『歴史、講談社文庫、天野純希(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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命懸けの、夢。
黒田官兵衛、前田利家、松永久秀……
野望うずまく乱世を豪華布陣が描く、傑作小説集!
矢野隆「一時の主」
関ヶ原の戦いを前に、天才軍師・黒田官兵衛が息子に命じたのは――
木下昌輝「又左の首取り」
傾奇者の前田”又左衛門”利家は、戦の作法などお構いなしで――
天野純希「悪童たちの海」
大内義隆の重臣の子・冷泉新五郎は、かつて明を目指して船に乗り――
武川佑「鈴籾の子ら」
上杉景勝に謀反を起こした新発田重家の胸には、亡き兄の言葉が――
澤田瞳子「蠅」
豊臣秀吉に新大仏建造を命じられた木食応其は、高僧らしくなく――
今村翔吾「生滅の流儀」
織田信長の大軍に包囲された松永久秀は、信貴山城で死を覚悟し――
※本書は単行本『戦国の教科書』収録の短編小説を再録したアンソロジーです -
蛭が島:若き源頼朝が流された伊豆の地。当時の支配者は北条氏。
真珠院:頼朝との悲恋の末に八重が命を落とした地。
伊豆山神社:頼朝と北条政子が結ばれた地。
石橋山:頼朝が源氏復興ののろしを上げるも、大庭景親、伊東祐親らの平家軍に大敗した地。
黄瀬川:奥州から駆けつけた義経が頼朝と再会した地。
願成就院:北条時政が頼朝の奥州平泉討伐戦勝祈願のため建立した。
銭洗弁財天:頼朝への宇賀福神の夢のお告げを元に、宇賀福神を祀り神仏の供養を行なったのが創建の由来。
三島大社:頼朝が源氏復興を祈願して旗揚げをした神社。
梶原山公園:頼朝の信任厚かったが、その死後に滅ぼされた梶原景時終焉の地。
鶴岡八幡宮:鎌倉幕府とともにあった彼の地のランドマーク。
伊豆修善寺:頼朝の嫡男・頼家が暗殺された地。
など、鎌倉殿(鎌倉幕府)をめぐる13の地を舞台に、歴史時代小説の手練れ13人が切れ味鋭い筆をふるう。
13の掌編を自宅でじっくり味わうも良し、地図と写真を手がかりに今に残る歴史の現場を訪ねるも良し。
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