『ゲーム、集英社、1円~、0~10冊(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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人生のどこかの瞬間と響き合う、個人的なゲームたち――
異能のアニメーション作家による唯一無二のエッセイ集。
戦火のウクライナ発の奇怪な経営シミュレーション、セラピストと絵文字だけで会話するゲーム、認知症患者となりその混乱や不安を体験……
「数多くの個人的なゲームたちと確かに交流したのだという幸福な錯覚は、自分と世界との距離を見つめ直そうとする私に流れる孤独な時間を、今も静かに支え続けてくれている」(本文より)
【目次】
▼はじめに
▼まるでボトルレターのように
▼オーダーメイドゲーム作家
▼祖母を見舞う
▼アルツハイマー病患者の苦悩と孤独
▼トイレットシミュレーターの世界
▼自家製マリオワールド
▼常識はずれのゲーム達2021
▼語られたがった布団の中の物語
▼戦火の中でリリースされたゲーム
▼誤解の中で呼吸するヒロイン
▼老後も遊べるゲーム
▼本から広がる言葉の宇宙
▼誰とでも共作できる美術館
▼暗い橋の上から
▼人間臭いゲームたち
▼正解の無い会話
▼めくるめく無慈悲な肯定
▼終わらせなければ、終わらない -
【ゲーム批評で読む現代社会】
コロナ禍の「おうち時間」によって急速な成長を遂げたゲーム産業。
米大統領選のキャンペーンに「どうぶつの森」が用いられたり、オリンピックの開会式にゲーム音楽が使用されるなど、その影響力は現実の社会にも及んでいる。
そうした状況を反映するかのように、世界中で支持されているゲームは、さまざまな問題の解決策を示している。
本書では大人気ゲームの読解を通して、陰謀論、分断、叛乱、新自由主義、家族といった重要なテーマを考え、理想的な社会のあり方を提示する。
【おもな内容】
第一章 ポストトゥルースと陰謀論
1 分断された人類――『デウスエクスマンカインド・ディバイデッド』
2 差別を経験するシミュレータ――『ウィッチャー3 ワイルドハント』
3 情報操作に対抗する個の覚醒――『ペルソナ5』
第二章 分断を超えるために
1 対話と理解の重要性――『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』
2 人々を「つなぐ」必要性の体感――『DEATH STRANDING』
第三章 革命と叛乱のジレンマ
1 暴力的な叛乱か、芸術的な抵抗か――『Detroit:Become Human』
2 テクノロジーによる管理からの解放は可能か――『The Stanley Parable』
3 いかにして反抗を正しく導くか――『ライフイズストレンジ』
第四章 新自由主義の終わり
1 「他者化」「非人間化」に抵抗するために――『The Last of Us Part II』
2 「選択と集中」の痛みを描く――『イースVIII Lacrimosa of DANA』
3 原暴力への贖罪と、宗教的実存への移行――『レッド・デッド・リデンプションII』
第五章 家族と生命の神話
1 レトロトピアの誘惑――『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』
2 自然や故郷を破壊するエネルギー産業とどう対峙すべきか
――『ファイナルファンタジーVII』『ファイナルファンタジーVII リメイク』
3 思いどおりにならない存在と共存する訓練――『ゴッド・オブ・ウォー』
4 世界を愛する気持ちを――『Horizon Zero Dawn』 -
ゲーム『サモンナイト1~4』と最新作『5』の間にある、約300年間の空白を埋める物語! 『サモンナイト』シリーズ歴代主人公総登場! 小説オリジナル主人公・ミコトが異世界リィンバウムの謎に迫る!
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食いしんぼうの「はむすたー」や、怖がりの「ねずみ」などゆかいな仲間たちがのんびり暮らしているげっし~ずの森に、ある日、謎の妖精(?)があらわれました! 気配はあるけど、誰も姿をみたことがありません。おばけ? 妖精? みんなでその正体を探しに冒険の旅へ!
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ゲームの映像は無数のドット(点)の集まりで構成されている。木も、水も、土も、火も。ヒトも、モンスターも、野山も、都市も。それらを描くのはドット絵師、またはグラフィックデザイナーと呼ばれる人たちだ。彼らの打つドットひとつひとつが、ゲームの喜びと感動を生み出す。『ゲーム ドット絵の匠』とは、ゲームの歴史に名を残すピクセルアートのプロフェッショナルたちへのインタビュー集である――。(著者:とみさわ昭仁)
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