『社会、江上剛(文芸・小説、新書)』の電子書籍一覧
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失意のなか挫折した銀行員がたどり着いたのは、倒産の危機に瀕した温泉旅館だった。人と企業の再生を描いた、胸が熱くなる傑作長編。
「事業再生」は「人間再生」だ! 株式会社経営共創基盤(IGPI)グループ会長冨山和彦氏推薦! 倒産の危機、地元の抵抗、そして、東日本大震災――。ビジネスパーソン必読の、会津の温泉旅館を舞台にした感動のノンフィクション・ノベル。「再建の神様」と言われた早川種三を尊敬し、世のため人のために働くことを志していた若手地方銀行員・春木種生は、ある事件をきっかけに、銀行員の仕事に疑問を抱く。逃げるように東北新幹線に乗り込んだ彼は、再建請負人を名乗る男・渋沢栄二と偶然出会い、共に会津へ向かうことに。春木はなりゆきで、倒産しかけた温泉宿を再建することになったのだが、問題続きで……。元銀行員の著者による、人と企業の再生を描いた、傑作ビジネス小説。 -
ゴルフは人間の「善」と「悪」を暴く。
芝生の上の人間劇八話。
ここに描かれているのはあなたかもしれない――。
・スーパーマーケット企業の社長・榊原は昔から勝利への執念が強く、勝つためならグリーン上での不正も当たり前かのように犯す。秘書室長・望月は榊原を諫める役割を任じられるが、実は榊原は高校時代の同級生で距離感の取り方が難しい。望月は榊原の悪癖を咎められるのか…?(第一話 榊原社長のパット)
・テレビ局会長には二つの悩みがある。一つ目は頻繁に社長交代して後継者の芽を摘んでしまうこと。もう一つの悩みはゴルフで「卵を産んで」しまうこと。OBを誤魔化すために別のボールでプレーを再開してしまうのだ…(第二話 篠田会長のOB)
・部長のいやがらせに耐えかねた修一は部署のゴルフコンペで一矢報いる復讐を計画。その秘策とは?(第三話 肥料部桂木のシャンク)
豊富な社会経験を活かしてビジネスマンの群像を活写し続けてきた著者による、ゴルフを通して人間の本性を露わにする短編集。職場での人間関係やプレッシャー、組織の価値観と自分の信念の乖離、招かれざる理不尽、そんな束縛や重圧を抱えながら日々を乗り越えているすべての人々に、ゴルフを通して「ヒント」と「エール」を届ける。
笑いあり、涙あり、学びありの現代人必読の一冊。 -
日本金融システムの中心メンバーであるメガバンクが好業績を続ける一方で、中小企業への融資がなかなか進まないのはなぜか? 銀行と金融庁との関係とは? 銀行と反社会勢力との関係とは? 資金繰りで苦労するまじめな中小企業を潰す検察の失敗とは? 日本の銀行のいまについて、現場の支店長を経験した作家と、日本の企業社会に精通する弁護士のふたりが議論する。(講談社現代新書)
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