『ビジネス、平山賢一、101円~400円(実用)』の電子書籍一覧
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日本の7-9月期国内総生産(GDP)は2期連続でマイナス成長の可能性が高まり、物価上昇率も低迷しています。経済減速が著しい中国はおろか、利上げを視野に入れている米国も物価上昇率は伸び悩んでいます。世界的な金融緩和でも上がらない物価は経済の変調を示しているのではないか。問題の本質はどこにあるのか。
本書は、週刊エコノミスト2015年9月1日号で掲載した特集「本当は怖い物価大停滞・ディスインフレ」の記事を電子書籍にしたものです。
目 次:
はじめに
・世界で定着する低インフレ 構造問題を抱える日米欧中
・データで見る世界の低インフレ度
・Q&Aで学ぶ低インフレの基礎知識
・インタビュー 世界の低インフレの意味
岩田一政に聞く 実質金利マイナスのおかしさ
吉川洋に聞く デフレと実体経済は別
・世界経済はどうなる?
資源価格下落は供給過多
通貨安競争でバブルへ
・米国 労働市場の緩みで上がらない賃金
・世界のエコノミストは何を議論しているのか?
・歴史は何を教えてくれる?
・東大日次物価指数が示す日本の物価
・CPI改定と日銀の思惑
・労働力不足と技術革新 パワーアシストスーツで非製造業の生産性向上
・パワーアシストスーツ体験ルポ 建設現場の労働環境を改善 -
政府は経済財政運営の指針「骨太の方針2015」を6月末にまとめた。経済生成と財政改革の両立を図る内容に死角はないのか。18年度に「PB赤字の対名目GDP比1%」という新たな中間目標は達成できるのか。
本書は週刊エコノミスト2015年6月30日号で掲載された特集「今そこにある財政危機」の記事を電子書籍にしたものです。
目 次
・はじめに
・上げ潮路線の死角
・直撃インタビュー 甘利明・経済再生担当相
・政府の「高望み」実質2%成長前提の壁
・「異次元緩和」の限界 日銀の“2%原理主義”の修正で債券市場は動揺
・“不感症”のワナ ドイツ金利急騰で肝を冷やす
・とことん分かる 財政と金利の基礎知識Q&A
・「死んでいない」債券市場 異次元緩和下で高い変動率
・インタビュー 高橋洋一・嘉悦大学教授
・インタビュー 池尾和人・慶応大学教授
・日本国債格下げが引き起こす欧州発金融ショックのリスク
・「補正予算」の死角 税の増収上回るバラマキ歳出抑制が必要
・消費増税先送り 社会保険料の負担増で「影の増税」進行
・財政危機の末路 円安・インフレへの備え必要 -
異常とも言える低金利に世界各国が陥っている。マイナス金利つまり借りたお金より少ない返済でいい状態に突入した国もある。なぜこのような状態になったのか、徹底的に解き明かす。
まずは日銀・ECB・FRBの金融政策の動きを見るニュース編、金利が分かれば経済が分かる学習編、過去の歴史が示す国債盲信の危険を学ぶ歴史編、そして預金・社債・株式・投信、何を選ぶか実用編の4編です。
本書は週刊エコノミスト2015年3月3日号で掲載された特集「とことん分かる低金利」の記事を電子書籍にしたものです。
目次
とことん分かる低金利
・前代未聞の世界的低金利 バブルの芽育てる恐れ
Part1 ニュース編
・世界で広がる「マイナス金利」 資金は米国へ向かう
・日銀 7月にも追加緩和 成長率低迷で低金利長引く
・ECB 量的緩和に突入 金利低下とユーロ安進む
・FRB 6月に利上げ開始か 日欧と逆向きがリスク
Part2 学習編
・Q&A 知っておきたい金利の基礎知識
Part3 歴史編
・歴史が示す国債妄信の危険 2%割れで上昇に転じた金利
・インタビュー 富田俊基・中央大学教授
Part4 実用編
・預金・社債・株式・投信…何を選ぶか 住宅ローンの賢い組み方・返し方 -
日米欧がそろって歴史的な低金利状態にある。中央銀行からあふれるマネーが国債市場に向かっているためだ。さらに行き場を失ったマネーは、規制対象外のファンドを通じて、ハイリスク商品にも流入し始めている。世界マネー異変の最前線を追った。
本書は週刊エコノミスト2015年2月10日号で掲載された特集「世界金融不安」の記事を電子書籍にしたものです。
世界金融不安
・行き場を失い溢れるマネーが国際金融市場を不安定にする
・オイルマネー異変 原油下落がマネー逆流のリスクを高める
・コモディティー市場 投資銀行撤退でオーバーシュート
・FRB政策を読む 世界が注視する利上げの時期
・アンケート どう動くFRB・日銀・ECB
米景気は3%台半ばに加速 日銀の追加緩和は賃金次第
日銀は追加緩和見送り 金融抑圧は続くが国債購入減額も
米の利上げは2%程度まで 日銀は年前半の動きが勝負
・異常な日本国債 「出口」に関心が移った時に国債バブル崩壊
・バブル化する中国株 利下げ後に急騰する株式市場
・バーゼル3の問題点 規制強化がシャドーバンクを肥大化
・不動産マネー 過熱する各国REIT市場 緩和マネーが流れ込む
・揺れる通貨制度 通貨システムの持続性に疑問符
・ビットコイン人気の理由 主要通貨への不信と統制からの逃避 -
黒田異次元緩和が目指す2%のインフレ目標。国民経済を明るくするはずの政策だったが、円安による輸入物価の上昇、人手不足に消費増税が加わり、消費も実質賃金も一向に上昇しない。日本人の知らない人工インフレは本当に日本を再生させるのか--。本書は、週刊エコノミスト9月16日号の特集「円安インフレが来る」をまとめたものです。
主な内容は以下のとおり
第1部 不都合な現実
・円安、増税、減収 三重苦インフレの始まり
・円安「負の効果」・輸出が増えにくく国民の負担が増えやすい
・プロが見通すドル・円相場予想
・中低所得層に大打撃! 本当は怖い「2%インフレ」の正体
・インタビュー 浜田宏一 内閣官房参与(米エール大学名誉教授)
・原油高ショック 秘策はガソリン課税の停止
・実質賃金はマイナス 家計の「体感インフレ率」は4%超の現実
・金融緩和も財政政策も弊害に 「アベノミクス」の四つの誤算
第2部 歴史に学ぶインフレ
・Q&Aで分かる!インフレの歴史と正体
・インフレで債務を圧縮した英国の歴史から学ぶもの
・昭和恐慌の歴史 高橋財政の失敗に学べ
・賃上げの歴史 インフレが作った賃金体系とベア -
リーマン・ショック後、日米欧の果敢な金融緩和や財政出動によって、世界経済は壊滅的な状況になるのを回避しました。しかし今後、金融緩和の縮小段階に入っていくなかで、各国の経済や市場に大きな影響を及ぼすことが予想されます。ただし、何が起きるのか、それがどれぐらいのマグニチュードで起きるのかは、誰にも正確な予測はできません。
同様に、中国の台頭で世界の覇権構造はどう変わるのか、動力革命・インターネット革命に続くイノベーションは何か----といったことは、誰もが最も知りたいところでありますが、予測も困難です。ただし、現在の世界は、過去の歴史の積み重ねでつくられています。世界経済のさまざまな歴史を知ることは、今の時代を読み解くカギになるでしょう。
本書は、「中国は経済発展を持続できるか」とか「シェール革命で何が変わる」など、現代人がいま気になっていることを、過去の類似の事象などと比較して考えてみました。社会制度や科学技術も異なる時代の事象との安易な比較は慎むべきとしても、思わぬ示唆が得られるはずです。
本書の主な内容は以下のとおりです。
Part1 歴史で今を読み解く
疑問1 米国の金融政策はなぜ市場を乱す?
疑問2 中国の「影の銀行」は破綻する?
疑問3 アルゼンチン危機はなぜ頻発?
…他
Part2 これが世界史を変えた
砂糖と紅茶
気候変動
麻 薬
…他
Part3第一次世界大戦から100年
(1)「デモクラシー」と「ナショナリズム」
(2)『八月の砲声』
(3)孤立したドイツ
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