『社会、橋爪大三郎(実用、新書)』の電子書籍一覧
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〈日本人は、戦争から目を背けてきた。1945年から、そろそろ80年になろうというのに。その間、たとえば学校で、戦時国際法について教えてこなかった。国際条約の課す義務なのに。戦争について、ふつうの市民や学生が学び、自分の考えをもとう。本書はそう願って書かれた、軍事社会学の入門書である〉――戦争を理解し、平和を実現する能力を高める。戦争の危険性が高まる今こそ読むべき、日本人のための新「戦争論」。
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権威主義国家VS自由・民主主義陣営
プーチンは地獄の扉を開いた!
世界史的地殻変動を文明と宗教で読み解く
ポスト・ウクライナ戦争の世界
――人々はなぜ、おどろいたのか?――
それは自明だと考えていた前提が、あっさり崩れ去ったから。
自由と人権と民主主義と、資本主義と法の支配と、言論の自由と選挙とナショナリズムと。
(橋爪大三郎氏「はじめに」より)
◆内容紹介◆
2022年2月、誰もがおどろいたロシアのウクライナ侵攻。プーチンはついに地獄の扉を開けた。
アメリカ覇権の終焉後に始まる、ロシア、中国など権威主義国家と自由・民主主義陣営の戦いとは? 私たちは新しい世界にどう向き合うべきなのか?
この世界史的な地殻変動の本質を見抜くには、安全保障や経済政策の観点と同時に文明論、宗教学、歴史、社会学的な視座が不可欠だ。
日本を代表する社会学者が混迷の世界の深層に迫る、白熱の討論。
◆主なトピック◆
◎アメリカの戦略転換
◎急転のアフガニスタン情勢
◎「中国の特色ある」資本主義
◎資本主義にはふたつある
◎自信を失う西側世界
◎自由は普遍的価値なのか
◎どんな価値のために戦うか
◎ウクライナという国
◎ギリシャ正教は政教一致
◎ロシアとはなにか
◎プーチンの主権国家
◎西欧コンプレックス
◎合理性を超えた決定
◎ウクライナのナショナリズム
◎この戦争を歴史のプラスにできるか
◎ロシア非難決議を棄権する国々
◎ロシアと中国の違い
◎自由と平等はなぜ説得力がないか
◎ポスト・ウクライナ戦争の新世界 -
社会学の泰斗が読み解くスピーチの極意とは何か?
新型コロナウイルス危機下、あらためて問われたのは「リーダーの指導力」だった。
福澤諭吉、チャーチル、齋藤隆夫から
コロナ渦で注目されたクオモNY州知事、メルケル首相、安倍晋三首相までのスピーチを引きながら、
人々を鼓舞する良いスピーチ、落胆される駄目なスピーチの違いを徹底解説。
これを読めば、人を心を揺さぶり動かす言葉の法則が明らかに。
【本書で引用されるスピーチ】
私はみなさんを誇りに思います。
NY州兵が招集されると、ニューヨーカー一人ひとりが必ず誇らしい気持ちになります。
じゃあ言おう。さあ、出て行って、コロナウィルスを一発、蹴っ飛ばしてやれ。
それでもって、われわれは、人びとの命を救う。NYはあなたがたに感謝する。
みなさん一人ひとりに、神の祝福があるように。
(第1章・クオモNY州知事スピーチの抜粋)
今日は悲しい日だ、と首相は言った。本当に、悲しい日だ。
でも、こんなふうに考えてみたらどうだろうか。
もしもこの戦争の試練がこの島にも及ぶのなら、
いまの世代の英国人たちは、待っていましたと相手になる。感謝したいぐらいだ。
いまの世代は、その昔の父祖たち、イギリスに法律を根づかせ、
イギリスの偉大さを築いた父祖たちに、ひけをとらないと証明できるのだから
(第3章・チャーチルスピーチの抜粋)
【目次】
第1部伝説の討論
第2部これがパワースピーチだ
第1章クオモNY州知事の伝え方
第2章メルケル首相の言葉を紡ぐ力
第3章チャーチルはなぜ歴史を動かせたか
第3部パワースピーチのつくり方
第4章添削でよくなるスピーチの実例
第5章日本の名スピーチの実践者たち
第4部スピーチ力を伸ばす
第6章スピーチ原稿を磨く
第7章スピーチ力を育む -
戦前、多くの日本人が「国体」思想に飲み込まれ、戦争に動員されていった。なぜ日本人は、この流れに抗えなかったのか? 総力戦に敗北した後、天皇は連合国軍最高司令官に「従属」する形となった。実際にはアメリカ大権となっているにもかかわらず、鋭敏な知識人ですら、それを直視できずにいるのはなぜか? 戦時期に教育の場で広く読まれ、国民に深甚な影響を与えた『國體の本義』の解読をとおして、戦前・戦後を貫流する日本人の精神の「無意識」を問う。ふたたび日本が内閉しようとしている今、来し方行く末を考えるに際し、必読の書!
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
オウム真理教の教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)と教団元幹部が2018年7月に死刑執行された。坂本弁護士殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件などで世間を驚愕させたオウム真理教とは、いったい何だったのか?(『中央公論』2018年9月号より)
「麻原彰晃に、なぜ若者は惹かれたのか」橋爪大三郎(社会学者・東京工業大学名誉教授)/「二〇年間のアンケート調査から考える 『暴力』と『認知バイアス』にどう気づくか」井上順孝(國學院大學名誉教授) -
戦後日本を代表する知識人・丸山眞男(1914-96年)は何に躓き、「憂鬱」に陥ったのか? 主著『日本政治思想史研究』(1952年)を読み解き、後年の論文「闇斎学と闇斎学派」(1980年)と山本七平(1921-91年)の『現人神の創作者たち』(1983年)を併置・対照することを通して、日本の近代化に潜む真実を明らかにする。これまで誰もなしえなかった不可欠の試みを実行する画期の書!
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ウサン臭い「正義の思想」を徹底的に分析!!「脱正義論」「従軍慰安婦問題」を中心に、個とは何か、歴史とは何かを考える鼎談本。 -
世界の「混迷」を解き明かす最強の入門書。
一神教世界はかなり「あぶない」。だが日本は、もっと「あぶない」。ではどうする?(社会学者・橋爪大三郎)
大陸から隔絶された島国で暮らす日本人にとって、いま何が足りないのか。目に見えない知を論理的に突き詰めて、超越的な世界を知ろうとする態度―― 一神教に対する理解だと思うのです(元外務省主任分析官・佐藤優)
9.11テロから「イスラム国」誕生まで。キリスト教世界とイスラム教世界の衝突が激しさを増している。だが、歴史を遡れば、両宗教は同じ「神」を起源としていたはず。どこで袂を分かち、何が異なり、なぜ憎しみ合うのか。社会学者・橋爪大三郎氏と元外務省分析官・佐藤優氏による白熱対談。
キリスト教徒23億人。イスラム教徒16億人。世界の半数を占める一神教信徒のルールを知ることで、日本人が国際社会で闘うための術も見えてくる。
【目次】
まえがき
序章 孤立する日本人
第一章 三大一神教の誕生
第二章 迷えるイスラム教
第三章 キリスト教の限界
第四章 一神教と資本主義
第五章 未知なるものと対話するために
あとがき
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橋爪大三郎の本気!タブーなき成長戦略!
「日本を救おう。何としても、救おう」で始まる橋爪大三郎による「救国の成長戦略」提言の書。練りに練った8つの革新アイデアで日本を活性化させる!
そのひとつ、日本逆植民地計画は、海外の国と日本政府で「逆植民地」契約を結び、日本の一部市町村を相手国の逆植民地として貸し出すというもの。外国人が集団で安心して生活しやすい地域をつくることで、優秀優良な外国人を大量に呼び込み、日本全体の生産人口を増やすほか、日本経済を一気に活性化させる秘策だ。
本気で日本を救うためには、ここまでやる必要がある! -
社会学の第一人者が、社会の仕組みとその背景にある本質(社会のルールの由来)を見事に解き明かすベストセラーシリーズ!
なぜ社会はこんなふうに成立しているのか?社会学は、社会をまるごと考察します。人間が社会を生きていくとき誰もがぶつかる問題を、残らず正面から受け止めます。社会を生きる人間の真実のすがたの、いちばん深いところまで考えて、科学と、科学でない世界の境界ぎりぎりのところを、科学の側から考えていきます。その昔、社会学の教科書を、ひと通り読みました。私には使えない言葉が並んでいました。そこで、そういう言葉を使うのはやめ、自分で納得した言葉だけを集めて磨き、自分の社会学をいちから築くことにしました。この本にまとめてあるのは、そうした私の遅々とした歩みの、足跡のようなものです。世界でたった一冊しかない(かもしれない)、これから社会に旅立つ若い人びとのための手引き書です。 -
環境、資源、格差問題の危機を、我々はどう乗り越えるべきか。『「炭素会計」入門』(洋泉社)で炭酸ガス重量絶対主義を提言した橋爪大三郎と、『人間の未来』(筑摩書房)で資本主義経済の行く末を説いた竹田青嗣による公開対談「炭素革命と世界市民の正義」、「資本主義と世界市民の正義」を元に加筆修正。21世紀の人類が直面する問題の本質を明らかにし、人びとが自由に生きるための新しい哲学、行動が語られる。
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