『社会、祥伝社(新書、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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日本社会に跋扈する二匹の“怪物”
近年の政治報道で連日のように見聞きする「そのご批判は当たらない」
「○○の意図はなかった」「コメントを差し控えさせていただく」といった政治家の言葉。
これらは「詭弁」と言われ、相手をあざむくことを目的に使われる議論の詐術である。
詭弁は、「ウソ」と同じく人間社会の理性や良識を食い散らかして壊してしまう怪物であり、
政治の世界のみならず、言論界や我々一般社会をも静かに蝕んでいる。
本書は、近年の政治における詭弁をさまざまな角度から分析・検証し、
“感染”しないための免疫をつけるもの。
大手メディアが権力との戦いを放棄し、大量のウソと詭弁が溢れる時代にあって、必読の1冊である。 -
世界の金融・経済秩序の大変動を見抜く
ベストセラー・シリーズの最新刊!
世界は“脱ドル化”に向かう――
金1グラムは、30,000円にハネ上がる!
今年8月29日、金の国内小売価格が、1グラム=10,000円の大台を超えた。
著者はこの四半世紀、一貫して「金を買いなさい、必ず値上がりするから」
「アメリカ発の金融恐慌になる。アメリカは世界覇権を失う」と主張し続けてきた。
事実、金は26年前の1グラム=1,200円から、今は10,522円(11月20日)と、8.7倍に値上がりした。
世界経済は今、「脱ドル化」(ディー・ダラライゼーション)に向かっている。
この動きが、金価格を大きく押し上げる。
BRICKS諸国は米ドルに代わる世界基軸通貨を準備中だ。
1944年に決められた、金と米ドルの兌換体制(ブレトンウッズ体制)が終わる。
すなわち米ドルの覇権が崩壊するから、金の値段が上昇するのだ。 -
離職しないでOK! 同居しないでOK! お金がなくてもOK!
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要介護の母を持ち、遠距離介護を実践中の柴田理恵さんが3人の専門家に聞いた――!
これから介護に直面する人に必ず役立つ“知っておきべき&やっておくべき"こと! !
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高齢のご両親を持ち、
近い将来直面するだろう親の介護問題を前に、
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●仕事を辞めて地元に帰るべきだろうか?
●親と一緒に住んで介護すべきだろうか?
●施設入る場合、良い施設はどう見分ければいいのか?
●介護費用はいくらかかるのか?
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と、内心不安を抱えていらっしゃらないでしょうか?
とはいえ、
・今の家族との暮らしもある
・お金の余裕なんかとてもない
・仕事を辞めたら生活が立ち行かない
……という方がほとんどでしょう。
では、少子高齢化の加速、子ども世代の賃金の伸び悩み等、
親の介護で子にかかる負担が著しく増加する中、
親子共倒れにならず、今の暮らしを守りながら、
最善の介護をするには、どうしたらいいのでしょうか?
本書では、“遠距離介護”を実践中の柴田理恵さんが
「どうすれば離職せずに介護できるか 」
「遠距離&在宅介護でどこまでできるか 」
「施設入居する際、どこで良悪を見分ければいいか?」
「介護保険はどう利用すればいいか?」etc.を
【遠距離介護の専門家】【在宅介護・医療の専門家】【介護のお金の専門家】に質問して、教えてもらいました。
センシティブなテーマではありますが、
これからの時代、避けては通れないことばかり……。
柴田さんと一緒に、初歩から
“令和時代のしんどくならない介護のやり方”について、学んでみませんか? -
80年代から90年代初頭。
あのころの女の子が
夢中だったもの、こと。
おしゃれ、古着、中国雑貨、マンガ、私の個室、はじめてのレコード etc.
イラストレーター杉浦さやかの少女時代のあの日々、
憧れを ぎゅっと詰め込んだ1冊ができました。
巻末には、恩師安西水丸先生追悼展示に寄せた
もうひとつのA to Z「2015年のA to Z わたしのおきにいり」も収録。
* * *
大学4年生のときに絵の仕事をはじめて、
30年の月日が流れました。
節目の年に、イラストレーターとしてデビューするまでの
少女だったころの「すきなもの たのしいこと」――
あれこれ思い出しながら描いてみました。
懐かしかったり、ずれを感じてもらったり、
ご自身の少女・少年時代を思い浮かべながら
おつきあいいただけたらうれしいです。(「はじめに」より)
* * *
(目次より抜粋)
A A-KO MUTSU 陸奥A子
B BUNKAYA ZAKKATEN 文化屋雑貨店
D DO!FAMILY ドゥファミリィ
G ENERAL GOODS 生活雑貨ことはじめ
I ILLUSTRATOR 憧れのイラストレーター
K KARUIZAWA 思い出の軽井沢
N AGOMU GAL ナゴム・ギャル
U SED WEAR とにかく古着
V VALENTINE'S DAY ドキドキの日
Y ARNING FOR GIRLY 憧れの世界
…ほか
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「ホンマでっか!?TV」出演の生物学者による痛快批評!! 家畜化の先に待つ阿鼻叫喚の未来、日本を蝕む病の正体と脱却の道を探る――一部のオオカミが、進んで人間とともに暮らすことで食性や形質、性格を変化させ、温和で従順なイヌへと進化してきた過程を自己家畜化という。そして、この自己家畜化という進化の道を、動物だけでなく人間も歩んでいる。本書は自己家畜化をキーワードに、現代日本で進む危機的な状況に警鐘を鳴らす。生物学や人類学、心理学の知見を駆使して社会を見ることで、世界でも
例を見ない速度で凋落する日本人の精神状態が明らかになる。南海トラフ大地震といった自然災害の脅威が迫り、生成AI、ゲノム編集技術といった新しいテクノロジーが急速に普及する今、日本人に待ち受ける未来とは――。 -
★★ note記事に大幅加筆 ★★
「第七回」「第八回」「『幸福人フー』を読んで」は、書籍化に際した書き下ろしです。
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ということで、今回は
幸せとは何か、
という僕の主要な研究テーマについての研究書を書いてみたいと思います。
不幸せではない人生を送る、とかではなくて、幸せとは何か、です。
これはつまり、幸せな人を対象にしなくてはならないのですが、
幸せだと自認している人ってなかなかいないんですよね。
でも、僕は何人か知ってます。
(中略)で、今回もまた幸せ研究がはじまるわけですが、
今回の取材の対象は、なんと僕の妻なんです。
「幸福人フー」と、タイトルをつけましたが、
その「フー」という女性が僕の妻です。
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坂口恭平の「幸せ研究」、今回の主人公は妻の「フーさん」!
坂口さん曰く「自分は『しあわせ』だと自認している人=幸福人」。
そして、「生まれて初めて、自分の鬱を直接、目の前で見せた人」でした。
「不安はないの? 寂しくないの? 虚しくならないの?」
出会いから20年、フーさんをずっと定点観測してきた坂口さんが、
彼女の「しあわせ」の在り方をインタビューしながら探ります。
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進む高齢化と歩調を合わせるかのように、AI(人工知能)の技術革新と社会への浸透も進化を続けている。では老人は、AIとどのように向き合えばよいのか。眼科医として多くの高齢者の診察・治療に関わり、その悩みや不安をじかに聞いてきた著者は、日本ディープラーニング協会の資格を取得してAI技術も学んでいる。病気や介護、認知症、お金、人間関係など、さまざまな不安を抱える老人たちにとって、AIとAIが産み出す社会は福音なのか脅威なのか。著者は言う。「AIの進化で老後の不安はなくなります」。ただし、「AIとの付き合い方を間違わなければ」である。老人が正しくAIと付き合うための完全ガイド。
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「日本を破壊した男の軌跡」
2022年7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され、
駆けつけた昭恵夫人に見守られる中で息を引き取った。
生前の安倍氏は、「日本を、取り戻す。」「アベノミクス」
「地球儀を俯瞰する外交」「改憲」などを掲げて支持を集め、
安倍政権は憲政史上最長(3188日)の長期政権となった。
一方で、モリカケサクラ問題をはじめとする、様々な疑惑が
曖昧なまま決定された国葬の賛否をめぐる議論に、安倍氏の遺した分断の
深さが見てとれる。
本書では、大衆社会の病理を観察し続ける著者が、検証可能な事実を基に
安倍晋三という政治家、ひいては人間の本質を明らかにしていく。
そこから見えてくるのは、安倍氏を支持し続けた私たちの社会の病だった――。 -
「闇バイト」がなくならないワケとは?――
2023年1月19日、東京都狛江市に住む90歳の女性が
自宅で殺害されているのが見つかった。
女性の遺体には激しい暴行の跡が見られ、これまでとは次元の違う強盗殺人事件として世間を震撼させた。
本件をきっかけに注目を集めたのが、「闇バイト」といわれる犯罪だ。
指示役に集められた素性のバラバラな集団によって行なわれる犯罪で、同種の事件は後を絶たない。
中でも詐欺よりも手っ取り早く稼げる「タタキ(強盗)」の増加が危険視されている。
本書では、非行経験のある犯罪学者が当事者たちを取材。
闇バイトを取り仕切る半グレや犯人の更生に従事した保護観察官の声から見えてくる、その真実とは。
最終章では、闇バイトを生み出す日本社会の闇を分析。
失うもののない「無敵の人」を生み続ける構造に警鐘を鳴らす。 -
*本書は『考える力と情報力が身につく 新聞の読み方』として刊行された作品を、加筆・修正のうえ改題したものです。
新聞は「誰のためのものか」。事実を正確に伝えているか?
難しい話や専門用語をどのようにやさしく伝えるのか?
デマやネットの情報に惑わされず「知る」「考える」「伝える」力を磨く。
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新聞を購読する人が減ったことで、新聞の読み方がわからなくなっている若者も増えています。
そこで、「このように新聞を読み比べると面白いよ」とでも言うべきアドバイスの連続になってしまいました。
それでも、新聞を読む人が減ったことで、新聞を読んでいるだけで他人に差をつけることが可能になったのです。
このチャンスを生かそうではありませんか。新聞の世界にようこそ。
(「文庫版はじめに」より) -
仕事、恋愛、勉強……何事にも一生懸命なあなたへ
「『固定残業代』、正直いくら払われてるのか知らないかも」
「メルカリで〇〇万円も儲けちゃった! ……え、税務署から手紙!?」
……などなど、毎日一生懸命に働いて、毎日お金を使っていても、
「働き方」と「お金」に関して、よくわかっていないことが案外たくさんあります。
この「よくわかっていない」につけ込まれて、知らぬ間にあなたの時間とお金を搾取されていませんか?
これからをたくましく生きていくためには、知っておくとお得な働き方とお金の基礎知識が必須!
先人たちの「トホホ…」な失敗エピソードマンガと合わせて、私たちがコンパクトに紹介します。
この本を読んでくれたあなたが、働き方とお金で損をせず、ちょっとお得に過ごせるように!
【この本の使い方】
●「毎晩遅くまで働いているのに、何だか給料が少ない気がする……!」
→44ページを読んで、自分の労働時間と残業代をチェック!
●「上司からの当たりが強い……これってパワハラなのかな?」
→80ページから、「パワハラ」の具体的なエピソードと対抗手段を紹介!
●「年末調整って、しっかり分かってないかも。何か損してる?」
→128ページを読めば、あなたが損しているか分かるぞ! -
あらゆる経済政策には、財源の裏づけが必要である。政府は往々、財源として増税を実行する。
では、私たち国民は、増税の根拠となる「財源」についてどれほど知っているだろうか。
本書では、貨幣とは何かという根本論から説き起こし、財源をどのように確保すべきか、
豊富な具体例と「現代貨幣理論(MMT)」など最新の研究成果を踏まえて、わかりやすく説明する。
さらに、日本経済の現在と将来、正しい経済政策はどうあるべきか、なども語る。
著者の先見性・教養・学識の総合知が生んだ21世紀の経済原論であり、
何より「政治参加のための武器となるようにと願って」書かれた、渾身の衝撃作である。 -
社会にはびこる病、その原因と処方箋
うまくいかないことがあるたびに「私は悪くない」と主張し、他人や環境のせいにする。
やがて、周囲から白い目で見られるようになり、自分を取り巻く状況が次第に悪化していく……。
このような「自己正当化という病」が蔓延している。
精神科医として長年臨床に携わってきた著者が「自分が悪いとは思わない人」の思考回路と精神構造を分析。
豊富な具体例を紹介しながら、根底に潜む強い自己愛、彼らを生み出してしまった社会的な背景を解剖する。
この「病」の深刻さに読者の方が一刻も早く気づき、わが身を守れるように――。 -
<日本国家の治安維持を担う、密やかで特殊な警察>
「非公然のスパイ組織」「国家の諜報機関」「陰謀結社」「特高の末裔」……
一般社会が「公安警察」に求めているリアルは、エンターテインメントとして割り切っている方も多いが、事実とはなはだ乖離した現代の神話、あるいは怪談話である――。
かつて中の人として、約20年警察官僚を勤め上げた著者はこう述べる。
盗聴、潜入、証拠のでっちあげ、ハニートラップなど、国家的治安維持のためなら何でもアリ!
このようにとらえられる彼らの素顔は、明解な法令と厳重な秘密の内側にあった。
生態、内情、真の目的とは?
元警察官僚の本格ミステリ作家がその実像を浮き彫りにする。
世の暴露本には記されてこなかったファクトのすべて。 -
「問題がわからない時代」のビジネス戦略。
ビジョンを掲げ、創業300年の奈良の小さな老舗を全国規模に成長させた中川政七商店。
いかに「取り組むべき問題」を明確にし、浸透させ 、実践すればいいのか?「意味がある」をどうつくるか?
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◎なぜ、ビジョンが大切なのか?
ビジョンは経営資源であり、自分を守る武器にもなる
●社員にビジョンを理解してもらうために何が必要か
●マーケット・インからビジョン・アウトの時代へ
●ビジョンは時代や社会への違和感から生まれる
●長い時間軸のなかでブレないビジョンをつくるには
●なぜビジョンが建前になってしまうのか
●「ビジョン型」リーダーが少ない日本企業
●ビジョンを定める、ビジョンを磨く その方法
●一人ひとりがビジョンとともに働くということ
(本書より) -
手づくり茶筒の老舗「開化堂」、
創業明治8年、つくるモノは当時のままの茶筒。
……にもかかわらず、
●なぜ、令和の現在でもうまく続いているのか?
●ティーバッグやペットボトルの普及で茶筒がないお宅も多い中、どうして近年、話題になってきたのか?
●どうやって、海外でも売れるようになったのか?
●どうすることで、開化堂を応援してくれるコアな人たちが生まれたのか?
商いをやめる寸前だった老舗が世界中で推されるようになるまでのやさしくてすごい商売論。
どんな業態であっても当てはまる、時代やお金に振り回されずに、
長くゆっくりと繁栄する秘訣をお伝えします。
この本の目次(一部を抜粋)
はじめに:疲弊なく自然体で、仕事も個人も営みを続けていくために
・150年変わらずに茶筒をつくり、商う仕事
・社会が変わっても、人には変わらないものがある
・小さく、急がず、人間らしく -
「性」と「金」の地殻変動に迫るルポ___
2022年6月に成立したAV新法は、AV業界に大きな混乱を巻き起こした。
厳しい規制と1社独占の異常な搾取構造で、「仕事がない、稼げない、制限が多い」
の三重苦に見舞われるAV業界は、いまや地獄の様相を呈している。
そうした中、デジタルネイティブのZ世代の女性を中心に参入が相次ぐのが、「同人AV」というジャンルだ。
本書では、同人AV女優となったZ世代の元地下アイドル、コンサル出身のポルノハブ・プロデューサー、SNSを駆使して下着や動画を売る主婦――当事者の証言をもとに同人AV業界、性のデジタル化の実態に迫る。
取材で見えてきた「裸の格差」とは――。 -
「平和」を誤解している日本人のために―――ウクライナで続く戦争は、ロシア対西側(NATO諸国)という第三次世界大戦を招くのか――。
戦後78年、世界各地で戦火が絶えることはなかった。なぜ人間は戦争をするのか。
平和主義者は「戦争について考えるから戦争が起きるのだ」と言う。
だが著者は、太平洋戦争をはじめとする史実を検証し、むしろ
「平和な時こそ戦争の危機が訪れる」と、逆説的な歴史の教訓を説く。
そして戦争は政治の延長であり、外交の一手段なのだから、
国家はそのための戦略と戦術を「設計」しなければならないと訴える。
他の追随を許さない「現実主義」に基づく、先駆的戦争論にして不朽の名著、堂々の復刊!
※本書は、1996年に『人間はなぜ戦争をするのか――日本人のための戦争設計学・序説』(クレスト社)
として刊行され、2000年に三笠書房より文庫化(知的生きかた文庫)されました。
2004年、祥伝社にて『人間はなぜ戦争をやめられないのか――平和を誤解している日本人のために』
と改題・改筆・再編集して刊行。今回の新書化にあたっては、
全体を再構成・加筆・修正して、新たに「まえがき」を書下ろし、写真を変更しています。 -
〈ブルーゾーン〉とは100歳人が多く暮らす長寿地域。サルデーニャ島・沖縄・ロマリンダ・ニコジャ半島・イカリア島…世界を探求して見つけた人生100年時代の「理想のライフスタイル」がここに。ベストセラー「ナショナル・ジオグラフィック」渾身のルポルタージュに、5番目のブルーゾーンを加えたフルバージョン最新版、待望の邦訳! 余命6カ月の男性はブルーゾーンに移住して――スタマティスは余命6カ月から9カ月の肺がんと診断された。彼はふと思いついて、生まれ故郷のイカリア島に戻る。コバルトブルーのエーゲ海を見下ろすオークの木蔭のある墓地に、両親と一緒に埋葬してもらうのだ。友人たちに囲まれ過ごすうちに、不思議なことが起こった。半年が過ぎても、彼は死ななかったのだ。そして35年後の今日、彼は100歳になり、がんとは無縁の生活を送っている。彼は化学療法も薬も治療も一切受けていない。彼がしたことは、イカリア島への移住だけだった。(第6章より)
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特権も陰謀もありません!! 警察官僚(=キャリア)の知られざる実態と本音を、元キャリアの作家が明かす――◆キャリアの「学歴」、実は入庁してからは意味を持たない◆「キャリアは父親のような年齢の部下を持つ」というのは本当?◆「猛獣」「パワハラ―」「一を聞いて億を読む天才」…多彩なキャリアたち◆世紀末の中央省庁再編で行われた、仁義なき「縄張り」侵略戦争◆カネ、権力、女…著者も「リアルに危なかった」警察不祥事――あまりに少ないため「珍獣」と呼ばれる警察官僚たちのリアル!
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宗教の本質に迫る
――安倍元首相銃撃事件でクローズアップされた、宗教と金の問題。
宗教にはなぜ金が集まるのか。歴史を辿り、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教を比較しながら、
明らかにしていく。たとえば、キリスト教では清貧を掲げ、
それを実践する場である修道院や教会に金や土地が集まり、堕落した。
そのことに反発して新たに生まれた修道院も、やがて同じ道を歩む。こうしたことが繰り返されてきた。
いっぽうで、キリスト教における利子禁止の戒律は神学を鍛え、経済学の誕生を促したと著者は言う。
宗教と金の問題を考察するなかで宗教、そして人間の本質に迫る! -
ステマは法律違反になる?
車のナンバーにモザイクは必要?
ロケ動画の撮影時は何に気をつける?
誹謗中傷の対応はどうする?
ゲーム実況動画の著作権が知りたい!
駆け出しの動画クリエイター4人が聞いた
知識ゼロから学べるYouTubeの法律と規約!
IT業界を知り尽くした弁護士が
日々受ける相談、遭遇する問題をもとに
Q&A形式で読みやすく解説。
【目次】
■法律って何ですか? 守らないといけないの?
■弁護士に相談したいと思ったら
■Chapter1 エンタメ系YouTuberアキラくんが聞く。__音楽や写真、映像の著作権について教えてください
■Chapter2 美容系YouTuberケイコさんが聞く。__商品紹介の動画で気をつけることは?
■Chapter3 ゲームチャンネル系YouTuberタカヒロくんが聞く。__ゲームの実況動画は法律違反になりますか?
Chapter4 VTuberカオルさんが聞く。 __もしプライバシーの侵害にあったらどうする? -
近代の大衆が生み出したイデオロギーが、「全体主義」である。
困難と義務を放棄した“できそこないの個人”が全体主義社会を望むのだ。
20世紀のナチスやソ連、現代では中国などが全体主義国家として挙げられるが、
むしろ日本の症状のほうが深刻だと著者は警鐘を鳴らす。
そもそも「自己欺瞞」によって近代を受け入れた日本は、
全体主義に対峙すべき「保守」が根付かなかった。
そこへ、合理性と効率性を追求するグローバリズムと社会の分断を煽る
新しいテクノロジーが浸透し、人間性の抹殺が日々進んでいる、と。
我々に残された対抗手段はあるのか? ニッポンを蝕む全体主義の正体を暴く。 -
変わらない大学への問題提起…。元大学教授の著者は言う。
“一国一城の主”である教授は自由で、天国のような職場だった。
しかし、大学の実態にはさまざまな違和感を拭えず、「大学の常識は、世間の非常識」だと感じ続けていた、と。
どうしたら日本の大学は良くなるのだろうか。
銀行員から大学教授に転身した著者だからこそ提起できた改革案を披露する。
いわく――文系の大学教授を研究者と教育者に分け、大学は企業人養成に専念すべき。
また、企業は3・4年次ではなく1年次に内定を出せばいい――。
巻末には、騒がしい教室が静かになる魔法の言葉など講義の工夫や人気講義を収録。
変わらなかった日本の大学が変わるきっかけとなるか。 -
不動産の高騰が止まらない。 銀座の地価は一九八〇年代のバブル期を上回り、三大都市圏と「札仙広福」(札幌・仙台・広島・福岡)の狂乱が著しい。国内外の投資マネーの流入、外国人富裕層の購入を背景に、超大型ビルや再開発の計画が目白押しだ。タワマンの販売も好調である。 バブル崩壊から四半世紀。ふたたび急上昇する不動産価格はこのまま暴走するのか、それとも落ち着きを取り戻すのか。値上がりは東京オリンピックまで続くのか。 業界に精通した著者は崩壊の兆しを感じ取り、あえてその後の不動産に明るい未来を託す。 「今、不動産はどうなっているのか」がわかる、スリリングな1冊!
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局地的な上昇を示す地域がある一方で、地方の地価は下がり続けています。 高倍率で瞬時に売れるマンションがある一方で、買い主ではなく売り主が金を出さねば売れない物件もあります。 いったい日本の不動産はは、どうなっているのでしょうか? 「不動産のプロ」であり、多くの現場に立ち会ってきた著者は、「不動産の動きを観察すれば、手に取るように経 済がわかる」と主張します。 インバウンドの恩恵は続くのか?共働き夫婦の都心移住の行方は?そして、不動産の本当の買い時はいつなのか? 景気後退が叫ばれ、先行きの不透明感が増すなか、日本経済を知るヒントがここにあります!
不動産の動向は経済を如実に反映していると言われます。不動産の動向をどのように分析すれば、日本経済への理解が深まるのか? 著者は刻々と移り変わる不動産事情を、地に足がついた形で切り取り、提示してくれます。そこでわれわれは動向の変化にハッと気づき、目を開かれることになります。不動産は明日の日本を知る上で重要なファクターだということがわかるのです。不動産を知ることによって、日本のこと、日本経済のことが見えてきます。読み物形式の日本経済へのガイドブックです。 -
過去の常識は通用しない!
コロナ禍がきっかけとなり、人々の仕事や住まいに対する考え方は劇的に変化した。
日本社会は今、変わりつつある。
長く不動産の世界に身を置き、業界の動向に精通した第一人者である著者は、
「人とのつきあい方、仕事の価値観が変わる時、一番先に変化が現われるのが不動産」と言う。
テレワークで働くための好物件とは?
都心のタワマンは「買い」か? 家はローンで買ったほうが得か?
住むならどの街がおすすめか?……などを徹底解説。
過去の常識はもはや通用しない。新たな家の買い方と街の選び方を伝える。 -
まもなく、不動産の姿は一変する!
新型コロナ騒動が終了後、不動産の世界は激変し、まったく違う姿になっている!
「不動産のプロ」であり、長く現場の動向を観察してきた著者は、そう断言する。
いったい、何が変わるのか。
たとえば、従来社員一人当たり三坪で計算されてきたオフィスビル需要が急減するのは、リモートワークの常態化のため。商業ビルの淘汰は、Eコマースの拡大のため。そして、都心の超高層マンションのメリットは喪失し、郊外の戸建てが取って代わる……などなど。
社会が変われば不動産も変わる。その構図を明らかにし、業界の明日を大胆に予測する! -
緩和マネーの"副反応"
緊急事態宣言が解除され、飲食店の通常営業も再開された。
だが第6波到来やワクチンのブースター接種など、まだ私たちは“コロナ禍"にある。
本書は日本をはじめ、アメリカやEU諸国が「コロナ対策経済」として財政出動したマネーが
もたらす“副反応"について、鋭く分析する。
例えば日本のコロナ対策費は合計308兆円。
その原資は日本国債だが、日本政府は短期債(1年もの以下)を大増発した。
これまでにない異常事態の理由とは?
また、日米欧“先進3カ国"の中央銀行は、合計で25兆ドル(2700兆円)もの緩和マネーを放出した。
ハイパー・インフレへの足音が聞こえてくる。
中国恒大集団の破綻問題や、アメリカFRBのテイパリング(緩和の縮小)など最先端の話題にも迫る。
好評の巻末特集「株の推奨銘柄」は初の袋とじ。必読の1冊! -
――10年前の私なら、「ユニコーン系男子」と出会えなかった自分の運命を呪いつつ、それまで通りに生きていたでしょう。
もちろん、世界の人口の半分を占める女性のパワーや、家父長制に立ち向かう効果的な方法を知ってしまった今は違います。
女性が諦め、それまで通りに生きようと思うことこそ、男性中心社会の望むところです。(「日本の読者のみなさんへ」より)
生きづらい男性社会の中でキャリアや夢を実現したい女性たちから支持され、
韓国では発売3カ月で5刷を記録。
ニューヨーク・タイムズにも紹介されたフェミニズム空間「ウルフソーシャルクラブ」運営者の著者による、等身大のフェミニズム・エッセイ。
広告業界の第一線で20、30代を送った著者は、40代で#MeToo運動の波を被って初めて、これまでの自分に疑問を持ちます。
『セックス・アンド・ザ・シティ』を地でいくバリキャリのつもりだったけれど、全く自由でなかったのではないか……。
仕事をしていく中で、社会への疑問や憤りが高まっていきます。
2021年4月には「女性の党」の党首としてソウル市長選にも立候補。
落選したものの4位に入る。コピーライターであり、
ブックカフェのオーナーを務める著者が、自らの経験をもとに発信します。 -
2020年1月に始まった新型コロナによるパンデミックは、戦後の平和ボケとなれ合いを享受してきた日本のリーダーたちの本性を暴いた。数百億円を投じて世界から失笑された「アベノマスク」、反対を押し切って強行された「Go Toキャンペーン」、都民に戸惑いだけを残した「東京アラート」など、愚策の見本市のような政策が次々に発表されてきた。また、コロナ禍に乗じて畑違いの素人が根拠のないデマを声高に発信し、そのたびに国民の間で不信と分断が生まれている。本書では政治家、知識人たちの腐敗を抉り出し、知性なき国家の惨状を白日の下に晒す。
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〈顧客を“信者"に変える――新時代の企業コミュニケーション〉未曾有のパンデミックを経て、急速にDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む今、顧客との強固な関係を築くことは、業種・企業の大小に関わらず急務となっている。既存の広告手法の限界が叫ばれる中、注目を集めているのが、カルトブランディングである。北米を発祥とするこの手法によって、ひとたび信者となった顧客は、自身とブランドの関係を周囲に伝える伝道師となる。小さな集団は、やがて熱狂的なコミュニティーに成長していく――。本書は、世界のコンテンツマーケティング業界を取材してきた著者が、カルトブランディングの基本から実践方法までを解説したものだ。新時代の企業コミュニケーションの羅針盤となる1冊。
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待ち受けるのは暗黒の未来か――今から19年後、日本の人口は65歳以上の高齢者35%を占めると推計されている。社会保障費が増大する一方で、労働力不足は深刻化。それが「2040年問題」だ。政府は「一億総活躍」と称し、高齢者の就労促進を謳うが、そこには公的支援を抑えようとする意図が透けて見える。70歳を過ぎてもハローワークに並ぶ。もはや「悠々自適の老後」はなくなった。死ぬまで働かなければ生きていけない「老後レス社会」が到来する。未来の日本はディストピア(暗黒の世界)なのか。朝日新聞本紙と朝日新聞デジタルで好評を博したシリーズに、新たな取材による加筆を全面的に施し、「老後のなくなった日本の現実」と、避けられない未来をどう生きるかを考える。高齢者はもちろん、高齢者予備軍必読の1冊!
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楽しみながら、憲法も安全保障も天皇制も学べる
あなたは日本国憲法についてどれくらい知っていますか。
著者は、この憲法は“突っ込みどころ”満載でおかしな点が一杯あると言う。
その説明に目から鱗が落ちるのはもちろん、思わず笑ってしまうことも。
しかし笑ってばかりもいられない。今や尖閣諸島沖には中国船が遊弋し、
ロシア・北朝鮮・韓国など周囲は敵対国ばかり。この状況を作り出したのもまた日本国憲法である。
はたして、この国はどのように守られてきたのか。安全保障について、日本史から読み解いていく。
まさに「わかりやすくて、爆笑するほど面白くて、震えがくるほど怖い(百田尚樹・談)」憲法本!
一家に一冊の必需品です。 -
不安な時代に必要な知恵、仕事の武器をどう身につけるのか。働き方についての取材や論考も多い出口治明さんと、女性学、ジェンダーについて研究を続ける上野千鶴子さんが、日本人の働き方、幸せになる働き方について語り合う。長時間労働、年功序列などの日本型経営からの脱却など、
さまざまな課題がある中、これからどのように変化、対応していけばよいのか? 働く人が自由になる社会を考える。 -
知らず知らずの間に搾取されている――。2012年12月から始まったアベノミクスによる景気回復は、中国に端を発した2020年の新型コロナウイルスのパンデミックにより露と消えた。そもそも、この好景気は大企業の業績改善に一定の効果があったとされるものの、日本人の賃金は先進国で唯一下がり続け、GDP(国内総生産)も低成長が続いている。では、こうした経済のもとで、いったい誰がどのようなカラクリで儲けているのだろうか。デジタル化が進み、経済のルールが大きく変化するなか、身近な商品から最新のビジネスの仕組みまでを検証する。そうして、炙り出された驚きの“真実”とは――?
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災害のあとに金融恐慌、そして戦争が来る
新型コロナウイルスの大騒ぎは、恐ろしい翼賛体制への道を開いてしまった。10年後、私たち日本人は“大きな戦争”に連れてゆかれるだろう。
国民を大災害や未知の病気で激しい恐怖状態に陥れ、その隙に乗じて支配・統制する。これを「ショック・ドクトリン」もしくは「大災害便乗型資本主義」と呼ぶ。
歴史を検証すれば分かる。第一次世界大戦の好景気から関東大震災を経て昭和恐慌、そして満州事変→国家総動員法→太平洋戦争……日本が真珠湾攻撃で開戦したとき、全国民は舞い上がった。また同じことが起きる。
当初からコロナ騒ぎを冷ややかに見て“狂人”扱いされるという著者は、やがて訪れる恐ろしい未来を予告する。 -
平成とはどのような時代だったのか。そして、令和はどのような時代になるのか―。『資本主義の終焉と歴史の危機』で歴史の転換を明示した水野和夫教授と、政権与党時の民主党ブレーンとして政治の内側を見てきた山口二郎教授が語り尽くす。まず、平成三一年間を六つの時代に分けて分析。そのうえで平成を総括し、今後を予測・提言する。見えてきたのは、日本が資本主義を“卒業”していく過程であり、政治が大きく変質・劣化していく様だった。歴史的に未知の領域に入ろうとしている現在の日本。両名の主張に刮目せよ。
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これまでにない世界史――。その突破口は、中央アジアに蟠踞した遊牧民への視座である。いわく「西のローマ帝国、東の漢帝国を崩壊させる決定的な原動力になったのは、遊牧民たちの動き」であり、「中世には、どちらでも擬似古代国家が再建された」。この見方は、教科書はもちろん、大きな地域史とも言える東洋史、西洋史にはできない。以下、古代から現代までを通観。立ち現われたのは、まったく新しい「世界史のミカタ」である。これこそ、複雑な現代世界を読み解く武器となる。碩学で知られる、両著者自身が知的興奮を味わった、白熱対談へようこそ!
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一九五〇年六月二十五日、金日成率いる北朝鮮軍が三十八度線を越えて韓国に軍事攻撃を行ないました。韓国軍を破り、一気に釜山近辺まで迫ります。ここで米国を主体とする国連軍が投入され、逆に三十八度線を越え、北朝鮮に入り、中国との国境線まで進軍します。そして中国が義勇兵を送り、朝鮮戦争は姿を変え、実質的に米中戦争になります。結局、戦前の三十八度線の境界線を確認して、戦争は休戦します。境界線は、戦争前と戦争後は何も変わっていません。「朝鮮戦争に何の意義があったのでしょうか」。当然の問いです。(「はじめに」より)
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ニュースで虐待死事件が報じられるたびに、人々は親の鬼畜ぶりに怒り、児童相談所や教育委員会、学校の手落ちを批判する。しかし私たちは、児童虐待に4種類あることすら知らない。なぜ「虐待」や「育児困難」は増えるのか。どうすれば子どもたちを救えるのか。市井の人々のドラマを描きつづける著者が、リアルな事案24例を多面的に掘り下げ、社会病理の構造を浮き彫りにする。
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《「日本」とは、畢竟(ひっきょう)、「日本語」である。日本語の根本原理を蔑(ないがし)ろにしたときこの国は崩れる!》 古来、「天」から「地」へ向かう重力と格闘しつつ、縦に文字を書き、言葉を紡ぐことによって日本人の精神は醸成されてきた。日本語を横書きにすることは、英語(アルファベット)を縦に綴るのと同じ「愚」である。だが、その愚行が世を席捲したいま、日本人の精神は荒み、崩れつつある。その最大の犠牲者は、言葉を習得途上の子どもたちである。パソコン、ケータイ=ネット社会に狙い撃ちにされる彼らは、日々見えない血を流している……。「改革」の名の下に暴走する現在の日本を、気鋭の書家が人間と言葉の根源から見据えた警世の書、待望の電子化!
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「普通に使ってただけなのに……」紛失、SNS誘拐、ストーカー、架空請求、デジタルタトゥーetc.自分と家族の不安を一挙に解決! 各局メディア、インターネットTVに引っ張りだこの元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班班長、デジタル証拠の押収・解析のプロが伝える、スマホ・SNS、デジタル犯罪から身を守る方法。
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1915年、港湾荷役労働者の組織として神戸に誕生した山口組。それから103年――最盛期には準構成員を含めて「4万人軍団」と評された日本最大・最強のヤクザ組織は、「山口組」「神戸山口組」「任侠山口組」と三分裂するに至る。この間、三代目組長による勢力拡大、大規模な内部抗争、暴対法と暴排条例の施行など、組織の姿は時代とともに移ろってきた。著者は山口組の足跡を丹念に辿り、戦前、戦中、戦後にわたる日本の“もうひとつの姿”を描き出す。
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1960年代後半、左翼学生運動の高まりのなか、対抗すべく生まれた新右翼。彼らは既成右翼が掲げた「親米反共」「日米安全保障条約堅持」に反発し、「反米反共」を標榜、同条約と北方領土問題をもたらした「ヤルタ・ポツダム体制」の打破をめざした。新右翼の誕生から現在までを追った闘争史である本書には。その活動家として、いま脚光を浴びている日本会議の中枢メンバーが多数登場。言わば日本会議の源流がここにある。近年、右傾化現象が叫ばれるが、その流れを歴史として知ることができる貴重な記録であり、真の保守とは何かを考えさせる一冊。
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AIの進化が著しい。AIは人間の知性・思考ではたどりつかない解決策を瞬時に提示するが、「なぜそうなるか」という因果関係を示すことはない。このAIの仕組みとよく似ているのが、既存の宗教が伸び悩むなか信者急増中のイスラム教だ。「なぜそうすべきか」と問うよりも、神(アッラー)への絶対服従が求められるからである。いっぽう、デジタル技術の発達は、従来の先進国とは異なる経済発展を可能にしたが、中国で急速に進む監視社会を生み、日本でも不気味に広がっている。はたして、人類はAIや神に思考を委ね、安全・便利な生活を選ぶのか。それとも自由や人権が守られた生活を選ぶのか――。
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