『歴史、ベスト新書、501円~800円、0~10冊(新書)』の電子書籍一覧
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いまだ近代化すらできない中国と韓国
日本だけ成功した理由とは
天皇という稀有な存在、江戸から続く文化的成熟、変化に対する柔軟性……
日本人の美質に世界が驚いた!
●アメリカでは幕末・明治維新はこう教えられている
●明治憲法は「五箇条の御誓文」で十分だった
●志士たちは現在の護憲派をどう思うだろうか
●なぜ中韓は日本人に嫉妬し続けるのか
そして、いまこそ維新の志士たちの精神を思い出せ。
なぜGHQに押し付けられた憲法をいまだに守り続けるのか。
日本人より日本を愛する著者からのメッセージ! -
『論語』研究第一人者の佐久 協先生 渾身の書き下ろし最終講義!
●本書はこんな方々にぜひ読んでいただきたいのです!
1 まだ一度も『論語』を手にしたことがない読者
2 飛躍を望みながら、頭打ちの状態にいる読者
●孔子本来の教えと儒教の教えとはまったく違うものだった!
『論語』は、孔子とその弟子たちの言行録で、漢字数にして1万4000字に満たない短編である。
僕は『論語』を論ずる上で以下の三点を主張してきた。
1 孔子の本来の教えと、儒教の教えとは異なるものである
2 『論語』は、『大学』の八条目にそって読むと理解しやすい
3 先人の『論語』解釈には疑問点が多々ある
●「論語」を2000年間の儒教的解釈から解放する
しかし、最近の右傾化の影響で『論語』の新訳本は儒教的に解釈した道徳教育の教材や国家主義的解釈が復活している。
さらに権威ある先達の研究から一歩も出ていない訳文が多い。
本書では『論語』の従来の誤訳を発見し、新たな訳を考えていく。
このことだけが、『論語』を2000年にわたる儒教的解釈から解放し、孔子の本来の意図―泰然自若たる個人主義―に近づける唯一の方法だからである。
≪目次≫
はじめに
第一章 『論語』の権威ある注釈書
第二章 誤訳ってなんだ?
第三章 『論語』2000年の誤訳
おわりに -
難解な幕末・維新を、今こそ紐解こう!
同書は、幕末・維新を舞台とした司馬遼太郎の小説・評論等を通して、幕末・維新を改めて考える一冊である。
登場人物の多さ、複雑な人間関係、そして人々を突き動かした思想。
「幕末・維新は、難解だ」――。こう感じている読者はぜひ読んで欲しい。
比較文学者・小谷野敦氏が、この難解さを、現在の繋がりの中で考え、鮮やかに紐解いていく。
私にはむしろ、今の日本にはすでに尊王攘夷思想が瀰漫していると思える。
「攘夷」とはこの場合、「反米」であり「護憲」である。
地政学的に西側に北朝鮮、中華人民共和国、ロシヤのような危険な国々を控えている日本は、
憲法九条を改正して米国と連携するのがベストだが、それを理解しない精神論が、反米護憲である。(「あとがき」より) -
事実と全く違うトンデモ言説を流す評論家や研究者がいる。
それがマスコミによって流布され、後で見るように公的出版物にまでそれが掲載される。
こうして、事実に反する言説が認知されつつあるのだ。
しかも、名古屋の人たち自身がそうしたトンデモ名古屋像を信じている。
地元の新聞、テレビなどマスコミにもそうしたトンデモ名古屋論が出る。
ジャーナリストたちでさえ反論や批判をするわけでもなく、何の根拠もない話に納得しているのである。
知の怠惰であり、知の堕落ではないか。
トンデモ言説を論じるバカ者を叩きのめす知的格闘技の本。 -
現代、「密通」を不倫と解釈している人が多いが、江戸時代においてはその定義は厳格で、
正式な婚姻関係にない男女の性行為はすべて密通だった。
しかも、密通に対する処罰はきびしかった。多くの場合、死刑になった。
ただし、これはあくまで建前である。
密通を町奉行に訴え出る人はほとんどいなかった。
そのため、多くの男女は平気で密通を享楽していた。
江戸時代の武士の妻はみな貞淑だったと信じている人は多い。
「武士の妻はつねに懐剣をふところに忍ばせており、操が守れないような状況になれば喉を突いて自害した。」などと解説した本すらある。
しかし、実態はかなり異なり、武士の妻にも密通は少なくなかった。 (本文より) -
日本の一部には、なぜ皇位継承は男系男子のみと主張する者がいるのか? 「125代の天皇はすべて男系で継承されている」 「女性天皇は中継ぎにすぎない」 彼らは男系こそが日本の伝統のように偽装する。しかし、かつて日本には母から娘へ皇位が継承された実例があり、男帝より有能な女帝もいたのだ。女性天皇、皇位継承の真実とは何か? 『天皇論』の著者が8人10代の女性天皇の時代から、女帝・女系継承の正当性を示す。
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今日、日本と中国の双方とも、本当は仲良くしたいと思っているのに、互いに不信感を抱いている状況はあまりに不幸だ。とはいえ、歴史的に日中が歩いてきた長い歩みの中には、水と油と思われるほどの異質性の根源が見えている。 なぜ、中国では模造品や海賊版が氾濫するのか。地獄の沙汰も金次第という、中国の金銭倫理の根はどこにあるのか。日本がかつてもっていた、中国に対する崇拝の念はいつ崩れたのか。そのとき、日本は中国の何をダメだと断じたのか。反対に、戦後、中国は日本の文化や思想までも模倣しながら、その一方で、いったい日本の何をダメだと断じ、憎んでいるのか。 二千年の日中関係史から今を見る。<目次>第1章 日本と中国にとっての西洋文明第2章 東洋思想とキリスト教第3章 稲作地帯だけに普及した仏教第4章 東洋医学は科学的か第5章 満州国建国は中国への侵略か第6章 愚かだった日中戦争第7章 したたかな中国、お人好しの日本第8章 個人としての中国人と日本人第9章 もの静かな華僑
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