『女性向け、ペニー・ジョーダン(マンガ(漫画)、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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華のあるいとこのナディアにコンプレックスをもつバネッサ。彼女の営む写真スタジオに、一人の男性が訪れる。彼はフットボールの元花形選手で、最近地元のマイナーチームのスポンサーとなったジェイ。バネッサをモデルのナディアだと誤解した彼は、「チームのPR写真のモデルに彼女を起用したい」と言い出し!?
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傷つき凍りついた私の心を溶かしてくれる人は…
夫が結婚式当日に事故死して8年、ケリーは今も結婚指輪をはめている。財産目当ての最低な男にだまされた過去を戒めるために。ある日、親友に遊びに来てほしいと誘われケリーは困惑した。彼女の夫はケリーに好色な視線を向けてくるのだ。そうだ、恋人役を雇えば…。意を決して人材派遣会社を訪れると、応対した男性ジェイクは品定めをするようにケリーを見つめてくる。失礼な人と思いながらも彼の不思議な魅力に心が波打つケリー。しかも約束の日、その彼が恋人役に現れて!? -
愛する夫との幸せな生活を粉々に打ち砕いたのは――
モデルのクロエはギリシアの大富豪レオンに見初められ、結婚した。エーゲ海に浮かぶ美しい島で新婚生活を送るなか彼の子を宿し…幸せな日々が続くと信じて疑わなかった。兄との仲を嫉妬したレオンの異父妹に、階段から突き落とされるまでは。お腹の子は不幸にも亡くなり、妹の仕打ちを知らないレオンはクロエを責めた。ここに私を守ってくれる人はいない…傷ついたクロエは逃げ出した。2年後、職を得て穏やかに暮らすクロエの前に、ふたたびレオンが現れて…。 -
遺産に隠された、孤独、秘密…そして静かに燃える愛
見ず知らずの老人の遺言で、人里離れたコテージと広大な庭が自分に遺されたと知らされたメラニー。子供の頃、両親を亡くした天涯孤独の私になぜ? 謎めいた遺産に驚くものの、屋敷は思ったよりも荒れ果てていた。慣れない改装作業に四苦八苦していると近所に引っ越してきたという男性ルークが現れ、助けてくれる。明るくハンサムな彼は「ご褒美をもらわなきゃ」と微笑むと、世間知らずのメラニーにキスをする。彼の秘密と思惑にも気づかず、胸はときめいて…。 -
私の小さな勇気が、吹雪の夜を運命の一夜に変えて…
社交的で明るい家族のなかでひとり、内気で地味なエミリー。妹のように恋をしてみたいけれど、もう二度とだまされて傷つきたくない。臆病なまま26歳になってしまったエミリーは、ある日、吹雪で車がスリップし困っていたところを背の高い男性マットに助けられる。ところが、彼の車も雪の中で立往生してしまい…ふたりは車中で一夜を明かすことに。君は魅力的だと言うマットに初めての情熱がこみあげ、バージンを捧げるエミリー。翌朝、彼への想いを隠して別れるが…? -
愛のバラが、棘だらけのふたりの距離を縮めて――
ジョージアは幼い頃に両親を亡くし、おばに育てられた。そんなおばが大病になり入院費の工面に奔走する日々で、彼女は住まいのコテージの一室を他人に貸すことにした。そこへ、ちょうど部屋を借りたいと現れた男性ミッチェル。ジョージアは彼を見て驚いた。昼間に街角で出会った素敵な男性だわ…! 心弾ませ、部屋を貸したが、ジョージアが妻子ある恋人のためにお金が必要で、部屋を貸したのだと誤解されてしまう。バラ咲く館での、大人のすれ違いロマンス。 -
あなたに恋をすれば、すべてを失ってしまうのに――
亡き兄夫婦の子供を育てるローズマリーに、義姉の兄である億万長者ニコラスから報せが届いた。今さら会いたいだなんて…葬儀にも来なかったのにいったいなぜ? 彼は冥王のように冷たい目でローズマリーを見すえると、血の繋がった後継者である子供を自分が引き取ると宣言した。お金のことしか考えていない男性に、この子は渡せないわ。拒絶するローズマリーにニコラスは、子供が成人するまで結婚も恋愛もしないと約束をするならナニーとして雇ってやると告げて? -
ふしだらな女だと誤解しながら結婚だなんて――!?
秘書のジェニスタは新しい社長、ルークを見て凍りついた。週末のパーティーで声をかけてきた男性だわ! でも、あからさまな誘いに怖気づいて逃げてしまったのだ。まさかその彼のもとで働くことになるなんて…。最悪なことに、ルークは彼女を上司の愛人と勘違いしていて、誤解だという訴えに耳も貸さない。挙げ句、上司を解雇すると言いだした。必死に止めようとする彼女に、ルークは思いがけない交換条件を持ち掛ける。「僕と結婚し、僕だけの女になれ」と。 -
突然のキス! 人違いから始まった恋の行方は…!?
税理士として多忙な毎日を送るデブラのもとへ、探偵事務所を営む姉が張り込みを頼んできた。標的は少女たちを食いものにする卑劣な男。姉の指示どおり写真を撮るデブラだったが、彼は姉から聞いていたような人物とはとても思えなかった。標的の男に見つかり、盗撮を注意されて言い争いになったうえ、唇を奪われてしまう。それにしても、どうにも話が噛みあわない。それもそのはず、彼――マーシュは人違いだったのだ。しかも、新しく赴任してきた上司として再会し…!? -
舞踏会で出会ったのは…夢物語の中の王子様──!?
つき添いで訪れた仮装パーティーで編集者のセーラは驚愕した。なぜ私の夢物語の中の男性がいるの!? 学生時代は勉強ばかりしていて、恋をする暇もなかった。25歳になった今もバージンで…。だからこそ、空想の世界で理想の男性を思い描いてきたけれど、まさか現実にいるなんて! ジョスに優しい言葉で誘われ、情熱的な一夜をともにしたセーラ。でも甘い夢は終わり。現実に戻らなくては…。彼に何も告げず、立ち去るが数日後、新しい上司としてジョスが現れて――!? -
罪深い烙印が今でもわたしを苦しめる…
「けがらわしい!」――拒絶を示すその言葉に、ケイトは自分の愚かさを思い知った。17歳で愛も知らずに結婚した彼女は、浮気者の夫にけしかけられて、夫の魅力的な友人ドミニクを誘おうとしたのだ。そして浴びせられた侮蔑の言葉。一生忘れられない悪夢の夜だった。あれから夫も亡くなり、静かに暮らしていたが、ドミニクと思いがけず再会してしまう。ケイトは驚きと絶望で凍りついた。8年前、彼女の心を奪った黄金色の瞳は今も蔑みの昏い光を灯していたから…。 -
終止符が打たれた恋の埋火はまだ消えていなくて──
レイシーはわずか1年で、一方的にルイスから結婚生活を打ち切られた。彼が去ったあとに気づいたお腹の娘が心のよりどころで、愛のすべてだった。19年の時が経ち、レイシーは難病の支援活動で彼と再会する。ずたずたに傷つけられたルイスの声…なのに聞くだけで、まるで時間が巻き戻ったかのように、彼の匂いも肌の感触も生々しく蘇ってしまう。娘に気がつくと、彼は「僕の子でないことを願っていた」と苦々しくつぶやく。彼は一生言うつもりのなかった秘密を告白し――。 -
美しき弁護士に、人生も女心も翻弄されて――
ラークは今人生最大の窮地に立たされていた。すべては会社の金を横領して自殺した従兄弟のせい。彼女は共犯の嫌疑をかけられてしまったのだ。相手側の代理人は、〈正義の番人〉と呼ばれる弁護士ジェームス・ウルフ。それが本当なら私の話を聞いてくれるに違いない。無実の罪を晴らそうとラークは彼の元へ向かった。ジェームスが冷徹で執念深く用意周到な策略家であり、何よりも他者を圧倒するほどの美貌で、この先ラークの女心を翻弄する罪深き男だとも知らずに――。 -
彼のぬくもりが魂を揺さぶり、強引に愛を教えたの
英国の小さな町で両親と暮らし、婚約者とも穏やかに日々を送るソレルにとって、その人――ヴァルの訪問は事件だった。数代前に英国からオーストラリアに渡った祖先の末裔。つまり血縁者だが、会ったことはもちろんない。ルーツを辿りに来るヴァルのため、ソレルの両親は、今は使用していない古い農場を用意した。そこでソレルがヴァルを出迎えたのだが、到着したヴァルを見て仰天した。え? 男の人なの? 吹雪に道は閉ざされ町は遠く、ベッドはひとつしかないのに。 -
若すぎて愛を知らなかった私に、彼は情熱を教えた…
グレイの頼みでなければ、つらい思い出のあるこの村に戻らなかっただろう。10年前、18歳だったステファニィは親の反対を押しきりこの村で結婚した。けれど幸せは束の間、夫は暴力をふるい罵った——不感症女、おまえみたいな不良品と結婚して大失敗だ、と。その喧嘩のあと、荒れた海にヨットで飛び出し、夫は亡くなった。以来、夫の従兄グレイだけが味方だった。彼はいつも優しかったが、久しぶりに会ったグレイは男らしさを感じさせ、今までとはどこか違って? -
一通の招待状が、止まっていた愛の時間を再び動かす
インフルエンザで寝込んでいたベルは、ドアを開けて元夫ルークを目にした直後、気を失った。大手投資顧問会社で働いていたベルは、当時大学院生だったルークとたちまち恋に落ち、若くして結婚した。収入の差も社会的な地位の違いも愛の前では関係ないと信じて…。だが結婚生活はうまくはいかず、傷つけあって離婚してから7年。目の前の彼は怖いくらいハンサムで、うっとりしてしまうほど成熟した男性になっていた。でも、なぜ彼は今頃現れたの――? -
失うことを恐れる私に、なぜ叶わぬ恋をさせたの…?
ルーシーにとって目下の悩みのタネは、パーティーで突然唇を奪ってきた実業家ナイアル。彼はその横暴なキス以来、何かとお節介を焼いてくるように。17歳で両親を亡くしたルーシーは、愛する人を再び失うのが怖かった。だからひとりで必死に生きてきたのに、彼の優しさが頑なな心をほどいていく。いつしか避けがたい彼を愛してしまったルーシー。でもそれは誰かを失うことを恐れる彼女にとって、最悪の恋だった。ナイアルにはすでに美しい恋人がいたのだ――!! -
傲慢な男性は大嫌い。なのになぜこんなに気になるの!?
「君は人間の感情をわかってるのか? 7歳の子どもの書いた作文のほうがまだマシだ」小説家キャンピオンの新作の原稿を、編集者のガイは痛烈に批判し、内容の大幅な変更を迫った。19歳のとき結婚に失敗して以来、愛に臆病になり、情感が足りなくなっていることは十分承知している。だからと言って、傲慢なガイに監視されながら書き直すつもりはない。ひとりで田舎にこもり執筆しようとした彼女は、別荘のドアを開けたとたん驚いた。ガイが彼女を待ち受けていたのだ! -
これは同じ弁護士としての嫉妬、恋なんかじゃ……
弁護士のシャーロットは、苦労して設立した事務所、家、恋人を一度に失った。借金返済のため、法曹界の寵児ダニエルの事務所に再就職するも、立場は彼の専属アシスタント!? まるで弁護士扱いされていないように感じられて、不満を抱くシャーロット。弁護士としての能力も人間的な魅力も、確かに完璧なダニエルだが、地元の名士の祖母から事務所を譲りうけたらしい。あまりに自分の境遇とは違って恵まれすぎな、ミスター・パーフェクトな彼に反発していたけれど…!? -
あの男を信頼してはダメ!! たとえ心ときめいても!?
クリスタは、口の上手な男にだまされ、人生を台無しにされた親友を見ていた。そのため彼女は、口のうまい男を憎むようになっていた。ある日、彼女の所属する会議所に講師として招かれたダニエルは、まさにこのタイプだと思われた。彼は相手を信頼するゲームこそが、ビジネスに役立つのだと言うのだ。そんなあやしげな理論と、いきり立つクリスタにダニエルは1か月、彼の研修を受けるよう提案する。成り行き上、その研修を受けるハメになってしまうのだが…!! -
私を必要としてくれる人が、地球上にひとりはいる?
本ばかり読んでいた子供時代。地味なみなし子とバカにされながら育ったキャシー。大人になった今、ゲーム会社を興して小さな成功をおさめているが、まるで自信はもてない彼女に――「キャシー、僕と結婚しないか?」二次元から抜け出てきたような美男子が私を見つめてプロポーズ? 彼はジョエル・ハワード、今をときめく億万長者のIT社長がなぜ? 彼は宇宙旅行事業と彼女のゲームをタイアップさせ、ビジネスとしての契約結婚で盛りあげようなんて言いだして…!? -
いたずら好きな犬が運んできたのはトラブルと…恋?
新米獣医ジョージアのドッグトレーニングに、いたずら好きの犬ベンがやって来た。つき添いはいつもの老婦人ではなく、ハンサムな男性。婦人の甥だという彼…ピアズの見守る中、やんちゃなベンの訓練は散々な結果に。するとピアズはジョージアを批判し「君には期待できそうにない」と苦情を入れてきた。なんて嫌な人なの!? 一対一で訓練すればきちんとしつけられるわ! ジョージアの言葉にピアズは、伯母が旅行中の3週間、住みこみでベンをしつけてみせろと告げて!? -
情熱的に愛しあっても永遠を誓うことはできなくて…
夢の仕事に就き恋愛はあとまわしだったジャスミンが、一瞬で恋に落ちた相手は経営者一族の御曹子カイド。出会ったばかりとは思えないほど濃厚に求めあい、運命を感じたふたりはすぐに結婚を意識するが、カイドが望む妻は家庭におさまる女性だった。頑なに譲らない彼を諦めるしかなかったジャスミン。しかし数か月後、彼女の職場に突然カイドが現れた。淡い期待を抱くジャスミンは知る由もない。激情にかられた御曹子が用意した、彼女の夢を脅かす驚愕の計画を――。 -
苦かったキスの思い出から10年。再会したふたりは…
あのルーク・オウロークがなぜ兄の結婚式に!? 10年前、肉体労働者だった5歳年上のルークは両親に愛されず孤独だった15歳のジェマにとって、初めてできた心を許せる友人だった。キスの仕方を教えてほしいと愚かな頼みごとをしたせいで友情は壊れ、それきりになってしまったけれど…。建設会社のオーナーとなった彼は再会を喜んでくれ、ジェマは安堵した。ルークが優雅な紳士のようにふるまう裏で、ジェマを愛人にしようともくろんでいるとも知らずに――。 -
私を蔑む彼が与えたのは、結婚という罰だった――。
両親を亡くし住む家を失ったサラ。病弱な幼い弟を抱え途方にくれていたところを疎遠だった祖母は温かく迎え入れてくれた。彼女のためならなんでもできるわ…たとえ大富豪ルークとの愛のない結婚でも。彼は亡き妻の肉親であるサラの祖母を安心させるため、サラと結婚することを選んだ。彼女を財産目当てのはしたない女だと蔑みながら。ルークは私に、妻という罰を与えるつもりなんだわ。サラは結婚を受け入れた。彼にいつか愛されることを願いながら――…。 -
涙も忘れた孤独な彼女…愛に飢えているとも知らずに。
世界的な俳優一族として有名なベレア家。その次女ルシーラは悩んでいた。当然のように女優になった彼女だが、オーディションに落ち続ける日々に、なんとかチャンスをものにしたいとあせっていた。役をもらうためなら、どんなことだってしてみせるわ! 決意を固めたルシーラは新作映画の監督の寝室に忍び込むが、そこにいたのは別の男性だった。すぐに逃げようとするが、彼の瞳にとらえられ動けないルシーラ。その瞳が、まるで本当の君を知っていると告げているようで…。 -
やさしさは誘惑。この運命から、もう逃げられない…。
ロージーは大叔母を亡くし、遠縁の親戚の家に身を寄せていた。けれど家主との不倫を疑われ、遠くオックスフォードに行くことになってしまう。休職中のロージーは、車イスに乗ったカラムという男性教授と知りあい、助手として働き始めた。彼のやさしいまなざしと落ち着いた声を聞き、すっかり打ち解けたロージーが自分の身の上話を始めると、彼は彼女に驚くべき提案をした。「僕が君の恋人のふりをし、不倫の疑いを晴らそう。真実味を与えるために一緒に暮らさないか?」 -
突然、不意打ちのキス…それはあまりにも衝撃的で…。
つらい家庭環境で育ったスターは、愛などこの世に存在しないのだと幼くして悟った。男性を軽蔑し、誰とも深くかかわるまいとしてきたある日、友人の結婚パーティーで、恋愛観を語る鼻持ちならないゴージャスな男に出会う。「僕は心の伴わないセックスはしない」きれいごとを言うその男カイルの本性をどうしてもひき出したくなり、スターは無謀にも彼に誘いをかけた。だが逆に不意打ちのキスで骨抜きにされたばかりか、彼のひと言にプライドを粉々にされてしまい…。 -
醜いあひるの子は知らない…彼女を求める情熱の瞳を。
6年前に両親が亡くなってからベアトリスは夢をあきらめ、美しくわがままな弟妹を必死に育ててきた。外見にコンプレックスを持つ彼女は、彼らから使用人のような扱いをされていた。ある夜、妹にディナーの給仕をしていると、富豪のエリオットにそれをたしなめられてしまう。反論する彼女だったが、彼の「なんてひどい顔してるんだ」という言葉にカッとなり手を出してしまう。振り上げた手をつかんだエリオットは「お仕置きが必要だな」そう呟くと彼女の唇を奪い…。 -
突然のキス…どうしよう胸の高鳴りが止まらない…。
ブライダルブーケが宙に舞い、次の瞬間、3人の女性が同時にブーケを手にしていた……決して結婚しないと誓った3人が。そのひとり、クレアは年の離れた夫を亡くして2年、恋とも再婚とも縁遠い生活を送っていた。ブーケにまつわる言い伝えなど忘れて。そんなある日、クレアは義理の妹に頼み込まれ、彼女の夫の上司に部屋を貸すことになってしまう。現れた男性ブラッドの顔を見たとたん、クレアは驚愕した…。彼はその日、公園で強引にクレアの唇を奪った男性だった…。 -
傷心の大富豪のもとに舞い降りた、小さな愛の使者。
法律事務所で働くエリーは、担当するイタリアの実業家レオニツィオの離婚問題に頭を抱えていた。彼は妻が妊娠している我が子を手放す気はないと親権を要求している。だが、出生前DNA鑑定の結果、父親はレオニツィオではなかったことが発覚したのだ。子どもに希望を見いだしていた彼に事実を伝えるのはつらい役目になった。妻の裏切りと、離婚が決定し予想以上に落胆する彼を慰めるうちに一線を越えてしまうエリー…。彼の子を身ごもることになるとも知らずに――。 -
胸の鼓動がやまないの。傲慢で冷徹な言葉にも…。
公爵の孫娘として、決められた相手と結婚するのが当たり前だと思ってきた。しかし、結婚式直前にその許婚に突然捨てられたフランチェスカ。周囲の同情や好奇の視線に耐えられず、ベネチアからイギリスへ旅立った彼女は、知人宅でオリヴァ―という傲慢な作家と出会う。フランチェスカの歓迎パーティーに現れた彼は、凍てついた氷のような銀の瞳で彼女を威圧した。初対面の最悪な印象にも関わらず、フランチェスカはオリヴァ―の小説の資料集めを手伝うことになって…。 -
ボス×秘書=契約結婚は、禁断の恋の始まりで…!?
冴えない眼鏡の仕事人間ジョン・フィリップ。それがソフィのボスだ。時代の寵児と呼ばれる天才も、実のところ身のまわりのすべてを秘書の彼女に頼りきっていた。亡兄の子供たちを引き取った彼から便宜上の結婚を申し込まれ、ソフィは戸惑いながらも受け入れた。男性不信のソフィにとって、彼だけは信頼できる男友達だからだ。――子供たちの世話と豪奢な家の管理をまかされたソフィだったが、ジョンと暮らしはじめるうちに、なぜか胸に奇妙なざわめきが広がり…!? -
身代わりだとわかっていてもあなたを愛してしまうの
スペイン人伯爵の夫ルイの愛がいつわりだと知り、生まれたばかりの息子とともに彼のもとを去ったダヴィーナ。私は彼が本当に愛している女性の身代わりにすぎないんだわ。ところが3年後、ルイから跡継ぎである息子を手元で育てたいと手紙が届く。3年間なんの連絡もなかったのになぜ今さら? 困惑のままスペインを訪れたダヴィーナの前に現れたのは、思いもよらない姿のルイだった。さらに彼はダヴィーナに、3年前の罪滅ぼしに妻として献身的に尽くすよう命令して!? -
華麗なる一族にひそむ愛憎。大河ロマンスの原点!
クライトン家――代々弁護士を輩出するイギリスの名門一族。ジョナサンは華やかな双子の兄デイビッドの影のように生きてきた。しかし、ふたりの50歳の誕生パーティーでデイビッドが心臓発作で倒れ、そのうえ横領が発覚する! 一族に訪れた未曾有の危機のなか、闇に眠らせてきた問題が次々と噴出していく。ジョナサンの妻ジェニーはもともとデイビッドの恋人だった。妊娠したとたん捨てられ、償いのようにジョナサンに求婚されたのだ。本当は誰が誰を愛しているの? -
「ファーストキスで、どんな女性かわかるものだ」
中世の面影を残す美しい街でケリーは親友ベスと陶磁器の店を営んでいた。ある日、ベスが結婚詐欺師ジュリアンに騙され、深く傷つけられてしまう。憤慨したケリーは仲間のアンナ、ディーを集めて復讐を誓う。それはケリーが莫大な遺産を相続したふりをしてジュリアンを誘惑し、罠に落とすというもの。ドレスアップしてパーティーに出かけ、計画はうまくいくかに見えた。しかし、ジュリアンの新しい獲物イブの兄ブラフに怪しまれ、彼とのキスがすべてを狂わせていった。 -
初恋でできた傷は、熱をもち、この身を焦がす――。
ギャレス――ずっと避けてきたのに…! シビラは目の前の男性に言葉を失った。10年前、初恋を無残にも砕いた年上の幼なじみは、彼の祖父の死を機に、アメリカから帰国していたのだ。“シビラに恋をされても迷惑だ”ギャレスの放った言葉は、シビラの心に深い傷をつけ、今でも彼女を苦しめている。けれど10年ぶりに再会した彼は、以前よりも男らしい魅力に満ちていて、閉じ込めたはずの彼への想いは出口を求めて暴れだした。ばかね、傷つくだけだとわかっているのに…。 -
義理の兄と妹――決して許されない禁断の愛の行方。
リンゼイに義理の兄ができたのは10歳のとき。父の再婚相手の連れ子ルーカスは17歳の美しい青年で、実母を亡くした彼女をやさしく気遣ってくれた。リンゼイのルーカスへの想いは、いつしか特別なものへと変わっていった。そんなとき、事故で両親が帰らぬ人となり、兄妹ふたりきりになってしまった。すると、あれほど愛情深かったルーカスは突然別人のように冷淡になり、花嫁学校へ入学するようリンゼイに厳しく迫ってきた。なぜ私を遠ざけようとするの? -
彼に必要なのは、4か月だけの妻――。
カリブ海の島で旅行会社に勤めるオータムは、目の前に現れた男の姿を見るなり、言葉を失った。ヨーク・レイン。航空会社の社長で、19歳のときにオータムが結婚した相手だ。けれど彼が求めていたのはベッドの相手で、そこに愛などなかった…。結局、短い結婚生活は破綻しロンドンの家を飛びだした。いったいなぜ彼がここにいるの? 戸惑うオータムにヨークは冷たく言いはなつ。急遽妻が必要になった。4か月の間だけ戻ってこい――そうすれば正式に離婚に応じよう、と。 -
暴君のやさしさに、惹かれてはいけないのに…。
マリアンは赤ん坊を抱え、やっとの思いでベルフィールド・ホールの屋敷にたどり着いた。この屋敷の主人ヘイウッド・デンショーには恐ろしい噂がある。なんでも街を牛耳る暴君で、跡取りから屋敷と工場を奪ったというのだ。マリアンは自分を奮い立たせた。わけあってどうしてもここで働かせてもらわなければならない。その時、この屋敷の家政婦と主人らしき男性が出てきた。彼の冬空のような冷たい視線がマリアンを捕らえる。さぁ、言うのよ。雇ってほしいと! -
忘れられない初恋の男性。片思いはいつまで続くの?
私の人生、失敗だらけの情けない女だわ。ルーシーが親友3人で立ち上げた会社プレタ・パーティーは元夫の横領のせいで経営の危機に瀕していた。管財人であるマーカスに相談することだけは避けたい。なぜなら彼女は初めて会ったときから彼を愛していたが、ずっと甘やかされた子供扱いされていたからだ。結婚も彼への反抗心のため。ある日、パーティーで会ったマーカスに強引に送られる途中、突然キスをされる! そのまま熱い一夜を過ごすが、翌朝の彼は冷たく…!? -
一生誰も愛さない。そう誓ったのに、彼に会って…!!
とある事情から、キーラは一生誰も愛さないと決心していた。だがインドを訪れたとき、偶然出会った男性からのキスを拒むことができなかった。とまどう彼女だったが、もう会うことはないと思っていた。しかし、彼女は次の仕事の依頼主に会ったとき息が止まるかと思った。そこにはあの時の彼が立っていたのだ。彼こそ、名門マハラジャ一族の長ジェイだった! 彼は彼女をまるで娼婦のように扱い、広大な宮殿の一室に閉じ込めてしまった。そう彼は誤解していたのだ…!! -
あの夜、彼はベッドに横たわる私を冷たく見下ろした。
8年前。厳しい両親に少しだけ反抗してみたかった15歳のリサは、ある愚かしい過ちを犯した。結果は最悪だった。両親にふしだらな娘ときめつけられ、義兄のジョエルにも、ベッドに横たわる恥ずかしい姿を見られた。それ以来、彼とは会わないようにしてきたのに、突然の姉夫婦の死がふたりを結びつけた。遺された姪たちの後見人に、彼とリサが指名されていたのだ。久しぶりに会うジョエルの金色の瞳は冷たく蔑みに満ち、リサの全身をおののかせた。 -
恋に破れた私の前に泥だらけの王子様が現れて――!?
セイラが会社の共同経営者のイアンに、恋して10年。彼が婚約者をつれて来た。傷心のセイラが泣く泣く故郷へ戻ると、家族は不在で代わりに、なぜか泥だらけの見知らぬ男がいた。スチュアートと名乗る野性的な彼は最近越してきた隣人で、見た目と違ってセイラをお姫様のように扱ってくれ、やさしく抱き上げてもくれた。都会的なイアンと正反対のたくましい腕、厚い胸、何もかも違う彼に一瞬で惹かれてしまうなんて、私は失恋のショックでどうかしてるに違いないわ! -
もう1度愛してほしい。でも、私にそんな資格はない。
親族の苦境を聞き、マギーは故郷に帰った。決して許されない若き日の過ちを胸に抱いて――両親を亡くしたマギーを、やさしく見守ってくれた義理のいとこのマーカスは、彼女の初恋だった。けれど、彼を愛するあまりマギーは取り返しのつかない過ちを犯した。「出ていけ!」そう叫んだマーカスの怒声。いまだ疼く傷跡を胸に、家の扉を開けるとそこには変わらず美しく魅力的な彼がいた。しかしその目はマギーを見るなり、すぐに嫌悪に染まった。 -
憎しみに満ちた彼の愛撫が、わたしの心を甘く蝕む。
「借金はその体で返してもらおう」ギデオンの言葉にカレッジは耳を疑った。雇い主である大富豪ギデオンから祖母の治療費を借りたことがこんな事態を招くなんて。少女の頃、甘い官能というものを少しだけ教えてくれた“あの人”かもしれないと、胸をときめかせていたのに。彼がさらに残酷な言葉を投げつける。「自分で服を脱ぐか、それとも脱がせてほしいか?」壁に追いつめられたカレッジは、絶望的な思いで目を閉じた。これが、わたしが憧れ続けてきた人の正体なの!? -
私の愛を踏みにじった、限りなく傲慢な元夫との再会。
まさか…本当に彼なの? ケイトが夫ジェイクのもとを去って2年。ようやく結婚で受けた心の痛みを忘れかけていたのに、なんとジェイクは、ケイトが移り住んだヨークシャーの小さな村の化学施設に、わざわざ新所長として赴任してくるという。しかも村で計画された歓迎パーティーで、ケイトはあろうことか主催をまかされてしまう。そしてパーティー当日、彼はケイトがいると知りながら、何食わぬ顔で現れた。地元の有力者の美しい娘を横にはべらせて。 -
『放蕩領主と美しき乙女』 キャロル・モーティマー作■貴族のグレイは亡兄から相続した領地を初めて訪れた。暗い屋敷に足を踏み入れると、亡兄の義理の娘アミーリアに悪漢と間違われ発砲される。お仕置きとばかりに抱きすくめ明かりをつけると、彼が2年前に会った17歳の少女は、見違えるほど美しく成長していた。■『イヴに天使が舞いおりて』 レベッカ・ウインターズ 作■挙式寸前に婚約を破棄された痛手から立ち直ろうとしていたブルック。クリスマスイヴの夜、彼女は吹雪の中で泣いている少女を発見した。少女を自宅で保護して警察に連絡すると、魅力あふれる男性ヴァンスが事情聴取に現れた。もしかして、わたしの運命の人?■『花嫁にメリー・クリスマス』 マリオン・レノックス作■2年前に夫を亡くしたジェニーは経営するブライダルサロンの売却を決めた。亡夫と共に事故に遭って火傷を負った息子の治療費を捻出するためだ。だが売却先の会社の社長ガイが店に現れ、傍若無人な態度をとった。ジェニーが激怒すると、突然彼に唇を奪われ……。■『純情なシンデレラ』 エリザベス・ロールズ 作■裕福な家の娘ポリーは不運に見舞われた。父の遺産を全部失ったうえ、住みこみの家庭教師の職も解雇されたのだ。心優しい教区牧師のアレックスに相談すれば、新設される学校の教師として雇ってもらえるかもしれない……。しかし、彼女の期待は見事に裏切られる。 4話収録。
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政略結婚の相手は、私の初恋を拒否した幼なじみ!?
「私と結婚して!」サンティナ王国の王女ソフィアは、父の強硬な政略結婚から逃れようと、初恋のマハラジャ、アッシュに偽装婚約をもちかけた。だが彼は「悪趣味だ」と一蹴する…どうしたらいいの? このままだと、私は人生を失ってしまう。思いつめた彼女はアッシュの自家用機に忍び込んだ。だが、未婚の王女とマハラジャの密会と取られ、スキャンダルになってしまう。それをおさめるのはもう、マハラジャと世継ぎをもうけること。愛のない結婚しかなくて…!? -
かつて愛した王子から、政略結婚の道具にされて…。
「君は弟の責任をとって僕と結婚するんだ」王子リュクの有無を言わさぬ命令に、キャリーは言葉を失った。冗談でしょう、リュク。いくら私の弟があなたの許嫁と
結婚したからって、私は代わりのお妃になんてならないわ。8年前に受けたひどい仕打ちをまだ忘れていないのだから。キャリーは絶対に従うまいとリュクを睨みつけた。しかし王子は昔以上に魅力的で、心が揺れそうになる。それを嘲笑うかのように、リュクは彼女を脅かす、驚くべき最後の切り札を出してきて…。 -
幸せな花嫁になるはずが、裏切られ、辱められて…。
突然届いた1通の手紙が、サマーを凍りつかせた。チェイス・ロリマー! ふたりの出会いは5年前の夏、ジャージー島だった。恋人に裏切られ、打ちひしがれていた18歳のサマーに、彼は経験豊富な大人の魅力で近づく。若く未熟な彼女は衝動的に彼の挑発にのってしまい、2度と思い出したくない心の傷を負わされる。望まぬ再会の場でチェイスは言った。「僕と結婚するんだ。同意しない場合は例の写真を――」お願い、やめて! サマーの脳裏にはあの時の光景が浮かんだ…。 -
魂がざわめく…私の失った記憶に関係しているの!?
アニーは5年前交通事故に遭い、記憶の一部を失くしてしまったが、周囲の助けを得て懸命に日々を生きていた。そんな彼女は、最近ある夢をみていた。ため息が出るほど素敵な男性と愛を交わす夢だ。彼を「夢の恋人」と呼んで憧れの想いを募らせるものの、あくまでも想像の産物だと信じていた。だがある日、まさに夢の恋人とそっくりな男性と出会う。彼だわ! そんなまさか…これは現実なの? けれど目の前の彼は、夢と違ってなぜか軽蔑と怒りの眼差しを向けて…!? -
莫大な借金を返す方法は、大富豪の妻になること…!?
莫大な借金を返す条件はただひとつ――「便宜上の妻になることだ」会って間もないギリシアの大富豪イリオスはリジーにそう言い放った。三姉妹でデザイン事務所を営んでいたが、亡くなった両親が騙されて負った借金があるなんて…。妹たちを守らなくては。リジーは身をさしだすことを決意する。妻という名のインテリアとして愛も夫婦生活もなく、ただ着飾られる日々。わかっていたのに彫刻のように美しく、傲慢ななかに孤独を秘めるイリオスにいつしか心奪われて…!? -
運命の歯車が動き出――12年ぶりの再会から始まる恋。
父の死によって、ルーシーは長年住み慣れた領主館を離れようとしていた。館を維持する財力はなく、今後、継母と弟妹の面倒も彼女がみなければならない。領主館は、いとこのソールが相続することになっていた。実はルーシーは、12年前に彼に会ったことがある。子供ゆえの幼さで意地悪をしてしまい、それをずっと後悔していた。再会した彼は美しい男性となっていて彼女の心を揺さぶったが、ふたりの間のしこりは消えておらず、彼の冷たさはルーシーを苦しめて…。 -
傲慢な男。金で私のことも買えると思ってるなんて!
「お金で女を買うのが好きなのね」ブルックは初対面の彼の言葉に唖然とした。唯一の肉親だった伯父亡きあと、天涯孤独となった彼女は維持できなくなった先祖代々の由緒ある屋敷を手放すことになったのだが、新しく屋敷のオーナーとなった企業経営者のアラン・ヘンダーソンは、あろうことかブルックに「僕にはきみに大きなプレゼントをする財力がある」と声をかけてきたのだ。つまり彼は、屋敷を買ったようにブルックのことも金で買えると信じていて…? -
無抵抗なまま貪られた唇。彼の欲望のはけ口にされて…。
亡き夫の従兄マーカス。初めて会ったときから、ポリーは夫と違う彼の圧倒的な男らしさに惹かれた。けれど、想いはひたすら胸の裡に隠してきた。でもある時、娘がマーカスに似合いの女性を紹介すると言い出した。彼がほかの女性と寄りそう姿なんて見たくない。苦しさのあまりポリーは別の男性の誘いを受けるが、間の悪いことにホテルで彼とかちあってしまう。「君は男の誘いを受けるのか――」なぜか激怒され、無抵抗なままポリーは彼に唇を貪られた――。 -
短気で動物嫌いな男がくれた時間は、三週間という短いものだった。■ジョージアは子供のころから獣医になりたかった。努力の結果、ついに夢がかなって動物病院で働いている。恋人がいなくても毎日は充実していた。ある日、彼女が担当した犬のトレーニング・クラスに、いたずら好きで有名なセッターのベンがやってきた。ベンのせいでその日のトレーニングはさんざんな結果に終わる。「きみにはプロとしての資格があるのか?」ベンを連れてきた男性はあからさまにジョージアを批判したうえに、彼女の上司にまで余計な告げ口をした。このままでは病院をやめさせられてしまうかもしれない。プライドを傷つけられ、怒りに燃えたジョージアは、自分の能力を証明しようと立ち上がった。
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互いのための契約結婚だったのに、彼は魅力的すぎて!?
ロージーは窮地に陥っていた。祖父の遺言によって、結婚しないと彼女が住む由緒ある屋敷が貪欲な親戚の男の手に落ちてしまうのだ。そこで弁護士は、遺言のための契約結婚を強く勧め、相手として彼女の幼なじみのガードの名前を挙げた。気が進まないロージーだったが、祖父が愛した屋敷を救う手段はそれしかなく、屋敷に興味を示していたガードも提案に応じた。傲慢で意地悪なガードは理想にほど遠いのに、その魅力に心揺さぶられてしまう…。彼の狙いはこの屋敷なのに。 -
派遣看護師のメグは患者のつき添いのためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子であるスペイン人公爵のクリスティアンと知り合った。貴族然として尊大な彼に反感を抱くメグだったが、数日後、公爵邸に招待されたとき、彼とふたりきりでエレベーターに閉じこめられてしまう。さらに驚くことに、突然唇を奪われて……。
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ゴージャスすぎるベビーシッター。彼は危険よ!
孤児院育ちのケイトは人を愛することを恐れている。そのせいで恋愛より仕事を常に優先させてきた。そんな彼女に、ある日悲しい知らせが届く。同じ孤児院育ちの親友が亡くなり、小さな赤ちゃんが残されたというのだ。ケイトは迷わずその子をひき取ったが、仕事との両立は困難で、見かねた知人がシッターを薦めてきた。リック・エヴァンス? まさか男性だなんて。ケイトは知るよしもなかった。シッターにしてはゴージャスな彼の驚くべき正体と、その本当の目的を。
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