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『語学、歴史、講談社学術文庫(実用)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 1,485(税込)
    著:
    片桐一男
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    〈ことば・情報・交易を一手に担う! 江戸と西洋を繋いだ知られざる異才たち〉

    江戸時代にあって、唯一の西洋世界との窓口となった、長崎・出島。
    そこで、難解なオランダ語を身につけ、通商・外交の現場で一心に働く者たちがいた。
    彼らはどのような出自で、いかに学び、職務を務め、“西洋近代”に対峙したか。
    歴代の通詞たちの顔ぶれ、通日の語学学習と実務のディテールを、膨大な資料を博捜した著者ならではの解像度で一望。
    蘭学史研究の第一人者が、彼ら「阿蘭陀通詞」の実像を丹念に探り出す!
    江戸時代の国際交流を深く知りたいひと必携の書。

    ■本書より
     大航海の時代、波濤を乗り越えて現われた南蛮人。全く異質のヨーロッパ文化を運んできた。一転、鎖国と呼ばれた時代を迎えても、その流入は、変わることはなかった。日蘭貿易で継続されていたからである。もたらす担い手が替わっただけだったのである。しかし、「ことば」のうえでは大転換がみられたのである。
    「ことば」としては、南蛮人の用いる主としてポルトガル語から、紅毛人の使用するオランダ語への転換であった。来日の南蛮人は難解な日本語の習得に努め、布教と貿易に従事した。日本で南蛮文化の開花をみた。一転して、禁教と密貿易厳禁の政策に転換、その維持、存続のために、来日のオランダ商人には日本語の習得を許さず、替わってわが方がオランダ語の用意をしなければならなくなった。これは、当時の日本人にとっては大転換であった。
     本書では、右にみえた転換によって必要となったオランダ語の通訳官「阿蘭陀通詞」の実態追究に努めることにしたいと思っている。

    ■本書の内容
    I 阿蘭陀通詞とオランダ語
     一 実務が育てる語学
     二 南蛮から紅毛へ、語学条件の大転換
     三 阿蘭陀通詞の養成
    II 長崎の阿蘭陀通詞
     一 通詞採用の任命と辞令
     二 職階と役料
     三 職務と加役
     四 通詞会所と通詞部屋
     五 異国船と通詞
    III 江戸の阿蘭陀通詞
     一 江戸番通詞の参府御用
     二 参府休年出府通詞の参府御用・
     三 天文台詰通詞の御用と私用
     四 江戸からの出張通詞
    IV 多才で多彩な阿蘭陀通詞たち


    ※本書の原本は、2016年に『江戸時代の通訳官 阿蘭陀通詞の語学と実務』として吉川弘文館より刊行されました。
  • 東訛りから江戸弁、そして東京語へ。その言葉は後に、人為的な「標準語」と、生活に根差した東京「方言」との間を揺れつづけなければならなかった。古代の東国方言のあり方、近世江戸弁が政治の中心地ゆえに日本各地ことばと融合し江戸語を形成するさま、そして標準語を整備される過程で生きた言葉の多くを犠牲にする東京語。その歴史を源内、西鶴はじめ豊富な資料で描き出す。(講談社学術文庫)

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