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GWコイン大還元祭

『歴史、官能(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~39件目/全39件

  • 徳川吉宗の治世、江戸に類希なる美貌の巫女が現れた。戦国の世に武田信玄の下でくノ一を束ねた巫女頭の末裔、望月千代であった。
    千代はまずある神社を色じかけで乗っ取り、そこを拠点に千里眼や雨乞いなどで霊力をしめす。
    それが評判となり、江戸の民たちは千代に熱狂。だが千代の目的は、民衆を煽動し、吉宗のご政道を批判することであった。
    事態を重く見た吉宗は、側近の加納久通を通じて寺社役の高畠辰之伸に密命を下す。だが、千代の背後には吉宗の政敵、尾張の宗春が黒幕として控えており……。
    暗雲ただよう政争のゆくえはいかに。
    疾風怒濤の時代エンタテインメント!
  • シリーズ2冊
    495(税込)
    著:
    北山悦史
    レーベル: ――

    旅に出た好色素浪人を待ち受ける美女と事件! めくるめく艶肌夢道中

     女遊びが過ぎ、下総国関宿藩の下役人である父親から勘当された若松鉄之進は、家来の山岡荘次郎の生国・上野国安中へと旅立つ。鉄之進は男前で腕っぷしも強く、女にめっぽうもてる男。旅の道中、さっそく色白の村娘や旅篭の美人女将らと次々に色事を楽しむ。そんな折、美人女将から商売敵に旅篭を乗っ取られそうだという相談を受けるのだが…。

    ●北山悦史(きたやま・えつし)
    1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。
  • 兵藤三郎は貧乏御家人の三男坊。学問所で医術に秀でていた三郎は、町医者の鉄丸源斎から請われて養子となる。
    だが、この源斎にはもうひとつの顔があった。彼は鉄魔羅の源――手籠め人という裏稼業を持っていたのだ。養父の死後、三郎は鉄魔羅の二つ名を継いで源之助と名乗る。
    手籠め人の元締めである薬種問屋の女将・お美津から色事の手ほどきを受けた源之助。絵草紙屋の女将・香代、旗本の女剣士・雪絵と情交を重ね、経験を積んだ彼は、男と女の痴情のもつれを解きほぐす、手籠め人として江戸の闇の中への第一歩を踏み出すが……。
    鬼才が放つ傑作時代エンターテインメント!
  • 「中村屋のボース」が伝えたかったインドの昔がたり。
    Point 1 ボリウッドに通じるユーモアがいっぱい!!
    Point 2 ひとつずつの話が短いのでさくさく読める!!
    Point 3 全編に散りばめられたデーヴァナーガリー文字でインド的臨場感を体感!!
    「とても太刀打ちできなそうな力士(レスラー)にテナリラーマが放った技」「偽証人の嘘を暴いたマリアダ・ラーマンの名裁判」「死刑を宣告された絶体絶命のラジャ・ビルバルが見せた起死回生の一手」などなど。
    戦前、日本にインドカリーをはじめて紹介したラース・ビハーリー・ボースと、児童文学作家の渋沢青花による物語を、アミール・ホスロー(1253‐1325)の詩を主題とした中世インド絵画とあわせて送る。子どもから大人まで楽しめる114の物語。
  • 関ヶ原の合戦から百年。常陸国田代藩の三友虎太郎は小柄で非力、剣術も苦手な二十歳の若侍だ。
    だが虎太郎、江戸に発つことになった藩主の娘・千代姫の警護役にはからずも選ばれてしまう。不安をかかえながらも江戸行きに加わった虎太郎だが、そんな一行は道中、賊の一団に襲われ姫を掠われてしまった。
    震えながら賊に立ち向かおうとしたそのとき、虎太郎を助けたのは美貌の女忍び・茜とその母親の朱里。
    しかも賊を一網打尽にした手柄を、母娘は虎太郎のものにしてしまったのだ。
    命の恩人の虎太郎にしだいに執心する千代姫。さらに国家老の娘・剣術指南役の風見奈緒まで、みずからの初物を捧げようと彼のもとへ……。書下ろし時代長編の新シリーズ開幕!
  • 最大のミッションは世継ぎを残すこと
    将軍が幼いころから受ける性の作法とは――。

    奥御殿での「性の作法(テクニック)」を門外不出の秘伝として、
    江戸時代初期に記された『秘事作法』を種本に、薬子が宣旨(せんじ)、内侍(ないしのかみ)として後宮に奉職した頃、立派なお世継ぎを産んでもらうために、幼少から若君の男性器をたくましいものに鍛える「養宝作法(ようほうさほう)」。女官たち自らの身体を駆使して若殿に実践の手ほどきをする「奉礼作法(ほうれいさほう)」など様々な秘め事を集約した一冊。

    【目次】
    前之章 秘事作法
    第一章 強腕・藤原百川の策略(白龍となった井上皇后の怨霊)
    第二章 藤原薬子と安殿親王(薬子、安殿の養育係として東宮に入る)
    作法1「養宝作法」(若殿のお宝を強靭にする方法)
    作法2「奉礼作法」(若殿に女性への手ほどきを指南する)
    作法3「養宮作法」(奥方に交合の作法をお側でお手伝いする)
    第三章 薬子が尚侍に任命される(薬子、女官たちへ秘事作法を指南)
    作法4「房中術難所の心得」(我慢のための還精の術を学ぶ)
    作法5「女官たちの礼法と健康指導」(奥女中の欲求不満解消法)
    第四章 平城太上天皇の変(薬子の最期と平城の悲しみ)
    終之章 余禄
    1)医心方房内篇(性医学書の集大成で春本にあらず)
    2)藤原一族(朝廷をも牛耳る神代からの名門)
    3)水鏡(神武から仁明天皇まで1,500年間の仮名国史)
    4)弓削道鏡(道鏡は坐ると膝が三つでき)
    5)臨御之章(初夜はとりあえず、男性は右に女性は左に)
    6)断鬼交之章(鬼とのセックスの満足感は人間以上なり)
    7)態位九法之章(黄帝が石室に残した秘中の性交九態位)
    8)四ツ目屋のこと(江戸のアダルトショップ秘聞)

    【著者プロフィール】
    昭和17年生まれ石川県白山市在住。「歴史は同じことの繰り返し、その検証は我が将来への道標(みちしるべ)となる」を命題に、東四柳史明氏(金沢学院大学名誉教授)に師事し、郷土の中世・戦国社会を研究。著書に『悪女万華鏡』(幻冬舎2022年)。
  • 神田で手習所を営む佳純は、娘を助けた縁で呉服屋の越前屋に用心棒を頼まれる。佳純は腕に覚えがあった。父の道場で剣術を磨き、いっぱしの女剣士となっていたのだ。
    一方巷では鬼蜘蛛という盗賊が、世間を騒がせていた。金品の強奪だけでなく、おなごは手籠めにされるという。
    美しい妻と娘たちを持つ越前屋は、見ず知らずの浪人者を家に入れるのを躊躇していたところに、ようやく佳純を得たのだった。佳純は越前屋に入り、大胆不敵な色右衛門率いる鬼蜘蛛を迎え撃つ。
    その一方で、町方同心の真之介は佳純を見守り、陰で支えようとする。火付盗賊改方の多岐川もまた、佳純の腕前を知り……。
    痛快無比の時代エンタテインメント!
  • 「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「三四郎」「こころ」「それから」「草枕」「二百十日」「彼岸過迄」「行人」「道草」「明暗」など、文豪・夏目漱石の長編小説の代表作15作品を完全収録。読みやすく編集され、名作を一気に読める電子版ならではの漱石全集です。
    ●目次
    坊っちゃん
    吾輩は猫である
    三四郎
    こころ
    それから
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫

    彼岸過迄
    行人
    道草
    明暗
  • 北条政子、日野富子、淀君――。
    彼女たちはなぜ、悪女と呼ばれるのか。

    激動の中世・戦国を生き抜いた女性たちの、
    秘められし淫靡な世界。
    三人世界を生々しく描くことで素顔に迫る、
    艶やかな歴史官能小説。
  • 天下統一なるか!?
    明智光秀「白蜜党」vs武田信玄「望月党」
    性技の決戦、いざ出陣!!

    武将を堕とす女たちの技を体感せよ!
    今宵、きっと良きことがあります

    女の意地を懸け、性技の限りを尽くした戦い

    浪々の身であった明智光秀は、
    天竺の山奥で性技を会得したという茜と交わりをもつ。
    すると、運命が変わる――。
    光秀は足利義昭に出会い、天下統一を目指す織田信長に仕え、
    一国一城の主となった。
    光秀を支えるのは、卓越した性技と妖術をもつ、
    茜率いる白蜜党。
    女たちは、武田信玄を守る名器軍団・望月党と決戦へ。
    新聞連載時より話題沸騰、時代官能の傑作!

    【目次】
    第一章 白蜜堕ち
    第二章 性技の合戦
    第三章 絶倫坊主
    第四章 天下性膣
  • 浅草五重塔通りに美しき母娘が営むミルクホールがあった――。
    文士を志し上京した和田治郎は、遠縁である母娘の処で居候となる。心優しき美貌の未亡人寿美代と情熱的で可憐な娘となった早苗と再会し、治郎は淫らな妄想に憑かれてしまう。
    深夜、自慰に耽る彼の部屋に、しのびやかな足音が迫り……。
    多感な貴族家令嬢、高飛車な女教師も登場。めくるめく大正官能ロマン。
  • シリーズ4冊
    825935(税込)
    著者:
    村上知行
    レーベル: ちくま文庫
    出版社: 筑摩書房

    稀代の悪女をめぐる愛欲の世界

    『水滸伝』の「武松のものがたり」の中の一話「西門慶・潘金蓮殺し」を発展させ、むせかえるような愛欲の世界を描いた天下一の奇書『金瓶梅』。話は、中国の宋の時代、女たらしの商人、西門慶と色の道上手の潘金蓮のくだりから始まる。金蓮は夫の弟武松を口説いたり、夫を毒殺して西門慶の第五夫人におさまる奸婦……妻妾入り乱れる西門慶の屋敷で次々と起きる事件とは。
  • 谷中延命院の住職・日潤の美男ぶりが江戸で評判になって八年。日潤は大奥の中臈・梅村と情を通じ、以来、寺院に日参する女たちは引きも切らず、夜毎、狂乱の痴態が繰り広げられていたのだ。見逃せなくなった寺社奉行・脇坂は密偵として奈江を放つが、奈江は自らも日潤の性技に溺れてしまう――。関係した女が数百人ともいわれ、十一代将軍家斉の治世を揺るがせたスキャンダルを、濃密な筆致で描いた官能絵巻。
  • わたしの勇者さま……

    勇者に指名されてしまった少年騎士は、美人巫女、美少女従者とともに「真の勇者」となるための旅に出た。途上を淫らな試練の数々が待ち受ける…!

    「あなたこそ、伝説の勇者さまですっ!」由緒正しき聖なる神殿で、美しき巫女マリエルから突然指名を受けた少年騎士キルレイン。マリエルとの妖しい「誓約の儀式」を終えた彼は、彼女と本来の従者であるボーイッシュな美少女ジーナとの三人で、「真の勇者になる」ための旅に出ることに。二人の女の淫らな誘惑に応えつつ、第一の試練である魔女サダウィン討伐へと向かうが……。
  • 770(税込)
    著者:
    麻倉一矢
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    今夜こそ―。真田忍者のくノ一は、江戸城本丸奥の春日局邸の前に立って自らに誓った。死はもとより覚悟している。秀吉の隠し金四億五千万両の行方を知る鍵となる秘本『多山銀山埋蔵秘巻』を奪取するのだ。大坂落城から早二十年。世は太平の中にあったが、豊臣家再興を画策する真田六文党は、秘本を奪うべく暗躍を開始した! 彼らの行く手には、服部半蔵ら強敵伊賀忍群が待ち伏せ、さらに妖僧天海の不気味な陰謀が…。徳川家崩壊を企む真田の残党が繰り広げる痛快時代伝奇小説!
  • 主人の仇討ちという理由があるにせよ、男はもう九年もご新造さんと二人きりで旅をしていた。「もう辛抱できん。一度やらせてくれ」男は今宵こそはと布団に潜り込んだが、女の拒絶にあってそのまま出奔。ところが彼は意外なところで仇を目撃し、腰を抜かした…。(「張りつめた糸」より)江戸の町にうごめく男女の色と欲を余すところなく描いた、著者ならではの異色時代小説!犯し犯され、共に地獄に落ちていく男女の業が浮き彫りにされていきます。一話完結の全七話。
  • 半七ならぬ、“半乳”親分登場! 江戸の町はおっぱいが救う!? 性愛小説の女王が放つ、艶笑時代小説! 神田の岡っ引きの娘・お七は、昼は茶屋の看板娘、夜にはぷりぷりした乳房を衿元から覗かせ江戸の事件を追う、人呼んで「半乳親分」。同心の兵衛に頼まれ、江戸の女たちを虜にしている色坊主・丈円を追い江戸城大奥に潜入するお七だが、童貞将軍も巻き込んで事態は思いがけない展開に!?
  • 小間物問屋に居候する余吉は、女将の菊枝から四十八手の体位の形をした根付作りを頼まれる。春画を手本にするものの、陰戸(陰部)の形を知らない余吉が戸惑っていると、寝巻姿の菊枝が言った。「私のを見てみるかい?」。さらに女将のわがまま娘・千代、男装の武家娘・澪ら好奇心溢れる生娘たちが余吉のもとを訪れ――。時代官能小説。
  • 「わちきが酌をいたしいす……不調法なれど受けてくンなまし」廓で他藩の留守居役から辱められた武士を救った華魁の気転。二人を待っていたのは運命のいたずらだった──。武士の意地と妻女の悲劇を描く「妻よ許せ」他、吉原を主題にした短編四作品と、家臣みずから夫婦のいとなみを披露し、主君に男女の交わりの道を指南する「しぼり芙蓉」他、その道の四十八手を主題にした短編五作品。いずれも色情を描いて人間の業にせまる異色作、小説の醍醐味はここに極まる!
  • シリーズ4冊
    550(税込)

    禁断の悦びに身悶える姫二人
    尼寺にたちこめる淫靡な匂いと甘い喘ぎ

    皆川藩藩主の双子の姉妹、姉の照は姫君として、妹の小夜は尼寺で育てられた。十七年後、照姫の様子に異変がおきた。一人で眠りに就いた後、夢うつつの中で陰戸を濡らし気を遣ったようになってしまうのだ。小夜に原因があるとみた藩医・橋場十九郎は……。長篇官能時代小説新シリーズ開幕!
  • シリーズ3冊
    550(税込)
    著者:
    響由布子
    レーベル: ――

    江戸を騒がす大泥棒と謎の美女が、将軍と御台所に性の手ほどきを……。

    悪徳商人から金を奪い庶民にばら撒く、江戸で評判の大泥棒・たちまち小僧と、妖艶な美女だがわがままで物欲の強いお藤。二人は大奥で巻き起こる陰謀を聞かされ、多額の報酬のために事件解決を請け負う。大奥に潜入したたちまち小僧とお藤は、ひょんなことから、まだ初々しい正室寧姫と女の扱いに慣れていない将軍家斉に、それぞれまぐわい指南をすることとなってしまい…。
  • 770(税込)
    著:
    横山重彦
    レーベル: 二見文庫
    出版社: 二見書房

    わたくしとあなた様はただの男と女ではありませぬか──。一味違うスピード感!新機軸の時代官能書き下ろし!!旗本分家の次男・清亮は十六歳になったばかり。ある女郎に女体を悦ばせる方法を教わった彼は、早速それを従姉の清女に試す。その後、彼女から出生に関する疑問を耳にした清亮は、詳細を知っていそうな女たちの豊満で柔らかい肉体を堪能しつつ、真相を聞き出していくが……そこには衝撃の真実が──。
  • シリーズ8冊
    770880(税込)
    著者:
    山口椿
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    「ロベルトを、すべての男のものにしたい」…若く美しい妻をならず者に陵辱させ、その様子を克明に記す老神学者オクターヴ。一方、夫の夢想を遙かに凌駕して、その目前で倒錯の限りを尽くす妻ロベルト…。「私は乳房と性器だけの肉」と嘯く女の魔性のエロスを描く山口文学の代表作。
  • シリーズ5冊
    550(税込)

    大垣藩の不正の証を知り江戸に逃れた夫・真崎祥一郎を探すため、妻の香澄とその妹・千夏は居酒屋を営みながら義賊「夜桜盗賊」となり、その色香で江戸っ子の喝采を浴びていた。千夏は盗み働きの最中に知り合った火消しに恋心を抱き、香澄はようやく愛しい夫・祥一郎と巡り合えたが、敵の魔手が迫る。果たして二人の愛は無事、成就出来るのか!? 美しすぎるやわ肌怪盗を巡る、好評シリーズ第二弾!!
  • 冴えない男が姫君の「初物」を奪う

    「そなたと、情交したい……」金も身分もない男が、姫や江戸の美女たちと……! 好色な父のせいで村を追われ、山で孤独に暮らす十郎。彼のもとへ、天から絢爛たる着物を着た女が降ってきた! なんと彼女は武家の姫君・田村小巻だという。輿入れに向かう途中で、つむじ風に巻き上げられ、崖から落ちてしまったようだ。気の進まぬ婚儀の末に、思わぬ男に初物を捧げるよりも命を救ってくれた十郎に報いたいと小巻の望むまま、身分違いを承知しつつ体を求め合うふたり。すっかり小巻に気に入られた十郎はその後、乳母の香穂、女武芸者の胡蝶、厨の奉公人である雪絵と小夜など小巻周辺の多彩な美女・美少女たちと情交を重ねていく。そんな十郎に、香穂と胡蝶から驚くべき依頼が……。エロスの名匠が情感たっぷりに描く時代官能の傑作!
  • おそのは元芸者で美貌の常磐津師匠。そして、その裏稼業は交合指南役。張形を使っての指南は人伝に評判を呼んでいた。ある日、廻船問屋の若旦那、惣一郎がおそののもとを訪れる。許嫁との婚儀を控え筆おろしの依頼である。その瞬間、おそのは雷に打たれたかの如く恋に落ちた。だが相手は大店の若旦那、身分が違いすぎる。切ない想いを断ち切れず、つい深川界隈に足を向けてしまったおそのは、昔の悪い男とばったり…散々な目に遭うことに…。
  • 紀伊田辺藩。側室の子息に次期藩主を継がせようと家臣たちが画策していた。ただ一人藩主の血を引く詩織姫は、そのため命を狙われることに…。余命幾ばくもない藩主のいる江戸へと逃げる姫と女警護役の楓。追手に捕まった姫があわや犯されるという時に現れ窮地を救ったのは美麗な女剣士、菜々美だった。やがて道中、浪人者の矢五郎も一行に加わることとなり、くノ一や忍びたちと淫らな攻防を繰り広げつつ四人は江戸へ向かう。果たして姫の処女は如何に…。
  • シリーズ3冊
    550(税込)

    剣は誰よりも強く、色仕掛けには誰よりも弱い(笑)!!
    牛鬼剛之進、殿様を守るべく見参!

    金江藩の六代目藩主・山田長門守は、色事が大好きな殿様だった。その目に余る破廉恥な行状に業を煮やした幕府老中・水野忠邦と目付の鳥居耀蔵は、長門守を失脚させるために、性技にたけた美人刺客を送り込む。これを迎え討つべく見参した金江藩随一の剣客・牛鬼剛之進は女の色仕掛けにメロメロになってしまうという大きな弱点を抱えていた。大活躍艶笑小説第一弾!
  • 419(税込)
    著者:
    高橋克彦
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    八八七年九月。内薬師・橘の無惨に飛び散った死体が発見された。その生首を検分した陰陽寮・弓削は愕然とした。それは昨夜、魔物が見せた五つの生首の一つだったからだ。残りの彼らはみな殺される運命にあるのか?魔物と人の間にあって自在に空飛ぶ「鬼」の正体は?これぞ歴史伝奇の白眉!
  • シリーズ3冊
    607618(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    「うわ、立っている」貧乏御家人の次男、間壁光二郎は体を強張らせた。暮六つどきの四谷鮫ヶ橋近く。まだ女を知らない光二郎は日々の「淫気」を抑えがたく、夜鷹(よたか)が夜な夜な出没する場所に、ひとりやって来た。ところが、その夜鷹の顔を見て仰天した。自分が師とも仰ぐ人物の奥方にそっくりだったのだ。と、そこに破落戸(ごろつき)たちが現われて……。抑えがたき女体への探求心を執拗に濃密に描いた、睦月時代官能の圧倒作!
  • シリーズ3冊
    586660(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    時は文化文政。小藩のしがない家臣の三男坊・栄之助は女も知らず、鬱々たる毎日。だが絵の才能を乞われ、御典医玄庵の助手に抜擢されたから大変。女体の神秘を絵筆に留めながら、次々と肌を重ねる女人探求の旅が始まった!
  • シリーズ3冊
    586715(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    武家の女を抱きたい…分不相応な願望に悶々としていた源太は、若武者と逐電した憧れの武家娘・志乃を追う旅に出た。旅籠で知った初めての女体。さらに志乃と邂逅し、男一人女二人のめくるめく愛欲生活が始まる。だが、旅先で死んだはずの若武者が源太の前に現われた!
  • シリーズ3冊
    607(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    破落戸(ごろつき)に絡まれた旗本の次男坊巽孝二郎を救ったのは、白粉(おしろい)小町と呼ばれる若い娘だった。彼女は、その占いが当たると町娘たちに評判で、なぜか白粉を分厚く塗り込めている。不思議なことに、彼女の言葉通りに行動すると、夢にまで見たさまざまな欲望が現実になるのだ。やがて、化粧を落とした白粉小町の素顔を知った孝二郎の前には、この世のものとは思えぬ悦楽の世界が待っていた……。絶好調、睦月時代官能の新展開!
  • シリーズ3冊
    586607(税込)
    著者:
    睦月影郎
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    「今宵は私がお手ほどきをしてよろしゅうございますか」素破(忍者)の女頭領・夕月の言葉に、十七歳の結城玄馬の体は緊張でふるえた。御典医見習いとして藩主の娘・咲耶(さくや)姫の触診を命じられたものの、女体知らずの童貞ゆえ途方に暮れていたのだった。目の前で帯を解く熟れた肌の夕月……。さらに、美貌の処女も、玄馬のために体を開いた。むせるような女体の「淫気」を吸って、成長してゆく玄馬。みだらな感動に満ちた、睦月時代官能の真骨頂!
  • シリーズ5冊
    681(税込)

    鬼塚弥四郎は常陸吉住藩見廻り役の四男坊。梅雨明けのある日、弥四郎は村の視察中、家宝の名刀をうっかり谷底に落としてしまった。途方に暮れるそんな彼の前に現われたのは十七歳の美少女・千夜。ところがこの少女、鬼の里から人を食うために下りてきたあやかしだった。切腹か、鬼に食われるか、いずれにせよ死を覚悟していた弥四郎は、どうせ死ぬならその前に一度と、千夜に頼み込んで初めての情交を経験してしまう。一方の千夜も弥四郎に情が移ったのか、他の者に姿が見えないのを幸い屋敷までついてきてしまった。千夜と契ることによって次第に鬼の力が宿り始めた弥四郎。ある日、御前試合で別人のような剣術を見せた彼は、藩主の江戸行きの供に選ばれるのだが…。
  • ある晩、里吉藩の陣屋敷が襲われ、黒百合・白百合という名の双子のくノ一の活躍で族を追い払った。「仙界流し」と呼ばれる二人の術は、相手を異次元に移動させ、元に戻して頓死させるというもの。だが、手違いで姫までもが移動させられてしまう。美しき女剣士とともに姫の救出に向かう不二郎だったが……。人気作家による書き下ろし傑作時代官能!!
  • 女剣士・杏樹は松平定信の心を射止めたものの、同じく美人剣士と評判の妹・千里の相談に乗り、同じ藩の若き剣豪・達之伸に性の手ほどきをすることに──。一方、この美しき姉妹の評判を聞きつけた平賀源内は、彼女たちを罠にかけ、自ら考案した独自の「玩具」を用いて二人を恍惚の宴へといざなっていく……。人気作家による時代官能の傑作!
  • 小野川藩主の一人娘・津矢は、ある日突然、何者かによって淫術をかけられ色に狂う。ことが世間に知れると一大事。風魔の末裔・小弥太は藩主にその淫術を解くよう命じられ、「肉を以って肉を制す」とばかりに伝家の閨房術を試みるものの、なかなか効果の出ないうちに今度は藩主の正室もその淫術に――。
  • 春日の局――徳川三代将軍家光の乳人となり、家光の将軍継嗣に尽力し、「表」の老中に匹敵するほどの権勢を持つようになった、江戸城「大奥」の取締役。ついでお万の方、矢島の局、桂昌院、右衛門佐の局、お伝の方、左京の方、絵島等々、江戸の時代を背後から彩る大奥婦女を活き活きと描く海音寺史伝。

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