『歴史、エッセイ、亜紀書房、1円~(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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タイ、沖縄、韓国、寒川(神奈川)、大久野島(広島)――
あの戦争で「加害」と「被害」の交差点となった温泉や銭湯を各地に訪ねた二人旅。
ジャングルのせせらぎ露天風呂にお寺の寸胴風呂、沖縄最後の銭湯にチムジルバンや無人島の大浴場……。
至福の時間が流れる癒しのむこう側には、しかし、かつて日本が遺した戦争の爪痕と多くの人が苦しんだ過酷な歴史が横たわっていた。
■タイ…………ジャングル風呂と旧泰緬鉄道
■沖縄…………日本最南端の「ユーフルヤ―」
■韓国…………沐浴湯とアカスリ、ふたつの国を生きた人
■寒川…………引揚者たちの銭湯と秘密の工場
■大久野島……「うさぎの島」の毒ガス兵器
嗚呼、風呂をたずねて四千里――風呂から覗いた近現代史
【もくじ】
■はじめに
第1章 ジャングル風呂と旧泰緬鉄道…………タイ
第2章 日本最南端の「ユーフルヤー」…………沖縄
第3章 沐浴湯とアカスリ、ふたつの国を生きた人…………韓国
第4章 引揚者たちの銭湯と秘密の工場…………寒川
第5章 「うさぎの島」の毒ガス兵器…………大久野島
■特別対談・旅の途中で
■おわりに -
初めてなのに なんだか懐かしい東京。
猫を追いかけて古い路地を進んでいけば、小さな商店街にたどり着く。
そこは、鴎外や漱石も暮らし、今や外国からの観光客にも人気が高い東京の町〈谷中・根津・千駄木〉。
弥生式土器が発掘された弥生町、江戸将軍家の菩提寺・寛永寺と上野、鷗外や漱石が暮らした千駄木、遊郭があった根津と権現様……。
幸田露伴、岡倉天心、高村光太郎、三遊亭圓朝……。
なつかしい街並みが残る谷根千を歩き、ゆかりある人々も取り上げながら、
古代から現代まで通して語る、小さな町の愉快な歴史読本。
【もくじ】
序文 次の世代に伝える
1 古代から江戸時代までの谷根千
2 明治時代の谷根千
3 大正時代の谷根千
4 昭和の谷根千
あとがきにかえて
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