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『社会、英治出版(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全79件

  • 世界の人々を惹きつける街には共通するルールがあった!

    前作『カフェから時代は創られる』から15年。
    パリ、ディジョン、ヴェネチア、コペンハーゲン。著者が世界を旅して調査した心地よい街の実現方法。

    ①7つのルールから読み解く21世紀のまちづくりの必読書
    実践者の感性・感覚で取り組まれてきた暮らしのためのまちづくりに、強い足場を提供してくれる「21世紀のまちづくりのバイブル」となる一冊。

    ②前著『カフェから時代は創られる』で見えた天才が生まれるカフェの秘密から、天才が惹かれる街へ
    熱量の高いファンが根強くいる前著『カフェから時代は創られる』。その著者が15年かけて世界を旅して調査し、強い想いとともに書き上げた本書は、ファン待望の一冊

    ③暮らしやすさは自分たちで生み出せることを知る”希望の書”
    著者のニュータウンでの暮らしで感じた”暮らしにくさ”から始まる、その暮らしにくさがどこから来るのかを解き明かし、暮らしやすさを自分たち自身の手で生み出せることを伝えてくれる、日々の暮らしの中の疑問に答える一冊


    目次
    はじめに
    序章 街を自分たちの手に取り戻す
    第一部 二十一世紀のまちづくりの核となるもの
     第一章 インフォーマル·パブリック·ライフとは
     第二章 人が大事にされる街
    第二部 二十世紀のアメリカ型郊外の厳しい現実
     第三章 人が大事にされない街
     第四章 理想の楽園として誕生したイギリスの初期郊外
     第五章 幸せのプロパガンダ
     第六章 郊外にインフォーマル·パブリック·ライフがないのはなぜか
    第三部 車社会からの脱却を目指す世界
     第七章 車社会という問題
     第八章 脱車社会を目指す世界
    第四部 インフォーマル·パブリック·ライフの生み出し方
     第九章 インフォーマル·パブリック·ライフを生み出す七つのルール
     第十章 カフェだからこそ
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「病気の子どものケア」のプロになるための資格「認定病児保育スペシャリスト」試験の公式テキスト「認定病児保育スペシャリスト」は、病児保育に携わる方々の技術向上とともに、地域・社会の全体で「病気の子どものケア」について考え、実践することを目指し、創設された資格です。社会における病児保育の認知度はまだまだ低く、病児保育を志したくても体系的に技能を学ぶ場も機会も存在していないのが実情で、病児保育に従事する人の育成が急務になっています。「認定病児保育スペシャリスト」の取得によって、「安心と感動の病児保育」を行う保育者となり、子どもの成長に寄り添い、働く保護者を支援することができます。
  • 喫煙、肥満、依存症より深刻──?

    なぜいま「孤独」は世界中にまん延しているのか。
    抜け出せない負のスパイラルはなぜ生まれるのか。

    「親切」を政策に掲げる街で、高齢者どうしが支え合う村で、母親たちが命を救い合うオンラインネットワークで……
    各地で実践される「社会的処方」が生む癒やしの力とは。

    国の公衆衛生をリードしてきた著者が多角的に解明する。


    【ニューヨーク・タイムズ ベストセラー/推薦の声多数】

    アトゥール・ガワンデ(『死すべき定め』著者)
    「私たちは、孤独という大規模で致命的な伝染病を抱えている。孤独は喫煙と同じくらい健康に害を及ぼし、それでいてはるかにまん延している。そして、孤独の科学と苦悩に関する彼の衝撃的な物語が明かすように、私たちは孤独に対して何かをすることができる。本書は魅力的で感動的な必読書だ」

    スーザン・ケイン(『内向型人間のすごい力』著者)
    「最も明白なことが、最も見えにくいということがある。孤独とその闇を理解する道を照らしてくれるヴィヴェック・マーシー博士に感謝したい。本書は私たち全員への贈り物だ」

    ダニエル・ゴールマン(『EQ こころの知能指数』著者)
    「メインストリートがシャッター通りと化し、ショッピングモールは衰退し、そしてソーシャルメディア上の弱いつながりが拡散する現代において、私たちは重要な個人的つながりを失っている。ヴィヴェック・マーシー博士は本書のなかで、私たちの個人生活と社会を何が蝕んでいるのかを見事に診断し、お互いの人生──そして私たち自身の人生を豊かにするための処方箋を提供してくれる」

    ウォルター・アイザックソン(ニューヨーク・タイムズ ベストセラー作家)
    「このパワフルで重要な本は、孤独を公衆衛生の課題として捉えている。ヴィヴェック・マーシーは、なぜ孤独が人類のなかで進化したのか、それがいかに有害なのか、なぜ今日増えているのか、そして私たちに何ができるのかを示している。友人や地域コミュニティとのより良いつながりを築くことで、私たちはより健康的な生活を送ることができ、友人たちがより健康になるのを手助けできる」

    アダム・グラント(ニューヨーク・タイムズ ベストセラー作家)
    「著者は喫煙について警告するためにここにいるのではない。孤独と戦い、コミュニティとつながりを築くために必要なことを示すという使命を負っている。説得力のある語り口、正確な証拠、そしてタイムリーな行動への呼びかけを備えた本書は、私たちのメンタルヘルスと社会的ウェルビーイングにとっての吉兆である」


    【目次】
    第1部 孤独を理解する
     第1章 目の前にあるのに気づかないもの
     第2章 孤独の進化史
     第3章 つながりの文化
     第4章 なぜ、いま?
     第5章 孤独の仮面を剥がす
    第2部 よりつながりのある人生を築く
     第6章 外側より先に、内側とつながる
     第7章 つながりの3つのサークル
     第8章 ひとつの大家族
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。


    ようこそ。はじめまして。お待たせしました。スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版(SSIR-J)の創刊号をお届けします。スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)は2003 年にスタンフォード大学内で創刊された、社会変革の探求者と実践者のためのメディアです。日本版ではSSIRのなかから選りすぐりの記事の翻訳と日本社会の文脈に合わせたオリジナルコンテンツをお届けいたします。


    創刊号のテーマは「主語を『わたし』に戻す」。社会の不正義や不平等、不合理や不便を解決するためのソーシャルイノベーションは、個人で実現することはとてつもなく困難です。でも、どんな取り組みも一人の「わたし」から始まります。「国」「自治体」「学校」「会社」「あの人たち」という主語から「わたし」という主語に戻すことから、新しい選択肢を見つけていきましょう。



    [目次]

    Editor’s note
    主語を「わたし」に戻す。


    Welcome

    日本の読者の皆さんへ


    Feature
    オープン・ソーシャルイノベーションでCOVID-19対策を加速する
    ヨハンナ・マイヤー、トマス・ギゲンフーバー


    従業員アクティビストたちの組織の動かし方
    フォレスト・ブリスコー、アビナーヴ・グプタ


    「わたし」を犠牲にせず社会を変えよう
    リンダ・ベル・グルジナ、ノラ・F・マーフィー・ジョンソン、アーロン・ペレイラ


    OUR ACTION
    「自分らしさを増幅する」社会起業家のエコシステム 日本的な知識創造体としてのETIC.
    勝見明


    OUR IDEAS
    民主主義とベーシックサービス なぜ大学の無償化が社会を強くするのか
    井手英策


    OUR CHALLENGE
    途上国での「実証実験」をシステムチェンジの突破口に
    中村俊裕


    SSIR CLASSICS
    誰が市民社会の基盤を守るのか
    ブルース・シーバーズ



    FACTS & NUMBERS
    遠い問題・近い問題 データで見る日本人の社会意識と行動
    亀田知代子



    VIEWPOINT
    社会的インパクト測定をめぐる2つの実験
    マックス・フレンチ


    ステークホルダー資本主義を掛け声だけで終わらせるな
    ハンス・タパリア



    RESEARCH
    ボイコットは取締役の離職率を3割高める


    男性がジェンダーバイアスに沈黙してしまう理由


    集団的能力を高める「アノニマス」の組織構造



    BOOKS
    なぜテクノロジーだけで教育は変えられないのか

    これからのデジタル行政のやり方を探しにいこう


    わたしを支えてくれる本 『重耳』
    青木健太


    わたしを変えてくれた本『「わかりあえない」を越える』
    西渕あきこ


    Thoughts for Tomorrow
    意図することと委ねること
  • 世界最大の社会起業家ネットワーク「アショカ」初の公式本!
    驚くべきアイデアで社会を変えるチェンジメーカーたちがいる!

    「暗闇の対話」が障害者と社会をつなぐ。
    アートの力で暴力を止める。
    「最底辺の仕事」を誇り高いプロの職業に変える。
    80カ国2,800人、アショカ・フェローたちの「世界を変える秘訣」が明らかに!



    『学習する組織』 ピーター・センゲ
    元米合衆国大統領 ビル・クリントン
    『ハフィントン・ポスト』編集長 アリアナ・ハフィントン
    などが寄稿!

    アショカ(Ashoka)について
    <a target="_blank" href="http://japan.ashoka.org"><img src="http://japan.ashoka.org/sites/all/themes/ustheme/logo.png" alt="" style="float:right;"/>世界最大の社会起業家ネットワーク、および社会変革を推進するシンクタンク。1981年より2012年までに世界80カ国以上で選出された約2,800人の社会起業家を「アショカ・フェロー」として認定し、生活費の援助、法律・マーケティングなどの専門的サービスの提供、他のアショカ・フェローとの連携などの支援をおこなっている。アショカ・フェローたちのアイデアは、世界中で政策に採用されたり、国境を越えて活動を拡大させたりするなど、あらゆる分野で社会変革を実現している。

    「Everyone A Changemaker(誰もがチェンジメーカー) 」という標語が示すように、フェローとアショカ運営スタッフは彼ら自身だけでなく、周囲の人もチェンジメーカーとなるべく尽力している。さらにteam of teams(チーム・オブ・チームズ)、つまりイノベーターたちがチームを組み、そのチームがさらに他のチームと協働することによって、巨大なインパクトを生むというスキームを提唱し、実行している。

    アショカ・ジャパンは、アショカの東アジア最初の拠点として、2011年に発足した。
    <a target="_blank" href="http://www.ashoka.org">アショカ公式サイト
    <a target="_blank" href="http://japan.ashoka.org">アショカ・ジャパン公式サイト


    無料のスマホアプリ「アイコニット」で本書の試し読み版やインタビュー動画をゲット!
    <img src="/images/banner/iconit_qr.png" alt="" width="100px" style="float:right;"/>500万ダウンロードを突破した話題のQR・バーコード読み取りアプリ「アイコニット」を使って、右のQRコードを読み取ると、『静かなるイノベーション』の試し読み版・アショカ代表ビル・ドレイトン氏のインタビュー動画・関連書籍など、さまざまな情報をご覧いただけます!
    <p style="text-align:center">「アイコニット」アプリダウンロードはこちらから
    <p style="text-align:center">
  • 緩める。進み続けるために。

    震災後・大槌町で、“針と糸”で希望を紡いだ「刺し子」の女性たち。
    ともに歩んだ10年の葛藤と、伝統手芸のぬくもりから見出した、
    心身ゆたかで持続可能な仕事と生きかたのヒント。


    【目次】
    第1章 何もかも未経験──大槌刺し子の誕生
    第2章 支援と事業の狭間で──事業化についての学び
    第3章 ビジネスではなく「いとなみ」を──経営のあり方についての学び
    第4章 できていることを見よう──人と組織についての学び
    第5章 手仕事が教えてくれたこと──暮らしと生き方についての学び
  • 信念のために恐れず闘えば、他の人もその道をともに歩んでくれる。
    そして、それはあなた自身を形づくるプロセスでもある――。

    ますます複雑になる社会課題に取り組むとき、私たちに必要なこととは何だろうか。とにかく始める、成功を再定義する、想像力を最大限に発揮する……。貧困問題を解決しようとする社会起業家を支援するアキュメンの創始者が、彼らと歩んだ30年間の葛藤と成果から見出したモラル・リーダーシップの原則。
  • その時、声を届けられるように。
    アマチュア集団が作った「背負って運べるラジオ局」が、世界⼀の災害⼤国に広がり始める──!
    先駆者たちの軌跡から、開発・実装のドタバタまで──
    ⽇本~インドネシア、縦横無尽の物語。
    社会を変える草の根アクションの可能性とおもしろさを⽣き⽣きと語る!


    【本⽂より】
    この本の登場⼈物たちも最初の⼀歩はごく狭い範囲から始まりました。
    シドレジョ村で、⻑⽥区で、サミラン村で、
    ⽵竿のごときアンテナを掲げたところから、すべては動き出しました。
    バックパックラジオのプロトタイプは、審査委員席にすら届かない放送距離でした。
    放送技術をロクに知らず、マイクに向かって話しかけたことすら
    ほとんどないアマチュアが、狭い地域で始めた活動だったのです。
    それが、いつのまにか多くの⼈を互いに巻き込みあい、
    インドネシアの法律を変えるほどのうねりになりました。
    きっと、どんなことでもはじめの⼀歩は歩幅が狭く、⼩さなものなのでしょう。


    【目次】
    PART 1 先駆者たちの伝記
    1 ⼩さなラジオ局、⽕⼭の村を変える
    2 復興から、多⽂化共⽣へ
    3 ラジオ局同⼠を繋ぐ
    PART 2 「持ち運べるラジオ局」への挑戦
    1 合宿&発明コンテスト
    2 インドネシアと⽇本の知恵
    3 熊本地震の体験から
    4 そして社会実装へ
    5 災害ラジオの未来
    6 おわりに ナローキャストをはじめよう
  • 知らずに加担している、この圧倒的な不正義。

    東京の路上で。灼熱のカタールで。
    日常を奪われ「奴隷」とされた人たちの
    想像を絶するストーリーを軸に、
    世界5000万人、数十兆円規模の
    グローバル闇産業の驚愕の実態と
    いま企業・個人に求められる行動を語る。

    ◎ワールドカップ開催国カタールの強制労働で世界が注目する大問題
    ◎世界5000万人・数十兆円規模の“グローバル産業”「現代の奴隷制」の真実
    ◎日本の事例も‥‥奴隷状態から生還した3人の驚愕のストーリー
    ◎ビジネスが鍵! サプライチェーンに潜む強制労働リスクにどう対処する?
    ◎SDGsとESGの時代、企業・個人に求められる問題解決へのアクションを示す

    モノのように売られ、酷使され、捨てられる――
    世界5000万人超と言われる「現代奴隷」。
    それは過去でも遠い国の話でもなく、ビジネスや消費を通じて
    私たちの経済・社会・暮らしにもつながっている‥‥。
    アメリカで、日本で、カタールで。想像を絶する日々を経て
    奴隷状態から生還したサバイバーたちのストーリー、
    問題解決に取り組む人々の挑戦を丹念に取材し、
    人身取引の真実と企業・個人にできることを示す。

    [構成]
    日本語版序文
    序文――なぜ?
    第1章 現代奴隷とはだれのことか
    第2章 最も卑劣な犯罪――人身取引というビジネスモデル
    第3章 ネパールからカタールへ――債務奴隷
    第4章 心に刻まれたタトゥー――腐敗と免責
    第5章 奴隷化の心理的影響
    第6章 バル・アシュラムの子どもたち
    第7章 人身取引加害者の胸の内
    第8章 限られた選択肢
    第9章 ビジネスが鍵(課題と解決策の両方で)
    第10章 解決法――個人から、分野を超えた世界的な関わりへ
    第11章 私のヒーローたち
  • 怒りの渦中にこそ
    新しい対話が生まれる
    旧ソ連諸国の民族紛争、日本企業におけるジェンダー格差、職場の人間関係……。
    自分と相手の奥底にある感情に耳を傾け、あらゆる対立の場に変容をもたらす「ワールドワーク」の実践書。
    世界のリーダー/ファシリテーターから支持される名著、完訳復刊!
  • 31歳にして世界三大文学賞の一つ、
    ゴンクール賞を受賞したセネガル人作家、初邦訳作品!



    「この国で、生きていても死んでいても居場所がないのは、同性愛者だけ」

    実際に起こった事件を題材にセネガル社会のタブーに切り込み、
    集団の正義のために暴力を行使する人間の根源的な愚かさと、
    社会から排斥されることへの潜在的な恐怖を克明に描いた衝撃作。



    セネガル人の若き文学教員はある日、ネット上で拡散されていたとある動画を目にする。
    そこに映っていたのは、死んだ男性の墓を人々が暴いている様子だった。
    同性愛をめぐる問題には無関心な彼だったが、
    思いがけずこの事件を取り巻く騒動に巻き込まれていくうちに、
    墓を暴かれた人物について興味が湧き始める。
    さまざまな人に話を聞くうちに、彼が直面した真実、
    そして選択とはーー。
  • オーガニックの母が辿り着いた未来のかたち
    半世紀前―カルフォルニア州バークレーの小さなレストランから「おいしい革命」は始まった。
    全米に地産地消を広げ、世界中の料理人と教育者に影響を与えた著者の集大成

    ‐‐‐
    “オーガニックの母”アリス・ウォータースが、生涯のテーマであるスローフードの世界観についてファストフードの世界観と比較しながら初めて語る。
    私たちは食べることを通じてその世界を生きている。
    「何を大切にし、どんな世界をつくりたいのか」
    1970年代から人と食と地球に人生を捧げた著者が問いかける。

    読み終えたとき、目の前の食事から、忘れかけていた大切なものが見えてくる。
    美しさ、働く喜び、シンプルであること……
    私たちのこころとからだを解きほぐす滋味あふれる言葉たち。
    ほんの少し足をとめて、世界の豊かさを感じてみませんか。

    本書「はじめに」より
    「この本でお伝えするのは、食べることが人の暮らしと世界にどのような影響をもたらしてきたか、そして、その道筋を変えるために私たちにできることは何かということです。参考文献を並べた学術的なものではありません。すべて、実体験からお話します。食べることは、生きること。これが私の人生を導く哲学なのです。」
  • 「私なんか」「誰かがやってくれるだろう」と思っていた人々が、
    なぜ「住んでよかった」と思えるまちづくりへ踏み出せたのか。

    東日本大震災で壊滅的な被害を受けた石巻。
    多くの人に「被災地」として記憶されたそのまちで、「やっぺす(一緒にやろう)」を合言葉に10年間復興支援に取り組んできたのは、地元に住む「普通のお母さん」たちでした。


    受け身の姿勢で支援を待つのではない。
    特別な誰か1人の100歩に頼るのでもない。
    100人の一歩ずつが、自分たちの暮らしをつくる。




    【目次】
    はじめに
    第1章 「ここに住んで良かった」と思えるように––あの頃の石巻
    第2章 地元の団体だからこそ、できることがある––はじまりは「あったらいいね」
    第3章 「何かしなければ生きていてはいけないのではないか」––何度も直面した葛藤と壁
    第4章 「地元って何もない」を面白く––「わたし」がまちの主役に!?
    第5章 「知らなくてすみません」から「知っていたら楽しいよ」へ––ハードルのない学び合いの場を創る
    第6章 問いのバトンをつなぐ––いまの自分にできることを
    おわりに
  • シンプルで、速くて、ムダのない政府をつくるには

    政府・公共機関など旧来型大組織のデジタル化はどうすればうまくいくのか。各国が模倣するイギリス政府のDXを担った特命チームGDSの中心人物らが、実践に基づき「デジタル組織のつくり方」を語る。


    (本書の特徴)
    ・政府など旧来型大組織のデジタル化を実現するための組織論
    ・イギリスを電子政府ランキング1位にした「GDS」の知見を公開
    ・チームの作り方、仕事の進め方、成果の示し方など幅広く言及


    お役所の仕事は複雑で、時間がかかり、画一的で、しばしば正確でない−−。インターネットが世界を変え、シンプルで速くて廉価なサービスが広がる中、デジタル化に出遅れた政府・公共機関の仕事はしばしば人々の不信や苛立ちの対象となってきた。もはや限界は近い。長年の機能不全と無駄遣いをデジタル化によって変革し、政府への信頼を回復することは、まさに緊急の課題となっている。だが、古くて巨大で動きの遅い官僚制組織を、どうすれば変えられるのだろう?

    本書は電子政府の先進事例として世界各国で注目・模倣されるイギリス政府のデジタル化を担った特命チームGDS(政府デジタルサービス)の経験をもとに、旧来型組織の中でDXを進める上でのポイントを具体的に解説する。チームの立ち上げ、人選、仕事のやり方、最初にするべきこと、成果の示し方、引き継ぎ方など、扱うテーマは幅広い。成功と失敗の経験に基づくアドバイスは、政府はもちろん多くの巨大組織におけるデジタル化の指針となるだろう。

    (構成)
    プロローグ
    第1章 試練のとき
    第2章 なぜ変革が必要なのか
    第3章 始める前に
    第4章 出発点を決める
    第5章 最初のチーム
    第6章 地固め
    第7章 信用を築く
    第8章 議論を制する
    第9章 従来のやり方に立ち返る
    第10章 数字を把握する
    第11章 画一化ではなく一貫性を
    第12章 基準を設定する
    第13章 リーダーを見つける
    第14章 次の展開
    第15章 バトンタッチを成功させる
    エピローグ

  • 「ゆるやかなつながり」がまちの未来を変えていく

    近くに暮らす人たちの関係性を育むことで、まちの課題を解決する。都市部におけるコミュニティ開発の新たな思想とメソッドを、実践例を交えて紹介。まちづくりや都市開発、エリアマネジメント、団地再生に携わる人はもちろん、自治会や商店会、マンション管理組合の関係者、そして自分の住むまちを良くしたいすべての人のための一冊。


    第1章 なぜ「ネイバーフッド」が重要なのか
    第2章 ネイバーフッドデザインとは何か
    第3章 未来とゴールのデザイン
    第4章 機会のデザイン
    第5章 主体性のデザイン
    第6章 場所のデザイン
    第7章 見識のデザイン
    第8章 仕組みのデザイン
    第9章 人と和のために、これからも
  • 一冊で安心! NPO法務の決定版
    【全面改訂】民法・NPO法など最新の法改正・判例に対応

    「電子契約やオンライン理事会の注意点は?」
    「ハラスメント防止のために何が必要?」
    「寄付集めや助成金で気をつけることは?」
    「事業を他団体に継承するには?」

    多くの非営利組織・ソーシャルビジネスを支援する
    弁護士のグループがQ&Aでわかりやすく解説。

    NPO法務のバイブル、待望の改訂新版
    ●法人の設立・運営から資金調達、契約、労務、トラブル対応など、NPOに関わる法律問題を幅広く取り扱っています。
    ●Q&A式、図解入り、2色刷りでわかりやすく解説。多くのNPOの相談を受けている著者たちだからこそわかる、実務者が直面しがちな疑問に丁寧に答えます。
    ●NPO法改正(2021年施行)や民法改正(2020年施行)をはじめ、個人情報保護法、パートタイム労働法、パワハラ防止法等の法改正や重要な判例、電子契約の普及やコンプライアンスの強化といった実務上の環境変化を踏まえ、初版の内容を全面的に改訂しました。

    Chapter 1 NPO法人をつくる
    Chapter 2 NPO法人を運営する
    Chapter 3 資金を集める
    Chapter 4 契約書をつくる
    Chapter 5 スタッフとのトラブルを防ぐ
    Chapter 6 ノウハウや知的財産を守る
    Chapter 7 トラブルに対処する
    Chapter 8 事業を展開する
    Chapter 9 NPO法人を解散する
  • ここでは、誰にも居場所がある。
    高齢者がゲームに熱狂する図書館、
    親どうしのつながりを育む学校、
    子どもがスポーツを楽しむ警察署…
    あらゆる人が受け入れられる「社会的インフラ」では
    何が行われ、何が生まれているのか。

    1995年のシカゴ熱波で生死を分けた要因に社会的孤立があることを突き止めた著者。
    つながりを育み、私たちの暮らしと命を守るには何が必要なのか?
    研究を通して見えてきたのは、当たり前にあるものとして見過ごされがちな場、
    「社会的インフラ」の絶大な影響力だったーー。

    コロナ禍を経験した今こそ、私たちには集まる場所が必要だ。
  • 対話への勇気がわいてくる

    「どちらが正しいか」の先へ――。
    家族とのささいな揉め事でも、集団同士の深刻な対立でも、
    自分と相手の「奥にある大切にしているもの」に寄り添うことで、
    新たな選択肢をつくりだす。

    世界各地の個人・組織・社会で広がる新しいアプローチ「NVC」
    対立に満ちた社会で分断された人々の心をつないできた著者が、
    その実践のエッセンスを豊富な事例とともに描き出す。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    私たちの背中を押してくれる、10の英知
    どんなに行き詰まっているように見えても
    社会をよくする解決策は、まだまだ世界中で生まれている。
    ビジネス・非営利・行政の枠を越えて活躍する第一人者たちが
    これからのリーダーシップ、コラボレーション、
    事業創造、資本主義のあり方を示す、珠玉の傑作選。

    1人の個人、1つの組織、1つのアイデアでは解決できないほど、現代の社会課題はますます複雑になっています。だからこそ、多くの人が組織やセクターの壁を越えてつながり、小さなアクションをともに積み重ねることで、大きなインパクトを生み出そうと挑戦しています。より幅広いコラボレーションに求められるのが、「共通言語」となるコンセプトと実践的な知見です。

    『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー』(SSIR)は、2003年にスタンフォード大学で創刊された、世界最大級の「ソーシャルイノベーション」専門のメディア。社会の新しいビジョンの実現に向けて活動する人々が集い、それぞれの知見と学びを共有するコミュニティとして世界各地に広がっています。

    日本版創刊に先立つ本書は、SSIRでこれまで発表された論文から、セクターや分断を越えて人々が協働して、よりよい社会をつくるときに求められるアイデアや方法論を厳選した一冊です。
    さらに巻末にはスペシャル対談「日本の『社会の変え方』をどう変えていくか」(入山章栄×篠田真貴子)を収録。日本でのソーシャルイノベーションの実践に役立つ事例や知恵を共有します。
  • 資本主義、食料、気候変動…
    「エネルギー」がわかるとこれからの世界が見えてくる!
    火の利用から気候変動対策まで。エネルギーと人類の歴史をたどり、現代社会が陥った問題の本質と未来への道筋を描き出す。驚嘆必至の教養書。

    ・ヒトの脳が大きくなったのは火のおかげ
    ・文明の技術的発展を支えたのは森林だった
    ・リサイクルをしていた古代キプロスの人々
    ・省エネ技術はエネルギー消費を増やす?
    ・化石燃料資源の枯渇はいつ頃起きるのか
    ・110億人のための新しい豊かさの定義を探す
    ・自然界から「ほどほど」のテンポを学ぶ
    ……驚きのエピソード満載、エネルギーから読み解く文明論。

    [第1部 量を追求する旅――エネルギーの視点から見た人類史]
    第1章 火のエネルギー
    第2章 農耕のエネルギー
    第3章 森林のエネルギー
    第4章 産業革命とエネルギー
    第5章 電気の利用
    第6章 肥料とエネルギー
    第7章 食料生産の工業化とエネルギー
    [第2部 知を追究する旅――科学が解き明かしたエネルギーの姿]
    第1章 エネルギーとは何者か
    第2章 エネルギーの特性
    第3章 エネルギーの流れが創り出すもの
    第4章 理想のエネルギー源は何か
    [第3部 心を探究する旅――ヒトの心とエネルギー]
    第1章 火の精神性
    第2章 エネルギーと経済
    第3章 エネルギーと社会
    [第4部 旅の目的地――エネルゲイアの復活]
    第1章 取り組むべき問題
    第2章 目指すべき未来
    第3章 私たちにできること
  • 「今」に没頭する時間が、子どもを、親を、病院を変えた──。
    病気や障がいがある子どもに、アートを届けるNPO。
    孤独や未来への不安、治療の緊張感のなかで、「患者ではない時間」が生み出したものとは?

    笑顔で心の底から笑うこと。驚き感動すること。生きるために必要なこと。
    医学や科学にも限界があるが、アートにはその限界を突破する創造的な力がある。
    よりよい医療の場の創造的な実践にこそ、未来の社会の種が含まれている。
    ──軽井沢病院 副院長 稲葉俊郎(『いのちを呼びさますもの』著者)

    病院でほとんどの時間を過ごさざるを得ない子どもに関わる全ての方に是非手にとっていただきたい内容です。
    コロナ禍でも、いやコロナ禍だからこそ、子ども達の目の輝きを取り戻すアートの力に気づくことでしょう。
    ──淀川キリスト教病院 副院長、こどもホスピス 鍋谷まこと(『ゆっくり育て子どもたち』著者)

    小児病棟の子どもたちの生きる力と笑顔を引き出すSHJ。
    アーティストが様々な病気や障がいを持つ一人一人と向き合い、臨機応変に対応して「笑わなかった子が明るくなる」という奇跡を生む。
    全国の小児病院に、家庭にスマイルを広めたい。
    ──京都芸術大学 教授 本間正人(『新版 笑顔のコーチング 子育て77のヒント』著者)

    (本文より抜粋)
    アートとは、体調がすぐれないときや、気分が落ち込んでいるときであっても、無意識に人が心奪われるもの。
    アートに取り組んでいるときは、人は目の前にあるものに没頭し、夢中になれる。アートがあれば、身体に自由がきかなくても、心が自由でいられる。
    日常生活のなかにアートがあることで、豊かに生きられる。

    【目次】
    第1章 患者になってわかったこと

    私が患者になった日/家族が入院するということ/なにもできない自分/これからどう生きるのか/病院の入学式

    第2章 院内学級という原点
    「残された時間」を前にして/院内学級を知っていますか/子どもが入院するということ/病棟で出会った子どもたち/元気だったうちの子がなぜ?/きょうだいの気持ち/お母さんの涙/手づくりウィッグが教えてくれたこと/親も子どもも嬉しいとき/夢中になれる時間/アートで寄り添う
    コラム:子どもに告知するということ

    第3章 子どもとアートが出会うために
    思いがけないところにいた同志/病院ボランティアの壁/灯台もと暗し/病棟にダイナミックな刺激を/現場の硬い表情/まずは、子どもの笑顔から/「プロのアート」とは/夢中をつくるコツ
    コラム:子どもの「やりたい」を引き出すために(アーティスト・真鍋麻里さん)

    第4章 子どもが変わる、家族が変わる、現場が変わる
    表情が変わる──「声をあげて笑った姿を久しぶりに見ました」/行動が変わる──参加しない自由、何回やってもいい自由/大人が変わる──「え? お医者さんがバイオリンやフルートを?」/目に見えない変化/変化が生んだコラボレーション
    コラム:治療では、不安や孤独は取り除けない(日本大学医学部附属板橋病院 医師・平井麻衣子さん)
    コラム:子どもが子どもでいられる時間を(日本赤十字社医療センター 保育士・赤津美雪さん)

    第5章 支援されるだけじゃない!
    医療者でない存在として/「生きている」実感/病室で社会貢献/子ども院内放送/盲目の朗読家/「かわいそうな子ども」ではなく/アーティストが受け取るもの/当事者性をめぐる葛藤
    コラム:子どもの新たな一面に気づくきっかけ(SHJコーディネーター・五十嵐純子さん)

    第6章 その先の支援へ
    重症心身障がいの子どもたち/すべては気づきから/在宅の子どものために

     おわりに──笑顔のサイクル
  • 今必要なのは、「社会の変え方」のイノベーションだ。

    電気の社会実装の歴史から、国のコンタクトトレーシングアプリ、電子署名、遠隔医療、加古川市の見守りカメラ、マネーフォワード、Uber、Airbnbまで。
    世に広がるテクノロジーとそうでないものは、何が違うのか。数々の事例と、ソーシャルセクターの実践から見出した「社会実装」を成功させる方法。

    ロジックモデル、因果ループ図、アウトカムの測定、パブリックアフェアーズ、ソフトローなど、実践のためのツールも多数紹介!
  • 「仕方がない」から「仕方がある」へ。
    ハーバード発、「社会の変え方」実践ガイド。

    おかしな制度や慣習、困ったことや心配ごと……
    社会の課題に気づいたとき、私たちに何ができるだろう? 
    普通の人々のパワーを集めて政治・地域・組織を変える方法
    「コミュニティ・オーガナイジング」をストーリーで解説。

    コミュニティ・オーガナイジングとは、「仲間を集め、その輪を広げ、多くの人々が共に行動することで社会変化を起こすこと」。
    ・戦略的で効果的なアクション……なんとなくデモや署名をするのとは異なり、変化につながる効果的なポイントを見つけ、戦略的に行動する。
    ・ごく普通の人たちでもできる……人のつながりを徐々に広げていくことで、大きなパワーを生み出す(スノーフレーク・リーダーシップ)。
    ・理論的・体系的に学べる……ハーバード大学のガンツ博士が理論化した実践的手法。バラク・オバマの大統領選キャンペーンでも活用された。
    ・身近な問題から法改正まで……地域の行事、PTA、組織改革、NPOの活動、法改正など、幅広く役立つ「ほしい未来をみんなで創る」方法。

    理論と実践をわかりやすく伝える
    ・PART I:小学生カナメたちのストーリー……ある日、昼休みがなくなった! 新たな教頭先生が始めた取り組みに違和感を覚えた5年生のカナメと仲間たち。NPOで働くユキさんのアドバイスを得ながら、みんなで力を合わせて昼休みを取り戻す活動に乗り出した――。架空のストーリーを軸に、コミュニティ・オーガナイジングの5つのステップをわかりやすく解説。
    ・PART II:さまざまな実践事例……「おやじの会」や産後ケア施設の立ち上げ、若者による成人式の運営改革、著者も関わった刑法改正キャンペーン、難民支援の「6分間読書」キャンペーン等、幅広い分野における実践事例を紹介。

    〈構成〉
    序章「仕方がない」から「仕方がある」へ
    (PART I METHOD 変革の起こし方)
    第1章 コミュニティ・オーガナイジングとは何か
    第2章 パブリックナラティブ――ストーリーを語り、勇気を育む
    第3章 関係構築――価値観でつながる
    第4章 チーム構築――三つの成果、三つの条件、三つの決めごと
    第5章 戦略作り――みんなの資源をパワーに変える
    第6章 アクション――リーダーシップを育てる
    (PART II CASE 実践!コミュニティ・オーガナイジング)
    第7章 人々の力を引き出す
    第8章 身近なことから変化を起こす
    第9章 政治を動かし、法を変える
  • なにが彼らを“怪物”にしたのか?

    ボツワナの現職女性大臣が
    実際の儀礼殺人事件をもとに描いた
    驚愕のアフリカ発サスペンス。

    ある午後、ある村で行方不明になった12歳の少女。
    村では「儀礼殺人」ではと噂が流れるが、警察は野生動物に襲われたのだと結論づけた。

    5年後、その村に赴任した若者が、ひょんなことから事件の真相を追うことになる。警察、政治家、実業家、校長、村人、被害者の母…
    何重にも折り重なった嘘と秘密の先で、彼女が見たものとは―。

    ラスト10ページ、あなたの耳から悲鳴が離れなくなる。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    土(コミュニティ)、陽(ビジョン)、風(チャレンジ)、水(教育)。
    地域の生態系をしなやかに再生する。

    一過性のイベントやハコモノ頼みの施策ではなく、
    長期的かつ住民主体の地域づくりはどうすれば可能なのか?
    SDGs(持続可能な開発目標)の考え方をベースに、
    行政・企業・住民一体で地域を着実に変えていく方法を
    ソーシャルデザインの第一人者がわかりやすく解説。

    科学的かつ実践的、みんなで取り組む地域づくりの決定版ハンドブック。


    持続可能な地域には、4つの豊かな生態環境がある。
    ・土……つながり協働し高め合う「地域コミュニティ」
    ・陽……道を照らしみんなを導く「未来ビジョン」
    ・風……一人ひとりの生きがいを創る「チャレンジ」
    ・水……未来を切り拓く力を育む「次世代教育」
    これらを備えた「持続可能な地域」を実現するための、
    具体的・実践的な方法論を示すこと。それが本書の目的です。
  • 【ソーシャルセクターで注目を集める「コレクティブ・インパクト」初の実践書。】

    その“解決策”が、実は問題を“悪化”させている?
    いくら支援しても、ホームレスになる人が増え続ける。
    厳しく取り締まっても、犯罪はなくならない。
    よかれと思う行為が逆の結果を生むとき、何が起こっているのか?
    20年以上の実践から生まれた、複雑な問題の本質に迫るアプローチ。

    ・著者が関わった豊富な事例をもとに、実務的なプロセスをわかりやすく解説。参加者が現実に向き合い、新しい方向性を見出す様子がリアルに描かれる。
    ・システム思考の専門家の小田理一郎氏が監訳・解説を執筆。解説では「実践上の10のコツ」を紹介。
    ・ソーシャルイノベーションの専門家の井上英之氏による日本語版まえがきでは、コレクティブ・インパクトの潮流とシステム思考との関係を丁寧に説明。
  • 気の合う仲間とだけでは、成し遂げられないことがある。
    職場でも取引先でも地域でも多様な人との協働が必要な時代。
    政府、市民、ゲリラまでも巻き込み困難な状況に向き合った著者から学ぶ前進の方法。

    「対話は必ずしも最善の選択肢ではない」
    世界50カ国以上で企業の役員、政治家、軍人、ゲリラ、市民リーダー、コミュニティ活動家、国連職員など多岐に渡る人々と対話をかさねてきた、世界的ファシリテーターが直面した従来型の対話の限界。
    彼が試行錯誤のすえに編み出した新しいコラボレーションとは。

    ・部署間や取引先との協働を進めたいと願う企業の担当者、マネジャー、経営者
    ・新製品・サービス開発、新規事業、イノベーションなどを担う担当者
    ・組織内外にネットワークを広げ、連携を図る人
    ・対話ファシリテーターや組織開発・コミュニティ開発のファシリテーターなど
    職場から、社会変革、家庭まで、意見の合わない人と協働して成し遂げなくてはならないことのある、すべての人へ。
    相手と「合意」はできなくても、異なる正義を抱えたままでも、共に前に進む方法。
    SNSを開けば自分と同じ意見が流れ、住む場所や働く相手も、自由に選びやすくなった現代。
    仲間を見つけやすくなった反面、自分とは異なる人を「敵」にするのも容易になっている状況だからこそ、意義深い1冊。
  • 自分を隠すのをやめた時、すべてが変わり始める「世界で最も尊敬されるCEO」には秘密があった――。世界的なビジネスリーダーが「自分を隠し続けた」日々とカミングアウトの経験、多くのLGBTの人々への取材から、職場における性的少数者と周囲の人々へのアドバイスを語る。
    BPを世界最大級のエネルギー企業へと育て上げ、
    「世界で最も尊敬されるCEO」にも選ばれた
    著者を、前代未聞のスキャンダルが襲った。
    少年期から隠し続けてきた秘密が暴露され、
    心も名誉も傷つき、屈辱的な辞職に至る。だが、
    それは新たな素晴らしい人生の始まりだった―。

    LGBTの人々は職業生活の中でどのような
    問題に直面し得るのか。同僚は、企業は、
    彼らをどう支え、どう協働していけるのか。
    誰もが自分自身でいられる職場をつくるため、
    あなたには何ができるだろうか。

    世界的なビジネスリーダーが職業人生の中で
    ゲイである自分を隠し続けた日々と
    カミングアウトの経験、そして100人以上の
    LGBTの人々への取材から語る、職場における
    性的少数者と周囲の人々へのメッセージ。

    ◆職場における多様性に関心があるすべての人にとって必読の書。(タイムズ紙)
    ◆企業がゲイの権利を促進する道筋を切り開いていく方法、そして自分らしくいることがいかに自分にとってもビジネスにとってもいいことかを教えてくれる、勇敢かつ魅惑的な一冊。(リチャード・ブランソン、ヴァージングループ会長)
    ◆LGBTの男女が自分のアイデンティティのために偏見と不安に苛なまれることがなくなったとき、私たちが社会として、個人としてどんなことを実現していけるかを示している。(ロイド・ブランクフェイン、ゴールドマン・サックス会長兼CEO)
    ◆大成功を収めた企業のトップに昇りつめつつも、職業人生の終盤になるまで二重生活を生きていた著者。その驚くべき人生についての、すばらしく思慮深く、爽快なほど率直な物語。(デヴィッド・H・ペトレイアス、退役陸軍大将)
    ◆あなたの会社で二重生活を送っている社員はどれくらいいるだろう。そのためにエネルギーと感情を無駄にしている社員はどれくらいいるだろう。これこそ変化を起こすべき領域だ。(ピーター・サンズ、スタンダード・チャータードCEO)
  • もう「アイデア出し」で終わらせない。

    企業の新規事業創出から、地域コミュニティの活性化まで
    さまざまな問題解決の突破口を見いだすために
    全国各地で活用される「場づくり」の技法。

    【大成建設、大分FC×大分大学×富士通総研、京都市伏見区、edcamp Kamakura、田舎の宝カフェ……事例満載!】

    ◆「オープン・スペース・テクノロジー」とは?
    実行したいアイデアや解決したい課題を参加者自身が提案し、
    それに賛同する人たちが集まって話し合うことにより、
    具体的なプロジェクトを生み出したり、
    課題への理解を深めたりするためのワークショップ手法です。

    「分科会同士の移動は自由」「ここにいる人が適任者なのだという意識をもつ」などの特徴的なルールがあり
    参加者の自主性・自発性を最大限に引き出すことを目的としています。

    組織開発コンサルタントであり、写真家でもあるハリソン・オーエンにより1985年に開発。
    規模に成約はなく、数十人から数百人、数千人の事例もあり、
    世界中で開催されるようになっています。

    日本でも「ワールド・カフェ」をはじめとする「対話の場」が
    盛んに開催されるようになっており、
    それをさらに実践に落とし込む方法として、
    OSTやそこから派生したプロアクションカフェ、アイデアソンなどの
    イベントが続々と開催されるようになってきています。

    本書の著者は、OSTファシリテーター養成講座を10年以上にわたって実施してきた第一人者。
    日本各地の事例を取材し、実践のポイント、
    ファシリテーターの心構え、
    そして組織開発への示唆を盛り込んだのが本書です。

    組織やコミュニティでの場づくりに関心ある方はもちろん、
    リーダーシップ育成、組織開発に関心ある方にも
    実践に生かせるヒントが詰まっています。
  • 「人生は不公平」なんて愚痴を吹き飛ばす涙と笑いの痛快な自伝。
    渡辺由佳里(洋書レビュアー、エッセイスト)笑いが未来を開き、生きる力そのものになる。
    茂木健一郎(脳科学者)ビル・ゲイツ絶賛、映画化決定
    全米注目のコメディアンとその母の愛とユーモアのストーリー「ものごとの明るい面を見なきゃ」
    かあさんにかかれば、どんなにことだって、笑いのタネだ。彼女のその生き様が、ぼくの人生を開いた。人気風刺ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」の司会をつとめる、注目のコメディアン、トレバー・ノア。
    特にトランプ大統領就任以降、「分断」の騒がれるアメリカでユーモアによって新しい風を吹き込む存在として、注目を集めている。
    アパルトヘイト下の南アフリカで、彼の人生は「黒人の母と白人の父から産まれたこと」という犯罪行為からはじまった。
    政府の目をかいくぐって暮らした幼少期、生き抜くために上達したモノマネ、毛虫も食べた極貧生活、悪友たちとの闇商売、モテなかった学生時代の淡い恋……
    不条理な状況をユーモアで乗り超えていく母と子の生き様を描いた物語。
  • 変えられるのは、自分だけ。
    どうしてもうまく話せなかった相手と、グッと話せるようになる。
    相手への説得術ではない、自分と向き合う31のエクササイズ。
    相手の立場に立って話しているつもりなのに、一向にわかってもらえない……。
    それは会話の「落とし穴」にはまっているからかもしれない。■「落とし穴」にはまるときの4つの深層心理
    ・正しい自分でありたい。
    ・自分は善いことをしていると感じたい。
    ・自分が信じていることは、揺るぎないと思いたい。
    ・批判されるのがこわいので、対立しそうなテーマについてはそもそも話したくない。「そんなふうには思っていない」と、はじめは多くの人が感じる。
    でも誰しも知らず知らずのうちに陥ってしまうのが、「落とし穴」なのだ。
    そして一歩ひいて、自分がはまっている「落とし穴」を特定できれば、新しい未来が見えてくる!
    クスリと笑ってしまうような、やってしまいがちな発言の類型や、エクササイズ実践者による変化の事例も満載。
    ビジネスの場ではもちろん、ソーシャルな活動、家族とのコミュニケーションなど、「なぜこの人はわかってくれないのか」と思っているすべての人へ。
    本書のエクササイズをやり終える頃には、自分が変わり、会話が変わり、相手との関係性も激変しているはず。「違いに橋を架ける会話が、人の行動を変える。変革者のための実践マニュアル」
    アダム・グラント 『GIVE & TAKE』(三笠書房)著者、ペンシルベニア大学ウォートン校教授「私たちの目的は勝つことだろうか、学ぶことだろうか。
    会話はたがいのつながりを強め、可能性へと導くようなものになっているだろうか、あるいは妨害するものになっているだろうか。
    生じるかもしれない未来のために行動しているだろうか、それとも過去のお決まりの思考や行動に縛りつけられているだろうか」
    ピーター・センゲ 『学習する組織』(英治出版)著者、マサチューセッツ工科大学上級講師「会話はリーダーと変革者にとって、最も重要なレバレッジポイントだ。
    著者二人はより良い会話によってより良い世界をつくっていくために、非常に重要な洞察とツールを提供している」
    オットー・シャーマー 『U理論』(英治出版)著者、マサチューセッツ工科大学上級講師
  • 私たちは、彼らのことを知らなすぎた。日本の難民申請者はここ5年あまりで急増。ミャンマーから、トルコから、アフリカから、世界各地から来た彼らは、難民として認定されることもかなわず、入管に収容されたり、働けずにホームレスになったりなど、厳しい環境に置かれている。そうした環境に負けずにたくましく生き抜く難民たちの姿と、周囲で支える日本人たちの姿に迫る、渾身の一作。
  • だれの人生にも、自分自身の“勇気”を問われる瞬間がある。――ジョン・F・ケネディの伝説的名著★ケネディが理想とした偉大な政治家8人の生き様を描いた至高の人生論
    ★1950年代の全米大ベストセラー、ピュリッツァー賞受賞作の新訳復刊「国が自分のために何をしてくれるのかではなく、自分は国のために何ができるのかを問いかけていただきたい」――その優れたリーダーシップ、信念と良心、そして勇気にあふれる行動と発言によって全国民の心をとらえ、今なお世界中の人々を魅了する偉大な政治家、ジョン・F・ケネディ、アメリカ合衆国第35代大統領。キューバ危機の解決や人種差別との戦いをはじめ数々の問題に果敢に取り組んだ20世紀最高のリーダーが、自らの理想とし、心の支えとしたのは、アメリカの歴史に名を残す偉大な先人たちだった。逆境にあっても自らの信念を貫いて生きた「勇気ある人々」。ケネディは、そうした人々のエピソードをもとに、自分の信じる生き方を描き、一冊の本にまとめた。それが、全米大ベストセラーとなり、ピュリッツァー賞を受賞した本書『勇気ある人々』だ。政治は一つの舞台に過ぎない。どんな人生であろうと、われわれは皆、ある時、自分の勇気を問われる瞬間に向き合うことになる。そのとき人は何を思い、何を守り、何を賭けて行動するのか。本書に登場する人々の、夢と幻滅、栄光と挫折、称賛、非難、妥協、苦渋の決断など、それぞれの生きざまから、われわれは何を学ぶべきなのか。ジョン・F・ケネディが、当時そして未来の読者に向けて、渾身の力をこめて書きのこした情熱と気迫の人間論。
  • ロングセラー『成功する子 失敗する子』著者 最新刊!

    子どもの貧困は、一生の財産になる「非認知能力」を獲得する機会を奪い取ってしまう。
    ではどうしたら良いのか。その答えへの扉が、本書の中にある。
    ――駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス代表理事、「日本語版まえがき」より)

    「やり抜く力」「好奇心」「自制心」……人生の成功を左右する力の育み方を、
    最新の科学的根拠(ルビ:エビデンス)と先進事例から解き明かす!



    近年、世界の教育者から「非認知能力の育成」に大きな注目が集まっています。

    ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンは、
    貧困や虐待など逆境にある子どものなかでも、IQや読み書きのような「認知能力」ではなく、
    やり抜く力・好奇心・自制心のような「非認知能力」がある子どもの方が
    将来挫折することなく成功する可能性が高いことを発見し、大きな話題となりました。

    本書の著者ポール・タフは、ヘックマンの研究をはじめ、
    世界中の研究者によるさまざまな科学的知見と先進事例を統合し、
    特に貧困家庭に育つ子どもにとって、非認知能力の育成が
    「その後の人生」に大きな影響力をもつことを前著『成功する子 失敗する子』で提示し、
    全米ベストセラーとなりました。

    一方で、非認知能力の重要性は理解されたものの
    「どうすれば非認知能力を伸ばせるのか」という
    具体的な方法論は課題として残されていました。

    本書は、まさにその疑問に答えようとすべく、
    2年にわたって新しい研究や事例を取材して結実した意欲作です。

    ・幼少期の親子関係のストレスをどうすれば和らげることができるのか?
    ・問題行動のある子どもがいるクラスの成績を上げるにはどうすればいいのか?
    ・自信のない生徒のモチベーションを高めるには、どんなフィードバックが有効なのか?

    幼少時代から思春期まで、「子どもにとって本当に大切なこと」が詰まっています。


    日本でも、「6人に1人の子どもが貧困状態にある」と言われるようになり、
    「子どもの貧困問題」「教育格差」は切実な課題となっています。
    子どもの教育、貧困問題に関心あるすべての親・教育関係者にとって
    示唆に富んだ一冊です。
  • 「お金の流れ」が変われば、地域はもっと元気になる。
    子育て、介護、環境…地域づくりに取り組む人を
    みんなで応援する仕組みをつくろう。
    若者たちが始め、金融機関、自治体、企業、大学、
    そして多くの個人を巻き込んで広がる
    「地域のお金を地域で生かす」挑戦。
    ・名古屋発、地域を変える「お金の流れ」の新モデルを紹介
    ・12年間貸し倒れゼロ! 金融の常識を覆したNPOバンクの軌跡
    ・まちづくり・金融機関・ソーシャルビジネス関係者、必読の1冊

    【日経ソーシャルイニシアチブ大賞(国内部門賞)、寄付月間公式認定企画大賞、日本パートナーシップ大賞(地域ファイナンス賞)を続々受賞。注目の社会起業家、初の著書が遂に出版! 】


    第1章 新しいお金の流れをつくる――いま各地で起きていること
    第2章 過去を見るか、未来を見るか――NPOバンクmomoはなぜ貸し倒れゼロなのか
    第3章 お金と人のエコシステム――地域に必要な仕事を、みんなで応援する
    第4章 仕事の「価値」って何だろう――お金でないものを見つめる
    第5章 小さな一歩から始まる――地域課題への挑戦者たち
    第6章 共助社会をめざして――誰もが当事者になる時代

    <i>(以下、「はじめに」より一部抜粋)</i> 「お金の地産地消」という言葉から、みなさんはどんなことをイメージするでしょうか。 大学卒業後、地方銀行を経てNGOに勤務したぼくは2005年、28歳のとき故郷の名古屋に戻り、NPOバンク「コミュニティ・ユース・バンクmomo」を立ち上げました。地域のさまざまな課題の解決に挑むNPOやソーシャルビジネスを、「お金」と「人のつながり」で応援する団体です。 営利を目的としないNPOやソーシャルビジネスは、社会にとって重要な役割を担っているにもかかわらず、既存の金融機関からお金を借りることが難しく、そのため活動の継続が困難になることがしばしばあります。ぼくたちは、そんなNPOなどに低金利でお金を貸しています。お金だけでなく、活動のPRを手伝ったり、ボランティアを紹介したり、さまざまな人的支援も提供しています。 NPO向けの融資なんてうまくいくわけがない、無謀だ、と言われました。しかもスタッフは全員がボランティアで、ほとんど金融の知識のない若者たちばかりでしたから、大反対されたのは無理もありません。 しかし、以後の12年間、1件の貸し倒れも出すことなく、運営を続けています。一部を後に紹介しますが、限界集落の支援、子育て支援、高齢者福祉、障がい者福祉、環境保護など、さまざまな地域課題の解決に挑戦する人たちを応援してきました。 元手となるのは、主として市民のみなさんからの出資金や寄付金です。「地域のために何かしたい」という思いのこもったお金――ぼくたちは「志金」と呼んでいます――を託していただき、そのお金を活用して、地域課題の解決に乗り出したNPOやソーシャルビジネスを応援する。地域のお金を、地域をよりよいものにするための事業に回す。地域のお金を地域で生かす。これが「お金の地産地消」です。 この本は、いま着実に広がりつつある「お金の地産地消」の必要性と可能性を、実際の事例を通して紹介する本です。そして、みなさん一人ひとりにも、それぞれにできることから、「お金の地産地消」に関わってもらいたい。そんな思いで書いた本です。
  • だれもが「変化」を叫んだ。そして何が変わったのか――。

    2011年3月11日、東日本大震災。20年にわたる社会的・経済的停滞のなかで起こった震災は、計り知れない悲しみと衝撃と同時に、日本が自らを見つめ直すきっかけをもたらした。改革論者は悲劇の内に希望を見出した。危機は再生の機会と言われた。政治家もメディアも経済界も「変化」を叫んだ。それは国民の関心とアイデンティティを牽引しようという野心に満ちた、事態の解釈をめぐる複数のナラティブ(物語)の闘いでもあった。――本書はこの大震災が日本に与えた影響について米国屈指の知日派が探求した著作である。現地調査とインタビュー、文献研究をもとに著者は、国家安全保障、エネルギー、地方自治という三つの切り口から震災後の政治の深層に迫る。あの時、何が語られ、何が変わったのか。何を教訓とし、これからどこに向かうのか――。圧倒的な情報量、明瞭な枠組み、歴史検証と国際比較を手がかりに、包括的視座で3.11のインパクトを解き明かす。
    「震災は変化への扉を開いた。日本は先へ進むだろうか」――緒方貞子(元 国連難民高等弁務官)
    「東日本大震災が人々の期待とは裏腹に劇的な変化をもたらさなかった理由を理解したい人にとって必読の書である」――ジェラルド・カーティス(元コロンビア大学教授、『代議士の誕生』著者)
    「震災後の日本の安全保障、エネルギー政策、地方行政見直しの取り組みについて一流の分析を加え、変化をめぐる驚くべき要素と抵抗をあらわにした」――マイケル・アマコスト(元駐日米国大使、スタンフォード大学名誉特別研究員)
    「災害から立ち直ろうとする日本の可能性を示しつつ、日本が抱える脆弱性を指摘し、何が必要なのか明らかにする。これは3.11後の日本のロードマップだ」――岡本行夫(外交評論家、元東日本大震災復興推進委員会委員)
  • 角田光代が訳さずにはいられなかった――!
    世界を代表する7人の作家が描いた 名もなき女の子たちの物語本書は、国際NGOプランが推進するBecause I am a Girlキャンペーンの主旨に賛同した作家が、それぞれ異なる国のプランの活動地を取材し、その体験をもとに執筆して生まれた書き下ろし短編集です。執筆陣には『トレイン・スポッティング』のアーヴィン・ウェルシュや『ショコラ』のジョアン・ハリスなど世界一流の作家が参加しています。

    角田光代さん自身も、プラン・ジャパンより依頼をうけて2009年と2011年に西アフリカ・マリの女性性器切除の撲滅活動や、インドの人身売買シェルターの様子を取材。そのルポは『CREA』や『日経ウーマン』など各誌に掲載されました。その経緯から、角田さんは本書のコンセプトに共感して翻訳を決意し、このたび出版に至ることになりました。

    本書の印税・売上の一部は国際NGOプランに寄付され、途上国の子どもたちを支援する活動に役立てられます。
  • 【世界40億人の巨大市場、何が成否を分けるのか?】
    ビジネスモデル開発、組織設計からパートナーシップの組み方まで、
    各地の成功・失敗ケースを徹底分析。
    世界の第一人者の知見が詰まった実践ロードマップ。

    【日本語版特別章】
    良品計画、会宝産業、フロムファーイースト
    日本企業の先進事例も収録!

    人類のおよそ60パーセント、40億人をゆうに超える人々が、1日数ドルの収入で暮らしている。
    「ピラミッドの底辺(The Base of the Pyramid)」という言葉は2002年にスチュアート・L・ハートとC・K・プラハラードによって初めて生み出され、より効果的な貧困対策と数兆ドル規模の新市場に存在するビジネスチャンスの両方を指す代名詞となった。
    本書では、フェルナンド・カサード・カニェーケとスチュアート・L・ハートがBoPグローバルネットワークのメンバーとともにこれまでの現実を掘り下げ、何が起きたかを客観的に分析した。そのうえで、初期のBoPビジネスの取り組みがなぜ成功しなかったのかを指摘し、どうすれば持続的な解決策を生み出してBoPビジネスを成功に導けるのか、実践的な方法を提案する。
  • グーグルもアップルもソニーも、なぜ2人で起業?
    あらゆるイノベーションは、2人組から生まれる?ビジネス、音楽、サイエンス、文学、スポーツ、ファッション…
    クリエイティブ・ペアに学ぶ、創造性のシンプルな本質。本書に登場するクリエイティブ・ペア
    ・アップル共同創業者: スティーブ・ジョブズ&スティーブ・ウォズニアック
    ・20世紀最高の作曲デュオ: ジョン・レノン&ポール・マッカートニー
    ・最も成功した投資パートナー: ウォーレン・バフェット&チャーリー・マンガー
    ・行動経済学の共同創始者: ダニエル・カーネマン&エイモス・トベルスキー
    ・DNA二重らせん構造の共同発見者: ジェームズ・ワトソン&フランシス・クリック
    ・『サウスパーク』共同制作者: トレイ・パーカー&マット・ストーン
    ・スポーツ史上最強の双子: ボブ・ブライアン&マイク・ブライアン
    ・累計3億部のベストセラー作家コンビ: C・S・ルイス&J・R・R・トールキン◇私たちは「孤高の天才」に憧れを抱く。
    驚異的なひらめき、非凡な才能。
    だが、それは幻想にすぎない。世界で最も革新的な企業。
    音楽史上最高のアルバム。
    生命の秘密を解く発見。あらゆる分野の革新は、刺激し合い、補完し合う
    「クリエイティブ・ペア」が生み出してきた。
    天才たちは、1+1が無限大に感じる人と
    ペアを組んで偉業を成し遂げてきた。一人では何もできないが、二人なら何でもできる。
    ――どうすれば、そういう人間関係を築けるだろう?原題 Powers of Two: Finding the Essence of Innovation in Creative Pairs
  • 【貧困をなくすために、できることはたくさんある。】
    電気いらずのペットボトルライト、
    家事を効率化するエコキッチン、
    収入をもたらすバイオ燃料……
    手に届く価格で、大きな価値を生むアイデア満載!

    私たちひとりひとりが「足元のアクション」を考えるヒントにあふれた一冊
    ――日本語版序文国際連合広報センター所長 根本かおる

    日本語版独自コンテンツ
    国際協力NGO3団体のスタッフによる特別座談会収録!
    「私たちが世界の女性を支援する理由。」
    (参加団体:プラン・インターナショナル・ジャパン、ジョイセフ、ケア・インターナショナルジャパン)


    ・いま注目が集まる「女性のエンパワーメント」の具体的事例が満載。
    貧困問題の解決に女性のエンパワーメントが重要な役割を果たす問題提起はこれまでなされてきましたが、
    この本は具体的なプロジェクトを取り上げ、11のセクターにまたがる包括的な解決策をまとめたものです。
    本国アメリカでも評価が高く、著者は国連の会議にも招聘されました。

    ・「え、こんな簡単なことが?」意外な事例もいっぱい。
    「電気いらずのペットボトルライト」とは、水を入れたペットボトルを用意して、
    屋根に穴をあけ、半分が上に出るように固定すれば太陽光が乱反射して部屋のなかを明るくするというもの。
    すでに実践している人にとっても、新しい学びが満載です。

    ・日本の有識者による特別コンテンツも収録。
    日本語版序文は国際連合広報センター所長の根本かおるさんが執筆。
    また追加コンテンツとして、日本にあるNGOのプラン・インターナショナル・ジャパン、ジョイセフ、ケア・インターナショナル・ジャパンの職員の方々の座談会を収録しています。
    それぞれの団体の活動内容からキャリアまで、日本の読者にも役立つ情報が盛り込まれています。
  • あなたにも、きっとできることがある。注目の社会起業家が贈る、「社会の変え方」実践ガイド。画期的な「病児保育」サービスで社会起業家として脚光を浴びた著者。その行く手に新たな課題が立ちはだかる。――日本社会を蝕む「貧困」。必要な人に支援が届かず、子どもの7人に1人が貧困状態におかれている今、自分には何ができるだろう? 試行錯誤の中で見えてきたものとは・・・。【推薦】この本を読めば、「寄付」という行為がいかに「自分にとって」タメになるか理解できると思う。僕も勉強になった!――乙武洋匡(『五体不満足』著者)「小さな一歩」から始まる社会変革のリアル・ストーリー
    前半は若き社会起業家の奮闘記。「ひとり親」の子育て支援のため、寄付金集めに取り組みはじめた著者たちの驚きと感動のストーリーが、真摯な情熱とユーモアを込めて語られます。「社会の変え方」実践ガイド</n>
    巻末に「あなたにできること」を豊富に掲載。どんな人でも(子どもからお年寄りまで)実践できる「社会貢献」の方法を、「具体的に」&「わかりやすく」紹介します。日本を変えるカギ「寄付」の可能性を明らかに!
    本書最大のテーマは「寄付」。一見なじみの薄い、でも実は日本の歴史にも未来にも深く関わっています。「寄付なんて胡散臭いと思っていた」著者の試行錯誤の軌跡を通じ、一般向けにわかりやすく語った画期的な一冊です。
  • その小さなアクションが、世界を変える!
    元ITベンチャー経営者が、東京の下町で始めた「病児保育サービス」が全国に拡大。「自分たちの街を変える」それが「世の中を変える」ことにつながった。汗と涙と笑いにあふれた、感動の社会変革リアル・ストーリー。
  • 「本気」で動けば、何だって変えられる。
    働き方、組織文化、リーダーシップ、危機管理・・・元・世界銀行副総裁が未来を担う一人ひとりに向けて綴った、情熱あふれる48のメッセージ。 『電気新聞』のコラム欄「時評ウエーブ」での好評連載(2008年4月~2012年3月)、待望の書籍化 誰かが動かなければ、変わらない。本気で動けば、組織も社会も変えられる。――
    世界銀行副総裁として、途上国の貧困と闘い、巨大組織の改革に取り組んできた著者。「国民総幸福」で知られるブータン政府や多くの企業のアドバイザーとして活動しながら、その目に今、日本と日本人はどう映るのか。働き方と組織文化、リーダーの姿勢と行動、危機や課題との向き合い方、求められる変革の本質……深い洞察と揺るがぬ信念で綴られた、心に火をつける一冊。(解説・藤沢久美) 「西水さんは、本書の中で、読者に対して、何かを強いることはなく、ご自身の体験に思いを重ね、語っていらっしゃるだけだ。それなのに、自然に、読んでいる私の心が裸になっていく。そして、勇気がわいてくる。本当に不思議。こんなに優しく、そして慈愛を持って勇気というものを教えてくださるなんて」――藤沢久美(解説より)
  • 【糸井重里 × ヨリス・ライエンダイク 対談収録!】
    ほぼ日刊イトイ新聞「ゼロからはじめるジャーナリズム」


    「毎日、法に触れることを目にするよ」
    「別にいいんだ。自分のカネじゃないし、ってね」
    「最も影響力のある国際ジャーナリスト」が
    ロンドンの金融街で働く200人以上にインタビュー。
    一面的にしか語られてこなかった金融業界の
    人間模様を描いた傑作ノンフィクション!


    オランダで30万部のベストセラーを記録!
    Financial Times、The Atantic、GQ、Telegraphが激賞し
    オランダの市民が投票する「NS Public Book of the Year 2015」受賞、
    イギリスThe Evening Standardの「Best Books of 2015」選出!
  • 被災した「限界集落」に、なぜ今、全国から数千人が訪れるのか?総合商社、製薬大手など様々な企業の社員から
    官僚、こども、ハーバードの学生まで、
    あらゆる人が学び、ともに未来を創造する。
    津波で壊された町「雄勝」を地域活性化の
    トップランナーにした異色の起業家の奮闘記。ひとりでも、やる。ひとりから、動かす。
    ビジョンも計画もなかった。ただ自分にできることをやり続けた――。
    各地の個人・企業・行政を「目の前のひとりから」動かしてきた起業家が語る、
    新しい地域づくりとゼロからの変化の起こし方。「被災地」を「未来をつくる現場」に変えた男たちの物語。この人の強さではなく優しさに、みな思わず手を差し伸べてしまうのだと思う。電柱の高さのスーパー堤防より、ここに描かれた「つながり」の方がよっぽど強靭なのではないだろうか。――藤原和博(教育改革実践家)
  • 希望が見えない時代の、希望に満ちた仮説ピーター・センゲに「リーダーシップを本気で学ぶ人が読むべきただ1冊」と言わしめた名著、待望の邦訳。「サーバント」――つまり「奉仕」こそがリーダーシップの本質だ。1977年に米国で初版が刊行されて以来、本書は研究者・経営者・ビジネススクール・政府に絶大な影響を与えてきた。「サーバントリーダーシップ」の概念は、今やリーダーシップ論の基本哲学を成している。「サーバント」――つまり「奉仕」こそがリーダーシップの本質だと、著者グリーンリーフは説く。自らの良心に従い、より良い世界へ導くことを自身の責務と信じ、周囲の人々にとって、組織にとって、優先されるべきことが為されているか、常に心をくだく――そうした「サーバント」としてのリーダー像を描いた本書は、混迷の時代の中、いっそうその輝きを増している。読み継がれてきた不朽の名著、待望の邦訳。長年にわたって多くの組織と仕事をする中で、この本が与える衝撃を目の当たりにしてきた。そして、最も大きな成果はこれから現れるだろうと確信している。読者のみなさん、僭越ながら、本書とこの中に書かれた洞察というすばらしい宝物を、心からお薦めしたい。――スティーブン・コヴィー(『7つの習慣』著者)「前書きに代えて」より

  • 『世界がもし100人の村だったら』のドネラ・メドウズが

    キャリアを捨ててまで15年書きつづけた800のエッセイから、

    「つながり」に気づき、「思い込み」に驚く、名編8作を収録。

    「変化が当たり前」かつ「どういう変化がいつ起こるかも不確実」という時代に、

    何をよりどころに、日々の暮らしや企業活動を進めていけばよいのだろう?

    従来の経験や考え方が通用せず、新しい変化が次々と起きるなかで、

    どうすればリスクやチャンスを捉えることができるだろう?

    ハーバード、MIT、ダートマスほか名門大学に請われた優秀な研究者であり、

    「世界がもし100人の村だったら」に代表される優れた伝え手でもあった

    ドネラ・メドウズに学ぶ、現実を広く深く、ありのままに捉える「素直な見方」。
  • これからは「シナリオを思い描ける人」の時代だ。
    ――神田昌典 明日のことは、だれもわからない。だからこそ、未来を大胆に想像しよう!
    戦略立案、グランドデザイン設計、ビジョン共有、商品開発……
    60年以上にわたって企業や組織、個人で使われてきた「イノベーション創造」の技法を
    トレンド予測、ビジネス展望のスペシャリストが豊富な事例をもとに解説。 自分の人生を考える上でたくさんのストーリーや世界観に触れ、
    「こんな人生もあるかも」と複数のシナリオを想定し、今の自分の行動を変えていく。
    それが、シナリオ・プランニングの考え方です。
    そして本書の最大の活用法は、ここで示された手法にもとづき、
    あなたのチーム、組織、地域の仲間と一緒に未来シナリオを作ることです。
    ――野村恭彦(「監訳者まえがき」より) 問題は、未来が現在と違うことだ。
    もし、これまでと違う考え方ができなければ、かならず未来に驚かされるだろう。
    ――ゲイリー・ハメル(本文より) シナリオ・プランニング。
    その歴史は古く、第2次世界大戦後のアメリカ空軍にはじまり、大企業、政府系組織などでも戦略立案の手法として使われてきました。 ロイヤル・ダッチ・シェル社、アパルトヘイト後の南アフリカがシナリオ・プランニングの代表例ですが、何も大企業や国家機関だけに有効な手法というわけではありません。まわりにいる同僚やコミュニティの人たちを集めてやってみるのもいいですし、今後のキャリアや人生を考えるうえでは、自分ひとりでやることも可能です。 たとえばこの本では、著者ウッディーと息子マルコム君が『ハリー・ポッター』の初版本を「できるだけ高く売る」ために、シナリオ・プランニングを使って見事に89倍の値段で売ったケースなど、いろいろなフィールドでの活用法が紹介されています。事業計画から商品開発、地域活性まで、「未来に関わる」すべての人のための手法。――それが、シナリオ・プランニングなのです。
  • これは、一人の母親の
    喪失と再生の記録である。

    2001年1月、幸せな家族を悲劇が襲った――。
    世界トップクラスの病院で治療を受けていた1歳半のジョージィは、
    コミュニケーションの行き違いが招いた医療事故のため、命を落としてしまう。

    娘の死を受け入れられない母ソレル。
    病院との対立、夫婦の危機、苦悩と葛藤……
    絶望の底に沈んでいた彼女は、心ある人々の支えで
    少しずつ自分を取り戻していく。

    ある日、医療事故で落とす人があまりにも多い現状を知り、
    ソレルは新たな決意を固める。それは和解金を使って財団を設立し、
    事故を起こした病院で安全への取り組みを始めることだった。

    問題の大きさと複雑さに翻弄されながらも、
    多くの協力者と出会い一歩ずつ前へ進んでいく。

    父を医療事故で失い、病院の改革に身を捧げる若き医師。
    医療事故を繰り返さないと誓う看護師たち。
    そして、同じ悲劇に見舞われた無数の患者と家族たち。

    「医療事故で苦しむのは、関わったすべての人なのだ」
    さまざまな人との出会いと触れ合いのなかで見えてきたものとは……。

    ◆各界からの推薦 ◆
    高久史麿氏(日本医学会長、医療の質・安全学会 理事長)
    嶋森好子氏(東京都看護協会 会長)
    種田憲一郎氏(WHO西太平洋地域事務局 患者安全専門官)
    ほか 「世界を変える50人の女性」に選ばれた著者が贈る渾身のメッセージ。
  • みんなの幸せを、みんなでつくろう。
    いま注目の問題解決手法「ソーシャルデザイン」。
    育児、地域産業、高齢化、コミュニティ、災害……
    社会の抱えるさまざまな課題を市民の創造力で
    クリエイティブに解決する方法を、
    7つのステップと6つの事例でわかりやすく解説。

    ソーシャルデザインとは「森の中に、道をつくる」活動
    高齢化、地域産業、育児、コミュニティ、災害……
    社会課題は、鬱蒼とした森のようなもの。
    足を踏み入れると出口が見えず、
    とらえどころがなく、道に迷うことも多い。
    ソーシャルデザインとは、
    そんな森に一本の道をつくる活動です。
    森を歩き、声を聞き、仲間をつくる。
    森の地図を描き、一番必要とされる場所に、
    必要な道を、橋を、小屋をみんなでつくる。
    それがソーシャルデザインです。
  • 世界で最も愛されるお菓子・チョコレート。その甘さの裏には、苦い真実がある。
    カカオ生産の現場で横行する児童労働の実態や、巨大企業・政府の腐敗。今なお続く「哀しみの歴史」を気鋭の女性ジャーナリストが危険をおかして取材した、「真実」の重みが胸を打つノンフィクション。

    カカオ農園で働く子供たちは、チョコレートを知らない

    世界最大のカカオ豆の輸出国、コートジボワール。密林奥深くの村を訪れたカナダ人ジャーナリストのキャロル・オフは、カカオ農園で働く子供たちに出会う。子供たちは自分たちが育てた豆から何が作られるのかを知らない。自分に課された過酷な労働が、先進国の人々が愛するお菓子であることも、チョコレートが何なのかさえも。

    マヤ・アステカの時代に始まるチョコレートの魅惑の歴史。そのなかで生まれ、今なお続いている、過酷な「児童労働」の実態と、巨大企業や政府の腐敗。その背景にある貧困と民族間対立。そして私たち先進国の消費者の行動は、この問題にどう関わっているのか?
    本書は、この“世界で最も愛されるお菓子”の裏にある「苦い真実」を、さまざまな角度から明らかにする。
  • すべての子どもが1人1台
    パソコンを手にしたら
    この世界はどう変わるだろう。「100ドルのパソコンをつくってみせる」。まだタブレット端末やネットブックが普及していない時代、
    たった100ドルで地球のどんな場所でも使える最強のパソコンを貧困国の子どもたちへ届けようと、MITメディアラボでスタートしたプロジェクト、
    「OLPC(=One Laptop Per Child (すべての子どもにパソコンを) )」。このパソコンは、どんな環境で暮らす子どもでも使えるタフなつくりで消費電力も最大僅か2Wだが、ただパソコンとして優れているだけではない。
    搭載の学習ソフトでは、教師に教わる受け身な「勉強」ではなく、自らプログラムをつくったり友人同士で教え合う自発的な「学び」が体得できる。
    OLPCのゴールは、途上国のすべての子どもたちにパソコンを配ることではなく、彼らの学びを促進して彼らが社会変革を起こすようになることなのだ。構想から約50年、世界60か国に広がる「OLPC」。
    子どもたちの学びをもっと楽しく、もっと自由に、生き抜く力を得るために――
  • 1,430(税込)
    著:
    町田智弥
    イラスト:
    かたぎりもとこ
    レーベル: ――
    出版社: 英治出版

    なんで、たらい回し? なんで、言い訳ばかり?
     知っているようで知らない「公務員」の人の思考と行動がよく理解できる、現役公務員が描いた「お役所の今」を描いたコミックエッセイ!
  • 言葉の力が世界を変える。――彼らが命をかけて向き合った「問い」に、あなたはどう答えますか?
    いつの時代も、言葉が世界を変えていく。確信に満ちた言葉は、人の思考を変え、行動を変え、さらには世界まで変えてしまう力を秘めている。自由と平等、移民問題、死刑制度、テロ、気候変動、歴史問題、戦争と平和……世界と人類の大問題を論じ、良くも悪くも世界を動かした演説を軸に、いま考えるべき問いを突き付ける論争の書。
    ●大問題の本質に迫る――いまを考えるための100年史。

    過去100年間に世界に大きな影響を与えた演説を21紹介。20世紀の幕開けから今日に至る激動の歴史において、人々の考え方はどのように変わり、それは現在の世界にどんな変化をもたらしてきたのか。著者による解説とともに演説を読むことで、「現代」を形作ってきた「考え方」の流れと、その中に潜む問題が見えてきます。
    ●正しいことは何か?――多面的な視点が真実への道。

    本書はただの「演説集」ではありません。それぞれの時代背景や内容について明快に解説し、各演説をどう読むか、そこから何を考えるべきかの手掛かりを示します。賛成・反対、さまざまな主張や信念や世界観、理想的視点と現実的視点の違いからわき起こってくる問いの数々。あなたは何を「正しい」と考えるでしょうか?
    ●言葉はしばしば人を惑わす――判断するのはあなた自身。

    本書に収録されているのは、「名演説」として知られるものだけではありません。激しい非難を浴びた演説、死刑囚が最期に残したスピーチ、敵対するブッシュとビンラディンの両者の演説なども含まれます。言葉は世界を「正しく」動かすとは限りません。彼らの言葉をどう受け止め、そこから何を学ぶかはあなた次第です。
  • どうしたら、あの人の役に立てるだろう?

    あたりまえすぎて見過ごされていた「協力関係」の原理原則を、
    組織行動論のグル、エドガー・シャインが、身近な事例から、わかりやすく提示する。

    「親切のつもりで」、あるいは「相手の助けになるように」とった行動が、
    実は相手にとってはそうでなかったということは多い。仕事にとどまらず、
    日常生活でも、こうした体験は誰もが記憶にあるだろう。

    では、なぜ、こうした齟齬が起きてしまうのか。起こらないようにするには、
    どうすればよいのか。起きてしまったときには、どんな措置を講ずれば
    よいのか。こうした疑問に答えていくのが本書だ。

    本書で提案する「支援」とは、「押し付け」の支援ではない。あくまで、
    相手の成長につながるプロセスをともにする、という考え方だ。
    相手の自律を目的とし、相手が何を必要としているかを質問によって導き出し、
    一緒に答えを考えていく。これは、プロセス・コンサルテーションと呼ばれる
    手法であり、シャインが、50年もの長きに渡って、
    暖め続けてきたものだ。
    本書は、「支援」の原理原則の解説とともに、実践する際のコツ、また具体的な
    質問例も織り交ぜて、あくまで実用のためのエクササイズガイドとして、
    読者の役に立つことを企図している。
    『リーダーシップ入門』『リーダーシップの旅』の金井壽宏氏が監訳。

    「この最高傑作を読んだ者は、誰でも必ず得るものがある」
    ―ウォレン・ベニス
  • お金がない? 出会いがない? 地方と都市はどう変わる?人口減少の「事実」と「対策」。
    結婚・仕事・住まい・経済など様々な面で私たちに大きく関わる、21世紀の日本を襲う最大の問題「人口減少」。知ってそうで知らないその本質をデザインの力で解き明かし、地域でできるアクションを事例を交えながら提案する。わかりやすいカラー図版を多数掲載。行政・政策関係者や地域活性化に取り組む人はもちろん、日本社会の大問題をきちんと理解しておきたいすべての人に読んでほしい一冊。
    21世紀の日本を襲う最大の社会変化でありだれもが無関係ではいられない「人口減少」。本書は、以下を目的として作られました。
    (1)人口減少問題の「本質」を理解する・・・人口減少は、私たちのライフスタイルから都市計画や経済まで、様々なことに関連する複雑な問題です。本書はデータとデザインの力でその本質を明らかにします。(1~3章)
    (2)地域でできる「アクション」を知る・・・人口減少に対し、身近な地域レベルで何ができるでしょうか。デザイン思考を使ってそれぞれの地域の状況に合った問題解決の指針を示します。(4~5章)
    第1章 人口減少への16の疑問とキーデータ・・・日本の人口減少について、疑問に答えるかたちで解説。データを視覚的にわかりやすく表現しており、問題の全体像と原因をすっきりと理解できます。
    第2章 人口減少のメカニズム・・・人口は今後どのように推移するのか。どんな要因がどれほど人口減少に影響しているのか。3大要因を挙げて人口減少のメカニズムを明らかにします。
    第3章 人口減少要因で見る地方自治体5タイプ・・・地域によって人口減少の状況はさまざま。この章では1,720の自治体を要因別に5つに分類し、それぞれの特徴・要因に合った対策を考えます。
    第4章 提言:人口減少問題へのアプローチ・・・日本が、地域が、企業が、個人が、人口減少にどう立ち向かっていくべきか。地域レベルですぐに取り組めるアクションを提言します。事例も多数紹介。対策の効果の試算も行います。
    第5章 人口減少問題解決の7ステップ・・・複雑な社会課題の解決に力を発揮する「ソーシャルデザイン」の考え方で人口減少問題の解決に挑むプロセスを紹介します。
  • 愛しい子どもを失った若い母親の悲しみ。
    アフリカの現実が自分の目の前につきつけられ、その衝撃が男を動かした。
    子どもみんなに未来がある、健康に生きる権利がある。
    フェアな世の中をつくることは自分のアクションから始まるという。
    彼の人生のドラマは、みんなのストーリーだ。
    ――渋澤健(コモンズ投信株式会社 取締役会長)


    【大企業幹部からNPOへ、異色の転身ストーリー】
    大企業で順調なキャリアを歩んできたビジネスパーソンに
    ある日突然「アフリカビジネス」の仕事が降ってきた!
    右も左もわからない現場で、悪戦苦闘の日々が続く。
    ある日ついに身体が悲鳴をあげてうつ病を発症、40日間の休職を命じられる――。
    「自分のキャリアは終わった……」
    絶望の彼を救ったのは、「1分に1人子どもが死ぬ」という
    悲しい現実をなんとかしたいという思いだった。
  • 『結果を出すリーダーはみな非情である』著者
    冨山和彦氏 推薦!
    「〈情理と合理の矛盾〉に折り合いをつける
    マンデラに現代リーダーの理想像を見た。」何に人生を賭すか――。
    大統領就任の歴史的瞬間に立ち会い、人生と勇気について語り合い、
    寝食を共にした2年間。書き綴った12万語の日記から生まれた、
    タイム誌編集長によるマンデラ珠玉の人生論。マンデラ15の行動哲学
    勇敢に見える行動をとれ
    常に冷静沈着であれ
    先陣を切れ
    背後から指揮をとれ
    役になりきれ
    原理原則と戦術を区別せよ
    相手の良い面を見出せ
    己の敵を知れ
    敵から目を離すな
    しかるべきときにしかるべく「ノー」と言え
    長期的な視野を持て
    愛ですべてを包め
    「負けて勝つ」勇気を持て
    すべての角度からものを見よ
    自分だけの畑を耕せ
  • いまの仕事だけで満足できる?
    外資系金融機関で働いていた26歳の著者は、ある出来事をきっかけに、同世代の仲間を募って風変わりな組織を立ち上げる。目的は、みんなの空き時間を集めて貧困をなくすこと。 取り組むテーマに選んだのは、児童養護施設を通じて知った、日本社会を蝕む「子どもの貧困」問題だった―― リアルな体験を踏まえて身近に潜む「機会の不平等」を明らかにし、一人ひとりにできることを問う一冊。世の中は、一人の英雄によってではなく、みんなが少しずつ変わることで変化する。 ※この本から得られた印税収入については、税金を除いた全額が児童養護施設「筑波愛児園」に寄付されます。
  • 「人生をやり直しはじめたよ」
    社会から嫌われ心を閉ざすギャングを、
    日本とソマリアの若者たちが変えていく――!
    BBC、アルジャジーラ、ソマリア国営放送、J-WAVE、日本テレビ…
    各国メディアが注目!
    「世界最悪の紛争問題」に挑む若者たちの奮闘記
    「ソマリアなんて、誰も何もできやしないよ」
    何度そんなことを言われただろう。

    ある日知ってしまった紛争地の問題を、「何とかしたい」と思い立つ著者。
    「無理だ」と言われ続けながらも、日本とアフリカで仲間を集め、
    「自分たちだからできること」を探し続けた。

    現実と理想のギャップ、答えが見えない無力感、仲間との対立……
    数々の困難を乗り越えた末に出会ったのは、
    「テロリスト予備軍」と呼ばれる同年代のギャングだった。

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