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『歴史、沖田正午(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~20件目/全20件

  • シリーズ2冊
    781913(税込)
    著者:
    沖田正午
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    出羽国松越藩の外様大名・伊丹阿波守長盛が、継嗣のないまま急逝した。このままでは御家は無嗣子改易の憂き目に遭う。
    長盛の「深川黒江町に跡継ぎが…」といういまわの際の言葉に、江戸家老高川監物たちは必死の探索を続ける。そしてようやく探し当てた男は、なんと二百人の配下を持つ博徒の親分だった!
    文字通り裸一貫のどん底から這いあがったこの破天荒な男・鶴松は、外様とはいえ一万石の大名の家督を継ぐことに迷いもあった。
    家中の説得に半ば腰掛けのつもりで引き受けたが、藩経営の様々な課題に、気風と度胸とほとばしる才覚で果敢に立ち向かってゆく。
    〈書下し任侠大名一代記〉
  • かの水戸の黄門様の曾孫で隠居の梅白は供侍二人を従え江戸の町で“事件”を探していて、大道いかさま将棋を懲らしめる娘将棋指し「お香」と出会う。一方、とある藩と藩の賭け将棋に巻き込まれた骨董商の主は、お香の強さに店の窮地を救ってくれと頼む。梅白とお香が考えた、愚かな藩主らを諌める、必勝の一手とは?
  • 変人ばかりの人情長屋。
    筆頭は元旗本の息子で、弁天小僧命の傾奇者!

    上方大家の口癖が通り名のお人好し連中が住む長屋。女物の長襦袢と派手な小袖、娘島田姿で肩には木刀……。菊之助、女形姿で人助け!

    「えらいこっちゃで…菊之助はん!」と大家の高太郎が叫ぶ。ここは上方出の先代大家の口癖から「けったい長屋」と呼ばれる。お人好しで風変わりな連中が住むが、その筆頭が菊之助だ。元名門旗本の息子だが、弁天小僧に憧れる傾奇者で勘当の身。女物の長襦袢に派手な小袖を着て伝法な啖呵で無頼を気取るが困った人を見ると放っておけない。そんな菊之助に頼み事が……。

    困ってる人を放ってはおけぬ! 新シリーズ第1弾!
  • シリーズ10冊
    649759(税込)
    著者:
    沖田正午
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    じゃじゃ馬、鶴姫が巻き起こす珍騒動に、
    まわりは振り回されっぱなし。
    まったくもう!
    大爆笑時代コメディ!!

    「芋侍のにいちゃん、可愛いねえちゃん半刻ほど貸せよ」
    武州槻山藩主から休みをもらって江戸に出た小坂亀治郎は、
    道を尋ねてごろつきに囲まれた。
    怪しい侍から助けてやったお鶴ちゃんが、
    なぜか旅の道連れになってしまい、吉原遊びを断念したばかりだった。
    武州訛りで風采の上がらぬ亀治郎と、
    お鶴ちゃんこと御三卿清水家の鶴姫の、
    心がほっこり爆笑珍道中の始まり始まり。
    書下しシリーズ第一弾!
  • 気風と人情の新内流し、巨万の家を受け継いで、悪を地獄に送る大芝居

    心中母子を助けた新内流し。
    三味線の声なき声に導かれ、弱き人の怨みを晴らすため、
    欲に塗れる悪徳大名を潰す、金に糸目はつけぬ大仕掛け。

    新内流しの弁天太夫と相方の松千代は、母子心中に出くわし二人を助ける。母親は理由を語らないが、身の振り方を考える太夫。一方太夫に、実家である江戸の様々な大店を傘下に持つ総元締め「萬店屋」を継げとの話が舞い込む。超富豪になった太夫が母子の事情を調べると、ある大名のとんでもない企みが……。悪徳大名を陥れる、金に糸目をつけない大芝居の開幕!
  • 妻殺しの濡れ衣を着せられ、国を出奔した泉州岸山田藩勘定方・竹中信兵衛。真の下手人である城代家老の甥・富樫与三郎を討ち取り、追っ手から逃れるように江戸に流れて来た信兵衛が辿り着いたのは、奇しくも与三郎の落とし胤・竹太郎を預かる浅草の米問屋『佐野屋』だった。あるじの幸左衛門の厚意のもと、三津五郎と名を変え士分を捨てた信兵衛は、商人として生きようと模索をはじめる。だが、その矢先『佐野屋』を凶事が襲った。三津五郎の留守中に夜盗が佐野屋に押し込み、あるじ親子・奉公人たちの命と金を奪ったのだ。残されたのは竹太郎と妹の伊予の幼子ふたり。兄妹の仇を討つべく下手人の探索に挑む三津五郎だが、事件は町方同心も手に負えぬ混迷を深めて…。
  • シリーズ3冊
    550(税込)
    著者:
    沖田正午
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「そうだよ、あっしが喋ってるんですぜ」。
    目の前の犬に言われて白九郎は驚いた。
    傍目にはどこにでもいる雑種なのに、白九郎にだけは鳴き声が言葉となって伝わってくる! しかも、自分の名前まで知っていた。
    仔細を聞くうちに、牙黒と名付けた黒い歯の犬こそ天の賜物と思った白九郎は、賭場荒らしで食いつなぐ日々から一念発起。
    牙黒のため、体を張って非道の旗本をとっちめることに!
    人間の言葉を解する犬と、
    旗本家を勘当された若侍が二人三脚ならぬ、一人一犬五脚で、
    お江戸の騒動をおさめるユーモア時代小説第一弾!
  • シリーズ4冊
    550(税込)
    著者:
    沖田正午
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    時は天保の末期。浅草駒形町の大工『峰庄』の棟梁松五郎は、一年半ほど前に先妻を不慮の事故で亡くし、年老いた両親と七人の子どもの面倒をみるため後妻を娶ることにした。
    しかし、こんな大家族のもとに来てくれる嫁はなかなかいない。
    六人目の見合い相手は二十二歳のお多江という可愛い娘――本作の主人公である。
    もちろん、先妻のわる餓鬼どもが起こす事件によって、
    ハチャメチャな人生を歩む破目になるのであるが。

    「姫様お忍び事件帖」の作者が送る、大家族時代劇コメディここに開幕!
  • シリーズ2冊
    550(税込)
    著者:
    沖田正午
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    オモテの顔は北町奉行所の定町廻り同心。
    実は、十日で一割の利息を取る御法度の金貸し。
    そんな金志郎がカネと人情で事件を解決する異色の捕り物帖。
    父が殉職して金志郎には、借金が残された。父親が高利貸しから借りた三十両だ。
    取り立てにやって来た男は金志郎がかつて助けた男。
    そこで金志郎はこの男と手を組んで香典を元手に金貸しとなって三十両を返そうと、闇の金貸しの元締めの元に乗り込む。
    三十両は返せるのか?
    父を殺した下手人は?
  • 十年前、九代将軍徳川家重の御側御用取次役・田ノ倉恒行の謀略によって、丹波から陸奥の僻地へ国替えを命ぜられた井川但馬守友介。老中首座をも目前にする田ノ倉の権勢を貶めるべく、その機会を虎視眈々と狙う井川友介は藩主の座を甥の友永に譲り、朧月寒山と名を変えて市井に下っていた。寒山が目をつけたのは、田ノ倉と商家との賄賂の流れ。無限新影流の遣い手・花村右京ノ介ら四人の側衆とともに商家の裏を探る寒山だが、町家のなかにも金に目のくらんだ悪党どもが蠢いていることを知り……。世間知らずのご隠居大名が、剣客・お庭番・御典医・くの一を引き連れ、世直し始末に挑む!書下ろし長編時代小説。
  • シリーズ5冊
    692(税込)
    著者:
    沖田正午
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    数え二つの甥っ子背負い、
    討つは憎き母の仇

    藩の剣術指南役を決す御前試合で、
    運良く勝ちを拾った幻気真鋭流の達者秋葉竜之介。
    が、幸せも束の間、妹が何者かに斬り殺されたうえ、
    下手人と疑われた義弟までも逐電してしまう。
    妹の仇と義弟を捜すべく、
    残された数え二つの甥っ子鉄太郎を背負い、
    竜之介は江戸へ向かう…。
    用心棒で糊口を凌ぎながら、
    機を待つ竜之介の眼前に現れたのは!?
    書下しシリーズ第一弾!
  • 江戸広しといえども、これ程の女はおるまい。
    北町奉行が唸る「才女」

    旗本の娘音乃は夫も驚く、機知にも優れた剣の達人。
    知り合いの娘の「相対死」に、凄腕同心の夫とともに、下手人を追うとき突然……。

    巽真之介は北町奉行所きっての凄腕同心で「閻魔の使い」とも呼ばれていた。その鮮やかな十手捌きと悪人に対するのとは全く違う江戸町民への優しい眼差しに、旗本の娘音乃が惚れる。女だてらに剣術や柔術にも秀でた男勝りの娘だったが、結婚してからは内助の功を尽くしていた。ところが知り合いの娘の不審死に、夫と下手人探しに奔走、音乃の機知が冴えるが……!?
  • 未解決事件を趣味で探索! 貴十郎が難事件の裏に迫る!

    南町奉行所で書物整理を担当する物書き同心・大貫貴十郎は、風采の上がらなさから”寝ぼけ提灯”とあだ名される始末。だがこの男、未解決の事件を探索することを趣味とし、密かに難事件を追っていた……!
  • 北町奉行曲淵景漸の密命を受け、再興なった内藤新宿の宿場に潜入した隠密同心・神代京之介。いまや彼の身分は、奉行所を罷免され、妻をも離縁した孤独な浪人だった。だが、その真の使命は宿場の利権抗争にまつわる殺害事件の解明と、抗争を裏で操る黒幕を暴くこと。「隠密」からさらに闇に潜む「影」となって探索に乗り出す京之介だったが、錯綜する事件の裏には、五年前に起こった庄屋一家皆殺しと、ある大物の幕閣と譜代大名家の確執が潜んでいた……。
  • 余命一年の戯作者、命がけの執筆旅!

    自らも癌を患い、闘病の末に克服した作家・沖田正午にしか書き得なかった、
    葛藤と決意が胸を打つ傑作時代小説!

    人気にかげりが見えてきた戯作者・浮世月南風は、ある日、名医・杉田玄白から突如「もってあと一年の命」と宣告される。
    肝の臓に、悪性の腫瘍が出来ているというのだ。
    このまま朽ちるのを待つかと自暴自棄になるが、昔から世話になっていた版元の一声により奮い立ち、一世一代の傑作を執筆することを決意する。
    そこで浮かんだのは、かつて愛し、しかし去っていった女が残した一言だった。
    「あなたには『****』が足りないの――」
    自分に足りない物とは、果たしてなんだったのか。
    その言葉を聞き直すため、そして愛しい女に再び出会うため、南風は命がけの旅に出る――!
  • シリーズ3冊
    557596(税込)

    江戸は天保年間、八歳の少年武吉は兄・幸次郎の影響で一端の壺振りとなっていた。だが悪童たちとの賭博遊びが露見し、川越の呉服問屋・庄田屋へ奉公に出されてしまう。一方川越では博徒組織・竜神組による庄田屋乗っ取り計画が進んでいた。主家の危機を救うため、勝負の場で武吉が壺を振る――丁半博奕の天才少年武吉の活躍を描く痛快時代小説。
  • 化粧をすると五歳は年上に見える売れない芸者梅吉は、折鶴を作り、飼い猫の相手をして暇潰しをする日々。だが、ある日上がったお座敷で、姉芸者が三人の無頼客に襲われ重傷を負った。幇間の竹ノ輔、船頭の松五郎とともに犯人捜しを始めた矢先、その男たちが仏姿で見つかって……。花街・柳橋の三人組が、江戸の巨悪に立ち向かう痛快時代小説。
  • 老中職を辞し、今では隠居している元川越藩主の秋元凉朝(すけとも)は、政敵田沼意次を引きずり落とし、賄(まいない)が横行する世の中を正そうと、機を窺う毎日を過ごしている。そんなある日、贔屓にしている辰巳芸者から、深川で川並鳶(とび)をしている弟が行方知れずになっていると相談を受けた。材木問屋も腐敗しているのか?凉朝の世話をする御侠(おきゃん)なお香奈と、元剣術指南役の楠木又兵衛を引き連れ、世直しする!
  • 藩の未曾有の危機に、元遊び人藩主がとった起死回生の秘策とは?

    藩主自ら野良着となって五千の藩民の先頭に立ち、常識破りの危機突破策!
    形振り構わぬ鳥山藩への幕府の魔手を打ち砕けるか。
    生き延びるため侍の殻を打ち破れ! 新シリーズ第一弾!

    父親の跡を継いで突然藩主になった小久保忠介。藩の財政危機を乗り越えようと領民や藩士のみならず、自らも野良着になって国元で働き始める。一息ついたのも束の間、野分に襲われ未曾有の窮地に。藩を救うためならばと下級藩士・皆野千九郎を抜擢して形振り構わぬ起死回生の一手を打つ。江戸藩邸に提灯をぶら下げたまではよかったが、幕府の陰謀で藩改易の危機に……。
  • シリーズ4冊
    770(税込)

    藩主の遺恨を晴らすために江戸に出てきて、隠れ蓑に「陰聞き屋」なる悩み相談を始めた十兵衛と、居酒屋を始めた手下たち。ひょんなことから、仇(かたき)の屋敷に出入りすることに。植木屋の手伝いと称して青大将を駆逐してほしいというのだ。他の陰聞きもするうちに、今度は仇のための刺客や用心棒まで頼まれることに。陰聞き屋大繁盛の十兵衛たちだが、意趣返しの結末やいかに!?
    凄腕十兵衛と心優しい仲間のユーモアあふれる新シリーズ第2弾!

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