『社会、ベスト新書(新書)』の電子書籍一覧
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20年間に渡るアメリカによるアフガニスタンの支配は終焉を迎えた。タリバンの復権は何を意味するのか? 日本にはどんな影響があるのか? そして大きな歴史の流れのなかでアメリカの終焉を決定づけるきっかけになったと語るのが、イスラーム法学者の世界的第一人者・中田考氏。中田氏は現在のタリバン指導部との親交も深く、世界でも稀に見るタリバンの思想と政治組織に精通した人物。はじめて語られる「タリバン復権の真実」に読者は驚愕と衝撃を受けるにちがいない。今後の国際情勢を見極める上で必須の教養書の一冊。
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「進行性胃がんで、余命3カ月です。今すぐ手術を」
医者にこう言われたら、あなたなら、どうしますか?
本書を読めば、余命宣告のカラクリと、がん治療の真実がわかること間違いなし!
医者のすすめる「がん治療」で、あなたの余命が削られないように、
話題沸騰の近藤誠医師が余命宣告のウソにメスを入れた1冊です。 -
暴力、セックス、洗脳……
介護の現場がマジでヤバい!
このままだと日本は姥捨て山国家になる! !
超高齢化社会を目前に控え、介護事業は圧倒的な需要がある成長産業といえよう。
ただ、今の介護現場は危険すぎる。
「低賃金」や「重労働」といったよくあるネガティブ要因だけではない。
高い離職率に、急増する介護職員の暴行事件、
貧困によって売春市場に流れた介護ヘルパー、宗教的介護施設の乱立……
いったい介護の現場で何が起こっているのか?
本書では、急増する介護現場での事件、著者が経験した困難の一部、
介護人材の実態を報告しながら、破たん寸前の介護現場の現状を紐解いていく。
ノンフィクションライターの中村淳彦氏があぶりだす驚愕の真実とは……? -
国際政治学者。1972年生まれ。96年横浜市立大学文理学部卒業。
2001年日本大学大学院国際関係研究科博士後期過程単位取得満期退学。
国際政治、アフリカ研究を中心に、学問領域横断的な研究を展開。
横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学などで教鞭をとる。
著書に『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、
『世界の独裁者-現代最凶の20人』(幻冬舎)、
『対立からわかる!最新世界情勢』(成美堂)、
共著に『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)。他に論文多数。 -
安倍政権が実は消費税が上げられない理由とは?
日銀の金融政策、株価、国際、税率、地下などなどの項目が五輪後はどう変わる?
そこから、老後破産の根拠を探り、どう逃げ切ればよいのか?
40~50代に向けて、新たな生き方論を提示する書。
第1章 安倍首相が消費税を上げない3つの理由
第2章 消費税は上がらなくても2020年以降に不況の波
第3章 これから危機に直面する「40代・50代」
第4章 家計を救う、この先5年の基本戦術
第5章 家計の“内部留保”はどうやって増やすのか
第6章 10年で天地の差がつく“公的保障活用術”
(著者プロフィール)
荻原 博子(おぎわら・ひろこ)
1954年、長野県生まれ。大学卒業後、経済事務所に勤務し、
1982年にフリーの経済ジャーナリストとして独立。
経済の仕組みを平易に解説する家計経済のパイオニアとして
テレビや雑誌で活躍。これまでの著書・共著・監修書籍は100冊以上を数える。
近著に『払ってはいけない ~資産を減らす50の悪習慣!』
『投資なんか、おやめなさい』(ともに新潮新書)、『老前破産』(朝日新聞出版)など多数。 -
・内容紹介
「いま私たちはどんな時代を生きているのか」「これからの時代で何を大切にして生きていくべきなのか」。
社会学者・宮台真司が日々のニュースや事件、社会現象をネタに、
「そもそもなぜそれが起こったのか」を解説しながら、
現代という社会、また、より良い生き方のスタンスについて詳しく丁寧に説いているラジオ番組
「デイキャッチャーズ・ボイス宮台真司」。
「天皇と安倍総理」「民主主義と独裁」「沖縄問題のゆくえ」「ブラック企業」……。
この社会の本当の「問題の本質」を解き明かす。
宮台真司の「本質を見抜くニュースの読み方・考え方」が学べる書。
社会学的知見に基づいたフィールドワークを通して論考した宮台の現代批評は、
不透明な時代の見晴らしを良くする武器となるはずだ。
・著者
宮台真司(みやだい・しんじ)
1959年生まれ。社会学者、映画批評家。首都大学東京教授。
東京大学文学部卒、東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。
社会学博士。東京大学教養学部助手、東京外国語大学専任講師、東京都立大学助教授を経て現在に。
社会システム理論を専門分野とする一方、テレクラ・コギャル・援助交際など、
サブカルチャー研究でも第一人者に。
著書に「権力の予期理論」「制服少女たちの選択」「終わりなき日常を生きろ」「日本の難点」
「民主主義が一度もなかった国・日本」「絶望時代の希望の恋愛学」など多数。 -
◆子育て、平和、生き方、メディア、…etc.ボクなりに考えてみました!
●つるの剛士、初の書き下ろし新書
●僕が受けた偏向教育
●安保法制で炎上騒動
●“死ね”なんて言葉が流行語っておかしい?
●平等なんて言葉はいらない
●自分の国を愛することは他の国を愛すること
●僕は“愛国タレント”!?
●子育ては心配よりも信頼
●僕はイクメンではない!
●将棋は敗者の美学。負け際が大事。
●僕は右でも左でも中立でもなく「自立」です
■僕が感じている日本への違和感!
僕、つるの剛士には、いろいろな肩書があります。
「俳優」、「バラエティタレント」、「歌手」、「イクメン」、そして「おバカタレント」……。
確かに僕は自他ともに認める「おバカ」なのですが、そんな僕でも普段の生活の中で一視聴者としてテレビを見たり、新聞を読んだりしていると、
「あれ?何かちょっとおかしいな」と思うことがあります。
言うなればそれは、最近のテレビの報道のあり方や、世の中全体の風潮に対して何となくもっている違和感です。(本文より)
◆本書の内容
第1章 「ネトウヨ」と呼ばれて
第2章 日本の平和について
第3章 僕が受けてきた教育について
第4章 子育てについて
第5章 「イクメン」と呼ばれて
第6章 つるののルーツ
第7章 メディアとネットと日本のこれから
◆オバカと呼ばれたり、ネトウヨと呼ばれたり、イクメンと呼ばれたり……そんな僕ですが。 -
◆現代精神医療の不都合な真実
◆誰もがうつ病になってしまうDSMの恐怖
◆現在の精神科の診断基準では「人生の悩み」と「本当の病気」をわからない!
◆「うつ病かな?」と思ったら試してほしい10の方法
◆現場を見続けてきた産業医が警鐘を鳴らす!
・うつ病の診断書は、誰も逆らえない「印籠」
・DSMでは人生の悩みとうつ病を区別しなくていい
・海外の大手製薬会社が日本にうつ病を「輸出」した!?
・さまざまな「善意」が今日の混乱をもたらした!?
・DSMは人生の悩みとうつ病を区別しない
・うつ病に本当に効く薬が発見された?
・精神科へ行く前にすべき10のこと
・不真面目な精神科医ほど人気が出る!?
・うつ病治療にアクセルはあるがブレーキはない
・「本当のうつ病」で苦しんでいる人もいる
・さまざまな「善意」が今日の混乱をもたらした!?
・メンタルヘルス対策に力を入れればメンタル休職が増える!?
・もはや製薬会社もモノアミン仮説やDSMを信用していない……etc.
■あなたはうつ病ではありません。悩みを抱えて一時的に落ち込んでいるだけです
自分がうつ病かもしれないと思って精神科を訪れた患者に、そんな言葉をかける精神科医は、まずいません。
たとえばあなたが「最近よく眠れません」や「食欲がありません」、「何もやる気が出ません」など、
とにかくひどく落ち込んでいることを強く訴えたならば、精神科医はおどろくほど簡単にあなたをうつ病だと診断します。
精神科にあまり馴染みのない世間一般の方々からすると、ちょっと信じられない話かもしれませんが、これは事実です。
(中略)私はうつ病という病気の存在を否定するつもりはありません。
また、うつ病の薬物治療を否定するつもりもありません。
もちろん、うつ病をめぐる問題の責任を精神科医にすべて押し付けるつもりもありません。
間違いのもとは、現在のうつ病のパラダイムにあるのです。(本文より) -
ほかの先進国と比べて、「生活保護を受けている人の数」も、
「GDPに対する生活保護費の支給額」も圧倒的に少ない“日本の現状”を伝えないテレビ。
それに便乗し、人気取りと財界からの票田を見込む姑息な政治家。
さらには、国民のリストラをたくらむ非情な官僚たち……。
精神科医として、教育関係者として、子を持つ親としての視点から、生活保護バッシングに潜む日本人の病理を考察。
生活保護問題の“真の問題”を暴く! -
「中国人・韓国人が日本人のようになれないのは『心』がないからである」。
なぜ日本はアジアで唯一近代化に成功したのか。
さまざまな要因が考えられるが、その根底には日本の和の文化にある。
自己中心的で現世利益しか考えない中韓と、人の心を慮り、他者と価値観を共有する日本。
その歴史文化を比較し、その優位性を説く。
第1章 公徳心のない中国人
第2章「心」なき中韓と「心」ある日本
第3章 中韓の反日感情はなぜ生まれたのか
第4章 儒教の国と神道の国
第5章 中華民族の正体 -
◆中東のハーバード! ?といわれるエジプトの名門カイロ大学! ?
◆小池百合子が卒業していたことで注目を浴びた大学はあのサダム・フセインから、アラファト議長をはじめガリ国連事務総長、
ノーベル文学賞受賞者からアルカイダ指導者まで多種多様な人材を輩出した特殊な大学であった。
◆かつてカイロ大学に通っていた著者が現在のキャンパスを丹念に調査し、その歴史までもひもとく入魂のノンフィクション!
◆中東の近現代史にきわめて重要な存在感を出す、カイロ大学はエジプトという政治大国における首都大学という位置づけだけでなく、
特異な建学の精神、過激な学生運動から、もたらされる文化・伝統にあった! ?
◆学生生活からエジプト革命まで謎のベールが今明かされる
■“闘争”と“混乱”が生み出す世界最強のカイロ大学
筆者がカイロ大学のオリエンテーションを受けたとき、担当者からいわれた最初の言葉は「混乱の世界へようこそ! 」です。
実際、カイロ大学のキャンパスで実体験した混乱の根は想像以上に深いものでした。
そんな混乱を経験済みのカイロ大学出身者の共通点は、乱世に強いことです。
(中略)カイロ大学は世界に混乱をもたらす人物と平和を求める出身者が混在しているのが特徴です。
どちらの側につくにしても、両者の間では死ぬか生きるかの思想闘争が繰り返されています。
混乱と闘争という学風を持つカイロ大学が彼らの人生に、学びの園という領域を越えた影響を与えているというのが本書の主題です。(本文より)
◆本書の内容
■第1章 カイロ流交渉術の極意
■第2章 世界最強の大学―カイロ大学
■第3章 カイロ大学―混乱と闘争の源流
■第4章 カイロ大建学者思想の申し子たち
―――ターハ、バンナ、ナセル、クトゥブ
■第5章 カイロ大学―政治闘争と思想輸出の前線基地
■第6章 カイロ大学留学のススメ
■第7章 カイロ大学留学体験記 -
訓練、演習では世界一強いといわれる自衛隊
優秀な能力を秘めながら、実力を発揮できない
自衛隊の何が問題なのか?
世界でもその優秀さで知られる海上自衛隊の潜水艦!
その元エース潜水艦長(米原潜との演習で18勝1敗1分) が詳らかにする!
◆自衛隊を阻むものの正体!
◆自衛隊が戦闘できないこれだけの理由
◆過度の安全重視は有事の被害を招く
◆憲法に武官の存在を明記しよう
◆自衛隊の「敵前逃亡」の罪は盗撮より軽い!
◆どんなに任務を遂行しても、自衛隊は叙勲の対象外
◆陸・海・空──自衛隊三兄弟でも性格はまったく違う
◆権威と信頼こそ、自衛隊を育てる要である -
人間がテクノロジーに管理される、暗い未来を乗りこえる――
ベストセラー『マチネの終わりに』著者が挑む、人間×自由の可能性とは。
人工知能、自動運転、ドローン、ビッグデータとレコメンド機能……
技術の進化によって、私たちの生活からは「自分で選択する機会」が失われつつある。
人間の自由意志はどこへ向かうのか?
予測不可能な未来と、その過渡期を乗りこえるための、新しい自由論。
田川欣哉氏(Takram代表)、
大屋雄裕氏(慶應義塾大学法学部教授)、
上田泰己氏(東京大学大学院医学系研究科教授)――
現代の「自由」をめぐる三人の専門家との対談を収録。 -
顔のみえない買春男性の素顔を暴く!
性風俗や売春を扱った書籍の宣伝文句には、「なぜ彼女たちは身体を売るのか」「裸になったのか」
という女性を主語にした問いが必ずと言っていいほど使用される。
しかし「なぜ彼らは」という男性を主語にした問いが使用されることはまずない。
いつの時代も、男性は自らが買う理由を問われることなく、売る理由を問う側であり続けてきた。
それゆえに、彼らは顔の見えない匿名の存在であり続けてきた。
本書ではこうした「名前のない男たち」の実像に迫る。
以下は実際にJKビジネスを利用している男性の声である。
「JKリフレに通ったことで、コミュニケーション能力は上がった。今では『結構しゃべる方だね」と言われるようになりました」(30歳・SE)
「アイドルの握手会などの類似のビジネスもある中で、JKビジネスだけを摘発するのは不条理です」(25最・接客業)
「JKリフレには、風俗でも満たされない、マッサージでも満たされない何かがある」(45歳・商社)
【目次】
第1章 買春の歴史
第2章 メディアと買春
第3章「月刊買春」の世界
第4章「婚活」としてのJKビジネス
第5章 曖昧さの引力
第6章 児童買春という不幸を減らすための提言 -
『死病から生還した「医の超人」が語る、医療、介護、地域、そして私たちの人生のあるべき未来! 』
――藻谷浩介氏(『里山資本主義』『デフレの正体』著者)激賞!
財政破綻した夕張市で医療改革に尽力した医師が、急性白血病との闘病生活から生還。
患者のためになっていない病院食、高齢者に対するケア不足、無駄に多すぎる病院……
医師が患者になって見えてきた、医療の問題点とは?
地域医療の最前線で闘う医師が、高齢社会にあるべき新しい医療の形を提言する。
メディアを通じて報じられる「地方消滅」の解決、北海道が抱える「消滅可能性都市」の再生は、医療からはじまる。 -
今の陛下は、天皇を国家・国民統合の象徴と定める日本国憲法により即位され、積極的に象徴の役割を果たしてこられた。
それが高齢化により困難となる手前で、自ら譲位を決断された。
その叡慮を尊重するのは、日本国民の良識であり、政府・国会の責務であろう。
本書は平成28年8月8日の「お言葉」の真意を読み解き、その背景にある原稿憲法と皇室典範の全容を解説した上で、
法整備の具体的な解決策と今後の課題を示す。
●有識者会議のメンバーであり、皇室制度及び典範の研究の第一人者である著者が「生前退位」問題と解決法、今後の展開を詳細に解明!
●歴代天皇の皇位継承がわかる系図や、今上天皇の略年表など、図版や資料を豊富に掲載。歴代天皇から現代の皇室まで理解できる1冊! -
ひきこもるのは男だけじゃない。
社会に消された、ひきこもる女性たちのリアル。
日本の大問題として根付き、一向に解決の糸口が見えない「ひきこもり」問題。
2010年に内閣府が発表した「ひきこもり実態調査」では、その調査における「ひきこもり」の定義に該当する
約70万人のうち男性と女性の比率が 7:3だったということから、男性が圧倒的な数に上る。
けれども、その裏で 肩身の狭い思いをし、声を上げたくても上げることのできない女性たちが数多くいることを知っているだろうか。
その中には、そもそも社会から「ひきこもり」 と認知されていない人々もいるのだ。 -
主流派、非主流派が激論を交わしたかつての自民党はもはやない。
田中政権以降すべての総理大臣にインタビューをするなど、
常に第一線のジャーナリストであり続けてきた田原総一朗。
議論なき政治はいったいどこへ向かうのか!?
その変質がもたらす危機に警鐘を鳴らす。
本書では自民党前史と言える吉田茂の自由党から、結党で何をめざしたのか、
岸信介の日米安保改定は何だったのか、自民党の原点を振り返る。
その後、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄と続く高度経済成長の時代を経て、
冷戦の終結という歴史的なターニングポイントを迎え、迷走する自民党の足跡をたどる。
そうした時代の変遷をふまえたうえで、安倍晋三首相がいったい何をめざし、
日本をどう変えようとしているのかを浮き彫りにする。 -
「ごーまんかまして」二十数年、『ゴー宣』の戦歴がこの1冊に!
『ゴーマニズム宣言』の連載が始って以来、言論界に衝撃を与え続けてきた、
戦う漫画家・小林よしのりが自らの戦いの歴史を語りつくした、その名も『ゴーマニズム戦歴』がついに登場。
最初の権威との戦いは漫画賞の審査員。
オウム真理教に命を狙われ、薬害エイズ訴訟、従軍慰安婦問題、最近では改憲問題と、
あらゆる権威と世の中の矛盾と戦い続けた小林よしのりの「戦歴」に刮目せよ!
★『ゴーマニズム宣言』名場面も多数収録!!
◎ゴーマニズムは「権威よ死ね! 」から始まった
◎湾岸戦争のときから「反米」だったわし
◎デモが自己実現の手段になるのは今も昔も同じ
◎一発で言論空間を変えた『戦争論』のインパクト
◎日本人の圧倒的多数は親米ポチも含めて「サヨク」である
◎あえて無知をさらすところから始めた『天皇論』
◎民主主義イデオロギーが戦争や独裁を生む 他
序章 わしのすべてを教えよう
第1章 「ゴーマニズム」の誕生 ~『東大一直線』から『差別論スペシャル』まで
第2章 「個」から「公」へ ~オウム真理教と薬害エイズ
第3章 自虐史観との戦い ~従軍慰安婦問題から『戦争論』へ
第4章 親米保守との決裂 ~『台湾論』から『戦争論3』まで
第5章 真の保守とは何か ~『沖縄論』から『天皇論』まで
第6章 この国を守るために ~『国防論』から『民主主義という病い』まで -
混迷する世界情勢において、日本が危機に立ち向かうためになすべきこととは――
それは戦後の過ちと訣別して、日本人の気高い精神を取り戻すことである。
米国カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバード氏、
『ニューヨークタイムズ』元東京支局長 ヘンリー・S・ストークス氏 推薦!
戦前・戦中には確かにあった「日本人らしさ」とは何か!?
■安保法制が「戦争法」なら中国は「戦争国家」
■アメリカ人を魅了した安倍首相の演説
■歓迎されていた警察予備隊
■被爆国家である日本こそ核武装すべき
■憲法前文の「われら」は日本国民のことではない
■高齢化し、国民から孤立する自衛隊の危機
■国連中心主義という妄想にとらわれた日本人
■日本人の奮闘が人種差別をなくした -
海外でテロに遭う日本人は確実に増える テロリズムは感染症に似ている。いったん流行すると、次々に伝播して模倣するものが続出する。その熱情はしばらくテロリストたちのモチベーションを扇動し、容易に収束することはない。伝染病の爆発的流行、すなわちパンデミックの現象に似ているのだ。現在、猛威を振るっているイスラム・テロの宿主は、もちろんISにほかならない。今後、アジアを含む世界のイスラム圏、もしくはイスラム社会が存在する十字軍の国々(欧米諸国)であるならば、どこでも外国人を狙ったテロが発生するだろう。外国人がいそうな場所が必ず狙われるが、そうした場所には当然、日本人もいる。つまり、海外にいる日本人への脅威度は、確実に増している。
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大東亜戦争は敗戦ではなかった!人類にとって二十世紀における最大の出来事は、人間の価値を肌の色で分けていたカラーラインが消滅したことである。日本人は「自存自衛」、そして「人種平等の理想」のために戦い、その結果として、人種差別の歴史に終止符を打った。肌の色が違うがために辱められ惨めな境遇を強いられていた民が、日本の働きによって重い鎖から解き放たれた。大東亜戦争は世界史上の転換点である。国家としては日本は敗れたのかもしれない。しかし、いまある世界を創ったのは、まぎれもなく日本人なのだ。『ファイナンシャルタイムズ』『ロンドン・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ』 元東京支局長ヘンリー・S・ストークス氏 推薦!(『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』著者)
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生涯会うことがなかった二人は同じ思考ができた史上最悪の独裁者たるヒトラーとスターリンは、国内政局を人望と政策論ではなく、権謀術数と容赦なき粛清で闘い抜き、独裁体制を確立した。だが、その手法は国際政治でも通用するのか?二人の悪魔が手を結んだ独ソ不可侵条約からわずか2年後の1941年6月22日、ドイツ軍はソ連を奇襲し、首都モスクワに迫る! ヒトラーの裏切りに、スターリンはどう報復するのか?冷酷さと残忍さにかけて他の追随を許さない二人の独裁者の心理を分析しながら、両国合わせて兵士だけで1600万人、民間人を含めると最大で4000万人が犠牲となった、悪の最終決戦ともいうべき史上最大の戦争――独ソ戦――を描く、歴史読み物。
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東京裁判は犯罪である我々日本人は、戦後70年たった今でも、“A級戦犯”という屈辱的な文言と思考から脱却できない。我々自身がこうだから、諸外国、なかんずく中国、韓国から「歴史認識を改めろ」などと、いわれなき攻撃を受けてにわかに反論できない。自国の歴史を侮蔑し、かつての日本人を恥多き悪人とする者は、東条英機や他の“A級戦犯”を批判していれば、自分の思考は健全だと高を括っている。本当は、いかに東京裁判がおよそ裁判の名に値しない“犯罪”であったかを大検証して、この世紀の茶番の無効を発信し、我々の側の歴史認識に確信を新たにすることが急務である。東京裁判の大罪と“A級戦犯”のまやかし、本書はこの二点を明らかにするために書かれた。《章目次》第1章 中国・韓国はA級戦犯をどう利用しているか第2章 靖国神社参拝は、日本人の宗教行事第3章 A級戦犯という“まやかし”第4章 東条は何ゆえ戦犯か第5章 満洲事変を東京裁判が扱ったのは誤り第6章 エゴの塊アメリカ第7章 戦争責任とは何か
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日本はアジアでの孤立の道を選ぶべきではない。AIIB(アジアインフラ投資銀行)への日本の不参加宣言は、もはや外交敗北ですらない。アメリカが望まない選択は、そもそも情報が上に上がらないという、霞が関の恐るべき悪習により、端から情報収集不足、検討不足、結論ありきの明らかに戦略の失敗の結果だった。北京在住のある日系金融機関代表は、これを「戦後70年にして日本の第2の敗戦」とまで言い切った。日本は、再びアジアにおける孤立の道を選択しようとしている。本書は、2015年末に迫った「AIIB」発足の経緯と背景、習近平政権の野望と日中の攻防、そしてアジアの近未来の姿を追う。《章目次》第1章 アジアが期待するAIIB第2章 ブレトンウッズ体制に挑戦した中国の挫折第3章 習近平政権とAIIB第4章 アジアの新しい現実を直視できない日本
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日本人人質が殺害された後、診察室では恐怖で心をうち震わせて涙をこぼす人が大勢いた。心を病んだ患者さんばかりではない。彼らが感じた恐怖を私も感じた。決して相手が見えないからではない。「敵」の姿は見えている。それにもかかわらず、この得体の知れない恐怖心は何なのか。 「イスラム国」の残虐さは私たちの想像を絶する。テロリストはなぜそこまで残忍になれるのか。なぜ世界中から多くの若者が「イスラム国」を目指すのか。 私たちの心に起こっていることを導きの糸に、これらの疑問に精神医学の立場から考えてみる。事件の現場は私たちの心なのだ――
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21世紀の現代を生きる私たちは今、途方もなく厳しい時代を生きている。「余剰・過剰」問題という怪物が世界を徘徊している。モノを作っても売れない。どんなに値段を下げても売れない。だから、人間が余ってしまう。従業員を「喰わせてやる」ことができない。社会は失業者予備軍で溢れている。とりわけ若者が就職できない。 実は百年前のヨーロッパで始まった、この解決不能の問題を、人類の中の最も先鋭な人たちがすでに真剣に悩み抜いていた。 ヴォルテール、ニーチェ、ケインズに導かれ、政治思想家であり、かつ金融・経済予測本のトップランナーである著者が、この難問題に挑む。
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メディアでは、何か事件が起きるたび、誰が悪かったのかと犯人探しが始まる。メディアだけではなく、社会のあちこちで「悪いのは××だ!」という声が以前にも増して聞こえてくる世の中になった。そして、誰もがその後こう付け加える----「悪いのは私じゃない」。
でも、だれもが「悪いのは私じゃない」と主張して、他を罰してばかりいたら、社会はばらばらになり崩壊してしまう。いったい、私たちはどうしたらいいのだろうか?
本書は、新型うつ病、モンスターペイシェント、アダチル、パワハラ、スピリチュアル・ブーム等々、医学・心理・社会・政治の多角的側面から、悪の原因特定に見られる、「悪いのは私じゃない」という他罰的傾向の淵源に迫る。 -
2003年に定められた健康増進法は「分煙」の配慮義務を定めているだけなのに、理不尽な「全面禁煙」へ向けてのすさまじい禁煙ファシズムが進行している。この著者の怒りを、全国の喫煙者は必ずや共有できる。 「前著『禁煙ファシズムと戦う』で私は、禁煙運動家らに、ちゃんと議論をしろ、と告げた。だが、それはもう無効である。もはや、この戦いは『仁義なき戦い』に入った。(中略)魯迅に『フェアプレイは早すぎる』という文章がある。私もまた、もはや紳士的に語っている段階ではないと考えている。だから、『口汚い』といった批判に関しては、一切反省していない。それほどに禁煙ファシズムはひどいものなのである、と言っておく」(「はじめに」より) ※本電子書籍版では、2005年9月20日に小社より刊行されたベスト新書『禁煙ファシズムと戦う』(小谷野敦 編著、斎藤貴男・栗原裕一郎 著)より、序文と第I部を巻頭に特別収録しております。【目次】<特別収録>『禁煙ファシズムと戦う』より ●序文(小谷野敦 著) ●第I部 禁煙ファシズム・闘争宣言(小谷野敦 著)<本編>『禁煙ファシズムと断固戦う!』 ●漫画・禁煙者の人権は無視されている!! ●私的・禁煙ファシズム年表 ●はじめに ●第1章 さらば東京大学――わが「禁煙ファシズム」との戦い ●第2章 禁煙ファシズム闘争記(二〇〇七年五月~十一月) ●第3章 禁煙ファシズム闘争記〈ゲリラ戦篇〉(二〇〇八~二〇〇九年) ●第4章 ブログ罵言集 ●あとがき――禁煙ファシズムとさらに戦う ●初出一覧
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福島第一原発事故後の2011年12月、政府は冷温停止状態に入ったとの発表を行いましたが、地元の住民の方々の帰宅問題やホットスポット、食べ物の汚染など問題は山積しており、私たちの不安はまだまだ解消されていません。「内部被ばくは、外部被ばくの600倍危険だ」「福島の野菜を食べてはいけない」「西へ逃げろ」……。 原発事故以来、さまざまな「専門家」たちの意見が飛び交い、かえって不安と混乱は増すばかりです。今最も必要とされるのは、正確な情報ではないでしょうか。 本書の著者は、長年にわたって放射線医としてがん患者の治療に携わってきました。被ばくと発がんリスクの問題について語るに最も相応しい人物といえます。さらに事故後、福島で行った調査や、広島・長崎、そしてチェルノブイリ原発事故のデータ分析も踏まえて導いた結論は、大きな説得力をもちます。 2011年、ロシア政府はチェルノブイリ原発事故25年目にあたり、総括報告書を発表しました。そこには住民の避難と健康被害の実態の分析がなされており、今の日本にとって示唆に富む内容です。本書に、その一部を翻訳掲載しています。 原発事故以来、私たちは日常生活においてさまざまな「選択」を迫られてきました。本書が、選択を迫られるようなときに、一人でも多くの方にとって判断材料のひとつとなることを願います。●主な内容はじめに第1章 放射線の真実第2章 発がんリスクの真実第3章 広島・長崎の真実第4章 チェルノブイリの真実 資料:2011年ロシア政府発表『チェルノブイリ・25年目の総括報告』の最終章の訳文を掲載第5章 放射線の「国際基準」とは第6章 福島のいま、そしてこれから第7章 非常時における被ばく対策第8章 「被ばくと発がん」の疑問・不安に答えるおわりに ――福島を日本一の長寿県に
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「ワルい男」「昔はワルかった」といいたがる男、この元祖はどこなのであろうか。 聖アウグスティヌスの自伝的著作『告白』は、はるかのち、18世紀のルソーの『告白』の先駆的なもので、自己の過去の行いを懺悔しつつ語るという内容であり、私小説の原型の一つともされる。この中で、ルソーもアウグスティヌスも、若い頃「女遊びをした」ということが書いてある――。 かの名作漫画「デビルマン」から、ウルトラマン、「舞姫」、ピカレスクロマンの伝統、歌舞伎界の“色悪”、果ては小林秀雄や田中康夫、村上春樹に至るまでめった斬り! 著者が違和感を覚える「ワルい男」を徹底検証。
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あなたの年金は大丈夫ですか?
本書は年金への不信と不安が渦巻く中、国に頼らず自分で自分の年金をつくるマネー術を提言します。
「公的年金」プラス「自分年金」―-老後難民にならないためにはこれしかない! 今からでも遅くないのです!
ただし自分年金作りは出来るだけ早く始めた方が勝ち。
低金利時代でも、時間とアタマを使えば大きく育ちます。
本書には自分年金をつくるノウハウが盛り込まれています。業者のセールストークに惑わされないためにも、金融商品の正確な知識と的確なアドバイスを大いに役立ててください。
<目次>
序章●自分で年金をつくるしかない
第1章●足りない年金をどう補うか?
第2章●企業年金は本当に大丈夫か?
第3章●投資信託の落とし穴とは?
第4章●年金保険で自分年金をつくる
第5章●ワンルームマンション投資で節税
第6章●自分に合う自分年金を見つける -
今日、日本と中国の双方とも、本当は仲良くしたいと思っているのに、互いに不信感を抱いている状況はあまりに不幸だ。とはいえ、歴史的に日中が歩いてきた長い歩みの中には、水と油と思われるほどの異質性の根源が見えている。 なぜ、中国では模造品や海賊版が氾濫するのか。地獄の沙汰も金次第という、中国の金銭倫理の根はどこにあるのか。日本がかつてもっていた、中国に対する崇拝の念はいつ崩れたのか。そのとき、日本は中国の何をダメだと断じたのか。反対に、戦後、中国は日本の文化や思想までも模倣しながら、その一方で、いったい日本の何をダメだと断じ、憎んでいるのか。 二千年の日中関係史から今を見る。<目次>第1章 日本と中国にとっての西洋文明第2章 東洋思想とキリスト教第3章 稲作地帯だけに普及した仏教第4章 東洋医学は科学的か第5章 満州国建国は中国への侵略か第6章 愚かだった日中戦争第7章 したたかな中国、お人好しの日本第8章 個人としての中国人と日本人第9章 もの静かな華僑
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ネットで現出した一億総評論家時代。 過激な意見に踊らされ、庶民の政治的意思はかえって実現しない。 そんなことではまたアメリカに騙されるぞ! 日本をダメにするネトウヨとネトサヨを一喝する。《目次》 プロローグ――「ネット右翼」の台頭する震災後の日本 第1章 いまさらの「歴史認識問題」に揺れる二〇一〇年代ニッポン 第2章 朝日新聞を叩きすぎて自滅するメディア 第3章 再稼働反対デモこそが脱原発の阻害要因 第4章 それは誰にとっての利益なのか(qui bono) 第5章 騙されない思考を身に着ける 第6章 政治の現場とネット言論の距離を詰める作業を あとがき――2015年体制、「1と4分の1」政党制の時代
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