『歴史、晃洋書房(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~46件目/全46件
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1950年代から60年代の中国と日本において農村社会と女性の生活はいかに変化したのか? 医療、教育、ケア、財産所有、労働、政治参加などのあり方に焦点をあてた既存研究の特徴を明らかにするとともに、研究の空白をさぐる一冊。 -
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中国と台湾の工業発展のルーツを冷戦期にたどる――東アジアは、非欧米圏としては数少ない、近代的な工業化を通じて経済発展を実現した地域である。本書は、日本の高度成長とともにその基礎となった冷戦下の中国と台湾の工業化について、経済体制と発展戦略の相違に着目しつつ、その歴史的なプロセスを検証する。 -
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本書では、政権と村落秩序の両面から、中華人民共和国初期の農村社会を再検討する。中国共産党はどのようにして基層社会における政権を確立していったのか。中国の「村」はどのようにして現在の「村」となったのか。「村」の相対化を通じて、中華人民共和国初期の政策が農村社会に与えた影響を分析するとともに、当時の基層社会の在り方を明らかにする。 -
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「大国」へと変貌を遂げた根源はどこにあるのか? 社会主義諸国が世界各地で動揺した1980年代、中国は、ソ連や東欧諸国の経験を踏まえながら、改革開放政策を軌道に乗せようとした。ところが中国は、それらの国ぐにとは異なる道を歩むことになった。それは一体なぜなのか? 当時の中国がどのようにソ連や東欧諸国を観察し、どのように自己を変革しようとしたのかを分析することで、改革開放史に新たな光を当てる。中国研究者とヨーロッパ研究者による共同研究の成果。 -
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焚書とともに幕が開けたナチスの時代。そのイメージとは裏腹に、図書館はドイツ全土で盛んに設立され、新しい「教養」が掲げられていった。当時の人々は、何を読んでいたのか、何を読むことができたのか?――ヴァイマルからナチス時代にかけての、「読書」と「図書館」の展開と顛末を追った一冊。 -
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身体は様々なものとの関係性の中でこそ、捉えられ、認識される。近世日本の養生論が説く、気を充たし巡らす身体についての言説を分析し、家、身分、老い、貨幣経済、自然環境など、多様な関係性の結節点としての身体を描きだす。 -
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近代日本と朝鮮半島の関係を捉え直すための媒介として、「朝鮮牛」に着目する。朝鮮牛は、帝国経営を支えた重要な農業・軍需資源であり、朝鮮植民地化の過程でその確保と消費は体系化していった。日本による朝鮮牛統制の歴史的展開を国際的な視点から分析することで、新たな日朝関係史像を提示する。 -
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現在の中華人民共和国を特徴づける「政党国家体制」と「党軍」というシステムは、いかにして成立したのか。
本書は、近代中国の知識人たちによる、国民と国家、社会と軍隊、民衆と知識人の3つの関係をめぐるさまざまな論争の展開を繙くことで、近代中国の軍事観・平和観の特徴を分析するとともに、このシステムが形成された背景を追究する。 -
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日本と中国との間に横たわる歴史認識問題。その中で「天皇」は大きな位置を占める存在である。本書では、これまで日中関係史において言及されていながらも、本格的に論じられることのなかった天皇訪中問題について、日中両政府の国際情勢認識と国内政治状況への対応の推移を丹念に追いつつ分析。日中関係理解に、新たな光を当てる。 -
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医療の発展に伴い、夭逝した胎児という新たな「死者」が生まれ、その霊を慰める儀礼も生じた。これまで、台湾の「水子供養」は日本から伝来したものと言われてきたが、それは本当だろうか? 比較研究で「メイド・イン・ジャパンの水子供養」を再考するとともに、現代社会における胎児観の変化を紐解く。 -
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プエルトリコ人の魂を象徴する女性詩人、フリア・デ・ブルゴス。空、海、川、光、愛、喜び、苦悩を驚くべき独自性で詩作に昇華させた異才の悲劇の人生。代表的な作品の訳詞、故郷を離れて後、ニューヨークで倒れる直前まで妹に書き綴った手紙の翻訳を軸に時代背景を添えて紹介する。 -
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人びとが南方を目指した1940年代――
南方開拓の「拓士」として養成された青年たちは
「大東亜共栄圏」を建設できたのか
本書が光を当てる「南方国策移民」は、知識人でも植民地主体でもない、日本人の一〇代後半から二〇歳前後のセミ・エリート青年である。日本人のなかでは〈加害─被害〉の両側面を合わせ持つグレーゾーンに立たされていた。
限られた拓務省の公刊史料を中心に政府が進めた南方移民政策をたどり、政策に応じて「南方雄飛」を目指した個人が、どのように「大東亜共栄圏」建設の一翼を主体的に担ったのか、その内実に迫る。 -
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『歩く江戸の旅人たち』『歩く江戸の旅人たち2』の女子旅編!
近世は “女子旅の時代”?!
関所を越え、難所を歩き、大河を渡る
情熱とバイタリティ溢れる女性たちを惹きつけた近世女性旅の魅力とは?
旅を楽しむためにかなり頑張ってしまう女性たちの気持ちや姿は、現代でも同じなのかもしれませんが、
近世後期に大流行した旅は歩くことがメインであったため、旅する女性たちが辛い目に遭うこともありました。その女子旅を安全で快適にしたものは何だったのでしょうか。
また、旅費をかけて楽しんだお買い物、名所めぐり、グルメなどを通じて、活発な江戸の女性像を描いてみましょう。 -
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江戸の人びとは、現代人では考えられないほどの健脚を誇り、全国各地を歩きまわる旅を愛していました。それでは、歴史に名を残した人物たちは、どれだけの歩行能力があり、どのような旅に出たのでしょうか。行く先々で遭遇した困難や人との出会いはどのようなものだったのでしょうか。松尾芭蕉、伊能忠敬、吉田松陰、清河八郎、勝小吉の「歩く旅」に着目することで、新たな歴史像を解明します。 -
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閉塞したこの時代のなかで私たちの思考にはめられた足枷を外す鍵となるのは、「ユートピア的想像力」の復権である。本書は、ユートピア思想の歴史と、現代の様々な学問分野で発現しているユートピア的モメントを紹介しつつ、そのアクチュアリティのありかを探し出そうとする果敢な試みである。 -
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帝国史の課題は何か。政治・軍事・外交から社会・文化へのブリテン帝国史革命、国内史から帝国史への帝国論的転回、さらにはトランスナショナル・ヒストリーやグローバル・ヒストリーの大胆な試行と、グローバル化の展開に応じて変容を遂げた帝国史研究の最前線を追跡。そして、これから何をなすべきかを提示する。 -
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戦争記念碑は、遺族にとっての「悲しみの場」であり、国民国家への犠牲を求める「顕彰の場」でもある。一方でロンドン・シティにおける戦争記念碑の設立や追悼式典には、世界の金融市場としての地域コミュニティのアイデンティティが深く関わっている。本書は、戦争記念碑の研究をこれまでの国民国家とナショナリズムを中心としたものだけでなく、地域社会のアイデンティティなど幅広い研究動向のなかに位置づけ、重層的なナショナリズムの問題として捉え直している。人々の心性にも迫ることで「戦死者追悼の社会史」を目指し、あらたな意味を問う。 -
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「総力戦」が強調された戦時期における女性労務動員の展開は,グローバル経済下で競争力の維持を目指す現代日本の労働政策と相通ずる点があるのではないだろうか.赤松常子は敗戦直後に「日本女性の戦ひはこれからである」と残した.現代を生き抜くために今知っておきたい戦時期日本の働く女たちの姿がここにある. -
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戦前期に、企業・公官庁・学校・病院・百貨店などで働く女性――当時彼女らは「職業婦人」と呼ばれた――を対象に、その実態に関する計量分析を通じた実証的アプローチと、婦人雑誌(『婦人公論』『主婦之友』『婦人倶楽部』)等をもとにした職業婦人イメージに関する言説分析を通じた社会構築主義的アプローチにより、中流女性と職業をめぐるジェンダー秩序の形成と変容のプロセスを、歴史社会学的な視座から明らかにする。 -
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アニメ産業は受注産業であり、その不安定な構造の中でも、長らく常時の生産ラインを抱えることなくフリーランスを中心として労働力を満たしてきた。だが、アニメ産業は同時に熟練した労働者が必要な労働集約的な産業でもある。そうした産業が継続されるには、労働者が長期にわたって「働き続けたい」と思う必要がある。一見すると不安定な状況下で就業継続しているアニメーターの「当事者の論理」に注目することで、フリーランスのキャリアを社会学的に捉える意義と可能性を提示する。 -
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ゴルバチョフ書記長は, 1989年夏に冷戦が終わりつつあると語った. しかしブッシュ大統領は, ベルリンの壁が崩壊しても, マルタ米ソ首脳会談においても冷戦終結を宣言せずにドイツ統一交渉を進めた. ヨーロッパの冷戦は, いつ, どのように終結したのか?
近年公開されたアメリカや各国の新しい史料と国際的な研究動向を踏まえて, ジョージ・H・W・ブッシュ政権の対ソ・対ヨーロッパ政策の実態を解明し, 東西ドイツ, アメリカ, ソ連, イギリス, フランスが行ったドイツ統一交渉の経緯を詳解することによって, ヨーロッパ冷戦終結過程の全体像に迫る. -
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「ボール」と日本人の営みを、古代から現代まで時代を貫いて考察する本邦初の試み!
現在のボールゲームのほとんどは、明治期以降に欧米から渡来したものですが、日本人のボールゲームとの出会いは古代にまでさかのぼり、現代まで幅広い人々に楽しまれてきました。
「する」、「みる」ボールゲームの歴史はもちろん、「昔の人はどう動いたのか?」といった運動技術、ボールゲームの発展を支えたボール職人の存在など、幅広い視点から、時代の変化とともにボールゲームがどのような変遷をとげていったのかを見ていきましょう。 -
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通訳見習として日本のイギリス公使館に赴任したアーネスト・サトウは、生麦事件、薩英戦争など攘夷の嵐が吹きすさぶ現場に居合わせた。日本の元首は将軍ではなくミカドだと見抜き「英国策論」を公表。日本語に精通した彼は各地を歴訪し、日本の国情を探索する。上巻では、1885年ころのシャム赴任中に執筆した第22章までを扱う。日記と対校して実録と回想を峻別し、史料価値を高めた。 -
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本書は、ケンブリッジ大学で女性として初めて経済学を学び、イギリスで最初の女性経済学講師であったメアリー・ペイリー・マーシャル(1850-1944)の回想録である。配偶者の視点から経済学者アルフレッド・マーシャルの横顔を捉えようとする狭い関心を超え、ヴィクトリア時代の人々の生き様や女性の自立という文化史の一齣としての意義をもつ一冊である。 -
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いまだ生じる多くの紛争。また潜在的な紛争の火種は消え去ってもいない。我われの暮らしを脅かす紛争・戦争に対して、経済学はどう応えてきた/いく のか? 直面している多くの課題に対して、共時的・通時的な視点を持ちながら、経済学から平和構築の分析を行った意欲作! -
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「絵入百科事典」に代表される絵と言葉を備えた書物は、知識や情報を分類・整理し、固定化するために重要な役割を果たした実用書であった。これらの書物がいかに和・漢・洋の情報を繋げ、いかに江戸から近代における「知」を支える裾野を拡げたのか。本書では、訓蒙図彙、子どもの読書、宣教用絵本、広告、古画蒐集などの切り口から論じる。 -
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本書は日本統治時代の台湾で進められた築港事業の詳細とその歴史的意義を明らかにしようとするものである。1つは、台湾総督府の築港方針、2つめに、築港事業に携わった技術者の人材育成という2つを柱として分析し、台湾の築港事業の「経験」が台湾総督府及び日本帝国のその後の政策にどのように影響したかを解明しようと試みる。 -
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本書は、おおむね中世から現代初頭までの欧米の歴史をその文化や思想とからめて論じたものである。世界史を勉強したことがなくても大丈夫! ものごとの因果関係を理解して把握する方法を磨く糧としても歴史を勉強しよう。 -
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歴史は複雑であり、過去の出来事を単純な「善」「悪」によって論じることは出来ない。本書では、かつて読売新聞論説委員として歴史問題や論壇に携わってきた著者が、立場や思想等様々な要素で絡み合う「歴史認識問題」の論争を解きほぐす。 -
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熊谷開作先生生誕百年記念論集。本書は、法と社会の関係、とくに裁判と自治に関するテーマを新しい法史学的視角から論じた共同著作である。代言人などの法の担い手、裁判史料を用いた民事紛争の実態分析、明治初年の村の自治、およびドイツ「市民協定」の意義などを論じる。 -
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「労働可能であること」を福祉提供のメルクマールとしたドイツ社会国家において,女性や子どもはどのように位置づけられたのか.ドイツ社会国家の展開過程を近代家族の視点から読み解く. -
近代化の政治変動における中間階層の政治動向をテーマに、帝政ドイツ期の農民運動と、そのイデオロギー的背景としての反近代主義を論じたものである。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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本書では当時の国政・内外・外交の諸相を精察しつつ、ローマ「帝国」誕生の過程に迫る。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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自由貿易帝国主義論からジェントルマン資本主義論に至るイギリス帝国史研究を踏まえた上で、世界システム論の長期的でグローバルな視野を導入して、世界システムの動態、イギリス帝国の構造、帝国の社会・文化史、帝国の性、環境史などの新しい領域を切り開く。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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