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『架空戦記、1001円~(文芸・小説、新文芸)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全174件

  • ※電子版は書き下ろしショートストーリー
    『老兵は語る』の特別付録つきです。

    ミルドール家がついにリトレイユ公を告発した。
    容疑はブルージュ公国との内通。

    その根拠となる文章や証言も帝室へ渡り、
    帝国内に激震が走った。

    そして影武者のリコシェに離反によって、
    さらに窮地へと追い込まれるリトレイユ公ミンシアナ。

    戦乱と政争の果てに彼女が得たものとは一体? 
    そして権力に固執した理由とは。
  • 我ら帝国軍航空魔導師。我に抗いうる敵はなし

    東部戦線は、地獄である。迫りくる敵軍。破滅していく友軍。

    まともに食えず飲めず眠れず。
    それでも戦争は終わらない。
    終わりの先延ばしに過ぎない勝利を求め、ターニャは魔導部隊を率いて戦場を疾駆し、吼える。
    我ら帝国軍航空魔導師、と。我に抗いうる敵はなし、と。
    そして、ゼートゥーアはついに成し遂げる。
    世界の敵の面目躍如たるかな、と。

    これは黄昏時に輝く魔導師と、世界の敵たるべく暗躍する老人の物語。
  • ※電子版は書き下ろしショートストーリー
    『追憶に濡れて』の特別付録つきです。

    「キオニス連邦王国との戦争をいたしましょう」

    唐突に旅団長室に現れたリトレイユ公は、
    にこやかに微笑みながら言った。

    初の実戦を無事終えた第六特務旅団だったが、
    すぐに次の戦場へと向かうことになる。
    そして交易都市ジャラクード近郊の平原で行われた会戦では、
    ジヒトベルグ公が戦死するという歴史的敗北を喫した。

    そして、リトレイユ公の陰謀が徐々に明らかになる。
  • 日本軍は多大な犠牲を払いつつもグアム島を攻略し、米海軍の攻撃先鋒を潰すことに成功した。これを機に、日本政府は英国を通じて講和を打診をするのだが、米国政府からは一顧だにされない。なぜなら、米軍には強力な戦艦や巨大な空母といった新鋭艦が続々と加わりつつあり、次こそは勝利を得られると確信しているのだ。
    米軍が戦力を拡大し続けるのであれば、このまま守りに徹していてもいずれ日本軍は押し負けてしまう。であれば自ら決戦を挑み、圧倒的な勝利をもって米国の戦闘意思を挫くしか道はないのか――。
    トラックを根拠地とする米海軍主力を撃滅せよ、との難題を課せられた連合艦隊は乾坤一擲の大作戦を開始した。

    「米国を和平交渉の場に引っ張り出すためには、決定的な勝利が必要となる。かの日本海海戦に匹敵するほどの勝利が」
    連合艦隊司令長官 山本五十六大将
  • 南北戦争によってアメリカは、東海岸から西海岸までを支配する合衆国USAと、メキシコ湾岸の南部連合CSAの二国に分裂。日英同盟が結びつきを強める一方、USAはドイツと接近するが、アラスカ原油もテキサス原油も失ったUSAは深刻な資源不足に直面する。この国難に、USA大統領ジョセフ・ケネディは外部に敵を求め、日本本土への奇襲作戦〈パシフィック・ストーム〉を発動! 太平洋の覇権をかけた日米激突の行方は!?
    著者最後の長篇架空戦記、本篇三巻(未完)と外伝を合本した愛蔵版。超大型陸上攻撃機〈大山〉カラー口絵を再録し、著者直筆のラフスケッチと作画メモを収録する。

    目次より
    Ⅰ 対立要因
     プロローグ 戦略哨戒任務
     1 二つの家
     2 原色の敵
    Ⅱ 想定状況
     3 会話と喧噪の日々
     4 ゲーム・プレイヤーズ
     5 発動
    Ⅲ 可能行動
     6 奇襲効果
     7 アイランド・キャンペーン
     8 ブルー・クリスマス
    外伝
     チンパンジーがシェークスピアをタイプする日
     真田中佐は戦争を愛する
     黄色い悪魔
     かくも素晴らしき場所
     そして我らが女神は死にゆく
     連れ帰っておくれ、故郷へ
    創作メモ――〈大山〉
  • 米大統領選後の混乱で全米が麻痺する中、攻め寄せる中国海軍を翻弄した海上自衛隊。しかしアリューシャン列島に不穏な動きが現れ……混迷のアメリカで日米中露の戦力が激しく交錯するシリーズ第5弾!
  • 米艦隊による硫黄島、サイパン島の日本軍基地への奇襲攻撃は苦闘の末に撃退された。戦況は一息つくはずだった。しかし、米軍は激戦の裏で密かにグアム島へ増援を送り込んでいたのだ。
    これで、日米双方が互いに敵飛行場の破壊と再建の妨害を繰り返す泥沼の状態に。
    それでも、機械化された米軍設営部隊の能力は日本軍を凌駕し、グアム島飛行場再建を阻止し続けることは不可能であった。
    敵基地が本格稼働する前に一気に攻勢をかけ、グアム島そのものを占領するしかないと、連合艦隊はグアムに向け出撃する。
    だが、米海軍も太平洋艦隊の主力戦艦部隊を繰り出し、鉄壁の布陣をもって待ち受けていたのだ――。

    「現時点におけるマリアナの状況を一言で言うなら、飛行場の建設レースだな。先に飛行場を使用可能にこぎつけ、航空部隊を進出させた方が、マリアナにおける戦いの勝者になる」
  • 統治機能を喪失し、ディストピア化しつつあるアメリカ。ロスアンゼルス国際空港は辛くも守り抜いたが……共闘も束の間、人民解放軍がついに動き出す!超大国の分断を描く迫真のシリーズ第4弾。
  • アンノウンを撃墜せよ!
    台湾諜報部からの情報によるスクランブル――。
    F15を駆る女性パイロットは鳥取沖で謎の無人機と遭う!

    「山陰沖、領空線へ30マイル!」突如現われた未確認機に、緊急発進(スクランブル)がかかる。
    小松基地所属のF15を駆る舞島茜が急行すると、遭遇直前に撃墜命令が下る。台湾の諜報機関・国家安全局より警告を受けてのものだった。
    撃たれなければ撃てない――自衛隊への鉄の縛め、憲法にも違反しかねない超強硬策の理由は!?
    超大国の陰謀宿るアンノウンと近接戦闘(ドッグファイト)がはじまる!
  • F35B、敵地に進入!
    対ステルス機に特化した高性能防空網が待つ海へ!
    世界の命運は2機の最新鋭戦闘機に託された。

    舞島茜の妹、空自特別輸送隊のひかるは命懸けで〈奇跡の物質〉を奪還! それは新型コロナ防疫の切り札だった。
    飛行開発実験団に配転され、F35Bパイロットとなった茜は、その物質を台湾の研究所へ届ける任務に就く。場所は、中台緊張を受け、大規模演習中の人民解放軍艦隊ひしめく東沙諸島。
    最強の新鋭ステルス機vs.超高性能防空システム、手に汗握る攻防の行方は!?
  • 元ロシア情報機関長官ゴロフコは、非合法な手段で独裁体制を築くヴォローディン露大統領の批判者に転向。冷戦時代の仇敵にして親友、米大統領ジャック・ライアンとの歓談後、謎の死を遂げる。背景には、隣国支配による大ロシア復活を目論む国家的陰謀が進行していた……。国際軍事情報小説の巨匠クランシーと後継者グリーニーのタッグで、ロシア政治の闇と狂気を暴く問題作。
  • 元ロシア情報機関長官ゴロフコは、非合法な手段で独裁体制を築くヴォローディン露大統領の批判者に転向。冷戦時代の仇敵にして親友、米大統領ジャック・ライアンとの歓談後、謎の死を遂げる。背景には、隣国支配による大ロシア復活を目論む国家的陰謀が進行していた……。国際軍事情報小説の巨匠クランシーと後継者グリーニーのタッグで、ロシア政治の闇と狂気を暴く問題作。
  • 「機動戦士ガンダム」「風の谷のナウシカ」などのイラストを手掛けた至高の絵師・高荷義之。大御所・高荷の描いた「海」関連の横長イラストをフルカラーで収録されている特選画集。
    戦艦大和から長門、アメリカの空母まで46枚のイラストを収録。
    電子版を出すにあたり、再度画質調整、色味調整、コメント調整を行い、ますます精度が高くなった。
    収録されている作品は執筆したそのままの状態(ノー・トリミング)で掲載。隅から隅まで高荷のイラストを堪能できる。
    本文48ページ。
    イラスト46点収録。
    紙版発行:2022年8/13。
  • 航空主兵主義に活路を求めた連合艦隊は、初戦の劣勢を押し返しついにフィリピンの米国アジア艦隊撃退に成功。さらに太平洋艦隊に対抗するため、日本が最後に建造した高速戦艦「赤城」をも投入して空母機動部隊の大増強をおこなった。
    対する米軍は艦隊の再編と同時にトラック諸島の要塞化を進め、B17大型爆撃機によるマリアナ、パラオの日本軍基地への空爆を継続。
    連合艦隊は太平洋艦隊が再び攻勢に出てくることを確信し、総力を挙げて南洋に向け出撃した。
    だがその時、思いもかけない方面から米軍来襲の一報が……。

    「日本艦隊、特に空母を捕捉するためには、火力よりも速力だ。空母に追いつけるだけの速度性能と、日本軍の戦艦に打ち勝てる火力を持つ艦は、レキシントン級しかない」
  • 統治機能を喪失し、ディストピア化しつつあるアメリカ。ヤキマにいたサイレント・コア部隊は邦人救出のため、一路ロスへ向かうが――
    超大国の分断を描く迫真のシリーズ第3弾。
    舞台は混迷のロスアンゼルスへ!
  • 1,980(税込)
    著者:
    荻堂顕
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    作家 貴志祐介氏、絶賛。
    『ループ・オブ・ザ・コード」の著者が紡ぐ、未体験ゾーン突入の歴史ハードボイルド超大作。

    「ほんの一瞬だけなら何でも手に入れられる、俺の唯一の特技だ」
    一攫千金の夢が渦巻く欲望の“街”その男は、ただ魂(マブイ)を求めた――

    第二次世界大戦終結後、米軍占領下の琉球。その最西端の与那国島では、一本の煙草から最新鋭の義肢まで、ありとあらゆるものが売買される密貿易が行なわれていた!
    腕利きのサイボーグ密貿易人・武庭純は、ある日顔馴染みの警官からとんでもない話を耳にする。終戦とともに殺人鬼と化した元憲兵が島に上陸したというのだ。
    元憲兵探しに乗り出した武だったが、時を同じくして、謎のアメリカ人女性から 「姿も形も知れない “含光” なる代物を手に入れろ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。
    相棒の島人とともに奔走する武は、やがて、世界を巻き込む壮絶な陰謀に巻き込まれていく……。
    琉球と台湾の史実をもとに描き出す、 サイバーパンク巨編!
  • ※本書はリフロー型の電子書籍です

    【日本の明日はよみがえった連合艦隊司令長官に託された!『防衛大臣 山本五十六』】

    〈本書の内容〉
    西暦203X年。海上自衛隊の護衛艦〈みょうけん〉は南太平洋のブーゲンビル島へと向かっていた。日本とブーゲンビル共和国による宇宙ビジネス計画に中国共産党が横やりを入れたあげく、ブーゲンビル住民が暴徒化し、邦人救助の命令が〈みょうけん〉に出たのである。艦長は山本三七十2佐。救助に向かう最中、中国イージス艦が放った対艦ミサイルが〈みょうけん〉に被弾、三七十は重傷を負う。夢かうつつの三七十の耳元に声が聞こえてくる「IFの世界でやり直せ」と。三七十は気を失い、目覚めたときには記憶を失っていた。彼が覚えていたのは、太平洋戦争時の連合艦隊司令長官・山本五十六としての生涯だった。よみがえった五十六は入院中に知り合いとなった蜂野洲弥生の協力で、令和の世の実状を知る。彼女は元政治家の秘書であり、五十六の野望に手を貸すことになる。ラスベガスのカジノで選挙資金を稼いだ五十六は、正体を隠したまま自立民権党から立候補して当選すると、ついに防衛大臣に就任する。ブーゲンビル島沖の一件から日中関係は改善することはなく、極東の地はいつ火を噴いても不思議ではなくなった。新防衛大臣・山本五十六は中共軍との対決に本腰を入れ始める――。
    日本の防衛対策の未来を知る仮想シミュレーション小説。

    〈本書の特長〉
    中国が台湾に軍事侵攻する「台湾有事」をはじめ、アジア周辺諸国と中国との武力対決は決して絵空事ではなく、日本も例外ではいられない。本書は、いまそこにある軍事的危機に対応する(やや過激な)一手を提示した架空戦記ストーリーである。護衛艦による戦闘場面のほか、開戦に至るまでの経緯や中国の核の脅威にどう対抗するかなどポリティカルサスペンスとしての要素も重視。さらに、あらゆる反対を押しのけて真珠湾攻撃を実行した山本五十六の“突破力”にも注目。何も決められない現代日本において必要とされる能力を披露し、それが活用される近未来世界を活写する。

    〈プロフィール〉
    吉田親司(よしだ・ちかし)
    1969年5月17日生まれ。福岡県出身。現在は岡山県在住。日本SF作家クラブ会員。32歳で処女作『新世界大戦EISODEIII』(KKベストセラーズ)を上梓し、以後、架空戦記を軸に本格的執筆活動に入る。主な作品に『女皇の帝国 内親王那子様の聖戦』(KKベストセラーズ)、『マザーズ・タワー』(早川書房)、『装甲悪鬼村正 宇宙編』(星海社)、『ミッドウェー要塞1941』(電波社)などがある。
  • ※電子版は書き下ろしショートストーリー
    第三千八百日【キョウカ=クリバヤシ】『キョウカ=スカーが生まれた日』の特別付録つきです。

    運動も勉強も人間関係も優秀な女子高生、
    長野恵梨香。

    彼女は幼馴染の御堂小夜子にいつも助けてもらっていた。
    犬に嚙まれた時。お父さんが事故で死んじゃって
    落ち込んでいた時。

    小夜子だけは一緒にいてくれた。
    恵梨香にとって小夜子は一番の大切な友達。

    だからこそ、自分の選択に後悔なんてしていない。

    怖くて、悲しくて、どうしたらいいのか
    わからなかった恵梨香は、
    ある夜を境に、彼女を助ける覚悟を決めるのだった。
  • 運動も勉強も人間関係もダメな女子高生、
    御堂小夜子。

    彼女はある晩、二十七世紀の未来人から
    大学の“教材”として【対戦者】に選ばれた。

    【対戦者】には特殊な力が与えられるはずが、
    小夜子の能力は無効化でも消去能力でもなく
    「何も無し」。

    そして【対戦者】との殺し合いに巻き込まれる。
    能力者相手に抗う術など無く、
    毎夜を生き延びるためだけに足掻く小夜子。

    だがある夜を境に、彼女は戦うことを決意するのだった。
  • カナダ・バンクーバーにほど近いワシントン州中部の町クインシー。人口八千人のこの小さな町には、GAFAM始め、世界中のデジタル・データが保管された巨大なデータ・センターがあった。
    拡大する格差にあえぐ「99パーセント」の民衆にとって、クインシーの破壊こそ、富める「1パーセント」への復讐に他ならない――。何者かによって煽動された数千人もの暴徒。土門康平陸将補率いる“サイレント・コア”部隊は怒れる群衆を食い止めることができるのか。水面下で、日米中露の策謀が交錯する、緊迫の「クインシーの戦い」、開戦!

    【目次】
    プロローグ
    第一章 さまよえるヲランダ人
    第二章 プレッパーズ
    第三章 潜入者
    第四章 洋上のブラフ
    第五章 99 パーセント
    第六章 クインシーの戦い
    第七章 バトラー
    第八章 カローデン・ムーア
    エピローグ
  • 戦艦の建造を断念し航空主兵主義に転じた連合艦隊は、辛くも米戦艦の撃退に成功した。しかし、アジア艦隊撃滅には至らず、また米極東陸軍はバターン半島とコレヒドール要塞において死守の構えを見せている。
    資源の多くを輸入に頼る日本としては、フィリピンを抑え南シナ海の制海権を握り通商路を再開させねばならなかった。
    ついに、アジア艦隊殲滅のための新鋭空母を加えた機動部隊に出撃命令が下される。しかし、米太平洋艦隊もアジア艦隊を援護するべく機動部隊を繰り出すのであった。

    「太平洋艦隊が来れば、日本軍などすぐにでもルソンから叩き出せる。それまでは、何としてもバターン、コレヒドールを守り抜く」
    「アジア艦隊がミンダナオ島にいるとの断定は、現時点ではできない。だが、彼らがフィリピンのどこか、それも中部以南に潜んでいることは確かだ。問題は、彼らが今後、どのように動くかだ」
  • 世界中で繰り広げられる自由連合とナチス連邦の戦い。いよいよ極東地区で自由連合による史上最大級の反攻作戦が開始される。
    朝鮮半島に立てこもっていたナチスロシア極東軍を壊滅させ、満州南部にまで追い詰めたのだった。
    だがナチス連邦は、ドイツ正規軍を前面に押し出し、強力な火力戦および打撃戦で中東を制圧。
    ユーラシア大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸を合わせた三大陸の制圧を目論み、世界初となるジェット式艦上戦闘機搭載の正規空母二隻の習熟訓練終了と艦隊配備を達成する。
    ついにヒトラーの野望は達成されるのか──!?そして、北大西洋の激戦から同時多発的に広がる世界大戦は、どのような結末を迎えるのか!?
    その勝敗が決す、好評架空戦記、驚愕の最終巻!!
  • 大統領選挙後、共和党過激派が各州で起こした“大陪審”が、アメリカ分断をもたらそうとしていた。大陪審の判決を目前に控えたある日、テキサスの田舎町を襲った巨大竜巻の爪痕から、半分ミイラ化した古い死体が発見される。
    同じ頃、北米全土では一部放火が疑われる山火事が多発していた。大陪審後の混乱に備え、州軍の活動が制限される中、ワシントン州のヤキマ演習場にいた陸上自衛隊水陸機動連隊の部隊に対し、消防活動への援助要請が下るが……。
    超大国アメリカの未来を占う迫真の新シリーズ、堂々開幕!

    【目次】
    プロローグ
    第一章 トルネード
    第二章 ヤキマ演習場
    第三章 怪しい影
    第四章 ヤキマ作戦
    第五章 大陪審
    第六章 ダラスの熱い夜
    第七章 父と娘
    第八章 崩壊へのカウントダウン
    エピローグ
  • 「二キ三スケ」(東条英機、星野直樹、松岡洋右、岸信介、鮎川義介)だけで満洲は語れない。「一ヒコ一サク」(甘粕正彦、河本大作)が隠然たる影響力を行使する、
    再チャレンジ、前歴ロンダリングも許される自由の天地。「五族協和」の理想を信じた人たちの生と死。
    既存の満州国のイメージをくつがえす、満州へ渡った日本人の奇妙にして、真剣なる「昭和史」物語。
    装幀画は安彦良和氏が担当した。
  • ついに全世界が自由連合とナチス連邦に二分され、史上最大の大戦が始まった。
    日本近海では、ヒトラー総統の命によってナチスロシア軍が北海道北部を侵攻。対する自由連合は、上陸したロシア陸軍を孤立させるため「北一号作戦」で対抗し、“二度目の”日本海海戦勝利を狙う。
    一方、アメリカはナチスメキシコを制圧したことで、第一・第二段階のカントリーロード作戦が成就し、自由連合の聖域にすることに成功する。
    だがヒトラーは、中東地域にドイツ正規軍を投入し、圧倒的な軍事力で勢力拡大に手を緩めることはなかった。
    そして、世界中に戦乱が広がる中、ヒトラーの真の狙いが次第に明らかになるのであった──!!
    かつてないスケールの異色の大戦を描いた架空戦記、好評第二弾!
  • 「戦艦などは、遠からず無用の長物になるはずだ」

    昭和一六年。満州国を巡る日米間交渉は、互いの主張が平行線をたどったまま打ち切られる。
    米国はダニエルズ・プランのもと、四〇センチ砲装備の戦艦一〇隻、巡洋戦艦六隻をハワイとフィリピンに配備。アジア艦隊を増強して軍事的圧力をかけ続けた結果、西太平洋の緊張は極限に達していた。
    この強大な国力に比するべくもなく、日本は戦艦の建造を断念する。海軍の主力を空母と航空機とすることで活路を見出そうとするが、航空機で戦艦に勝てるものなのかは確証が得られていなかった。
    日米戦争が勃発すれば、敵の大艦隊が一気に日本本土へ迫り来るであろう。
    連合艦隊は、この事態を食い止めることができるのか!?
  • 日露戦争終結を発端に、激動期を迎える世界各国。そんな中、台頭してきたのが、ヒトラー率いるドイツ・ナチス党だった。
    ロシアをはじめ、フランス、イタリア、スペイン、南米各国と、次々とナチス化に成功していくと、米国、大英帝国、大日本帝国などといった西側諸国と一触即発状態となる。
    そして、朝鮮半島争奪戦が大戦勃発の火種となり、半島はナチス化。
    毛沢東率いる中国国民党政府(中華民国)も、ナチス・チャイナとの戦いを続けている中で孤立し、ナチス化する可能性が……!
    ユーラシア大陸全体のナチス化の危機に、西側諸国は自由主義連合を結成し、ついにナチス世界との決戦を期するのであった──!
    全世界を二分する、未曾有の大戦を描いた異色の架空戦記!!
  • ギリエ峡谷の魔物を駆逐したロメリア達は、自らの地盤を固めるべく港の建設に着手していた。
    しかし港を運営するための知識と技術を、ロメリア達は保有していない。
    ロメリアは仲間達と共に、メビュウム内海にあるメルカ島に協力を求めるべく船出する。
    だが、行く手にはロメリア達の海洋進出をよく思わない他国の勢力が立ちはだかっていた。
    隣国ハメイル王国とその手先であるヴァール諸島。そして最近出没すると言われる覆面の海賊達。様々な勢力の思惑と策謀が交錯する。
    一巻と二巻の間、本編で語られることのなかったロメリア達の海洋での戦いが明かされる。
  • 類まれなる魔法の才能を持ちながら
    「偽りの聖女」として王国から追放されたレナは、
    友人であるリュートたち三人のドラゴンの末裔とともに、
    失われた竜国の復興を目指すことに。

    魔法好きだけど気弱なエルフのアルマ、
    リュートに対抗心を燃やすドワーフのドミナといった、
    異なる種族の者たちも仲間に迎え、
    それぞれの才能と個性を掛け合わせて
    世界樹を復活させる方法を見つけ出そうとしていた。

    さらに多くの仲間を集めるべく冒険を続けるなか、
    レナはリュートへの恋心を徐々に自覚していき…。

    王国再建ラブロマンス第二弾!
  • 「ロシア」対「NATO」!?

    極北の国境近くにNATO軍の女性パイロットが墜落。
    一触即発の戦争危機が――

    11カ国で緊急出版!!

    北大西洋条約機構NATOが大規模な軍事演習をロシアとノルウェーの国境近くで実施、ロシアとの間に緊張が高まる。そのさなか、ノルウェー空軍の女性パイロット、イルヴァとアメリカ空軍の伝説的パイロット、ジョンは民間ヘリの護衛のため国境近くを飛ぶが、ロシア軍の戦闘機から威嚇を受けて機体が接触、ロシア領内に墜落してしまう。ロシアはNATOによる核基地への攻撃があったと主張、第三次世界大戦勃発への危機感が漂い始めるなか、墜落直前に脱出していたイルヴァとジョンは徒歩で国境を目指す……

    原題:Mayday by Grethe Boe
  • 埼玉と神奈川で、連続無差別通り魔事件が発生。それぞれの犯人は逮捕直後に急死したが、身に着けていたデバイスにより遠隔操作を受けていた痕跡が見つかった。
    その頃、米中ソでは、政府高官や軍のトップに対し核攻撃を匂わせる脅迫状が届いていた。受信経路とその内容からAIの暴走が疑われ、デフコン3が発令。世界に緊張が走った。
    そして21世紀末の火星――。ロゼッタ渓谷の底で発見されたのは、溶岩チューブを利用した正体不明の遺跡だった。入念な準備の末、内部調査で見つかったのは……。
    謎が謎を呼ぶ怒濤のSF開幕!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    あなたが生まれるはるか昔に――
    凶悪犯罪でふりかえる近代日本の裏面史
    明治、大正、昭和期前半に国内を震撼させた大事件を写真と資料で完全再現

    ●「昔はよかった」と言える昔はなかった

    今から80年以上前、日本は無謀な戦争に突入した。
    欧米列強の支配からアジアの国を守り独立・繁栄を目指すという
    「大東亜共栄圏」を大義名分に近隣諸国を侵略した。
    その結果として、軍人に砲弾・病・飢餓が襲い、国中が空襲に遭い、
    広島・長崎に原爆投下の惨劇をもたらした。

    太平洋戦争の死者は軍人軍属、民間人を合わせて約310万人。
    天皇陛下を神と奉り、悲劇への道を疾走した国の指導者の責任は極めて重い。

    戦後、日本は民主国家に生まれ変わった。
    勤勉な国民性は急速に経済を発展させ世界でも有数の先進国に上り詰めた、
    右傾化が懸念される昨今でも、多くの人々は平和を享受し自由を謳歌している。
    戦争は二度と起こしてはならない。あの時代に戻ることは決して許されない。

    では、戦争前の日本はどんな社会だったのだろう。
    果たして、人々の暮らしは幸福だったのか。
    昔はよかった、と言える昔があったのだろうか。
    答えはノー。

    戦前の日本は極めて貧しく残酷だった。
    人権意識は低く、農村は生活に窮し、女性を卑しめられ、忌まわしき風習に縛られ、
    国家に逆らう主義主張を唱える者は弾圧され、要人テロが横行した。
    明治から大正、太平洋戦争が始まる昭和前半までの73年間、
    誤解を恐れずにいえば、日本は想像以上に野蛮で愚かな国だった。

    本書はそんな時代に起きた、
    戦慄・驚愕の35の事件を取り上げた1冊である。
    閉鎖的な村社会で孤立し住民の殺戮を図った者、
    惚れた芸妓の裏切りに狂気を爆発させた者、エリートによる金と女絡みの凶行、
    拷問に近い取り調べで犯人に仕立て上げられた冤罪事件、身勝手な復讐劇。

    それらは現代でも起きうる犯罪でも、
    やはり根底には時代の空気が色濃く反映され今の世とはまた違う独特の狂い方が確実である。
    記事本文には、現代では使わない差別用語や蔑称が頻繁する。残酷な記述もふんだんにある。
    が、その言葉をもちいなければ、事件の本質、時代のニュアンスが伝わらないと判断し、
    あえて当時の表現をそのまま使用している。あしからずご了承いただきたい。
    また巻末には、取り上げた事件当時の社会情勢がわかるよう年表を付記した。
    犯人、犯行の動機を知るうえでの参考にしてほしい。

    鉄人ノンフィクション編集部
  • ※本書は『ダンジョンでただひたすらレベルを上げ続ける少年』シリーズ全3巻を1冊にまとめた合本版です。
    ※電子版特典のショートストーリーを2編収録しています。


    【あらすじ】

    地球にダンジョンとレベルシステムが出現して三年。
    そんな中、レベルランキングでトップに君臨し続けるひとりの少年がいた。

    死んだ魚のような目でゲームをしていた彼が見つけた唯一の生きがい、
    それはただひたすら敵を倒すこと。

    これは最強で、ちょっと変わった? 
    主人公の少年が更に成長してますます強くなっていく爽快な物語である!
  • 一九六〇年,ようやく釈放された蔡焜霖は幼馴染の「きみこ」と再会し,結婚する.「前科」のために就職にも苦労したが,やがて漫画雑誌の編集者となると,新たなアイディアを次々と実現し,児童雑誌『王子』を創刊するなど八面六臂の活躍をみせる.だが,その陰には常に「人より一〇年出遅れている」という思いがあった.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 一九五〇年,無実の罪で逮捕された蔡焜霖は,激しい拷問に遭い,自白を強要されると,政治犯として離島・緑島(ルビ:りょくとう)に送られる.強制労働に従事し,「再教育」を受ける長くつらい十年間,支えになったのは家族の手紙や,同じように収容された人びととの友情だった.白色テロの深い傷を描いた台湾の傑作歴史コミック,第二巻.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 一九三〇年,日本統治時代の台湾に生まれた蔡焜霖(ルビ:さいこんりん)は,読書が好きな少年で,教育者になることを夢見て育った.戦争の色濃い時代は日本の敗戦で終わったが,戦後は国民党政権による新たな支配が始まり,ある日,町役場で働く焜霖のもとへ憲兵が訪ねてきて…….白色テロの深い傷を描いた台湾の傑作歴史コミック,第一巻.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 七〇年代,蔡焜霖(さいこんりん)は大企業の國泰グループに新たな活躍の場を得て,美術館の設立や百科事典の創刊に携わる.蔣介石の没後も「戒厳」は続いたが,次第に政治運動が盛んになり,時代は民主化へ向かって激しく揺れ動く.だが緑島に収容された人びとの名誉回復がなされるまでには,さらに長い時間が必要だった.シリーズ最終巻.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • グリッドマン ユニバース、完全ノベライズ!

    都立ツツジ台高校。
    放課後の教室で、響裕太は記憶の中にあるはずのグリッドマンをノートに何度も描いては消していた。かつてこの世界はひとりの少女によって作られ、壊された。その少女の心を救ったのは、異次元からやってきたハイパーエージェント・グリッドマンと、彼女が作った心を持った怪獣、そして裕太たちであった。
    2年生に進級し、六花と別のクラスになった裕太は告白を決意する。そんな平和になった世界で過ごす彼らの日常は、轟音と共に崩れ始めた。
    裕太に訪れる危機の最中、突如現れるグリッドマンは語りかける。
    「この世界のバランスが崩れようとしている」
    やがて真紅の強竜ダイナレックスや、グリッドマンの協力者である新世紀中学生、そして別世界の住人、麻中蓬たちも裕太の前に次々と現れる。
    六花への想いを秘めたまま、裕太の非日常が始まった。

    大ヒットTVアニメシリーズ『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』。
    そして、この2作品のキャラクター、世界観が奇跡のクロスオーバーを果たした完全オリジナルの劇場最新作『グリッドマン ユニバース』。
    この話題作を、水沢夢×bun150のコンビで完全ノベライズ!

    ※「ガ報」付き!
    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

    (底本 2023年4月発売作品)
  • 台湾有事をめぐる近未来軍事ディストピア小説
  • 「日本軍の空母はいったい何隻いるんだ……!?」──
    ハワイ沖での緒戦以降、大量の艦載機を擁する帝国海空軍の空母が太平洋各地で大暴れし、米海軍は畏れおののいた。
    だが、主力空母8隻を揃えたニミッツ大将は、ついに米英両海軍による「連合機動部隊」を結成、パナマ近海において日本軍・主力空母の“待ち伏せ”に成功する。
    対する日本は、米本土西海岸への攻撃を敢行するも、米国の生産力と物量作戦によって、窮地に追い込まれる。
    もはや山本五十六大将に選択肢はなかった。ハワイ沖での漸減邀撃決戦である。
    米空母46隻の大勢力に対し、新兵器の装甲空母「玄龍」「亢龍」「昇龍」と新型艦上戦闘機「紫電改」450機を山口多聞に託し、真の「アウトレンジ戦法」に賭けるのであった──!
    ※この作品は2018年4月・8月に電波社より刊行された『新生・帝国海空軍(3)(4)』を再編集し、改訂・改題したものです。
  • 昭和11年2月26日──白銀の帝都東京は皇道派青年将校達のクーデターによって制圧された。「二・二六事件」である。
    昭和維新断行、尊皇討奸をスローガンに決起した彼らは、政府の重鎮を誰一人暗殺することなく天皇陛下への直訴に成功。ここに日本は、天皇直接帝政の大日本皇国として生まれ変わる。
    そして第二次世界大戦を目前に、陸軍を大幅に縮小し、海軍を大変革。航空機を中心とした世界でも先鋭的な軍隊を整えた。
    米国ルーズベルト大統領は、自らの政治的事由で皇国を挑発。ついに日米戦争が勃発する。
    巨大国家との一戦に緻密な情報戦略戦で挑む皇国。新生日本の威信をかけた大海戦がいま始まる!!

    迫真性あふれる大戦を描く本格架空戦記、前編!
    ※この作品は2011年12月・2012年1月に小社より刊行された『皇国の艦隊』シリーズを再編集し、改訂・改題したものです。
  • 渾身の二大パニック・ホラー巨篇、待望の復刊。
    「凶鳥〈フッケバイン〉」
    一九四五年、敗色濃厚なドイツ第三帝国。総統の元に、謎の飛行物体が墜落したとの報が。それこそヒトラーが恐れ、求めた〝宇宙機〟凶鳥〈フッケバイン〉であった。だが、回収を命じられたドイツ陸軍降下猟兵部隊の前に、異形の群れが立ちはだかる!
    「黙示の島」
    日本政府は高齢化問題を一挙に打開すべくロングライフ計画に着手。洋上の孤島・鼎島の島民に対し医療措置として皮膚下にバイオチップを埋め込む実験を開始する。しかし、大型台風が島を襲った後、島民がフナムシに食い殺される事件が発生した。ありえない状況の死体に底知れぬ不安を抱く島民たちだったが、やがて自らが異常な活力と暴力性を発揮し始め……。
    さらに、歴史シミュレーション短篇「如水上洛」、自衛隊ルポ「二隻の護衛艦」、大藪春彦追悼エッセイ「伊達邦彦は一人きり」を増補し、小泉悠氏による特別寄稿「我が佐藤大輔史」を収録。

    【収録一覧】
    『凶鳥〈フッケバイン〉』
    『黙示の島』
    短篇「如水上洛」
    ルポ「二隻の護衛艦」
    エッセイ「伊達邦彦は一人きり」
    特別寄稿「我が佐藤大輔史」小泉悠
  • 「よろしい」
     ベルンハルトはこたえた。
    「ならば、戦争をはじめようじゃないか」

    第二次世界大戦で勝利した大ドイツ帝国は、抗戦を続ける英国を追って北米に侵攻。ここに日英同盟対ドイツの第三次世界大戦が勃発した。インド洋では独東方艦隊と伊東洋艦隊、日本遣印艦隊と英ロイアル・ネイヴィーが激突。日英同盟は独伊連合が死守するソコトラ島への侵攻作戦を開始、熾烈な戦車戦が。一方、日本からアメリカへと北太平洋を渡る支援船団に、ドイツ海軍が放つ〝海の狼〟Uボートが襲いかかる。北米陥落の危機に、日英同盟はついにパナマ運河侵攻作戦を発動する!!
    架空戦記史上に屹立する未完の大作「レッドサンブラッククロス」――著者最大のシリーズの本篇1~11と、外伝ほかの中短篇27篇、著者インタビュー、高梨俊一による解説を収録した合本版。

    収録作品
    〈本篇〉
    1 合衆国侵攻作戦/2 迫撃の鉄十字/3 反撃の旭日旗/4 作戦グスタフ発動/5 第二戦線崩壊/6 インディアン・ストライク/7 バーニング・アイランド/8 死戦の太平洋1/9 死戦の太平洋2/10 パナマ侵攻1/11 パナマ侵攻2
    〈短篇〉
    戦艦〈ヒンデンブルグ〉の最期/勇者の如く倒れよ/予備士官/塹壕にて/新戦艦建造に関する往復書簡/少し遠い場所/九九九艦隊計画概論/ある中尉の戦死/戦艦/標的は〈大和〉/飛鳥の征けぬ空はなし/交戦規則/海底戦隊〈隼〉/七二七高地の争奪/市民討論/法務大佐かく語りき/フリードリヒ大王最後の勝利/主力戦闘戦車論・断章/喪失第一号/宇宙英雄ヴァルター・ケーニヒ/ルール・ブリタニア/最後の一人まで/夜桜は散った/乗艦命令/オデュッセウスの霊廟/看過せず/ペリカンはいつも血を流す
    (インタビュー)佐藤大輔、仮想戦記を語る/(解説)高梨俊一
  • 誰にでも秘密がある。大切な人にも、自分にも–––。

    休戦協定により薄氷の均衡状態となった世界。任期を終えて「センター国」に帰還したギルバードは数年ぶりに幼なじみ9人で集まり、それぞれの近況報告に花を咲かせていた。そんな中、隣国による突然の侵攻と一人の小説家の死をきっかけに彼らの関係性に不穏な空気が漂い始める。それぞれの抱える秘密が明らかとなり、物語は衝撃の結末を迎える――。

    【目次】
    序章
    一章 帰郷
    二章 「ロマンシング・デイ」前日
    三章 「ロマンシング・デイ」当日、彼らは帰ってくる
    四章 終の住処
    五章 なぜ彼らは帰らない
    六章 あの頃には帰れない
    七章 なぜ彼女は帰らない
  • 露仏同盟がイングランドに侵攻!? あり得たかもしれないもう一つの世界大戦!
    あの『宇宙戦争』のH・G・ウェルズにも影響を与えた、英国ベストセラー作家ウィリアム・ル・キュー(William Le Queux)による侵攻文学。1894年に発売された当初、その過激な内容からロンドンの社交界に一大センセーションを巻き起こした本作が、日本初邦訳&注釈付き&原書の挿絵付きで登場!
    グレート・ゲームを戦っていた大英帝国に対して、ある日突然、ロシア帝国が宣戦布告! 同盟を組んでいたフランスも同時に宣戦布告し、イングランド本土に侵攻を始める……。果たして、世紀末に勃発した世界大戦の行方はいかに!
    上地王植琉の私訳古典シリーズ第四弾! 『ありえたかもしれない歴史』を描く、ル・キューのスペキュレイティブ・フィクション!

    本作品は、先行発売した『一八九七年の世界大戦』の第一巻~第三巻と「ロバーツ卿による批評文」、「あとがき」まで含めた完全版です。
  • ※こちらは電子書籍版のみの発売となります。

    「僕、このまま進学して、どこかに就職して、
    定年まで働き続けるくらいなら、もっと生を実感
    できるような場所で過ごしたいんだ!」

    琥珀川祈は夢のため瑠璃、月と別れ、異世界へと
    旅立った。ゼロからのスタートでもきっと生きていける。

    両親の強さを引き続いだ彼は、パートナーを
    見つけ、大人へと成長していく。
  • 4,400(税込)
    著:
    佐藤大輔
    レーベル: ――

    エスピオナージからミステリ、ミリタリー、ポリティカルフィクションまで、著者の現代小説を集成した合本愛蔵版。長篇三作と、短篇「幻虎の吠える丘」を収録。

    一等陸佐のもとに届いた、かつての上官である退役陸将補の訃報。彼はその死に、存在を秘匿された対敵諜報部門の関与を疑うが……。(『東京の優しい掟』)
    ゲーム・ディベロッパーの僕は、勤めているゲームソフト会社の社長から、独立を目論む者を突き止めて欲しいと頼まれる。何かが会社に起きている。裏切り者は誰なのか? ゲーム業界の中で新たな〝ゲーム〟が始まった。(『虚栄の掟 ゲーム・デザイナー』)
    内憂外患に煩悶する青年将校が、母国再生のために叛乱を決意。果たして首都占領は成功するのか?(『平壌クーデター作戦』)
  • 西暦2205年。歴史改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。時の政府は、それを阻止するため「審神者(さにわ)」なる者を歴史の守りとした。審神者によって励起される付喪神「刀剣男士」。彼らは時を遡り、時間遡行軍を討つべく戦いを繰り広げていた。そんな中、彼らが暮らす「本丸」が時間遡行軍の襲撃を受けてしまう。彼らは激しい攻防の末、時間遡行軍に打ち勝つも、仲間そして審神者を失い漂流を余儀なくされてしまった。時は経ち、時の政府から残った十五振りの刀剣男士のもとに、「強襲調査」という名の任務がもたらされる。彼らは最後の希望を胸に、戦乱の地へと乗り出していく。織田信長、伊達政宗、石田三成など、かつての主との再会、そして謎の人物との新たな出会い……。この任務の果てに彼らを待ち受けるものとは――!? 大人気アクションゲームソフト『刀剣乱舞無双』初の公式小説! 『刀剣乱舞無双』のストーリーに基づき小説化。本書オリジナルストーリーも収録。
  • この命果つるとも、父上を見守り続けます——。我が子に切腹を命ぜざるをえなかった家康の無念、父を慕う信康の情愛。歴史に翻弄され、流転の人生を歩み、天下人となった家康の劇的な生涯!
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    彩色秘蔵写真と地政学的見地で紐解く
    独ソ戦の真実

    5000万の大軍が激突し凄惨な地獄のシーソーゲームとなった
    欧州戦線最大の戦争「独ソ戦」
    現在のロシアのウクライナ侵攻は独ソ戦と同じロジックだった!

    彩色された秘蔵写真と地政学的な見地から、独ソ戦15の戦争を
    前期・中期・後期ごとに徹底解説。

    また、独ソ戦へと繋がる前史ともいうべき1939年からの
    ドイツ・ソ連両国の戦史を紐解く。
    さらに、陸海空のドイツ・ソ連の兵器の詳細情報も掲載。

    そして、独ソ戦時のソ連の思惑や戦いの推移は、
    現在のロシアのウクライナ侵攻にも通じている。
    独ソ戦を把握することは今後のロシア・ウクライナ情勢を知ることになるのだ。
  • 巨匠・市川崑の“ルーツ”がここにある!夫人で名脚本家の和田夏十との唯一の共著が、新発掘資料を満載して60年ぶりに復活!

    『ビルマの竪琴』『おとうと』『東京オリンピック』『犬神家の一族』などの名作を放った巨匠・市川崑。夫人で、脚本家として名コンビを組んだ和田夏十。二人の唯一の共著で、当時の住所を題した「成城町271番地」(’62、白樺書房刊)は、長らく入手困難な“幻の名著”でしたが、刊行60周年を機に電子書籍で初復刊!(*1)

    [市川崑パート]は、尊敬するジャン・コクトーとの“架空対談”、名作の制作秘話、喜劇好き・シネマスコープ好き・舶来好きの心情吐露など、ユーモアと真摯な人間味が横溢するエッセイ、当時の最新作『黒い十人の女』の自筆絵コンテ・撮影カット図解など貴重な図版・写真を多数収録。[和田夏十パート]では、率直さと繊細さを併せ持つ和田氏のシナリオ創作法や家庭料理の苦労など、時代に先駆けた女性作家と主婦の両面を伺い知れます。
    オリーブグリーンと黒地のカバー、真紅の見返し、白地に青・緑文字の扉など、市川監督による美的装幀も再現(*2)。家族スナップ、宣伝ポスター(市川崑デザイン)、チラシ、直筆原稿などの新発掘資料を巻末に多数増補。ご長男・市川建美氏に当時の思い出を新規取材。まさに必読の一冊!

    ■市川崑=エンド・マーク/私は風当りが強い/『炎上』精算書/『鍵』の演出/『おとうと』の記録/舶来遵奉者/シネマスコープと僕/昭和二十年夏/四〇〇字シナリオ「結婚試験」/ヨーロッパ無声旅行/TVディレクターの主体性/他 和田夏十=主婦とシナリオ/舌の散歩/太陽族とその親たち/一本の線/他 ■和田夏十・著/谷川俊太郎・編「和田夏十の本」10月電書刊行予定 (*1)権利等の関係上、写真の一部、三島由紀夫氏の序文、和田氏の未完シナリオ「戦争への道」等再録されない箇所もあります。(*2)電子書籍で再現できない要素(本文の文字組み等)を除く。掲示のカバー画像は新デザインで、原本カバーは巻頭に再録。
  • 4,400(税込)
    著:
    佐藤大輔
    レーベル: ――

    「聞けや、者! 前右大臣ここにあり!」
    本能寺の変から生還し、関ヶ原合戦で柴田勝家を下し、天下獲りを目前にする信長。だが、密かに伊達政宗、上杉景勝と手を組み力を蓄えた家康が、ついに叛旗を翻す!
    異貌の戦国史長篇(未完)、待望の合本版。
    短篇時代小説「葉桜」を収録。

    【目次より】
    信長伝
    Ⅰ 本能寺炎上
     緒言
     転換点
     序 本能寺炎上
     一 その日まで
     二 猟狗たち
     三 第一次関ヶ原合戦録
    Ⅱ 天下普請
     一 築城
     二 大海の彼方で
     三 叛逆
     四 要塞
    Ⅲ 家康謀反
     一 城塞
     二 到着
     三 衝突
    葉  桜
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    最新の考証とデータをもとに
    世界最強戦艦の戦いが蘇る!

    「大和」型戦艦は、毀誉褒貶相半ばする評価をもって語られる戦艦である。

    世界最大、最強の戦艦として建造されながらも、
    すでに航空機の時代を迎えていた太平洋戦争では、活躍の場を得られなかったからだ。

    本書は、大和型戦艦の「攻・防・走」のメカニズムを紹介すると同時に、
    当時、世界最強のスペックを搭載した戦艦である大和型と、列強の戦艦とのたちとの
    「実現しなかった」対決を、最新の考察と詳細なデータをもとに行う。

    それは大和を通じて世界の戦艦たちを見ることであると同時に、各国の視点から見た
    大和の姿を見ることでもある。

    「航空機の時代に活躍できなかった無用の長物」という単純な評価とは違う、
    「最強」を身にまとった「本来あるべき真実の姿」と言うこともできるのだ。
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    太平洋戦争の始まる前、日本が和戦の岐路に立った時、米内が現役を退いて海軍の要路にいなかったことは、日本のために非常な不幸であった。同じような意味で、終戦の時に米内が現役に復帰して、海軍を握っていたことは、日本を亡国の一歩手前に救うに与った。米内一人の力が万能というのではないが、陸軍が下剋上の勢いを自ら如何ともなし得なくなった。以後、すべては海軍の良識と進止に待つ外ない政治の現実だったからである。
    (まえがきより)
    (※本書は1983/6/1に発売された書籍を電子化したものです)
  • 2,178(税込)
    著:
    塚本靑史
    レーベル: ――

    劉備や諸葛亮を支えた名将として、三国志屈指の人気を誇る趙雲子龍。公孫氏配下時代から、官渡の戦い、赤壁の戦い、入蜀、三国鼎立、漢中攻め……その波乱の生涯を描ききる歴史大河ロマン。
  • 伝説的傑作『戦メリ』の誕生に至る道は、まさに“戦場”だった。
    1970年代、新たな映画作りへと挑む巨匠・大島渚監督が、『愛のコリーダ』を経て『戦メリ』を完成させるまでの長く激しい戦いをスリリングに描破した、著者渾身の一冊!


    本年(2022年)に生誕90年を迎える世界的巨匠、映画監督・大島渚監督。その代表作の一つが、“戦メリ”の愛称とともに、幅広い年齢層から熱烈に愛されるレジェンド的傑作『戦場のメリークリスマス』(1983)。
    デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、トム・コンティ、ビートたけしという異色の顔ぶれによる豪華競演、オール海外ロケによる国際的スケールで製作された同作品は、カンヌ国際映画祭をはじめ世界中で賞讃され、各国で大ヒットを記録。まもなく公開から40年を迎え、今なお輝きを失わないこの奇跡の映画は、どんな経緯で企画され、どのようにして作られたのか……?
    「映画評論・入門!」「映画『東京オリンピック』1964」などの書籍執筆や、映画雑誌各誌で活躍する気鋭の映画評論家・吉田伊知郎(別筆名・モルモット吉田)が、web『CINEMORE』で大きな反響を呼んだ記事を大幅に加筆・新構成し、当時の時代背景と現在の視点を交差させながら描破。スリリングでエキサイティング、読み始めたらとまらない、まさに必読の一冊です。

    本書の概要=
    ●序 敗戦の少年:12歳で敗戦を迎えた大島渚の映画には、“少年“と、戦争の傷が癒えぬ者たちが繰り返し登場する。大島渚にとって戦争とは?
    ●第1章 異人たちとの戦争:集団の中に〈異人〉が混入することで躍動する大島映画。初期作から『戦メリ』に至る系譜をたどる。
    ●第2章 怒りの時代:1960年、騒然とした世相の中で突如上映中止となった初期代表作『日本の夜と霧』ほか、大島の怒れる時代と作家的成長を振り返る。
    ●第3章 やさしさの時代:1970年代、女性へのまなざしを深めつつ、新たな映画作りを模索する大島の、未映画化作品や、海外資本での『愛のコリーダ』の製作過程を探る。
    ●第4章 抱擁の大地:『愛の亡霊』でカンヌ映画祭監督賞を受賞した大島。東映の『日本の黒幕』降板騒動後、『戦メリ』の企画に出会い、映画化へと踏み出す。
    ●第5章 映画に落ちてきた男:SF映画『地球に落ちてきた男』ほか、スーパースター、デヴィッド・ボウイの際立つ個性と人柄、そして『戦メリ』との親和性を論稿する。
    ●第6章 I am The Most Happy Man in The World:資金難、キャスティングなど数々の困難を乗りこえ、慌ただしく進む『戦メリ』の準備過程。
    ●第7章 「戦メリ」戦後秘話:撮影前に行方不明となったスタッフの問題、カンヌ映画祭での大盛況と落選、そして興行的大ヒット。公開後の喧騒と、次回作への歩み。
    ●結び:リバイバル上映(2021年)の大ヒットを経て、混迷と戦火の時代に、新たな視点で見つめ直す『戦メリ』の真価。
    ※上記は2022年5月時点での予定であり、多少変更になる場合もあります。
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    ウクライナ進行へと繋がる「プーチンの戦争」
    知られざる軍事戦略と血みどろの歴史を全解説

    本書は、混迷を極めるウクライナ戦争の最新事情を解説するとともに、
    1999年のチェチェン紛争から続き、南オセチア戦争、ドンバス戦争、クリミア併合、
    シリア内戦といった、プーチンが起こしてきた戦争の歴史を詳細解説していく。

    現代ロシアの軍事戦略と「プーチンの戦争」を知ることは、
    ウクライナ戦争のもつ意味を理解できるだけでなく、
    戦争が終わったあとの世界の情勢や日本の安全保障を考えるうえでも必要となるはずだ。
    また、本書では、知っているようで知らないロシアという国家の実像から
    現代ロシアの兵器カタログ、ジャベリンやドローンといった最新の軍事事情なども
    あわせて解説する。
  • 【電子版特典『ロメリア戦記』コミック付】

    倒れたロメリア。動き始める強大な敵。

    血風舞い散るガンガルガ要塞攻防戦。

    六カ国連合軍と共に魔王軍と戦っていたロメリアだが、魔王軍の反撃により連合軍は敗北。撤退を余儀なくされた。撤退の最中、敵地からの唯一の逃げ道である橋が味方により爆破され、ロメリアをはじめ多くの兵士が敵地に取り残される。その中にはヒュース王子やゼファー、レーリア公女にヘレン王女といった連合軍の王族の姿があった。

    ロメリアの活躍により、押し寄せる魔王軍を一時撃退することに成功したが、当のロメリアは負傷し意識を失う。残された兵士達は、ギャミ参謀の魔王軍に包囲され逃げ場はない。ロメリア二十騎士は祈るようにして彼女の回復を待ち続けていた……。

    一方、魔王軍の本拠地ローバーンでは、長らく書庫に籠もっていたガリオスがついに動き始める。時を同じくして、ライオネル王国に残っていたアルとレイのもとに手紙が届けられ、二人もロメリアが負傷したことを知る……。

    風雲急を告げるガンガルガ攻防戦。連合軍に勝ち筋はあるのか? そして、倒れたロメリアの運命やいかに?

    ※「ガ報」付き!
    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 南シナ海で米空母打撃群壊滅

    2034年3月南シナ海で、米海軍第七艦隊駆逐艦3隻が「航行の自由」作戦中、炎上する船籍不明のトロール船に遭遇。同じころホルムズ海峡で飛行中のF-35ステルス戦闘機が制御不能になり、イランに不時着しパイロットが捕虜に――偶然に見える二つの事件だったが、中国は捕虜の解放と引き換えにトロール船の返還を要求。アメリカが対応を協議中、南シナ海上の駆逐艦2隻が撃沈。さらにサイバー攻撃を受けアメリカ主要部が大停電に。急遽米軍は二個の空母打撃群を派遣するが、中国軍に壊滅され衝撃が走る…

    原題:2034: A Novel of the Next World War

    ロバート・ゲーツ、ジェームズ・マティス元国防長官絶賛!

    南シナ海から中東そして台湾と移る米中対立にインド、ロシアやイランが絡み大国間の戦争へ。国益という「魔物」は戦争回避の思考をにぶらせ、誤算のスパイラルに陥る、これは単なる物語か? いや、日本も想定すべき最悪のシナリオだ
    /香田洋二(元海上自衛隊自衛艦隊司令官)

    果たして、この『2034 米中戦争』で示された、誤算がさらなる誤算を招くシナリオは、どれだけ起こる可能性があるのか――。読み終えたときに、おそらく多くの読者が考えるだろう。とくに小説に出てくる台湾有事が日本の安全保障にも関わってくるとなれば、なおさらだ。
    /梶原みずほ(朝日新聞編集委員・テレビ朝日『報道ステーション』コメンテーター)
  • ダイナゼノンのもう一つの戦いが今始まる!

    ダイナゼノン・グリッドナイト・ゴルドバーン――全員の力を合わせた超合体竜王・カイゼルグリッドナイトは、その圧倒的な力で強敵怪獣・ギブゾーグを撃破。束の間の平和が訪れる。
    一方その裏では、不穏な何かが胎動を始めていた。

    ある日、麻中蓬がガウマに会うと、彼は何故か自分と出逢って以降の記憶が無いような振る舞いを見せてきた。同じく様子のおかしい南夢芽にも遭遇し、蓬はタイムスリップでもしてしまったのではないかと混乱する。
    ところがその直後、全く未知の怪獣が街に出現。蓬は戸惑いながらも再びダイナゼノンに搭乗し、戦いを繰り広げる。さらに蓬は、見たことのない色の謎のダイナソルジャーまで手にしていた。
    それは、さらなる死闘と不思議な日常の序章に過ぎなかった。
    現在・過去・未来全ての可能性が混在した謎の空間で、蓬と夢芽、ガウマ、山中暦、飛鳥川ちせ、ナイトと2代目、そして怪獣優生思想が、もう一つの物語を紡ぐ――。

    ますます盛り上がりを見せる“GRIDMAN UNIVERSE”!!
    SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONに続き、未知の怪獣と新たなる合体が織り成すSSSS.DYNAZENONの公式ノベライズ登場!!

    ※「ガ報」付き!
    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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