『歴史、文春新書、文藝春秋、0~10冊(新書)』の電子書籍一覧
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現在の日本と日本人を見つめ直す
明治以来、日本には数多くの、無私の人、潔い人、天晴れな人――、ひと言で言うなら「美しい日本人」がいました。
そうした人々の生き方を知ると、そうそう、日本人ってこうだったんだよなあとしみじみ胸に迫るものがあります。歴史に名を残さないまでも、こうした日本人は市井にたくさんいたはずです。
ましてや、殖財と私利私欲に走る人たちのニュースが連日のように報じられる昨今だからこそ、そんな“偉人”たちの片鱗に触れれば、痛快な思いがしたり考え直したりするのではないでしょうか。
“偉人”の人生は、我が身を映す鏡でもあるのです。
本書では、かつて『文藝春秋』で記事になった数百人の人物のなかから、“美しく生きた日本人”73人を厳選しました。
たとえば、政官界からは鈴木貫太郎、白洲次郎、土光敏夫……、国際社会からは緒方貞子、杉原千畝、植村直己、盛田昭夫……、実業界からは本田宗一郎、星一、井深大……、文化からは小津安二郎、城山三郎、淀川長治、兼高かおる……、学問からは柳田國男、白川静、牧野富太郎……、芸能からは高峰秀子、渥美清、坂本九……と多岐の分野にひろがっています。ときにその恩恵は、現在の私たちにも及んでいます。文芸や芸能であれば、大多数の国民がその恩恵を享受していることでしょう。
本書が読者諸兄の人生と思考にとって、良き一助になれば幸いです。 -
ローマ帝国を滅ぼしたのは難民と格差だった、イスラームはなぜ台頭できたのか、明朝を揺るがした日本の火縄銃、イギリス料理がまずい理由とは──知っているようで知らない世界史のエッセンスを凝縮した一冊。激動の時代を生き抜くには、歴史を学び直す必要がある。世界史の教養をこの新書一冊で身につけることができる!
日本を代表する23人の論者による世界史入門。テーマ別ブックガイドも収録。
カエサル暗殺の理由とは 佐々木毅
なぜ釈迦は仏教を開いたのか 呉智英
ムハマンドのリーダーシップ 山内昌之
モンゴル帝国支配力の秘密 杉山正明
イギリスで産業革命が始まったわけ 中野剛志
ルネサンス期は魔術の最盛期だった 樺山紘一
史上「最も幸せな国」はどこ? 出口治明
世界史から何を学ぶか 野田宣雄 ほか -
かつて、鎌倉幕府の成立は「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」と習いましたが、最近の教科書では「いいはこ(1185)つくろう鎌倉幕府」と教えています。ほかにも近年の研究で、従来の日本史の常識が次々と覆されています。
古代、奈良、平安、鎌倉、室町、戦国、江戸、幕末、明治……。日本史の転換点となった出来事や時代をつくった人物について、出口治明、本郷和人、伊東潤、鹿島茂、倉本一宏ら28人の執筆陣が最新の研究成果をもとに新たな論点を提示する一冊です。
【目次】
序章 通史 「交易から見れば通史がわかる」(出口治明)
第一章 古代 「前方後円墳がピラミッドより大きいワケ」(森下章司)ほか
第二章 奈良、平安 「本当は激務だった平安貴族」(倉本一宏)ほか
第三章 鎌倉、室町 「元寇の目的は中国兵のリストラだった」(杉本正明)ほか
第四章 戦国、江戸 「織田信長の意外なポピュリズム」(谷口克広)ほか
第五章 幕末、明治 「坂本龍馬は殺人の“指名手配犯”だった」(菊地明)ほか
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