『歴史、ノンフィクション、亜紀書房(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~7件目/全7件
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「ジャンルの垣根を超えた傑作。
ページをめくる手が止まらない」
スティーヴン・キング 絶賛!
ニューヨーク・タイムズ
ベストセラー 1位
1970 -80年代に米国・カリフォルニア州を震撼させた連続殺人・強姦事件。30年以上も未解決だった一連の事件の犯人「黄金州の殺人鬼」(ゴールデン・ステート・キラー)を追い、独自に調査を行った女性作家による渾身の捜査録。
アメリカでベストセラーとなり、現在HBOがTVドキュメンタリー・シリーズを製作中の話題作。強盗、強姦、殺人を十年以上にわたって繰り返し、DNA鑑定の網をくぐって闇に消えていた犯人を、作家である著者が独自の捜査で追いつめていく手に汗握るノンフィクション。
序文寄稿:ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』著者)
ワシントンポスト、「エスクァイア」誌、Amazon.com、ニューヨーク公立図書館、 シカゴ公立図書館他で “2018年 ベストブック・オブ・ザ・イヤー”受賞!!
本当に手に汗握る作品だ――「ピープル」誌
息を呑む野心的で見事な筆致――「ニューヨークマガジン」誌
読者が知るべきは、なぜこの本が特別なのかという理由だ。それは、この本が向き合っている二種類の強迫観念である。一つは光に溢れ、もう一つは闇の中にある。
「黄金州の殺人鬼」は闇であり、ミシェル・マクナマラは光だ。
気が滅入るほど邪悪。聡明かつ、断固とした決意。本書はこの二つの心理への旅路である。
私は本書を愛してやまない。 ――スティーヴン・キング -
詩人、騎士、政治家、外交使節、流浪の食客……。
──ダンテとは、いったい何者だったのか?
イタリアを代表する歴史家が、中世という激動の時代を生きたダンテの人生を徹底的に分析した一級評伝。
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イタリア最大の詩人ダンテ。
地獄篇、煉獄篇、天国篇の三部構成から成る叙事詩『神曲』は世界の文学史に燦然と輝く不滅の傑作だ。
本書はイタリアを代表する歴史家が、フィレンツェに保存された文献を丹念に読み解き、これまで言及されてこなかったダンテの人生をつまびらかにしていく。
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──もし、あの日の朝、ダンテが騎士として出兵していたなら、彼の運命は変わっていただろうし、私たちもおそらく『神曲』という作品を持つことはなかっただろう。
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中世という激動の時代の社会や文化を背景に、権力、金、戦争、復讐、家族、友情、そして愛の観点から初めて分析し、〈人間・ダンテ〉を浮かび上がらせた本格評伝。
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【目次】
1……聖バルナバの日
2……ダンテと高貴さ
3……カッチャグイーダとその他の人々
4……ダンテ一族
5……子供時代と隣人たち
6……愛と友人
7……教育
8……結婚をめぐる謎
9……ダンテと事業
10……政治──豪族と平民
11……政治──白派と黒派
12……追放
13……亡命者の家族
14……資産の行方
15……悪い仲間
16……ヴェローナの謎
17……改悛
18……「他人の家の階段」
19……ハインリッヒ七世
20……他人のパン
21……ラヴェンナ
訳者あとがき
索引 -
〈 彼女たちは壁を破り、世界を動かした 〉
19世紀にドイツのユダヤ人ゲットーから身を立て、世界有数の金融帝国を築き上げた名門一族。
その栄光の裏には、女性たちの活躍があった。
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株取引の天才、イギリス政治の影のフィクサー、ジャズのパトロン、 テレビでも活躍した在野の昆虫学者……。
政治、経済、文化にわたる活躍を見せた才女たちは、一方では家の掟や政略結婚、ユダヤ社会の慣習に悩み、叶わぬ恋や自らの生き方、夫との仲を思って煩悶する。
歴史の流れの中でひたむきに歩んだ生身の人間が息づく、これまでになかった人物絵巻。
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19世紀から両大戦を経て現代に至る激動の欧米史を縦軸に、 男性中心に語られてきた一族の歴史を、女性の側から描き出す。
[解説]佐藤亜紀氏 (作家)
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【目次】
■まえがき
〈 第一部・グトレ、ハナ、ヘンリエッタ 〉
第1章……勃興の母
第2章……ただの機械
第3章……家庭を築く
第4章……婿探し
第5章……マダム・モンテフィオーリ
第6章……より健康的な気候
第7章……調和、誠実、勤勉
第8章……裏切り
第9章……ロスチャイルド夫人の並外れた財政手腕
第10章……婚礼と葬式
〈 第二部・シャーロット、ハナ・マイヤー、ルイーザ 〉
第11章……「濃霧に満ちた憂鬱なこの世界」
第12章……キリスト教徒と結婚して一族を離れる
第13章……ユダヤ教徒として結婚し、ロスチャイルド家に入る
第14章……幼児の養育
第15章……芸術の女神
第16章……「もちろん、われわれは嫌悪しすぎることをよしとはしません」
第17章……底知れぬ深淵
第18章……逃げ道と遺産
第19章……ホテルでの暮らし
第20章……母親の教育
〈 第三部・コンスタンス、エマ、ハナ、ブランチ 〉
第21章……恋のたわむれ
第22章……跡継ぎとたしなみ
第23章……薔薇と獅子
第24章……初めての演説
第25章……ボヘミアのブランチ
第26章……王室の印章
第27章……救出と防止
第28章……登用
第29章 ……「大砲が夜のうちに届き」
〈 第四部・ロジカ、ドリー、ミリアム、ニカ、ロージー 〉
第30章……国境を越えて
第31章……入隊
第32章……復興
第33章……休暇
第34章……戦火を前に
第35章……姉妹の戦い
第36章……残響
第37章……男爵夫人、バードとモンク
第38章……ノミの女王
第39章……スペア・リブと刺繍の叛乱
第40章……すばらしい小春日和
第41章……母と娘
■謝辞
■原註
■[日本語版解説]佐藤亜紀
■家系図 -
〈 100年前の9月1日、町は大きく揺れた 〉
そこに暮らす人びとは、どのように生き延び、記憶したのか。
人びとの声と文学者などの日記から振り返る関東大震災。
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〈 1923年に起きた関東大震災から100年 〉
著者が地域雑誌『谷根千』を始めたころ、町にはまだ震災を体験した人びとが多く残っていた。
それらの声とその界隈に住んでいた寺田寅彦、野上弥生子、宮本百合子、芥川龍之介、宇野浩二、宮武外骨らの日記など、膨大な資料を紐解き、関東大震災を振り返る。
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「災害は忘れた頃にやってくる」── 寺田寅彦
「東京の火災いよいよ猛に、一望大いなる熔鉱炉を見るが如し。田端、日暮里、渡辺町等の人人、路上に椅子を据え畳を敷き、屋外に眠らんとするもの少からず」── 芥川龍之介
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地震の当日、人々はどのように行動したのか、その後、記憶はどのように受け継がれているのか。
小さな声の集積は、大きな歴史では記述されない、もう一つの歴史でもある。
そこから何を学ぶことができるのだろうか。
《東京大学名誉教授、元東大地震研究所長の平田直氏のロングインタビュー掲載》
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【目次】
■序言………災害は忘れた頃にやってくる──寺田寅彦
■第1章……一九二三年九月一日
■第2章……一夜が明けて、九月二日
■第3章……本所から神田、浅草など
■第4章……震災に乗じて殺された人びと
■第5章……救援──被災者のために
■第6章……震災で変わった運命
■第7章……帝都復興計画
■第8章……今までの災害に学ぶこと
■正しく怖がり適切に備えるために──東京大学平田直名誉教授に聞く
〈コラム〉
■林芙美子──根津神社の野宿
■藤沢清造──小説家のルポルタージュ
■宮武外骨──『震災画報』でいち早く知らせる
■宮本百合子が二〇代の作家がつづった関東大震災
■永井荷風──江戸と明治の終わり
■あとがき -
〈マジョリティの〝恐怖〟が〝危険なマイノリティ〟の幻影を生む〉
「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」……。
──なぜ、根拠のない風説が伝染し、現実の虐殺を生んでしまったのか?
豊富な資料により、日本近現代史の闇に潜む差別と排除のメカニズムを暴き出す、迫真の評論集!
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〈不逞鮮人〉=テロリスト像はいつ、いかにして作られたのか?
当時の新聞報道や行政文章、市民の証言から文学者・文化人の日記まで……。
丹念なテクスト読解によって日本近現代史の歩みを辿り、「関東大震災 朝鮮人虐殺」発生の深層に迫る。
《日韓同時刊行》
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【目次】
■第1部……〈不逞鮮人〉とは誰か──関東大震災 朝鮮人虐殺を読む
■第2部……朴裕宏 ある朝鮮人留学生の死
■第3部……ハルビン駅で会いましょう──安重根と伊藤博文の十字路
■あとがき
■主要参考文献 -
食欲と人物ドラマが織りなす、おいしい歴史。
江戸の昔から、日本人の胃袋と心を満たし、人と人のつながりを生み出してきた外食。
高級フレンチから寿司、天ぷらからファミレス、カレー、中華、ラーメン、B級グルメにアジア飯……。
高級から庶民派まで、より良いものを提供しようと切磋琢磨した料理人たちのドラマがあった。
温かさと幸福を求めて美味しいものに並ぶ人も、何があっても絶えたことはなかった。
個々のジャンル史をつぶさに見ていくと、一つの大きな共通する流れが見えてくる。
コロナ禍によって変容を強いられる外食産業の希望のありかを、歴史にさぐる。
読めばお腹が空いてくる!壮大な絵巻物。
【目次】
■ はじめに
プロローグ 「食は関西にあり」。大阪・神戸うまいもの旅。
第一部 日本の外食文化はどう変わったか
第一章 ドラマに情報誌、メディアの力
■ 一 『包丁人味平』から『グランメゾン東京』まで。食を描く物語
■ 二 グルメ化に貢献したメディア
第二章 外食五〇年
■ 一 大阪万博とチェーン店
■ 二 バブル経済とイタ飯ブーム
■ 三 一億総グルメ時代
第三章 ローカルグルメのお楽しみ
■ 一 フードツーリズムの時代
■ 二 食の都、山形
■ 三 伊勢神宮のおひざ元で
第二部 外食はいつから始まり、どこへ向かうのか
第一章 和食と日本料理
■ 一 料亭文化の発展
■ 二 居酒屋の日本史
■ 三 食事処の発展
■ 四 江戸のファストフード
第二章 和食になった肉料理
■ 一 牛肉を受け入れるまで
■ 二 とんかつ誕生
■ 三 庶民の味になった鶏肉
■ 四 肉食のニッポン
第三章 私たちの洋食文化
■ 一 定番洋食の始まり
■ 二 ファミリーのレストラン
■ 三 西洋料理から洋食へ
第四章 シェフたちの西洋料理
■ 一 辻静雄という巨人
■ 二 グルメの要、フランス料理の世界
■ 三 浸透するイタリア料理
第五章 中国料理とアジア飯
■ 一 谷崎潤一郎の中国料理
■ 二 東京・中国料理物語
■ 三 ソウルフードになったラーメン
■ 四 ギョウザの秘密
■ 五 カレーとアジア飯
エピローグ コロナ時代の後に
■ あとがき -
神秘と技術と才能が生まれる場所、諏訪。
——多くの仕事や人が、どうしてこの地から生まれたのか?
長野県の諏訪は、諏訪湖を中心に八ヶ岳や霧ヶ峰も含む広大な地域。
諏訪湖は中央構造線とフォッサマグナが交わるところ。
まわりには縄文の時代から人が暮らし、諏訪信仰がいまも息づく。
江戸時代の繰越汐による新田開発、近代に入ると片倉製糸が栄華を極め、その後、東洋のスイスと言われるほど、精密機械の会社が数多く興った。
セイコーエプソン、ハリウッド化粧品、ヨドバシカメラ、すかいらーく、ポテトチップスの湖池屋、岩波茂雄、島木赤彦、新田次郎、武井武雄、伊東豊雄…… 。
多くの仕事や人は、どのように生まれたのだろうか。
ただならぬ場所、諏訪の地力を、丹念な取材で掘り起こす歴史ノンフィクション。
【目次】
第一章 シルクエンペラーと東洋のスイス——近代ものづくり編
第二章 ゴタたちが編んだ出版ネットワーク——近代人づくり編
第三章 〝空〟なる諏訪湖の求心力——土地となりわい編
第四章 人と風土が織りなす地平——科学と風土編
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