定
    3 仮説検定の考え方
    4 仮説検定
    5 問題の解答と演習問題

    PART 5 時系列・テキスト・乱数データのアナリティクス

    第8章 時系列データの分析
    1 指数・増減率・成長率
    2 問題の解答と演習問題
    3 移動平均・季節調整・寄与度分解
    4 問題の解答と演習問題

    第9章 テキストデータの分析
    1 文書データの処理
    2 文書データの統計処理
    3 問題の解答と演習問題

    第10章 シミュレーションと乱数
    1 シミュレーション
    2 代表的なシミュレーション
    3 問題の解答と演習問題

    PART 6 実践模擬問題

    第11章 模擬問題と解答
  • 日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。なぜヒトはことばを持つのか? 子どもはいかにしてことばを覚えるのか? 巨大システムの言語の起源とは?ヒトとAIや動物の違いは? 言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。
  • メタバース AI 不死・医療 ジェンダー 地震 感染症 気候変動……この1冊で、未来の全てがわかる!イーロン・マスクのバイアスにとらわれない思考を支える『銀河ヒッチハイクガイド』、最新の話題作『三体』など、古典から現代までベスト53冊を厳選した初のビジネスパーソン向け入門書。
  • 「パワハラとは何か? どうしたら防げるのか?」―― 実は、多くの人がわかっていない。著者は、パワハラ測定の尺度を開発し、誰が行為者になり、どのような性格特性の上司がパワハラしやすいかを10年以上にわたり研究。科学的データを基に、対策を実施してきた。「仲がよければいい」「関わらなければいい」など、多くの人がやってしまっている誤った対応を明らかにし、本当に防ぐにはどうすればいいのかに迫る。
  • 教育現場ではこれまでのイメージから、間違った学習観が広まっている。その弊害をなくすために、認知科学の視点から「学び」の実態を科学的に明らかにする。
  • 科学(science)──それはもともと「知ること」を意味する。哲学や宗教を包含した知的営みであった中世以前の科学は、やがてルネサンスの訪れを機に次第にその姿を変えていく。啓蒙主義、フランス革命、産業革命、そして世界大戦といった政治的・文化的出来事の影響を受けた科学は、社会的位置をたえず変化させながら「制度化」の道をたどってきたのだ。複雑にからみあうさまざまな社会的要素を解きほぐし、約400年にわたる西洋科学の変遷を明快にまとめた定評ある入門書。図版多数。
  • 技の原理をサイエンス!

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    さまざまな格闘技で繰り出す技は、力学や解剖学の観点から見ると大変合理的で、いわゆる「力技」とは一線を画します。本書では、さまざまな格闘技の技を科学的に分析し、その威力の秘密に迫ります。

    空手の「突き」とボクシングの「ストレート」の違い、わかりますか?

    【スポーツ・バイオメカニクスの第一人者、吉福康郎氏が、さまざまな「格闘技の技」を科学的に分析して、1冊の本にまとめました!】

    「空手の突きとボクシングのストレートの違いは?」
    「空手の前蹴りとムエタイの前蹴りの違いは?」
    「なぜ体の小さな柔道選手が大きな相手を投げ飛ばせるの?」

    こんな疑問をもったことはありませんか? 本書では、さまざまな格闘技の技を分析し、その威力の秘密に迫ります。

    【この本の内容(一部)】
    ●拳が速いほどパンチの衝撃力は増えるの?
    ●ストレート・前蹴り・フックに比べて回し蹴りがよけにくいのはなぜ?
    ●頭突きの威力はどのようなもの?
    ●パンチが当たる瞬間、拳を固く握りしめる意味はなに?
    ●グローブ使用でも安全とはいえないって本当?
    ●レスリング出身の選手は、アッパーなど突き上げるパンチが強い?
    ●回し蹴りは「足が胸から生えているつもりで蹴る」と聞いたがどういう意味?
    ●伝統空手の前蹴りとムエタイの前蹴りはどう違うの?
    ●首相撲からひざ蹴りへの攻撃に対処する方法はあるの?
    ●打撃技につかみを入れると有利になる?
    ●腕ひしぎ十字固めは、一度極まるとなぜ逃げられないの?
    ●柔道の技に対抗するにはどうしたらよい?
    ●握力の強い相手に手首を握られたとき力に頼らずに抜く方法はない?
    ●強力な素手の突きをどうやって防げばいい?
  • 賢く戦うための根本原理

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    塹壕戦を打開するために生まれたのが戦車であり、その運用方法が「機動の理論」です。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて「機動の理論」の本質を解説します。

    第一次世界大戦では、連合軍もドイツ軍も正面突撃に固執して膨大な死傷者を出し、塹壕戦が長期に及びました。これを打開するために生まれたのが戦車であり、その運用方法が「機動の理論」です。機動の理論は英陸軍将校J.F.C.フラーが生み出し、第二次世界大戦のドイツ軍、ソ連軍が確立し、イスラエル軍、米陸軍、米海兵隊が発展させ、現代に受け継がれています。本書では、陸上自衛隊で第71戦車連隊長、陸将補を務めた著者が、豊富な図版やイラスト、写真を用いて「機動の理論」の本質を解説します。
  • 空を制する者が戦場を制す。

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
    航空機をもち、航空作戦を行うのは空軍だけではありません。陸軍も海軍も航空機をもっています。作戦上、当然のことです。軍隊をどのような組織にするにせよ、現代戦に航空戦力は不可欠なものです。その航空戦力というものの概要をこの本から学んでください。
    【この本の内容(一部)】
    ●高いところから敵を見たい
    ●戦略攻撃の考え方自体は古代からあるが
    ●日本を屈服させたのは海上封鎖
    ●まず空で勝利しなければならない
    ●「対ゲリラ戦機」になってしまった戦略爆撃機
    ●なぜ今も爆撃機は存在するのか?
    ●防空識別圏を飛ぶのは勝手だが
    ●すべての航空機の飛行は普通、事前にわかっている
    ●離陸した直後の戦闘機は敵の位置がわからない
    ●空対空ミサイルは最大射程では命中しない
    ●現代の空中戦は組織的戦闘
    ●レーダーに映らなければ赤外線探知する
    ●現代戦では本当に機関砲の出番はないか?
    ●帰ってきた味方を誤射しないように注意
    ●さまざまな任務の航空機から編成される攻撃部隊
    ●低空を飛べば燃費は悪くなる
    ●空飛ぶ砲兵として
    ●敵の補給を叩け、部隊を分断しろ
    ●水平線の向こうの見えない敵艦を叩く
    ●今でも対地攻撃兵装には残っている
    ●滑走路の修理を妨害するため時限信管を使う
    ●地下30mまで侵徹するバンカーバスター
    ●まずはレーダーサイトや対空ミサイルをつぶせ
    ●戦闘機が地上目標を狙うための装置
    ●電子優勢を獲得せよ
    ●雑音を出す、偽の通信を送る
    ●小部隊に対する補給にも大型機が必要
    ●速度か、短距離離着陸能力か
    ●敵の支配地域に飛び込む
    ●1秒でも早く、集中的に
    ●地上スレスレで落とす
    ●地面を舐めるように飛ぶ
    ●戦闘機で直接護衛はしてやれない
    ●「この海域にいる潜水艦はすべて敵とみなして……」
  • 徹底取材で迫る潜水艦の世界。

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    【米海軍、海上自衛隊を徹底取材! ベールに包まれた潜水艦の世界に迫る】
    【世界各国の陸海空軍を取材するフォトジャーナリストの第一人者・柿谷哲也氏が、潜水艦の最新事情を1冊にまとめました!】
    電波が届かない海中で活動する潜水艦は究極のステルス兵器で、「海の忍者」ともいわれます。世界の海軍は高性能な潜水艦を、のどから手が出るほど欲しがりますが、潜水艦の建造には高度な技術が必要なので、自前で調達できる国は限られています。本書では、その限られた国の1つである米国や日本の潜水艦事情を、米海軍や海上自衛隊を長年取材して得られた貴重な写真とともに解説していきます。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    検索エンジンの予測変換機能やネットショップのリコメンド機能など、ビジネスに多用されている注目の学問「ベイズ統計学」入門の決定版。「確率」どころか「ルート」などの中学数学を忘れても理解できるよう徹底的にやさしく解説。IT業界の人や統計学に興味がある人はもちろん、すべてのビジネスパーソン必見の一冊。
  • 脳は多数の神経細胞の集合で、その機能は複雑な神経回路網によって担われ、最高度の情報処理システムとして働いている。ここに情報の基本原理の発現を見た著者は、神経回路網理論の法則化を目指し、そのことこそが、脳の働きを解明するために本質的に意義のある有効なアプローチであると考えた。こうして「数理脳科学」は誕生した。今日のAIの隆盛を導き、同時に脳科学研究の核心的理論を生み出した理工学者による記念碑的著作。
  • 1,320(税込)
    著者:
    三谷曜子
    著者:
    鈴木一平
    著者:
    南幅俊輔
    レーベル: ――

    貝を叩いたり、お腹の上でごはんを食べる姿がかわいいと評判のラッコ。そんなラッコのすべてがわかる一冊。ラッコは現在、日本国内で3頭のみ。飼育下のラッコが減っていく中、近年、北海道東部の霧多布岬では野性ラッコのファミリーの姿が目撃され、ラッコファンがこぞって訪れています。本書ではそんな「ラッコ」の魅力と秘密を可愛らしいたくさんの写真と図版で解説します。

    【本書の内容】

    ラッコの世界へようこそ
    ラッコの故郷

    図解 ラッコのすべて
    図解1 系統と進化 ラッコは独特の進化をとげて海に進出
    図解2 海棲哺乳類の分類  海の仲間の特徴
    図解3 生息地と環境  北太平洋沿岸に生息
    図解4 形態と機能  海棲哺乳類としては最小
    図解5 習性と行動 ラッコ特有の行動様式
    図解6 フィーディング 海女さんのような採餌行動
    図解7 ブリーディング シングルマザーの子育て
    図解8 社会性と一生 単独行動でも交流を図れる
    図解9 脅威と保全 乱獲により絶滅危惧種に
    図解10 日本のラッコ史 ブームからの現在

    ラッコに会える水族館
    鳥羽水族館(三重県)
    「メイ」と「キラ」徹底解説
    ラッコのプール
    飼育スタッフの一日
    鳥羽水族館の仲間たち
    鳥羽水族館とラッコの歴史
    鳥羽水族館で生まれた「メイ」
    誕生からの成長ストーリー

    マリンワールド海の中道(福岡県)
    「リロ」徹底解説
    マリンワールドのラッコエピソード
    ラッコのプール
    ラッコの一日
    マリンワールドの仲間たち
    マリンワールド海の中道とラッコの歴史
    リロとマナの思い出 出会いと別れのストーリー
    人工哺育で育ったマナちゃん

    日本の野生ラッコ「霧多布岬」(北海道)
    野生ラッコを見守る「NPO法人 エトピリカ基金」
    ラッコたちの未来 三谷 曜子 鈴木一平
    日本で初めてのラッコ飼育 伊豆・三津シーパラダイス(静岡県)
  • 小惑星リュウグウに着陸し,試料の入ったカプセルを地球にもたらした探査機「はやぶさ2」.リュウグウの石は,実に様々なことを語ってくれる.この小惑星と太陽系の歴史.海や生命の材料は地球の外にありえたのか.採取装置の開発を担当し,持ち帰られた試料の初期分析を統括した著者が,リュウグウ試料分析の成果を語る.
  • 劉慈欣のSF大作『三体』に登場し、一躍知られるようになった天体物理学の難問「三体問題」。ピタゴラス、ニュートン、ポアンカレ……名だたる科学者たちを悩ませ魅了してきた宇宙の謎と、その解明を目指した人類の歩みの全貌を描いた科学ノンフィクション。
  • 1万4千の島々が連なる日本列島は、ユーラシア大陸の東縁でその土台ができ、やがて分離。3万8千年前に人類が上陸し、歴史を紡いできた。変化に富んだ気候が豊かな資源を生み、国土を潤す。本書は、時空を超えて島国の成り立ちと形を一望し、水、火、塩、森、鉄、黄金が織りなした日本列島史を読み直す。天災から命を守り、資源を活かす暮らしとは。地学教育の第一人者が、列島で生きる醍醐味をやさしく解説する。
  • 最も身近な昆虫であるアリを約80種、話題の外来アリを含めて掲載。小さくてなかなか観察できないアリでも、迫力ある生態写真と識別点を明示した標本写真で見分けられる。一覧形式で見やすい検索表のほか、第2版では季節や環境、生態を考慮したアリの探し方や、機材選びから解説する本格的なアリの撮影法を新たに収録。
  • ビル・ゲイツ絶賛の世界的権威が語る、テクノロジーの歴史と未来。報道や広告ではわからない事実(ファクト)を明らかに。過去の「イノベーションの失敗」から教訓を得る、世界水準の教養!

    世界的権威が語る
    テクノロジーの歴史と未来
    過去の「失敗」から得られる教訓とは?
    いま、本当に必要なビジョンとは?――

    AI バイオ 超高速輸送 クリーンエネルギー etc.
    報道や宣伝ではわからない事実(ファクト)を明らかに!
    ・「発明(インベンション)」イコール「イノベーション」ではない
    ・イーロン・マスクの不都合な真実
    ・原子力は「成功した失敗」だった
    ・脱炭素化を急いではいけない
    ・「指数関数的成長」は誤解されている
    ・現代文明をつくった空前絶後の10年間 ……


    ●ビル・ゲイツ大絶賛!「2023年冬・おすすめの3冊」に選出
    「私がもっているシュミルの本はみんな、読んでいるあいだに書きとめたメモでいっぱいだ。『Invention and Innovation』も例外ではない」(Gates Notes)


    ●原題
    Invention and Innovation: A Brief History of Hype and Failure(2023年刊)
  • 新自由主義の浸透によって格差や貧困,環境破壊が拡大し,人間の生きる場が崩されている.あらゆる決定を市場と為政者に委ねてよいのか.いまこそ人びとの共同意思決定のもと財政を有効に機能させ,危機を克服しなければならない.日本の経済と民主主義のありようを根源から問い直し,人間らしく生きられる社会を構想する.
  • DNAには不思議な魅力がある。大ヒット映画『ジュラシック・パーク』では、琥珀の中に遺されたDNAから、恐竜を現代に蘇らせた。それは絵空事とは言い切れない。マンモスなど絶滅動物の復活をめざす取り組みは今なお続けられている。古代DNAの研究を進展させた新技術はどのようなものか。生命を操作することに重大なリスクはないのか――。科学者たちが織りなしたドラマとともに、起伏に富んだ研究史をたどる。
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    現代数学の二本柱「集合と位相」が楽しくわかる!

    自然数と有理数の「無限の濃度」が同じ!?
    実数の無限より大きな無限は存在するのか?

    自然数、有理数、代数的無理数、超越数、そして実数へ。
    カントール、ヒルベルト、ベルンシュタイン、デデキント……。そうそうたる数学者たちは「数」をどのように考え、そして「無限」をどのようにして数えたのか。
    数えられる無限とは? 実数の無限基数「アレフ」とは? 数の近傍ε(イプシロン)って? コンパクトとはなにか?
    重要なキーワードと楽しい解説をもとに、「現代数学の景色」を一望しましょう。

    <本書まえがきより抜粋>
    世に数学嫌いの人は多いとか……。
    しかし、嫌いというのは数学に関心のある証拠かもしれません。じつは分かるものなら数学を楽しんでみたい。もしかしたら数学の素顔は案外素敵かもしれない。
    本書はそんな人のために、現代数学の二つの分野、「集合と位相」を解説した本です。
    集合と位相、言葉からしてなんとなく現代数学の柱のようで(事実これは現代数学の大きな柱の2本です)、抽象的でかっこいいという感じもするし、いかにも数学! という雰囲気もある。
    たしかに集合と位相は現代数学の根底を形づくるもっとも重要な概念です。これらは20 世紀になって初めてきちんと確立されたものですが、数千年の歴史を持つすべての数学を展開する場を提供しています。
    子供たちが算数の中で初めて出会う、もっとも素朴な「数を数える」という行為の中にさえ、集合の考え方が潜んでいるのです。
    本書はそんな集合と位相を、数式をなるべく少なくして(数学の宿命でどうしても最小限の記号は使わなければなりませんが)、その意味するところをイメージとしてつかんでもらうための解説書として書かれました。
    現在進行形で数学を学んでいる人にはひと味違った解説として、これから数学を学ぶ人には一種の旅行案内として、すでに数学を学んでしまった人には、自分の学んできたことを振り返り、さらに数学とつき合っていくための手引書として活用していただけることと思います。
  • おかえりなさい、くられ先生! マッドサイエンティスト再び!!

    おかえりなさい、くられ先生! 新たな仲間とともにマッドサイエンティスト大活躍!!
    佐山最終決戦の陰のヒーロー、くられ先生。ある理由でホームレス生活を送るが、腐っても天才のマッドサイエンティスト。彼のそんな長閑な生活が続くはずもなく、再び刺激的な世界に巻き込まれる!!
    野生食ハンター、スリルを楽しむ科学者、怪しげな武器屋…新たな奇人変人たちとともに未知の冒険に挑む!!
  • 人気ナンバー1 定番SQL入門書の最新改訂版

    シリーズ累計90万部突破の大人気入門書の改訂版!
    どこでも試せて繰り返し練習できるから
    初心者でもSQLがグングン身に付く!

    初心者でもすぐにSQLを習得できる秘密は、3つのコンセプトにあり!

    【1】シンプルだけれど奥深いSQLが楽しく「わかる」

    学習中浮かび上がる読者の疑問をスルーせず、しっかり答えを出して次のテーマに進みます。
    このスッキリ流解説によって、副問い合わせや結合、正規化といった初心者がつまずきやすい分野も楽しくマスターできます。

    【2】つまずくことなく、今すぐに、何度でも「試せる」

    従来、SQLの学習環境を整えるためには、面倒な準備が必要でした。
    本書では、PCやスマートフォンのブラウザがあれば今すぐにSQLを実行できるクラウドサービス「dokoQL」を用意し、最初から学習に専念できるようになっています。

    【3】自信がつくまで繰り返し「練習できる」

    SQLをマスターするには、たくさん書き、たくさん実行し、SQL文と実行結果の因果関係を繰り返し体感することが、遠回りのように見えて一番の近道です。
    本書に収録した膨大な特訓ドリルを活用すれば、着実に理解を深めることができます。

    第4版では、最新DBMS製品に対応したほか、新付録として「SQLによるデータ分析入門」を追加しました。
    RDBやSQLが、近年注目を集めるデータ活用とAIの世界にも繋がっていることを実感できます。

    ※dokoQLは新刊購入者用特典です。利用の前にインプレスのWebサイトで「dokoQLご利用上の注意」をご確認ください。
  • 地球は、活動し、生きている惑星である。地球を構成するさまざまな物質は、そのかたちを変えながら、長い時間をかけて循環している。それにともなう多様な物質の多様な反応もじつは、熱い物質からは揮発性物質が放出され、冷たい物質には揮発性物質が入り込むという、非常にシンプルな原理で理解することができる。マントルの対流、大陸地殻の成長と循環、二酸化炭素の循環は、揮発性物質の出入りによって、さまざまな物質に変化しながらおこなわれていることがわかる。そして、それらの循環、揮発性物質の出入りは、地球が熱機関であることによって駆動されている。地球の成り立ちそして進化を、俯瞰した目で眺め、解説した地球科学の新しい入門書。

    主な内容
    プロローグ
    第1章 太陽系の元素と揮発性物質
    第2章 太陽系惑星と原始の地球
    第3章 地球の物質循環
    第4章 ゆっくり変化した地球
    第5章 物質循環の中の生命の誕生
    第6章 二酸化炭素と大陸地殻
    第7章 粘土:冷たい環境でできた物質
    第8章 親銅元素とウランの循環
    第9章 熱機関である地球
    エピローグ
  • 人間のフリをするためのテクニック?!

    人外視点で「人間のフリ」をするテクニックを
    わかりやすい図解&解説でまとめた同人誌。
     
    ・感情を攻略の3ステップ!
    ・同調圧力の傾向と対策!!
    ・あいこに持ち込む会話術?! ...etc
     
    人間社会に紛れ込むための実践的な一冊!
     
     
    ※本著は「人外」の方々向けのノウハウをまとめたものであり、
    人間の方にとっては極端な表現がございますのでご注意ください。
  • あなたは自分の人生を
    占いに委ねるのか。
    それとも科学に託すのか――。

    超人気サイエンスライター渾身の一作!

    あなたは自分の人生を
    占いに委ねるのか。
    それとも科学に託すのか――。

    超人気サイエンスライター渾身の一作!

    ビル・ゲイツ、ラリー・ペイジ、
    レイモンド・チャンドラー、サルバドール・ダリ…etc.
    成功を手にした人が無意識にやっている思考法!

    人生という“運ゲー”を
    攻略する方法

    世の中には
    「どうにもならない運」
    であふれています。

    例えば。
    「あなたの収入の半分は生まれた国で決まる」
    「あなたの収入と満足度はルックスに影響される」
    「あなたの名前が人生の成功に影響する」
    …etc.

    残念なことにこれらはすべて
    科学によってすでに
    証明されています。

    このほかにも、
    人生の成功を左右する“運”は
    山のように存在し、
    すべてを数えだしたらきりがありません。

    やはり人生は“運ゲー”だと
    言えるでしょう。

    ですが、あきらめるのは早計です。

    近年では“運”を科学の
    視点から見た研究が進み、
    良い偶然を引き寄せる方法が
    わかってきました。

    プリンストン高等研究所、
    ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、
    ハートフォードシャー大学…etc.

    世界の一流機関のチームが
    「運をつかむ方法」の科学的な
    調査に取り組み、
    成果を上げはじめています。

    本書は最新の“運”研究から
    得られた知見をもとに、
    運をつかむために必要な
    スキルを伸ばす方法を、
    実践的に解説。

    これを読めば、
    あなたは確実にレベルアップし、
    人生という“運ゲー”の
    攻略も容易になるでしょう。
  • 現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」最新刊!
  • NHK「笑わない数学」待望の書籍化! 数学ファン必携の1冊!

    番組内容の焼き直しではなく、番組に盛り込めなかった数々のエピソードや驚きの数学理論を可能な限り盛り込んだ1冊。
    番組で取り上げた内容も書籍用に表現を改め、構成を再構築するなど、書籍ならではの楽しさと工夫を散りばめました。
    全ページフルカラーにすることで、紙面を見やすく構成し、視聴者から好評を博した番組オリジナルCGを多数収録しました。
    数学ファンだけでなく、「数学に興味を抱く小中高生」、「数学に挫折した経験のある方」など幅広い方に数学を楽しんでいただける数”楽”入門書です。
    天才数学者たちを苦しめてきた数々の難問、そして美しくも不思議な知の世界を、どうぞお楽しみください。


    番組「笑わない数学」とは…
    レギュラー番組としてNHK総合テレビで2022年7月~9月(シーズン1)に放送。
    パンサー尾形貴弘が難解な数学の世界を大真面目に解説する異色の知的エンターテイメント番組として、数学ファンのみならず、小学生やその親御さん、中高生、そしてバリバリの現役世代から一線を退いた高齢の方と幅広い人々に受け入れられた人気番組。
    優れたテレビ番組であるという評価を受け、ギャラクシー賞テレビ部門の2022年9月度月間賞を受賞。
  • 京大・人気講義の実況中継!

    地震、火山など災害から身を守るには?地球や生命、宇宙の起源に迫る「私たちとは何か」?実用的知識と、本質的な問いを一挙に学ぶ。カラー口絵とともに理解のツボが一目でわかる図版資料満載。
  • 「なぜ?」がわかるから楽しい定番入門書

    シリーズ累計90万部突破の大人気入門書の改訂版!
    コツ・しくみ・落とし穴をしっかり押さえるから
    初心者でもすぐにプログラミングを習得できる!

    初心者でもすぐに身に付く秘密は、3つのコンセプトにあり!

    【1】手軽にPythonをはじめられる

    すぐに最初の一歩を踏み出せるよう、スマホやPCのWebブラウザでプログラミングができる「dokopy(ドコパイ)」※を用意しました。
    また、陥りがちなトラブルには、巻末の「エラー解決・虎の巻」で対策できます。

    【2】「なぜ」「どうして」が必ずわかる

    学習中浮かび上がる「なぜ?」「どうして?」をスルーせずに、しっかり答えを出して次のテーマに進む、シリーズ共通のスッキリ流解説によって、一歩一歩着実に理解を深めて短期間で知識を習得できます。

    【3】今後に活かせる「基礎」を学べる

    本書では初心者が利用する機会が少ない文法と、必ず覚えておきたい文法を切り分けて紹介。
    未経験者が基礎をしっかりと身に付けるとともに、機械学習やWebアプリケーション開発といった専門分野へつながる知識を習得することができます。

    第2版では、令和の学習体験により適した、シンプルでスッキリとした紙面デザインへ全面的にリニューアルし、読みやすさ、使い勝手の向上を図っています。
    さらに、実践的なコーディング力を鍛える「ゲーム開発の総合演習」を追加。

    本書を通じてプログラミングの楽しさを学び、新しい未来への道を拓いてみませんか。

    ※dokopyは新刊購入者用特典です。利用の前にインプレスのWebサイトで「dokopyご利用上の注意」をご確認ください。
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    キーワードは”疲れない”! 通勤・通学・買い物を「自転車」にかえるだけでいいんです!
    もちろん軽快車(ママチャリ)や電動アシスト付き自転車でも、体は変わります!

    中年期から始まる筋力低下。そしてメタボリックシンドロームに起因する「糖尿病」「肥満」「循環器系のトラブル」……。
    体質を改善しながら、筋力を鍛えるための最高のアイテム「自転車」。
    その乗り方のコツや体への影響を、運動生理学の専門家が、さまざまなデータとともにより運動効果を高めるための自転車の乗り方のコツ、そして体質を改善するための自転車活用の目安をレクチャーします。

    ウォーキングやランニング、筋トレなど、さまざまな健康法が提唱されています。そのなかにあって、なぜ「自転車」なのか?
    そのヒミツは、自転車の構造と体の使い方、そして道路事情にあります。

    ★信号待ちでとまる:無意識のうちに運動に緩急をつける「インターバルトレーニング」が行えています。
    ★交差点でとまる:交差点は中央部が高くなっています。そのためスタートで自然に脚に負荷がかかります。
    ★ツラくないから続く:被験者のフィードバックでは、ジムなどのエアロバイクよりも、野外を走る自転車は、同じ運動量であっても爽快感を感じており、運動を長く持続できます。

    自転車に乗るまえに、必読の書です!


    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    40億年にわたる生命の進化史を綴る全3巻にわたる好調企画の三冊目、新生代編です。白亜紀末の大量絶滅により恐竜がいなくなった後に繁栄した哺乳類の多様化と進化を中心に、さまざまな分類群の特徴的な種を取り上げながら、豊富な化石写真と復元画とともに解説していきます。
    本書では、三つの時代を、哺乳類をはじめとした様々なグループ、約100種の生き物を紹介しながら概観していきます。
    第1章は、古第三紀、恐竜絶滅後の世界です。恐竜の生き残りである鳥類、急速にニッチを獲得し多様化した哺乳類の時代です。第2章は新第三紀、現在の哺乳類の祖先となる動物たちが現れ繁栄した時代です。人類の祖先が登場したのもこの頃です。第3章は、第四紀、氷河時代です。氷河時代から現在までつながる時代区分のなかで、気候変動による生物の進化と絶滅を見ていきます。

    目次
    第1章 始まりの時代 古第三紀
    第2章 冷えていく時代 新第三紀
    第3章 氷河とともにある時代 第四紀


    著者紹介
    土屋 健
    オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)、『恋する化石 「男」と「女」の古生物学』(ブックマン社)など多数。



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  • 医学は、人体の構造・機能の美しさを明らかにし、病気の成り立ちを理解し、多くの病気にひそむ謎を解いていくことで、膨大な数の治療手段を生み出してきた。

    はるか昔、呪術やまじないと一体化していた「病気を治す」という営みは、先人たちが一歩ずつ知見を積み重ねていくなかで、古代ギリシャの「医学の父」ヒポクラテスによってサイエンスしての歩みを始める。

    医学は、サイエンスであるからこそ、体に起きた病気をサイエンスの言葉で説明し、その治療手段もまた、サイエンスによって生み出すことができる。

    また、人体は本当によくできている。

    だがこれらの現象は、自然界で普遍的に起こりうる化学反応の連鎖によるものだ。超自然的な力を信じたくなるほどよくできたしくみが、実は化学や物理の法則によって説明できる。

    本書は、外科医けいゆうとして、ブログ累計1000万PV超、twitter(外科医けいゆう)フォロワー10万人超のフォロワーを持つ著者が、医学5000年の歴史、人が病気になるしくみ、人体の驚異のメカニズム、薬やワクチンの発見をめぐるエピソード、人類を脅かす病との戦い、古代から凄まじい進歩を遂げた手術の歴史などを紹介する。

    あなたの体の謎に迫る、知的興奮の書!!
  • 「身近で起こる化学物質による事故」「悲惨な四大公害病」「資源の枯渇と地球環境問題」――知れば知るほど怖くなる「元素」のはなし。

    知れば知るほど怖くなる「元素」のはなし。――すべては「元素」で始まり、世界は「ヒト」が終わらせるのか!? 本書では、“元素”という視点から「身の周りにあふれる、危険な化学物質」「日本史上、悲惨な四大公害病」「核戦争への脅威」「技術革新による資源の枯渇と地球環境問題」などを取り上げています。身近で起こる化学物質の事故から、人々を魅了した悪魔の物質、地球の資源・環境問題まで幅広くご紹介し、現代社会を生きる人々へ向けて、警鐘を鳴らす一冊です。 ◇本書のおもな内容:ヒンデンブルク号炎上事件が水素を恐怖の代名詞にした!/目に見えず、臭いもなく忍び寄る一酸化炭素中毒の恐怖/悲痛の代名詞「イタイ、イタイ!」という叫びから名づけられた公害病/ニュートンがもっとも精力を傾けたのは錬金術の研究だった/地球環境問題の「窒素汚染」とは何か?/最先端機器に必要な「産業のビタミン」レアメタルで中国が世界制覇 など……。
  • 士郎正宗×六道神士の最新電脳アクション 第25巻!

    士郎正宗×六道神士の最新電脳アクション 第25巻!
    圧倒的な力で世界征服を推し進めるウザル。ネネとクラリオンは人類とウザル自身を「救う」決意を固める。たくさんの仲間たちに助けられ、ついに「紅殻」が発進! あの美少女アイドルリポーターの名前も明らかに!?
  • 爆笑と恐怖が交互に襲い来る強烈な歴史書

    梅毒には水銀風呂! 夜泣きする子にはアヘン! 水難事故にはタバコ浣腸! かつて人類の常識だった残念すぎる医療の全てがここに。

    〈最終的には次の簡単な問いを自問するといいだろう。その治療法には、信頼できるエビデンスがあると思うか? 副作用が出ても構わないか? それから忘れてはならない問いがもう一つ──治療費にいくらまで払えるか?
     実のところ、この本は何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史を、簡潔にまとめたものだ。言うまでもなく、「最悪の治療法」は今後も生み出されるだろう。〉(「はじめに」より)

    ※この電子書籍は2019年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • つい最近まで、動物には複雑な思考はないとされ、研究もほとんどされてこなかった。ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。例えば、小鳥のシジュウカラは仲間にウソをついてエサを得るそうだ。ほかにも、サバンナモンキーは、見つけた天敵によって異なる鳴き声を発して警告を促すという。動物たちは何を考え、どんなおしゃべりをしているのか? シジュウカラの言葉を解明した気鋭の研究者・鈴木俊貴と、ゴリラになりたくて群れの中で過ごした霊長類学者にして京大前総長の山極寿一が、最新の知見をこれでもかと語り合う。話はヒトの言葉の起源、ヒトという生物の特徴、そして現代社会批評へと及ぶ。そして、その果てに見えた、ヒトの言語にしかない特徴は?

    ■内容紹介■
    Part1 おしゃべりな動物たち
    動物たちも会話する/ミツバチの「言葉」/動物の言葉の研究は難しい/言葉は環境への適応によって生まれた/シジュウカラの言葉の起源とは?/文法も適応によって生まれたetc.

    Part2 動物たちの心
    音楽、ダンス、言葉/シジュウカラの言葉にも文法があった/ルー大柴がヒントになった/とどめの一押し「マージ」/言葉の進化と文化/共感するイヌ/動物の意識/シジュウカラになりたい/人と話すミツオシエetc.

    Part3 言葉から見える、ヒトという動物
    アイコン、インデックス、シンボル/言葉を話すための条件/動物も数が分かる?/動物たちの文化/多産化と言葉の進化/人間の言葉も育児からはじまった?/音楽と踊りの同時進化/俳句と音楽的な言葉/意味の発生/霊長類のケンカの流儀/文脈を読むということetc.

    Part4 暴走する言葉、置いてきぼりの身体
    鳥とヒトとの共通点/鳥とたもとを分かったヒト/文字からこぼれ落ちるもの/ヒトの脳は縮んでいる/動物はストーリーを持たない/Twitterが炎上する理由/言葉では表現できないこと/バーチャルがリアルを侵す/新たな社交/人間とはどういう動物なのか?etc.

    ■著者略歴■
    山極寿一(やまぎわじゅいち)
    1952年生まれ。霊長類学者。
    総合地球環境学研究所所長。京大前総長。ゴリラ研究の世界的権威。著書に『家族進化論』(東京大学出版会)、『暴力はどこからきたか(NHKブックス)、『ゴリラからの警告』(毎日新聞出版)、『京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ』(朝日選書)など。

    鈴木俊貴(すずきとしたか)
    1983年生まれ。動物言語学者。
    東京大学先端科学技術研究センター准教授。シジュウカラ科に属する鳥類の行動研究を専門とし、特に鳴き声の意味や文法構造の解明を目指している。2022年8月、国際学会で「動物言語学」の創設を提唱した。本書が初の著書となる。
  • 人間以外の生物は、老いずに死ぬ。
    ヒトだけが獲得した「長い老後」には重要な意味があったーー。
    生物学で捉えると、「老い」の常識が覆る!


    【ベストセラー『生物はなぜ死ぬのか』著者による待望の最新作!】

    ・産卵直後に死ぬサケ、老いずに死ぬゾウ、死ぬまで子が産めるチンパンジー
    ・ヒトは人生の40%が「老後」
    ・長寿遺伝子の進化
    ・寿命延長に影響した「おばあちゃん仮説」と「おじいちゃん仮説」
    ・老化するヒトが選択されて生き延びた理由
    ・ミツバチとシロアリに学ぶ「シニアの役割」
    ・昆虫化するヒト
    ・不老長寿の最新科学
    ・85歳を超えたら到達できる「老年的超越」というご褒美
    ・老化はどうやって引き起こされるのか
    ・生物学者が提言する「最高の老後の迎え方」とは ……ほか

    「老いの意味」を知ることは「生きる意味」を知ることだった。

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