『エッセイ、芸能、中央公論新社(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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売れっ子の矜持と迷いが交差する吉行淳之介との対話。兄貴と慕った色川武大との至福に満ちたスリリングな芸談。盟友・石原慎太郎との思い出語りに、ふとこぼれる弱音まで。三十代から晩年まで、人生を駆け抜けた天才落語家が言葉を尽くして語り合った六人の作家たちとの対談、エッセイを収録する。文庫オリジナル。
目次
吉行淳之介
対談 落語見る馬鹿聞かぬ馬鹿
対談 大きくなったらリッパな人になります
色川武大
対談 一芸に賭ける芸人たち
対談 まず自分が一人抜きん出ることだよ
立川談志さん 阿佐田哲也
『怪しい交遊録』解説 立川談志
『色川武大 阿佐田哲也全集14』解題 立川談志
色川武大 立川談志
結城昌治
結城昌治との想い出 立川談志
景山民夫
噺家は世上のアラで飯を喰い 景山民夫
景山民夫 立川談志
伊集院静
対談 小説家はアブナい
対談 カネが仇の世の中、か!?
石原慎太郎
対談 歳月を経て猶も定めず
対談「平和の毒」にやられたまんま……このままじゃ死んでも死にきれねえ
対談 自殺を考えたこともある……死を追うな、生き抜いて人生を全うしろ
さらば立川談志、心の友よ いつかまた、どこかで会えるんだろう 石原慎太郎
立川談志 略年譜
巻末インタビュー
父・立川談志と作家たち 没後十年に寄せて 松岡慎太郎 -
日本最後の講談定席として惜しまれつつ平成二年に休場した東京・上野の本牧亭。その席亭を務めた著者が四十二年間の軌跡を振り返る。家族ぐるみで交流した芸人達の素顔、伝統話芸を守らんと試行錯誤を重ねた日々。江戸っ子の爽やかな人柄がにじむ「おかみさん」奮闘記。
目 次
序 章 雪の夜の楽屋
第1章 生い立ち
第2章 娘時代の私
第3章 戦中から戦後にかけて
第4章 本牧亭再興
第5章 寄席の経営
第6章 父のこと
第7章 『巷談本牧亭』のこと
第8章 中国旅行
第9章 鉄筋ビルの寄席に
第10章 休席の顚末
第11章 講談の灯は消さない
第12章 人との縁
終 章 幸せな星の下に
あとがき
文庫版あとがきにかえて 清水孝子
年 表
本書に登場する主な講釈師たち
〈対談〉本牧亭がつないだ講談の昔と今 宝井琴調×神田伯山
〈解説〉客と演者とおかみさん――本牧亭をめぐる人間模様 長井好弘
人物索引 -
若き日の立川談志が「人生の師匠」と慕った紀伊國屋書店創業者・田辺茂一。戦後の新宿文化をつくり上げた実業家、そして「夜の市長」と呼ばれた粋人とのユニークな師弟関係を、芸人・文士らとの華やかな交友関係とともに振り返る。家元流の観察眼が光る昭和人物列伝であり、毒舌のうちに故人への哀惜がにじむ漫談風エッセイ。
目 次
短いプロローグ 現代、何故田辺茂一か
第一章 人生の師
第二章 芸人好き
第三章 文人づき合い
第四章 御大の艶話
長めのエピローグ 最期の捨て台詞
〈対談〉どっちかてえとイロゴトより落語 田辺茂一×立川談志
田辺茂一・立川談志 略年譜
〈解説〉ダジャレ社長 高田文夫
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