『歴史、料理・グルメ、講談社(実用、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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銀座の奥にあり、銀座のハナレとも言える東銀座、築地、新富町エリア。高級店、老舗といった美食店が並ぶ銀座とは違い、ハナレはコスパよく、カジュアルに、ここも銀座と納得させる美食店が存在します。今回は散策も楽しいハナレを徹底調査しました!ほか、昼から愉しみたい「晩春の蕎麦前」と、この時期オススメの「東京の庭園」特集もあります。【電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがあります】 -
江戸に拡がる暖かい煮炊きの煙。人はね、当たり前のことがおもしろくないんだよ。裏返しや逆さまが好きなのさ――のぶちゃん、何かうまいもん作っておくれよ。夫との心のすれ違いに悩むのぶを、いつも扶(たす)けてくれるのは、喰い道楽で心優しい舅・忠右衛門だった。はかない「淡雪豆腐」、蓋を開けりゃ、埒もないことの方が多い「黄身返し卵」。忠右衛門の「喰い物覚え帖」は、江戸を彩る食べ物と、温かい人の心を映し出す。
◎「読み進むほどにページを繰るのが早くならずにはいられない小説がある。この小説もそうだった」<塩田丸男「解説」より> -
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昼飲みや夕暮れ飲みにぴったりなのがゆるりと飲んで、つるりと〆る「蕎麦前」を特集。晩春の一杯をお愉しみあれ。そして、東京の庭園も掲載。選りすぐりの6箇所をご案内します。小誌ライターによる独自の視点での紹介に加え、庭園ツウを水先案内人に迎えてビギナーも気負わずに足を運びたくなる庭園の楽しみ方をご提案します。(全30P) -
縄文時代中期のデンプン酒に始まり、農耕の神に捧げた弥生時代、
平安時代から熱燗を嗜み、戦国の世では酒で契りを交わし、江戸時代には新酒を求めて番船競争まで繰り広げる――。
古来、誕生から葬式まで、一生の儀礼にも欠かせないほど愛されてきた日本酒は、
いかに発生、発達してきたのか。
日本書紀や古事記など豊富な史料をもとに、時代ごとの「味」を調べあげ、
日々の暮らしと酒嗜みの変遷も考察。造り酒屋に生まれた発酵学の第一人者だからこそ書けた、日本酒大全!
(内容の一部)
〇酒の肴の<肴>は、平安時代は衣類や武器のことだった!?
〇「ぐい呑み」は「ぐい!」と呑んでで、酒を喉ごしで味わうことから誕生した。この酒器でしずしずすすると、味の深さが半減する!
〇太平の世は辛口が流行り、乱世や不景気では甘口が流行るという論拠は?
〇酒宴の宴会は、神さまのご機嫌取りのために、滑稽な余興がうまれた!
〇酒の匂いを表現する語は70以上!
などなど、史料に基づいた豆知識も豊富に収録。
目次
はじめに
第一章 日本の酒の誕生
第二章 神の酒から人の酒へ
一、神の酒、人の酒
二、風土記と万葉の酒
三、『延喜式』と朝廷の酒
第三章 日本酒の成長と成熟
一、僧坊の酒、酒屋の酒
二、元禄の酒、江戸の酒
三、近代日本酒の誕生
第四章 酒と社交と人生儀礼
第五章 酒商売ことはじめ
第六章 酒を競う
第七章 日本酒と器
第八章 日本酒、その嗜好の周辺
おわりに
学術文庫版あとがき
*本書は1992年11月に中公選書より刊行された『日本酒ルネッサンス 民族の酒の浪漫を求めて』を改題、加筆修正したものです。
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