『歴史、海外文学、集英社(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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大注目の作詞家・小説家が読み解く、破天荒な江戸文芸の世界!
・平賀源内が書いた異種ヤンデレ純愛幼馴染ハーレムBL!?
・俳諧の連歌はJ-POPに似ている!
・『東海道中膝栗毛』のイキリ散らしたクズ男たち? ……etc
新感覚文芸エッセイ12本に加え、芥川賞候補にもなった著者による3本のリメイク短編小説を収録。
「この本が近世文芸に触れるはじめの扉になればうれしいです」(はじめに)
【本書で紹介する江戸(近世)文芸】
▼「蛙飛ンだる」→「蛙飛び込む」?編集を繰り返す松尾芭蕉
▼風来山人(=平賀源内)による衝撃の異種ヤンデレ純愛幼馴染ハーレムBL『根南志具佐』
▼千手観音の手をめぐるドタバタコメディ、芝全交『大悲千禄本』
▼井原西鶴『世間胸算用』が映す、カネに振り回される人間世界の切なさ
▼江戸時代のスラング盛沢山! 恋川春町『金々先生栄花夢』
▼南杣笑楚満人『敵討義女英』が応えた女性読者のニーズ
▼アンドロギュノス×心中の奇想、曲亭馬琴『比翌紋目黒色揚』
▼式亭三馬が老若男女のリアルな姿を描破する、『浮世風呂』の〈糞リアリズム〉
▼遊女たちのシスターフッド、山東京伝『青楼昼之世界錦之裏』
▼麻布競馬場作品に通じる十返舎一九『東海道中膝栗毛』の〈都会コンプレックス〉 -
この恋は、地獄につながっている――。
女はなぜ、男のために火付けをし、火あぶりになったのか(「八百屋お七」)。
女はなぜ、道ならぬ恋におぼれ、自ら鉋(かんな)で胸を突いたのか(「樽屋おせん」)。
女はなぜ、ふしだらな下男と駆け落ちし、心を喪ったのか(「お夏清十郎」)。
江戸時代の人々の注目の的になった恋の事件の裏には、
悲しい“まこと”と、優しい“ほら”があった――
心中、駆け落ち、不義密通。
江戸のスキャンダルをまとめた井原西鶴の代表作『好色五人女』を大胆に新解釈した、胸に刺さる悲恋時代小説。 -
戦後の万葉研究の第一人者による、初めての個人全注釈の文庫版。隣接諸学との多様な交流の成果も踏まえた、現代万葉学の集大成。一群の詩の背景、状況をいきいきと語る歌群ごとの釈注。新鮮な感動を呼び起こす充実した内容。『万葉集』は、5世紀初頭から8世紀中葉まで、およそ350年にわたる4500余首の歌を収める。本書第一巻は、白鳳期(629~710年)、いわゆる万葉第一・二期の中核的古撰集である巻一と巻二とを収める。宮廷の儀礼・行幸などにまつわる「雑歌」(巻一)と、万葉びとの愛と死を奏でる「相聞」「挽歌」(巻二)とは、『万葉集』の基本的な三大部立で、以下の巻の規範となった。額田王、柿本人麻呂たちの作品が天皇の代ごとに配列され、躍動的な白鳳歴史絵巻を繰り広げる。【文庫版:リフロー型】
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