『経済、ビジネス、スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版(英治出版)(実用)』の電子書籍一覧
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
科学技術、とりわけデジタルテクノロジーとデータサイエンスは、多くの新たな機会を生み出し、社会問題の解決を後押しする一方で、人権を侵害したり、格差や不平等を増幅している側面もあります。今号では、多様なセクターの研究者と実践者から、これからの科学技術と社会の関係を考えるうえで避けては通れない多くの「問い」を集めました。
科学技術の暴走や悪用を防ぎつつ、その恩恵をひろく社会全体にいきわたらせるためには何が必要なのか。科学技術を公正なやり方で研究し、実践するためのルールは誰が決めるのか。そもそもすべての課題が科学技術で解決しうるのか。
科学者やエンジニアと市民が協働して科学の研究・実践を行うシビックサイエンスや、STEM分野に多種多様な人材を受け入れるテックインクルージョンなど、科学技術を一部の専門家の手からわたしたちみんなの手に取り戻す動きが世界中で見られます。その最新事例と提言が詰まった一冊です。 -
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『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)』は、2003年にスタンフォード大学内で発刊された社会変革を目指すチェンジメーカーのためのメディアです。日本版(SSIR-J)は2022年に創刊しました。
第2号では「循環」がテーマです。循環と似て非なるものに「反復・繰り返し」があります。循環と反復の違いは何か。それは、循環は他を生かすことや再生と結びついていることではないでしょうか。血液の循環が私たちを生かし、空気や水の循環が地球環境を再生する。大切なものを未来に受け継いでいくためのお金や資源の循環と、それを支える思いやアイデアの循環について、さまざまな角度から考えていきます。 -
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ようこそ。はじめまして。お待たせしました。スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版(SSIR-J)の創刊号をお届けします。スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)は2003 年にスタンフォード大学内で創刊された、社会変革の探求者と実践者のためのメディアです。日本版ではSSIRのなかから選りすぐりの記事の翻訳と日本社会の文脈に合わせたオリジナルコンテンツをお届けいたします。
創刊号のテーマは「主語を『わたし』に戻す」。社会の不正義や不平等、不合理や不便を解決するためのソーシャルイノベーションは、個人で実現することはとてつもなく困難です。でも、どんな取り組みも一人の「わたし」から始まります。「国」「自治体」「学校」「会社」「あの人たち」という主語から「わたし」という主語に戻すことから、新しい選択肢を見つけていきましょう。
[目次]
Editor’s note
主語を「わたし」に戻す。
Welcome
日本の読者の皆さんへ
Feature
オープン・ソーシャルイノベーションでCOVID-19対策を加速する
ヨハンナ・マイヤー、トマス・ギゲンフーバー
従業員アクティビストたちの組織の動かし方
フォレスト・ブリスコー、アビナーヴ・グプタ
「わたし」を犠牲にせず社会を変えよう
リンダ・ベル・グルジナ、ノラ・F・マーフィー・ジョンソン、アーロン・ペレイラ
OUR ACTION
「自分らしさを増幅する」社会起業家のエコシステム 日本的な知識創造体としてのETIC.
勝見明
OUR IDEAS
民主主義とベーシックサービス なぜ大学の無償化が社会を強くするのか
井手英策
OUR CHALLENGE
途上国での「実証実験」をシステムチェンジの突破口に
中村俊裕
SSIR CLASSICS
誰が市民社会の基盤を守るのか
ブルース・シーバーズ
FACTS & NUMBERS
遠い問題・近い問題 データで見る日本人の社会意識と行動
亀田知代子
VIEWPOINT
社会的インパクト測定をめぐる2つの実験
マックス・フレンチ
ステークホルダー資本主義を掛け声だけで終わらせるな
ハンス・タパリア
RESEARCH
ボイコットは取締役の離職率を3割高める
男性がジェンダーバイアスに沈黙してしまう理由
集団的能力を高める「アノニマス」の組織構造
BOOKS
なぜテクノロジーだけで教育は変えられないのか
これからのデジタル行政のやり方を探しにいこう
わたしを支えてくれる本 『重耳』
青木健太
わたしを変えてくれた本『「わかりあえない」を越える』
西渕あきこ
Thoughts for Tomorrow
意図することと委ねること
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