セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
GWコイン大還元祭
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『歴史、社会、中公選書(実用)』の電子書籍一覧

1 ~15件目/全15件

  • 帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権。天皇大権に属し、その「独立」は内閣からの干渉を阻止した。そのため満洲事変以降、陸軍の暴走をもたらした最大の要因とされてきた。しかし近年、通説の見直しが進む。明治政府はなぜ「独立」を必要としたのか。否定論者がいながら、なぜ「独立」は維持されたのか。海軍の役割とは。本書は、軍事の特殊専門意識に着目、明治からアジア・太平洋戦争敗北までの通史を描く。
  • 目 次

     はじめに――アメリカを覆う巨大な影
     第一章 ホワイトハウスへの道
      1 政治家像の基礎固め
      2 大戦の試練
      3 政界への第一歩
      4 上院への挑戦
      5 プリンス&プリンセス
      6 負けるが勝ち
      7 驀進ニュー・フロンティア
      8 決戦の日
      9 船出の準備は着々
      10 輝くワシントン

     第二章 多事多難な一千日 
      1 対決を乗り越えて
      2 宇宙の冷戦 
      3 突如出現した壁
      4 核破滅の瀬戸際
      5 破綻した侵攻作戦
      6 革命の嵐に苦慮
      7 繁栄の鍵
      8 平等社会実現のために

     第三章 甘い追憶の日々
      1 ダラスの悲劇
      2 服喪の四日間
      3 キャメロット誕生
      4 謎また謎
      5 巨悪VS.善神
      6 松明は再び落ちた
      7 王妃出国
      8 王朝の黄昏
      9 亡霊の影のもとで
      おわりに――夢は果てしなく  
      あとがき

      主要参考文献
      ケネディ関連年表
      事項索引
      人名索引
  • 目 次

    序 章 宗教は謎だらけだ
    第1章 宗教の起源――宗教はいつはじまったか
    第2章 アニミズムの世界――狩猟採集民の宗教
    第3章 儀礼の体系の成立――農耕民と牧畜民の宗教
    第4章 多神教の確立――国家と文明の宗教
    第5章 世界宗教の誕生――「枢軸の時代」
    第6章 宗教改革の光と影――宗教は現代世界の成立にどう関係したか
        結 論
        あとがき
        注
        図版出典
        文献表
  • 謝辞
    まえがき――「ダグラス・マッカーサーとは誰だったのか?」

    第1章 始まり
    第2章 参謀総長
    第3章 中心から外辺へ
    第4章 大惨事
    第5章 高くついた教訓
    第6章 パラメーター
    第7章 見習い期間
    第8章 突破口
    第9章 帰還と償還
    第10章 回帰、侵攻、そして降伏
    第11章 青い眼の大君
    第12章 勝利と課題
    第13章 朝鮮半島での勝利
    第14章 朝鮮半島での敗北
    第15章 総括

    あとがき  「マッカーサーの遺産と戦後日本」
  • 戦前日本を代表する自由主義者、言論人だった石橋は、戦後、活動の場を政界に移す。大蔵大臣、通産大臣などを歴任し、1956年には自民党総裁に当選、首相になるも、病気のため、65日で辞任した。石橋は、自らの政治理念を現実政治の中で実現できたのか。没後50年、その真価を問う。

    目次より

    第一章 政治家・石橋湛山の誕生
    第二章 運命の七票――一九五六年の自民党総裁選
    第三章 明暗を分けた閣僚人事
    第四章 「私の政治的良心に従います」――65日間の内閣
    第五章 日中国交正常化への努力
    第六章 理想主義者から現実主義者への転回
    終 章 晩年の石橋湛山
  • 戦争全体の把握にはデータが肝要だ。特に死者数のデータは、戦争の規模、相手との優劣比較で最も説得力を持つ。ただ発表されるデータが正しいのかは常に疑念があるだろう。ウクライナ戦争での戦死者数についても、ウクライナ、ロシア双方から発表される数字は異なる。では、そうしたデータはどのように集められてきたのか。
     戦場での死者数は、総力戦となった第1次世界大戦以降、国家による将兵だけの把握では難しくなり、赤十字国際委員会、国際連盟といった国際機関が介在していく。しかし第2次世界大戦後、特定地域での内戦・紛争・ゲリラ戦が頻発。政府側・反政府側で異なる数字が発表されていく。大国間対立で国連が機能不全に陥るなか、国際的な人道ネットワークが、先進各国や国連の支持を受け、死者数の調査・精査を行い発表していく。
     本書では、特に1960年代以降のベトナム戦争、ビアフラ内戦、エルサルバドル内戦から、第3次中東戦争、イラン・イラク戦争、旧ユーゴ紛争、そして21世紀のシリア内戦、ウクライナ戦争を辿る。その過程で国際的な人道ネットワークが、統計学や法医学の知見を取り入れ、どのように戦争データを算出するようになったか、特に民間人死者数に注目する。また、データをめぐる人々の苦闘にも光を当てる。
  • 本やスマホ、土地や家屋、雇用や資産。自分のモノとして持っていることが「所有」であり、衣食住や商品取引、資本主義の原点である。こんにちシェアやレンタルがあるのに、ヒトは所有せずにいられない。他方でヒトの自由を守る所有権が、富の偏在を生む元凶となっている。なぜだろうか? 経済学や社会学、人類学の最新知見をふまえ、所有(権)の謎をひもとき、人間の本性や社会の成立過程、資本主義の矛盾を捉えなおす意欲作。
  • 一九二三年、東京は関東大震災により未曾有の被害を被った。しかし元禄・安政地震の記録をひもとくと、関東大震災の被害が地震規模に対して著しく大きかったことがわかる。被害を拡大させた要因は何か。江戸という町の発展と震災後の帝都復興をたどれば、見えてくるのは都市計画の果たす役割の大きさだ。科学技術が進んだことが、新たな問題を生んではいないか。現在の東京が抱えるさまざまな問題を指摘し、都市の在り方を考える。
  • 第二次大戦後、アメリカはそれまでの孤立主義から舵を切り、西側諸国による対ソ戦略を打ち出した。マーシャル・プランの実施、NATO結成など、前例のないアメリカの外交政策を方向付けたのが「封じ込め」という戦略構想である。ドイツの東西分割、朝鮮戦争への米軍介入、日本の経済復興などもその戦略のなかで判断され、東西対立の中に位置づけられた。公開が進む当時の史料も広く用い、アメリカの冷戦戦略の始まりを緻密にたどる。
  • 哲人ソクラテス、聖人孔子、覚者ブッダ、預言者イエス。前五世紀以降、四人の始祖の思索と行動により、哲学と普遍宗教が生まれた。「精神革命」という人類史における大転換期である。ギリシアで哲学が誕生、中国で儒教が成立、インドで仏教が勃興、イスラエルでユダヤ教とキリスト教が形成。なぜ東西の地で同時並行的に、思想の変革が起きたのか? 原典をふまえ、平易な筆致によって克明に描出。この人類史の謎と意義を解明する。
  • 誰もが知る「聯合艦隊」初の通史。
     東郷平八郎や山本五十六ら聯合艦隊司令長官は、ともすると海軍大臣よりも一般に名の通った存在である。
     では、聯合艦隊とはどのような「組織」で、どのような役割を果たしていたのか。
     本書は、本来、戦時や演習時に必要に応じて編成される臨時の組織に過ぎなかった聯合艦隊が平時に常設されるようになり、海軍の象徴として政治的にも大きな存在となりながら、次第に戦争の現場に合致しない組織となっていく過程を、鍵となる司令長官の事例を軸に説き起こす。
  • 「見えない恐怖」は止まらない――。コレラなどの疫病が「感染」するものと認識されてから、たかだか一五〇年ほどにすぎない。だが病気をもたらす不可視の微生物への恐怖と不安は、呪術的思考と絡み合いながら、人と人とのつながりや社会のあり方を一変させた。それは効果的な感染予防の福音を伝えた一方で、ジェノサイドを招く火種ともなった。本書は十九世紀末の「細菌学革命」にまつわる光と影、その後のヨーロッパ世界の激動を、臨場感溢れる多数の図版と共に追う。
  • 世界最大の石油埋蔵量を誇る産油国ベネズエラ。だが、戦争や自然災害とは無関係に経済が縮小を続けている。その間、治安は悪化、食料供給や医療制度も崩壊の危機にある。四〇〇万人以上が陸路国外に脱出し、シリアに次ぐ難民発生国となった。かつて二大政党制を長期間維持し「民主主義の模範」とされた同国に何が起こったのか――。本書は、チャベス大統領就任以降、権威主義体制に変容し、経済が破綻に向かう二〇年間の軌跡を描く。
  • 一九四五年、第二次大戦の勝利の立役者チャーチルを抑え、総選挙で圧勝したのはアトリー率いる労働党だった。NHS(国民保健サービス)はじめ社会保障政策や産業国有化を次々と実現、現在のイギリス社会の基礎を築くと同時に、多くの旧植民地を独立させたアトリー政権は今なお高く評価されている。政敵チャーチルに副首相として仕えながら、激しい内紛を抱える労働党を信念でまとめ上げ、社会主義を信じ続けたアトリーの本格評伝。
  • 政治に〈嘘〉がつきものなのはなぜか。絶対の権力というものがあるとすれば、嘘はいらない。それなりの反対勢力野党や異議申し立てがあるからこそ、それを迂回するために嘘が必要となり、反対する野党や異議申し立ての側も、権力と闘うために嘘を武器にするのだ。もちろん嘘には害があり、特に危険な嘘もある。世界中に嘘が横行する今、近現代の日本の経験は、嘘を減らし、嘘を生き延びるための教訓への対応策と対抗策の格好の素材となるはずだ。複数政党政治が成立するための条件と地域社会のあるべき未来像も、そこから見えてくる。

    目次

    はじめに
    Ⅰ 〈嘘〉の起源――生真面目な社会

     歴史をとらえる

    第1章 職分から政党への五〇〇年

    Ⅱ レトリックの効用――〈嘘〉の明治史

     横着な〈嘘〉への対処法

    第2章 福地櫻痴の挑戦

    第3章 循環の観念

    第4章 五/七/五で嘘を切る


    Ⅲ 野党 存続の条件

     政党の〈嘘〉の功罪

    第5章 複数政党政治を支える嘘


    Ⅳ 地方統治の作法

    〈嘘〉のある号令と、呼応する人々

    第6章 人類を鼓舞してきたもの

    第7章 受益と負担の均衡を求めて――近現代日本の地域社会


    補章 昆虫化日本 越冬始末

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。