『架空戦記、光文社(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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あの“肝っ玉おっ母”が新訳で生まれ変わった! 十七世紀、三十年戦争下のドイツ。父親の違う三人の子供を抱えながら、軍隊に従って幌車を引き、戦場で抜け目なく生計を立てる女商人アンナ。度胸と愛嬌で戦争を生きぬく母の賢さ、強さ、そして愚かさを生き生きと描いた、劇作家ブレヒトの代表作を待望の新訳で贈る。キャリアウーマンでシングルマザーで女盛り、母アンナはこんなにも魅力的だった!
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山本五十六長官は、「加賀」「飛龍」「蒼龍」を率いて大反攻に出た。総力を挙げた日・米両国兵士の激闘の末、ミッドウェイはついに日本軍の手に落ちた。二カ月後、アメリカ軍は大艦隊を組んでガダルカナル、ツラギに攻め込んだ。日本軍は、「鳥海」を先頭にした第八艦隊が駆け付け、ここに凄絶なるソロモン海海戦の幕は切って落とされた! 天王山となる死闘の第三巻。
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昭和20年、B29迎撃に飛び立った紫電改4機が、現代にタイムスリップした。新たな敵は、SVLF(南沙義勇解放軍)だ! アジアの火種・スプラトリー諸島を舞台に描かれる迫真の戦闘シーン! 世界の政治・軍事情勢に精通した著者が、“今”を冷静に分析し、大胆にシミュレート! これは、もはや、フィクションの世界のことだけではない。
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日本軍は勝利の美酒に酔いすぎていた。猛将・フレッチャー少将の米機動部隊は深い手傷を負いながらも猛反撃し、サンゴ海海戦は壮絶なる相打ちで終わった。ついでミッドウェイ決戦では山本五十六長官座乗の大和を先頭に、連合艦隊は総力戦に突入。だが、兵装転換にミスをした連合艦隊は、赤城を始め各艦に甚大な被害を受けた……。著者入魂の海戦大作第二巻。
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運命の序曲3、髑髏の舞踏1を収録――戦争へひた走る重い時代のなかで、愛し、生き抜いた人々を描く感動大作。
農村に飢餓、街には失業者。経済は行き詰まり、政局は混乱する。それに乗ずるかのように日増しに強まる軍部の圧力。伍代(ごだい)財閥は満州工場設立を企図し、当主・由介(ゆうすけ)、英介、由紀子、と相次いで渡満。陰謀、策略、圧殺、クーデター。そして、遂に満州事変の勃発……! 雄大な構想、多彩な人物で綴(つづ)る、戦争文学史上未曾有(みぞう)の大河小説! -
日中はついに全面戦争に突入! 苦戦を強いられた日本軍は……!?
国会の空転、軍部内の不統一のなか、戦争拡大派の挑発と謀略から蘆溝橋事件が勃発。日中は全面戦争に突入した。上海戦線で苦戦する柘植。北支で捕虜を射殺してしまう千田。思わぬ苦戦を強いられた日本軍の行く手には、やがて南京事件の地獄絵が繰り広げられた。戦争の残虐な劫火と醜悪な人間狩りを描破する迫真の第5巻! -
2・26事件の全貌と悲惨な結末を描き切った白熱の第4巻!
共産党リンチ事件! 帝人事件! 相沢中佐事件! 国民の窮乏をよそに、政官財界は癒着して不正を行ない、左翼勢力は袋小路に入り込んでいた。永田鉄山軍務局長斬殺の血刀(ちがたな)を見た皇道派青年将校は、昭和11年2月26日、雪の降りしきる中、「昭和維新」に決起した。2・26事件の全貌と悲惨な結末を描き切る白熱の第4巻! -
髑髏の舞踏2、3を収録――暗黒の時代を力強く生き抜いた人々を描く感動大作!
五・一五事件の犬養毅首相暗殺、大森銀行ギャング事件、神兵隊事件、滝川事件、リットン調査団報告書。急加速で進む日本の戦争態勢の下で、伍代(ごだい)家を中心とする人々の絆もはかなく断ち切られていった……。柘植(つげ)と由紀子。高畠(たかはた)と素子。中国人白永祥(はくえいしょう)と少女邦(くに)。綿密な取材と圧倒的な筆力で綴る戦争文学史上未曾有(みぞう)の大河小説! -
戦争を生きぬいた男と女の壮大なる人間ドラマ! 『人間の条件』をしのぐ感動大作!
その夜、新興財閥伍代(ごだい)家では新築披露パーティが華やかに行なわれていた。そこに集(つど)った人々の愛と希望と夢と野心を呑み込んで、戦争の歯車はゆっくり回りだした。激動の中国大陸、ファシズムの日本を舞台に、綿密な取材と圧倒的な筆力で描かれる戦争の構造、人間の条件。戦争文学の一時代を画す、不滅の金字塔、待望の文庫化! -
敗色濃くなるなか、伍代家では……。戦争を知らない世代へ贈る! 長編小説
起死回生を図(はか)ったガダルカナル作戦では、日本兵3万1千余名のほとんどが、餓死か病死という凄惨(せいさん)な敗北。一方、北方アッツ島でも全員玉砕(ぎょくさい)! 日々敗色濃くなるなか、伍代(ごだい)家では、皮肉にも軍需景気に沸き返った。当主由介(ゆうすけ)は先の見通しに悲観的だったが、実権は戦争協力、便乗を叫ぶ長男英介(えいすけ)に移動する。悲痛の地獄編! -
満州の伍代俊介にも、遂に召集の日が。俊介の部隊は勇躍(ゆうやく)ノモンハンに出兵したのだが……。
標(しめぎ)耕平の逮捕。順子(よりこ)の心痛をよそに、官憲の苛酷な尋問と拷問が続く。一方、満州の伍代俊介にも、遂に召集の日が来た。日本とドイツの破竹(はちく)の進攻をみて、俊介の部隊は勇躍ノモンハンに出兵した。しかし、そこで俊介が見たものは、無謀な作戦の下、肉弾突撃させられる兵士の死屍累々(ししるいるい)たる地獄の戦場だった。痛恨と戦慄の第6巻! -
昭和16年12月8日、ついに日本は太平洋戦争に突入! 白熱の疾風怒濤編。
国家総動員法の公布以来、軍部と産業界の一体化を叫ぶ英介(えいすけ)は、専務に昇格、父由介(ゆうすけ)を斥(しりぞ)け始める。俊介(しゅんすけ)や高畠(たかはた)、矢次(やつぎ)らは、対米英戦の無謀を説くが、もはや誰も聞く耳を持たなかった。昭和16年12月8日、ついに日本はパールハーバーを攻撃、太平洋戦争に突入した。そして、華々(はなばな)しい緒戦の勝利を重ねるが……。疾風怒涛の第7巻! -
原爆投下、ソ連参戦! 敗色濃い日本……戦争文学の最高峰、遂に完結。
地獄のインパール作戦遂行中、泥河(でいが)に呑まれる標耕平(しのぎこうへい)。サイパンは陥落し、フィリピン海戦では再起不能の惨敗と、日本の敗色は日に日に濃くなっていく。昭和20年8月、広島へ原爆が投下され、ソ連は参戦に踏み切って、怒涛のように満州に押し寄せた。伍代俊介はソ連国境の関東軍にいた。戦争文学の最高峰、ここに完結! -
「富嶽」隊に命令が下った。ニューギニアにいるマッカーサー将軍を爆殺せよ。
「富嶽」隊に命令が下った。ニューギニアにいるマッカーサー将軍を爆殺せよ。ブーゲンビル島で撃墜された山本五十六長官の仇討ちに燃える近藤正己少佐は、十八機の富嶽を率いて出撃した。だが、富嶽隊撃滅の責任者ドナルド・フォス中尉は、日本軍の意図を察知、迎撃体制を整えていた。肉迫するP‐51マスタング! 新型戦闘機「旋風」! 息をのむ大空中戦! -
ガダルカナル島争奪戦。日本軍総攻撃! 陸軍の辻政信に直訴された山本五十六長官は、強力戦艦の出動を決意する。
「餓島」と呼ばれたガダルカナル島の争奪戦が始まった。日本軍の総攻撃に対し、米海兵隊はあらゆる兵器を使って応戦。日本兵は戦友の屍を乗り越え、鬼神の如く突撃。その、人とは思えぬ形相に、米海兵隊員たちも恐怖の叫びを上げる。陸軍の辻政信参謀に直訴された山本五十六長官は、大和、金剛、榛名などの強力戦艦群の出動を決意。遂に大和の46センチ砲が火を噴く! -
米軍の猛攻撃で連合艦隊は深刻な痛手を。そんなとき零戦が、マッカーサーの乗機を撃ち落とす。劣性を立て直せるのか。
大和、武蔵ともに深傷を負い連合艦隊の行く手に暗雲が立ち込める。そんなとき、思わぬ獲物が向こうから飛び込んできた。暗号解読のミスから、マッカーサー大将の乗機B‐117が、零戦隊の真っ只中に迷い込んできたのだ。護衛のP‐38と零戦隊の激闘数刻、マッカーサー機はついに火を噴き、やがて、サンゴ海の海中へ姿を消した。劣勢挽回となるか、第7弾! -
昭和十六年九月、全国から「不良兵」のレッテルをはられた水兵たちが集められた。彼らは人呼んで「神様分隊」。
昭和十六年九月、全国から「不良兵」のレッテルをはられた水兵たちが集められた。彼らは人呼んで「神様分隊」――敬い奉っていればいい、近づいたらどんな祟りがあるかわからない連中である。その分隊に、英領シンガポール軍港に潜入し、貴重な鉱石を積んだ貨物船を盗んでこい、と命令が下った。それは成功したかに見えたが!? 痛快無比の戦争アクション! -
国際政治の間隙で起こるかもしれない戦争を描いた架空現実(バーチャル・リアリティ)小説。
旗艦「三笠」にZ旗を掲げた連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊を打ち破ったのは明治38年。それから約90年後、再び日露は同じ場所で対峙した。自衛隊のイージス艦「たかちほ」対ソ連太平洋艦隊! この闘いに勝ち目はあるのか? その時この闘いに、パソコン通信で参戦した者たちがいた! 国際政治の間隙で起こるかもしれない戦争を描いた架空現実(バーチャル・リアリティ)小説。 -
ガダルカナル島に日本の軍旗が翻った。米軍はミッドウェイを奪回、中部ソロモン進攻を計画。零戦は窮地を救えるか!?
日米凄絶戦の末、ガ島には日本の軍旗が翻った。米軍はガ島を迂回しながらミッドウェイを奪回し、中部ソロモンへ進攻を計画。一方日本軍は、ニューギニアのポートモレスビーとラビを奪取する計画を立て、大和、武蔵をも投入する大部隊を編成した。やがて前衛が激突し、米空軍の新戦術“反跳爆撃(スキップ・ボミング)”は、日本艦船を次々に撃沈していった。零戦は窮地を救えるか? -
護衛機もない富嶽に乗った近藤正己隊長は、はたして日本の“運命の日”を阻止できるのか! シリーズ堂々の完結編。
ヒトラー救出作戦失敗! 富嶽隊、壊滅! 戦局はついに最終局面に達しようとしていた。米軍は原子爆弾の開発に成功し、テニアン島に実戦配備した。原爆投下阻止のため、日本軍は試作機として残存するたった一機の富嶽で、テニアン島空爆をはかる。護衛機もない富嶽に乗った近藤正己隊長は、はたして日本の“運命の日”を阻止できるのか! シリーズ堂々の完結編。 -
連合艦隊が消滅する日がきた。武蔵、瑞鶴、大和までが、兵士たちと共に、フィリピン海溝の底に…。鎮魂巨編の完結。
武蔵、瑞鶴は、容赦ない敵の砲弾、魚雷を受け、すでにその姿を海中に消していた。そしてついに、連合艦隊の象徴と謳われた大和が、フィリピン海溝にゆっくりと沈んでいった。ここに、77年の歴史を誇る連合艦隊が消滅した。祖国のため、勇敢に散っていった英霊たちへの聖なる挽歌は、半世紀余ののちのわたしたち日本人の耳に、今も聞こえてくるはずだ。 -
連合軍はサイパン島進攻のため機動部隊を派遣しようとしていたが、その動きを察知した第一機動艦隊は空母決戦を挑んだ
陸海軍の総力を結集し、中部太平洋の戦局打開を求める「あ号作戦」発動! 連合軍は、サイパン島進攻のため、機動部隊を派遣しようとしていたが、その動きを察知した小沢中将指揮の第一機動艦隊は空母決戦を挑んだ。陸軍の要請を受けた富嶽隊も出撃! いっぽう、富嶽撃滅を図る連合軍は、恐るべき謀略を画策していた。海戦史上空前の大空母決戦の圧倒的迫力! -
戦争を阻止することは可能か? 小説の枠を超えた感動興奮の仮想現実小説。
“太平洋戦争は回避できた”と主張する大学助教授・西条秀彦のもとに、シミュレーション・ゲームに挑戦してほしいとの要請があった。二・二六事件、太平洋戦争などが起こった激動の昭和にタイム・スリップ! 首相となった西条は、陸軍の不信をかって、いきなり暗殺されてしまった……。戦争を阻止することは可能か? 小説の枠を超えた感動興奮の仮想現実小説(ヴァーチャル・リアリティ・ノベル)。 -
米戦艦、重巡の猛射! 日本水雷戦隊の魚雷戦! 史上最大の海戦を描く大作!
昭和十六年十二月、ハワイ沖での伊16潜水艦との戦闘により、ついに日米艦隊決戦が始まった。破竹の進撃を続ける日本軍。一方、守勢に回った米海軍は、秘かに反撃の機会を窺い、マーシャル諸島侵攻作戦に踏み切った。真珠湾(パール・ハーバー)を出撃する米太平洋艦隊と日本連合艦隊が中部太平洋で激突!? 米戦艦、重巡の猛射! 日本水雷戦隊の魚雷戦! 史上最大の海戦を描く大作! -
太平洋戦争最大の海戦・レイテ海戦の真っ只中で海上自衛隊潜水艦の壮絶な苦闘がはじまった!
海上自衛隊の最新鋭潜水艦・“おやしお”は、原因不明の爆発に巻き込まれ、ソ連の潜水艦とともにタイム・スリップした。そこは太平洋戦争最大の海戦・レイテ海戦の真っ只中! 現状を把握できないソ連潜水艦は、海上に浮かぶ米空母に魚雷を撃ち込んだ。頭上には、戦艦大和ら連合艦隊を待ち受ける米機動部隊が……!? 海上自衛隊潜水艦の壮絶な苦闘がはじまった! -
昭和20年11月1日。南九州の沖は数千隻のアメリカ軍艦艇で埋まった。原爆製造の遅れた米国が、未曾有の規模で日本本土侵攻を開始したのだ!! 東京をめざし、怒涛のようになだれこむ米軍。首都防衛軍司令官・石原莞爾大将は、“秘策”を胸に迎え撃った……。 極秘資料を駆使し、一大スペクタクルで描く、“史上最大の決戦”!
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米軍の圧倒的な陣容の前に、しだいに苦境に追い込まれていった連合艦隊。だが日本海軍にも事態を好転させる転機となる戦いがあった。ミッドウェー海戦で艦上機の雷爆転装を行なわなかったら? レイテ沖海戦で、敵輸送船団を目前にして栗田艦隊が反転しなかったら……? 連合艦隊が、悲劇の戦艦大和が、〃もう一つの悔いなき戦い〃に挑む、戦記ロマン!!
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1941年6月18日、ヒトラーはイギリス本土侵攻作戦を開始した。それに呼応するロンメル将軍の北アフリカ戦線大攻勢。一方、日本からの補給部隊を待つ連合艦隊は、英艦隊の猛攻を受けた。次々と被弾する連合艦隊。ついに艦隊の命運をかけた最後の戦いが始まった!――激烈な上陸攻防戦、北アフリカ戦線、そして日英海戦を渾身の大迫力で描いたシリーズ完結編。
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大連へ向かう船中、殺害された男から渡された小さな包みから二人は満州皇帝の継承争いに巻き込まれた。
昭和十年夏、満州。野望渦巻く大平原で、安達浩太と永坂雪子は出会った。浩太は特高警察に追われるアナーキスト、雪子は家出した世間知らずの財閥令嬢。大連へ向かう船中、殺害された男から渡された小さな包みから二人は満州皇帝の継承争いに巻き込まれた。包みの謎を追って新京へ向かう途中、満鉄の特急「亜細亜号」が……!?(『竜と剣』改題) -
戦艦大和は死を賭けて出撃! 大和・自衛隊と米空母の死闘を大迫力で描いたイフ戦記。
日本に47年間駐留した在沖縄米軍司令部は撤退した。代わりに自衛隊の航空機・戦車が上陸するなか、沖縄は大型台風が直撃! 一夜明けると……1945年、自衛隊は沖縄上陸を目ざす米英艦隊に取り囲まれていた! 攻撃を仕掛ける米・ヘルキャットの編隊。全面降伏か徹底抗戦か。その頃戦艦大和は死を賭けて出撃! 大和・自衛隊と米空母の死闘を大迫力で描いたイフ戦記。 -
世界の“火薬庫”バルカン上空でくりひろげられる、白熱の空中戦!
敵はロシアの最新鋭ハイテク戦闘機スホーイ27フランカー、対するは半世紀以上前、列強機を圧倒する飛行性能を誇った零式艦上戦闘機。まともに戦って勝ち目があるとは思えない零戦が、戦乱のボスニアで戦いを挑んだ……。世界の“火薬庫”バルカン上空でくりひろげられる、白熱の空中戦! 国際政治の軍事的側面を正確にとらえ、メカや作戦を精密に描いた力作。 -
連合艦隊の命運は? 史上最大の海戦を描いた大作、堂々の完結!
日米主力艦隊はウェーキ沖に続々と集結した。戦端は重巡同士の激烈な砲撃戦で開かれたが、両陣営とも空母部隊発見のために必死の索敵も続けていた。米雷撃機の猛攻に壊滅的打撃を受ける羽黒、足柄、鈴谷ら重巡部隊。その時、敵発見の報! 空母・赤城、攻撃隊を発艦、超弩級戦艦・大和の主砲炸裂! 連合艦隊の命運は? 史上最大の海戦を描いた大作、堂々の完結! -
タイムスリップした最新鋭艦が史上名高い海戦で闘う長編スペクタクルの快作!
1988(昭和63)年、米大統領諮問委員会は、TSSW(時空移動兵器/タイム・スペース・スリッピング・ウェポン)の実験として、46年前のミッドウェー海戦に調査用飛行機を派遣した。ところが、環太平洋演習(リムパック88)に参加中の日本の海上護衛艦四隻も過去の世界へ! その一隻が米潜水艦の魚雷で撃沈された。司令・明智は、日本連合艦隊救出を決意するが……? 最新鋭艦が史上名高い海戦で闘う長編スペクタクルの快作! -
「千里馬(チョンリマ)は翔んだ」これは射程1300キロメートルの弾道ミサイルが、日本へ向けて発射されたという。
「千里馬(チョンリマ)は翔んだ」これは射程1300キロメートルの弾道ミサイルが、日本へ向けて発射されたというメッセージだった。北朝鮮人民軍全部隊に伝達され、まず第8特殊部隊による南侵が開始された。第2次朝鮮戦争は、どんな形態、どんな規模で展開されうるのか? 現実の世界政治、軍事状況を冷徹に見据え、シミュレート! 日本はどうなる? 同時進行の戦争推理長編。 -
潜水艦戦、航空戦を、壮大なスケールで描いたスペクタクル小説。
昭和十六年九月、山本五十六連合艦隊司令長官が、広島駅頭で暗殺された! 長官の発想から生まれた真珠湾(パール・ハーバー)奇襲作戦は捨てられた。後任の長官となった米内光政は、「対米英蘭帝国海軍作戦計画」をもって対米戦に備えた。ついにハワイ沖で、伊16潜水艦が米戦艦に魚雷を発射、海戦の火ぶたが切られた! 潜水艦戦、航空戦を、壮大なスケールで描いたスペクタクル小説。 -
ガダルカナル島争奪戦はつづく。ジャングルを豪雨に打たれ、泥にまみれ、マラリア熱に身を震わせながら黙々と進む。
太平洋戦争におけるまさに天王山である、ガダルカナルの戦いは続いた。日本軍はこの地獄のジャングルで、敵の牙城である飛行場を目指し、マラリアに冒されながらも黙々と進んだ。だが、遅れる陸軍の進攻は、海軍との協同作戦に齟齬を来す。遊弋待機していた連合艦隊機動部隊は、敵機編隊に発見され、瑞鳳大破、山口多聞中将座乗の飛龍も被弾! 日本軍、大苦戦の第五巻。 -
真珠湾攻撃以後、零戦に手を焼く米首脳は起死回生の秘策をねる。犬吠埼沖に忍び寄る米機動部隊! 日本の運命は?
昭和16年12月8日、太平洋戦争の幕は開いた。猛将ハルゼー中将の米機動部隊は、小沢治三郎中将指揮の第一航空艦隊に挑む。だが、零戦を先兵とする帝国連合艦隊の前に、米艦船は海の藻屑と消えた。山本五十六大将率いる連合艦隊は、いまや太平洋の覇者であった。劣勢を覆すべく、秘策を受けた米機動部隊は犬吠埼沖に忍び寄る……。海戦大作第一巻。 -
マッカーサ将軍を捕捉したが米軍の追撃は激しく、部隊は苦戦を強いられた。痛快戦争冒険小説、待望の第3弾。
開戦の翌年、昭和十七年三月、日本軍は連戦連勝、破竹の進撃を続けていた。例によって箱根の温泉旅館で遊びほうけていた海軍愚連隊第九九九部隊に、新たな作戦命令が下された。“フィリピンにいる敵将マッカーサーを誘拐せよ”。……熱闘の末、脱出を図る将軍をみごと捕捉。しかし米軍の追撃は激しく、部隊は苦戦を強いられた。痛快戦争冒険小説、待望の第3弾。 -
史実にのっとり、抜群のアイデアと卓越した構想力でパワフルに描いた力作!
1945年7月、ドイツの戦後処理、対日戦略等を協議するためにポツダムに連合国三首脳(トルーマン・チャーチル・スターリン)が会した。その頃、ドイツ駐在の日本陸軍残置諜報員・河村吾郎は、戦犯狩りの追及を逃れ、戦いの時をじっと待っていた。大胆にも三巨頭の暗殺を計画したのである。史実にのっとり、抜群のアイデアと卓越した構想力でパワフルに描いた力作! -
米軍の切り札は空の超要塞(スーパーフォートレス)B‐29。空の支配を決定する、大爆撃戦がついに決行された!
富嶽隊へ出撃命令下る! 場所はインパール――。壊滅状態のビルマ戦線を救うべく、急遽飛び立った富嶽。だが、歴戦による機体の損耗、隊員の疲労は限界に達していた。連合国側は、対富嶽(モンスター・バード)の戦略組織IOADを設立、巧妙な罠を仕掛ける。米軍の切り札は空の超要塞(スーパーフォートレス)B‐29。空の支配を決定する、大爆撃戦がついに決行された! 史上最悪の戦闘に参戦した富嶽の活躍。 -
インパール作戦は悲惨をきわめていた。海軍はマリアナ沖海戦に最後の望みを託し、数で圧倒する敵機に、紫電改が挑む。
昭和19年3月に始まった、日本陸軍のインパール作戦は、飢餓地獄のなか、敵軍の猛反撃に遭い、悲惨をきわめていた。一方、海軍は、マリアナ沖海戦に最後の望みを託す。圧倒的に数で勝るF6Fに、新型戦闘機・紫電改が挑む。近藤連合艦隊司令長官は、指揮をとる小沢長官に、“皇国の興廃この一戦にあり”と打電。この戦いの帰趨が勝敗を決する! -
大本営と米統合参謀本部の激突の渦中に投げ込まれた平成の九人の戦士たち。彼らはいかに闘い、そして……?
昭和二十年四月八日、大本営は、本土決戦の要点を示した「決号作戦準備要綱」を、各方面軍に示達。その五日前、米統合参謀本部も、詳細な日本本土侵攻作戦「殲滅作戦(ダウンフォール)」を計画していた。……ついに両軍は南九州で激突した! 渦中に投げ込まれた平成の九人の戦士たち。彼らはいかに闘い、そして……? 軍事評論家の著者が、豊富なデータを駆使して描く空前の戦争巨編。 -
サイパン島では日本兵の無惨な屍の山が―。同じ頃連合艦隊では、自ら敵艦隊に突撃する戦闘機が続出していた。
サイパン島では、米軍の豊富な砲弾の前に、日本兵たちの無残な屍が重ねられていた。時を同じくして、連合艦隊では、だれに命令されることもなく、自ら敵艦隊に突撃する戦闘機が続出した。この自殺攻撃機(クレージー・ジャップ)は、米兵を震撼させたが、日本軍がいかに追い詰められていたかの証左でもあった。連合艦隊は、全滅覚悟の最期の戦いに進路をとった! -
昭和十六年十二月八日、日本軍は真珠湾(パール・ハーバー)を火の海と化し、アメリカ空母群を撃滅して太平洋の制海権を握った。この期を逃してはならない。山本五十六聯合艦隊司令長官は秘策を実行に移した。戦艦〃大和〃の鬼神のごとき大活躍。日本軍は怒涛のように、カリフォルニア沿岸に上陸を開始した! 一大スペクタクル架空戦史(イフ・ドキュメント)!
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赤城、加賀はすでになく、蒼龍、飛龍も失い、残るは空母翔鶴のみ。この大危機から脱出する戦略はあるのか?
幽鬼のような日本兵たちは、銃剣をつけた小銃や刀だけで、重器と迫撃砲が並ぶ米軍陣地へ突撃していった。地獄の阿鼻叫喚のうちに、タラワ戦は終わった。かくして敵は、マリアナへと歩を進める。時を同じくして、連合艦隊も赤城と加賀はすでに失く、蒼龍と飛龍をいま失い、瑞鶴は満身創痍、残る正規空母は翔鶴のみで、暗雲漂いはじめる……。日本軍、大危機からの脱出は? -
ドイツから原爆開発用ウランを持ち帰った富嶽隊の隊長・近藤正己少佐は、同時に驚くべき情報をもたらした。
ドイツから原爆開発用ウランを持ち帰った富嶽隊の隊長・近藤正己少佐は、同時に驚くべき情報をもたらした。アメリカは二年前から原爆の開発に着手している! 脅威を感じた大本営は富嶽隊にロスアラモス爆撃を命じた。……いっぽう、西部ニューギニアの奪回を図る「渾作戦」も発令。富嶽隊の奇襲攻撃成るか? 迎え撃つ強力米航空部隊との怒濤の大空中戦が展開された! -
海軍愚連隊第九九九部隊の面々に極秘命令が下った。痛快戦争冒険小説、待望の第2弾。
上海で休暇を楽しんでいた海軍愚連隊第九九九部隊の面々に極秘命令が下った。昭和十六年十一月のことである。目的を明らかにされぬまま、伊号潜水艦に乗り込んだ彼らは全員、海軍軍人失格の臆病で弱いダメ水兵ばかり。……真珠湾奇襲作戦の裏面で大活躍する愚連隊。作戦に成功した彼らには、さらに、別の試練が待ちうけていた。痛快戦争冒険小説、待望の第2弾。 -
1941年、日本連合艦隊は、超自然現象によって、一夜のうちに北大西洋へと運ばれてしまった。英独戦の渦中に巻き込まれた連合艦隊。ヒトラーからの対英共同作戦案。英海軍は、独Uボートに苦しみながらも、日独に対して反撃に出た。ついに、ドーバー大海戦の火蓋が切られたのである! 零戦対スピットファイアー! 迫力の戦争スペクタクル小説。
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幻の爆撃機を甦らせ、壮大な日米一大決戦を描いた力作、第一弾。
1944年初め、ラバウル第七五一航空隊隊長近藤正己大尉は突然海軍省から出頭命令を受け、満州のチチハルに向かった。近藤を待ち受けたのは、全長五十メートルにも及ぶ巨大な超重爆撃機「富嶽」だった。命令は、アメリカ・タコマ市にあるB‐29製造工場への爆撃。編隊は悪天候をついて飛び立った! 幻の爆撃機を甦らせ、壮大な日米一大決戦を描いた力作、第一弾。 -
昭和二十年、呉の軍港から四隻の潜水艦が消えた。山本五十六が発想した作戦とは。迫真のイフ・ノンフィクション戦記。
大日本帝国海軍潜水艦・伊四〇〇は、通常動力型としては史上最大の潜水艦である。水上爆撃機を三機塔載、地球一周半以上回れる航続距離、四ヶ月間無補給で作戦行動がとれた。――昭和二十年五月十日未明、呉の軍港から四隻の巨大な影が海に消えた。米海軍の要衝パナマ運河を攻撃すべく……。迫真のイフ・フィクション戦記。 -
ヒトラーを救出する「ビヒモス作戦」のため、残された三機の富嶽使用が決定、近藤はドイツを目指す。
富嶽隊、殲滅さる!! インパール作戦の帰路、近藤正己率いる富嶽隊は、連合国側の対富嶽戦略組織・IOADが仕掛けた罠により壊滅状態になった。そのさなか、ヒトラーを救出する「ビヒモス作戦」のため、残された三機の富嶽使用が決定、近藤はドイツを目指す。ベルリン陥落を迎える極限状況の欧州戦線に、富嶽の勇姿が舞う! 迫力のスペクタクル、第七弾! -
富嶽隊が出撃したとき、ヨーロッパ戦線では、史上最大のノルマンディ上陸作戦が展開されようとしていた。
1944年5月、連合軍の大規模な反攻作戦が迫っていることを予期したナチス・ドイツは、富嶽隊のヨーロッパ戦線への投入を要請してきた。ドイツは、救援の見返りとして、最新式レーダーの見取り図、ウラニウム、さらには原子物理学者の提供を申し出た。富嶽隊が出撃したとき、ヨーロッパ戦線では、史上最大のノルマンディ上陸作戦が展開されようとしていた。 -
1941年5月、日本連合艦隊は日米決戦を想定して、北海道東方海域において演習に明け暮れていた。突如、連合艦隊の眼前に英国艦隊が現れ、一斉射撃を加えてきた! 超自然現象でポルトガル沖へ運ばれていたのだ。困惑する山本五十六司令長官。ヒトラーは、対英共同作戦を進めるが……。英独戦に巻き込まれた連合艦隊の激闘を描いた、長編スペクタクル力作!
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