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『女性向け、ニューメディアプレス、不破希海、401円~500円(ライトノベル、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • バイト生活をしていた有希也は、偶然バーで出会った青年の岡野と意気投合し、その日のうちに身体を繋げた。そのまま、大手商社で働いている岡野の暮らすマンションへと転がり込み、まるでペットのように毎日を過ごす有希也。しかし彼には自分でも気づいていない秘密があった。六年前に姉とその婚約者が交通事故に遭っていたが、有希也の記憶には残っていない。自分で自分がわからなくなり始める有希也と、彼の支えになり真摯に愛する岡野との愛欲の日々。エロティック・ミステリー。
  • ――14世紀、フランス王国。さすらいの剣士・ヴァンサンは、オルレアンの宿屋でこれからパリ大学神学部の学生となるというルイ・アントワーヌ・ダンジューに出会う。人間味を感じさせぬ冷たい美貌やラテン語の素養に加えて、身分の高さを窺わせるその少年に興味を惹かれるヴァンサンであったが、秘密の任務のために彼の愛馬を勝手に借りてパリへと急ぐことに。いち早くフランスの首都であるパリに到着した彼は、三人の青年騎士と合流した。彼らが目論むのは、フランス王・フィリップ四世に異端と迫害され、市中の牢獄に囚われているテンプル騎士団の幹部たちの救出――美貌の神学生との恋と、大いなる使命との間で揺れ動くヴァンサンの運命の行方や如何に?
  • 六年間、片想いをしていた相手が、綺麗な女性と結婚した。披露宴から帰ってきた鴫野ささめは、マンションの前で大学時代の後輩、東雲日向と二年振りに再会する。同棲中だった彼女に振られて追い出され、行くあてがないと言う日向。寒空の下に後輩を放り出すのも忍びなく、なによりひとりで失恋の痛みを抱えることがつらくて、ささめは日向を居候させることに。優しく明るい日向に、ささめは徐々に失恋の傷を癒されていくのを感じる。しかし、彼にとってそれは受け入れがたいことだった。初めての恋に破れてしまった痛みも、まだ彼のことが好きだということも、永遠に忘れたりしない。忘れることに罪悪感さえ覚える――そんなことが永遠に続くと、ささめは思っていたのだ。自身の感情の変化に戸惑うささめに、日向は「先輩のことがずっと好きでした」と告白してきて……。一途で料理上手な後輩わんこ×失恋したての甘党美人の、雪降る夜の恋物語。
  • うだるほどに暑い夏、穂積はユウと名乗る幽霊に憑かれてしまう。すぐに霊媒師に頼み、しかるべき処置を施してもらおうと提案するが、ユウは断固拒否。あげく、穂積のことが好きだと言い出す。一刻も早く、顔立ちと発散している冷気以外にとりえがない幽霊をはらおうとする穂積。しかし塩もお守りも神社も効かないユウは、べったりと貼りついて離れない。どうして穂積が好きなのか、未練はなんなのか、そもそもどこまで記憶があるかなど、一切を明かさないユウの真意とは。そして、「僕に犯されてると思いながら、イってね」と自慰行為の手伝いまで始めたユウに、穂積は――。美形(セクハラ)幽霊×恋愛に消極的な新社会人の恋は実るのか?
  • 13世紀の西ヨーロッパ。リアンはトリフォレスト家の姫。優しい両親と兄に見守られながら、平和に暮らしている。ある日、領内で兄とともに馬に乗っていたら、吟遊詩人の服装をした若者が倒れていた。そばには竪琴が投げ出されている。「山賊に襲われたのかもしれない」兄の言葉にリアンは心から同情し、館へ連れて行くように頼み込んだ。夜が更けてから、リアンは若者の部屋へ食べ物を持って行った。「助けてくださってありがとうございます」若者はディーンと名乗り、竪琴が無事だったことに感謝した。しかし、朝になるとディーンの姿は消えていた。まるで夕べのことなど嘘のように。それを知って、兄はリアンを叱りつけた。「ウェールズ大公の差し金だったかもしれない。我が領地も狙われているのだ」と。ディーンの優しげな風貌に、リアンは「まさか」と信じられずにいた。※ この物語は史実を参考にしたフィクションです。

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