『宗教、歴史、文春新書(新書)』の電子書籍一覧
1 ~2件目/全2件
-
日本仏教界最大のタブーに迫る!
「一殺多生」による正当化、軍用機の献納、仏像や梵鐘の供出、植民地での布教。昭和の戦争を推進した仏教界の語られざる真実。
目次
はじめに
廃仏毀釈からのサバイバル──明治維新
・国家にすり寄った仏教界
・島地黙雷と大教院
進撃する仏教──日清・日露戦争
・日清戦争と大陸布教
・日露戦争──仏教の帝国主義化
・植民地支配と仏教
大東亜戦争と皇道仏教
・戦争に熱狂する仏教界
・戦闘機の献納競争
・軍人たちの仏教信仰
・寺院に残る戦争の記憶
・アメとムチの仏教統制
仏像も鐘も武器と化した
・金属供出と空襲
・反戦の僧侶
・農地改革と寺の“敗戦”
・僧侶たちの戦争体験
結びにかえて -
明治百五十年でも語られない闇の部分、それが廃仏毀釈だ。実は、興福寺阿修羅像、五重塔も消滅の危機にあったのだ。神社と寺院を分離する政策が、なぜ史上稀な宗教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか? 鹿児島、松本、伊勢、東京、奈良、京都など日本各地に足を運び、埋もれた歴史を掘り起こす近代史ルポルタージュ。
【目次】
はじめに
第1章 廃仏毀釈のはじまり ──比叡山、水戸
第2章 維新リーダー藩の明暗 ──薩摩、長州
第3章 忖度による廃仏 ──宮崎
第4章 新政府への必死のアピール ──松本、苗木
第5章 閉鎖された島での狂乱 ──隠岐、佐渡
第6章 伊勢神宮と仏教の関係 ──伊勢
第7章 新首都の神仏分離 ──東京
第8章 破壊された古都 ──奈良、京都
結びにかえて
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。