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『歴史、睦月影郎(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全76件

  • 下総の百姓の三男・茂助は江戸に出てきた矢先、人殺しの濡れ衣によって伝馬町の牢に入れられてしまった。なんとか無実を証し、娑婆に出たものの、行き場のない茂助は途方に暮れるばかりだった。
    そんな茂助を拾ったのは鉄魔羅の源の異名を取る鉄丸源之助。彼は茂助が内に秘める絶大な淫気に目をつけ、江戸の闇に暗躍する「手籠め人」の仲間に引き入れたのだ。
    裏稼業の道を歩みだした茂助は、熟れた身体を持て余す両替商の若後家・琴江、輿入れを間近に控えた不感症の大名家の姫君・月姫、無垢な町娘・お圭など、さまざまな女たちと情を重ねていくが……。
    好評傑作時代エンタメシリーズ、第二弾!
  • 兵藤三郎は貧乏御家人の三男坊。学問所で医術に秀でていた三郎は、町医者の鉄丸源斎から請われて養子となる。
    だが、この源斎にはもうひとつの顔があった。彼は鉄魔羅の源――手籠め人という裏稼業を持っていたのだ。養父の死後、三郎は鉄魔羅の二つ名を継いで源之助と名乗る。
    手籠め人の元締めである薬種問屋の女将・お美津から色事の手ほどきを受けた源之助。絵草紙屋の女将・香代、旗本の女剣士・雪絵と情交を重ね、経験を積んだ彼は、男と女の痴情のもつれを解きほぐす、手籠め人として江戸の闇の中への第一歩を踏み出すが……。
    鬼才が放つ傑作時代エンターテインメント!
  • 矢垣千之助は二十歳の浪人。父は奥州某藩の藩士だったが、藩が取り潰しになり、父子で江戸に出てきて独楽作りの内職で食いつないできた。
    だが、その父も亡くなり、神田の長屋に独り住む千之助は日本橋の小間物屋「小猫屋」に独楽や根付を納めて口を糊する日々だった。
    そんな千之助のもとに奇妙な注文が舞い込んだ。依頼してきたのは茜と朱里の母娘。二人は田代藩に仕える忍びの者で、筑波にある素破の里での淫法修行に使う張り形を作ってほしいという。
    自らの一物を模して仕上げた張り形だが、それをきっかけに千之助の女運は急上昇。茜母娘のみならず「小猫屋」の女将・美津、その娘の珠と情を交わし、ついには「小猫屋」に婿入りの話が出て…。
    書下ろし長編、第四弾!
  • 喜助は越中の薬種問屋の末っ子。憧れの江戸を目指し、板橋辺りの廃寺で一夜を過ごそうとしたところを破落戸に襲われ、絶体絶命の危機に陥った。
    だがそんな喜助を救ったのは、祖父の喜兵衛に託された一粒の秘薬・仙界の竜骨。
    仙薬の効き目で力を得た喜助は破落戸どもを叩きのめし、無事奉公先の薬種屋「心気堂」に辿り着いたのだった。
    だが薬は、喜助に力を与えただけではなかった。彼の身から滲むもの全てが秘薬となり、万能の効力を発するらしいのだ。
    田代藩江戸家老と懇意な「心気堂」の七兵衛は、病弱な娘・賀夜を一夜にして全快させ、大いに株を上げることに…。
    さらに仙薬のもう一つの力によって淫気を高めた喜助は、素破の茜や朱里に妖しい世界に誘われて…。
    好評シリーズ第三弾!
  • 国許から江戸へ出てきた十八歳の栗太は奉公が決まっていた呉服問屋が大火で焼け、市谷八幡で行き倒れていたところを絵草紙屋・藤乃屋の主人に助けられた。
    主人の紹介で元武家の美人絵師・村井弓香の家で住み込みで働くことになった栗太だが、妖しい絵の手伝いをするうち淫気を高まらせ、弓香の手ほどきによって初めて女体を知る。
    新鮮な秘悦の虜になり、毎夜のごとく情を交わす二人。
    やがて栗太は弓香の家に出入りする可憐な生娘・光やその母・登志、熟れ肌の人妻・雪江などとも情を重ね、新たな刺激と快感に目覚めてゆくのだが……。
    傑作長編時代小説。
  • 常陸国田代藩の江戸屋敷で下働きを務める竹松――。彼は知る人ぞ知る素破の里の出で、さまざまな修行を積んだ手練れである。
    家老の命でしばらく江戸を離れていた竹松が藩邸に戻って出会った相手、それはかつて里の兄貴分である市助と争って敗れた朱里とその娘の茜だった。
    淫法を修行したものの竹松は無垢。憧れの美女を想い悶々とする竹松だったが、そんな彼の前に身を投げ出したのはなんと茜。彼女は父である市助の死の真相を知りたかったのだ。
    朱里と再会したことで、運が向いてきた竹松。だがそんな折、藩邸の大金を狙って、ある陰謀がめぐらされていることを知った竹松たちは、企みを潰すべく動きだす…。
    大好評シリーズ第二弾!
  • 関ヶ原の合戦から百年。常陸国田代藩の三友虎太郎は小柄で非力、剣術も苦手な二十歳の若侍だ。
    だが虎太郎、江戸に発つことになった藩主の娘・千代姫の警護役にはからずも選ばれてしまう。不安をかかえながらも江戸行きに加わった虎太郎だが、そんな一行は道中、賊の一団に襲われ姫を掠われてしまった。
    震えながら賊に立ち向かおうとしたそのとき、虎太郎を助けたのは美貌の女忍び・茜とその母親の朱里。
    しかも賊を一網打尽にした手柄を、母娘は虎太郎のものにしてしまったのだ。
    命の恩人の虎太郎にしだいに執心する千代姫。さらに国家老の娘・剣術指南役の風見奈緒まで、みずからの初物を捧げようと彼のもとへ……。書下ろし時代長編の新シリーズ開幕!
  • 時は幕末、慶応三年。築地に設けられた外国人居留地の賄い吟味役に抜擢された御家人の八坂文二郎。
    元来、味覚と嗅覚に秀でた文二郎は、期待と不安を抱いて任地に赴いた。だが、そんな彼に江戸城から付いてきたのは、あやかしの姫香だった。
    ある日、異人を目の敵にする攘夷浪士に襲われた居留地だが、姫香から不思議な力を授かった文二郎はこれを撃退、めきめきと頭角を現していく。
    淫気の力で、警護役の女剣士・光緒や賄い頭の後家・千織らと情を交わす文二郎。
    さらに、居留地に父親と住む金髪の美少女マリーに望まれて快楽を味わうが、マリーが西洋のあやかしであることを知った姫香は……。
    大好評書下ろし時代長編がついに大団円を迎える!
  • 風雲急を告げる幕末の京都。旅芸人の一座とはぐれ、京の街をさまよっていた役者くずれの坂本朝太と前座の咄家・桂珍平は、ひょんなことから新選組に入隊することになってしまった。
    わけもわからず隊士となったものの、持ち前のひょうきんさで組の人気者になった二人。
    人前では決して笑顔を見せない副長・土方歳三を笑わせ、「壬生狼」と呼ばれ畏れられる新選組を変えてやると奮闘するのだが…!?
    近藤勇、沖田総司らを巻き込んだ、壬生義士たちの騒動をおもしろおかしく描いた「鬼が笑う日」をはじめ、柔道の達人・西郷四郎や明治の文豪・夏目漱石と迷コンビの交流を絶妙の筆致で織りなす、笑いあり、涙ありの痛快時代小説。
  • 弘化三年一月、江戸を大火が襲った。日本橋の小間物屋「武蔵屋」の奉公人伊助は命からがら逃げ出す途中、可憐な少女に助けられる。
    姫香と名乗った少女は不思議な力で伊助の火傷を癒し、さらに新たな力を彼に授けたのだ。
    避難所の炊き出しを訪れた幕府膳奉行の大沢と娘の美穂。伊助は落馬しそうになった美穂を見事に助けたことから大沢に気に入られ、屋敷の厩番に取り立てられることになった。
    だが美穂は、下賤の身の伊助が気に入らず、淫らに苛めるようになっていく。しかし伊助の授かった淫気の力は、美穂をいつしかいけない快楽に導いて…。
    貧農育ちの若者は、ついに武士の身分を手に入れる!
    好評書下ろし第四弾!
  • 杉井一馬は幕府膳奉行の長男だが、身体が弱く臥せってばかり。
    将軍お毒見役選出の儀を翌日に控えた夜、姫香と名乗る少女の摩訶不思議な力を授かった一馬は、みごとお役目を射止めることができた。
    一夜で別人にようになった一馬。そんな一馬に疑いをもった広敷伊賀者の八重だが、かつての大奥毒見役・大村仁助と同様に一馬が鬼の力を得たことを知る。
    江戸城のお庭番・八重を味方につけた一馬は、ある日、やはり虚弱な将軍家斉の娘・千代姫の身体を診るよう頼まれ、姫の寝所に赴いた。
    鬼の気を分けることによって、急激な回復を見せた千代姫。だが、その力は姫の淫気まで高まらせて……。
    好評書下ろしシリーズ第三弾!
  • 亡き父親の跡を継いで櫛職人になった信吉は、女に無垢な十七歳。
    ある日信吉は、品物を納めている小間物屋「立花屋」の女将・千香に訳ありの仕事を頼まれた。
    それは大奥女中が密かに使う張り形の注文だった。女知らずで尻込みする信吉だったが、千香に男女の営みの手ほどきを受け、情交の喜びに目覚める。
    信吉が自分の一物を模して作った張り形は評判がよく、注文主である大奥女中の奈月やお付きの芙美は張り形に飽き足らず、張り形の本物を持つ信吉に募る淫気をぶつけてくる始末。
    男としての自信をつけた信吉は、思いを寄せる立花屋の娘・お里と結ばれるが、そのお里がなんと大奥に奉公することになってしまい……。傑作長編時代小説。
  • 将軍家毒見役・阿部主水によって、大奥の毒見の補佐役に推挙された大村仁助。
    引退する主水が仁助に譲ったのは毒見の奥義だけではなかった。主水の出世の秘密、それは姫香と名乗る少女の摩訶不思議な力。仁助はその力を譲り受けたのだ。
    淫の力と剣の力を手に入れ、剣術師範・相良加代との立ち合いで、彼女を打ち負かしてしまった仁助。
    だが、そんな仁助に疑いをもつ者がいた。大奥のお端下女中・八重は、仁助の正体を暴くべく彼の部屋に忍び込み、みずからの淫法によって仁助の身体をあらためようとする。
    だが、仁助の淫気は女中に成りすましたお庭番をも翻弄し……。書下ろし江戸あやし時代長編、好評第二弾!
  • 浅草五重塔通りに美しき母娘が営むミルクホールがあった――。
    文士を志し上京した和田治郎は、遠縁である母娘の処で居候となる。心優しき美貌の未亡人寿美代と情熱的で可憐な娘となった早苗と再会し、治郎は淫らな妄想に憑かれてしまう。
    深夜、自慰に耽る彼の部屋に、しのびやかな足音が迫り……。
    多感な貴族家令嬢、高飛車な女教師も登場。めくるめく大正官能ロマン。
  • 古来、身体に毒を取り入れるため、「鬼食い」とか「鬼舐め」という異称をもち、鬼に縁がある毒見役。
    毒見の才を買われ、若くして膳奉行となった主水は、ある日先祖を祀る鬼仏堂で可憐な少女に出逢った。
    姫香と名乗る、この世のものならぬ少女に不思議な力を授かった主水は、虚弱で世継ぎができない藩主を秘薬で治し、淫気をもてあます正室の小夜を慰め、めきめきと頭角をあらわすことに。
    だが、主水の出世の裏では不穏な動きをする者たちがいた。主水の義父である、前の膳奉行の死に殺害の疑惑が持ち上がったのだ。
    首謀者は膳奉行の地位をねらう御台所頭親子。主水は鬼の剣で彼らに立ち向かうが……。
    江戸あやし時代長編、待望の新シリーズ!
  • 父の亡き後、父がしていた人形の顔描きという内職を引き継いだ、若き貧乏御家人・村上惣太。惣太に類いまれな画才があることを知った人形問屋「美人屋」の女将・千代は惣太に人形作りを依頼する。それは乳房や陰戸、陰毛まで生き写しに作った、殿方が観賞するための美女人形だった。女を知らず、たじろぐ惣太に、自ら全裸になり全てをさらけ出す千代。惣太は思わず淫気を高まらせ、めくるめく時を過ごしてしまう。かくして男となった惣太は、人形作りのため、茶屋の看板娘から武家娘まで、様々な女体を経験してゆき……。そんななか、等身大の抱き人形作りの着想をひらめいた惣太は、その製作に情熱とやり甲斐を抱いて邁進していくのだが……。傑作長編時代小説。
  • 掛け軸の中に封じ込められた美少女・綾香。淫気をもって彼女を絵から解き放ち情を交わした者は、あやかしの力を与えられ、女運も武運も絶好調になるという。 嘉永六年、黒船来航によって大騒ぎとなった江戸。住民の避難所となった尼寺の納戸で綾香と出逢ったのは、浜吟味役(浜御殿の管理役)の春日与一郎だった。綾香の力で、尼僧の春桂、寺に避難してきた小間物屋「七夕屋」女将の奈津、娘の奈々、そして女中の喜代など、美少女・美女たちとのめくるめく日々を送る与一郎。 だが、そんなある夜、尼寺は浪人者の集団に襲われた。女ばかりの寺を護るため、孤軍奮闘する与一郎だが……。シリーズ、完結編!
  • 北関東の小藩・北川藩の見回り役、大河原家の厄介者・真吾は剣術より絵が得意で、いつか江戸に出て絵師になることを夢見ていた。だが、そんなある日、兄の突然の死で運命は大きく変わってしまう。家名の存続のため兄嫁の志穂と添うことを強いられた真吾は、ついに藩を出奔することを決意した。 おりから、藩の剣術使いを斬り殺した女武芸者・山吹真弓の追捕を命じられた真吾は、思いを寄せていた村娘の芙美と江戸を目指す。だが、旅の途中で無頼に襲われる危機を救ったのは当の真弓。二人の美女と熱い情交を重ねつつ、江戸に辿り着いた真吾だが、そこでは、女たちのさらなる濃厚な媚香が待ち受けていた…。傑作長編時代小説。
  • 掛け軸の中、絵姿の美少女にそそられ、思わず手すさびをしてしまうと、その刹那、絵の中の美少女は現実のものに……。綾香と名乗る美少女は淫気をつかさどり、絵の中から解き放ってくれた者に不思議な力を与えてくれるのだ。綾香の力を授かり、大火のさなか主人の娘を救い出して、逆玉の輿に乗ることになった薬種問屋の奉公人・利助。直後に起きた芝居興行主殺しに巻き込まれ、二人の女素破、男勝りの女目明かしにつけねらわれてしまう。だが、迫る危機に利助は妖しの力で立ち向かい、逆に女たちを虜に……。大好評書下ろし時代シリーズ、第四弾!
  • 五万石の藩主の跡取りである大藤信春は、父の命令で領内を視察し見聞を広めるため、身分を下級武士・藤井信助とあらためて庄屋の家に居候する。まだ無垢の信助だったが、積極的でお転婆な庄屋の娘・千香に誘われ、お互い初めて情交の快感を知ったことから、彼の運命は思わぬ方向に……。 ロシア人との混血で金髪と神秘的な青い瞳の安奈が持つ不思議な力に導かれ、千香の母の優や、藩で一番の剣の遣い手である女武芸者・小鶴たちとも情交を重ねる信助。それぞれの吐息や肌の匂いを堪能し、次期藩主として成長を遂げた信助は、ついに正室を迎えることになって……。傑作長編時代小説。
  • 結城仁左は美杉藩江戸屋敷で御典医を務める蘭方医・鏑木玄斎の弟子。北関東にある国許の藩校で優秀だった仁左は江戸に呼ばれ、蘭方の医術を学ぶ日々だった。そんな折、藩主の娘・華也姫が気鬱の病に伏せってしまった。なぜ急に病になったのか、そのわけは不明。仁左は原因を探るため、姫が入りびたっていたという書庫を調べるが、そこにひそんでいたのは掛け軸に封じられた淫魔王の娘・綾香だった。綾香と情交し、あやかしの絶大な力を授かった仁左は、華也姫の気鬱を治すべく、姫の寝所へと赴くことになるのだが、そこで姫が見せた振る舞いは……。大好評、書下ろし長編時代シリーズ、第三弾!
  • 幼い頃に父親を殺め、領内の外れにある尼寺で人目をはばかって育てられた城次は、十八歳になったのを機にひとり立ちを決意した。出立のときに育ての親である春恵尼から性の手ほどきを受け、初めて女体の素晴らしさを知った城次は、城下で身を寄せた武家の女剣士や熟れ肌の人妻、愛くるしい村の生娘たちと様々な体験を重ねていく。だが、城次に大きな秘密があった。実は彼は先代藩主が側室に産ませた落とし胤、正真正銘の後継ぎだったのだ。お家の存亡を懸け、血筋を絶やさぬため、城次は病弱な現藩主に代わって初々しく気品に溢れた姫君と同衾することになるのだが……。傑作長編時代小説。
  • 内藤新宿の絵双紙屋「千春屋」に奉公する伊助は、下総を出て三年目。読み書き算盤は言わずもがな、とりわけ絵が得意な二十歳だ。思いもかけず土蔵の片隅の掛け軸の絵に封印されていた美少女を解き放ち、彼女と情を交わした伊助は、不思議な力を手に入れる。美少女は淫魔王の娘・綾香。淫気をつかさどり、主人となった者にあやかしの力を授けてくれるという。ある日、十万石の大名・生田藩の芙由姫を不良旗本から救った伊助。だが、あまりの身のこなしの早さに、芙由姫の侍女である男装の女剣士・麗香に公儀隠密の疑いをかけられてしまう。身の潔白を明らかにするため裸身を晒すことになった伊助は、あやかしの力で麗香を……。
  • 稲川藩五万石の江戸家老・吉野新兵衛の次男・平左は、ある日父親から恐るべき秘密を打ち明けられた。同い年で、幼い頃から遊び相手を務めてきた藩主の行正は既に病没しており、双子の姉・雪姫が男装で行正の身代わりとなっているというのだ。しかも、行正は幕府書院番頭の娘を娶ることになっており、それは将軍家からの推挙のため断ることができない話だった。秘密を知られぬように跡継ぎをなすため、輿入れしてくる奥方と閨を共にするという重大な役目を仰せつかった平左。年増美人の藤乃に性の手ほどきを受け、奥方となった千代やその侍女、行儀見習いの町娘など、美女たちにあり余る淫気をぶつけていくのだが…。傑作長編時代小説。
  • 部屋住みの四男坊から五百石の納戸頭の家に養子に入った皆月小四郎。我が家となった屋敷を見て回り、土蔵に入った小四郎は、そこで絶世の美少女が描かれた掛け軸を見つけた。絵姿の少女にそそられ、思わず手すさびをしてしまった小四郎だが、その刹那、絵の中の少女は現実のものに…。綾香と名乗った少女は、掛け軸に封じ込められていたあやかし。淫気をつかさどり、主人となった人間に様々な力を与えてくれるという。ある日、酔漢にからまれていた百人組頭の娘・和泉を助けた小四郎。妖しの力によって小四郎の虜になった彼女と、身分違いにもかかわらず、とんとん拍子に婚儀の話が持ち上がって…。
  • 時は幕末、慶応四年。倒幕をめざす薩長の東征軍が迫るなか、江戸の西の入口にあたる青梅村の人々は、戦乱の予兆に戦々恐々としていた。そんなとき、村の百姓の五男坊・甚介は山中の小屋で謎の女刀鍛冶・美百合と出会う。美百合は百五十年後の未来からやって来たという美少女。甚介は美百合から流れ星の隕鉄で作った流星刀「冥王丸」を授かり、不思議な力を身につけることになった。男女の和合と剣技を掌る流星刀に導かれた甚介は、今後、歴史がどう動いていくかを美百合に教わり、戦乱を避けるべく、幕軍と薩摩軍のあいだを取り持つことになるのだが……。時を駆ける神秘の剣を巡る時代ロマン、完結編!
  • 刀自身が意志を持ち、持ち主を守ると言われる神秘の刀・流星刀。唯一の主人にしか抜くことができず、持ち主に無敵の業をもたらす流星刀は、さらに男女の和合を掌り、その持ち主はどんな女性とも情交できる力を得るという。伊賀の女素破・緋月の手引によって、流星刀と巡り合った太刀拵え細工の彫金師・清吉。早速、緋月と情交し、初めての絶頂を経験した清吉は、なかば邪な気持ちで女体に溺れてゆく。だが、快楽の一方で流星刀が彼を導いた先は仮借ない剣の世界だった。大火で身寄りを亡くした孤児たちを食いものにする人買い。その背後で我欲を貪る寺社奉行。彼らの悪行を暴くべく苛烈な戦いに挑むことになった清吉は…。
  • 上意討ちの藩命を受け、安房の小藩から江戸にやってきた月岡冬馬。下手人を探して半年さまよった挙げ句、内藤新宿の近くで行き倒れになりかけた冬馬は佐久間道場の梢と弥生に助けられ、道場に寄宿することになった。剣術も弱く、役目から逃げようかと思案していた冬馬だったが、道場を手伝う流一朗太から流星刀を預かったことから運が向いてくる。流星刀の淫気に導かれ柔肌の匂いを知り、気力も充実して無敵の剣技を得るようになったのだ。下手人・山科兵衛の所在をついに突き止めた冬馬。だがその矢先、父親の仇を討つべく江戸に出てきた娘・菜々が山科に攫われてしまった。菜々の危地を救うべく冬馬は流星刀を携えて敵地に乗り込むが…。
  • 筑波丈助は二十歳の皆川藩郷士。このたび藩邸の奥向き番という大役を仰せつかり、江戸に出てきたばかりだった。通常、奥向き番は屈強な藩士の役割だが、丈助は色白で小柄、剣術も苦手。そんな丈助が、藩主皆川義明の命により特別に抜擢されたのは、彼が素破の里の出だったからだった。丈助の役目は、皆川藩の鉱山を目当てに、十八歳の佐枝姫との縁をもとうと跳梁する諸大名から姫を守ること。だが、丈助を陥れようと、彼のまわりにはさまざまな美女や間者がうごめきだす。丈助は男女和合の閨房術をもちいて敵と渡り合うのだが……。「くノ一猫目付」と二本立て、オリジナル傑作時代小説。
  • 牧田小四郎は微禄の家の冷飯食いだが、学問所の成績を見込まれて、中井徳之進という典薬頭の手伝いをしていた。典薬頭は江戸城の奥医師たちの上位にあり、医術と典薬の全てを掌る高禄の家である。取引先の薬種問屋「山葉屋」の女将と娘、そして徳之進の娘・志穂が、青梅の山中に薬草を採りに行ったまま行方知れずになった。徳之進に命じられ、彼女らを探しに青梅にやって来た小四郎だが、山中で未来から来たという女刀鍛冶・美百合と出会う。美百合から淫気と流れ星の隕石で作った流星刀「冥王丸」を授かった小四郎は、山賊に囚われている女たちを発見し、冥王丸の力でみごと救出。無事江戸に戻った小四郎だが、いままで目もくれなかった志穂に言い寄られて…。
  • 黒船来航以来、日本中が大きく揺れ動く安政六年。人々が先の見えぬ変転に苛立つなか、最下級の御家人・島尾信二郎は旗本の息子たちにいじめられる日々だった。ある日、いつものように六百石新番組頭の息子・柴崎竜太郎から暴行を受け、脇差の鞘を割ってしまった信二郎だったが、刀屋の娘・真紀の親切によって代わりの鞘を得ることに。実はこの鞘、九十九神・沙耶が宿るあやかしの鞘。沙耶の力を貰い、女運と剣の技を身につけた信二郎は、講武所の勝海舟に認められ、遣米使節団に大抜擢。出世への道を歩みだすのだが……。大人気書下ろし時代官能シリーズ第五弾・完結編!
  • 内藤新宿の本屋『東西屋』に勤める夕吉は、下総生まれの百姓の末っ子。江戸で奉公を始めて三年になる十八歳だ。夕吉は手習いの頃から学問が好きで、読み書き算盤はもとより、読み物が何より大好き。そして中でも、不思議な話に目がなかった。そんな夕吉は、ある日、隣の空き家で二百四十年先から来たという謎の女刀鍛冶・美百合と出会う。怪異も畏れず、美百合から流れ星の隕石で作った「冥王丸」という脇差を預かった夕吉。女将に頼まれて、喘息が快癒したという『東西屋』の娘・多恵を迎えに療養先の鎌倉に迎えに行くことになった夕吉だったが、そこで彼を待っていたのは!? 好評江戸あやし官能シリーズ第三弾。
  • 文政十年正月四日の夜半、日本橋葺屋町で生じた火災は、江戸市中の多くを焼く大火となった。焼け出された上州屋の菓子職人・余七は、焼け跡の瓦礫の中から一振りの刀を拾う。それは鞘の九十九神・沙耶が宿るあやかしの脇差だった……。沙耶との情交によって不思議な力を得た余七は、浜町の割堀で、破落戸どもに拐課されそうになっている娘を救う。娘は沢部藩三万石藩主の娘・春香。焼けた上屋敷から逃げる途中、災難に遭ったのだという。このところ町中で、春香のような生娘を狙う拐かしが行われているという噂を聞いた余七は、春香のお付きである女剣士・香織とともに、裏に潜む黒幕を探る探索に乗り出すが…。好評シリーズ第四弾!
  • 北関東五万石の皆川藩にかつて膳奉行として仕えた大門重郎は、不思議な力でみるみる出世し、城代家老の娘を娶った伝説の人物。だが、その曾孫の不二郎はひ弱で何の取り柄もなく、とうとう膳奉行の役職を解かれて足軽にまで格下げされてしまう始末であった。
     だがある日、重郎の残した書き付けに従って魔物が棲むという森に分け入った不二郎。そこで曾祖父と同じく摩利支天の化身・摩利と出会ったことによって、その運気は一変する。摩利に貰った淫気と武芸の力によって頭角を現した不二郎は、主命によって江戸に行くことに…。江戸藩邸で待つのは藩主の娘・真由姫とその守役の桔梗。あやかしの力を得た不二郎が繰り広げる色と剣の活躍は? シリーズ完結編。
  • 上野の国の山奥から江戸に向かう途上、いかなる因果か男装の女剣士に情交を迫られたあげく、刀で胸を刺し貫かれてしまった矢田二郎。死を覚悟した二郎だが、そこへ現れたのは摩利と名乗る天女のごとき美少女だった。摩利があふれる血をすすると傷はたちまち癒され、なんと二郎は死の淵から蘇ることができたのだ。二郎は、住吉藩の先藩主によって滅ぼされた素破一族の生き残り。此度の江戸行きは、主家に仇をなすべく江戸屋敷に乗り込み、願わくば藩主の一人娘・彩香姫を孕ませるという目的があった。摩利のあやかしの力を得て、まんまと家臣になりおおせた二郎だが、藩邸には例の女剣士が剣術指南役として勤めていて…。シリーズ第二弾!
  • 明暦三年一月、本郷の本妙寺より出火した火事はまたたく間に燃え広がり、江戸中を焼き尽くした。世に言う振袖火事である。上野で小間物屋を営む大店・辰巳屋の奉公人・雪彦は、湯島の芝居小屋で火事に巻き込まれた主人の娘・小夜を炎から救い出す。だが、その身を挺した活躍は、あやかしの美少女・摩利によって与えられた人ならぬ力のおかげだった。
     摩利支天の淫気を貰った雪彦の運気は硬軟取り混ぜ急上昇。女将の澄江、武家女の香織など様々な女性と情交を結ぶばかりでなく、江戸を闊歩する旗本奴の成敗まで成し遂げてしまう。そして遂には小夜の婿として逆玉の輿に乗ることになるのだが……。好評シリーズ第三弾。
  • 吉野丈二郎は北関東里吉藩一万石の下級武士の次男。ある日、彼は土蔵の箪笥のなかから刀身のない脇差の鞘を見つけだす。自分が使っている傷だらけの鞘から本身を抜き、蝋色塗りの立派な鞘に納めてみると、なんと誂えたようにピッタリ。とその時、異変は起こった。煙のようなものが立ち昇り、それが赤い着物を着た清らかな美少女になったのだ。彼女の名は沙耶。勇猛で知られた吉野家の祖先が遺した鞘に百年宿る九十九神だという。
     武具に憑く彼女と契ってしまい、武芸の力を得た丈二郎。大抜擢されて藩主の江戸行きに随行することになるが、そんな彼の前にはさまざまな美女が現れて……。妖しの力で運を開く、新シリーズ第一弾!
  • 今村喜十郎は下野国白沢藩の下級武士。江戸で生まれ、十八になるこの歳まで江戸を出たことがなかったが、父の死をきっかけに、国許で然るべき役職に就くよう江戸家老に命じられた。
     道中、小山宿の手前で日が暮れるとともに雨に降られ、偶然道連れとなった若い娘とともに古寺に泊ることになった喜十郎。だが、この娘が摩利支天の化身・摩利だったことから、彼の運気は一転する。
     国家老に初めての役職を任ぜられた喜十郎は、領内の外れにある藩校に赴く。ところがそこは、生娘ばかりが寄宿して勉学と剣術に励む女の園だった。摩利に貰ったあやかしの力で、剣技鋭く淫気旺盛となった喜十郎に、娘たちのみならず藩主の姉までが…。シリーズ第四弾。
  • 病弱だった藩主の娘・小夜姫の危篤を知らされ、蘭方修学のため留学していた長崎から急遽江戸藩邸に戻ることになった長塚藩の下級武士・浅見順吾。だが、途中数人の山賊に襲われ、逃げるうちに迷い込んだのは青梅の山中だった。そこで出会ったのは、二百六十年先の世から来たという謎の女刀鍛冶・美百合。事情を聞いた美百合は、流れ星の隕鉄で作られた[冥王丸]と、和合によって授けられる人智を超えた力を順吾に与えてくれた。流星刀の妖力に導かれ、小夜姫の命を救った順吾。だが、本復までの治療を続けるうち、姫にせがまれた順吾はついに一線を越えてしまう。さらに、主君の正室・和泉までも娘の恩人である順吾に執着して……。好評シリーズ第二弾!
  • 関ヶ原の合戦で西軍に与したため家康の追及を受け、国許から逃れた常陸国麻生藩の真奈姫と数名の家臣たち。逃亡のさなか一行とはぐれた雑兵の山中耕太は、武蔵国青梅の山中で不思議な女と出会う。山小屋で刀を打つ彼女は不思議なからくりを使い、類いまれな剣技をもつ神仙のような美少女だった。美百合と名乗った少女から流星刀[冥王丸]と妖しい力を授かった耕太は姫たちと再会し、お家再興の道をめざす。そんな耕汰に手を貸す美百合だが、はたしてその正体は?耕太は彼女の不思議な力と美貌に惹かれるが、一方で真奈姫に藩の跡取りを産ませるという大役を仰せつかって…。待望の江戸あやし官能、新シリーズスタート!
  • 脇差の鞘に宿る九十九神・沙耶が数十年ぶりに目覚めたのは、神田にある刀屋「備前屋」の土蔵の中だった。沙耶を見つけたのは奉公人の純吉。見習い程度の扱いしかされていなかった純吉だが、沙耶と情を交わしたおかげで運気が一変する。刀屋としての腕前が上達したのみならず、男女のまぐわいの力が増し、さらには武芸の力まで会得してしまったのだ。
     折しも巷では辻斬りが横行。若い娘ばかりが殺され、その陰戸を貫かれるという事件が起きていた。偶然、辻斬りの現場に出くわし、下手人と相対した純吉。一旦は撃退するものの、相手に憑いていた刀の本身の九十九神が目覚めてしまい……。大好評シリーズ第二弾!
  • 小塚伊十郎は父の後を継ぎ、将軍家の甲冑を管理修理する具足奉行を拝命したばかり。そんな伊十郎が、初めて入った具足蔵の鎧櫃の中で見つけたのは女物の鏡だった。それは、神君家康の正室・朝日姫の心を宿した魔鏡で、鏡の邪気に操られた伊十郎は、上役である留守居の娘・桔梗を凌辱してしまう。下級旗本である伊十郎の狼藉が知れれば切腹もの。だが、そんな伊十郎の窮地を救ったのは、ひょんなことから手に入れた脇差の鞘に宿る九十九神の沙耶だった。
     魔鏡の正体をつかみ、その力を封印すべく埋葬しようとする伊十郎たち。だがその矢先、鏡は何ものかに盗まれ。直後から、武家娘が手籠めにされる事件が立て続けに起こった! 大好評シリーズ第三弾!
  • 小間物問屋に居候する余吉は、女将の菊枝から四十八手の体位の形をした根付作りを頼まれる。春画を手本にするものの、陰戸(陰部)の形を知らない余吉が戸惑っていると、寝巻姿の菊枝が言った。「私のを見てみるかい?」。さらに女将のわがまま娘・千代、男装の武家娘・澪ら好奇心溢れる生娘たちが余吉のもとを訪れ――。時代官能小説。
  • 濡れた朱い唇、挑発する瞳
    甘い疼きに誘われて、しなやかな指が秘壺をも弄る

    皆川藩五万石の双子の姫君である、照と小夜が婿として選んだのは、なんと八百屋の奉公人・伊助だった。町人である自分が一国の姫君二人と夫婦になるという異例尽くめの婚儀に戸惑う伊助だったが……。腹を決めた伊助は、淫気のおもむくまま、いずれ劣らぬ美女たちと奔放に褥を重ねていく。書下ろし大江戸絵巻シリーズ第四弾!
  • 「嬉しい、もうこんなに硬く……」柔肌を紅潮させて身悶える藩主の正室の香澄。「良いと言う前に果てたら許さぬ。アア……」鍛え上げられた肢体を歓喜に震わせる剣術指南役の美久。「入れて。こんなふうに、してみたいと思ったでしょう」自ら陰戸を開いて誘う姫君の照。皆川藩藩士・室井新之介のめくるめく日々。シリーズ第三弾
  • 禁断の悦びに身悶える姫二人
    尼寺にたちこめる淫靡な匂いと甘い喘ぎ

    皆川藩藩主の双子の姉妹、姉の照は姫君として、妹の小夜は尼寺で育てられた。十七年後、照姫の様子に異変がおきた。一人で眠りに就いた後、夢うつつの中で陰戸を濡らし気を遣ったようになってしまうのだ。小夜に原因があるとみた藩医・橋場十九郎は……。長篇官能時代小説新シリーズ開幕!
  • 疼く女芯、濡れる蜜壺
    若き絵師の繊細な筆使いに身悶える女たち……

    淫気を持て余し熟れた肢体を蕩けさせる後家のお登志、恥じらいながらも陰戸をしとどに濡らす好奇心溢 れる生娘の小梅、強い刺激を求める男勝りの女武芸者の胡丈。江戸の下町に居を構える若き絵師・清四郎 は、いずれ劣らぬ美女たちと褥を重ねていく……。好評書下ろしシリーズ第五弾!
  • 冴えない男が姫君の「初物」を奪う

    「そなたと、情交したい……」金も身分もない男が、姫や江戸の美女たちと……! 好色な父のせいで村を追われ、山で孤独に暮らす十郎。彼のもとへ、天から絢爛たる着物を着た女が降ってきた! なんと彼女は武家の姫君・田村小巻だという。輿入れに向かう途中で、つむじ風に巻き上げられ、崖から落ちてしまったようだ。気の進まぬ婚儀の末に、思わぬ男に初物を捧げるよりも命を救ってくれた十郎に報いたいと小巻の望むまま、身分違いを承知しつつ体を求め合うふたり。すっかり小巻に気に入られた十郎はその後、乳母の香穂、女武芸者の胡蝶、厨の奉公人である雪絵と小夜など小巻周辺の多彩な美女・美少女たちと情交を重ねていく。そんな十郎に、香穂と胡蝶から驚くべき依頼が……。エロスの名匠が情感たっぷりに描く時代官能の傑作!
  • 618(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    「お前は何でも千乃様の言いつけには従わなければならぬ」藩主の奥方の世話を、町人の孝太が命じられる。美しくも清らかな武家の妻女に心を奪われる孝太。しかし千乃は次々と大胆な要求を。さらに町娘や後家、無骨な女武芸者までも加わって…。淫らな好奇心に弄ばれる純真無垢な若者の運命やいかに?
  • 618(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    「あなたが女将を誘惑しなさい」美しき義姉の言葉に十八歳の新十郎は驚く。兄が浮気している相手を、虜にしろという命令なのだ。だが、新十郎は童貞。そう告げると、義姉はいきなり、寝所に招いて、裾を開いた。春本しか知らない部屋住み旗本の若侍が、初めて知る極楽浄土とは。
  • 586(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    武家の女を抱きたい…分不相応な願望に悶々としていた源太は、若武者と逐電した憧れの武家娘・志乃を追う旅に出た。旅籠で知った初めての女体。さらに志乃と邂逅し、男一人女二人のめくるめく愛欲生活が始まる。だが、旅先で死んだはずの若武者が源太の前に現われた!
  • 586(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    時は文化文政。小藩のしがない家臣の三男坊・栄之助は女も知らず、鬱々たる毎日。だが絵の才能を乞われ、御典医玄庵の助手に抜擢されたから大変。女体の神秘を絵筆に留めながら、次々と肌を重ねる女人探求の旅が始まった!
  • 660(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    医術を学ぶため江戸へ来た若武者石部兵助は、名前とは裏腹に小心者の童貞だった。医師にして戯作者の幻斎は、そんな兵助に艶本や覗き見の楽しさを教え込む。抑えきれない欲望に悶々とする兵助のもとに、ある夜、美しい女が…。興奮度ますます充実のシリーズ第3弾!
  • 586(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    男装の美女剣士が果たし合い!? 偶然その場に遭遇した巳之吉は、瀕死の重傷負った美女を介護することに。やがて二人は、武家と町人の身分を超えて愛欲の波に呑まれていく…。初々しくも淫らな秘め事を描く時代官能小説の傑作!
  • 607(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    「うわ、立っている」貧乏御家人の次男、間壁光二郎は体を強張らせた。暮六つどきの四谷鮫ヶ橋近く。まだ女を知らない光二郎は日々の「淫気」を抑えがたく、夜鷹(よたか)が夜な夜な出没する場所に、ひとりやって来た。ところが、その夜鷹の顔を見て仰天した。自分が師とも仰ぐ人物の奥方にそっくりだったのだ。と、そこに破落戸(ごろつき)たちが現われて……。抑えがたき女体への探求心を執拗に濃密に描いた、睦月時代官能の圧倒作!
  • 作事奉行の命を受け、地震対策の進んでいる小田浜藩に赴いた、貧乏御家人の梶木雄五郎は、思いもかけず咲耶姫と情交してしまう。姫君でありながら、淫法を使う素破である咲耶の術によって淫気を高めた雄五郎は、そうそうたる美女たちと褥を共にしていくが……。好評書下ろしシリーズ第四弾!
  • 607(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    奥座敷から洩れてくる呻き声を聞きつけて、そっとその襖を開けると、坂巻重五はぎょっとした。「義姉上(あねうえ)……」なんと、病身のはずの義姉正恵が、寝間着の胸元をはだけ、白い豊かな胸を自ら揉みしだいているのだ。旗本の五男で、日光に支配吟味役として出張っている長兄の留守を守る重五は、憧れの兄嫁のあられもない姿に、生まれて初めて「淫気」を高めてしまい、やがて正恵も息をはずませて……。人気快調、ふしだら全開の睦月時代官能ワールド!
  • 607(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    甲州の山奥から医術を学びに江戸を向かう竜介は、非力な童貞ではあるが、淫気満々であった。偶然、大店の娘・美和に遭遇したことから、淫気を巡る運が上昇する。美和の美人母・八重と初めての体験を経験するや否や、旗本の娘などとも関係する。そして美和も熱い視線を送るのだが…。この上昇運の行先は?
  • 607(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    破落戸(ごろつき)に絡まれた旗本の次男坊巽孝二郎を救ったのは、白粉(おしろい)小町と呼ばれる若い娘だった。彼女は、その占いが当たると町娘たちに評判で、なぜか白粉を分厚く塗り込めている。不思議なことに、彼女の言葉通りに行動すると、夢にまで見たさまざまな欲望が現実になるのだ。やがて、化粧を落とした白粉小町の素顔を知った孝二郎の前には、この世のものとは思えぬ悦楽の世界が待っていた……。絶好調、睦月時代官能の新展開!
  • 607(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    「生身(なまみ)の女のほうが、ずっといいんだよ」春画の摺物屋(すりものや)で働く十七歳の藤介は、未亡人となった美貌の女将(おかみ)にいきなり迫られ、頭のなかが空っぽになった。まして、手すさび(手淫)の現場を見られた矢先のことだ。憧れていたとはいえ、大恩ある亡き主人の妻である。だが、いまだ女体に触れたことのない藤介は、滾(たぎ)り立つ欲望に抗しきれず……。大人気の睦月時代官能、とろける絶頂作!

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