『歴史、合本版、0~10冊(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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平松伸二の名作マンガ「戦国SANADA紅蓮隊」「極ラクゴ」が超合本として登場!
戦国SANADA紅蓮隊【収録:1~3巻】極ラクゴ【収録:1巻】
戦国SANADA紅蓮隊
【1巻】戦国の世を駆け抜けた熱き漢(おとこ)の生き様を見よ!! 痛快“真田幸村”伝説ここに開幕ッ!! 巨匠平松伸二が放つ衝撃必至の戦国漫画!!
【2巻】乱世に煌々と輝く紅蓮と魂ッ!! 日本一の兵(つわもの)と謳われし漢の激闘人生行路ッ!!
【3巻】戦国末期──勇猛果敢な生き様を天下に轟かせた兵(つわもの)真田幸村──最強にして最侠の武将! 痛快スペクタクル時代劇『戦国SANADA紅蓮隊』堂々の完結!!
極ラクゴ
【1巻】原作に落語に造詣が深い漫画家で、平松氏の妻でもある安江うに氏を迎えた夫婦合作!!
孤高の噺家、その名は柳亭綺譚(りゅうていきたん)!!
並外れた話術と演技により、聴く者を演目の世界に引き込んでしまうという伝説を持つ噺家である。
人生をも変えてしまう落語とは、いったい果たして何なのか!? -
大人気シリーズ「味見方同心」が帰ってきた! 同心の兄・波之進の後を継いで味見方となった弟・月浦魚之進は南町奉行から密命を受ける。将軍暗殺計画の気配があり、毒見役の鬼役とは別に、城内に忍び寄る悪事を阻止してほしいというのだ。気弱な魚之進にそんな大役が務まるのか? 兄の後家・お静への思いが募るなか、魚之進は美味で怪しい江戸の食べ物を追う!
【収録作品】
『潜入 味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳』
『潜入 味見方同心(二)陰膳だらけの宴』
『潜入 味見方同心(三) 五右衛門の鍋』
『潜入 味見方同心(四) 謎の伊賀忍者料理』
『潜入 味見方同心(五) 牛の活きづくり』
『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』
【南町奉行所・味見方とは?】
江戸市中の食べ物の動向を探る特別役職。水戸藩が南町奉行所に働きかけてつくらせた。同心の月浦魚之進のみが味見方を拝命する過酷な一人役。横行する悪質な抜け荷の現状把握がもともとの目的だったが、捜索の間に様々な食にまつわる事件が発生する。初代味見方の月浦波之進は何者かにより暗殺、それを弟の魚之進が引き継いだ。兄弟の努力と活躍によって悪事は暴かれ、魚之進は兄・波之進の仇を討った。
「味見方同心 潜入篇」全6巻までの顛末は、「隠密 味見方同心」全9巻をお読みください。面白さと美味しさが倍増します!! -
高校の同級生と、修学旅行で京都にやって来るた高校2年生の松田花央。マイペースな花央は、ひとりでフラッとしているうちに同じ班の生徒とはぐれてしまう。探しても見つからず、スマホも繋がらず、橋の上で途方に暮れながら、一人孤独を感じていた。過去のトラウマを思い出しながら考え事をしていると、フッと視界が変わり、目覚めるとそこは橋の下だった…しかも歴史で習った、過去の時代の。【1-3話を収録】
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(上巻)1945年に第二次世界大戦が終わると大国の協調は崩壊し、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営による冷戦が始まった。ヨーロッパではドイツが東西に分断され、東アジアでは中国の国共内戦、朝鮮戦争という「熱戦」が勃発。さらに脱植民地化の潮流に米ソが介入し、冷戦は第三世界にも拡大した。上巻では、1962年のキューバ・ミサイル危機で核戦争寸前に至るまでを描く。世界的な視野から冷戦を俯瞰する通史。
(下巻)キューバ・ミサイル危機後、泥沼化するベトナム戦争が世界に衝撃を与えた。1960年代末から米中ソはデタント(緊張緩和)へ向かうものの、70年代末には再び対立が深まり「新冷戦」と呼ばれた。だが、その背後では西側経済の優位と東アジア経済の躍進により、第三世界の国々が社会主義を放棄しつつあった。そしてソ連にゴルバチョフが登場し、冷戦は終焉を迎えるが――。戦争と対立が続く現代に、冷戦は何を遺したのか。 -
【単話版1~8話までを収録。描き下ろし特典6ページ付き】時は元禄、江戸深川で「味彩屋(あじさいや)」を営む15歳の少女・ひなげし。口うるさい竈(かまど)の神様・荒神を相棒に、亡き両親の「人を幸せにする料理を作る」という意志を引き継ぎ修行中! ただ、ボロすぎる店構えのせいかお客さんがなかなか来ないことが悩みで……お店存続の危機かも!? 唯一の常連で町の同心である井筒が持ち込む問題や、様々な人の困り事を「おくすり」のような料理で解決していくことに──。医食同源×人情×謎のお江戸奮闘記!!
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父親ジョージ6世の死去に伴い若くして即位したエリザベス2世。イギリス君主として70年という長きにわたり在位してきたその人生にはいくつもの困難と葛藤があった――。妹マーガレットと過ごした子ども時代からフィリップとの出会いと結婚、そして25歳での王位継承。さまざまな問題や葛藤を抱えながらも強く誠実に歩んできたエリザベス。女王としてまた国民の母として、最後まで献身的に国民に寄り添い続けた偉大なる女王・エリザベス2世――その生涯を描くロマンス・ヒューマンドラマ。全12話収録の【描き下ろし特典付き単行本版】。
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信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史。全12巻合本版。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
【全巻構成】
1 将軍義輝の最期および自由都市堺(織田信長篇Ⅰ)
2 信長とフロイス(織田信長篇Ⅱ)
3 安土城と本能寺の変(織田信長篇Ⅲ)
4 秀吉の天下統一と高山右近の追放(豊臣秀吉篇Ⅰ)
5 「暴君」秀吉の野望 (豊臣秀吉篇Ⅱ)
6 ザビエルの来日と初期の布教活動(大友宗麟篇Ⅰ)
7 宗麟の改宗と島津侵攻(大友宗麟篇Ⅱ)
8 宗麟の死と嫡子吉統の背教(大友宗麟篇Ⅲ)
9 島原・五島・天草・長崎布教の苦難
(大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ)
10 大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗
(大村純忠・有馬晴信篇Ⅱ)
11 黒田官兵衛の改宗と少年使節の帰国
(大村純忠・有馬晴信篇Ⅲ)
12 キリシタン弾圧と信仰の決意
(大村純忠・有馬晴信篇Ⅳ ) -
信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史(全12巻)。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。大友宗麟篇Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(6~8巻)を収録する。
大友宗麟篇Ⅰ(第6巻)
弥次郎との邂逅に始まるザビエル来朝の経緯や、布教の拠点が山口から宗麟の豊後に移る様子を取り上げる。草創期のキリシタンと宗麟の周辺を描く。
大友宗麟篇Ⅱ(第7巻)
フランシスコの教名で改宗した大友宗麟は、キリシタンの理想郷建設を夢みて日向に進出。しかし、耳川の合戦で島津軍に敗れ、宗麟は豊後にもどる。
大友宗麟篇Ⅲ(第8巻)
島津軍に敗れた大友宗麟は、関白秀吉に援軍を請い、キリシタン宗門も豊後を追われる。国主宗麟の死後、嫡子吉統は棄教し、キリシタンを迫害する。 -
信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史。全12巻。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(9~12巻)を収録する。
大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ(第9巻)
フロイスが横瀬浦で日本での布教の第一歩を踏み出してから後、十年余りの五島列島・島原・天草における布教、及び長崎の開港、有馬義貞の改宗を描く。
大村純忠・有馬晴信篇Ⅱ(第10巻)
西国諸侯の改宗相次ぐ中、佐賀の竜造寺隆信の軍勢が島原に侵攻。島津の援兵を得た有馬軍は宗門の命運を賭した死闘のすえにこれを潰滅させる。
大村純忠・有馬晴信篇Ⅲ(第11巻)
黒田官兵衛の改宗、関白秀吉の九州征伐やバテレン追放令、大村純忠・大友宗麟・コエリュ師の死去など、重大事件があいつぎ、西九州は動揺する。
大村純忠・有馬晴信篇Ⅳ(第12巻)
弾圧と迫害の中、着実にしかも強固に信仰の広がりを見せる天草・島原のキリシタンや、日本人初のイエズス会員ロレンソを描く。
キリシタン年表付。 -
信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史(全12巻)。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。織田信長篇Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(1~3巻)を収録する。
織田信長篇Ⅰ(第1巻)
信長前史と堺の殷賑を描く。
織田信長篇Ⅱ(第2巻)
フロイスの観察と描写は委曲をつくし、わけても信任厚かった信長の人間像は躍如としている。仏僧との激越な論争や、南蛮寺建立の顛末も興味深い。
織田信長篇Ⅲ(第3巻)
信長の安土築城とセミナリオの建設、荒木一族の処刑と本能寺での信長の劇的な死、細川ガラシア・名医曲直瀬道三の改宗等、戦国史での重要事件を描く。 -
文豪たちが描いた日本の「名城紀行」が復刊。
1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された作家の紀行文の復刊。
第1巻は森敦、藤沢周平、円地文子、杉浦明平、飯沢匡、永岡慶之助、奈良本辰也、北畠八穂、杉森久英の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。
視点も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。史料をベースにまとめる作家もいれば、自分や家族とのかかわりから展開していく作家もいて、実にバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いで、城マニアにもお勧めの一冊。 -
本能寺で織田信長が討たれた。わずかな供と堺にいた盟友の徳川家康は、明智光秀の追っ手から逃れるため切腹せんとするも、本多忠勝ら重臣に止められる。ここで死ねば、三河と駿河・遠江の家臣がそれぞれ幼少の息子たちを担ぎ、家が「割れる」というのだ。家康は、今は亡き長男信康の不在を嘆くが……。二人の英傑とその後継者の相克を描いた、二部構成の骨太な戦国ドラマ。
【目次】
第一部「夢の天下」 徳川家康
序 章
第一章 夢の始まり
第二章 苦難の舟出
第三章 動くべきとき
第四章 当主として
第五章 危難の日々
第六章 夢の果て
終 章
第二部「幻の天下」 織田信長
序 章
第一章 夢の始まり
第二章 混迷する西
第三章 ひとときの休息
第四章 継承の始まり
第五章 坂の途中
第六章 見えた頂
終 章
解 説 細谷正充 -
そもそも宗教とは何かと問いつつ、一神教の歩みを辿る宗教思想史講義。複雑な宗教史を鮮やかに解き明かす、決定的書物の登場。
上巻:古代ユダヤ社会における一神教発生から、キリスト教の展開、ローマ帝国の興亡、イスラム教の形成、十字軍まで
下巻:スコラ学から、宗教改革、近代国家の形成、アメリカ合衆国成立、ナチズムの世界観、イスラム主義の興隆まで
宗教とは何か? それは、共同体を作り上げるために必要とされる「フィクション」である。
そして世界史は、一神教的な信仰を基盤として築かれた共同体が、
段階的に構造を変化させることによって形成されてきた。
宗教の基礎を的確に捉えた上で、一神教の思想史を縦横に語る圧巻の講義録。
まず上巻では、ユダヤ民族が困難な境遇のなかから唯一神の信仰を案出した過程、
世界宗教としてのキリスト教の成立、ローマ帝国やゲルマン系諸族との関係性、
イスラム教の出現と拡大、カトリック的教皇主権体制の確立について論じられる。
下巻では、中世末期のキリスト教世界に花開いた、スコラ学から話が始まる。
学問の隆盛は、従来の信仰を内破させる作用をももたらし、宗教改革の運動が勃発。
その混乱を抑止するため、人工的な国家に主権を付与するという思想が提唱される。
こうして誕生した主権国家という「新たな神」は、急速に成長し、
近代の最強国アメリカを成立させる一方、ナチズムの惨劇をも生み出す。
そして中東では、ユダヤ人国家が再建されるが、イスラム主義の抵抗を招き寄せる――。
「「一神教は共同体を作り上げるためのフィクション」という一貫した観点によって描かれた観念の興亡史。
古代宗教に端を発するこの基本設定は、曲折を経て現代にも引き継がれている。
「信教の自由」と「政教分離」の関係もこの認識を踏まえなければ理解できないだろう。」
――宮崎哲弥(評論家)
※本電子書籍は、「一神教全史 上・下」の合本版です。 -
【大合本版…『《総天然色爆笑絵巻》無茶四』1巻~3巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》武者修行の旅に出ている気が優しくて明るい剣豪・宮本無茶四と、この明るさが大嫌いで無茶四を亡き者にしようとする闇柳生の総帥・柳生軍兵衛の息づまる戦いを見事に描破した一大長編スペクタクル漫画!! 一度読めばクセになる、ナンセンス漫画の巨匠が放つ衝撃のギャグ漫画を本邦初公開の総天然色フルカラー、大合本版:全巻収録! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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【大合本版…『信長君シリーズ』1巻~3巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》織田信長!! 戦国の梟雄。魔王とも覇王とも称され、幾多の伝説を残しつつ本能寺に散ったダーク・ヒーロー……というよくある紹介は、この際きれいに忘れましょう。佐々木慶子先生が描く信長は、織田信長ならぬ「信長君」です。残忍だったり非人道的だったりすることはなく、いつでも軽いノリで敵武将と相対し、戦国の世を乗り切ってしまうやんちゃな少年。頼りになる犬千代(若き日の前田利家)や藤吉(豊臣秀吉)たちと共に、織田軍団を率いて今日もゆく。さて、天下統一を果たすことができるのやら…!? 《信長君シリーズ》「信長君日記」、「信長君繁盛記」、「信長君風雲記」の全3巻を一挙にまとめた大合本版:全巻収録! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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戦争前夜の日本と中国、荒波を生きる青年! 25歳の華僑青年・温世航は、関東大震災で被災。失踪した仲間を追う。巨匠が描く日中近代史ーー華僑貿易商の一族として、上海に生まれ日本で育った温世航(おん・せいこう)。25歳の時、関東大震災に遭う。未曾有の天災に、緊張状態にあった日中関係も良好になるかと思われた。だが朝鮮人虐殺の報は、両国関係に再び暗い影を落とす。仲間の青年の失踪事件を追って、世航は旅立つ。日中十五年戦争前夜を描く大河小説!
『山河在り(上)』『山河在り(中)』『山河在り(下)』全3冊合本版 -
明朝末期のマカオ、美丈夫の野心家・鄭芝竜と、豊臣の遺臣・安福虎之助との運命の出会い。風雲児の生涯を描く壮大なロマンーー東に虎視眈々と機を窺う満洲族、西に流賊・李自成軍が迫る明朝末期、中国南部の港町・マカオで、二人の男が運命の出会いをした。美丈夫の野心家、生れながらの統領の器、鄭芝竜と、大坂落城時、脱出して蘇州の大商人の用心棒となった長身の浪人、安福虎之助である。壮絶な乱世に、南海制覇の野望に燃える男と、夢と生き甲斐を大陸に求めた男の人生の軌跡を描く、歴史長編。
『風よ雲よ(上)』『風よ雲よ(下)』上下巻合本版 -
累計50万部突破!
『一路』『壬生義士伝』の浅田次郎が贈る、新たなる国民的時代小説。
万延元年(1860年)。姦通の罪を犯したという旗本・青山玄蕃に、奉行所は青山家の所領安堵と引き替えに切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。
「痛えからいやだ」
玄蕃には蝦夷松前藩への流罪判決が下り、押送人に選ばれた一九歳の見習与力・石川乙次郎とともに、奥州街道を北へと歩む。口も態度も悪い玄蕃だが、道中で行き会う抜き差しならぬ事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。この男、仏か、罪人か? -
川沿いの澪通りの木戸番夫婦は、人に言えない苦労の末に、深川に流れて来たと噂されている。思い通りにならない暮らしに苦しむ人々は、この2人を訪れて知恵を借り、生きる力を取りもどしてゆく。傷つきながらも、まっとうに生きようとつとめる市井の人びとを、こまやかに暖かく描く、泉鏡花賞受賞、吉川英治文学賞受賞の名作。
『深川澪通り木戸番小屋』『深川澪通り燈ともし頃』『新地橋 深川澪通り木戸番小屋』『夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋』『澪つくし 深川澪通り木戸番小屋』『たからもの 深川澪通り木戸番小屋』深川澪通り木戸番小屋シリーズ全6作合本 -
時は大正、処は帝都。自分を育ててくれた義理の母親のため、出稼ぎにきた綾乃。しかし、突然現れた金色の眼の異人に襲われ、命の危機に。綾乃は謎の美丈夫・実景から、口移しで血を飲まされて…? 大人気妖恋愛譚、待望の合本版!
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(一)神話から楚辞へ
中国文学の原点である『詩経』と『楚辞』の成立、発想、表現を、『記紀万葉』と対比し考察する。古代共同体的な生活が破壊され封建制が根付いたとき、人々はそれぞれの運命におそれを抱き、そこに古代歌謡が生まれた。斬新で美しい論の展開、すべてを網羅した知識、知的興奮が味わえる白川静の世界。
(二)史記から陶淵明へ
古い国家の羈絆から解き放たれ、自らの運命に生きはじめた孤独な生活者たち。彼ら「士人」は体制への埋没を拒否し、自然の情感に沿って天の道に合しようとした。「天道是なるか非なるか」と厳しく問うことによる文学精神の成立から、現実を避けて桃源郷を求める創作詩にまでいたる、文化の道筋を探る。
(全二巻) -
戦前は「立憲君主」、戦後は「象徴天皇」として一貫した行動を取り続けた昭和天皇。御製、会見、側近の証言など多岐にわたる貴重な資料をもとに、その八十七年の生涯を辿りながら、「昭和の意味」を浮き彫りにし、日本という国、天皇という存在の全体的意義を改めて問い直す。昭和史研究の第一人者による労作。
目次
プロローグ 崩御のとき――昭和六十四年一月
Ⅰ 帝王教育とヨーロッパ外遊
Ⅱ 軍部暴走の時代
Ⅲ 日米戦争突入へ
Ⅳ 終戦、国民とともに
Ⅴ 皇太子結婚と経済成長
Ⅵ ヨーロッパ再訪とアメリカ訪問
Ⅶ 天皇と経済大国日本
Ⅷ 寡黙な当事者
エピローグ 平成時代の幕開け
主要参考文献
関連年表
補章一 歴史になっていく「昭和天皇」
補章二 昭和天皇の秘められし「言語空間」
あとがき
文庫版あとがき -
【合本版…『ヒウリ』1巻~3巻までの3冊分を収録した《プチ大人買い》シリーズ】《作品内容》太古の昔、仏のつかいで天のいとなみを操る不思議な獣がいた。その名を【ヒウリ】。人里に降りて来ては雨を降らせたり干ばつを起こしたり、嵐を起こしたかと思えば瞬時に豊作をよんだりと、気まぐれな神獣だった。過去に一度だけこのヒウリの力を手に入れた人間がいたという。その者はヒウリから忍術の起源になったともいわれる力を分け与えられ、その驚くべき力によって人々を恐怖で震え上がらせたという…。時は戦国時代、戦乱の世では忍者の需要が増し、忍者にも様々な種族が存在した。伊賀、甲賀、神魔、風魔などいくつもの種族がひしめき合う中、忍者としては最下層の丙賀(へいが)一族は、ヒウリの力で究極の忍術を会得し、一族の名を不動のものにしようとする。丙賀忍者のゲン、葉月、ギンメ、姫丸、そして狼のシジマとその息子テツは、ヒウリの力を手に入れるため旅立つ。だが、ヒウリを狙っているのは丙賀一族だけではなかった!?伝説の神獣・ヒウリを追い、その力を手に入れようとする忍者たちの戦いを描いた壮大なシリーズ冒険活劇、《小源太編》! 合本版:第1巻(全2巻)!! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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【大合本版…『ヒウリ』1巻~5巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》太古の昔、仏のつかいで天のいとなみを操る不思議な獣がいた。その名を【ヒウリ】。人里に降りて来ては雨を降らせたり干ばつを起こしたり、嵐を起こしたかと思えば瞬時に豊作をよんだりと、気まぐれな神獣だった。過去に一度だけこのヒウリの力を手に入れた人間がいたという。その者はヒウリから忍術の起源になったともいわれる力を分け与えられ、その驚くべき力によって人々を恐怖で震え上がらせたという…。時は戦国時代、戦乱の世では忍者の需要が増し、忍者にも様々な種族が存在した。伊賀、甲賀、神魔、風魔などいくつもの種族がひしめき合う中、忍者としては最下層の丙賀(へいが)一族は、ヒウリの力で究極の忍術を会得し、一族の名を不動のものにしようとする。丙賀忍者のゲン、葉月、ギンメ、姫丸、そして狼のシジマとその息子テツは、ヒウリの力を手に入れるため旅立つ。だが、ヒウリを狙っているのは丙賀一族だけではなかった!?伝説の神獣・ヒウリを追い、その力を手に入れようとする忍者たちの戦いを描いた壮大なシリーズ冒険活劇、《小源太編》! 大合本版:全巻収録! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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【合本版…『私立男塾』1巻~4巻までの4冊分を収録した《プチ大人買い》シリーズ】《作品内容》鍋島藩の学問所・弘道館への高い進学率を誇る学習塾・私立男塾。下級武士の子・宮本大気は、男塾の1年生。その男塾に、大気たちの担任として、大秀才・藤丸鉄心が着任。鉄心は、型破りの授業を始め、周囲の反感をかう。だが大気と親友の金作は、なぜか親しみを持つ。そんなある日、大気は上級生で、しかも御城代の孫・大河原の無法ぶりに怒りを覚え、真剣で決闘を開始。果たして……。幕末の日本が変わろうともがいていた時代に繰り広げられる熱き男たちの物語、合本版:第1巻(全2巻)!! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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【大合本版…『私立男塾』1巻~8巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》鍋島藩の学問所・弘道館への高い進学率を誇る学習塾・私立男塾。下級武士の子・宮本大気は、男塾の1年生。その男塾に、大気たちの担任として、大秀才・藤丸鉄心が着任。鉄心は、型破りの授業を始め、周囲の反感をかう。だが大気と親友の金作は、なぜか親しみを持つ。そんなある日、大気は上級生で、しかも御城代の孫・大河原の無法ぶりに怒りを覚え、真剣で決闘を開始。果たして……。幕末の日本が変わろうともがいていた時代に繰り広げられる熱き男たちの物語、大合本版:全巻収録!! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。長江を血で染めるがごとく激しい戦いが繰り広げられた呉越の戦い――――。呉王・闔閭、越王・勾践をはじめとして伍子胥、孫子、范蠡など、1000年の時を経ても学ぶべき名将たちが綺羅星のごとく登場する。
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かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。長江を血で染めるがごとく激しい戦いが繰り広げられた呉越の戦い――――。呉王・闔閭、越王・勾践をはじめとして伍子胥、孫子、范蠡など、1000年の時を経ても学ぶべき名将たちが綺羅星のごとく登場する。
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一九四二年、太平洋戦争の中に始められた連載「日本婦道記」。戦中・戦後の混乱期を通し、著者が描き続けた日本人の姿、生き方とは。直木賞辞退作としても知られる金字塔、名作31篇を網羅した完全版、初の文庫化。
武家の体面を保つために自らはつましい生活を送くる女。その死によって初めて明らかになるその生活を描いた名作『松の花』や『髪かざり』『風鈴』『不断草』などの連作短編集。山本周五郎の作品の根幹を成すテーマである、「慎ましく生き、苦しみ、働く」という姿勢を貫き、日本の美とはなにか、を問い続ける不朽の小説集。 -
忍びが牙を抜かれた文政の世に、伊賀の山中に、わらべの頃から人体兵器として養成する裏伊賀の集団があった。十五の若者・鬼市は、決死の思いで抜け忍となり江戸に出る。執拗な追っ手に追われ、鬼市は隠密廻り同心・城田新兵衛に出会い、その腕を見込まれ、同心屋敷にかくまわれた。はじめて人の優しさに触れた鬼市。(『八丁堀の忍』)
義賊として生きようとしていた裏伊賀の若者が、江戸の闇を守る。活劇と人情の忍び物語。
『八丁堀の忍』『八丁堀の忍(二) 大川端の死闘』『八丁堀の忍(三) 遥かなる故郷』『八丁堀の忍(四) 隻腕の抜け忍』『八丁堀の忍(五) 討伐隊、動く』『八丁堀の忍(六) 死闘、裏伊賀』 全6冊合本版 -
酒と怪談を愛する剣客が“この世の不思議”に対峙する。「時代×怪談×ミステリ」で話題をさらった第38回メフィスト賞受賞作。
酔いどれ左門は腕が立つ。
酒より好きなものは怪談ばなし。
甚十郎も腕こそ負けぬが、こちらは怖い話は大の苦手。
10年前、家老が闇討ちされた霧深い城下で「女の幽霊を見た者は死ぬ」という噂が。
ふたたび家老闇討ちに巻き込まれた甚十郎は、城下の寺で女を見てしまう。
(『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』)
『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』『百物語 浪人左門あやかし指南』『無縁塚 浪人左門あやかし指南』『狐憑きの娘 浪人左門あやかし指南』全4冊合本版 -
猫まみれ長屋の奥にある祠に、毎朝お参りすることになった溝猫長屋の年長組、十二歳の忠次たち四人。そのお多恵の祠の力なのか、忠次たちは幽霊を感じることができるようになる。桶職人の倅、忠次は「見る」ことが、提灯屋の倅、新七は「嗅ぐ」ことが、油屋の倅、留吉は「聞く」ことができるようになった。将棋盤の職人の倅、銀太だけは何も変わらない。お多恵の祠は、はたして長屋の子供たちの守り神なのか、それとも!?
『溝猫長屋 祠之怪』『優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪』『欺きの童霊 溝猫長屋 祠之怪』『物の怪斬り 溝猫長屋 祠之怪』『物の怪斬り 溝猫長屋 祠之怪』全5冊合本版 -
1882年に来日し、17年間の滞在生活をおくったフランス人画家ビゴーは、その卓越した描写力で、写真や活字では記録し得なかった日本人の本質を鋭く描きとった。
学術文庫ロングセラー「ビゴーが見た」シリーズ三作の合本版。
『ビゴーが見た日本人』
文明開化とともに訪れた日本の近代化。そこには、劇的な社会変化に戸惑いつつも、たくましく生きる人々がいた。そんな彼らの姿と変貌する日本を描きつづけた在留フランス人画家ジョルジュ・ビゴー。日本で過ごした17年間に彼が残した多くの作品から漫画・挿画・銅版画など、百点を厳選。愛着とアイロニーに満ちた諷刺画を通して見る日本人論。
『ビゴーが見た明治ニッポン』
文明開化に揺れる人々、フランス人画家が赤裸々に描く当時の生活……明治政府を皮肉る痛烈な諷刺画のほか、西洋文化にとびついた人々の滑稽な姿、日本的風習にあふれた庶民の生活、日本軍に従軍して描いた戦争報道画など、100点の作品を通して、近代化する日本の活況を明らかにする。
『ビゴーが見た明治職業事情』
激動の明治期、人々はどのような仕事をしていたのか。仏人画家ビゴーは、洋服屋、牛肉屋、鹿鳴館職員といった西洋化により登場した職業など、働く人々の姿を諷刺も交え克明に記録した。国会議員らエリート層の豪奢で珍奇な暮らしぶりとは対照的に、人口の9割を占める下流階級の人々が懸命に働く姿は、明治の格差社会を痛切に感じさせる。100点超の作品を紹介し、背景を解説する。 -
【電子特典】十代の金杉惣三郎を描いた中篇「虚けの龍」収録
1999年著者が初めて時代小説に挑んだシリーズ「密命」。
豊後相良藩二万石の徒士組・金杉惣三郎は、固い絆で結ばれた藩主からの密命を帯び、真相を探るべく脱藩を装って江戸での浪人生活をはじめる。運命は思わぬ方向へ惣三郎を運んでゆき……。
剣豪小説であると同時に、家族それぞれの絆、成長や挫折、喜び哀しみを描写して26巻完結となったシリーズを合本化。
※この電子書籍は2021年4月に配信を開始した電子版『完本 密命 巻之一 見参! 寒月霞斬り』から『完本 密命 巻之二十六 晩節 終の一刀』全26巻を合本にしたものです。 -
小柄な体、禿げ上がった額に団子鼻の老侍。一見冴えないこの男、実は来島水軍流の凄まじき遣い手――。
「酔いどれ小籐次」の新シリーズは、積年の想い人おりょうと結ばれた小籐次が、かつて自分を狙った刺客の遺児、駿太郎を引き取り、育てることに。ついに小籐次にも平穏が……否。次々に巻き起こる事件が彼を休ませてはくれない。「新・酔いどれ小籐次」シリーズ1巻から、2022年8月に完結した25巻までを合本化。
※この電子書籍は2021年4月に配信を開始した電子版『神隠し 新・酔いどれ小籐次(一)』から『御留山 新・酔いどれ小籐次(二十五)』全25巻を合本にしたものです。
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