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『歴史、牧秀彦(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全97件

  • 0(税込) 2024/5/12(日)23:59まで
    漫画:
    里見桂
    原案:
    牧秀彦
    レーベル: ――
    出版社: 電書バト

    塩谷隼人
    摂津尼崎藩江戸上屋敷で二十年あまり家老職を務め、知勇兼備で江戸中にその名は鳴り響いていた。また、藩随一の剣豪で、流派は古流剣術のひとつ中條流。
    六十歳を期に隠居願いを出したが、藩乗っ取りを画策している者がいるとの理由で却下されてしまう。
    藩と民を救うため、己の命を懸け奔走する隼人の前に立ちふさがる敵とは!?
  • 血に染まる菊人形は、心中を装った殺人!
    下手人の思惑とは?

    隠密同心の和田壮平と八森十蔵が下手人二人を捕縛。
    男女を殺めた裏に隠された謎とからくりは何なのか?
    悪事は暴かれるのか?

    北町の爺様こと、八森十蔵と和田壮平は、物売りに扮して江戸市中を探索中、流行りの菊人形に隠された二体の亡骸を発見する。下手人を二人拘束したものの、だんまりを決め込まれては、背後に潜む黒幕を炙り出すことは難しい。そんな折、十蔵は因縁の相手、越前屋茂兵衛を追い、木場の貯木場で勝負を挑む。十蔵と茂兵衛⋯⋯二人のあいだに何があったのか?
    八森十蔵と和田壮平、第4弾!
  • 将軍家斉と若様が対決!
    大人気シリーズ第4弾

    番外同心「若様」の出自を見抜いた将軍家斉は奇妙な勝負を挑んだ!

    真に若様が徳川重好の子であれば、家斉の従弟となる。
    若様は、未だ分別のない菊千代を導くため、負けて離されるわけにはいかない!

    番外同心の若様が御三卿清水家で菊千代に拳法を指南していると将軍家斉が屋敷を訪れた。松平定信が柔術の稽古を付けている時間なのに、誰とも知れぬ若者が菊千代の相手をしているのを見て怒り、身柄を拘束させた若様を直々に取り調べる。家斉の尋問に若様は真摯に答え、菊千代を甘やかしてはならないと訴える。死を恐れぬ態度に感じ入った家斉は若様に勝負を持ちかけた。
  • 斬るのだ北町奉行を!

    中野播磨守の言霊が、隠密同心壮平を操り…。
    将軍家斉の側近中の側近、中野が和田壮平を刺客に仕立てんと企む。長年の相棒八森十蔵は果たして友の身と奉行の命を譲りうるか!

    北町の爺様のひとり、和田壮平の尋常ならざる振る舞いは、一夜で鎮まりはしなかった。壮平の変貌を伝え聞いた相棒の八森十蔵は北町奉行所へ走り、奉行の永田備後守に、こうまで様子がおかしい理由が他に思い当たらぬとして、壮平が奉行を狙っていると伝えた。永田は即座に中野播磨守の差し金と見抜き人質をとられたに違いないと察して…。友と奉行を護るべく十蔵は…。

    北町の爺様ふたりの友情…新シリーズ第3弾
  • 若様に来るべき時が来た!
    南町の名奉行根岸鎮衛が若き日に玄界灘の島で受けた数奇な体験!
    シリーズ第3弾!

    元老中で御三卿絶やす徳川家の出の松平定信は、御三卿清水徳川家の三代目当主菊千代の拳法指南役に番外同心の「若様」を推挙。

    「若様」ら三人の番外同心が九州への遠国の旅から江戸に戻ってきた。南町の名奉行、根岸鎮衛が五十年前に玄界灘の荒海を越えて辿り着いた孤島で受けた彫物について調べたことを報告するためだ。彫物は背負いし者が生まれながらに持てる力を、よりよき形で顕現せしめる祝福の文様――とか。報告を心待ちにしているはずの奉行は、実はさる所に閉じ込められて……。
  • 兜跋組副長の松平清之介はひとり組を脱けて悄然と佇む大川端で、大身の侍から声をかけられた。御側御用取次に出世した旧友の上岡真太郎であった。上岡の許に身をあずけた清之介に、ある日、驚愕の真実と密命が告げられた。一方、兜跋組の頭・竜崎沙王には老中水野忠邦から清之介を討ってほしいとの依頼が・・・…。
  • 御上の裁けぬ悪党の始末を金で請け負う「兜跋組」の四天王は、訳あって単身、江戸四宿のそれぞれに向かった。折しも四宿は前後して、大塩平八郎と名乗る四人の頭目と軍団に占拠されていた。兜跋組持国天の加藤大吾、増長天の神谷宗光、多聞天の須崎重蔵、広目天の松平清之介は悪党どもといかにして闘うか?
  • 悪党狩りを生業とする浪人集団・兜跋組の四天王を前に、元同心の塙金市郎は、頭目・竜崎沙王と妹・藤華について驚くべき過去を語り出した。弘前藩士を父にもつ深川の置屋の娘・藤華は、潰れた店の借金五十両返済のため十八歳で吉原に身を売った。気風と心意気で吉原一の花魁・藤紫となって名声を得ていたが……。
  • 徳川将軍家に連なる名門旗本の次男・松平清之介は武士の一分に懸けて「兜跋組」の頭目・竜崎沙王に単身、闘いを挑んだ。兜跋組とは、法では裁けぬ江戸の悪を賞金と引き換えに仕置する浪人集団である。清之介が一足一刀の間合いに入った刹那、沙王はさりげなく告げた。「このまま死なすにゃ惜しい。俺の組に入れ」
  • どえらい大物が浮上!
    幕閣の誰も手が出せぬ中野播麿守なかのはりまのかみの黒い企み。

    目付遠山景晋とおやまかげくにの失脚を策し息子金四郎きんしろうに刀を抜かせよ。悪しき策謀を阻止せんと、八森十蔵やもりじじゆうぞうと和田壮平わだそうへいは……。
    更に二人を待つ未曾有みぞうの謎。

    小納戸頭取こなんどとうどりの中野播麿守清茂なかのはりまのかみきよしげは当年四十七。当代の将軍である徳川家斉いえなりの側近中の側近である。家斉には清芝の他に二人、格別に目を掛ける寵臣が存在した。水野出羽守忠成みずのでわのかみただあきらと林出羽守忠英ただふさだ。当年五十の忠英は若年寄、清茂と同じ年の忠英は御側御用取次を務めている。病身の小知恵伊豆の後釜は二人の出羽守のどちらかに違いないと、商人たちは盛んに言っているとか……。
  • 悪党どもに「北町の虎」と恐れられた廻方同心の嵐田左門は還暦で引退したが、北町奉行遠山景元の推挙で六十二歳にして現役に復帰した。復帰早々、奉行の遠山から密命が下された。奉行所の権威を損ねる悪徳与力を内々になんとかしてほしいというのだ。一方、蛮社の獄で永牢中の蘭学者・高野長英から左門に内密の依頼が寄せられた。仏と謳われる豪商の裏を暴いてほしいという。
  • 武士を侮る所存かっ!

    森田屋の三津五郎に、徒目付が刀の柄に手を人気役者と作者に殺害予告。
    いったい誰が? なぜ?
    「若様」ら番外同心の探索に浮かび上がってきた、思いもかけぬ脅迫者の遺恨

    子をなさぬまま没したはずの御三郷清水家の初代重好に男子が誕生したが秘かに寺に預けられ拳法を学んで成長した。この事実を“心眼”で知った北町名奉行根岸肥前守は、表向きは出自も定かでなく「若様」と呼ばれて慕われる若者を“番外同心”として手の内に。折しも森田屋の人気役者三津五郎と作者への殺害予告探索の命を受けた番外同心。浮かんできた意外な事実とは──。
  • 廻方同心「北町の虎」こと嵐田左門は引退後もますます元気。法で裁けぬ悪を退治せんと「裏十手」を振るうが、目付の鳥居耀蔵に睨まれ小人目付衆との死闘で絶体絶命の危機に。左門の危機に、岡っ引きの鉄平、御様御用首斬り役・山田家の若き夫婦剣客、算盤侍の同心・半井半平の四人は……。一方、蛮社の獄で永牢中の大物蘭学者・高野長英から左門に内密の依頼が舞い込んだ。
  • 悪党どもに「北町の虎」と恐れられた廻方同心の嵐田左門は還暦を機に息子に家督を譲った。だが息子は同心株を売って謎の出奔。やむなく左門は昨日までの己の屋敷の離れに間借りする羽目に。同心株を買い戻すべく左門は、町奉行所では手に余る事件に始末を付ける仕事で報酬を得ることにした。老いても衰えぬ剣技と知恵で、混迷する天保の世に立ち向かう。
  • 嵐田左門、六十二歳。「北町の虎」と謳われた辣腕同心だったが隠居して息子の角馬に家督を譲った直後、角馬は同心株を売り払って出奔し行方知れず。この半年、韮山代官の江川英龍に頼まれ、心形刀流、起倒流の剣客として武州・甲州の悪党退治の旅を続けてきた。折しも韮山代官から、角馬が大塩平八郎の残党とともに武器弾薬を船に積んで江戸に密かに向かったという書状が……。
  • 八森十蔵と和田壮平、白髪頭二人の隠し技は、早手錠と寸鉄と七変化。

    定廻同心は三十から四十歳。
    五十でようやく臨時廻。
    その上の隠密廻同心は、六十を過ぎねば務まらない。
    これぞ時代推理捕物帳!

    隠密廻同心は町奉行から直に指示を受ける。将軍にとっての御庭番のような御役目だ。隠密廻は廻方で定廻と臨時廻を勤め上げ、年季が入った後に任される御役である。定廻は三十から四十、五十でようやく臨時廻、その上の隠密廻は六十を過ぎねば務まらない。北町奉行所の八森十蔵と和田壮平の二人は共に白髪頭の老練な腕っこき。早手錠と寸鉄と七変化を武器に事件の謎を解く。

    老練の二人が事件を謎解く新シリーズ第1弾!
  • 名奉行の根岸肥前守と出自不詳の拳法同心は江戸の悪を許さない!

    旅の若き僧が大川端で倒れ、経文と拳法の他は記憶喪失。
    それがなぜ名奉行の下に?
    御三卿清水家に秘められた開かずの間の謎とは?

    名奉行根岸肥前守の下、名無しの凄腕拳法番外同心誕生の発端は、御三卿清水徳川家の開かずの間から始まった。そこから聞こえる物の怪の経文を耳にした菊千代(将軍家斉の七男)は、物の怪退治の侍多数を拳のみで倒す手練の技に魅了され教えを乞うた。願いを知った松平定信は、『耳嚢』なる著作で物の怪にも詳しい名奉行の根岸に、その手練との仲介を頼むと約した。
  • 737(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    宿敵との最後の決戦!
    そして愛妻にある変化が――。
    好評の時代剣戟シリーズ、堂々完結!

    無実の罪で囚われた名与力・仁杉五郎左衛門が獄中で非業の死を遂げた。
    仲間から経緯を聞いた笠井半蔵だったが、謹慎中のため身動きが取れない。
    歯噛みする半蔵に、思わぬ人から救いの手が差し伸べられ、真相を突き止めることを決心する。
    宿敵・三村兄弟との最後の決戦が間近に迫るなか、愛妻の佐和に変化が起きていた――。
    好評の人気剣戟シリーズ、堂々完結!
  • 737(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    巨悪が仕掛けた卑劣な罠!
    無実を証明するために奔走する半蔵。
    命を狙い、忍び寄る影が――。

    南町奉行所は騒然としていた。
    年番方の名与力が目付・鳥居耀蔵によって突然投獄されたのだという。
    罪状は五年前の汚職だった。
    管理不行き届きの罪で奉行の座が危うい矢部定謙は呆然自失の態。
    与力を救うため無実の証拠を集めてほしいと笠井半蔵に懇願する。
    二人を助けたい一心で奔走する半蔵だったが、
    その影では忍びくずれの三人組の魔手が迫っていた――。
    時代剣戟シリーズ第九弾。
  • 将軍家斉から妙な下命
    不知火の百蔵を捕らえ、抜け荷の上前を幕府へ。

    評定所の父子鷹、結城家に、京の都の剣客姉弟が入った。
    品川沖台場の財源を得るべく結城家の一党は一路北へ!
    後見の元老中松平定信は?

    結城家に剣客姉弟参入! 重版の人気シリーズ第5弾!

    将軍家斉から白河十一万石の松平定信に、奇妙な下命がなされた。抜け荷で巨大な財をなす「不知火の百蔵」を捕らえ、その財を没収し、品川沖の御台場建設の財源となせというのだ。定信によって白河の郷士から旗本に出世した結城家が、その任を受けた。半年前に京の都から剣客姉弟を迎えた結城家の一党は、不知火一味を求めて一路北へ。探索には評定所の川崎八郎も加わって……。
  • 737(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    怒りの真剣が唸る!
    敵は凄腕の忍び集団
    そして、極悪非道の剣客・三村右近

    笠井半蔵は、南町奉行から影御用を依頼される。
    奉行の後釜を狙う者から警固してほしいのだという。
    かつては敬愛していた奉行だったが、
    自分を裏切る行為をしていたことを知り距離を取っていた。
    半蔵は逡巡するが、ある条件と引き換えに依頼を引き受ける。
    一方、虎視眈々と奉行の座を狙う目付・鳥居耀蔵は腕利きの忍びくずれの一団を雇い、
    手練れの三村右近とともに半蔵に立ち向かわせる――!
    好評の時代剣戟シリーズ第八弾。
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    夫婦で訪れた八王子で事件勃発
    刺客から恩師を護れ!

    笠井半蔵は勘定奉行の密命を受け、愛妻の佐和を伴い旅に出た。
    目的地は十代の日々を過ごした第二の故郷・八王子。
    初めての二人旅で新婚気分を味わっていたが、
    恩師が浪人に襲撃される場面に遭遇。
    窮地を救った半蔵は、警固をすることに。
    病床に臥せる恩師の命を刺客から護れるのか?
    一方、その陰で夫婦の仲を切り裂こうとする動きが――!? 
    好評の時代剣戟シリーズ第七弾。
  • 戦なき太平の世に潜む、武士道残酷ものがたり。
    抗う青年旗本の叫び!

    将軍家直属の家臣であるも貧窮を強いられる旗本。
    江戸の商業界に君臨する大坂屋茂十郎の野望のため、若き旗本に切腹の危機が!

    評定所を震撼させる一大事が出来。蔵前の札差衆の訴状は、旗本と御家人に数年先の扶持米まで担保にした借金を重ねられ、堪りかねて手を引きたいとのことだった。この事態を収めたのが、江戸の商業界に君臨する大坂屋茂十郎。大きな野望を抱く茂十郎は、貧窮にあえぐ青年旗本に目を付けた。茂十郎の誘いに乗った青年旗本の許されざる行動はやがて目付筋の監視を招き……。
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    愛妻・佐和と仲睦まじく、平和な日々を過ごす笠井半蔵。
    ある日、勘定奉行から大奥の御中臈の身辺警護を命ぜられた。
    意外な密命に戸惑いながらも任務を遂行する半蔵。
    佐和は夜遅く帰宅する半蔵から漂う女の匂いが気がかりで穏やかではいられず、夫婦仲に波風が立ち始める。
    ついには、夜のみならず昼も警固せよの命が下り……。
    半蔵を待ち受ける罠とは?
    時代剣戟の好評シリーズ第六弾。
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    前代未聞!
    同心が辻斬りまがい!?

    辻斬りまがいの所業を繰り返している同心がいる!?
    南町奉行所に投げ文が届いた。
    笠井半蔵は、旧知の与力から依頼を受け真相を探ることに。
    果たして、同心の目的とは?
    愛妻の制止を振り切り、事件に深入りする半蔵の前に強敵・三村兄弟が立ちはだかる――。
    一方、矢部定謙のもとには南町奉行の座を
    虎視眈々と狙う悪しき影が忍び寄っていた。
    時代剣戟の好評シリーズ第五弾。

    目次
    第一章 辻斬りは同心
    第二章 男たちの葛藤
    第三章 疑惑の名与力
    第四章 修羅場の予兆
    第五章 妖怪の仕掛け始め
    第六章 踊らされるは傀儡
    第七章 お内儀さまは強し
    第八章 惨劇、その果てに
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    愛妻に邪悪な影が!
    半蔵の剣が閃く!

    勘定奉行から密命を受け、
    武州へ旅立った笠井半蔵。
    甲州街道を荒らし回る悪党どもを
    人知れず成敗するための旅である。
    道中、甲府方面で暴れていた無頼一味が笹子峠に逃げ込んできたのを知った半蔵はこれを迎え撃つ。
    しかし思わぬ反撃を受け窮地に立たされることに。

    一方、江戸に残してきた愛妻・佐和にも邪悪な影が忍び寄っていた――!
    時代剣戟の好評シリーズ第四弾。
    (『算盤侍影御用 婿殿勝負』改題)

    <目次>
    第一章 半蔵独り旅
    第二章 意地焼く愛妻
    第三章 嵐の前触れ
    第四章 危機迫る夫婦
    第五章 九死に一生
    第六章 好敵手との一夜
    第七章 不器用なれど
    第八章 護るが使命
  • 評定所に吹き荒れる嵐。天領の代官への訴追に潜む狡猾な企みとは?

    新任の留役組頭が評定所を牛耳らんと古参組頭に罠!
    代官はなぜ年貢米よりも、養蚕を領民に勧めたのか?
    上州の農民が真実を明かす。

    任地の上州で代官の権限を私し、年貢米を差し置いて領民たちに増産させた絹織物の売り上げを献上させ、私腹を肥やした──。折しも新任の留役組頭の『策謀』に揺れる評定所に送られてきた代官は、新任組頭と苦闘中の古参組頭の『恩人』だった。『罠』だ。謹厳実直で名を馳せた『恩人』を救え……。元留役の結城峰太郎と次男坊の小次郎、目付・遠山景晋の息子金四郎は上州へ。
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    表の顔は勘定所勤め、
    裏の顔は影御用!

    夫婦仲が良好になり、
    苦手だった算盤(そろばん)の腕も上達。
    自信がなかった勘定所勤めにも
    張り合いが出る笠井半蔵だったが
    仕事が上達した真の理由は
    剣の技倆を見込まれ
    影御用を命じられていることにあった。

    南町奉行・矢部定謙の意を汲み
    事件解決にも勤しむ日々。
    そんな半蔵に南町奉行の失脚を狙う
    魔の手が迫っていた!

    好評の時代剣戟シリーズ第三弾。
    (『算盤侍影御用 婿殿修行』改題)
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    勘定所勤めながら不得手の算術に四苦八苦し、
    家付き嫁の佐和の尻に敷かれる辛い日々を送る笠井半蔵。
    登城中の勘定奉行を刺客の襲撃から救ったことで、幕閣の影の警固を命じられた。
    勘定所への出仕は猶予され、影の御用に励むよう勘定奉行より命が下されるが、
    家業をおろそかにすることに悩む半蔵だった。
    そんなとき、警護先の矢部貞謙が何者かに拉致されたのだ!
    好評シリーズ第二弾。
    (『算盤侍影御用 婿殿激走』改題)

    <目次>
    第一章 婿殿の憂鬱
    第二章 鍛えし気組み
    第三章 佞臣の素顔
    第四章 走れ半蔵
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    算術不得手の勘定方!?
    しかし剣術に覚えあり
    旗本八万騎一の美人を娶り、婿入りして勘定方の役務に邁進する笠井半蔵。
    実は算盤が大の苦手ときた。
    代々の家のお役目に誇りを持つ妻・佐和の
    尻に敷かれてはや十年、一向に算術の腕は上がらず
    宮仕えはつらい日々だった。
    ところがある日、登城中の勘定奉行が
    謎の刺客連中に襲われた窮地を、
    若き日に鍛えた天然理心流の剣の腕で救う。
    これをきっかけにして、半蔵にはある人物の陰の警固の命が下るのだった。
    時代剣戟シリーズ第一弾!
  • 公儀御用の材木を操り、大火の裏で北叟笑む、真の悪党を暴いて倒す。

    無実の侍に腹を切らせるな。真の咎人を逃してはならぬ。
    評定所(最高裁)留役衆は、火盗改、町奉行所を連携し、甘い汁を吸う大物を告発!

    江戸は年明け早々の大火。三度目の加役を担う火盗改の頭大林親中は単身、木場を探索中、材木問屋信濃屋の手代による無頼らに襲われた。折しも釣り帰りの元評定所留役・結城峰太郎と次男の小次郎が親中に助っ人。同じ頃、公儀の材木横流しの役人が目付筋に捕らえられ、評定所送りに。自らの咎を自訴したのは作事方の軽輩・村木良太。信濃屋の娘を嫁にしていたが……。
  • 白河十一万石の当主松平定信の跡継ぎである定永が、刺客たちの襲撃を受けた。
    弟が襲われた裏側に、幕府を滅ぼそうとする陰謀を感じた松平蒼二郎は、
    新たに仲間に加わった定信お抱えの忍びの者、百舌丸とともに、京の都へ向かう。
    今回の敵は……禁裏、公家である。
    闇仕置の仲間、辰や丈之介も後を追って京へ。
    そこでは最強の刺客との対決が待っていた。
    剣豪小説の傑作シリーズ、完結。(『松平蒼二郎無双剣 陰流・闇始末 宿命斬り』改題)
  • 大恩人である亡き田嶋源太夫の妻子を助けた松平蒼二郎は、京に旅立とうとしていた。
    実の父である松平定信との因縁を断ち切り、己を見つめ直すための旅である。
    しかしそこへ、白河十一万石の跡継ぎである、弟の定永が姿を現した。
    定永は半月前に賊に襲われ、何とか追い払いはしたが、宿直が二名斬られたという。
    その黒幕は禁裏すなわち朝廷であると、定永は語る……。
    大好評の剣豪小説、第二弾。
    (『松平蒼二郎無双剣 陰流・闇始末 流浪斬り』改題)
  • 大人気シリーズ堂々の完結! 日比野佐内 最後の闘いへ! ――日比野左内。子供たちに剣術を教えながら、父の敵討ちの相手である兄を探す日々。ついに現れた兄・博之進は無実を訴えるとともに、何者かに命を狙われている様子なのだ。兄を匿(かくま)いつつも真の敵との対決に挑む左内は、強大な相手の前に自分の剣を見失って――大人気シリーズ最終巻にして最高傑作。
  • 天下の法に横槍入れる徳川ゆかりの大身旗本。
    評定所の父子鷹が闘う。

    幕府の最高裁判所、評定所。
    鷹と謳われた父の後を継ぐ若き正義の士、結城新之助。
    将軍家斉にも恐れず盾つく旗本松平左京の悪を許さず。

    評定所は三奉行(町・勘定・寺社)がそれぞれ独自に裁断しえない案件を老中、大目付、目付と合議する幕府の最高裁判所。留役がその実務処理をした。結城新之助は、鷹と謳われた父の後を継いで留役となった。ある日、新之助に「貰い子殺し」に関する調べが下された。探っていくと五千石の大身旗本松平左京の影が浮かんできた。父、弟小次郎との父子鷹の探索が始まって……。

    忖度を排し法を護る! 新シリーズ第1弾
  • 曇天の下、奥州街道を白河へと下る旅姿の侍の名は、松平蒼二郎。
    陰流の遣い手である蒼二郎は、かつては実父である白河十一万石の当主松平定信に命じられ、悪人を密かに誅殺する闇仕置を行っていた。
    今はある壮絶な覚悟をもって、その地を目指している。蒼二郎が守らんとする母子は、本来、蒼二郎を仇と思うべき存在であった……。
    大好評の剣豪小説シリーズ、第二期の開幕!
    (『松平蒼二郎無双剣 陰流・闇始末 悪人斬り』改題)
  • 武骨で堅物の凄腕侍が藩主の特命で殴り込み。
    浜町様の存続危うし!

    じじ様をお諫めし、恥ずべき行いを改めさせよ──。
    浜町様の孫で藩主の斉護が、市井を楽しむ大殿と若侍に、柴幹之介を送り込んだが…。

    じじ様をお諫めし、恥ずべき行いを改めさせよ──。肥後熊本五十四万石の藩主・細川斉護は、武骨で堅物の剣客侍・柴幹之介に密命を下した。江戸下屋敷を占拠し隠居所となし「浜町様」として庶民の難事件の謎解きを楽しむ祖父で元藩主の斉茲を諫めよというのだ。このままでは、「浜町様」の存続が危うくなる。圧力を強める武骨侍の前に思わぬ出来事が……。
  • やはり、潮時なのかもしれぬな……。奥州白河藩主松平定信の隠し子にして、その密命で暗殺を行う刺客として生きてきた蒼二郎。しかし今は、辰次、澄江、丈之介ら仲間たちと共にする、市井の民のための闇仕置にこそ、真に一命を賭して戦う価値がある──そう思い始めていた。父と決別した蒼二郎であったが、新たな戦いが待ち受けていた。そして母の峰姫を惨殺した仇敵の正体とは……!?シリーズ第五弾。(『陰流・闇仕置 松平蒼二郎始末帳 怨讐狩り』改題)
  • とある密命のもと、巨悪を葬る人斬りを業(なりわい)とする松平蒼二郎。辰次、澄江、丈之介ら、一癖も二癖もある仲間と共に、人知れず悪を斬る。その存在を知る者は極めて少ない。だがその正体が、火付盗賊改方、荒尾但馬守成章に気づかれてしまう。成章としては、好き勝手に見える彼らの闇仕置を断じて容認するわけにはいかぬ。追いつめられた蒼二郎たちは……。剣豪小説、圧巻の第四弾!
  • 深川元町に居を構えてはや五ヶ月。生花の道で花月庵蒼生といえば江戸市中に知らぬ者はいないほど名が売れていた。界隈ではもっぱら「蒼さん」の通り名で呼ばれる浪人の本名が、松平蒼二郎であることを知るのは、ごく限られた世界──江戸の闇に生きる住人たちだけ。今回、その仲間の一人、医者・丈之介を通じ、深川の質屋を舞台とした凄惨な押し込み強盗と関わることとなり……。
  • 花月庵蒼生と名乗り生花の宗匠として深川に暮らすのは世を忍ぶ仮の姿。実は時の白河藩主松平定信の隠し子である松平蒼二郎は、徳川の天下に仇為す者どもを闇に葬る人斬りを生業とする。宿縁で結ばれた元渡世人辰次、武家の美女澄江、医師丈之介の三人と共に、巨悪を滅ぼす闇仕置を請け負う日々。そんなある日、鞍馬流奥義を極めた能役者の兄弟が蒼二郎を襲った。剣豪小説の傑作第二弾!
  • 常の如く斬り尽くせ。一人たりとも討ち漏らすな。将軍家斉公お抱えの隠密集団、相良忍群の殲滅を命ずる五十がらみの男は、かなりの家柄の大名らしい。そしてその男を父上と呼ぶ浪人姿の三十男――蒼二郎は、いったんはそれを諫めるも、亡き母の仇こそ彼らであると聞かされ、“隠密狩り”を決意する。後日、洲崎の浜には、相良忍群、二十四体の骸が横たわっていた。剣豪小説の傑作!
  • 尼崎藩江戸家老・塩谷隼人は、馴染みの船宿『海ねこ』で、お琴に給仕を受けていた。七年越しで互いに憎からず想いあう二人。願わくばお琴を娶(めと)り、共に余生を大事に過ごしたいと考える隼人であった。ある日、色好みで知られる将軍家斉公がお忍びで市中に出掛け、偶然会ったお琴を見初めてしまう。そして、お琴を大奥に迎え入れると高らかに宣言。思いも寄らぬ騒動が始まった。
  • 下屋敷最寄りの人形町通りで前代未聞の事件。大殿と若侍が謎を解く。

    江戸じゅうが楽しみに待つ、べったら市と、人形市――。
    年に一度の「誉れ」の催しを途絶えさせてはならない。悪意の元凶をぶった斬れ!

    肥後熊本藩五十四万石の元藩主・細川斉茲は、江戸での隠居所とした下屋敷の場所から「浜町様」と呼ばれ親しまれていた。国許から江戸に呼ばれた若侍・窪田和馬は大殿の側に仕えている。江戸での難事件を解決すべく、大殿は謎解き、和馬は探索という二人三脚が始まった。人形町通りを騒がす大事件の発端は、市松人形に起きた『異変』であった…。
  • 尼崎藩江戸家老・塩谷隼人は、国許の農政改善への協力を求め、農学者の大蔵永常を訪ねる。永常は快諾の代わりに身辺警固を頼んできた。承知した隼人は相次いで不審な刺客と対決する。永常は幕府と薩摩の双方から狙われていたのだ。日の本の農業を向上させて民が飢え死にしない世を目指す彼が、怪しき人物であろうはずがない。隼人は薩摩藩前藩主・島津重豪の手の者と対峙することとなる。
  • 165(税込) 2024/5/12(日)23:59まで
    漫画:
    里見桂
    原案:
    牧秀彦
    レーベル: ――
    出版社: 電書バト

    御家騒動
    塩谷隼人の勇躍と愛弟子・笠井辰蔵の協力により、藩乗っ取りを画策した国家老・酒井重蔵は失脚した。裁きをうけ残党を一掃するのみとなったはずが、牢から酒井が消え行方知れずに……。
    馴染みの船宿「海ねこ」で精を出す元深川芸者のお琴。おかげで店は右肩上がりで繁盛していたが、謎の巨漢がつけ狙う。護衛を買ってでる隼人だったが……。
  • 謎解は大殿の細川斉茲、熊本54万石の先代藩主。探索は若侍の窪田和馬。

    江戸での下屋敷の場所から浜町様と呼ばれる隠居大名。
    国許から抜擢した若き剣士と二人三脚で、さまざまな難事件を解決して楽しむ!

    熊本藩五十四万石の先代藩主・細川斉茲は、江戸での隠居所と定めた下屋敷の場所にちなんで「浜町様」と呼ばれて界隈の町民から親しまれていた。国許の御前試合が縁で斉茲に気に入られた部屋住みの若侍・窪田和馬は江戸に呼ばれ、大殿斉茲の側に仕えることになった。江戸で起こるさまざまな難事件を解決すべく、大殿は謎解き、和馬は探索という二人三脚が始まって……。熊本54万石の先代藩主新シリーズ第1弾!
  • 165(税込) 2024/5/12(日)23:59まで
    漫画:
    里見桂
    原案:
    牧秀彦
    レーベル: ――
    出版社: 電書バト

    知己朋友
    塩谷隼人と金子作左衛門の幼馴染であり、藩主・松平遠江守忠告の警護を預かる尼崎藩随一の剛力無双の巨漢・額賀五郎右衛門が突如、江戸上屋敷を訪ねてきた。
    その理由は、二十年前、隼人が江戸に常勤する事になった原因を伝えるためだった。策謀が渦巻くなか、尼崎藩の命運を左右する機密文書が盗まれ……!!
  • 165(税込) 2024/5/12(日)23:59まで
    漫画:
    里見桂
    原案:
    牧秀彦
    レーベル: ――
    出版社: 電書バト

    三十余年前、隼人の父輝盛が暗殺された一件に尼崎藩主(松平遠江守)が関わっていた。
    その藩主がもうすぐ参勤交代で江戸にやってくる。しかし、尼崎藩を乗っ取ろうと画策する公儀目付の手によって藩主の命が狙われている。
    果たして、隼人は父の敵を討てるのか……!?
  • 内証苦しい尼崎藩の江戸家老・塩谷隼人。藩邸を取り仕切る一方、国許の農政に腐心する日々。その頃、加島屋正誠ら大坂の両替商たちは公儀から米切手買い持ちのための御用金調達を命じられていた。隼人は旧知の正誠に藩への融資を頼むべく大坂へ向かい堂島の米会所で面会にこぎつけるが、突如として三人の賊が乱入。正誠が連れ去られてしまった。老練の知恵と剣技で立ち向かう隼人だが……。
  • 隠居の身から江戸家老に再任された塩谷隼人は、尼崎藩邸の敷地内に在る役宅で暮らす。大家を務めた八丁堀の長屋の店子たちはつつがなく暮らしているようだが、一方、藩政には不穏な影が。尼崎藩藩主松平忠宝は、江戸城で老中の土井大炊頭利厚と出会う。二人は、実の叔父と甥の関係。松平家で冷遇され、土井家に養子入り後に出世を遂げた利厚は、尼崎藩に大きな恨みを抱いていたのだった。
  • 704(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    西郷隆盛、坂本龍馬、高杉晋作――。「常勝の御太刀」は誰の手に!?

    激動の幕末。若き神官の祝井信吾は、「常勝の御太刀」の霊験を以て日の本を統べるべき人物を一年に亘り各地で探していた。諦めかけた矢先、桂小五郎、坂本龍馬と出会った信吾は、無私の精神で日本の将来を語る彼らを見て心動かされ、独り長州へ向かう。そこでは、異国からの襲撃を受け混乱する中、高杉晋作が抜群の統率力を誇っていた。彼こそが御太刀を託すべき者なのか。だが直後、信吾は大器・西郷隆盛と邂逅する――。
  • 江戸城で御前試合が催されることとなり、何と塩谷隼人が名指しされた。選ばれたのは隼人以外は全員が幕臣、名だたる流派の若手門人ばかり。いくら手練とはいえ、高齢の隼人が不利なのは明らか。将軍・家斉公のお声がかりということだが、これは尼崎藩を貶めようと企む輩の陰謀ではあるまいか……!? 塩谷隼人と日比野左内老、若二人の中條流剣法の達人を描く、シリーズ第五弾!
  • 練兵館に内弟子入り、斎藤弥九郎の命を断つ。それが間小次郎の使命――。

    北辰一刀流の玄武館と人気を二分する練兵館の玄関に讃岐の丸亀城下から出奔してきた若者が入門を請うた。何やら秘めたる決意を胸に。

    北辰一刀流、千葉周作の玄武館と人気を二分する、斎藤弥九郎の神道無念流「練兵館」の玄関に、内弟子志願の若者が入門を請うた。間小次郎と名乗った若者は詳しい身許を明かさず、父の留守を守る次男歓之助との立ち合いを所望。この小次郎が讃岐の丸亀城下から出奔してきたのは、練兵館に内弟子として潜り込み、弥九郎の命を断つ使命を帯びていたのだが……。

    剣豪小説新シリーズ、第1弾!
  • 時は幕末。代々伝わる神剣を守るために若き神主が奮闘する!

    時は幕末。祝井信吾は、神官の家に生まれながらも、修行を疎かにしていた。だがある日、父親が代々伝わる神剣を巡り殺されてしまう。その神剣をしかるべき人物に託せという父の遺言を胸に、京へ向かう。
  • “塩谷隼人は江戸家老を務めし折に民を苦しめ私服を肥やすに余念なく、今は隠居で左団扇――”。摂津尼崎藩の農民を称する一団による大目付一行へのこの直訴は、大身旗本の子息・松平信十郎によって寸前で食い止められた。隼人に大恩ある信十郎にとっては、これが嘘偽りに満ちたものであることは自明の理。裏には尼崎藩を統(す)べる桜井松平家をめぐる策謀が……。好評書下し時代剣戟、第四弾!
  • ほろ酔いの塩谷隼人主従は、新大橋下の川面を漂う一人の若い娘を見かけた。身投げかと思いきやおもむろに泳ぎ出すその姿は常人離れしている。噂に聞く人魚? 後日、同じ娘が、船遊び中の旗本の倅(せがれ)どもに目をつけられ追われているのを目撃し、隼人は彼らを追い払う。難を逃れた娘は和代と名乗り、身の上を語り始めた……。隼人・左内・蒼二郎そろい踏み、好評書下し時代剣戟、第三弾!
  • 深川の甘味屋・笑福堂の十兵衛と遥香が、偽りの夫婦となって二年半。お互いを想う気持ちはあるものの、実は御国御前である遥香への遠慮が邪魔をして、十兵衛は一歩踏み出せずにいた。そんな折、草餅好きな常連客・土方歳三は京に上る予定を前に、遥香への想いを果たす決意をして……。わけあり菓子匠がかりそめの妻子を護る痛快時代小説、いよいよ最終巻!
  • 牧秀彦の人気シリーズ『甘味屋十兵衛子守り剣』全5タイトルが電子版限定で、合本になって登場!

    ※本書は、『甘味屋十兵衛子守り剣』シリーズ一巻~五巻を1冊にまとめた電子書籍限定の合本版です。

    時は江戸幕末、深川にある甘味屋・笑福堂では主の十兵衛が作る美味しい菓子と、妻のおはること遥香の笑顔が評判を呼んでいます。しかしこの二人、夫婦というのは世を忍ぶ姿。国許で主君の側室だった遥香と、その娘・智音を暗殺から救った十兵衛は、三人で江戸へと逃れてきたのです。身分違いな恋心を胸に秘め、二人を命がけで守り抜くことを誓った十兵衛の前に、穏やかな暮らしを打ち破る不審な侍が姿を現し……。すがすがしい人情譚とスリルあふれる剣戟をお楽しみください!
  • 笑福堂の主・十兵衛は、妻の遥香と娘の智音を狙う刺客を辛くも退けた。だが助成した幕閣の大物・岩井信義に「本当の妻子ではないのであろう?」と問われてしまう。隠しきれないと悟った十兵衛は、藩主の側室と娘が国許から命を狙われる所以と、甘味を愛した藩主との絆を明かすが……。甘味屋が用心棒となって奮闘する大好評シリーズ第2弾!

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