『歴史、講談社(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
2161 ~2220件目/全2222件
-
超高齢化で生涯現役社会を実現、リサイクル都市を築いて優れた省エネ生活を送り、そして、庶民は文化に豪奢な贅沢をし、人間として豊かな暮らしを楽しむ。江戸時代の日本人は、私たち、いや、世界の今後のモデルです。明治維新後歪められた「良さ」「豊かさ」を人気の経済評論家が、その独自の視点で徹底分析。歴史家とはちがった観点からたどり着いた江戸社会の実像は、極めて合理的で豊穣な世界。やっぱり、日本人は偉かった!
-
私はヨーロッパで30年以上暮らしていますが、日本についてヨーロッパではよく知られているのに、日本人がまったく知らないということがあります。ヨーロッパにおける日本についてのうわさ話、つまり、有名な政治家や大企業の社長や学者が話しているのではなく、街のフツーの人々が日本について話していることをピックアップすると、なんだか日本の本当の姿が見えてくる気がしました。赤裸々な日本人評満載!
-
宝を求め、サハリン・アムール川流域に進出する戦うアイヌ。激しい格差、サケ漁をめぐる内部対立、「日本」との交渉――社会の矛盾に悩むアイヌ。北の縄文から近世まで、常識を覆すダイナミックな「進化と変容」。(講談社選書メチエ)
-
「最高の卒業式」を目指し、教師と生徒が努力を重ね、みんなでともに歌い、感動し、涙する「感情の共同体」が達成される――。この、日本独特と言える「儀式と感情との接合」は、いついかにして生まれたか。涙の卒業式、この私たちにとって当たり前の光景の背景には、明治初期以来の学校制度構築の歴史が横たわっている。日本の近代と教育をめぐる、まったく新しい探究! (講談社選書メチエ)
-
人はいかにすれば救われるか。法然と明恵――鎌倉新旧仏教を代表する両者の思想対決は、私たちを根源的な問いへと誘う。現実か理想か。他力か自力か。そして、生と死の究極の姿とは。最新の宗教学の成果を踏まえ、2人の対決の彼方に宗教のアクチュアルな「力」の再生の可能性を探る、宗教のポストモダン。(講談社選書メチエ)
-
第一次世界大戦の未曾有の惨禍は日本指導層に甚大な衝撃をもたらした。もはや進むべき道は国際協調以外にないと対中融和を含む協調路線に賭けた浜口。最終戦争は必至と満蒙・華北領有を含む軍中心の総力戦体制の構築を計った永田。ともにテロに斃れた2人の国家存亡を巡る究極の対立を描く。(講談社選書メチエ)
-
東北から九州まで共通して見られる、死と出産を「穢」とみなす民俗習慣。その観念の起源をめぐる探究は九~十世紀に制定された『延喜式』に行き当たる。数多くの史料を、当時の息づかいがわかるように参照し、「穢」という不可思議な意識と社会秩序感覚が生み出された過程を明らかにする。挑戦的な歴史学の試み。(講談社選書メチエ)
-
得体の知れない敵国、日本を丸裸にするため、アメリカはすさまじい執念とエネルギーを費やし極秘に捕虜尋問センターを準備した。暗号名はトレイシー。日本人の国民性、心理、戦術、思想、都市の詳細などについて捕虜たちが提供した情報が、やがて日本の命運に大きくかかわってくる。講談社ノンフィクション賞受賞作。(講談社文庫)
-
なぜ過去に例がないほどに中国で「反日」の嵐が吹き荒れたのか? 抗日から生まれた国家という、共産中国の源流もさることながら、その背景には1950年代の大躍進、60年代の文化大革命など、共産党政権下で崩壊が進んだ社会道徳、1980年代の開放政策以降拡大してきた社会の歪み、共産党内の動揺、既得権益層内部での権力闘争の対立など、中国社会で現在進行するさまざまな動乱要因があった。(講談社現代新書)
-
われわれ人類=ホモ・サピエンスは、いつ誕生し、どのようにして文化を、身につけるようになったのか。本書は、いまだ残された多くの謎をアフリカに求め、類人猿の社会、未開民族の生活から調査・解明した記録である。「アフリカの自然と人間の生気、その偉大な潜在力は、機械文明に毒された現代社会に、人類再出発の契機を与える」この著者のことばは、新たな、文明のあり方を考えさせる。
-
壇ノ浦の合戦から後南朝まで。天皇の証をめぐる壮絶なドラマ! 壇ノ浦の合戦、南北朝の対立、皇位奪還を狙う後南朝──。鏡・剣・玉という、歴代天皇の皇位継承のシンボルを求めて繰り広げられた争奪戦を通して、中世期の神器をとらえなおす1冊。(講談社現代新書)
-
かんかん虫とは、ドック入りした船のサビ落としをする港の自由労働者。かんかん虫のトム公は、14歳ながら札つきの不良少年。しかし、曲がったことは大嫌い。彼が傲慢な金持ちを憎むのは、相応の理由があった。少年時代の横浜の見聞をもとにした「かんかん虫は唄う」は、自伝的要素に満ちた異色作。必死に生き抜くお島母子に、幼き日の著者のおもいがこめられた「色は匂えど」を併録。
-
大正14年に創刊された国民雑誌「キング」に発表されたこの作品で、従来の幾つかの筆名に別れを告げ、新たに吉川英治が誕生した。――美男で剣を見るのさえ身体がふるえる春日新九郎が、兄の仇、富田三家随一の名人、鐘巻自斎を相手に戦うまでの数々の辛苦と、剣難女難。――この一作が呼んだ反響、つづいて生まれた幾多の名作。本書は、吉川文学の輝かしい原点といえよう。
-
将門は著者の最も食指を動かした人物の一人である。反逆者としての歴史の刻印を除きたい気持ちもあったが、純粋で虚飾のない原始人の血を将門にみたからだ。都にあっては貴族に愚弄され、故郷では大叔父国香に父の遺領を掠められ、将門はやり場のない怒りを周囲に爆発させる。それは天慶の乱に発展し、都人を震撼させる。富士はまだ火を噴き、武蔵野は原野そのままの時代だった。
-
幇間・松のや露八として、反権力的姿勢を貫いた、彰義隊くずれの土肥庄次郎。一橋家近習番頭取の長男として生まれながら、鈍でひたむきすぎる性格のゆえに、数奇な人生を辿る。免許皆伝の祝い酒から、庄次郎の止めどない転落の道は始まった。だが武士を捨てるどころではない、徳川の屋台骨が潰れる時勢になったのだ。――負け犬のフツフツたる感情が全篇をつつむ意欲作!
-
著者は終生、捕物帳には筆を染めなかった。しかし、捕物帳的な傾向の作品といえば、本書が筆頭であろう。十手捕縄をとって30年、捕物の神様とうたわれた名与力・塙江漢が、突如、暴風のように襲った悪魔により晩年の幸福を引きちぎられ、伜郁次郎を獄門に送らねばならぬ悶々の胸中。――これは捕物帳とは一線を劃す捕物帳である。
-
没後50年 長男だからわかる素顔の作家 『宮本武蔵』『新・平家物語』など数多くの名作を残した故吉川英治の長男である著者が、70歳で逝った父の十三回忌を機に、青梅の吉野村に疎開した昭和19年からの想い出をまとめた一冊を復刻。厳しい作家の側面と、良き家庭人としての素顔を、著者以外の誰もが知り得ない多数のエピソードと共に綴った貴重な追慕の書。(講談社文庫)
-
攘夷の嵐が吹き荒れる幕末。先に欧米に約した開市開港の実施延期を要請するため、幕府はヨーロッパに使節団を派遣した。文久二年、総勢三十八名のサムライたちは、西洋事情調査の命をも受けて、仏・英・蘭・露など六ヵ国を歴訪。一年にも及ぶ苦難と感動に満ちたこの旅を、彼らの日記や覚書、現地の新聞・雑誌の記事等をもとに、立体的に復元する。(講談社学術文庫)
-
海は柔らかい交通路である。それは自在な交通を許し、人と人を結び、文化同志を融合させる。本書では全国の中世海村・海民の姿が、綿密な現地調査と文献から浮き彫りにされてゆく。中国大陸・朝鮮半島・日本列島をまたにかけた「倭寇世界人」を生み出した海のダイナミズムを探り、東アジアに開かれた列島社会の新鮮な姿を描き出す、網野史学の論集。(講談社学術文庫)
-
秀吉没後、混沌とする天下掌握への道筋。豊臣政権内部で胚胎した諸問題はやがて家康と三成の2大勢力形成へと収斂してゆく。東西に分かれた両軍が衝突する慶長5年9月15日。戦いはどのように展開したのか。関ヶ原に未だ到着しない徳川主力の秀忠軍、小早川秀秋の反忠行動、外様大名の奮戦、島津隊の不思議な戦いなど、天下分け目の合戦を詳述。(講談社学術文庫)
-
神奈川県知事在職中、「現地・現場主義」を貫き、県内各地に足を運んできた著者は、幕末に起きた「生麦事件」が、じつは明治維新の一大転換期となる重要な事件だったことを知りました。TPP問題や中央の決められない政治。私たちが生きる現代日本は、まさに幕末維新が直面した危機的状況に瓜二つの状況です。サムライたちはあの危機をいかに乗り越えたのか、その苦闘する姿の中に、現代を生き抜くヒントを探る意欲作!!
-
河内国(かわちのくに)の悪党・楠木正成(くすのきまさしげ)は、ついに挙兵を決意する。倒幕と親政を掲げる後醍醐(ごだいご)天皇への忠節と、自らも志す太平の世を築くために。そして正成を密かに想い慕う少女・あぐりも、固く心に誓うのだった。わずかでもいい、その人の行く道を照らす光となることを。その大きな背を支え守れる、力のひとつとなることを。時代は、まさに新たな動乱の時を迎えようとしていた--。鎌倉末期を舞台に描き下ろす、渾身の長編歴史ロマン!!
-
北近江の浅井三姉妹の三女・江(ごう)は、父・長政(ながまさ)の顔を知らずに育ったが、ある日、父を切腹に追いやったのは、伯父の信長(のぶなが)であることを知る…。しかし、憎むべき信長の魅力にひかれる江。その信長が本能寺の変に倒れた後、母・市(いち)は娘たちを遺して義父の柴田勝家(しばたかついえ)と共に自刃。茶々(ちゃちゃ)、初(はつ)、江の三姉妹は羽柴秀吉(はしばひでよし)に託され、三人三様の波乱の人生が始まる! 後に徳川家三代将軍・家光の母となる江。乱世を生き抜いたエネルギッシュな物語、少女編。
-
大人気歴史恋愛AVG(アドベンチャーゲーム)の完全コミカライズ!!私の使命は上杉謙信を守ること!?――白羽真奈(しらは・まな)は不思議な泉から戦国時代へ。着いた先では、上杉政虎(うえすぎ・まさとら、後の上杉謙信)が命を狙われていた。政虎は自分の命を救った真奈を、自分の忍び・軒猿(のきざる)衆に「警護せよ」と命じるのだった。四六時中、そばにいることになった軒猿衆。彼らが真奈を守るのは使命ゆえか!?それとも……。
-
日本を軍事的核保有国に!! 通称「丸の内計画」。日本最大のチャイナタウンを舞台に、勇午(ゆうご)の交渉が世界のパワーゲームを揺るがす!! ――日本における軍事的核保有計画、その名も「丸の内計画」。民間の有志によって進行していた計画だったが、それを中国当局が察知したという情報が日本政府に入った。混迷を極める対中関係。その裏に見え隠れするのは、日本が抱えるパラドックス「国防」――。
-
江戸時代、徳川(とくがわ)三代将軍・家光(いえみつ)の世。会津藩主・加藤明成(かとうあきなり)に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水(ほりもんど)一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍(あいずしちほんやり)と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には、一族の男たちの前で堀の女たちを惨殺しようという恐ろしい企みがあった――。残虐七鬼vs.美女七人、未曾有の復讐劇が幕を明ける。
-
時は戦国時代。美濃(みの)・斉藤家の家臣、仙石権兵衛秀久(せんごくごんべえひでひさ)=センゴクは、落城寸前の稲葉山城にいた。敵は覇王・織田上総介信長(おだかずさのすけのぶなが)!! 強大な敵に茫然自失となるが、幼なじみ・侍女のお蝶とのある約束を守るために、織田軍団に囲まれた城から決死の脱出を試みるセンゴク。果たして生き残れることはできるのか!?
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。