『架空戦記、中岡潤一郎(新書、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「国際連合軍」が南西太平洋を確保したことにより、世界の流れは連合側に傾きつつある。しかし、大国アメリカの底力は侮れない。両者ともに講和を模索しながらも、講和の条件を有利にするための最後の一戦が企図された。1943年7月、日本を中心とする連合軍は天一号作戦を発動。ハワイの海上補給線を破壊し、空母・戦艦部隊を派遣した。―だがこれは壮大な陽動に過ぎなかった。アメリカがハワイに戦力を集中した隙に、日本、イギリス軍を中心とする陸海連合部隊はパナマに侵攻。運河を攻略する作戦に出た。しかしその意図に気づいたアメリカ海軍フレッチャー少将が、パナマ攻略部隊に襲いかかる!果たしてパナマは陥落するのか?そして戦争の行方は?「連合」と「連盟」、二つの国連の相剋を描いたシミュレーション巨編、堂々の完結。
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米国を中心とする「国際連盟」に対抗して創設された、日英仏を中核とする「国際連合」。二つの国連が引き起こした世界規模の大戦は、豊富な資源と兵力、そしてドイツ占領により技術力を加えた米国が圧倒的な優勢を保っていた。緒戦は完敗したものの、マーシャル沖海戦に辛くも勝利した「国際連合軍」であったが、戦局を大幅に転換させるまでには至らず、世界の覇権を狙う米国の勢いはいまだ衰えていなかった。太平洋を挟み米国大艦隊の脅威に危機を感じた日本は、ある秘策を練りあげる。中南米諸国の国際連盟脱退―実現すれば米国を孤立させられるが、その代償となる条件は、太平洋の要衝、ジョンストン島の攻略であった!一大艦隊で出撃した帝国海軍であったが、そこには米艦隊の巧妙な策略が待ち受けていた…。迫真の戦闘描写に加え詳細な国際政治までをも取り込んだ、新機軸戦記シミュレーション第二弾。
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1937(昭12)年、国際連盟を脱退した日本は、イギリス、フランスなどと組んで国際連合を創設した。ここに世界は、アメリカを中心とする連盟と、日英仏を中核とする連合の対決の構図となってしまった。それから5年後、アメリカは世界の盟主として、発展を続けるドイツに侵攻し、占領、支配するなど横暴を極めた。そして遂に日本が信託統治する内南洋の島々を手離すように要求し、艦隊を派遣してきたのである。1942(昭17)年、緒戦はアメリカ太平洋艦隊の全力出撃に、戦力を小出しにした日本軍の完敗だった。これに懲りた日本は、連合艦隊の総力をあげて出撃した。しかし、最前線で連合艦隊を待ち受けていたのは、空母グラーフ・ツェッペリンや戦艦ティルピッツを中心とするドイツ海軍だった。果たして日本に勝機はあるのか?国際政治と軍事力、ふたつの要素を取り込んだ戦記シミュレーション。新機軸満載の迫力、戦闘シーンは読者の度肝を抜く。
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衝撃のクライマックス!ソ連軍戦車に立ち向かう日米戦車隊…八式中戦車、M46パットンが轟音を放つ!世界を巻き込んだ欧州大戦と太平洋戦争が終焉し、5年が経過した1950(昭和25)年、山本五十六内務大臣は外務省職員からの報告を無言で受けていた。世界が平和を取り戻しつつあった矢先、各地で騒動を起こしているソ連のスターリンが露骨な野心を見せ、満州共和国に進軍したのだ。満州に侵入したソ連軍は、領土の大半を占領していた中華民国と戦争状態に陥る。しかし戦後、日本の主導で設立された国際連合の安全保障理事会が紛争調停のため軍の派遣を決定。朝鮮王国国境に近い丹東に日米連合軍が上陸し、満州奪還作戦が始動する。はたして日本は満州侵略というソ連の暴挙を阻止できるのか!?
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最後の元老、原敬に秘策あり!日米艦隊、パラオ沖で激突!1921(大正10)年、原敬は東京駅で短刀を持つ暴漢に襲われ身体を切り裂いたが、かろうじて一命は取りとめた。ただ事件以降、原は目立った活動は危険であると判断し、約1か月後、電撃的に首相を辞任。裏に回って政界、さらには財界、宮中を操る最後の元老として活動を始めた。1942(昭和17)年、アメリカとの関係が悪化すると、原は欧州との関係を強化しながら、アジアからアメリカの影響力を排除することも目的とし、アメリカとの戦争を選択。早々にドイツが敗れて、アメリカとソ連が対立すると読んだ原は、それまでに日本が大きな敗北をしなければ、アメリカと講和して新しい時代を迎えることができると判断し、あえてアメリカとの長期戦に挑むのだが……。
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マリアナ沖で亜一号作戦が発動!三式陸攻が米最新鋭空母を撃つ!!1943(昭和18)年、最後の元老と呼ばれる原敬は、イラクのホテルの一室でイギリス首相チャーチルと極秘会談を行う。アメリカ、ソ連と欧州の戦争をどのように進め、ドイツをいかに降伏に追い込むかの話し合いであったが、原の第一声は、ソ連が対日参戦をどう考えているかをチャーチルに問うものだった。ソ連はドイツとの戦争が終わり次第、日本に宣戦布告するという。太平洋戦線を長期戦に持ち込んだ日本としては、ソ連の宣戦布告をなんとしても阻止する必要がある……。日米英ソ、四か国の思惑が渦巻く太平洋戦線で、日本の存亡を懸けた原敬の最後の戦略が始動する。
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昭和16年12月、真珠湾に向かう赤城艦上に突然奇怪なフォルムの戦闘機が出現した。航空力学的にすぐれた構造だということは理解できた人間はいたが、搭乗員は存在せず、なすすべもない。そして無機物だけが時空を移動するという奇現象が頻発しはじめる!
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南西諸島沖海戦で薄氷の勝利を得た日本であったが、巨大な戦力を残すアメリカ両洋艦隊は、なおもフィリピンに留まり続けていた。再度の来襲必至の米艦隊に、主力艦を漸減された連合艦隊が南シナ海で仕掛けた国家の存亡を懸けた背水の戦略とは!?
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太平洋戦線に暗雲漂う昭和19年、ついに待望の新鋭機「烈風」が完成した。ミッドウェーの地獄から生還した加来止男は第626航空隊司令官に着任、専用空母「海鷹」を率いて乾坤一擲のマリアナ沖海戦に出撃! 烈風を待ち受ける米戦闘機との死闘が始まる!!
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昭和14年に中・独・伊の三国同盟が締結され、その枢軸国と日、米、英、ソの連合国が衝突し、第二次世界大戦が勃発。長年の激しい戦いの結果、連合軍が世界全域で勝利した。その勝利もつかの間、昭和25年、米国がアジアの盟主となった日本に牙を剥く!
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世界に向けて動き出した幸村。偉大な父・信長の背中を追って必死に走るが、あまりにも大きな壁が行く手を遮っていた。西洋連合との大戦はもはや避けられない状況にあった。ざわめき始めた南海を前に、皇帝幸村は戦うべきか戦わざるべきか、まだ迷っていた。
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マリアナの激戦を生き抜いた聯合艦隊の主力は、最終決戦地・レイテをめざす。戦艦大和、武蔵、長門を援護する空母大鳳、瑞鶴と重巡艦そして最新鋭機・烈風。この大戦のゆくえを決する、日米両軍の壮絶な激闘が今ここにはじまった!!
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前巻…世界に向けて動き出した幸村。偉大な父・信長の背中を追って必死に走るが、あまりにも大きな壁が行く手を遮っていた。西洋連合との大戦はもはや避けられない状況にあり、ざわめき始めた南海を前に、皇帝幸村は戦うべきか戦わざるべきか、迷っていた。
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昭和16年11月、天皇の命を受けた東条英機はハル・ノートを受諾。それに反撥した陸軍の一部が叛乱を起こし、東条を暗殺する。叛乱軍は海軍と陸軍穏健派に鎮圧されるが、国内は大混乱に陥る。これに乗じ米国は短期決戦を企図し、台湾奇襲で日本に宣戦布告した!
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