『歴史、エッセイ、講談社(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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「日本」は着ぐるみがつくった国? 元号はこうして決まる。ニセモノはなぜ生まれるのか──。
古都鎌倉の高校生を前にイソダ先生が行った特別講義。
「歴史は好きか嫌いかの嗜好品ではなく、安全に世のなかを歩くためのむしろ実用品である」
という目からウロコな歴史の見方が反響を呼び、さらなる対話を生んだ。
「ブタやトイレに歴史はあるか」
「カミ・クニ・カネの『3K』」
「『いまだから言える』ということ」
「おめでたいときも、災害のときも」
「教養とはムダの別名である」
「歴史は実験できない。ただし、ある程度の法則性はある」
こんな授業を受けてみたかった。
図書館の本を読み尽くした! 筋金入りの学者が語る「歴史」とは。
「ビリギャル」こと小林さやかさんをはじめとする2対談を、文庫化にあたり新規収録。 -
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【内容紹介・目次・著者略歴】
1988年6月7日に亡くなられた、創文社の顧問であった歴史家鈴木成高先生の、戦後に発表された評論や、折に触れて書かれた随想を編んだものである。
【目次より】
目次
一 世界史
世界の一体化
世界史における現代
世界の中の日本
二 国家
国家理由 力と正義の問題
国家的利益 国家理性と権力政治
日本におけるナショナル・インテレストの歴史的考察
三 文化
西欧の没落
ルネサンスの喪失(一) 伝統とヒューマニズム
ルネサンスの喪失(二) 伝統とヒューマニズム
ルネサンスの終末 伝統とヒューマニズム
日本における伝統と近代
四 歴史家たち
トインビー
ブルクハルト
ピレンヌ
ドーソン
原 勝郎
五 随想
どじょう鍋と焼餅/私のクラス会/久留和海岸の記
「読者の要求」について/雑誌というもの/書評に権威を/図書館の使命/大衆とは何か/昭和史の問題点/節操について/ある世代の減亡について/最後の言葉
年譜・著作目録
あとがき(野口洋二)
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鈴木 成高
1907~1988年。西洋史学者。早稲田大学名誉教授。京都学派の一人。
京都帝国大学文学部西洋史学科卒業。専門は、西洋中世史。
著書に、『ランケと世界史学』『歴史的国家の理念』『世界と人間性 歴史的考察』『ヨーロッパの成立』『封建社会の研究』『世界の運命と国家の運命』『産業革命』『中世の町』『世界史における現代』『京都哲学撰書 第6巻 ヨーロッパの成立・産業革命』など、
訳書に、ランケ『世界史概観 近世史の諸時代』(共訳)などがある。 -
著者の代表作となった『宮本武蔵』。その人気と反響のあまりの大きさに、小説と史実が混同されることをおそれる気持ちが、本書執筆の動機となった。伝記、史料、口碑、遺墨から浮かび上がる、“人間・宮本武蔵”に寄せる著者の情熱に胸が熱くなる。そして明かされる名作『宮本武蔵』創作の秘密――。吉川ファンはもちろんのこと、もっと武蔵を知りたい人、必読の一冊。
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ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。それはわれわれの人生に重なる発想ではないか――。現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。(講談社学術文庫)
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