『歴史、幻冬舎メディアコンサルティング、501円~800円(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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天保十五年。記憶を失くした一人の男が、越後直江の津・今町に流れ着いた。偶然通りがかった橋で、やくざ集団「権藤家」から盲目の少女・さくらをかばった男は、その縁で町の旅籠屋に居候することになる。季節は三月。伝統行事『びしゃもん祭り』を控えて、人々は浮かれながらもどこか表情がこわばっていた。聞くところによると、「権藤家」が祭りの襲撃を企てているらしい――。過去を置いてきた剣士と、未来が見える盲目の少女。儚くも美しい、ふたりの運命。
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古代史から読み解く、日本人の源流に迫る一冊!
日本に残る、数多くの古代史。それら日本最古のフィクションを読み解けば、日本人のルーツが見えてくるはず!?著者が趣味で読み始めたはずの古代史だったが、そこに日本人のルーツを見出し解説する、異色のエッセイ。 -
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古より、吉備国に脈々と語り継がれる鬼退治神話。
今なお、謎に満ちた数々の史跡は、一体何を物語る。
子ども達に語り継ぎたい歴史絵本。 -
論争決着のカギを握るは、卑弥呼の娘・壹与
邪馬台国の場所はどこにあったのか。
2000年経った今でも答えが出ない理由は、その読み方の曲解にあった。
古くからの言葉がなお残る沖縄の方言に着想を得た著者が斬新奇抜に
古代史最大の謎解明への道を切り拓く――。
ヴェールに包まれた日本の起源に迫る最新論考。
確たる資料のない日本の“空白の4世紀”。
その間に、倭国の人々の文化は驚愕の変貌を遂げていた。
邪馬台国はどこにあり、大和朝廷はどう興ったか。
そして私たちはどこから来たのか――。
国際化する社会で生きる現代人必読、東アジア全土の
歴史とつながりを捉え直す、日本史新定説の登場。 -
第二次世界大戦に向かう日本。水面下では宇垣一成内閣を目指す動きがあったという。もし彼が政権を立ち上げていたならば、日本の前途はどうなっていたのだろうか。変革の鍵を握っていた宇垣や石原莞爾、山本五十六たちは、その時、何を考え行動するのか--。禁忌とされる昭和史のif物語。
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ゆかりの故地を訪れる。
資料を探し、書かれた書物を読む。
顧みられることの少ない歴史上の人物に
後人が思いを馳せる――「巡礼の旅」。 -
原武史氏(放送大学教授)推薦
「米国雑誌が描く昭和天皇像の変遷を追うことで生まれた新たな研究だ!」
終戦まで発行部数を伸ばし続けた米国ニュース誌のジャーナリズムに迫る考察読本。
20世紀、アメリカ国民の「日本のイメージ」を形成したのは、活字ジャーナリズムだった。
世界の中でも特殊とされる日本の皇室は、どのように報道され、そのイメージを変遷していったのか。
週刊ニュース誌『タイム』、高級ビジネス誌『フォーチュン』、写真週刊誌『ライフ』といった主要米国誌の記事を徹底分析し、斬新な視点で昭和天皇像を解説する、唯一無二の保存版。 -
考古学少女明日実が、先祖の姫と出会い繰り広げる魔王との闘いがはじまる
1700年の長い眠りから目覚めようとしていた古代女王の墳墓。社会科の教師である父、佳津彦とともに墓の発掘作業にあたっていたのが、予知能力と高度の戦闘能力を秘めた考古学少女、天見明日美である。父、母、愛猫レオとで平穏な暮らしをしていたのだが、ある日、魂の覚醒を果たした古代女王のサイコキネシスによって呼び寄せられ、子孫である自分たち一族に受け継がれた伝承を知ることとなる。現代の定説を覆す古代史の真相と、宿敵である魔王の存在が明らかとなり、その魔王の正体が解き明かされていく
<著者紹介>
半田貞二(はんだ ていじ)
昭和35年12月9日、宮城県生まれ。
長距離トラック業務(約30年間)を定年退職し、
現在は捕鯨会社でクジラの解体作業に従事。 -
能の歴史的なターニングポイントを物語に昇華し、
「風姿花伝」「六輪一露之記」といった秘伝書誕生の裏側に迫る意欲作
動乱の室町期。
道を極めんとする若き能役者たちの苦悩と人間模様を
精緻な筆致で生き生きと描く本格小説。
世阿弥を師と仰ぐ、若き金春大夫・氏信(のち金春禅竹)は
能の奥義を極めんと苦悶の道を歩んでいた。
そんな中、隆盛を誇る観世座一門に大きな問題が巻き起こる。
跡を継ぐ者たちは何を思い、どう動くのか――。 -
奈良時代の最盛期。南都六宗のひとつ「法相宗」六祖の一人に数えられる、実在した気高き僧の生涯。
万葉集など貴族的文化が花開く中、若くして法相学や医方明を学び頭角を現していく玄賓(げんぴん)。尼僧の妙華に出会い恋心を抱くも、ストイックなまでにその感情を抑え込み興福寺での修行に励むが、同じく修行をしていた宝源(ほうげん)の妬みによって女犯の禁を犯しているという誹謗中傷にあい、更なる修行を積むため北国へ乞食行に出るのだった。鎮護国家思想が強くなり、国家による庇護を受けた寺院の勢力や規模の拡大で私利私欲に走る僧が出てくる時代にありながら、高僧にのぼり詰めてもなお民のために身を賭し続けた八十五年を描いた、心震える歴史小説。
<著者紹介>
村上茂之(むらかみ・しげゆき)
1947年 愛媛県に生まれる
1971年 佛教大学卒業 豊中市役所に奉職
2008年 豊中市役所 定年退職
2011~2021年 戸世山蓮明寺法務に従事
著書に「蘇る天平の浪漫―伊賀四国八十八ヶ所霊場第二十八番札所蓮明寺の伝説より」2017年/文芸社 -
日本刀は単なる武器ではない。日本人の心を表象する日本文化の真髄である。日本刀に魅せられ、刀剣商となった著者が語る、「日本人が知らない」日本刀の魅力と、日本刀を通して知る“本当の日本”とは――。
古くから日本刀は御守り刀として、親から子へ、主君から臣下へ、そして花嫁の父親から娘への結婚のお祝いとして贈られてきた。天皇の皇位の印である三種の神器が、鏡と玉と剣であることもよく知られている。
現在、日本に存在する国宝1100点あまりのうち、 約1割にあたる110点ほどが日本刀だ。近年では『刀剣乱舞』の大ヒットで、若い人にも日本刀ブームが起きている。
そのように日本刀は、日本人と深いつながりがあるにもかかわらず、現代においては実際に触れたり、目にしたりする機会が限られている。
日本人が忘れかけている日本の心と日本文化の魅力を、日本刀を通じて再認識できる一冊。 -
今こそ、取り戻せ――。日本人の誇りを。
教科書が教えてくれない、知られざる日本近現代史。
勝者に書き換えられた歴史を日本側の記録と照らして当時の真相を紐解く、現代人必読の一冊。
明治維新から太平洋戦争に至るまでを正しく捉えなおすと、日本が成し遂げてきた歴史的功績が浮かび上がる。
戦後に捻じ曲げられた真実を探る一冊。
・太平洋戦争を「侵略戦争」とするのは捏造だった。
・日韓関係に問題が生じるのは、事実検証の甘さが原因。
・戦勝国に押しつけられた近代史は、今こそ正すべき。 -
邪馬台国は、どこにあったのか。西暦一九四〇年から始まった皇紀二六〇〇年代は、その後の敗戦によって日本の歴史観・皇国史観を大きく転換し、学術的にも自由闊達な研究がなされる環境が実現したにも拘らず、この邪馬台国を取り巻く謎は、依然として解明されていない。現在は主として「畿内にあった」とする説、「九州にあった」とする説の2つが議論されているが、なぜ、この二つの説では所在地を解明できないのか。そもそも、この二者拓一の考え方が間違っているのではないか――そこで本書では、邪馬台国に関連する文献資料を徹底して洗い出し、まっさらな視点でその謎を探る。『魏志倭人伝』、『後漢書倭伝』、『隋書倭国伝』、『古事記』、『日本書紀』……古代の人びとの記述に読み解く、「邪馬台国」のありかとその姿に迫る! 一気読み必須の新評論。
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原爆投下から74年、敗戦後した後、現在の豊かな日本はどのように形成されたのか。佐藤栄作という人物像や、ダグラス・マッカーサー、ジョン・F・ケネディー等、日本をとりまく人物に隠れた真実。激動の渦中にあり迅速果断を迫られた日本と世界情勢の裏を紐解く一冊。
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昭和16年2月から昭和17年1月の間、横浜市戸塚区矢部町第6隣組に回覧された「隣組回報」をひもとく。終わらぬ日中戦争、日米開戦に備えた統制強化、真珠湾攻撃へと至る激動の1年間、人々はどう生きていたのか。隣組回報という強力なメディアに支配されていく国民の実像に迫る。
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「人類の歴史=戦争の歴史」ともいわれるほど、人々は戦争を繰り返してきた。それにより鈍ってしまった平和に対する感覚はどのようにして取り戻されるのだろうか。著者が提唱する「文化力」をもとに、国際社会を平和に導くための論を展開していく。これからの社会が進むべき道を示す一冊。
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その時、私は気づいてしまった。現在の憲法論争においては、いわゆる護憲派が勝っても、いわゆる改憲派が勝っても、現行憲法の中の二つの大きな矛盾は残ってしまう。「天皇制」と「軍隊」である。本書は、この矛盾を克服し、この国と世界に真の平和と存続をもたらす道筋を示さんとするものである。おわりに『平和と存続を実現する唯一の道』より
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遥かなる記憶の彼方から八十年の時を経て
懐かしの大連の日々がよみがえり
追憶へといざなう――
1945年、終戦を境に激動の舞台となった旧満州大連市から、日本(本土)に帰還するまでの、波乱に満ちた一家の物語。
色鮮やかな衣装を身にまとった人々が行きかい、活気に満ちた大連は、終戦をむかえ、突如異郷の地となった。戦後の大混乱の中、中国人、ロシア人の友人、家族に助けられながら敗戦下の悲運に立ち向かい、一家は祖国日本を目指した―― -
これまでに多くの歴史家や識者が論じてきた太平洋戦争(大東亜戦争)。だが、立場によってその主張が異なることから答えらしい答えは出ず、いつしかぼんやりとした認識のまま、70年以上の年月が流れてしまった。近代史は明治維新、富国強兵、恐慌、開戦、アジア解放、原爆と日本史の重要な局面が凝縮されているが、その背景や功績はあまり語られていない。なぜ日本は欧米列強に戦いを挑んだのか――。アジア諸国が独立するまでにどのような経緯があったのか――。平成の時代が終わろうとしている今こそ、日本人として知るべき真実がある。
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日中戦争の本質は、日本の中国進出でも侵略でもないのではないか。疑問を抱いた著者は独自に調査を重ね、いくつかの古い資料に行き当たった。盧溝橋事件の影に隠れた「七・八通電」の存在、蒋介石、張治中、尾崎秀実、リヒャルト・ゾルゲ…。陰謀、重要人物が次々と明るみになっていく過程で、日本の立ち位置、中国の日本に対する感情が露わになった。この戦争の本質の在り処を問う、歴史認識に一石を投じる衝撃作。
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関門海峡を隔てて長州藩の攘夷に翻弄される譜代・小倉藩。海峡を渡ってきた長州奇兵隊に叩きのめされ、小倉城を焼き、退却。しかし、峠に拠ってゲリラ戦で抵抗を続けた。敗者・小倉藩の側から幕末動乱を描く物語。「攘夷も維新もわからねえ。ただ、故郷のために戦うのだ」
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日本の有名企業が多数進出していることで知られる、フランスの小地方・アルザス。その交流の発端は、日本人の冨永雅之とフランス人のアンドレ・クラインの出会いだった。アルザスと日本が企業誘致から文化交流へと繋がりを深めていくさまを、冨永の妻として長年連れ添い、フランス・アルザス日本代表部の活動を支えた筆者が描く。
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