『歴史、文春文庫、葉室麟(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
1 ~12件目/全12件
-
江戸に参府するカピタンの宿・長崎屋に生まれた、るんと美鶴。
世界の風に触れて育った彼女達はやがて恋を知る。
時は文政、蘭学に憑かれた人々の熱情が一大疑獄「シーボルト事件」に発展。
愛する男らを姉妹は救えるのか?
間宮林蔵など近代史の立役者も続々登場、極上の歴史ミステリにして清冽な青春小説。
解説・諸田玲子 -
私は西郷隆盛を一番書きたかった!
西郷隆盛は薩摩藩主の島津斉彬に仕え、天下のことに目覚め、一橋慶喜擁立のため暗躍するが、安政の大獄により全てを失うが……。
※この電子書籍は2017年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
花を生ける、人を生かす。
まだ悲しみも喜びも知らぬ少年僧の、四季折々の花に彩られた成長物語。
物語の舞台は文政13(1830)年の京都。
年若くして活花の名手と評判の高い少年僧・胤舜(いんしゅん)は、ある理由から父母と別れ、大覚寺で修行に励む。
「昔を忘れる花を活けてほしい」
「亡くなった弟のような花を」
「闇の中で花を活けよ」
次から次へと出される難題に、胤舜は、少年のまっすぐな心で挑んでいく。
繊細な感受性を持つ少年僧が、母を想い、父と対決していくうちに成長をとげていく、美しい物語。
解説・澤田瞳子
※この電子書籍は2017年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
生きている限り、人は何事かをなすことができる
伊東甲子太郎を慕い新撰組に入隊、後に伊東とともに新撰組を脱退した久留米藩脱藩隊士、篠原泰之進。
彼の目を通じて見た新撰組の隆盛と凋落。
伊東が近藤たちに暗殺された後、相良総三の赤報隊に身を投じるも、官軍に弊履のごとく捨てられる。
しぶとく動乱の日々を生き抜いた彼の疾風怒濤の半生を描く。 -
あのとき桜の下で出会った少年は一体誰だったのか──家同士の因縁がひと組の夫婦を数奇な運命へと導く。“天地に仕える”と次期藩主に衒(てら)いもなく言う好漢・蔵人と“水戸に名花あり”と謳(うた)われた咲弥。二人は夫婦となりながら結ばれぬまま、たった一首の和歌をめぐり、命をかけて再会を期すのだが──。水戸光圀公と将軍綱吉の関係が緊張してゆく時代、思いがけず政争の具となりながら、懸命にそして清々しく生きる武士の姿を描いた力作長篇。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。