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『経済、歴史、講談社(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~22件目/全22件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    丹念な史料読解により、江戸期薩摩藩の農業生産と社会生活の詳細を描き出した労作。
    【目次】
    1 序論
    第一章 西南辺境型藩領国の典型 薩摩藩領国
    一 薩摩藩領国の研究について 二 西南日本における藩領国の類型 三 西南辺境型藩領国の特質
    第二章 薩摩藩領国における郷士制と地主の類型
    一 薩摩藩領国の社会経済史的特質 二 郷士制と地主の諸類型
    第三章 大隅国高山郷と守屋家
    一 大隅国肝属郡高山郷と高山郷士 二 史料 三 守屋家と守屋舎人 四 守屋家の土地支配
    2 守屋家の農業経営と労働組織
    第四章 守屋家の農業経営
    一 手作地と小作地 二 農事暦 三 稲作 四 畑作
    五 守屋家の手作経営の特徴
    第五章 守屋家における労働組織
    一 手作における労働過程 二 労働過程の月別考察 三 守屋家の労働組織
    第六章 守屋家における下人 とくに永代下人
    一 家と下人・奉公人 二 下人の類型 三 守屋家と永代下人の関係 四 抱地衆と村落生活 五 抱地衆・墾の番の諸形態
    3 守屋家をめぐる社会関係
    第七章 守屋家の系譜と神領浮免
    一 守屋家の系譜 二 守屋家の出自 三 分家分出の困難 四 検校守屋家 五 守屋家の神領浮免について
    第八章 守屋家・伊東家における分家と家産の分与
    一 守屋家における分家の過程 二 守屋家における家産の分与  三 伊東家における分家の過程 四 伊東家における遺言書と家産の分与 五 日高佐二郎家と守屋納二郎家・八百右衛門家
    第九章 守屋家の「親類中」(親族組織)
    一 守屋家の親類中 二 親類中の機能 三 親類中の意義
    第十章 社家頭取守屋家と社家中(社家組織)
    一 社家頭取としての守屋家 二 社家組織 三 社家の経済生活 四 社家頭取の支配・統制 五 社家頭取と社家の生活諸関係
    第十一章 「舎人日帳」より見たる守屋家の年中行事
    一 守屋家の年中行事 二 守屋家年中行事の特徴
    4 高山郷における諸問題
    第十二章 高山郷における給地とその移動
    一 蔵入地と給地 二 高山郷における給地の存在形態 三 鹿児島領主の給地支配 四 鹿児島給地の移動
    第十三章 高山郷における宗門手札改と一向宗禁制
    一 宗門手札改 二 一向宗の禁制
    第十四章 幕末期高山郷におけるアジールの痕跡
    一 近世以前における寺院アジール 二 薩摩藩における寺入 三 高山郷における寺への走込、召抱の事例 四 寺院アジールの痕跡 社会慣行化
    第十五章 幕末期高山郷の諸相
    一 二階堂家および二階堂本覚院行徳 二 藩主の巡見、軍役方の廻勤 三 沿岸警備 四 江戸・大坂詰守衛 五 種痘の導入

    秀村 選三
    1922~2021年。九州大学名誉教授。日本社会経済史学者。京都帝国大学入学、九州帝国大学卒業。
    著書に、『筑前国宗像郡吉田家家事日記帳』『幕末期薩摩藩の農業と社会 大隅国高山郷士守屋家をめぐって』『森俊蔵日露戦役従軍日記』『筑前福岡藩史料雑纂』などがある。

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  • 戦国時代の主役は大名でも武将でもない!
    ヒトとモノのエコシステム=生態系が、中世日本のダイナミックな変動を生み出した!

    戦乱が多発したのみならず、寒冷化という気候変動もあって、当時の列島は生物種としてのヒトにとって、きわめて生存が厳しい環境であった。
    そのような「戦場」を、庶民たちはどのようにしてサバイバルし、時代を動かしたのか?
    本書は、戦国日本とはいかなる時代であったのかという問いに対し、庶民の主体的な行動が歴史の動因であったことに注目して、ひとつの答えを示そうという試みである。

    海・山の動植物が織りなす生態系と、そこから恵みを得て生活を営む人々の社会システムを一つの系としてとらえ、戦国の動因を描き出す、斬新な〈生態学的アプローチ〉による中世史像!

    【本書より】
    考えてみれば、信長や秀吉など英雄たちが「新しい世の中」をつくるために行ったとされるさまざまな政策やドンパチやった戦争は、結局のところ、庶民がそれに従ってくれたからこそ成り立っており、また、庶民が生業を営む中で生産し供給するさまざまな財やサービスを消費することで成り立っていた。徴税は庶民が納税してくれるからこそ可能だし、戦争は庶民が食糧や武器などを生産し供給してくれるからこそ可能である。

    【主な内容】
    はじめに たくさんの「久三郎たち」の歴史
    序章 生存戦略、生態系、生業――越前国極西部
    第一章 山森林の恵みと生業ポートフォリオ――越知山
     山森林の生態系の恵みと多様な生産/資源分配をめぐるせめぎあい/柴田勝家と森林史の近世化
    第二章 「海あり山村」の生存戦略――越前海岸
     生業は海岸部だけで完結しているか/海の生態系のさまざまな恵みと技術革新/行政権力が生業技術を求める
    第三章 工業も生態系の恵み――越前焼
     大量生産化と資源分配―考古学的知見が語る生産戦略/売る、組織整備、新アイテム――記録が語る生産戦略と近世への助走
    第四章 戦国ロジスティクス――干飯浦と西街道敦賀
      馬借たちの生存戦略と競争/水運業者たちの生存戦略と広域的な経済構造
    終章 「久三郎たち」の歴史、ふたたび
    凡例
    参考文献
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    古代ローマにおいて、「資本主義」は存在したのか? 古代ローマの経済の諸相(農業、工業、商業、貨幣など)を詳細に検討する。
    【目次より】
    序言
    序論
    経済史の研究 その時代区分 ビュッヒャー、ロートベルトゥスおよびその他の国民経済学者の理論体系 歴史家モムゼン、マルクヴァルト、ゴルトシュミット、フリートレンダー エドゥアルト・マイヤー 近代資本主義
    第一章 富の発端
    最古のローマにおける貨幣と交換 家の「自給自足」体制 商業の微弱な形成 高利貸付け・拘束行為
    第二章 動産
    富の源泉としての征服と戦利品 新人 ローマの奢侈に関する誇大な諸見解  商人と徴税請負い人・共和制末期の実業家たち アッティクス 高利貸付け、建築・土地およびその他の諸投機
    第三章 大土地所有
    ラティフンディウム 公有地 軍事植民市  自由農民層への影響と軍団の兵員補充 ラティフンディアの分布と規模 人口密度 
    第四章 小土地所有
    小土地所有存続の例証 ラティフンディウムの弱点
    第五章 商品生産
    家内経済と都市経済 奴隷を欠く家内生産と、奴隷を使役する家内生産・必要物の備わった家 ラティフンディウムの産業的性格 自由手工業 奴隷労働 解放奴隷 分業 手工業者と消費者との関係 組合 古代産業における資本および大経営欠如の主因 大都市における富の配置 小工業の絶対的優越
    第六章 農業生産
    資本と農業 古代農業における資本制的生産諸条件の欠如 ローマにおける海外穀物の輸入と貧民給養 ローマおよびその近郊の、爾余のイタリアからの経済的分離 古代農業の弱点 ラティフンディアにおける粗放経営 ブドウ栽培 畜産業
    第七章 資本主義
    資本主義の定義 古代における産業資本の欠如 労働の、資本にたいする絶対的優越 大土地所有と小土地所有との関係 資本家的小作人 資本と畜産業 古代における農業資本主義の欠如 富の形成と蓄積・征服と諸属州の搾取 高利貸資本および商業資本としての富の使用 資本制に先行する時期に関しての、マルクスの見解 ローマ経済における資本の役割 ローマの財産査定 資本蓄積にたいする諸障碍 古代の貨幣観
    第八章 経済制度
    古代イタリアの家内および都市経済・都市農村間の交換関係 貨幣・信用および銀行組織 現物租税
    第九章 経済的破綻
    帝政下の奢侈と浪費 貨幣恐慌とこれにたいする防衛措置 生活水準の全般的低下 貨幣欠乏と鋳貨品位の改悪 現物経済への復帰 租税 コローナートゥス制 小手工業者階級 土地所有・小土地所有者
    第十章 古代の経済
    古代一般に普遍的な経済、および近代の経済にたいする、特殊ローマ的経済。
    原註
    あとがき
    地図

    サルヴィオリ,ヨゼフ
    1857-1928年。イタリアの法学者、歴史学者。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    アナール学派を代表する著者による「自然経済か、貨幣経済か。二者択一的図式の陥穿」「中世における金の問題」の2論文を収録。詳細な解説が付せられ、格好の中世史への入門となっている。
    【目次より】
    凡例
    西欧中世貨幣制度概観
    自然経済か、貨幣経済か。二者択一的図式の陥穿
    原注
    引用史料
    中世における金の問題
    原注
    文献案内・追加
    解説
    訳者あとがき
    地図

    ブロック、M
    1886-1944年。フランスの歴史家。リュシアン・フェーヴルとともに『社会経済史年報』誌を創刊し、アナール派を代表する人物。代表作に『封建社会』『歴史のための弁明』など。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    大きな転換を遂げつつある西欧中世社会経済史の研究を踏まえ、アルデンヌ、およびパリに所在する四つの修道院所領を、そこに内包される市場に着目し生産と流通の両面にわたって具体的に再構成した野心作。自給自足的な閉じられたシステムとしての所領という従来の学説を拝し、所領相互、あるいは周囲社会との交流を通じて多様な社会階層が垂直的に、さらに複数の地理的単位が空間的に統合されていたカロリング期社会の全体像が、史料を駆使して鮮やかに描かれる。

    【目次より】
    目次
    序論 課題の設定
    第一章 文書類から見たスタヴロ・マルメディ修道院の所領空間
    はじめに
    一 所領の骨格
    二 所領の景観と構造
    (1) 土地取引文書の記述様式
    (2) 中核的所領
    (3) 「古典荘園制」的所領と自立経営
    三 経済活動
    (1) 農業生産と牧畜・森林利用
    (2) 特権的流通
    四 所領編成
    (1) キルデリク領域
    (2) 接点としての交易拠点
    五 外部世界との回路
    小括
    第二章 サン・テュベールの市とその周辺
    はじめに
    一 サン・テュベール修道院の初期史
    二 中心地としてのサン・テュベール
    三 中心地機能の継受
    四 サン・テュベール周辺の景観
    小括
    第三章 サン・ジェルマン・デ・プレ修道院所領の生産と流通 所領明細帳を主たる素材として
    はじめに
    一 所領明細帳の概要
    二 生産拠点としてのサン・ジェルマン領
    三 小経営のあり方
    (1) マンス保有民の実態
    (2) 農民負担
    (3) 小保有地のあり方
    (4) ドナティオの諸相
    (5) 所領経営におけるマンス保有民の地位
    四 流通拠点としてのサン・ジェルマン領
    (1) 商品作物の生産
    (2) 市場交易との関係の深化
    五 修道院の社会統合作用
    六 サン・ジェルマン領の所領編成
    小括
    第四章 サン・ドニ修道院の所領と市場
    はじめに
    一 サン・ドニ修道院所領における生産活動
    二 所領構造
    三 商品・貨幣流通との接続
    四 市場交易への関与
    小括
    総括 カロリング期の所領経済と市場
    表・地図
    あとがき

    参考文献
    索引
    欧文レジュメ
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    丹下 栄
    1950年生まれ。歴史学者。熊本大学教授。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門は、西洋中世史。
    著書に、『ヨーロッパ史のなかのエリート 生成・機能・限界』『環境と景観の社会史』『中世初期の所領経済と市場』『中・近世西欧における社会統合の諸相』 『西欧中世史(上) 継承と創造』(共著)『歴史における法の諸相』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    財政・市場・貨幣 国家の経済活動を重視する立場から、当時の貨幣流通の実態を実証的に分析し、市場と国家の関係を明らかにする。

    【目次より】
    図表一覧
    序論 中国貨幣経済論序説
    緒言
    一 自然経済・貨幣経済の捉え方に関する諸学説
    二 中国経済史における貨幣経済をどう捉えるか
    小結
    第一部 宋代の国家と市場
    第一章 北宋の財政と貨幣経済
    緒言
    一 複合単位と北宋財政
    二 北宋財政と全国的流通
    三 新法期の貨幣財政
    小結
    付表
    第二章 北宋の都市市場と国家 市易法
    緒言
    一 市易条文の内容 市易法の本旨
    二 市易三法の成立と変遷
    三 市易法の性格変化と廃止
    小結
    第三章 宋代の商工業者の組織化 行
    緒言
    一 免行法施行の前提 宋初の行役
    二 免行法と行
    三 南宋の行 免行銭廃止後の行
    四 同業組織としての行
    小結
    第四章 宋元時代の牙人と国家の市場政策
    緒言
    一 牙人の機能
    二 宋朝と牙人
    三 元代の牙人
    四 元朝の市場政策
    小結
    第二部 宋代貨幣論
    第一章 唐宋時代の短陌と貨幣経済の特質
    緒言
    一 国家財政に関わる短陌 省陌
    二 銅銭と紙幣の交換レートとしての短陌
    三 商品流通と短陌
    四 短陌対策の変遷
    小結
    第二章 唐宋時代における銅銭の私鋳
    緒言
    一 鋳造貨幣の生産費
    二 唐五代の私鋳銭
    三 宋代の私鋳銭
    小結
    第三章 宋代陜西・河東の鉄銭問題
    緒言
    一 陜西の鉄銭
    二 河東の鉄銭
    小結
    第四章 宋代四川の鉄銭問題
    緒言
    一 宋初の通貨問題
    二 新法期以後の鉄銭事情
    三 鉄銭の私鋳問題
    小結
    第五章 宋代の価格と市場
    緒言
    一 市価の変動と地域差
    二 宋代価格の特性
    小結
    終章 貨幣経済の時期区分
    緒言
    一 非統一的貨幣経済の時代
    二 統一的貨幣経済の時代
    結語
    あとがき


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    宮澤 知之
    1952年生まれ。歴史学者。佛教大学歴史学部歴史学科教授。
    京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科博士後期課程退学。文学博士。専門は、中国の財政史と貨幣史。
    著書に、『宋代中国の国家と経済』『佛教大学鷹陵文化叢書16 中国銅銭の世界』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    大土地所有形態と佃戸制のあり方に地域差の視点を導入して再検討を試み、宋代以降強大化した専制支配権力の歴史的性格を跡づけた雄篇。

    【目次より】
    まえがき
    第一篇 宋代土地所有制と専制支配
    I 宋代土地所有制にみられる二つの型 先進と辺境
    II 宋代の地客
    III 宋代の雇傭人と奴婢
    IV 宋代農家経営と営運
    V 宋代地主制と公権力
    VI  宋代の官田と形勢戸
    VII 宋代官僚と商業行為
    VIII 宋代の県尉 土地問題に関連して
    IX 宋代都市の戸等制
    第二篇 宋元史諸論
    I 南宋期家産分割における女承分について
    II 宋代の女戸
    III 元代女子の財産継承
    IV 元朝治下中国農村社会における回民
    第三篇 宋元史研究の動向
    I 宮崎史学と近世論
    II 周藤吉之著『唐宋社会経済史研究』
    III 宋代佃戸制の再検討 最近の草野靖氏の見解をめぐって
    IV 草野靖著『中国の地主経済 分種制』
    V 吉岡義信著『宋代黄河史研究』
    VI 中国史研究会編『中国史像の再構成 国家と農民』
    VII 谷川道雄著『中国中世社会と共同体』
    VIII 愛宕松男著『東洋史学論集』第四巻 元朝史
    IX 一九五〇年代の中国における宋代土地制度研究 華山「関于宋代的客戸問題」を中心として
    X  一九七〇年代の中国における王安石評価をめぐって
    XI 一九七〇年代の中国における宋代農民戦争研究 方臘起義を中心として
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    柳田 節子
    1921~2006年。中国史学者。元学習院大学教授。東京帝国大学文学部東洋史学科卒。専門は、宋・元時代。
    著書に、『宋元郷村制の研究』『宋元社会経済史研究』『宋代庶民の女たち』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    経済学者10名の業績と人物に光を当て経済学の歴史を分析、現代の理論が背景に宿す豊かな水脈を明らかにした第一級の理論家による評伝。

    【目次より】
    まえがき
    I 古典派の二人の巨人
    アダム・スミス没後二〇〇年
    カール・マルクス
    II 近代経済学の創始者たち
    ウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズ
    レオン・ワルラス
    フランシス・イシドロ・エッジワース
    ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター
    III ケンブリッジ群像
    マーシャル『経済学原理』再訪
    ピグウ教授没後四〇年
    ジョン・メイナード・ケインズ
    哲学者ケインズ
    経済学者フランク・ラムゼー
    初出一覧

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    福岡 正夫
    1924年生まれ。経済学者。慶應義塾大学・宇都宮共和大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部卒業。
    著書に、『経済原論 ミクロ分析』『経済学の考え方』『一般均衡理論』『均衡理論の研究』『ゼミナール経済学入門』『貨幣と均衡』『経済学と私』『ケインズ』『歴史のなかの経済学 一つの評伝集』『均衡分析の諸相』『経済学わが道』『厚生経済学の理論』(共著)など、
    訳書に、O.ランゲ『価格伸縮性と雇傭』(共訳)ロバート・M.ソロー『資本理論と経済成長』(共訳)ソロー『資本成長技術進歩』(共訳)ジョン・ヒックス『資本と成長』(共訳)ポール・サムエルソン『経済学と現代』アロー,ハーン『一般均衡分析』(共訳)マーク・ブローグ『ケンブリッジ革命』(共訳)ジャッフェ『ワルラス経済学の誕生』(共編訳)ロバート・ギボンズ『経済学のためのゲーム理論入門』(共訳)J-M.グランモン『貨幣と価値』J・A・シュンペーター『経済分析の歴史』(共訳)などがある。
  • ※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。

    企業の倒産リスクや期待値が一目で分かる、全ビジネスマン必見の会計学の基礎「経営分析」を、信長のエピソードでわかりやすく解説!
  • 格差拡大、雇用不安、デフレ、グローバリズムの停滞……。「構造改革」以降、実感なき好景気と乱高下する日本経済。過剰な貨幣発行がもたらす問題、「複雑な“経済現象”」と「理論重視の“経済学”」の乖離など、現代資本主義が直面する困難を徹底的に検証。
    アダム・スミスから金融理論、リーマンショックからアベノミクスまで、経済学の限界と誤謬を提示する。

    内容抜粋
    「経済学」がひとつの思想でありイデオロギーであるとすれば、今日の支配的な経済学の考え方とは異なった「経済」についての見方はできないか。「稀少な資源の配分をめぐる科学」というような経済学の典型的な思考方法ではない、別の思考様式はないのか、ということだ。―――学術文庫版「はじめに」より

    目次
    学術文庫版「はじめに」
    第1章 失われた二〇年――構造改革はなぜ失敗したのか
       学術文庫付論
    第2章 グローバル資本主義の危機――リーマン・ショックからEU危機へ
       学術文庫付論
    第3章 変容する資本主義――リスクを管理できない金融経済
    第4章 「経済学」の犯罪――グローバル危機をもたらした市場中心主義
    第5章 アダム・スミスを再考する――市場主義の源流にあるもの
    第6章 「国力」をめぐる経済学の争い――金融グローバリズムをめぐって
    第7章 ケインズ経済学の真の意味――「貨幣」の経済学へ向けて
    第8章 「貨幣」という過剰なるもの――「稀少性」の経済から「過剰性」の経済へ
    第9章 「脱成長主義」へ向けて――現代文明の転換の試み
    あとがき――ひとつの回想
    学術文庫版あとがき

    2012年刊行、講談社現代新書『経済学の犯罪』を改題、
    大幅加筆修正したものです
  • シリーズ2冊
    02,420(税込)
    著:
    長沼伸一郎
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    わかりやすくて、おもしろくて、深い。

    かつて『物理数学の直観的方法』で理系世界に一大センセーションを巻き起こした著者による、
    この一冊で資本主義の本質をガツっと直観的につかむ、
    どこにもなかった経済書。

    ・資本主義とは
    ・インフレとデフレのメカニズム
    ・貿易が拡大する理由とは?
    ・ケインズ経済学とは何か?
    ・貨幣の本質とは?
    ・なぜドルは強いのか?
    ・仮想通貨(暗号資産)とブロックチェーンとは何か?
    そして、
    ・資本主義社会の最大の問題点と、その解決のヒント

    私たちが生きる現代資本主義社会の本質とその問題、行く末を理解する一冊!

    (目次)
    第1章 資本主義はなぜ止まれないのか
    第2章 農業経済はなぜ敗退するのか
    第3章 インフレとデフレのメカニズム
    第4章 貿易はなぜ拡大するのか
    第5章 ケインズ経済学とは何だったのか
    第6章 貨幣はなぜ増殖するのか
    第7章 ドルはなぜ国際経済に君臨したのか
    第8章 仮想通貨とブロックチェーン
    第9章 資本主義経済の将来はどこへ向かうのか
  • 最先進国イギリスに匹敵する経済成長をとげた「江戸日本」。巨大市場の成立は、安定政権、貨幣制度の整備、農商工分離だけでは説明できない。〈株仲間〉こそが、全国市場の形成・発展の立役者だった。歴史制度分析という最新の方法を駆使し、株仲間のポジティブな役割に光をあてる。(講談社選書メチエ)
  • 本書はわが国を代表する歴史派エコノミストであった著者が、歴代の日銀総裁を通じて、日本の金融政策発展の様相を描き出そうとしたものです。また、原著刊行後(著者没後)の総裁の政策について、鈴木淑夫氏(元日本銀行理事、元野村総合研究所理事長)による補論を加えました。31代29人の総裁がなにを考え、行動してきたか(あるいは行動しなかったか)を知ることで、読者は必ずやたしかな指針を得られるはずです。(講談社学術文庫)
  • 人口100万を数え、近世では世界最大の都市といえる江戸。膨大な日常消費は草の根レベルの活発なリサイクルで支えられていた。藁、竹、灰、みな太陽エネルギーの有効利用でよみがえる。現代では忘れられ、失われてしまった江戸庶民の合理的でムダのない暮らしの知恵を描いた「大江戸事情」シリーズ第4作。(講談社文庫)
  • 百万都市・江戸は、同時代の欧米の都市と比べ本当に遅れていたのだろうか!? 銀座・両替商などによる貨幣経済、奉行所などの行政組織、教育制度、江戸っ子の暮らし、職人たちの仕事ぶり、歌舞伎などの文化・芸術……、江戸のすべてを綿密なデータで分析する「大江戸事情モノ」第3弾。現代と比較できる地図も必見! (講談社文庫)
  • 江戸時代に生きてきた先祖は、未舗装の道路を空調機代わりにしていたり、着古したゆかたを、おむつまで使い尽くしたりと、身の回りのものを有効利用していた。石油や自動車を使う現代人は、楽な生活を手にした。が、果たしてこのまま科学が発達しさえすればいいのか。物質社会のいまだからこそ、必読の書。(講談社文庫)
  • 265年間――日本史上最長の単一政権を誇る江戸時代に、いかに庶民は暮らしたのか。なぜ江戸は当時の世界最大規模の都市でありえたのか。知られざる豊かな生活と文化、簡潔なる役人組織を、著者が収集した膨大な資料と図版から解説する。開府から400年たった現代だからこそ、江戸に学ぶべきことがある。(講談社文庫)
  • 世界最大の都市・江戸を擁しながら、ほぼ完全な循環型社会を実現していた、かつての日本。驚異的なエネルギー効率を誇る農工業、民間人がボランティア的に行政参加するスリムな社会システム、季節に応じた知恵溢れる庶民の暮らし……。豊富な図版とともに「究極のエコ社会」江戸を読み解く。(講談社文庫)
  • 607(税込)
    著:
    佐江衆一
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    大石内蔵助の志を命がけで試した赤穂浪士の功労者、天野屋利兵衛。「現銀安売り掛値なし」で商業に革命を起こした三井高利。洒落のきいた広告で儲けた山東京伝。角屋七郎兵衛、柊屋新次郎、銭屋五兵衛、中井源左衛門、五代友厚。広告戦略や信頼関係の重視等、商売の原点。江戸の商人の矜持とは?
  • 人気のおかずは? 快適に暮らすための知恵とは? 当時の貨幣経済はどうだったの? 江戸庶民の毎日は、リサイクルを徹底し、低エネルギーでありながら実に豊かだった。当時のベストセラーの挿絵に息づく、バラエティ豊かな江戸の人々の衣食住を、分かりやすく解説。時代小説の副読本としても役立つガイドブック。(講談社文庫)
  • シリーズ2冊
    901943(税込)
    著:
    三好徹
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    尾去沢(おさりざわ)銅山払い下げ問題、西南戦争と、台湾征討をめぐる汚職、シーメンス事件――。高き志で維新を成し遂げた、伊藤博文、井上馨、大隈重信らの元勲は、なぜ汚職政治家へと堕落したのか。三菱・三井を筆頭とした政商との癒着、熾烈な藩閥闘争の真相を暴き、明治国家を築いた元勲たちの“裏の顔”に迫る歴史ノンフィクション。(講談社文庫)
  • 超高齢化で生涯現役社会を実現、リサイクル都市を築いて優れた省エネ生活を送り、そして、庶民は文化に豪奢な贅沢をし、人間として豊かな暮らしを楽しむ。江戸時代の日本人は、私たち、いや、世界の今後のモデルです。明治維新後歪められた「良さ」「豊かさ」を人気の経済評論家が、その独自の視点で徹底分析。歴史家とはちがった観点からたどり着いた江戸社会の実像は、極めて合理的で豊穣な世界。やっぱり、日本人は偉かった!

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