『ビジネス、幻冬舎メディアコンサルティング、1年以内(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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塩漬け株に10倍の価格がつくとは本当か!?
非上場株式の株価算定方法とその仕組み、換金化における最大のメリットとは
「買い手が見つからない」「見つかっても買い叩かれる」そのほか相続税の問題など、非上場株式を換金できずに困っている人が多くいます。
税務署がはじき出す非上場株式の資産価値は、独自の計算式によって決まるため、ときには資産価値をかなり大きく上回ることも――。
「売りたくても売れない、でも納税は待ったなし」
この状況、いったいどうすればいいのでしょうか?
本書では、そんな少数株主に向けて、これまで世に出ていなかった株式買取相談センター独自の非上場株式を現金化する方法を一挙公開。
その仕組みとカラクリについて、実例を基に分かりやすくまとめました。この方法を駆使すれば、ほとんどの非上場株式を現金化することが可能に。
しかも株式を発行した会社の買取提示価格の10 倍以上に化けることも珍しくありません。
知識がないまま非上場株式を所有していると、人生において予期せぬ危機(多額の税金負担等)に陥ることがあるかもしれません。
あなたの財産、そしてこれからの生活を守るために、必読の一冊です!
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第1章 非上場株式が宝の持ち腐れになっている!?
第2章 その非上場株式、放置すると納税額が跳ね上がる可能性も
第3章 非上場株式を換金する方法とその仕組み
第4章 非上場会社の株式換金におけるメリットと注意点
第5章 非上場会社の株式換金~事例集~ -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
インスタ副業で月30万円稼ぐ——
国内最大級のインスタ副業スクールを運営する著者が、誰でも稼げる実践的インスタ活用術を解説!
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副業を始めてみたいけれど、何がいちばん良いのか分からない——。
多くの人が副業を考える理由としては「自由に使えるお金を増やしたい」「生活に余裕がほしい」といったものが挙げられます。しかし実際に副業を始めようと思っても、どんな仕事を選べばいいのか、何から始めたらいいのか分からず結局始めずじまいの方も多いと思います。
そんななか初心者でも取り組みやすいのが、Instagramを活用した副業です。著者はインスタ副業で業界最大の生徒数を誇るスクールを運営し、過去にはレシピのアカウントで3カ月目に月10万円の収入を達成した人や、ヘアアレンジのアカウントで4カ月目に50万円を得た人など、さまざまなジャンルで本業以上に稼ぐインスタグラマーを多数輩出しました。インスタ副業は簡単で始めやすく、毎日短時間で取り組めるローリスクな点に魅力があると著者は言います。
本書では、Instagramを使った副業で成功するための具体的な手法を、著者の豊富な経験と実績に基づいて解説しています。フォロワーの信頼獲得方法から収益化につなげるコツまで、Instagramを活用した副業に必要な知識が詰まった一冊です。 -
1,672円(税込)レーベル: ――出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング企業の経営者や役員に贈る、セールスイネーブルメントを徹底的に解説した一冊。
セールスイネーブルメントは、日本ではトレーニングやスキルアップの手段としてよく認識されていますが、この本を通じて知識のギャップが少しでも埋まり、セールスイネーブルメントの概念が日本でより広く理解されることを願っています。それにより、日本の営業生産性が向上し、商談が増え、優れた製品やサービスが市場に広がることで、日本経済に大きな影響を与えることができると思います。多くの方にこの本を読んでいただければ嬉しいです。
(本文より)
〈推薦の声続々!〉
当社でも取り組んでいる、セールスイネーブルメントがシステム思考で紐解かれている必読書です。
――NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
専務執行役員 古江忠博
営業変革したいけど、なかなか進まない多くの現場。
属人化されやすい営業現場をセールス・イネーブルメントでいかにシステマティックに変革するか。セールス・イネーブルメントの構造を網羅的に理解できる、変革推進者必見の一冊です。
――NTTコミュニケーションズ株式会社
OPEN HUB for Smart World Director / Senior Catalyst
徳田泰幸
日本はまだまだ属人的な営業が主流。
それが体系的に言語化されたセールスイネーブルメントの決定版だ!
――富士通株式会社
CRO室Deals Creation, VP, Head of Deals Creation
友廣 啓爾 -
社会へ利益を還元し、
地域の基幹産業となる——
社会福祉法人の理事長が語る
万年赤字を脱却するための正しい経営とは
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社会福祉法人は、障がい者、高齢者、生活困窮者などに向けた福祉サービスを提供し、地域の安心・安全な生活を支える重要な存在です。人々が快適な生活を送るうえで欠かすことのできない地域の基盤ではあるものの、2021年度の福祉医療機構の調べによると、全国の社会福祉法人の約3割が赤字経営を続けています。
著者は、障がい児・障がい者並びに高齢者向けなどの25の施設を経営しています。そのなかで、多くの社会福祉法人の赤字経営の背景には「奉仕の精神」を建前にして、従業員の待遇を無視した利用者ファーストな働き方にあると考えるようになりました。こうした自己犠牲に頼る経営では、従業員の離職が相次ぎ、サービスの質が低下する悪循環に陥ってしまいます。
また、赤字であっても国や地方公共団体からの補助金に頼ることで経営自体が成り立つことも多くあります。加えて、放漫経営によるずさんな施設管理も重なることで、ますます経営は悪化してしまうのです。
著者はこうした状況を打開するために、ヒト・モノ・カネという3つのポイントを重視した改革を実行しました。まず、待遇の改善によって従業員が働きやすい環境づくりに励み、さらに施設の拡充や、徹底的なコスト管理に努めた結果、黒字化を実現しています。
本書では、多くの社会福祉法人が赤字経営に苦しむなかで、黒字経営にこだわり、事業拡大と地域への再投資を続ける著者の取り組みをまとめています。赤字経営を脱却したいと考える社会福祉法人の経営者にとって必読の一冊です。 -
観光地のシンボル的存在である俥夫の知られざる仕事の裏側を公開!
一生忘れられない体験を届ける――。
観光人力車事業のトップ企業の代表が語る俥夫のやりがいと働くことの価値とは
近年、観光地で人力車を見かけることが増えてきました。本書はその人力車を引く「俥夫」の仕事にスポットを当て、特別な観光ガイドとしての仕事の魅力とやりがいについて書かれたものです。
著者は、1992年に観光人力車の会社を起こし、現在では全国11の観光地に300台近い人力車を展開している、業界トップの実績をもつ経営者です。
それまでの人力車は「観光地での珍しい乗り物」でしかありませんでしたが、著者は俥夫のおもてなしの心とその土地の知識を活かしたガイドで、独自の観光人力車事業に発展させました。
そんな実績をもつ著者は、人を喜ばせることを通して自分も幸せになることができる俥夫という仕事を、やりがいにあふれたものだと考えています。デジタル化が進み、仮想体験がリアルな体験に取って代わろうとしている今、汗をかいて人をもてなす俥夫の仕事は、日本が誇るおもてなしを体現するものであり、世界に誇れる仕事の一つなのです。
本書は、著者の観光人力車事業を通して、俥夫という仕事の価値や魅力をひもとく一冊となっています。 -
医療の主役は患者である
命を尊び患者にとって最適な医療を実現する——
中部国際医療センターの理事長が説く、
医療人が取り組むべき「命の差」の解消
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医療は誰のためのものなのか。
「医師のための医療」になってしまってはいないか。
本書は、医療の使命に向き合い地方都市の中核病院でさまざまな改革に取り組んできた医師による、日本の医療従事者に向けた提言書です。著者がこれまでに取り組んできた地方での医療改革の軌跡を紹介しながら、医療人としてあるべき姿を説いています。
日本には国民皆保険制度をはじめとした優れた制度があり、「誰もが分け隔てなく優れた医療の恩恵を受けることができる」とされています。しかし著者は、病院や医師の都市部への集中をはじめとした医療資源の地域格差は依然として解消されておらず、患者が診療を受ける機会の平等を奪っているといいます。
医療は患者を救うためのものであり、医療者側の都合で患者を選別し命に差をつけることがあってはならない——。
すべての医療人は自らが「医療者ファースト」に陥ってはいないか見つめ直し、本来あるべき「患者ファースト」に立ち返るべきだというのが本書の主題です。
現在、岐阜県で6つの医療・福祉施設を運営している著者が、自らの医療者としての姿勢に疑問のまなざしを向けたきっかけは自身ががんを患い入院した経験にありました。
今から約40年前、脳神経外科部長として手腕を振るっていた著者は肝臓がんを患い、余命4カ月と宣告され入院を余儀なくされることとなりました。そこでの入院生活で、医師や看護師への遠慮からナースコールが押せなかったり、診断結果に意見が述べられなかったりという経験をしたのです。結果としてこの診断は誤りであったのですが、この入院生活を通して患者がいかに弱い立場であるかを身をもって思い知りました。
医療を提供する側と、提供してもらう側の立場の差を嫌というほど実感し、自身も無意識のうちに医療者が上で患者は下と考える横暴な医師であったのではないかと気づかされたといいます。
この経験から著者は医療者のあるべき姿に真摯に向き合うことを改めて誓い、その決意を行動に移してきました。その後20年余りの間に複数の病院を設立し、地方であっても患者が望む最適な医療を受けられるようにと最新鋭の機器導入や救急体制の整備を行いました。さらに社会福祉法人も設立し、医療と福祉の融合等に取り組んでいます。
医療格差なき日本になるために——超高齢社会で一人でも多くの人が健康に安心して暮らせるための医療を目指す医療人にとって、道しるべとなる一冊です。 -
町の中華屋から一大チェーンへ
唯一無二のポジションを築く大阪王将の「超える」経営とは
外食と冷凍食品の両輪を活かしたビジネスモデルでヒット商品を創出し続ける「大阪王将」二代目社長が、地域や事業領域の枠にとらわれない拡大戦略を徹底解説!
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「大阪王将」の始まりは、裏通りにできたわずか5坪の店舗をもつ町の中華屋でした。それから半世紀、世界に450店舗以上を展開するまでに成長し、餃子店のほかにラーメン専門店やベーカリーカフェなど新しい業態開発にもチャレンジを続けてきました。さらには食品事業にも参入し、冷凍餃子販売など多方面に進出しています。大阪王将の二代目社長である著者は、この多事業展開をはじめとしたさまざまな改革があったからこそ、多くの外食企業が窮地に陥ったリーマンショックやコロナ禍、原材料高など幾多の困難も乗り越えることができたのだといいます。
本書のタイトルにもある「超える」というキーワードは、大阪王将の拡大戦略の中核をなすものです。
1店舗だけの町の中華屋からスタートし、地域を「超えて」チェーンを広げてきました。さらに外食業界を「超えて」食品業界に参入し、外食と冷凍食品という“両輪事業”に基づく「食のライフプランニングカンパニー」としての基盤を固めてきたのです。試練に直面するたびに、羽根つき餃子など数々の既成概念を「超える」ヒット商品を連発し、コロナ禍の逆境では組織改革を断行して未曽有の危機を「超え」ました。さらにブランディングを進める過程では、従来のブランド戦略に加えてインターナルブランディングを徹底し、過去の自分たち自身をも「超えた」のだといいます。
常に「超え」続けることを追求するしなやかな戦い方こそが大阪王将の真髄であり、それがあってこそ企業は成長、拡大できるというのが著者の考えです。
本書は、困難にあっても前を向いてひたすら貫いてきた大阪王将の「超える」戦略展開を詳しく紹介するものです。
経営者や管理職、起業を目指している人たちにとって、企業を成長させるためのヒントになる一冊です。 -
クリニック淘汰の時代、地域医療を担う開業医の使命とは
開業から17年で7つのクリニックを展開
香川県高松市の巨大医療グループに見る
地域の患者に選ばれるクリニックをつくるための経営戦略
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都市部と地方の医療格差は深刻の度合いを増しています。
地方において地域の医療を支えるクリニックにとって、高齢化や人口減少などの影響で年々経営環境が厳しくなるなか、医療と経営を両立していくことは容易ではありません。
著者がクリニックを営む香川県の高松市も、そうした地方都市のひとつです。著者は大学を卒業後、脳外科医として香川医科大学(現・香川大学)附属病院で勤務していましたが、2007年、43歳のときにこの高松市で小さなクリニックを開業しました。
気軽に足を運んでもらえるクリニックで、地域の人の健康を守りたい——その思いで開業を決意しましたが、高松市は当時からすでに人口減少が始まっており、既存の医療機関と同じようなクリニックを開業しても、患者を取り合う競争に追われることになるのは目に見えていたといいます。
そこで、ほかのクリニックとの差別化を図るため、地域の医療ニーズや既存の医療資源などを徹底的にリサーチすることにしました。すると高松市には脳外科手術をする大きな病院はあるものの、脳梗塞など重篤な脳疾患の兆候をつかむことができる脳の検査に特化したクリニックがないということが分かったのです。
脳血管疾患は日本人の死因の4位となっており、重大な脳疾患を発症してからでは大掛かりな手術や治療が必要となります。高齢化が進み多くの人が健康寿命への関心を高めるなか、無症状でも軽度の脳疾患を検査で見つけだし、早期治療に導くクリニックに必ずニーズがある——そう考え、MRIなど最先端の設備を備え、検査を専門とした脳外科クリニックを開業したのです。すると、開業当初から予想以上の反響があり、好スタートを切ることができたといいます。ニーズがあるという見込みは間違っていなかったのです。
また、患者が通いやすい場所に開業したこと、最新設備や専門医としての知見が信頼の獲得につながったことなど、さまざまな要因がかみ合い、クリニックは地域の人々に受け入れられ、患者は順調に増えていきました。
その後も著者はマーケティングの視点を重視したクリニック経営を行い、地域のニーズを的確に把握して迅速に応えてきました。選ばれるクリニックとなるための施策を次々に打ち出す一方で、エリア戦略として分院展開や脳外科以外のクリニックを開業して拠点を増やし、それぞれの強みを生かす医療ネットワークを構築していきました。そのうえで介護・福祉を含めた多職種連携を進め、地域医療の中核を担う医療グループとなることを目指して成長を続けてきたのです。
本書では、著者の17年間におよぶクリニック経営を振り返りながら、マーケティングやエリア展開、デジタル化による業務の効率化など、地方都市のクリニックが安定した経営を成り立たせるポイントについて解説しています。
地方都市の医療従事者、病院経営者にとって、クリニックの運営の悩みから脱却し、医療と経営を両立させるためのヒントとなる一冊です。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
人を呼び込み、感動を生み出し、地域を活性化させる
デジタル技術によって建物などに映像を投映する空間演出「プロジェクションマッピング」。
各自治体の抱える問題に合わせて企画・広告・効果測定までをトータルでプロデュースしてきた著者が、地域活性化の成功事例をもとに準備から成果までを詳しく解説。
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地域に観光客を呼び込み地方創生につなげたい、地域の観光スポットをより多くの人にも知ってもらい知名度を向上させたい——近年、こうした目的を達成するためにプロジェクションマッピングを実施する地方自治体が増えています。
プロジェクションマッピングとは、プロジェクターを用いて建物やオブジェなどの立体物の形状に沿って映像を投影し、さまざまな視覚効果を与える技術、あるいはその技術を用いたイベント・パフォーマンスのことを指します。地域の歴史的建造物や文化財に映像を投影することで、光のアートによる幻想的な空間を創り出すことができます。目の前で繰り広げられる迫力ある映像がもたらす感動は、その場所に足を運んでこそ体感できる醍醐味であり、多くの集客が見込めます。
また、プロジェクションマッピングを見た興奮や感動を共有しようと多くの人がSNSで動画や写真を拡散するため、海外を含め来場者以外にも情報が拡散され話題になるという面でも効果的です。さらにプロジェクションマッピングは暗い環境が必須で屋外の場合は夜間に実施されるため、周辺での飲食や宿泊などナイトタイムエコノミー(夜間の経済活動)の振興という経済波及効果を狙うこともできます。
著者は、プロジェクションマッピングをはじめとするデジタル技術を活用した地方創生イベントのプロデュース・総合演出を手がける会社を営み、城や寺など地域の伝統的建築物、文化観光資源、文化財に登録されている古民家や料亭、美術館・博物館といったさまざまな場所を活用したデジタルアートイベントを開催してきました。
効果的なプロジェクションマッピングを企画するためには、映像コンテンツにその地域ならではの歴史や文化伝統を表現する場面を盛り込み、観光客がその場所に足を運んで映像を見る価値を実感できるイベントとすることが重要だと著者は言います。そして、その考えのもと、何の目的を達成するために行うのかという戦略策定や企画の制作立案からイベント終了後の波及効果測定までをトータルでマネジメントすることで、多くのプロジェクトを成功に導いてきました。
たとえ有名な建造物などがなく、あまり知られていない地域であっても、それぞれの地域の歴史や文化伝統、あるいは自然景観に目を向ければ、必ずその地域にしかできないようなユニークなプロジェクションマッピングは実現できます。地域ならではのすばらしい魅力を織り交ぜた映像コンテンツを制作し、地域のユニークなロケーションを生かしたプロジェクションマッピングを実施することによって、参加した観光客に地域の魅力が伝わるだけでなく、地域住民のシビックプライド(都市に対する市民の誇り)の醸成につながります。
そして、地域の課題やプロジェクションマッピングに期待する効果を丁寧にヒアリングしたうえで企画を立案し、集客力を発揮できるコンセプトメイキングや、戦略的なパブリックリレーションズなど、さまざまな面で戦略的にきめ細かく設計・評価を進めることで、知名度の高い国宝級の文化財がなくても、地域に人を集め地方創生につながるプロジェクションマッピングを行うことができるのです。
本書では、プロジェクションマッピングに関する基礎知識、そしてそれを活用した地域ならではの事例を幅広く紹介します。地域に根ざして地方創生や文化観光のDXに取り組む自治体担当者や地域の文化観光関係者、プロジェクションマッピングに興味のある次世代クリエーターへ向けて、プロジェクションマッピングの可能性を伝え、地域の知名度向上のヒントとなる一冊です。 -
埼玉最強のプロフェッショナルチームが徹底解説!
「事業承継の流れやスケジュールは?」
「後継ぎについての相談は誰にしたらいい?」
「会社の売却を失敗しないためには?」
いつか向き合えばいいと思っていたモヤモヤを、この一冊で一気に解消! -
部下の育成に悩む管理職を救う
“デキる”部下育成メソッド!
心理学・脳科学に基づいて、成長しない部下の改善点を7つのタイプに分けて分析。
それぞれのタイプにあわせた適切な対処法を人材育成のプロが解説!
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集中できない、協力できない、ミスをしても反省しない——。
こうした「デキない」を抱える部下に対して一生懸命指導しているのに、一向に成長しないと悩んでいるマネジメント層の人は少なくありません。管理職1,715人を対象にしたラーニングエージェンシーの「管理職意識調査」(2021年)によれば、管理職の悩みの第1位は「部下の育成」で、約半数の管理職が部下の育成に悩んでいることが明らかになっています。
著者は心理学、脳科学に基づいた人材育成・指導の独自メソッドを確立した、人材育成のプロフェッショナルです。20年以上にわたってさまざまな企業の研修に携わってきた経験から、部下の「デキない」を7つのタイプに分けて分析し効果的に改善していく方法を確立して、数多くの成果を上げてきました。
例えば、部下が「集中できない」という問題を抱えている場合、その部下に対してただ「集中しろ」と言い続けても効果がないことがあります。著者は、部下が仕事に集中できない原因には「仕事の楽しさを感じられていない」あるいは「仕事の意義や価値を理解できていない」といったことがあるため、自分の成長を実感させ仕事に楽しみを見いだせるようにすることが重要だと考えています。そのため「集中できない」部下に対しては、上司が部下の成果や成長を認めて褒めてやることが効果的だといいます。
本書では、部下の「デキない」を「集中できない」のほかに、「スケジュールを守れない」「指示やアドバイスを聞かない」「指示待ちで主体的に動かない」「ほかの社員らと協力しない」「新しいことに挑戦できない」「失敗しても反省しない」の7つに分類し、それぞれ異なる対処をすることによって改善に導くメソッドを紹介しています。またマネジメント層のマインドセットについても触れ、部下の能力を最大限に引き出せる達人になるにはどうすればよいかを解説しています。「デキない」部下を貴重な戦力に変え、部下育成に悩みを抱える人の助けとなる一冊です。 -
世界最北の地で、はじめての日本食レストランを創った男の、ビジネスと病気との格闘の歴史!
シベリア鉄道の西の終着駅であるフィンランド・ポリの街で、世界最北の日本食レストランを開いた著者。
いま多方面で注目されるフィンランドでの生活と、開業までの日々を詳細に紹介する。また、持ち前の発想力を駆使して、独自の体操を編み出し、大病から復活するまでを綴るエッセイ。 -
目的の明確化、課題抽出、ワークフローの細分化……
泥臭い工程を踏んだフローと戦略策定で
DXを成功へと導く!
システムの導入だけではない
効果を最大化するDX実現のポイントを
ICT活用の提案・実行支援のプロフェッショナルが解説
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今やDX(デジタルトランスフォーメーション)は企業経営者にとって最も大きな関心事の一つといっても過言ではありません。2020年の新型コロナウイルス感染症の流行によるテレワークの普及などで急激に広がりを見せたDXは、今後企業が生き残るためのキーポイントといえます。
DXに取り組んでいる企業が急増する一方で、DXで大きな成果を残し、胸を張って「わが社はDXを達成した」といえる企業は決して多くはないと著者は考えています。こうした企業は、何を目標にDXをすべきか、どのような手段でDXを実行すべきか、DXの成果をどう評価すべきかについて明確な方針と基準をもてていないのです。
著者は1990年代のIT黎明期といえる時代から、基幹系開発エンジニアや外資スタートアップ企業の日本法人立ち上げを経験し、ビジネス開発支援や中小企業のIT化推進などに携わってきました。そして2016年に会社を設立し、現在は企業へのITコンサルティングやシステム開発、プラットフォームづくりなどを通じてDXをはじめとする企業の課題解決に取り組んでいます。
DXはICTツールやシステムの導入を指すものではなく、ただ導入するだけでどんな業務もあっという間に改善できるというものではありません。著者は、経営陣やIT担当者の意識改革から、目的の明確化、課題の棚卸し、ワークフローの細分化など、非常に泥臭く緻密な作業を繰り返し、施策が社員に定着して初めてDXが成功したといえるのだと指摘しています。
本書は、著者がこれまでDXに取り組んだ企業の事例をベースに、成功させるために必要な工程やその手法を詳しく解説したものです。業務の効率化、生産性向上を期してDXを検討する経営者、担当者へ向けて、後悔しないDXの手引きとなる一冊です。 -
コトノハに乗せて
愛する人たちへ「想い」を伝える——
闘病中の父へ、天国にいる母へ、大切な友人へ……
式を挙げる一組一組の想いをカタチにした唯一無二の結婚式
“コトノハウェディング”の物語
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結婚式は二人がお世話になった人たちに感謝を伝え、新たな家族となる決意を表明することで、ゲストから祝福を受け取るセレモニーです。「感謝」「決意」「祝福」はどれも、普段なら照れくさくて口に出せない想いかもしれません。その半面、人生の節目という特別な日になら、伝えられる言葉でもあります。
コロナ禍の影響もあり式を挙げることが当たり前ではなくなった今、著者は結婚式をもっと二人の想いを伝えるものにできないかと考えるようになりました。こうした本質的な結婚式の価値に改めて目を向けたことで、著者は式に懸ける二人の想いはさまざまであることを実感していきます。コロナで何度も延期になってもどうしても結婚式を挙げたいという二人、母親が余命2カ月と宣告され急遽タキシードとウェディングドレスを用意した二人、天国にいる母親に幸せになった姿を見せて安心させたいという二人など、それぞれの想いに深く寄り添うことで、「想いを伝える結婚式=コトノハウェディング」を数多くプロデュースしてきました。
コトノハウェディングは、言葉で表現することに限らず、さまざまな方法で想いをカタチにする「コトノハ」を演出に加えた結婚式です。
本書では、新たな門出を迎える二人のさまざまな想いをカタチにしたコトノハウェディングの10の物語をプランナー目線で語っています。これから自分たちらしい結婚式を挙げたいと思っている二人だけでなく、式を挙げようか迷っているカップルにも手に取ってほしい一冊です。 -
フォロワー数だけ増やしても意味がない!
SNSマーケティングの効果を最大化する運用法とは
「SNSマーケティングの効果が出ない——」
SNSの活用に悩む中小企業経営者へ向けて、
創業から5年で250アカウントの支援を手掛けた
SNSマーケティングのプロが解説!
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近年、規模や業種を問わずあらゆる企業がLINEやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNSをマーケティングに活用することが当たり前になりました。
その理由の一つとして、スマートフォンが急速に普及して老若男女を問わず数多くの人がSNSを利用するようになり、メディアとしての価値が高まったことが挙げられます。また、主要なSNSはどれも基本的に無料で手軽にアカウントを作ることができ、広告費を抑えながら自社商品やサービスの発信ができるため多くの企業がSNSをマーケティングに活用しているのです。
SNSマーケティングに特化したコンサルティング会社を経営する著者は、このSNSマーケティングこそ人員や予算が少ない中小企業にとって大きな効果を発揮するマーケティング手法だと断言します。しかし、実際のところ多くの中小企業はSNSの正しい運用ができていません。
SNSマーケティングといえば、一般的にフォロワー数を増やすことが重要だと考えられがちです。しかし著者によるとそれだけではマーケティング効果は低く、投稿後短時間で「いいね」がついたり返信が来たりするような工夫をすることのほうが、効果を高めるうえで重要だといいます。フォロワーの活発な動きがあることで、SNSのアルゴリズムがユーザーへの影響力が高いアカウントであると評価し、より多くの人の目に触れる機会を作り出せるのです。
本書では、SNSマーケティングをすでに始めているけれど結果が出ていない中小企業の経営者に向けて、SNSの仕組みまで掘り下げた効果的な指標の立て方や運用方法などを解説しています。
基本を押さえたうえで売上アップなどの効果につなげられる、実践的な一冊です。 -
買い手が見つからないM&A事業者を救う
業界初の買い手のプラットフォームとは
仲介会社、売り手、買い手
すべてにメリットをもたらす「買いFA」を徹底解説!
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近年、空前のM&Aブームが訪れています。背景には、中堅・中小企業の後継者不在問題があり、M&Aによってその問題を解消しようという動きが活発化しているのです。
しかし、その裏には深刻な問題が潜んでいると著者は言います。
後継者不在による事業承継ニーズは年々高まっていますから、M&A事業者にとって、売り手候補は見つけやすくなってきました。一方、その売り手にマッチする買い手を見つけることがなかなかできず、案件をいくつも抱え込んでしまっているM&A事業者が増えているのです。売り手候補が多数あるものの、その企業がもつ潜在的な価値がすぐに分かる会社ばかりではないため、売り手にふさわしい買い手を見つけるのは困難を極めます。実は、一見すると価値が分かりにくい会社であっても、買い手の経営戦略や事業戦略によっては価値を見いだせるケースもあるのですが、買い手に対しての理解を深め、事業成長の可能性を提案できるM&A事業者は多くないというのです。
これはM&A事業者にとって不幸であるのはもちろんですが、売り手企業にとっても、実際は価値があるにもかかわらず買い手が見つからないのであれば不幸なことです。また買い手企業にとっても、実は事業を成長させるチャンスになるマッチングがいくつも存在するはずなのに、それを見過ごしてしまっていることになります。
この不幸を解消するために著者が推し進めているのが「買いFA」の活用です。
FA(ファイナンシャル・アドバイザー)とは、従来は大手企業のM&Aディールでのみ用いられていたもので、売り手・買い手のどちらか一方とアドバイザリー契約を結んで、依頼者の利益を最大化するために助言や代理交渉を行うアドバイザーです。一方、中堅・中小企業M&Aにおいては「仲介会社」が売り手・買い手の両者と契約を結び、その間に立って売買をとりまとめる方法が一般的でした。しかし、売り手を多く抱えているM&A事業者が増えている現状においては、買い手との交渉を専門に行うFAを活用することがアンバランスを解消するカギになるというのが著者の考えです。
著者は2014年に業界最大手のM&A仲介会社に入社後、一貫して買い手部門で買い手候補企業との交渉にあたってきました。入社から2年半後には全社トップの営業成績を上げMVP表彰を受けています。6年目からは買い手部門の部長となり、部門全体として年間100件程度の成約、売上にして30億円を達成していました。
そんななか、それまでに培った買い手との交渉ノウハウを活かし、従来は大手を対象としていたFA方式を中堅・中小企業M&Aのディール向けに最適化して応用することを考え起業しました。そして中堅・中小企業M&A専門の「買いFA」として、進展しないディールに悩むM&A仲介会社やM&Aアドバイザー、さらには買い手企業を支援する事業をスタートさせたのです。
本書では、著者自身が受けた案件の実例をもとに〝買いFAのリアル〟を紹介します。M&Aに関わる人たちにとって、買いFAへの理解を広げ、悩み解消の一助となる一冊です。 -
“期待を超える感動”で、
リピーターの絶えない人気旅館をつくる
わずか5室の小さな民宿を
部屋数56室の人気旅館に生まれ変わらせた
二代目経営者の経営戦略とは——
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旅館はただ宿泊するためだけの施設ではなく、最高の旅を彩る日本独自の伝統文化の一部として、長くたくさんの人たちに親しまれてきました。
しかし、近年では外資系の高級ホテルや全国均一のサービスを提供するチェーン系のホテルなどに埋もれ、旅館は衰退の一途をたどっています。1980年代には8万軒を超えていた旅館の数は、2016年には4万軒を切り半分以下にまで減りました。
著者は、旅館衰退の原因は高度経済成長期に団体客に依存し、個人客をないがしろにしてしまったことにあるといいます。食事の部屋出しをやめて宴会場での提供に変更したり、客室係(仲居)をなくしたりするなど効率化だけを追い求め、接客や料理、設備、サービスは画一化されていきました。旅館らしさのない旅館はただの宿泊施設であり、ブランド化された外資系高級ホテルや価格の安いチェーン系ホテルと戦っても勝ち目はない——日本独自の旅館文化を支えるおもてなしの精神を失ってしまったことこそが、旅館業界衰退の原因だというのが著者の考えです。
著者が経営する伊豆・稲取の温泉旅館「食べるお宿浜の湯」は、もともとわずか5室の小さな民宿でしたが、創業以来改築や増築を重ね、旅館の平均部屋数が約18室といわれているなか、56室という規模にまで拡大してきました。常に多くの宿泊客を迎え、日本でも有数の高いリピート率と客室稼働率を誇る旅館としての地位を築いています。
業界全体が苦戦しているにもかかわらず、規模を拡大し満室を維持できている理由は、従業員全員が本物のおもてなしとは何かを追求し、「変わらない感動」と「新たな感動」を提供し続けてきたことにあると著者は主張します。変わらない感動とは、最高の接客でお客様をお迎えし、いつ訪れてもすばらしい接客が受けられるという安心感を得てもらうことです。浜の湯では日本旅館の特徴ともいえる食事の部屋出しと仲居の担当制に徹底してこだわり、一人ひとりに合わせた細やかな心遣いで最高の接客を追求しています。
新たな感動とは、訪れるたびに前回までとは違った新鮮さを感じてもらうことです。季節にあわせてこまめに献立を変えたり、露天風呂付き客室の増室をしたりといった前回とは違った愉しみを提供する努力と工夫の積み重ねが、お客様の「また来たい」という想いを生み出すのです。
本書では、浜の湯が実践してきたさまざまな取り組みを通して、旅館経営に欠かすことのできない「おもてなし」について詳しく解説しています。旅館経営者をはじめ、観光業・サービス業に興味があるさまざまな人にとって、ホスピタリティを向上させるヒントとなる一冊です。 -
コロナ禍で浮き彫りになった
業界の課題と葬儀のあるべき姿
最期のお別れだけはさせてあげたい——。
同業者がコロナ感染者の葬儀を拒否するなか、
著者が目指した「葬儀のニューノーマル」とは
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愛する家族が亡くなったら、最期のお別れをしてその死を悼む——そんな当たり前のことができなくなった時期がありました。
新型コロナウイルス感染症は、多くの人の命だけでなく、葬儀の機会までも奪ったのです。
コロナ禍当初、多くの人々が経験のない事態への対応を迷い、不確かな情報に戸惑うなか、一つの象徴的な出来事が起こりました。2020年3月、タレントの志村けんさんがコロナ感染による肺炎で亡くなったのです。そして、その後の火葬までの過程を知り、長年葬儀業に携わってきた著者は衝撃を受けたと言います。
家族は遺体と対面できず、遺体は病院から火葬場に直行しました。さらに火葬場では、防護服を着た職員だけが立ち会い、遺骨を兄の知之さんが受け取ったのは自宅横の駐車場です。
長年にわたり親しまれてきた有名人ですから、本来であれば多くの人に囲まれて最期のお別れが行われたはずなのに、本当に必要最低限の「処理」が行われただけという状況でした。そして、コロナ感染者の遺体は火葬場に直行するというのが当然の処置として行われるようになっていきました。
当時、葬儀会社の副社長を務めていた著者は、自社を含むほとんどの葬儀会社がコロナ感染者の葬儀を執り行わない方針を打ち出すなか、こんなときだからこそ遺族のためにできることを考えるべきだと使命感に燃えていたといいます。そして正しい知識に基づいて対策を講じたうえであれば安全な葬儀を行うことはできると考え、たとえ会社としてすべての依頼を受け付けることは難しいとしても、なんとか従来のような葬儀ができないかと可能性を探りました。しかし社内での理解は得られず、葬儀を挙げたいのにできずにいる「葬儀難民」を救いたいという想いで辞任を決意し、2021年1月に独立しました。
独立した初月からコロナ感染者の葬儀の依頼が10件あり、そのすべてに対応した著者は、以降、数多くの遺族の想いと向き合ってきたといいます。一件一件、遺体感染管理士としての専門知識に基づいて丁寧に対応し、二次感染者を出すことなく、いくつもの「コロナ葬」を執り行ってきました。
この本では、著者がコロナ禍で葬儀を執り行ってきた経緯に加え、その取り組みを通して考え続けた葬儀の本質や意義を明らかにします。新型コロナが2類から5類になり、葬儀も元の形を取り戻しているなか、改めて葬儀のあるべき姿を考えてみるきっかけとなる一冊です。 -
地方の個人商店から始まり、一代で業界のトップリーダーに!
組織を拡大し、ヒット商品を生み、上場を果たした「普遍の戦略」とその軌跡
日本のガーデニング産業を文化型産業に転換させ、業界を牽引、
今日のガーデニングブームをつくり上げた第一人者が語る、経営拡大の思考と戦略とは——
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本書は、地方で起業した零細企業が一代で業界を牽引するトップ企業へと成長し、東証一部上場を果たすまでの、挑戦の軌跡を記したものです。
著者の会社は、ガーデニング関連製品の開発・製造・販売・輸入を手掛ける業界のトップ企業です。しかし1980年の創業時は、東京や大阪といった大都市とは遠く離れた和歌山県海南市で、妻を含めたたった4人の社員と、資金もないところからのスタートでした。そして創業から18年後にガーデニング業界では唯一となるジャスダック(当時)への上場を果たし、現在は海外に17の拠点を構えグローバルに事業を展開しています。
もともと農園芸や垣根の結束などに使用される天然の棕櫚(しゅろ)縄や竹垣の販売を手掛けていた父を手伝っていた著者は、やがてそれだけでは先細りになっていくだろうという危機感を募らせ、ガーデニング事業に着目します。
人口が急増し住むためだけの家が次々に建てられていた高度経済成長期から、ライフスタイルの充実という新しい概念が生まれつつあった転換期において、著者は単なる「箱」としての家ではなく、生活を豊かに送る「住まい」の需要がますます高まっていくことを確信し、「庭づくり」に商機を見いだしたといいます。そしてそれまでの常識とは異なる、ライフスタイル全般を提案するガーデニングの市場を切り開き、今日のガーデニングブームをつくり上げていったのです。
こうした著者の経歴をもとに、本書では事業拡大、マーケティング、製品開発、人材育成といった項目に分けて、業種を問わず活かすことのできる拡大経営の戦略のポイントとノウハウをまとめました。
地方企業が拡大を目指すための手掛かりとなり、飛躍へのヒントが得られる一冊です。 -
継続的に成長し続ける組織をつくる!
元マッキンゼーの敏腕コンサルタントが徹底解説。
人材戦略と事業戦略を連動させ、
組織のポテンシャルを最大限に引き出す「組織能力開発」とは
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いつの時代においても組織のポテンシャルを最大限に引き出すことが経営の要です。
戦後、日本企業は長期雇用を通じて労働力を確保し、組織全体の力を高めることで、
日本経済に大きな成長をもたらしました。しかし、人口減少やデジタル化といった
時代の変化につれて、かつて良しとされていた「終身雇用」や「年功序列」などに
代表される日本的経営は行き詰まりを見せるようになりました。
こうした状況を受けて経済産業省は2022年5月に、
「人的資本経営の実現に向けた検討会報告書~人材版伊藤レポート 2.0~」を公表しました。
時代の変化に対応するためには人材を資本ととらえ、その価値を最大限に引き出す
「人的資本経営」が重要だと述べられています。
そして、この人的資本経営を実現するうえで、最も重要な視点として同レポートで
指摘されたのが経営戦略と人材戦略の連動でした。
しかし、この二つを連動させるのは簡単なことではなく、組織の価値を最大化
させるための具体的な施策が多くの企業で不足していると著者は考えています。
著者は米国MITスローン経営大学院で経営学を学び、
その後マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社して、
主に通信・ソフトウェア業界における情報システム構築のコンサルティングに従事しました。
そして1997年には自らコンサルティング会社を設立し、企業がもつポテンシャルを
最大限に引き出す「組織能力開発」のサービスを提供してきました。
組織能力開発は組織のもつ能力を的確に把握し、組織全体を同じベクトルに向けて
自走させることができる仕組みです。
著者は実際にこのサービスを提供することで多くの大手企業を支援してきました。
本書では企業の経営層、事業部長、人事部長などへ向けて、
事例を交えながら組織能力開発の重要性とそのノウハウを分かりやすく伝えます。
戦略を立案し実行するもののなかなか前に進まないという状況を打破し、
大手企業の組織変革を成し遂げるヒントとなる一冊です。 -
中小企業で 「カイゼン」!
デンソーでトヨタ生産方式を学び 、中小企業経営者として実践してきた著者 。
豊富な失敗例と挽回例から、それぞれの現場にどのよう導入するか
自分の頭で考える力を養う一冊。
・「当たり前」をどうやって伝え、定着させるか
・まず「問題点を見つけやすくする」行動をしよう
・分類し、分析して、要因を探る
・小さくても大事なルールを習慣づけるには
・現場の実態を図に描く:「物と情報の流れ図」
・プロフェッショナルは、プロセスに拘りたい
・人材育成の前に、「人の質」を理解する
・自分の決断が間違っていた時、どうする?
・改善を継続するための継続するための4つの心構えとは
など -
部下ができたらまずこれを読め!
ダイノジ 大谷ノブ彦推薦!
「僕は以前リスナーに「ボスと呼べ」と言って笑われた。これを読んでからにすれば良かったと思ったよ。この本はまさに、未来のボスの参考書だ」
「27歳までバンドマン、28歳で初めて入った会社の社長に30代で就任」という異例の経歴を持つ著者が、現代社会で求められるリーダーの資質を分かりやすく解説。「こんな上司がほしかった!」と思わず膝を打つリーダー本の決定版。 -
スピード感のあるマーケティングで
アジア進出を成功させよ
豊富な実地調査の経験をもつアジア新興国マーケティングの専門家が語る、
アジアマーケットの現状と進出戦略とは
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海外進出を図る日本企業にとって、アジア新興国は魅力的なエリアの一つです。
アジア新興国各地には多くの日本企業が製造業を中心に進出を果たしており、
大規模な産業集積、サプライチェーンを形成しています。
また、特にASEANにおける中間層、富裕層の増加によって、
生産拠点としてだけでなく、消費市場としての魅力も増してきています。
しかしそれだけに、海外の競合による進出競争が激しさを増しているのも事実です。
著者はアジア新興国への進出を目指す企業の支援をするマーケティング会社の代表です。
以前勤めていたマーケティング会社での経験も含め、長年にわたってアジア新興国の
500件を超える市場調査に携わってきました。
現地の市場を専門的に分析してきた著者は、アジア新興国と日本とでは商習慣や
マーケットの動きが異なるため、現地のリアルな情報に着目したマーケティングを
行う必要があるといいます。
例えばアジア新興国の所得水準は年々上がりつつあるものの日本に比べるとまだまだ低く、
特にベトナムの家電市場ではシェアを拡大するうえで機能面の充実より低価格を重視した
ほうが市場のニーズにマッチする場合があります。
一方タイでは、新機能について信頼できるものか懐疑的である消費者が多く、
機能についての明確な説明がなければ消費者は離れてしまいます。
またアジア新興国におけるEC市場は非常に動きが活発で、2018年から2021年の3年間で
売上上位3位が激しく入れ替わっています。
特にEC市場が活発なシンガポールやベトナム、タイではLazadaやshopeeという
日本では無名のECモールが売上トップを争っているということも、押さえておくべきポイントの一つです。
発展著しい地域であるだけに、その変化のスピード感、規模感は日本国内のものとは
大きく異なっています。このような地域ごとのその時々のリアルな情報をつかみ、
それに対応したマーティングを行うことが重要となるのです。
本書では、著者が実践してきたアジア新興国マーケティングの成功例を挙げながら、
それぞれの国の最新事情と調査、分析のノウハウを中心に解説します。
アジア新興国でのビジネス展開で成果を上げようと志す経営者にとって、
リアルな現地情報の重要性とその活かし方を知ることのできる一冊です。 -
すべてはアスリートを輝かせるために
競技の普及、国際的選手・審判の育成から悲願の 2020 大会招致・運営まで。
その快挙の陰にある、熱き人々のドラマと軌跡に迫る。
大会運営を手がける人、スポーツ関係者必読の一冊。 -
人は香りに感情を揺さぶられる
考えるのではなく、感じるままに——
道に迷ったとき、くじけそうになったとき
人生の岐路に立ったときは、
香りに導かれるほうへ
調香師として30年。
香りの伝え人による自伝的エッセイ
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自分はこの仕事を続けていていいのか、自分の本当にしたいことは
まだ見つかっていないのではないか、もう見つけるには遅すぎるのだろうか——
人生に迷いや不安を感じながら日々を過ごす人は決して少なくありません。
著者は、香りを作り届ける調香師として、京都に専門店を開いています。
しかし、初めからこの道を志していたのではなく、会社勤めをやめて迷いながら
ようやくたどり着いた場所でした。
本書は、著者が調香師として独立するまでの挑戦と挫折の30年を振り返り、
その時々の思いや考え方をつづったエッセイです。
著者は若い頃、スポーツ用品の企画デザインの仕事をしていたときに、
自分が携わったスキー用品が大量に廃棄されていく様子を見てショックを受けました。
自分を含む多くの人が心を砕き手を尽くした商品が、シーズンにあわせて大量に
生産されながらそのまま廃棄される現実に心が耐えられなかったのだといいます。
そして、誰の手に渡ることもなくゴミになるものを作る仕事ではなく、一つひとつが
人の心に届き、大切にされるようなものづくりをしたいと考えるようになりました。
しかし、そのために会社を辞め、自分なりのアイデアを実現しようと起業しても
なかなかうまくいかず、やはり自分が間違っているのかと思うことも一度や二度では
なかったといいます。
挫折を何度も味わいながら著者は自分の道を探し続け、
やがて人生の師と仰ぐ人に出会います。そしてその人の弟子として調香師になり、
人の心に響く香りを届ける仕事に人生を捧げる決意をしたのです。
本書で描かれる酸いも甘いも経験した著者の言葉の数々は、
香りに興味のある人はもちろん、人生に迷い一歩を踏み出せないでいる人、
挫折を味わいくじけそうになっている人にとって、必ず人生の歩み方のヒントとなるはずです。 -
「仕事ができる人」とは、
誰よりも早く課題を発見し、
誰よりも早く解決できる人
毎年140%以上の成長を実現!
元自衛官の天才起業家が語る
成功に不可欠なビジネスマインドと課題解決のスキルとは
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どの職場にも、仕事ができる人とそうでない人がいます。
同期入社でスタートラインは同じだったはずなのに、数年もしないうちに
どんどん差がつき、最初は対抗心を燃やして頑張っていた人たちも
いつかその差に慣れ、受け入れてしまう……。
しかし、仕事ができる、できないの差は絶対に埋められないものでも、
覆せないものでもない、と著者はいいます。仕事において最も重要なのは、
目の前の相手が抱えている問題に意識を向け、解決に導こうとするマインドであり、
これに結びつけられなければどんな知識もスキルも役に立ちません。
逆にこのマインドさえあれば、自分の働きぶりは周囲に認められ評価を得ることができるのです。
利他の心をもって他者の困り事(=課題)を誰よりも早く見つけ、解決しようとする姿勢こそが
重要であり、これは意識を切り替え行動していくことで誰でも身につけられるものなのです。
著者はIT技術を駆使した写真販売のプラットフォームサービスを提供する会社を経営しています。
もともとは自衛官として8年間陸上自衛隊に在籍していましたが、趣味だった写真で人々から
感謝される仕事がしたいと思い、カメラマンとして独立しました。
そしてカメラマンとして成功の道をさぐるなか、保育園・幼稚園および保護者向けの
オンライン写真販売事業を始めてからは売上が毎年右肩上がりで伸び続け、
サービスの利用者は300万人を超え、会社は毎年140%以上の成長を遂げています。
成長の転機となったのは、まさに著者自身が課題解決の重要さに気づいたときでした。
以前はカメラマンとして保育園などを巡り、写真を撮ることだけを仕事にしていましたが、
保育園の園長先生が保護者向けに写真を販売する段階で課題を抱えているのを知って、
その解決を買って出たのです。そしてオンラインで写真を閲覧、注文、決済できる
プラットフォームをつくり、それを事業に結びつけていきました。
この経験から著者は、相手の悩みをひとごとにせず、なんとかしてあげたいという気持ちで
解決を目指すことがビジネスを成功に導くカギであると知ったといいます。
社会は困り事を解決してくれる人を必要としていますし、会社は顧客の課題解決が
利益になるため、その力をもつ社員を求めています。そこで自分の価値を高め、
成果を上げていくためには、日々の仕事のなかで周辺に目を向け、
そこに課題を発見し、解決する力を磨くことが大切です。
今の自分にできること、自分にしかできないことを見つけ、それを相手のために
役立てようという気持ちさえあれば、誰もが必ずビジネスパーソンとして成長できるのです。
本書では、課題をいち早く見つけて解決しようとするビジネスマインドの重要性と、
そのために必要な考え方やノウハウを余すところなく語っています。
また、見つけた課題を深掘りするための勉強法、行動の指針、
アイデアをもらえる人脈づくりなど、課題解決力を高める方法も解説しています。
「仕事ができる人」となるために必要なマインドが得られ、
実際に行動に移すことのできる、ビジネスパーソン必読の一冊です。 -
「何をしたいか」ではなく「何を解決したいか」
課題ドリブンでビジネスを考えることが
起業成功のカギを握る!
日本で初めての写真代行販売サービスを発案、実施して
累計会員登録数60万人、全国の登録団体6500以上。
元自衛官の天才起業家が語る成功の秘訣とは
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「世の中のためになることをやりたい」「好きなことで稼ぎたい」
「自分のアイデアが世間に通用するのか試してみたい」
起業家を目指す動機は人によってさまざまです。
そして、起業するからには成功を収めたい、毎年成長し続ける企業にしたい
というのは当然の思いです。しかし、起業すれば誰でも成功するわけではなく、
スタートアップ企業が生き残っていくのは簡単なことではありません。
著者はIT技術を駆使した写真販売のプラットフォームサービスを提供する会社を
経営しています。もともとは自衛官として8年間陸上自衛隊に在籍していましたが、
趣味だった写真で人々から感謝される仕事がしたいと思い、カメラマンとして独立しました。
そしてカメラマンとして成功の道をさぐるなか、保育園・幼稚園および保護者向けの
オンライン写真販売事業を始めてからは売上が毎年右肩上がりで伸び続け、
2023年現在、サービス利用者は300万人を超えています。
コネも知識もない元自衛官がなぜここまで成長し続ける会社をつくることができたのか——。
その理由は、顧客の課題を解消するという視点でビジネスの種を見つけることができたからだといいます。
「何をしたいか」ではなく「何を解決したいか」という課題ドリブンでの
ビジネスモデル構築が、成功のカギとなったのです。
しばしば起業家は自分がしたいことからビジネスを考えてしまいますが、
それでは自己満足の延長に過ぎないと著者は指摘します。
自分の強みや特技を活かしてどんなにすばらしいサービスや商品をつくっても、
それを必要とする顧客が不在ではビジネスは成立しないのです。
顧客ニーズは顧客の困り事、つまり課題から生まれ、その課題を解決することが
顧客への価値提供になり、その対価としてお金を受け取るウィンウィンの
サービス・商品が出来上がる――。このように顧客の課題からビジネスモデルを
組み立てることで、5年10年と成長し続ける企業をつくることができるのです。
本書では、顧客の課題を解決するビジネスモデルを確立し会社を成長させることができた
著者の経験を基に、起業を成功させるために必要な考え方や経営のヒントをまとめています。
起業を志す人、新事業を模索する経営者にとって、事業の持続可能性を高めるための発想が得られる一冊です。 -
自分の頭で考えて、将来を描き出すために
・人口はこの先どうなる?
・経済的に発展できる?
・国債問題にどう対処する?
・結局日本はこの先どうなっていくの?
この国の行く末を見通すには、現状を正しく認識することが必要だ。 -
会社の売上50%アップ!
創業50年、変化のなかったろ過布の会社が企業理念を作り直し、生まれ変わった
企業理念を見直し、自社の存在意義を社員と共有する——
社員を巻き込み、新規事業を進めてグローバル進出を可能にした、
ニッチ企業2代目社長の経営哲学とは
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大手企業や競合他社との競争を避け、ニッチトップ戦略を取る中小企業は少なくありません。
参入の少ない小さな市場を独占し、安定した利益獲得を目指す戦略ですが、
近年は技術革新や環境変化のスピードが速まっており、ニッチ市場でトップを取れば
長期にわたって安泰というわけではなくなっています。これまで高いシェアを誇っていた
ニッチ市場に新たな競合が生まれたり、顧客ニーズの変化によって市場そのものが
明日には消えてしまったりするリスクに常にさらされているのです。
ニッチトップ戦略を取る中小企業も、他分野への進出や常に変化に柔軟に対応できる
組織の適応力が必要とされています。しかし長年変化のなかった組織では、
新規市場参入など柔軟な変更に対して社員から反発を受けることも少なくありません。
創業者である父の後を継ぎ、2代目社長として著者が経営する会社は
「ろ過布」を製造するニッチトップ企業でした。1973年の創業以来、
大手の参入しないニッチ市場にありましたが、変化が激しい時代において、
この先もずっと市場が存在し続けるとは限らないと、著者は危機感を抱いていました。
そこで、自社の事業分野を広げようと考えたものの、新たな顧客開拓と製品開発に
挑むことに、社員たちからは強い反発を受けてしまいます。
著者は社員の理解を得るために、まず企業理念を明確にし、なぜ事業形態を変える
必要があるかを動画で伝えるなど、さまざまな工夫をして意識改革を進めました。
メーカーとして自社の強みを活かしてできることは何か、新たに挑戦できる分野は
ないのかといったことを社員に投げかけるとともに、自らも必死に経営を学び、
自分なりの経営哲学へと発展させていったのです。
こうした努力を続けることで、組織が一つにまとまり、社員一人ひとりが自発的に
自社について考え動けるように変わっていったといいます。結果、著者の会社は
社員主導による新規事業の立ち上げを実現させ、海外事業を進められるほどに成長してきました。
本書では、長年変化のなかったニッチ企業で、どのようにして社員の意識を変え、
新たに海外事業を展開するまでに至ったかを紹介しながら、組織改革の要点をまとめています。
変化の必要を感じながらも停滞から抜け出せずにいるニッチ企業の経営者にとって、変革のヒントとなる一冊です。 -
見栄えやインパクト、流行にとらわれた
表面的なブランディング施策は費用の無駄遣い!
データ分析、シナリオ立案、実行施策、運用
すべてのフェーズを踏まえたブランディング戦略で
企業の魅力を最大限に引き出す!
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企業経営において、今やブランディングは不可欠なものです。競合他社がひしめき合い、
似たようなモノとサービスが溢れ、品質や性能をアピールするだけでは他社に
差をつけることが難しくなっています。そのなかで効果的なブランディングによって
消費者に選ばれる企業にならなければ、生き残ることはできません。
ブランディングとは、ブランドや商品のイメージを世の中に定着させることを意味します。
「〇〇といえばあのブランド、あの商品だ」というイメージがすぐにつくようにするのです。
これにより他社との差別化を図り、消費者の選択肢を自社に絞らせることができれば、
競合他社との価格競争に振り回されることなく、恒常的な利益の獲得が可能になります。
しかし、見栄えやインパクト、流行ばかりにとらわれた表面的なブランディング施策では、
いくら時間と予算を掛けてもターゲットには刺さらず、消費者から選ばれるには至りません。
特に、ブランディングの成果が上がらないという企業が陥りがちなのは、ロゴやデザイン、
広告、テレビCMなどを場当たり的に別の業者に発注することで、企業が打ち出すべき
核となる部分がぶれてしまうパターンです。一貫性のない発信を繰り返していては、
いくら弾数を増やし予算を掛けても実を結ぶことはありません。
著者は2012年に会社を設立し、ブランディングを中心に、マーケティングや広告、
プロモーションの企画・開発、コンテンツ制作などを行ってきました。
そのなかで特に重視していることは、ブランディングの入口から出口までの工程を
細分化し、ワンストップで行うことだといいます。
綿密な分析に始まり、市場動向の把握、ターゲットのペルソナ設定、事業や商品がもつ
本質的な価値の掘り起こしを行い、それらを踏まえてターゲットに刺さるブランドの
シナリオを立案。そのうえで、シナリオを最適な実行施策に落とし込み、
検証・改善を繰り返しながら施策を運用していく——。
すべての工程に一気通貫して取り組むことで、クライアントの価値を中核に据えて
ぶれずに発信していくことが可能となり、初めて効果的なブランディングが実現するのです。
本書はブランディングを成功させるために必要なノウハウや考え方を、
著者が実践しているワンストップ・ブランディングの事例を交えて分かりやすく解説します。
競合との差別化に悩む企業のブランディングを、成功に導くための一冊です。 -
小さな町工場が見出した商機。
ものづくりへのこだわりとシンプルな戦略を徹底して貫き、
世界が認めるニッチの頂点へ!
コア技術の確立、市場開拓、海外戦略、組織改革……
革新的なタイヤ加硫機用バルブを開発し、
世界トップシェアを築いたものづくり企業の挑戦の軌跡。
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1978年、国内では未曾有のマイカーブームが起こり、
世帯あたりの自動車保有台数が50%を超えようとしていた時代に、
わずか4畳ほどの小さな設計室で一つのバルブが誕生しました。
それは業界の常識を覆し、のちに世界トップシェアを獲得する革新的な製品として
不動の地位を築くものとなりましたが、その道のりは平坦ではありませんでした。
著者が経営する会社は、タイヤ製造に使用する加硫機用バルブや設備機器などを作る
ニッチな業界のメーカーです。もともと鉄工所で自動化設備などを設計していた
著者の父が、故郷に戻って起業したのが始まりでした。
「加硫機用バルブ」は、自動車のタイヤを製造する過程で、ワイヤーなど複数の部材を
組み合わせるために熱や圧力を加える「加硫機」を調整する部品の一つです。
以前は米国の大手メーカー製が主流でしたが、壊れやすく修理しにくいという難点があり、
それが当たり前とされていました。加硫機用バルブはニッチな製品であるため作り手が
少なく、品質、構造、仕様などを改良する人がいなかったのです。
著者の父は改良の余地があるものだからこそ商機があるという考えから、価格を抑え、
壊れにくく、メンテナンスしやすい加硫機用バルブの開発をスタートさせます。
その結果、それまでの「高価な割に壊れやすい」というバルブの常識を覆す、
革新的な製品を生み出すに至ったのです。この新製品は、国内はもちろん海外からも
注目を浴び、注文が殺到するようになりました。
しかしその後も、安価な類似品を作る他社との競争や、長時間労働、人手不足、
在庫不足といった中小企業につきものの経営リスクなど、企業として解決すべき
多くの問題に見舞われ、必死にそれを乗り越えてきたと著者はいいます。
革新的なバルブの誕生から45年ほど経った現在、加硫機用バルブの市場において、
著者の会社は推計で国内90%以上、海外30%前後のシェアを占めています。
開発に端を発し、さまざまな波にもまれながら、小さな町工場だった会社は
世界に認められるニッチトップ企業へと成長してきたのです。
本書は、名もない地方の町工場がニッチトップの座をつかみ、その地位を不動なものに
するまでの軌跡をまとめたものです。トップへ上り詰める過程で、どのような問題に
突き当たり、それを解決してきたのかも詳しく説明しています。
地方の中小企業やものづくりに情熱を傾ける企業にとって、さらなる発展と成長のヒントとなる一冊です。 -
人を信じ、人との出会いを大切に
会社を経営していくために——。
金儲けという「欲」を制するものが、
ビジネスを制する。
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一般的に、ビジネスでは少しでも多くの利益を上げていくことが最良とされます。
起業の成功を示すために高額の年商を示すのはその好例で、
多くの人はお金を儲けたいという欲望をもってビジネスに身を投じています。
しかし一方で、そうした欲よりも自分の裁量や顧客との信頼関係を重視して、
自分らしい経営をしたいという理由で起業する人もいます。本書の著者も、
自分の欲を捨て、とにかく人を信頼し、出会いを大切にして自分の会社を経営して
いきたいという想いをもって、金儲け主義とは真逆の経営を貫く経営者の一人です。
著者は現在、一人で立ち上げた中古車買取り事業のフランチャイズ本部を
運営しています。かつては広告制作会社の経営者として数人の従業員を
雇っていましたが、時には徹夜も厭わず働いてくれる従業員に対し、
経営者として報いることができているのか、さらなる利益を追求することが
果たして従業員たちの幸福につながるのかと思い悩んできたといいます。
そして、納得できる給料を払えないのであれば従業員は雇わないという誓いのもと、
湘南の地で一人で中古車買取り事業に参入しました。組織を拡大し販路を広げていく
経営ではなく、よりシンプルに、よりプリミティブに、そしてよりスマートな経営を
展開する、いわば欲張らない経営を心掛け、実践してきたのです。
実際に著者のビジネスモデルに共感する仲間をフランチャイズとして募集したところ、
今では100人以上の人たちが中古車買取り事業に関わるようになっています。
彼らもまた欲張らない経営を心掛けることで顧客や取引先と良好な関係を築き上げ、
自分に合った理想の働き方を実現しています。
本書では、ワークライフバランスを重視し自分の裁量で働く著者の仕事術を、
それに至る経緯と経験を交えて紹介しています。会社を運営している経営者や
仕事に悩み起業しようと迷っている人たちの助けとなる一冊です。 -
ジュエリーに宿る想い・物語を次世代につなぐ
世界で一つの特別なジュエリーを届けたい——。
ジュエリーリフォーム事業に注力し、
業界でのニッチトップを確立した社長の軌跡
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ジュエリーの価値とは何か――。
そう問われると、美しさや宝石の希少性を挙げる人が多いと思います。
しかし著者は、ジュエリーには見た目の美しさや金額で示される価値だけでなく、
目には見えない価値が存在すると考えています。
ジュエリーを購入するとき、多くの人は何らかの理由をもっています。
恋人への愛の証として、自分や家族が人生の節目を迎えたときの記念としてなど、
ジュエリーには強い想いや特別な物語が宿っているのです。
著者がその価値に気づいたのはがんを患い、治療後、再発に怯える日々のなかでした。
著者が経営する貴金属・宝飾品の製造会社では、
もともと指輪の空枠(宝石を留める前の状態の枠)の製作などを行っていました。
しかし宝飾品市場が縮小し、これまでどおり事業を続けるだけでは生き残ることが
難しくなったことから、古いジュエリーを形やデザインを変えて作り直す
ジュエリーリフォームにも着手するようになります。
そうしたなかで著者は41歳のとき、突然のがん告知を受けます。
絶望の淵に立たされた著者がそれを乗り越えるきっかけとなったのは、
自身のマリッジリングの存在でした。夫婦の絆・互いの想いが込められたリングが、
再発の恐怖に怯える闘病の日々を支えてくれました。その体験のおかげで、
心をつなぐジュエリーの本当の価値に気づかされたのです。
そして、ジュエリーリフォームはジュエリーに込められた想いを蘇らせ時を越えて
つないでいくことができる、非常に意義のある事業だと考えるようになりました。
その後は、それまで以上にジュエリーリフォーム事業に力を入れるようになります。
ただ顧客の要望を聞くだけでなく、リフォームを希望する理由やそのジュエリーに
まつわる思い出などを丁寧にヒアリングすることを社員たちに徹底したのです。
また、ジュエリーに込められた想いを形にできるよう、デザイン力や技術力の
向上にも注力しました。そのような取り組みが顧客の信頼を得ることにつながり、
著者は顧客数を増やして事業を成長させていくことができたのです。
本書では著者がジュエリーリフォーム事業を始め、
その後がん闘病を経て事業の価値を見直した経緯や、どのように事業を
発展させてきたのかなど、これまでの歩みをまとめています。
ジュエリーやジュエリーリフォームのもつ価値と魅力を伝えるとともに、
宝飾品業界に限らず成長を目指して奮闘する経営者にとって
新たな展開へ踏み出すためのヒントが得られる一冊です。 -
1,320円(税込)レーベル: ――出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング暗号資産・仮想通貨・トークン投資の極意とは
Web3投資とは何か?
一言で言えば、Web3における未来の”Google”をいかに発掘するか
僕が属しているブロックチェーン業界のコミュニティは、業界を常にリードしている最も優れたコミュニティの一つであるという自信があります。つまり、Googleなどを発掘したシリコンバレーのインナーサークルに相当するWeb3のコミュニティに属しています。(本文より) -
企業の持続的成長は人材開発の考え方で決まる
事業と人材を結び付ける最適解とは――
人を開発するとはどういうことなのか?
企画担当者に求められる視野と知識を集約した一冊
『うちの会社は本当に人材育成しないといけないのか』
この命題にあなたは答えられますか?
・事業と人材を結び付け企業の持続的な成長につなげる
・実態を掴みにくい人材開発業務を紐解き全体像をとらえる
・『人材開発とはこういうものだ』知っておきたい理論や情報を掴む -
“一流のM&Aコンサルタント”に求められるのは
高い知力と圧倒的な行動力──。
業界別のM&A動向、ディールの実態、キャリアプラン……
ストーリーで学ぶM&Aコンサルタントの仕事
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本書はM&Aコンサルタントという仕事について、ストーリーと解説ページでまとめたものです。
今、M&A市場は活況を呈しており、2021年のM&A件数は4280件を数え、
過去最多となりました(レコフデータ調べ)。この背景には、国内外の投資会社が
日本企業を積極的に買収しているほか、事業承継の件数が伸びていることが挙げられます。
このような現状においてM&Aアドバイザリー(M&A仲介)を手掛ける企業も
増加しており、それに伴いM&Aコンサルタントを目指す人も増えています。
M&Aコンサルタントの仕事は、企業のM&Aに関する相談に乗り、実行までのフローを
支援することです。売り手、買い手の企業価値を高めることがミッションであり、
業務内容は企業や業界の調査・分析、M&Aの戦略立案など多岐にわたります。
著者は自らM&Aアドバイザリーの会社を立ち上げ、2022年には第三者機関から
「IT・デジタル領域のM&A成約支援件数 No.1」の認定を受けるなど、
IT・デジタル領域に特化した数多くの案件を手掛けてきました。
著者は、“一流のM&Aコンサルタント”になるためには売り手、買い手両方の企業を
深く理解し、M&Aのプロセス全体に責任をもって取り組むことが必要だと考えています。
なぜなら、M&Aのプロセス全体にコミットし一気通貫で手掛けることで、最大限の効果を
生み出すM&Aスキームを考えることができ、顧客のニーズにより深く応えられるからです。
本書は、失敗を繰り返しながらM&Aの真のメリットを理解し、
一流のM&Aコンサルタントに成長するまでの主人公のストーリーに加え、
業界別のM&Aの動向やディールの実態などについても、解説ページで詳細をまとめています。
M&Aコンサルタントの仕事に興味をもつ人にとって、一歩を踏み出すきっかけとなる一冊です。 -
「かっこいいムービー=効果が出るムービー」とは限らない
企業の想いや強みを最大限に引き出すブランディングムービーとは
JICA、コメダ珈琲、コニカミノルタ、集英社、USEN、明治安田生命など、
数多くのブランディング映像制作に携わってきた著者が語る、
映像時代の理想のブランディング法とは——
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ブランディングは、企業が自社商品やサービス、企業そのものの価値や
イメージを高めるために行うもので、他社との差別化を図るためにも
不可欠なものといえます。しかし、ブランディングにはさまざまな方法があり、
自社にとって最適な方法を見極めるのは容易ではありません。
そこで著者が提案するのがブランディングムービー、つまり映像による
ブランディングです。映像が人の心に直接訴えかける力は強く、
目と耳を通じて魅力をありのままに伝えられること、
ブランドイメージを直感的に印象付けることができることなど、
ブランディングムービーには多くのメリットがあります。
映像制作会社を経営する著者は、他社と差別化しファンを生み出す
ブランディングムービーを制作するには、企業の想いや強みを最大限に引き出す
企画づくりが重要だといいます。単に企業や商品、サービスを紹介するのではなく、
企業が伝えたい理念や想いをストーリー化して、狙ったターゲットに向けて
制作・公開するという手法で、これまでに数々の有名企業のブランディングムービーを手掛けてきました。
本書では、ブランディングムービーの効果や制作プロセスについて解説します。
自社や自社製品・サービスの魅力をなかなか世の中に伝えられず、
ブランディングに悩んでいる企業経営者や広報担当者、
マーケティング担当者にとってヒントとなる一冊です。 -
市場が縮小する業界で生き残る!
外注業務の内製化を突き進めてたどり着いた異業種参入
経営危機から8つの事業を展開、
資産総額27億円まで成長できた戦略とは――
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日本の人口が減少するのに伴って、
市場規模が縮小し厳しい状況に立たされている業界は多くあります。
著者が身をおく葬儀業界もその一つです。
人口減少は死亡する人が減ることを意味し、葬儀の減少に直結します。
著者は祖母が始めた葬儀会社を1998年に引き継ぎましたが、
死亡者数減少によるマーケットの縮小が目に見えているのに加え、
葬儀の規模も縮小傾向にあり、葬儀単価は右肩下がりで
事業の先行きに強い危機感を抱いていました。
しかし、その25年後の2023年現在、著者の会社は葬儀業を含めて
8つの事業を展開し、資産総額は27億円、年間売上高は14.5億円、
ROE(自己資本利益率)は10%、自己資本比率は40%を超えています。
このなかで、葬儀業と並ぶ柱になっているのが農業です。
葬儀会社が農業をやっているというと多くの人はまったく関連のない
異業種に参入したと思うかもしれませんが、そうではありません。
著者は業界が縮小するなかで売上を伸ばすのではなく、
利益率を改善させる方向に舵を切りました。
その際に取り組んだのが外注業務の内製化です。
もちろん内製化には固定費もかかりますが、固定費が負担にならないよう
本業とのコストシナジーを考え、他の事業でもリソースを活用できるよう
シミュレーションを繰り返しました。
そして内製化によって利益率の改善が実現できたことで、
結果的に農業をはじめとする複数の異業種参入につながったのです。
葬儀業界の外注業務は多岐にわたります。葬儀で使う生花の仕入れ、
葬儀や法事の仕出しの製造などがありますが、著者はそれらを次々と内製化していきます。
たとえば生花であれば蕾のうちは一般用に販売し、
その後開花した花は葬儀用に使用することで無駄をとことん省いたのです。
さらに葬儀の返礼品として使える商品開発にも乗り出し、着目したのが米でした。
米であれば返礼品としてだけでなく、仕出しにも活用できます。
そこで北海道に農業生産法人を設立し農業に参入しました。
7haからスタートした田畑の面積は、今では52haにまで拡大し、
葬儀業との両立で経営は安定しています。
こうした経験から、既存事業の外注業務に目をつけて取り込みながら
新たな分野に参入すれば、中小企業にとっても大きなビジネスチャンスがあると著者は主張します。
本書では著者がどのようにして異業種に参入して成功したのか、
その視点や発想、取り組みを紹介します。
経営者にとって新たなビジネスモデルを創出し、未来を切り拓くためのヒントがつまった一冊です。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
風船、豚の貯金箱、お化け……
ビジュアル化すれば、
ややこしい会計が誰でも分かる!
会社の経営改善にもつながる
唯一無二の会計メソッドを徹底解説!
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経営において「会計」は避けて通れないものであるだけでなく、
経営を改善し会社を発展させていくうえで重要な指標となるものです。
しかし、多くの中小企業経営者はその難解さから苦手意識をもっており、
人任せにしてしまいます。
著者も当初会計に苦手意識をもっていた一人です。
著者は金属加工メーカーの社長と結婚し、取締役として経理部門を任された際、
数字や専門用語ばかりの決算書を前に絶望したといいます。
しかし、会計を理解するために書籍を何十冊も読破したり
会計セミナーに参加したりするなかで、決算書が単なる記録ではなく、
読み解くことで会社の強みや問題点、経営改善点などが見えてくるものだと
気づくに至りました。
そして経営者だけでなく、社員一人ひとりが会計を知って
経営視点をもつことができれば、必ず組織は強くなる——そう考えた著者は、
自身の苦い経験をもとに、より多くの人に分かりやすく短時間で会計を伝えようと、
ビジュアルイメージを多用した独自の会計学習法を編み出しました。
それが、本書で紹介する「風船会計メソッド」です。
風船会計メソッドでは、売上を風船に置き換えたり、
貸借対照表を豚の貯金箱に置き換えたりすることで、
会計のもつ難解なイメージにとらわれず、楽しくその仕組みを理解することができます。
「数字は苦手だし、会計は難しそう……」
そんな苦手意識をもった人に向けたとにかく分かりやすく会計が学べる一冊です。 -
テクニックや知識だけでは務まらない
世界水準のパイロットに必要なのは
命を預かるプロとしての「使命感」
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世界中の空をはばたくパイロット——
多くの人が憧れる一方で、その椅子に座ることのできる人は限られています。
しかし、狭き門といわれている操縦士資格の取得以上に難しいのは、
パイロットの仕事を続けていくことです。多忙で不規則な職務において、
ミスの許されない、多くの人の命を預かるプレッシャーに耐えられずに
退職する人は相当数に上ります。
せっかく多額の費用を費やし努力を重ねてパイロットになっても、
すぐに続けられなくなってしまっては、夢を叶えたとはいえません。
「世界に通用するパイロットの育成」という理念のもとフライトスクールを経営し、
自ら多くのパイロットを世に送り出してきた著者は、資格の取得以上に、
その後プロとして活躍し続けることに重きをおいて育成を行っています。
著者はかつて単身渡米し、現地で操縦士資格を取得した際の経験から、
世界で通用するパイロットになるためには、自己管理を徹底し、
大きな負荷にも負けない心身を保つ、プロとしての使命感をもつことが
必要だと考えるようになりました。
本書では、世界で通用するパイロットがもつべき使命感とは何か、
そして使命感をもつパイロットになるために必要とされる資質について
詳しく紹介しています。
パイロットを目指す人にとって、夢の実現をサポートする一冊です。
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