『SF、架空戦記、読み放題 MAXコース(ラノベ・文芸など)(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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飛空士シリーズ、ついに感動のフィナーレ!
ついに二千年来の悲願であった「天地領有」のために動き出すウラノス。一千隻を越えるウラノス飛空艦隊が西進を開始したなら多島海は滅亡するしかない。世界の命運をかけ、多島海連合軍首席参謀バルタザールは史上最大の奇襲作戦「オペレーション・オーディンズ・スピア」を立案する。片道切符の作戦に参加した清顕とイリアは、仲間たちと共に王都プレアデスを目指すが……。
「神さまの造ったこの星が太陽に呑まれ爆発して文明も人類も永劫に消滅してもなおきみと共にいたい」。
空にあこがれた少年少女が織りなす恋と空戦の物語――『とある飛空士への追憶』から始まった七年以上にわたる壮大な飛空士シリーズが、これにて完結……!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
疑心暗鬼が七人の友情を切り裂いてゆく。
――空は、墓場だ。
――わたしは人間ではない。戦闘機の一部だ。
かつて「空の王」と呼ばれた父、カルステン・クライシュミットの教え。
その言葉を胸に刻み、一個の鉄塊となったイリアは、今日も灰色の空へ向かい離陸する。
25戦中、24勝1敗。撃墜数33機――。
エアハント士官学校飛空科の「模擬空戦」において、驚異の記録を更新中のイリア・クライシュミットは、「空の一族」の追撃からただ一機帰還し、叙勲までされた士官候補生たち「エリアドールの七人」の中では突出した存在となっていた。
比して、イリアと共にエリアドール飛空艇の操縦を担当した坂上清顕(さかがみ・きよあき)の戦績は、11戦して2勝0敗9引き分け。撃墜数0機。
互いに撃墜王の父を持ちながらも、イリアに実力の差ばかり見せつけられ、悩み、焦る清顕。
――なんのために、ぼくは戦場を飛ぶ?
――なんのために、ぼくはひとを殺す……?
そして、平穏な学園生活の中で懊悩する裏切り者の工作員「ハチドリ」。その正体も明らかに――!?
七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語。激動。
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新たに紡がれる恋と空戦の物語、見参!
「海猫を墜とせ」
――天ツ上(あまつかみ)海軍撃墜王、千々石武夫(ちぢわ・たけお)飛空中尉に下されたその命令が、すべての始まりだった。
独断専行により海猫に一騎打ちを仕掛け、敗れた千々石は、再戦を胸に秘めていくつもの空戦場を渡る。
「空が選ぶのはお前ではない、おれだ」
「空の王はどちらか、決めよう」
激情の赴くまま撃墜を重ねる千々石の背後には、常に謎の国民的歌手、水守美空(みずもり・みく)の影が見え隠れする。千々石が片時も手放さないレコードに込められた想いとは……。
『とある飛空士への追憶』の舞台となった中央海戦争の顛末を描く、新たなる恋と空戦の物語。上下巻で登場!
『新世紀エンタメ白書2009』ブックランキング1位、2008年Amazonエディターランキング1位、2008年Amazon売り上げランキング6位、2009大学読書人大賞2位など、すばらしい評価を受け続け、ついに映画化・単行本化もされた『とある飛空士への追憶』のスピンオフ作品!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語!
四千もの島嶼が大瀑布を挟んで存在する「多島海」。
ハイデラバード連合共同体、セントヴォルト帝国、秋津連邦、三つの大国が覇権を争うこの海を、七人の少年少女の操縦する大型飛空艇が親善飛行していた。
その、「エリアドール飛空艇」に集ったのは――
河南士官学校三回生、坂上清顕(さかがみ・きよあき)。
河南士官学校三回生、ミオ・セイラ。
箕士官学校四回生、紫かぐら。
エアハント士官学校四回生、バルタザール・グリム。
エアハント士官学校三回生、ライナ・ベック。
エアハント士官学校三回生、イリア・クライシュミット。
エアハント士官学校二回生、セシル・ハウアー。
いずれも、その突出した才を認められた士官候補生たちだったが、「空の一族」の強襲を受け、名も知れぬ島への不時着を余儀なくされる。脱出のために協力する七人だったが――。
2008年『とある飛空士への追憶』
2009年~2011年『とある飛空士への恋歌』(全5巻)
2011年『とある飛空士への夜想曲』(全2巻)
そして、2012年『とある飛空士への誓約』。史上空前の規模でついに始動!!
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海猫と魔犬、空の王となるのは果たして!?
世界初の空母同士の決戦となった、帝政天ツ上(あまつかみ)と神聖レヴァーム皇国の「ヴィクトリア海海戦」。天ツ上の圧勝に終わったこの戦いを終えてもなお、千々石武夫(ちぢわ・たけお)の胸の靄は晴れなかった。「出てこい、海猫」蓄音機から流れる水守美空の歌声さえも、好敵手とのシミュレーションのBGMとなる。
しかし、新しい海軍司令官・猛将バルドーのもと、着々と戦力を増していたレヴァーム軍は、「エスト・ミランダ沖海戦」にてその真価を発揮させた。次々に墜とされてゆく味方機に復讐を誓い、敵機を探す千々石。そのとき――。ぞくり。千々石の全身が総毛立つ。華麗な邀撃を続けるアイレス4の、やや未熟に思える宙返り。この軌道は……イスマエルターン――!?
ついに両雄、相まみえる!!
『新世紀エンタメ白書2009』ブックランキング1位、2008年Amazonエディターランキング1位、2008年Amazon売り上げランキング6位、2009大学読書人大賞2位など、すばらしい評価を受け続け、単行本化もされた『とある飛空士への追憶』。その舞台となった中央海戦争の顛末を描く、新たなる恋と空戦の物語。「夜想曲」完結!!
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ルカの革命が全てを壊し、今恋が始まる…。
「おれは、あの壁を壊す。三界まとめて破壊する」。ルカはヴィヴィとともに、ワールド・トリガーを起動することを選んだ。壁に守られてきたエデン人による世界の支配・搾取・人種差別。それを、終わらせるために。しかしそれは同時に、未曾有の破壊と虐殺を産むことを意味した。
「あなたが壊すこの世界を、わたしが築き直します」。ファニアは、共和国の枠を超え、三界を共存させることを目指した。
ついに本性を露わにし、エデン以外の下層国家を滅ぼそうと攻め込むエデン艦隊。エデンを叩き潰すことを生涯の夢として生きたルカのかつての親友、帝国皇帝ジェミニ。最後最大の世界戦争の行方は?そして、世界崩壊の引き金を引いたルカとヴィヴィの運命は?
世界を壊し、世界を再生する、恋と革命と戦争の物語。ついに大団円!!
※「ガ報」付き!
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はじめまして。また、会えたね。
史上最大の会戦に勝利したジェミニ率いる神聖リヴァノヴァ帝国軍はバール川を越え、ルナ・シエラ共和国領への侵攻を開始した。
撤退する共和国軍の直上を飛行する戦艦バルバロッサに乗り合わせたファニアは「尋ねびと」に巡り会い、魔女の口から「星の意志」を伝え聞く……。
上級三隊第一階級「熾天使級」機械兵ルシフェルとミカエル。生命金属の肉体を炭素材装甲で覆った「機械兵の始祖」。二機の機械兵を巡る闘争は、エデンとジュデッカの武力衝突に発展する。
皇帝ヒルデガルダの指揮のもと、バルバロッサに攻撃を開始するジュデッカ竜騎兵隊。
そして、ついに驚愕の全貌を明らかにするワールド・トリガー。
それぞれの思惑を秘めた群雄たちが激突するなか、ジュデッカに堕ちたルカとミズキの運命は……!?
犬村小六が贈る壮大な生命のドラマが、いよいよクライマックスへと……息もつかせぬ第6巻!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
悪逆の道を行く災厄の魔王ルカの運命は!?
「何百万人死傷しようが構わない。おれはファニアのために世界を焼く」。
史上最大の軍勢を率い、すさまじい勢いで進撃するルカはいつしか「災厄の魔王」と呼ばれ、世界そのものを敵に回していた。
自由と平等を否定し、武力による変革を断行するルカに、ルナ・シエラ共和国第二執政カミーユは反旗を翻すことを決断する。
一方、アステルには「そのとき」が迫り――。
恋と会戦の物語、驚愕と慟哭の第五巻。
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
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「強いってのはこういうことだ」。
シーズンオフを迎え、鷹森雄星は一軍強化キャンプへの参加を許される。
しかし一軍は、雄星の想像を超えた厳しい世界だった。
「二軍じゃどうだったか知らんが、ここじゃ、おまえは特別じゃない。“その他大勢(ワン・オブ・ゼム)”だ――」
既に慣性制御は普及し、“生みの親”である雄星以上の使い手がチーム内にもごろごろと現れる。
憧れの存在たちに厳しい言葉で叱咤される日々。
だが、決して隔意だけではない“一軍の矜恃”に触れ、雄星はプロとしての生き様をその身で学んでいく。
そんななか、紅白戦でリーダー機を務めたアデーレが、一軍リーダー機のケイトリンを撃破してしまい……?
波乱の新シーズンが、幕を開けようとしていた。
“王の御手”を持つ黒騎士もついに復活!?
SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、騒然の第3弾!!
※「ガ報」付き!
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ついに革命の時を迎えるガルメンディア……。
ガルメンディア王国に戻ったルカは王女ファニアとの約束を果たすため暗躍を開始した。テラノーラ戦役、ウルキオラ暴動、ドル・ドラム戦役で傑出した戦果をあげたことにより、ルカは民衆からの絶大な支持を得て、反体制勢力の中心人物へとのしあがっていく。しかし一方のファニアは王政に身を捧げる覚悟を決め、ルカに蜂起を思いとどまらせようと煩悶していた。ふたりの思いはすれ違ったまま、王国はついに革命のときを迎える――。
「世界を救う気なんてない。ただファニアを救いたい」
風雲急を告げる恋と会戦の物語、第4巻。
※ガガガ文庫PR付き!
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ルカは皇位継承を巡る闘争へと巻き込まれ…。
ウルキオラ暴動から三年……。神聖リヴァノヴァ帝国においてルカはジェミニらと共に帝国最強の独立混成連隊として勇名を馳せていた。ルカの編み出した新戦術は三次に及ぶ「ドル・ドラム戦役」においてその威力を発揮し、帝国軍総司令官ヴラドレン皇太子はルカに作戦会議への参加を許可する。
だが皇帝の血を引くジェミニも皇太子を排除すべく暗躍を開始、ルカは皇位継承を巡る闘争へと巻き込まれる……。
「子どもだった。見た夢が幼すぎた。あの約束は世界を破壊してしまう」
「飛空士シリーズ以上!」との声も上がってきた、魅力的なキャラクター設定で圧倒的話題の一大軍事戦記。さらにさらに加速する恋と会戦の物語、第三巻。
※「ガ報」付き!
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※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
競うことは、争うことなのか。
史上、類を見ない“ルール違反”。
雄星は処分決定を待つ間、二軍練習場へと送られる。
前代未聞のスキャンダルを起こした異邦人に、選手たちはただただ冷たかった。無数の敵意にさらされる雄星に、二軍監督、ユウキ・プラバッキーは告げる。
「ここの連中がお前に冷たいのは、弟のことだけでも、ペナルティのことだけでもねえよ。みんな、パワーの時代が怖いのさ。おまえはストライクフォールの次の時代そのものだからな」
あの日、雄星のもたらした慣性制御技術は、ストライクフォールをまったく別の競技に変えてしまったのだ。
「おまえに残された道は、二つだ。時代を殺した男として恨まれながら勝者になるか、それとも、誰かがそうした勝者として栄光を掴むのを、指をくわえて見ているかだ」
同じく懲罰で試合機会を奪われたアデーレ。
ストライクシェルの整備を学びはじめた環。
みな、大切なものを失った傷を抱えながら、新たな戦いを始めている。
なら――俺は。
めまぐるしく変化する世界、「戦争」と「競技」の狭間で。
雄星は、ストライクフォールともう一度向き合う。
兄弟の憧れを、答えをこの手に“掴む”ために。
SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、待望の第2弾!!
「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
あなたの大切な人に、引き金を引けますか。
死者が蘇り、生者を襲う。
再来したレヴナントによってもたらされたのは、果てしなく続く殺戮と絶望だった。特殊兵装《エミュレイター》を繰る《埋葬官》たちの奮闘をもってしても好転しない圧倒的な戦力の差。そして七姉妹・エレクトラの討伐と引き換えに物資供給システム《オクルス》までもが失われ、状況はさらに悪化していく。エレクトラからサルベージされた機密情報。その映像の中で、吹芽とザイシャたちの前に、かつて世界を救い、そして世界から憎まれた英雄の亡霊が立ちはだかる。
円燦華――吹芽の母親であり、ザイシャの先代ユーザー。かつて世界に混乱を招いたプシュケを撃墜した稀代の狙撃手。 彼女までもが、レヴナントに……? 人類を脅かす《七姉妹》の復活の理由、そして、かつて《プシュケ》が抱いた真の願いとは?苦悩する吹芽とザイシャを嘲笑うように、人類の存亡を懸けた最終決戦が幕を上げる。
誰がために戦うのか。少年たちは、世界を救うための一撃を、己の大切な者に向けることができるのか――!スコープが切り取るその世界の中で、彼らは最後の答えを掴み取る! 屍者が蘇る、壊滅的な未来で紡がれるアーミーアクションシリーズ決着の刻。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
飛空士の犬村小六による超話題作、第2巻!
近衛連隊を追われたルカは放浪の末、リヴァノヴァ皇帝の侍女の子である旧友ジェミニとの再会を果たす。昔の借りを返すためジェミニの庇護下に入ったルカだが、ジェミニの思惑はルカの想像を遙かに超えて、ガルメンディア王国を揺るがす大事件が勃発する……。
「災厄の魔王」ルカと「褐色の皇帝」ジェミニ。
一千年にひとりと称される巨大な軍事的才能が、眩いばかりの才能と才能の相克を世界史に刻む。そして王女ファニアもまた、自らの意志により歴史の表舞台へ……。
「いつかこの国で革命を起こす。きみにもう一度、会うために」。
第1巻の発売直後から早くも話題沸騰の評判作品、加速する恋と会戦の物語、早くも第2巻が登場です! -
必殺の電撃を持つメロウの人狼狩りゲーム!
右手に一撃必殺の電撃「浄化の切り札(ラストジョーカー)」を宿すスーパーゲーマーの少年・姫草メロウ。家族を殺された復讐としてメロウは「人狼(ビースト)狩りゲーム」を始めるため、同族殺しで名を馳せる美少女人狼・ヒツジを屋上に呼び出した。
どういうわけかメロウのことを知っていたヒツジは、人狼絶滅ゲームへ参加するかわりに、メロウには自分の「王子様さがしゲーム」を手伝ってほしい、それから王子様が見つかるまではメロウが代わりに王子様になってほしいと言う。なんだそりゃ、と思いながらもメロウの返事はイエス。
こうしてふたりのバトル&いちゃらぶゲームが始まった!
ここは夜な夜な、凶暴な異能者である人狼と、人狼処理に暗躍する謎の組織・新造体(バースト)が血で血を洗う「罪の都」、ザイトシティ。メロウは夜のザイトの支配者――最強の人狼ツヴァイに目をつける。やつを倒して名声をあげれば、一挙に人狼どもがメロウたちを狙う事態になるはずだ。だがそこへ新造体が介入する。それは、メロウの学校でNo.1美少女のカガミ!?
人狼(ビースト)と新造体(バースト)が激突する街で、メロウの電撃が炸裂する! ハイスピード最強バトルラブコメ!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
飛空士シリーズの犬村小六、最新シリーズ!
「ヴィヴィ・レインを見つけて」
彼女の願いを叶えるため、スラム街の少年は旅に出る。限られた命を生きる人造の少女と、意志を持つ機械兵。滅びゆく王国の姫、性別不詳の天才操縦士、皇帝に捨てられた子ども……。
旅の途中、それぞれの傷を抱えた仲間たちと出会い、やがて少年は「災厄の魔王」と称され、楽園に支配された世界へ反逆の旗を翻す。
ヴィヴィ・レインを探す、ただそれだけだった小さな旅はいつしか時代のうねりとなり、世界を変革する戦いへ――。
傷だらけの少年少女が織りなす恋と会戦の物語、開幕。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
《コロニア》強襲。絶望的な市街戦が始まる。
アルキュオネとの死闘から4か月。
埋葬官としての日々に慣れ始めた吹芽とザイシャはある日、秘められた仲間の過去を知る。
幼い頃、レヴナントによって両親を奪われた少女――茴香。
彼女は自らの過去、そして断ち切るべき因縁を吹芽たちに打ち明ける。
かつて両親を失った茴香を救い――そして、ようやく手に入れた新たな家族を奪い去った一人の少女。
ケルフィナ・オズロワとの因縁を。
その因縁はある日、《コロニア》の強襲という狼煙と共に新たな悲劇を引き寄せる。
二体目の《七姉妹》――エレクトラ。そしてそのユーザーと化したケルフィナ。
ケルフィナは茴香からの憎しみを求め、ありとあらゆる暴虐を繰り返す。
絶望的な戦況の中、守るべきものを守るため、狙撃手の任務を果たそうとする吹芽は再び悩む。
――ケルフィナを倒し、《コロニア》を救うか。
――茴香の復讐を見届け、彼女の心を救うか。
果たしてどちらが自分のなすべき救済なのか……?
明かされ始める世界の真相。
《七姉妹》の真の目的とは?
屍者が蘇る、壊滅的な未来で紡がれるアーミーアクションシリーズ第二弾。
スコープが切り取る世界の中で、少年は新たに答えを掴む!!
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どれだけ強くなっても、俺は悩むんだな。
「異能力制限法」により異能力者はすべて社会から管理され、戦う機会が奪われた現代。
俺――冬川朱雀はとまどっていた。
「人間になると決めたら、教えてね。そのための異能力者を紹介するから」
小手毬の前で両手を広げて、天児奈はいつもの軽い調子で言った。
しかし、話はそうメリットばかりではなかったのだ。小手毬が不老不死である煌霊から人間に戻れば、人として生きられる。だけど、『天上』になったことで現状俺は不老不死だ。
俺たちの人生は共に歩めなくなってしまう。すれ違ってしまう。
そうなると俺は『天上』を辞めるだろう。しかし、天児奈によって大きな問題に気づかされた。
「『天上』というのは世界が大きく悪い方向に行かないように管理する組織なの。じゃあ、最も管理しないといけないのは『天上』そのものでしょ。『天上』レベルの異能力者を放置していれば、世界は重篤な危機に陥りかねないよね?」
つまり『天上』から抜けた異能力者が無事に生きていけるって保証はどこにもなかったのだ――!
真の最強になることが唯一残された道!? 苦悩し続ける異能力リアルアクション最終巻!
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SF界の俊英、ガガガ文庫に電撃参戦!
近未来、人類は宇宙に進出し、惨禍のはてに戦争をやめた。
……いや、正確には、形を変えた。
代理戦争として発展した宇宙競技、ストライクフォール。
広大な宇宙をフィールドに、敵のリーダーを屠るべく戦うチーム闘技に人々は熱狂した。
万能の泥、チル・ウエポンによって作られたストライクシェルに身をつつみ、プレイヤーたちは宙を駆ける。
故郷のため、栄誉のため、家族のため、あるいは己が夢のために……。
鷹森雄星も、ストライクフォールに魅せられたひとりだ。
弟は、トップリーグでのプロデビューが決まった若き天才、鷹森英俊。
幼なじみの環のやさしさに見守られながらも、雄星は宇宙を目指すが――。
「知ってるか、兄貴。宇宙では、あらゆるものが落ちている最中なんだ。
――落ち続けるなら、オレはほしいものを手に入れる」
なら、翔ぶ。翔んで、宇宙に手を伸ばす。
これは、宇宙を「掴む」兄弟の物語。
SF界の俊英が放つ新たなライトSFエンタテイメント!
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守る。スコープが切り取る、この世界を。
死者が蘇り、生者を襲う――。
ある都市を起点に発生したその現象は、またたく間に世界全土へと拡散した。
蘇った骸――彼らの名は〈レヴナント〉。
生者への強烈な殺戮本能を持ち、視界に収めたあらゆる兵装を複製する、生ける屍。 地球は今、掛け値ない地獄と化していた。
それに抗するは、人類の新たなる希望――通称〈埋葬官〉。
レヴナントの能力を模した特殊兵装〈エミュレイター〉を駆る執行者。
かつての失態によるトラウマから、スコープを覗けなくなった元エーススナイパーの主人公・円吹芽は、〈エミュレイター〉の原点となった特殊兵装を身に宿す少女・ザイシャとの契約を果たし〈埋葬官〉の一員となる。
しかし彼が手にした新たな『力』は、今や扱うことすら叶わぬ――白亜のスナイパーライフルであった。
無力な少年が持て余す、強大な武力。
救う力を得たはずなのに、人々の命は掌で掬った砂のように零れて消えてゆく。 果てしない無力感と、加速していく戦いの中で、少年は自らが為すべき使命を再び瞳に捉える。
近未来アーミーアクション、始動!!
イラストは、気鋭のイラストレーター・まごまご氏が担当!!
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『最強』を追う生き方の終わり――。
「異能力制限法」により異能力者はすべて社会から管理され、戦う機会が奪われた現代。
俺――冬川朱雀は相棒の小手毬を救うため、『天上』の一員になった。
「『天上』だろうが、悪魔だろうが、なってやるよ!」
それは俺の偽らざる気持ちだった。俺が『天上』になるという取引をしなければ、小手毬の命が保証されないからだ。小手毬を救えるのならなんでもよかった。けれど、癇癪を人にぶつけてしまった時の後味の悪さのようなものが残った。
『天上』になるというのは、つまり、どういうことなのだろうか?
何かを得るということと、何かを失うということは、いつの時代もほぼ同時にやってくる。『天上』のように浮き世離れした神のような存在たちの一員になるとしたら、よほど多くのものを失わないとイーブンにはならないだろう。
その予想は当たっていた。
俺は今までの生き方を変えなければいけなくなったんだ――。
誰もが幸せになれるなんて幻想だ!
新たな展開をみせる異能力リアルアクション第6弾!
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いま、“魔界の落胤”が目を覚ます――!
龍之介の内に秘められた別存在の力。それを危険視した魔都の陸軍が動き出し、実の父親である陸軍大将に命を狙われることになった龍之介。このままでは対抗できないと、封じられた魔力の解放を試みるのだが……?
もう1人、この魔都で龍之介に熱視線をおくる者がいた。都議会最高議長であり、この世界に4人しかいない、第一階級魔術師の魔導王――ゲオルク=ファウストゥス。ゲオルクの側近であるフードをかぶった男と交戦した龍之介は、相手が同じ早乙女幻才流拳法の使い手であることに衝撃を受ける。
「まさか、あんたは……!」
――“魔界の落胤”を巡り、人智を超えた戦いが幕を開ける! ハイスピード×ソーサリィ第3弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
極貧騎士、ツインテール幼女を拾う。
魔都で民間騎士を営む龍之介は、ある日、行き倒れている少女を拾う。少女は、自分の記憶を完全に失っていた。龍之介は悩んだ末、ルナと名付けた少女をしばらく預かることに。「にーちゃんの『使いま』にしてくれるのかっ? わーい、わーい!」「いや、使い魔じゃねぇよ! 人間の女の子を使い魔なんかにしたら、騎士警察に連行されちまうだろうが」 龍之介になつき、学校にまでついてくるルナ。学友(?)の二宮カナデと会ったり買い物に出かけたりと平穏な日々を過ごす龍之介たちだったが、突如、ルナを狙う隻眼の男に事務所が襲撃され――!? 一方、魔都では最近、魔獣脱走事件が多発していた。その裏に「アドラメレク」という魔導教団の存在があることを知った七慧やファナ、千聖たち民間騎士有志は、騎士警察と手を組んで教団のアジトに乗り込む計画を立てる。事務所を襲った男にも「アドラメレク」のシンボルがあったことから、龍之介も作戦に参加するのだったが……ルナを襲う“アドラメレク”の真の目的とはいったい何なのか? ――いま、魔導の都に新たな戦火が吹き荒れる! ハイスピード魔導アクション第2弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
小手毬がいなくなったら、俺は――
「異能力制限法」により異能力者はすべて社会から管理され、戦う機会が奪われた現代。
俺――冬川朱雀と相棒の少女・小手毬は無能力者との戦いが終わり、いつもどおりの生活に戻れると思った。しかしその矢先、小手毬が血を吐いて倒れた。そして意識を失い、俺の隣に眠っている。どうかこれを眠りだと、定義させてほしい。たとえ息をしていなくたって、眠りと言わせてほしい。ふとももに小手毬の重さを感じているから、よりそう思えるのかもしれない。小手毬の重さは意識がなくても変わらない。あいつの頭の重さが俺の脚を支配する。
どうして、お前の首元、こんなに冷たいんだよ――。
誰かを倒せば小手毬が目を覚ますのか?
――そんな敵は存在していない。
最強を目指してあれだけ悩んで、戦って、傷ついた。
強くなった。なのに俺にはなにもできない。
俺が何をすれば、小手毬が戻ってくるんだよ!
・・・・・・誰か、教えてくれ――。
無能力者との戦いの末に、煌霊でも人間でもない状態に陥った小手毬。果たして彼女を救う手段は存在するのか――。予想外の展開をみせる異能力リアルアクション第5弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
魔導バトルアクションの決定版!!
魔導都市フルホシュタット――
そこは、全人口が「魔術師」で構成される世界最大の魔導都市国家。
そんな“魔都”で民間騎士事務所を営む貧乏騎士の龍之介は、幼なじみのエリート騎士・七慧の紹介で、とある依頼を引き受ける。それは、特使として来都するダークエルフの姫――ファナ=リリオネーラの護衛任務だった。ダークエルフの国であるスヴァルト王国と魔都の間で結ばれる相互防衛条約、それをよしとしない過激派組織から彼女を守るのだ。龍之介と七慧のほか、倭皇国出身の巫女である千聖も参加し、パーティーは騒々しさを増すが――
「もしかして、龍之介はんは七慧の彼氏か?」
「ち、違うわよ! どうして、どいつもこいつも……」
「やったらウチらが仲良くしたってええやん? なァ、龍之介はん?」
――そこに襲いかかってきたのは、奇妙な面をつけた忍者軍団、“黒角界”。裏世界で名を馳せる殺人集団の襲撃に、龍之介たちは窮地に立たされる。さらにこの一件には、国家間の大きな陰謀が隠されていて……。龍之介は、あまたの敵からファナを護りきれるのか!?
圧倒的スピード感で魅せる魔導バトルアクションの決定版!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
エリアドールの七人、再会を果たす――
国家の思惑により「エリアドールの七人」と呼ばれ若き英雄として祭り上げられた七人の士官候補生。しかし時代の狂熱は七人を異なる四つの勢力へちりぢりに引き裂く。
ウラノスにてミオ・セイラとライナ・ベックは、健気な女王ニナ・ヴィエントに心惹かれながらもゼノンの意志に逆らうことができず、煩悶の日々を送っている。シルヴァニア王国には女王・エリザベート・シルヴァニア、ワルキューレ隊長・坂上清顕、副隊長・イリア・クライシュミットが所属し、第二次イスラ艦隊との合流に成功するが、エリザベートはセントヴォルト帝国からの独立を計るとともに、南多島海の三千近い島嶼群、ハイデラバード群島をまとめあげて、ウラノスに対抗しようとしている。ミッテラント大陸を追い落とされたセントヴォルト帝国にて作戦参謀・バルタザール・グリムは、秋津大陸に置き去りとなっている百七十万人の味方将兵を撤兵させ、ミッテラント大陸へ逆上陸させたいが、それには慧剣皇王国と休戦協定を締結せねばならない。
秋津大陸では、連邦制崩壊に伴い再び独立国となった「慧剣皇王国」において、紫かぐらが現政権転覆をもくろんでいるが……。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
異能力者業界に無能力者が宣戦布告!?
「異能力制限法」により異能力者はすべて社会から管理され、戦う機会が奪われた現代。
第2回KCで敗退したことで元・最強となった朱雀と小手毬のコンビは、自分たちが少しでも異能力者業界に貢献できたことを誇りにしつつ、もう一度最強を目指すという目標を掲げ仕事に勤しんでいた。
しばらくして朱雀は『芸能事務所大名プロ、異能力者業界に宣戦布告! これ以上芸能界に来るな!』という大胆な発現をする女性アイドルユニット「無能力ガールズ」が人気上昇中であることを知る。
彼女たちは水を操る異能力者・川匂をテレビの企画とはいえ実際に倒して見せ、能力の元である科学力を誇示した。今まで異能力者以外の存在が台頭してきたことがなかったため、状況の変化に違和感を覚える朱雀。
この『無能力者の台頭』が朱雀の周囲に不穏な動きを見せる第一歩であることを彼はまだ知らない――。
現実の異能力者が苦闘するリアルアクション! 新たな戦いが巻き起こる第4弾!
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最終章、第三部「プレアデスの奇蹟」開幕。
「災厄の女王」――。戴冠から半年。ウラノスの新女王ニナ・ヴィエントは、地上国家に住まうものからそう呼ばれ恐れられていた。ウラノスの悲願「天地領有」を果たすべく、ウラノスの傀儡国家であるハルモンディア皇国はセントヴォルト帝国の誇る絶対防衛線ククアナ・ラインに対して攻撃を開始、新たな戦雲が再び多島海全域を覆うことに――。
「たとえ敵味方に別れようと、我々は憎み合うことはない。友情は永遠だ」と生涯の誓いを交わした七人の士官候補生「エリアドールの七人」らは、世界各地に分かたれ、それぞれの運命に懸命に抗い、いつしか国家を、時代を動かしていく……!
飛空士シリーズ最終章、第三部「プレアデスの奇蹟」開幕。
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異能力業界に忍び寄る「終わり」のとき……
俺は、俺たちは何のために異能力者をやっているのか--。
小手毬と朱雀の出会い、そして契約からはじまり、現在--アンダーグラウンドの異能力者組織「御大」を撃退したことで御大から狙われることになった、朱雀と小手毬。
組織からの刺客は規格外の強さで、何もできないまま敗れてしまう。
そして御大の狙いは、エンターテインメント産業として成り立つ「異能力者業界」自体の解体だった?
風雲急を告げる、異能力者苦闘アクション、第3弾!
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葛藤と煩悶……かつての仲間との一騎打ちへ。
敵対する三つの勢力に分かたれた「エリアドールの七人」は、あの誓約を胸にそれぞれの場所で頭角を現しつつあった。秋津連邦首都「箕郷」の防空任務についた清顕は軍の思惑により「若き英雄」として祭り上げられ、いまやヴォルテック航空隊のエースとなった「白狼」イリアを撃墜するよう強いられる。
両国の威信をかけた最新鋭戦闘機を託されたふたりは、単機で戦局を決定づけるほどの戦闘力を翼にのせて、燃えさかる箕郷上空で再会する……。葛藤と煩悶の末、互いを想い、仲間を想うふたりは高空の一騎打ちへ!
――感傷は捨てろ。感情もいらない。ぼくはもう、人間ではない。
TVアニメにもなった「とある飛空士への恋歌」の先には、こんな過酷な物語があった! 時代のうねりに翻弄されてきた若者たちを描いた、第二部「第二次多島海戦争」これにて完結。
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俺たちが、本当に戦うべき「敵」は--?
――俺たちは、何と、なんのために戦えばいいのか――
俺、冬川朱雀と相棒の少女、小手毬はこの世に必要とされていない異能力者だった。「異能力制限法」により、現代、異能力の無断使用は厳禁され、異能力者はすべて社会から管理されている社会。強さには自信があるが、戦う機会が与えられなかった俺たちだったが、ガチのトーナメント大会で優勝したことをきっかけに少しは仕事が舞い込むようになった。
しかし、それと金を稼ぐことは別問題で……。
理不尽な世の中の反応、嫉妬、不協和音、新たなる敵の影……俺と小手毬を待ち受けていたのは、異能力者の光と闇という現実だった。
――俺たちは正義のヒーローじゃない。どこにも、戦うべき敵なんていないのかもしれない。それでも、戦うことを、異能力者をやめることはできない――。
「現実」の異能力者たちが交錯する、異能力者苦闘アクション!
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エリアドールの七人、激動するその思い……
ウラノス王都・プレアデス。王位継承問題が、第一王子デミストリとニナ・ヴィエントの間で発生している中、ウルシラからニナ・ヴィエントと仲良くするよう命令されるミオ。あまり印象のよくなかった青年イグナシオに協力をあおぎ、ニナとの接近をはかる。一方、軍警に囚われてしまった清顕とかぐら。「秋津連邦のスパイである」と偽証するよう要求されることに……。
またライナは、清顕とかぐらが囚われている場所を突き止め、清顕を自分の手で殺して口を塞ぐことを画策している。飛空要塞のバルタザールやセントヴォルトのセシルも、それぞれ重大な決断をせまられて……。
「エリアドールの七人」がその思いをさらに複雑にさせながら、無情にも激動の渦に物語は巻き込まれていく……!
現在アニメ化もされて話題沸騰中の『とある飛空士への恋歌』とのリンクも、さらに激しくなって見逃せない展開が待っている!
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ヒーローになれなくても、俺たちは無敵だ!
――この俺、冬川朱雀と相棒の少女、小手毬はこの世に必要とされていない異能力者だ――
「異能力制限法」により、現代、異能力の無断使用は厳禁され、異能力者はすべて社会から管理されている。活躍の場は安全が約束されているTVやエンターテイメントの中でショーアップされた戦いを「演じる」時にしかない。
だが、暗殺者の末裔で、苦しむ暇も与えず殺す「暗殺異能」に特化した俺と小手毬じゃ、地味かつ邪悪でTV出演など不可能、人気も出ないし仕事も来ない! 実力だけなら、どんな奴にも勝てる自信もあるのに、戦う機会が、異能力を使う機会がない!
そんな俺たちのところに、TVの中で最強と謳われる異能力者、滝ヶ峰万理からとある依頼がやってくる。それは本物の暗殺依頼だった。究極の選択を突きつけられた。俺たちは「悪っぽくて売れない」異能力者か、「本当の悪」の異能力者になるか決めねばならない……!?
「現実」の異能力者たちが交錯する、真の最強異能力者決定アクション!
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2014年1月からアニメ「恋歌」放送開始
「必ずきみを取り戻す」
エアハント士官学校を卒業した坂上清顕(さかがみ・きよあき)と、イリア・クライシュミットは、紫(むらさき)かぐらも所属するセントヴォルト海空軍最強の戦闘機部隊「ヴォルテック航空隊」に少尉候補生として配属された。国家的ヒーローである飛行隊長、レオ・ローゼンミュラー大尉をはじめとした荒くれものどもが集うこの部隊で、新たな仲間たちとの絆を育むふたり。
そして、「あの別れ」から一年後の夏。
セントヴォルト海空軍は、総力を結集して、大瀑布付近を遊弋するウラノス飛空要塞「カルキノス」の攻略に挑むことに。清顕は、かぐら、イリアと小隊を組み、大瀑布を挟んだ決戦に参加するが……。
時代のうねりに翻弄され、互いに引き裂かれながら七人はそれぞれの空を飛ぶ。そして流転の地での新たな出会いが、さらなる動乱のきざしとなる――。 第二部「第二次多島海戦争」開幕。
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戦国の城郭にて王子堕つ!
<王子>
それは、末世に光をもたらす、伝説の存在。
「美気」と呼ばれるエネルギーをもってして、苦しむ民を支えた救国の英雄。人々の光を守る、気高き戦士。
この宇宙のどこかには、そんな恐るべき者もいる……。
其の正体は、光の国よりこの戦乱混迷の世に降臨した金髪碧眼長身痩躯の美貌の勇者。
その物腰、高貴。その心、清廉潔白。
絶対的な美と無上の愛を奇跡に変え、弱きを助け強きを挫き、地上に平和と光をもたらす者。
そして、王子は舞い降りる。民らに仇なす城主のもとに!
だが見よ!
王子の美貌に惑うべからず。
美しさとは真に善か? 王子の美貌は民らを惑わす悪鬼のささやき。
麗しき王子の輝きは、時に人心を惑わすか。
今宵、彼の美貌は光となって、民らの希望を焼き尽くす!
しかし、希望は決して絶えぬ。胸に光を湛える限り。
民らのもとに舞い降りた、武士の誓いと聖女の愛が、王子の本性を暴き出す。
美しさとは無色の概念。善にも悪にも染まるものなり。
果たしてその美は善なりや?
真の美は死によって完成するものなり。
美しすぎる時代劇、ここに再臨!!
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戦国の荒野に「王子」降臨!!
「美気」
それは、限られた者しか持ちえない、無限の力。
あらゆる事象を魅了する、愛の力。
人々の希望を呼び起こし、様々な奇跡を具現化する超常の力――。
この宇宙のどこかには、そんな力をもった者もいる……。
ときは戦国。
空は哭き、地は痩せ、人心は乱れていた。この世は、正に地獄であった。
人々は、渇望していた。
この末世に、救済をもたらす存在を。正義を導く救世主を!
そして「王子」は舞い降りる。希望をもたらす光と共に。
あらゆる理不尽を覆す、麗しき「美気」に包まれて。
この地球に落ち延びた、母星の姫を捜すため、王子はこの地にやってきた。
着陸した「王子」に一目惚れした少年・鳶丸とともに、「王子」の「姫」を捜す旅が始まる。
金髪碧眼、長身痩躯の麗人は、戦国の世で何を為す?
行く先々で巻き込まれる事件の中で、王子は光を振りまき続ける。
全ては世のため人のため。
「でも、それじゃあ、王子の希望はどこにあるの……?」
隣の鳶丸は問いかける――。
超・新感覚☆時代劇!
ここに開幕!
第7回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作!!
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竜と人とが争う世界で吐かれた、致命的な嘘
ここは竜と人とが争いを繰り返す、剣と魔法の世界。
背は小さいが凄腕で毒舌の剣士であるノラ、天然ぼけだが気立てのいい天才魔術師のアイという美人姉妹。そして姉妹に命を助けられたボンクラ剣士の俺・フレイク。
たった三人のギルド・グライズは、しかし、圧倒的な力を誇る姉妹の活躍により、多少は名の知られた存在だった。
そんな俺たちのもとに、要人である無口な幼女カーネスを警護し、旅の目的地まで届けてほしいという依頼が舞い込む。男性嫌いのカーネスは、なぜか俺にだけはなついてきた。旅の幸先は悪くなさそうだ。
だがそんなグライズを襲い来る、三匹の竜。おかしい。竜たちは孤独を愛し、けっして群れをなさないはずなのに――。
ありえない竜の群れに、グライズはどんなふうに立ちむかえばいいのか。やつらの目的はやはり謎に包まれたカーネスの能力にあるのだろうか……!?
『時間商人』『イヴの時間 another act』でサプライズとハートフルな展開を描いてきた水市恵による異世界ファンタジーアクション開幕!
驚愕の展開が、読者を待ち受ける――。
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僕の妹は神様だ。最近そういう存在になった
僕の妹は神様だ。
つい最近、そう呼ばれる存在になった。こんなことを言うと大抵の人間はつまらない冗談だと笑うだろう。あるいは僕の瞳が本気だと気づいて、そそくさと逃げて行くかもしれない。僕だって他人がそんなことを口にしたら、同じような反応をすると思う。だから周囲に自ら吹聴するような馬鹿な真似はしない。だけど、これは事実。誰も信じてくれなかったとしても、本当のこと。
かつて海難事故で命を落とした妹・遠見由衣は――二週間ほど前、色々あって神様になった。この「色々」な事情は、長くてややこしい。当事者以外に説明してもほとんど理解してもらえないだろう。そして、僕は、いま何の力もない平凡な人間としてこの世界に生きている。魔法少女アリッサ=クラノ=ストーリング=ライトとともに。新しい日常の始まりにあった会話。あるいは非日常の終わりに交わした言葉。例えるなら無限の交点。
捻れた線が重なる場所でーー。
人気作「RIGHT×LIGHT」の新シリーズ、いよいよスタート!
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陽名の真剣な愛の告白に、啓介は……。
「あなたのことが好きです。わたくしと付き合ってくれませんか?」
陽名から真剣な愛の告白を受けた啓介は、≪方舟≫から帰ってきたら必ず返事をすると彼女に約束する。今回の≪方舟≫行きの目的は、アリッサの弟子となった英里香を≪箱庭≫のヴェルに引き合わせること。母・ヴェルとの10年ぶりの再会に胸を躍らせながらも、緊張の色を隠せないアリッサ。そんな彼女の背中を押してやるようにして≪箱庭≫へと入った啓介だったが、そこである人物から衝撃的な言葉を聞かされることになる……。
交差する“日常”と“非日常”。そして、定められた運命の歯車が動き始める――。
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世界の終わり。邂逅するかつての宿敵。
英里香が世界に“おしまい”をもたらす――。
その不穏な言葉を耳にした啓介は、真意を探るため彼女との接触を図る。
そのころ英里香は、怪しい黒服の集団に追われている人物を助けようと彼らの後を追っていた。そこへ合流した啓介は、英里香とともに黒服たちを撃退。彼らが助けたその人物、それは魔術結社≪群れ≫の党首・エノク=ケトルだった。 偶然にもかつての宿敵と邂逅を果たした啓介は、エノクから、一千年前に世界を本気で終わらせようとした魔術師レストタクト=エンデの逸話を聞かされることになる……。
やがてはじまる世界の終わりと、混乱の兆し。
英雄が選ぶ未来は“希望”か“破滅”か?
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恋と魔術の物語「R×L」シリーズ完結!
伝説の大魔術師ヒース=ストーリングが目を覚まし、倉野英里香を殺しにやって来る……。ついに明かされる世界の“おしまい”の正体と、ヒースの妻・エリカと英里香の関係性。世界の終焉を回避するには“おしまい”をもたらす鍵・英里香をこの世から抹殺するしかない。だが、啓介は父・倉野正行と共に、英里香を守ることを決意。その選択はすなわち、世界を滅ぼすことと同じ。アリッサ、未由たちはそれぞれの意志で、ヒースの側につく者、啓介の側につく者、中立の立場を守る者とに分かれ――そしてついに、世界の行く末を決める運命の日が訪れる。
「R×L」「R∞L」と続いた長きにわたるシリーズ、ここに堂々完結!!
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『ツンデレ妹』好きに贈る“ケダモノ”物語。
僕には出生の秘密がある……それは“父親が女性にしか見えない”ことだ。母子家庭に暮らす「中津川司狼」は少女のような外見がコンプレックスで、男らしくあろうと柔道部に所属している。
穏和な性格もあって強くはないが、親友や主将、そして思いを寄せる部のマネージャーに囲まれた、ごく平凡で楽しい高校生活を満喫していた。
ある日、司狼は大地から立ち上る光の中から現れた美しい少女に“兄さん”と呼ばれることになる。少女は出生の秘密の答えと、“新たな秘密”を携えた実の妹だった。
司狼は不思議な妹・カレンに甘い愛を囁かれ、優しく撫でられ、その熱いキスで、あろうことかケダモノへと変じてしまう。
そんな兄の姿に妹は満足げな笑みを浮かべ、容赦なく“魔法”の鞭を振るって調教を開始する――恐ろしい“敵”と戦うために!
果たして司狼は出生の秘密を受け入れ、“異世界”から現れた実妹と共に命がけの戦いに挑むことができるのか?
全国の『ツンデレ妹』好きに贈る“ケダモノ系バトルラブコメディ”ここに開幕!
著者は“エロ萌え”の先駆者であるシナリオライター、藤原たすく。
イラストを担当するのは繊細なタッチのイラストが評価されているイラストレーター、Nidy-2D-。
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桜は舞い散り、少女と少年は戦空を生きる。
戦争で街を焼かれ、家も学校もみんな失ったぼく。東京の中学校に転校する当日、ぼくを迎えに来たのは、なぜか――桜色に輝く不思議な飛行兵器と、そのパイロットの少女、桜子だった。
「おまえを徴兵する」
「乗れ。おまえの翼だ」
桜とリンクした特殊な戦闘機の適合者として選ばれたぼくは、桜子とともにその超兵器《桜花》のパイロットとなり、色気過多の先輩や、レディース上がりの凶暴な空母艦長に囲まれ、新しい学校生活と、災難続きの訓練と、そして激化する戦争に否応なく巻き込まれていく……。
『神様のメモ帳』、『さよならピアノソナタ』、『剣の女王と烙印の仔』など多くの人気作を執筆し、『このライトノベルがすごい!』の著者部門で5位にランクインする杉井光の渾身のオリジナル新作。
イラストは『機巧少女(マシンドール)は傷つかない』『ムシウタ』などの、るろおが担当。
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剣と魔法の世界で綴られる竜と人と嘘の物語
ここは竜と人が争う剣と魔法の世界。凄腕の剣士であるノラと、天才魔道師のアイは美人姉妹。そして、竜でありながら、彼女たちと行動を共にするフレイク…三人のギルド・グライズは、圧倒的な戦闘能力で、周囲に名をとどろかす存在だった。 ひょんなことから結界術師の卵である少女・カーネスを王都まで届けることになるが、王都への旅は過酷な道のりの連続で、行く手を阻む敵も幾度となく出現する。そんな戦いの折、グライズに一人の女が近づいてくるが…
さらなる驚愕の展開が待ち受ける、
異世界ファンタジーアクション待望の第2弾!!
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アニメ化決定の「とある飛空士への恋歌」に続く大好評シリーズ!
『たとえ敵味方に分かれようと、我々は憎み合うことはない。友情は永遠だ』
澄み切った三月の青空へ、幾百の真っ白な帽子が投げ上げられた。
四回生のバルタザール、かぐらのふたりがエアハント士官学校を卒業し、「エリアドールの七人」はついに離ればなれに……。
三回生となった清顕(きよあき)は、模擬空戦を経てイリアとの距離を少しずつ縮めていたが、ミオとは会話をすれば喧嘩……という状態。久々に索敵訓練でペアになったものの、敵機と遭遇した際の判断ミスで被弾、樹海に降下し負傷してしまう。
意識を失った清顕を前に、ミオはひとり重大な決心をするが……。
一方、エアハント島にはイリアと清顕の宿敵・カーナシオンが襲来!
正規飛空士の不足により、直訴したふたりは初陣を飾ることに……!
七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語。
祖国のため、家族のため、愛する人のため。7人はそれぞれの空で戦う――。
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竜と戦士が争う世界で生まれた、新たな嘘。
ここは竜と人が争う剣と魔法の世界。凄腕の剣士であるノラと、天才魔道師のアイ。そして、竜でありながら、彼女たちと行動を共にするフレイクの三人で構成されるギルド・グライズは、稀少な結界術師の卵である少女・カーネスを王都まで送り届けることになる。
苛酷な戦いが続く中、宿敵ウォーフィア、そして新たな高位竜シェルグーヴを辛くも退けたグライズ一行。だが道中、一度は仲間となったシェリーの裏切りによりカーネスを連れ去られてしまう。裏切りに心を痛めつつ、シェリーを追いかけるが……シェリーの『嘘』はこれで終わっていなかった―――
怒涛の展開を繰り広げる、異世界ファンタジーバトル第3弾。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
竜と人とが争う世界で吐かれた、優しい嘘。
ここは竜と人とが争いを繰り返す、剣と魔法の世界。
凄腕の長剣士であるノラと、天才魔道師のアイ。そして竜でありながら、彼女たちと行動を共にするフレイクの三人で構成されるギルド・グライズは、カーネスの護送に失敗し、連れ去られてしまった。そのことを王都軍に伝達することができたため自ら王都に行く理由がなくなってしまった。
ノラの不調が続いているということもあって、進むことも戻ることもせずにいる。そこに、都市ルゴルーから連絡兵が駆けつけ、王都にて竜王が復活したことを告げる。事情を知る一行は、シェリーがカーネスを利用して封印を破ったことを察した。避難勧告がでている時点で、人類が竜王に苦戦を強いられているのは明白。
そこでフレイクは人類最強といわれる王宮警備隊に、竜である自分が助太刀をすれば勝てるのではと考えた。カーネスの安否も気になる。
アイやノラを危険に晒したくないフレイクは、単独で王都に向かうことを決意。竜形態に変身し飛翔する。
そして王都に到着したフレイクの眼前に広がったのは悲惨な光景だった―――。
驚愕の展開で紡がれてきた異世界ファンタジーアクション最終巻!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。