『歴史、講談社、101円~400円(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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昭和とはどのような時代だったのか。戦後50年を機に、いまあらためてその時代精神が問われている。それも権力者の視点ではなく庶民の眼で捉えたらどうなるのか。太平洋戦争下、ラバウルでの空襲により片腕を失った筆者が、万感の想いで描ききる。戦争を知らない世代に贈るコミック昭和史・全8巻。 -
旧石器時代から1990年代までを網羅した大長編。国際社会の中の日本という位置づけで、史実はもちろん文化史、庶民生活や人間の精神・感性までもが織り込まれている。第1巻は、後漢王朝へ朝貢し、光武帝より金印を授けられる「倭人」と弥生文化の発展を描く。【目次内容】序章 後漢王朝へ、倭の奴国より……/第一章 稲作文化、海を渡って日本列島へ/第二章 自然を征服する人々の歓びと怖れ/第三章 百余国の王と民衆
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さまよう溥儀。
紫禁城を追われた最後の皇帝(ラストエンペラー)は、日本の庇護下に。
混沌の中国で天命を、龍玉を抱く者は誰か。
累計590万部!
「蒼穹の昴」シリーズ第五部、堂々開幕!!(全4巻)
1933年春。
父の築いた国と軍を失った張学良は、欧州へ向かった。
清朝最後の皇帝・溥儀は「満洲国」の執政となっていた。
北京では前の大総管太監・李春雲が、一人の女性の許を訪れる。
紫禁城を去ってからの溥儀がいかにして生きたか、
その証言者は史上はじめて皇帝を離婚をした、元皇妃であった。 -
幕府に対し抗議の切腹! 婚活支援も代官の仕事! 「水戸黄門」が描く江戸時代は史実と正反対!? 借金だらけの質素な生活に文句もいわず、領民の生活向上のために汗を流した真の武士――今日、代官といえば「悪代官」が定番である。頭巾をかぶり、お忍びの姿で豪商を訪れ、山盛りの切り餅(二十五両の包み)を前に、「むふふ、お主もワルじゃのぉ」「お代官様にはかないません。わっはっはっ」と「賄賂を取り放題、悪行三昧」の場面をテレビなどで見かける。これは大正時代に一世を風靡した、立川文庫の講談本『水戸黄門漫遊記』から始まるようだ。そして、昭和44年(1969)8月から始まったテレビの『水戸黄門』により、代官は完全に悪役の汚名を着せられ、世間に定着させられたのである。しかし、江戸幕府の270年わたる繁栄を支えたのは紛れもなく代官たちであり、そこには多くのドラマが隠されている。
●徳川家康も一目置いた名代官とは
●「婚活」の世話も代官の仕事?
●代官と商人の涙ぐましい関係
●江戸時代の百姓一揆は1件だけ?
●代官も直面した中間管理職の苦悩
●超多忙だった南町奉行・大岡越前
●「遠山の金さん」のリアルな姿
●時代劇には登場しない無頓着代官
●代官が行った世界初の偉業とは
●アメリカの土を踏んだ代官の無念 -
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戦争によって生まれた出会いが運命を変えていく
戦記ドキュメンタリー完全復刻!
中国侵略の途上、日本軍のある部隊が山村にいた若い美女・姑娘を発見、捕虜とする。だが姑娘と出会ってしまったことで、分隊長と上等兵の運命は予想もしなかった方向へと向かい出す(表題作)。その他、戦艦大和艦長・有賀幸作の苦悩を描いた「海の男」など4作品を収録。戦争を体験した著者が描く戦争の悲劇。 -
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戦争を生き抜いた著者がつづる生と死の物語
戦記ドキュメンタリー完全復刻!
昭和19年、南太平洋ニューブリテン島中部、部隊は壊滅的打撃を受けたものの、ひとり生き延び、仲間の鈴木と合流することに成功する。そして断崖を通り抜け道なき道を進み、敗走を続けた。敵に追われ、飢えや渇き、暑さに苦しみながらも九死に一生を得た著者が綴る、生と死の物語。戦記漫画の傑作を6編収録。 -
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古代地中海に誕生したギリシア神話は、古くから、文学や美術、音楽の題材として取り上げられ、人々の心に人間の持つ限りない可能性やエネルギーを呼びさましてきた。ローマの影響を受ける以前の荒々しいまでの神々の息吹を伝えるとともに、人間の活力の原型ともいえる英雄たちのスケールの大きい活躍、そしてギリシア悲劇につながる人間の葛藤を三本の柱に、多方面からの解釈を紹介したギリシア神話の絶好の入門書。
人間はこんなにも激しく豊かな感情を持っていた! 知っているようで知らなかった神話と物語をマンガ付きでわかりやすく構成・解説。古代ギリシアがグンと身近に! -
「古代史研究」が独学できるユニークな歴史入門書!――古代史が謎の宝庫なのは、邪馬台国論争を見ても分かるように、定説となるものがわずかなため、誰もが自分なりの古代史像を構築できるからかもしれない。この本は、古代史を解く鍵や参考文献の選び方など、著者が歴史作家として歩んできた中で見いだしたことをまとめている。歴史好きな中高年が定年後の道標にしたくなるユニークな入門書である。
※本作品は文芸社より刊行された『謎解き古代史独学のススメ』(2002年)を文庫収録にあたり改題しました。 -
すべてのビジネスマンに捧ぐ。
本屋大賞の話題作、早くも文庫化!
ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。
石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。
「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。 -
跡取りとされた弟の急死で、浅草の道具屋に呼び戻された太一郎。道具屋をやり直すには年を食いすぎている太一郎は、深川の古道具屋皆塵堂で修行することに。太一郎には、幽霊が見えるという人に言えない秘密があった。だが皆塵堂にあるのは、首吊りや夜逃げのあった家から持ち込んだ、いわくつきの品ばかり。見たくもない幽霊と向き合う日々が始まった。そして向島の猫屋敷で、太一郎は封印していた幼い日の記憶をよみがえらせる。
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安政3年、坂の町、長崎。「これからの世の中、おなごが通詞になったって、罰(バチ)はあたらねェ」攘夷運動、大政奉還、戊辰戦争……一人、この時代を駆け抜けた女性がいた。男装の通詞、その生涯――安政3年、肥前・長崎。出島で働く父から、英語や仏語を習う10歳のお柳。「うち、お父ちゃんのように通詞になりたかとよ」。女人禁制の職に憧れる幼いお柳の運命は、釜次郎、のちの榎本武揚との出会いによって大きく変わっていく。攘夷運動、大政奉還から戊辰戦争へ。激動の時代に消えた一人の「男装」の通詞。
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江戸の町で人外のものを狩り鎮める、謎めいた美しき男がいた――。
「江戸版陰陽師」ここに開幕!
江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。
専ら人外(にんがい)のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。
満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。
見れば大店のお女将の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。
見上げる者たちの顔に点々と血が振りかかり、ぞぶ、ぞぶ、ごり、という音のあと、
どさり、と毛氈の上に女の首が落ちてきた――。
遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(「桜怪談」)。
短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。 -
官軍の志士も畏怖し続けた徳川幕府最大の頭脳。龍馬も海舟も西郷も桂も師と仰いだ士(サムライ)。船中八策も大政奉還も日本国存続に命を賭けた直参旗本の発案だった!
大久保一翁とは何者であろうか。軍艦奉行となった海舟の活躍で、諸藩にその名と思想は知られていた。薩摩の家老・小松帯刀、西郷隆盛、大久保利通、長州の木戸孝允(桂小五郎)、周布政之助、土佐の坂本龍馬、公家の岩倉具視など、幕末維新の数多の傑物が揃って大久保一翁に期待し、一翁が幕閣に登用されれば、「討幕を止める」とまで声を揃えたほどである。 討幕派の西郷や大久保、木戸からも一目置かれ尊敬されていたことは、幕末維新の複雑な政局を知るうえで、一翁その人を避けては通れないことを意味する。一翁の最大の功績は、幕府の中枢にありながらも、私心を捨て、広く意見を聞き、深く洞察して結論を出すと、その主張を公言して憚らないことにあった。そのひとつが諸藩の重役や志士を驚かせた「大開国論」である。
●一翁に心酔する志士たち
●大政奉還の裏で進む謀略
●江戸城開城までの真の主
●「慶喜斬るべし」に悩む西郷
●江戸城総攻撃延期の真実
●無禄覚悟でごった返す駿府輸送船
●あだ名は「もののふ」
●昇進は受けても昇給は受けず
●要職復帰後5日でまたもや罷免
●隠居後も幕府の知恵袋 -
聖徳太子の活躍した飛鳥時代と現代の日本はよく似ている。――停滞する国力、流動化する大陸との関係、強い政権の不在、大きな変革が待望される社会。悲劇の皇子「山背大兄王(やましろのおおえのみこ)の墓」はなぜ見つからないのか? 「聖徳太子の末裔」を名乗る者はなぜ歴史に現れてこなかったのか? 聖徳太子こそが「古代史の謎」を解く最大の鍵なのである。日本人の心の底に横たわりながら詳らかにされなかった「天皇と神道」の関係を明らかにする気鋭の論考!
●100年以上も忘れられていた聖徳太子
●天皇と神道との関係
●太子は即位していたのか
●長屋王と聖徳太子をつなぐ「上中下」
●差別される者たちに広がった太子信仰 -
現在も皇位継承問題で揺れる「女性天皇」。だが古代、6人8代も即位した女性天皇は決して中継ぎではなかった。邪馬台国の卑弥呼、台与に始まり時代の節目に登場した女帝たち。豊穣の女神か、巫女王か、「妹の力」か。世界史にも稀な女性への権力移譲から見えてくる、知られざる皇位継承のルールとは? 推古、皇極(斉明)、持統の激動の生涯を追って、ヤマト建国の本質を浮き彫りにする、古代「天皇制」シリーズ第2弾。女帝たちは歴史を大きく動かしていた!
●「記紀」はなぜ、女帝の時代で筆を置いたのか
●女帝・推古と2つの勢力
●斉明という霊力の奪い合い
●天武の外交を継がなかった持統
●万葉集「白栲の衣」の秘密 -
江戸に拡がる暖かい煮炊きの煙。人はね、当たり前のことがおもしろくないんだよ。裏返しや逆さまが好きなのさ――のぶちゃん、何かうまいもん作っておくれよ。夫との心のすれ違いに悩むのぶを、いつも扶(たす)けてくれるのは、喰い道楽で心優しい舅・忠右衛門だった。はかない「淡雪豆腐」、蓋を開けりゃ、埒もないことの方が多い「黄身返し卵」。忠右衛門の「喰い物覚え帖」は、江戸を彩る食べ物と、温かい人の心を映し出す。
◎「読み進むほどにページを繰るのが早くならずにはいられない小説がある。この小説もそうだった」<塩田丸男「解説」より> -
尾張藩の下級武士・朝日文左ヱ門。性格は意志薄弱、趣味は酒・芝居見物・釣り、そして日記。恐妻に怯える日々を過ごしながらも愛人に癒され、公(との)の色恋噂話を肴に同僚と酒を飲み、出張中に羽目を外してストレス発散……。実在した、お気楽な中流サラリーマン武士のリアルな日常と、当時のスキャンダルを “フォーカス”した『鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)』が、石ノ森章太郎の手によって漫画化!!
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獄中死したはずの平賀源内が執筆した『解国新書』なる書が見つかった! 幻の古書を入手した研究者・山之内と、教え子・紅葉緑(ゆづりは みどり)が読み解くと、常識を覆す歴史事実が次々と明らかに!! 悪評高き田沼意次(おきつぐ)による幕府の財政改革は、実は評価すべき功績だった!? 意次は昭和のあの政治家なのか? 石ノ森章太郎らしい巧みな演出とカット表現で、江戸時代と現代を見事に交錯させた人間ドラマ!
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昼飲みや夕暮れ飲みにぴったりなのがゆるりと飲んで、つるりと〆る「蕎麦前」を特集。晩春の一杯をお愉しみあれ。そして、東京の庭園も掲載。選りすぐりの6箇所をご案内します。小誌ライターによる独自の視点での紹介に加え、庭園ツウを水先案内人に迎えてビギナーも気負わずに足を運びたくなる庭園の楽しみ方をご提案します。(全30P) -
大人気シリーズ「味見方同心」が帰ってきた! 同心の兄・波之進の後を継いで味見方となった弟・月浦魚之進は南町奉行から密命を受ける。将軍暗殺計画の気配があり、毒見役の鬼役とは別に、城内に忍び寄る悪事を阻止してほしいというのだ。気弱な魚之進にそんな大役が務まるのか? 兄の後家・お静への思いが募るなか、魚之進は美味で怪しい江戸の食べ物を追う!
【南町奉行所・味見方とは?】
江戸市中の食べ物の動向を探る特別役職。水戸藩が南町奉行所に働きかけてつくらせた。同心の月浦魚之進のみが味見方を拝命する過酷な一人役。横行する悪質な抜け荷の現状把握がもともとの目的だったが、捜索の間に様々な食にまつわる事件が発生する。初代味見方の月浦波之進は何者かにより暗殺、それを弟の魚之進が引き継いだ。兄弟の努力と活躍によって悪事は暴かれ、魚之進は兄・波之進の仇を討った。
本巻『潜入!味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳』までの顛末は、「隠密 味見方同心」全9巻をお読みください。面白さと美味しさが倍増します!! -
ここは、動物の病を癒し、飼い主の心も救う場所。
動物たちとの触れ合いを通じ、私たちを究極の感動へと誘う激アツの一巻!
――縄田一男(文芸評論家)
江戸の世に、夫婦で営む動物専門の養生所があるという――。
日本歴史時代作家協会新人賞、細谷正充賞受賞の気鋭がおくる、心温まる時代小説の傑作。
谷中感応寺の境内に居を構える「毛玉堂」は、けもの専門の養生所。腕は確かだが不愛想な医者の凌雲と、しっかりもので動物好きなお美津を頼りに、今日も問題を抱えた動物たちがやってくる。治療を通して浮かびあがる、人と動物の温かな絆は、悩める飼い主たちの心も癒していき――。 -
姉・アマテラスとふたりで暮らすスサノオ。スサノオは、オオカミのタケルとウサギのミミ公とともに、行方不明の父を捜す冒険に出る!! 1958年から「幼年クラブ」に連載された表題作他、けな気な姉弟愛を描いた『あんじゅとずしおう』(「たのしい三年生」)、盗賊団に家族を奪われた少女・アリスと白いらくだ・リジイとの信頼を描いた『白いらくだ』(「なかよし」)。低学年向け雑誌に発表された初期作品3作を収録!!
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時は元和二年。豊臣方が徳川家康に滅ぼされてから一年が過ぎようとしていた。そんななか、敵に襲われ記憶をなくしたひとりの男がいた。その男の名は“黒い風”と呼ばれる忍者・小月風乃進であった──。表題作他、甲賀忍者の活躍を描く『忍びの影』、「別冊マーガレット」に掲載された『ゆか』、仇討の非情な世界を描いた『ある対決』、血を分けた親子の死闘を描く『風を斬る』、全5作を収録した時代活劇短編集!!
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日本の夜明け間近、1862(文久2)年の京都。実験に失敗し、何度も爆発を繰り返す少年がいた。名は、モ一(もいち)。身寄りが無く、異母寺(いぼじ)の和尚に面倒を見て貰っており、大の発明好きで、色々なアイデアを持っている――。ある日、寺に隠れていた海援隊の坂本竜馬と出会ったモ一。怪我を負い、新選組に追われているという。新選組に取り囲まれた寺から竜馬を逃がす為、モ一は新しい発明品を作るのだが……!?
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日本一の剣士になるため、風乃進は江戸を目指す!! その道中で出会ったひとりのスリ・イルカの吉次。風乃進は彼からひとつの巻き物を託される。それは江戸城の財宝を盗み出そうとしている一味の名前が書かれた連判状だった。目指す千葉道場に入門し、四天王とも友情を結ぶ風乃進。しかし、その連判状を取り戻そうと風乃進を狙う影が近づいてくる……!! 日本に新しい太陽が昇ろうとしている動乱の時代を描いた、幕末時代劇!!
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剣の腕はめっぽう強く、自分を殺そうとする者に対しては冷酷無残に斬りすてる、孤独な少年・風。ある時、ふとしたきっかけで出会ったチビと旅に出ることに。風のことをアニキと慕うチビ。しかし、その道中には風を狙う危険な相手が次々と現れる。そして、風が追うのは双つ身の連(むらじ)。“復讐”という言葉を胸に、風とチビの旅は今日も続く──。幕末、動乱の時代を舞台にした忍者活劇。
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江戸の遊郭・吉原の大門前にあるおもちゃ屋は、店番の男「とんぼ」が削る竹とんぼで子供達から大人気。しかしこの店の本業は、吉原での借金を取り立てる「始末屋」だった……! 図体がでかくて頼りなげなとんぼが、色事がらみ、金がらみ、親子の情愛がらみなど、吉原の様々な厄介事を、“粋”に巧みに解決する! 情緒あふれる庶民の生活を活写し、1975年の「ビッグコミック」連載開始から好評を博した、人情時代劇の傑作!
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