『歴史、海外文学、その他(レーベルなし)(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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【書籍説明】
悩み事が多い人
小さなことでも気になってしまう人
常に何かが気になっている人
悩んでばかりで気持ちのゆとりがない人
本書はこのような悩みを抱えている方、改善したいけれども、方法が分からない方に向けた内容になっている。
私自身がこのような性格であり、対人関係を避けることができない生活の中で、どうにか学びながら練習し、効果があると感じたものを対処法として紹介している。
簡単にできる方法だからこそ、試してほしい。少なくとも悩み続ける習慣から抜け出す一歩に繋がると信じている。
この本はタイトルにある通り、小さなことで必要以上に悩むことに注目している。
悩みを抱えていれば、その悩みの大きさなんて関係ないかもしれない。
でも、周囲の人が気にしていないのに自分だけが気にしていること、いつまでも気にし続けていることなど、経験ないだろうか。
このような類の悩みが無くなるのならば、あなたの自由な時間は増えることになる。そして価値ある時間を過ごすことができる。
私たちが悩んで、存分に考えて、結論を出すことは生きていく上で何度も経験するだろう。
そしてその時間が必要であることも十分に分かっている。ただ、いつも悩みを抱えていては心も晴れない。
限られた時間を、ゆとりを持って生活するために、必要以上に悩まない方法をお伝えしたい。あなたの「悩みすぎ」が改善することを願っている。
【著者紹介】
佐藤さき(サトウサキ)
人との付き合い方が苦手、小さいことを気にし、ネガティブ思考になりやすく、ストレスで悩み続ける。
そこで心理学、哲学と出会い、心理カウンセラーの資格を取得。現在は理学療法士として仕事をしながら、学び続け、明るく楽しい生活へとシフトチェンジ。
さらなる生きやすい世界を目指している。 -
炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも――。
結婚から逃げる日本人作家・千鶴子と、お仕着せの許婚をもつ台湾人通訳・千鶴。
ふたりは底知れぬ食欲と“秘めた傷”をお供に、昭和十三年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。
「私はこの作品を過去の物語ではなく、現在こそ必要な物語として読んだ。
そして、ラストの仕掛けの巧妙さ。ああ、うまい。ただ甘いだけではない、苦みと切なさを伴う、極上の味わいだ。」
古内一絵さん大満足
1938年、五月の台湾。
作家・青山千鶴子は講演旅行に招かれ、台湾人通訳・王千鶴と出会う。
現地の食文化や歴史に通じるのみならず、料理の腕まで天才的な千鶴とともに、
台湾縦貫鉄道に乗りこみ、つぎつぎ台湾の味に魅了されていく。
しかし、いつまでも心の奥を見せない千鶴に、千鶴子は焦燥感を募らせる。
国家の争い、女性への抑圧、植民地をめぐる立場の差―――
あらゆる壁に阻まれ、傷つきながら、ふたりの旅はどこへ行く。 -
超難解「ペスト」が、これ1冊で簡単にわかる!
感染症が街を襲った時、
彼らは何を思い、どう行動したのか――。
押さえておくべき代表的なシーンを、マンガ&あらすじで紹介。
新型コロナ時代、何を考え、行動すべきか――。
フランスのノーベル文学賞作家アルベール・カミュの代表作「ペスト」の解説本。
マンガ、あらすじ、著者の考察の組み合わせで、
ストーリー全体、代表的なシーンを知ることができる。
人間としての自由、行動、選択とは何か。
オランという市でネズミが次々に死に始め、
続いて、原因不明の熱病患者が発生、人々を恐怖に陥れた。
市は閉鎖、解決策はなかなか見つからない中、立ち上がった人々の物語。
感染症との闘いが他人事でない今、70年前の長編小説が読まれている理由がわかる。
■目次
・マンガでつかむ『ペスト』
・『ペスト』登場人物相関図
・『ペスト』原題(La Peste)とは
・ああらすじでつかむ『ペスト』
●各章 あらすじ
1 大量のネズミの死(1章)
2 当事者になれない権力者たち(2章)
3 閉門(2章)
4 「どんな手を使っても脱出する!」ランベールの挑戦(2章)
5 「ペストは神の罰なのです!」パヌルー神父の説教(2章)
他
・解説 易しさの自覚と、自由な選択
■著者 大竹稽
教育者、哲学者。思考塾(横浜市)塾長
1970年愛知県生まれ。愛知県立旭丘高校卒。1989年名古屋大学医学部入学・退学。
1990年慶應義塾大学医学部入学・退学。1991年東京大学理科三類入学・退学。
2007年学習院大学フランス語圏文化学科入学・首席卒業
(フランス語圏文化学学士。論文テーマは、サルトルと自己について)。
2011年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程入学・修士課程修了(学術修士)、
フランス思想を研究。その後、博士後期課程入学、カミュ、サルトル、バタイユら実存の思想家、
バルトやデリダらの構造主義者、そしてモンテーニュやパスカルらのモラリストを研究(その後、中退)。
博士課程退学後は建長寺・妙心寺などの禅僧と共に「お寺での哲学教室」や「お寺での作文教室」を開いている。
専門分野は哲学、教育、禅(哲学と仏教(東西の思想)の融合 共悦・共楽・共生の思想家)。
■イラストレーター 羽鳥まめ
漫画家・イラストレーター。
主に大手学習教材企業の漫画やイラストを手掛ける。専門学校で非常勤講師経験あり
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
「ジャンルの垣根を超えた傑作。
ページをめくる手が止まらない」
スティーヴン・キング 絶賛!
ニューヨーク・タイムズ
ベストセラー 1位
1970 -80年代に米国・カリフォルニア州を震撼させた連続殺人・強姦事件。30年以上も未解決だった一連の事件の犯人「黄金州の殺人鬼」(ゴールデン・ステート・キラー)を追い、独自に調査を行った女性作家による渾身の捜査録。
アメリカでベストセラーとなり、現在HBOがTVドキュメンタリー・シリーズを製作中の話題作。強盗、強姦、殺人を十年以上にわたって繰り返し、DNA鑑定の網をくぐって闇に消えていた犯人を、作家である著者が独自の捜査で追いつめていく手に汗握るノンフィクション。
序文寄稿:ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』著者)
ワシントンポスト、「エスクァイア」誌、Amazon.com、ニューヨーク公立図書館、 シカゴ公立図書館他で “2018年 ベストブック・オブ・ザ・イヤー”受賞!!
本当に手に汗握る作品だ――「ピープル」誌
息を呑む野心的で見事な筆致――「ニューヨークマガジン」誌
読者が知るべきは、なぜこの本が特別なのかという理由だ。それは、この本が向き合っている二種類の強迫観念である。一つは光に溢れ、もう一つは闇の中にある。
「黄金州の殺人鬼」は闇であり、ミシェル・マクナマラは光だ。
気が滅入るほど邪悪。聡明かつ、断固とした決意。本書はこの二つの心理への旅路である。
私は本書を愛してやまない。 ――スティーヴン・キング -
詩人、騎士、政治家、外交使節、流浪の食客……。
──ダンテとは、いったい何者だったのか?
イタリアを代表する歴史家が、中世という激動の時代を生きたダンテの人生を徹底的に分析した一級評伝。
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イタリア最大の詩人ダンテ。
地獄篇、煉獄篇、天国篇の三部構成から成る叙事詩『神曲』は世界の文学史に燦然と輝く不滅の傑作だ。
本書はイタリアを代表する歴史家が、フィレンツェに保存された文献を丹念に読み解き、これまで言及されてこなかったダンテの人生をつまびらかにしていく。
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──もし、あの日の朝、ダンテが騎士として出兵していたなら、彼の運命は変わっていただろうし、私たちもおそらく『神曲』という作品を持つことはなかっただろう。
* * *
中世という激動の時代の社会や文化を背景に、権力、金、戦争、復讐、家族、友情、そして愛の観点から初めて分析し、〈人間・ダンテ〉を浮かび上がらせた本格評伝。
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【目次】
1……聖バルナバの日
2……ダンテと高貴さ
3……カッチャグイーダとその他の人々
4……ダンテ一族
5……子供時代と隣人たち
6……愛と友人
7……教育
8……結婚をめぐる謎
9……ダンテと事業
10……政治──豪族と平民
11……政治──白派と黒派
12……追放
13……亡命者の家族
14……資産の行方
15……悪い仲間
16……ヴェローナの謎
17……改悛
18……「他人の家の階段」
19……ハインリッヒ七世
20……他人のパン
21……ラヴェンナ
訳者あとがき
索引 -
〈密航〉は危険な言葉、残忍な言葉だ。だからこれほど丁寧に、大事に、すみずみまで心を砕いて本にする人たちがいる。書き残してくれて、保存してくれて、調べてくれて本当にありがとう。100年を超えるこのリレーのアンカーは、読む私たちだ。心からお薦めする。
――斎藤真理子さん(翻訳者)
本書を通して、「日本人である」ということの複雑さ、曖昧さ、寄る辺のなさを、多くの「日本人」の読者に知ってほしいと切に願います。
――ドミニク・チェンさん(早稲田大学文学学術院教授)
【本書の内容】
1946年夏。朝鮮から日本へ、
男は「密航」で海を渡った。
日本人から朝鮮人へ、
女は裕福な家を捨てて男と結婚した。
貧しい二人はやがて洗濯屋をはじめる。
朝鮮と日本の間の海を合法的に渡ることがほぼ不可能だった時代。それでも生きていくために船に乗った人々の移動は「密航」と呼ばれた。
1946年夏。一人の男が日本へ「密航」した。彼が生きた植民地期の朝鮮と日本、戦後の東京でつくった家族一人ひとりの人生をたどる。手がかりにしたのは、「その後」を知る子どもたちへのインタビューと、わずかに残された文書群。
「きさまなんかにおれの気持がわかるもんか」
「あなただってわたしの気持はわかりません。わたしは祖国をすてて、あなたをえらんだ女です。朝鮮人の妻として誇りをもって生きたいのです」
植民地、警察、戦争、占領、移動、国籍、戸籍、収容、病、貧困、労働、福祉、ジェンダー、あるいは、誰かが「書くこと」と「書けること」について。
この複雑な、だが決して例外的ではなかった五人の家族が、この国で生きてきた。
蔚山(ウルサン)、釜山、山口、東京――
ゆかりの土地を歩きながら、100年を超える歴史を丹念に描き出していく。ウェブマガジン『ニッポン複雑紀行』初の書籍化企画。
【洗濯屋の家族】
[父]尹紫遠 ユン ジャウォン
1911‐64年。朝鮮・蔚山生まれ。植民地期に12歳で渡日し、戦後に「密航」で再渡日する。洗濯屋などの仕事をしながら、作家としての活動も続けた。1946-64年に日記を書いた。
[母]大津登志子 おおつ としこ
1924‐2014年。東京・千駄ヶ谷の裕福な家庭に生まれる。「満洲」で敗戦を迎えたのちに「引揚げ」を経験。その後、12歳年上の尹紫遠と結婚したことで「朝鮮人」となった。
[長男]泰玄 テヒョン/たいげん
1949年‐。東京生まれ。朝鮮学校、夜間中学、定時制高校、上智大学を経て、イギリス系の金融機関に勤めた。
[長女]逸己 いつこ/イルギ
1951年‐。東京生まれ。朝鮮学校、夜間中学、定時制高校を経て、20歳で長男を出産。産業ロボットの工場(こうば)で長く働いた。
[次男]泰眞 テジン/たいしん
1959‐2014年。東京生まれ。兄と同じく、上智大学卒業後に金融業界に就職。幼い頃から体が弱く、50代で亡くなった。 -
「中村屋のボース」が伝えたかったインドの昔がたり。
Point 1 ボリウッドに通じるユーモアがいっぱい!!
Point 2 ひとつずつの話が短いのでさくさく読める!!
Point 3 全編に散りばめられたデーヴァナーガリー文字でインド的臨場感を体感!!
「とても太刀打ちできなそうな力士(レスラー)にテナリラーマが放った技」「偽証人の嘘を暴いたマリアダ・ラーマンの名裁判」「死刑を宣告された絶体絶命のラジャ・ビルバルが見せた起死回生の一手」などなど。
戦前、日本にインドカリーをはじめて紹介したラース・ビハーリー・ボースと、児童文学作家の渋沢青花による物語を、アミール・ホスロー(1253‐1325)の詩を主題とした中世インド絵画とあわせて送る。子どもから大人まで楽しめる114の物語。 -
1905年に書かれて初演された、ジョージ・バーナード・ショーの三大戯曲の一つ『バーバラ少佐』。
救世軍の少佐であるバーバラを主人公に、巨大な大砲工場の社長である父親のアンドリュー・アンダーシャフトを交え、「火薬と救済」をテーマに描かれる本作。マンガ『ヨルムンガンド』にも引用され、ショーの数多い戯曲の中でも最高に数えられる戯曲だが、残念ながら、現在では邦訳ではほとんど手に入らない状況にある。
そこで、今回、第一弾となる上地王植琉の私訳古典シリーズでは、『バーバラ少佐』を新たな訳とともに注釈付きでお送りする。
本作品は、『バーバラ少佐』分冊版の第一幕~第三幕に「あとがき」まで含めた完全版です。 -
想像の源泉か? 歴史観の表明か?
フランス革命は「自由・平等・友愛」を標語にする共和国の出発点であり、革命をどう記述するかはフランスのナショナル・アイデンティティ構築の鍵を握る。フランスの作家たちは大革命をどのように眼差し、どう描いてきたのだろうか。本書では、18世紀から20世紀を専門とする7名の仏文学者たちが、7人の作家の作品を通し、この問いに鮮やかに答える。
取り上げるのは、革命を経験したナポレオンとほぼ同世代のスタール夫人(村田)とシャトーブリアン(小野)、「ブリュメール18日」のクーデタの直後に生まれナポレオン帝政期と復古王政期に人となったバルザック(柏木)とユゴー(西永)、そしてドレフュス事件と第一次大戦のあいだの1912年に「恐怖政治」を扱った小説を出版したアナトール・フランス(三浦)、その一回り下の世代で、ドレフュス事件から両大戦間の人民戦線期にかけて「フランス革命劇」連作8篇を書いたロマン・ロラン(アヴォカ)、最後に我々と同時代人で、マリー=アントワネットを主人公にヴェルサイユ最後の3日間を描いたシャンタル・トマ(関谷)。
約200年に渡って強烈な個性と才能が考え抜いてきた「革命像」が、いまここに広がる。 -
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プエルトリコ人の魂を象徴する女性詩人、フリア・デ・ブルゴス。空、海、川、光、愛、喜び、苦悩を驚くべき独自性で詩作に昇華させた異才の悲劇の人生。代表的な作品の訳詞、故郷を離れて後、ニューヨークで倒れる直前まで妹に書き綴った手紙の翻訳を軸に時代背景を添えて紹介する。 -
目 次
第1章 意志の力――ポーランドからフランスへ
第2章 科学と愛――希望と試練
第3章 第一次世界大戦――前線のマリーとイレーヌ
第4章 アメリカ――夢想を超えた啓示
第5章 ある女性科学者の輝きと黄昏
第6章 キュリー家の姉妹――暗闇から日の当たる方へ
第7章 第二次大戦の混乱の中で生き別れたイレーヌとエーヴ
第8章 冷戦下の軋轢で引き裂かれた家族
第9章 エーヴ・キュリー――亡くなった人たちへの誠実な行動
謝辞
訳者あとがき
原注
主要参考文献 -
生きのびられたのは偶然(チャンス)だった。
ぼくと家族が生きのびたのは、まったくの偶然(チャンス)だった。
『よあけ』や『あめのひ』など、日本でもよく知られる絵本作家、ユリ・シュルヴィッツ。ユダヤ人である彼が第二次世界大戦にまきこまれたのは、まだ4歳の頃でした。ナチスドイツ軍の攻撃のあと、ポーランドを脱出し、家族とともに各地を転々とした日々の生々しい記憶を、豊富なイラストとともに描き出します。 -
ことばに生涯を捧げた女性を描く珠玉の一篇。
「生きるということは、ことばを集めることだ――べつに辞書編纂者でなくても。エズメがそれを教えてくれる」――国語辞典編纂者・飯間浩明
19世紀末の英国。母を亡くした幼いエズメは、『オックスフォード英語大辞典』編纂者の父とともに、編集主幹・マレー博士の自宅敷地内に建てられた写字室に通っている。ことばに魅せられ、編纂者たちが落とした「見出しカード」をこっそりポケットに入れてしまうエズメ。ある日見つけた「ボンドメイド(奴隷娘)」ということばに、マレー家のメイド・リジーを重ね、ほのかな違和感を覚える。この世には辞典に入れてもらえないことばがある――エズメは、リジーに協力してもらい、〈迷子のことば辞典〉と名付けたトランクにカードを集めはじめる。
大英語辞典草創期の19世紀末から女性参政権運動と第一次世界大戦に揺れる20世紀初頭の英国を舞台に、学問の権威に黙殺された庶民の女性たちの言葉を愚直に掬い上げ続けた一人の女性の生涯を描く歴史大河小説。
2021年豪州ベストセラー1位(フィクション部門)、NYタイムズベストセラーリスト入り。「ことば」を愛するすべての人に贈る珠玉の感動作。 -
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A:あの八五〇年も続いた最強最大の神聖ローマ帝国とは?……
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[編集者から]高校の世界史の授業で必ず出てくる「神聖ローマ帝国」! だれでも一度は聞いたことのある名前です。場所はドイツ・・・。広がったり小さくなったり。ローマ教皇との深いつながり。しかも皇帝は、正式には教皇から戴冠されないと皇帝ではなかった!
著者の池谷先生は様々な媒体を使って、すっきりと語って下さいます!
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B:中部ヨーロッパとイタリア地域にまたがる「帝国」で,古代ローマ帝国と異なって,中央集権的な統治が困難だったのは,何故だったのだろう?
フランスやイギリスと比べて,ドイツでは中世に中央権力が弱体化していったのは何故だろうか?
中世後期以降の「領邦国家体制」と「近代におけるドイツ統一問題」とも密接に関わる神聖ローマ帝国(中世ドイツ帝国)の実体が本書で明らかに!
C:略目次
第1章 「神聖ローマ帝国」とは何か?
1 始めのQ&A/予備知識としての神聖ローマ帝国略史(中世末まで)
2 オットー朝のドイツ帝国の成立 → 始まりはカール大帝!
第2章 皇帝と教皇の協調と対立の構図
第3章 「ドイツ国民の神聖ローマ帝国」
1 ローマでの皇帝戴冠と「イタリア政策」・・・
第4章 帝国内の「諸地域」と人々
第5章 近世・近代の「ドイツ帝国」
→ 神聖ローマ帝国の終焉
終わりに ヘーゲルとランケ
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「神聖ローマ帝国史略年表(カール大帝~帝国の終焉まで)」
「歴代のドイツ王・皇帝リスト(家門,血縁関係,生没年,国王戴冠年,皇帝戴冠年)」
写真・図版・関連地図を多数掲載
D:著者紹介
池谷文夫(いけやふみお)
1948年東京生まれ。1977年東京大学大学院博士課程単位取得退学。茨城大学教育学部教授を経て現在,茨城大学名誉教授。博士(文学)。専門はドイツ中世史・政治史・政治思想史。主著:『ドイツ中世後期の政治と政治思想』刀水書房 2000年,『ウルバヌス2世と十字軍』山川出版社(世界史リブレット)ほか。 -
一九八六年四月二六日,その事故は起こった.人間の想像力をこえる巨大な惨事に遭遇した人びとが語る個人的な体験,その切なる声と願いを,作家は被災地での丹念な取材により書きとめる.消防士の夫を看取る妻,事故処理にあたる兵士,汚染地に留まりつづける老婆――.旧版より約一・八倍の増補改訂が施された完全版.解説=梨木香歩
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パリの死刑執行人〈ムッシュー・ド・パリ〉を代々務めるサンソン家の4代目当主として、ルイ16世、マリー・アントワネット、ロベスピエール、サン‐ジュストら、3000人余を手にかけた男、シャルル‐アンリ・サンソン――
サンソン家に代々伝わる資料と直接取材を基に、フランスを代表する文豪バルザックが描く、革命期を生きた処刑人の物語を、待望の本邦初訳! -
時代の趨勢で漢文は言うに及ばず、古典が大学入試に占める比率も徐々に小さくなり、青少年が論語の素読を、という時代も遠いものになりつつある。しかし長い日本語の歴史を通じ、漢文や中国古典の教養が私たちの生活に深く浸透したのも事実で、近年では「論語」などを現代的に解説したもので多くのヒット書籍が生まれた。そこで今作では広島大学副学長で漢文学者の佐藤氏が中心となり、どこかで耳にしたり、読んだことがあったような、代表的な中国故事を選出。越智広島大学学長とともに、明日誰かに話したくなる内容で解説を展開する。コロナ禍で混沌とする時代だからこそ、磨き抜かれた「古典」に学べ!
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科学というと、高校で習う理科だけでも、物理、生物、化学、地学とあり、全体としてどのように発展を遂げてきたのか初学者にはわかりづらいもの。
本書では、古代から現代までいったん打ち立てられた理論が次々に打ち破られ、科学がダイナミックな変遷を遂げていくさまを鮮やかに描き出し、科学の歴史を大きな流れとして感じることができる。
ヒポクラテス、ガリレオ、ハーヴィー、ベーコン、ニュートン、ラヴォアジエ、ジェンナー、アインシュタインなど、著名な科学者にも言及しながら進む、やさしい科学の物語。 -
紀元一八〇年頃から二八〇年の三国時代から千年以上後、明の時代に成立した小説、『三国志演義』。今日まで続く三国志人気の原動力となった、大ベストセラーです。劉備、諸葛亮、関羽、張飛といった英傑達が活躍する、壮大な歴史スペクタクル。しかし、その英傑達の活躍の陰には、実際には優れていたにも関わらず、残念な役割を演じさせられた『三国志演義被害者』が大勢います。多彩な被害者達が、会長・周瑜、副会長・魯粛、ご意見番・曹操と共に、会話形式で、自らの実像に面白おかしく迫ります。まずは上巻。英雄、豪傑、智謀の士。彼らの魂の叫びを聞け!
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何より肝心なのは、己に嘘をつくなということである。
―――ハムレット
野村萬斎さん、推薦!!
すぐれた古典作品でも、
本当に洗練されているものだけが、
時空を超えて存在し続ける。
シェイクスピアが生きた中世も、
今日も、明日も、
『人間の悩みは変わらない。』
●全作品のあらすじをわかりやすく紹介。
●シェイクスピア全作品から、
【人間関係】【恋愛】【転機】【成長したい】【迷い】【後悔しない】
【豊かさとは】【無常を感じたら】といったテーマで名言を抽出。
原文も併記。
●その名言の持つストーリーや、「自分の悩みへの活かし方」に言及。
読んで、覚え、日常生活の中で引用したり、
判断基準としつつ行動したりするための、一生使える頼れる一冊。
現代は、言葉によって振り回され、心が不安定になりやすい時代。
発した言葉は常に評価の対象となり、他者の目を前提として言葉を修正していく・・・
そこに、拠りどころとしての安定感はない。
しかし、誕生から400年を経たシェイクスピア作品には、
時代を越えて脈々と人間が向き合ってきた苦悩・生き方へのメッセージが生きている。
普遍的な価値を持つシェイクスピア全作品から選び抜いた名言集。
何だか行き詰まりを感じたとき、「この世は舞台、人は皆役者だ」
(『お気に召すまま』)などと呟いてみると、
俯瞰してみられるようになり、心が少し軽くなる。
人生の達人・シェイクスピアの、心を元気にする言葉たち。
■目次
Ⅰ.後悔しないために
Ⅱ.生き方に迷ったら
Ⅲ.人間関係に悩んだら
Ⅳ.転機を迎えたら
Ⅴ.成長したいときは
Ⅵ.虚しさにおそわれたら
Ⅶ.豊かさについて考えたら
Ⅷ.恋愛に悩んだら
シェイクスピア全作品あらすじ 推定執筆年代順
■著者 河合祥一郎
東京大学大学院総合文化研究科教授。日本シェイクスピア協会会長(2019-2020)。
東京大学文学部英文科卒。東京大学より博士号、ケンブリッジ大学よりPh.D.取得。
『ハムレットは太っていた! 』(白水社)でサントリー学芸賞受賞。
主著に『シェイクスピア――人生劇場の達人』(中公新書)、『謎解き『ハムレット』』(ちくま学芸文庫)、
『シェイクスピアの正体』(新潮文庫)、『あらすじで読むシェイクスピア全作品』(祥伝社新書)ほか。
角川文庫よりシェイクスピア新訳、角川つばさ文庫より児童文学新訳を刊行中。Kawai Project主宰として演出も行う。 -
日本の近代を切り開いてきた先人たちの教養の根幹には、中国古典があった。
近年、日本人からその伝統的な素養が失われたことは、社会が液状化現象を呈し、説得力のないリーダーが幅をきかせることの、一因となってはいないだろうか。
本書では、めぼしい中国古典二十四篇を網羅し、そのエッセンスに触れながら先賢の知恵に学ぶことを意図している。
その内容は古びていないどころか、現代人にこそ必要な叡智がぎっしりと詰まっている。
ぜひ、本書を通して、中国古典の魅力の一端に触れてみてほしい。
【収録】
『左伝』『戦国策』『史記』『三国志』『十八史略』『孫子』『呉子』『六韜・三略』
『諸葛亮集』『三十六計』『論語』『孟子』『荀子』『近思録』『伝習録』『老子』
『荘子』『管子』『韓非子』『顔氏家訓』『貞観政要』『宋名臣言行録』『為政三部書』『菜根譚』
【著者紹介】
守屋洋(もりや・ひろし)
著述業(中国文学者)。
昭和7年、宮城県生まれ。
東京都立大学中国文学科修士課程修了。
著訳書に『中国古典の名文集』『「老子」の人間学』『菜根譚の人間学』『六韜・三略の兵法』(いずれもプレジデント社)など多数。
【目次より】
◆左伝
◆戦国策
◆史記
◆三国志
◆十八史略
◆孫子
◆呉子
◆六韜・三略
◆諸葛亮集
◆三十六計
◆論語
◆孟子
◆荀子
◆近思録
◆伝習録
◆老子
◆荘子
◆管子
◆韓非子
◆顔氏家訓
◆貞観政要
◆宋名臣言行録
◆為政三部書
◆菜根譚 -
中国元朝のフビライ・ハーンの時代、ヨーロッパから中国におもむいて長年フビライに仕え、26年ぶりに故郷ヴェネチアに帰国した商人マルコ・ポーロ(1254~1324)の大旅行記・博物誌。たまたまマルコが帰国した時期はヴェネチアがジェノアと争っていたため、軍艦に乗っていたマルコはジェノアの捕虜となって、その後の講和で釈放されるまでの約1年間ジェノアの獄にあった。その獄中で知り合ったのがピサ出身のルスティケロという物語作者で、「東方見聞録」はこのルスティケロの手によって初めてまとめられた。マルコはフビライの使者として、または商売で長期間、中国各地を旅行したので、モンゴルの歴史や風習、中国や中央アジアに関して、きわめて幅広い知識をヨーロッパに初めてもたらすことになり、そのアジア観に深い影響をあたえた。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。