『宗教、ミリタリー、社会、学問(新書、実用)』の電子書籍一覧
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さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
「老害」とは、指導的立場にある高齢者の硬直した考え方で組織の活力が失われること。
若い世代からは、自分たちのやりたいようにやりたいと言われ、自分は「上の人たち」とは違うよというフリをしながら、若者たちを説得するようにして、結果、走る方向を変えさせていく、ソフト老害です。
誰も傷つかないようにとバランスを取っているつもりだが、20代、30代からしたらそのバランスを取っている行為が、妨害行為になっています。
40代は老害なんて関係ないと思いがちですが、40代から始まっていて、それを自覚した方がいいと本当に思います。
嫌われるなら正面からちゃんと嫌われよう、嫌われることを恐れてうまくやろうと思うから、逆にソフト老害になるのです。
時代は令和に入り働き方改革も進行しつつあり、もう昭和のメンタリティでは若い方には「老害」だらけで古くてウザイ。
加齢して体が老化して行くのは仕方ないですが、気落ちや周囲との接し方については大いに考えるべし。
メンタル面で時代に遅れないよう自分を律していくべきです、必ずしも40代からソフト老害が始まり、50代から真の老害が発生するワケではありません。
後ろ指を指され煙たい存在とならないよう、嫌われ者の烙印を押され世代間ギャップで悩まぬように・・・。
【著者紹介】
松田天地(マツダテンチ)
還暦で定年を迎え嘱託人生謳歌中
地方の中小製造業で営業職38年、販売、広報、採用、事務等広くあらゆる業務内容を経験。
転職1回、中間管理職止まり。平凡で普通のサラリーマンだったので中間層までの気持ちは良く分かります。 -
2015年1月7日、フランスの新聞社をテロリストが襲撃し、編集長や風刺画家ら12名が殺害されるという一連のテロ事件がおきました。このシャルリー・エブド事件のインパクトは、世界中の人々に表現の自由とは何かを改めて考えさせることとなりました。
本書はこの出来事を受け止めたフランスの著名作家が、娘との対話の形をとりながら、テロリズムとは何か、テロリストとは誰か、テロの恐怖とそれを乗り越えるにはどうしたらよいのかをめぐって、真剣に思索を深めていきます。
本書では、ライシテ(政教分離)などとの関連でテロの問題が論じられますが、話はフランス国内に限らず、世界中で拡大するイスラム原理主義にもとづくテロ全般に及びます。
国際社会においてテロが終息する気配は一向に見えておりませんが、ウクライナ情勢でむき出しになった国家の暴力や、日本における安倍元首相襲撃事件とその後の政教分離の政治問題化など、いまの社会の動向を考えるうえでも有益な知見を提供してくれます。
テロリズムはなぜ起きるのか? と疑問に思ったらまず読んでいただきたい一冊です。 -
ネット上の差別や駅前で散見されるヘイト街宣を、「たかが言葉」と放置すれば、いずれそれは必ず身体的な暴力へとつながる。「地獄の具現化」に歯止めをかけるための鋭い警告の書。――日本語版特別寄稿・安田菜津紀氏
■本書の内容
本書は、ユダヤ人の女性ライターが素性を偽り、オンライン上の過激派コミュニティに潜入した渾身のルポルタージュである。著者は、様々なルートから「白人至上主義」の内実を暴き出す。
〈テレグラム〉で90以上の極右グループを監視した際には、反ユダヤ主義的なミームや人種差別的な中傷、暴力的な文書や動画が日常的に交換される様を目の当たりにした。
白人至上主義の男女を結びつけるサイト〈ホワイトデート〉には、白人の子を産みたい金髪の女性狩猟家として登録し、民族浄化を願う気持ちとミソジニーに支えられた熱烈な「ラブレター」をいくつも受け取った。
孤独なインセルとして〈レディット〉の掲示板や〈ディスコ―ド〉の非公開型チャットに潜伏した際には、ミソジニーが白人至上主義思想へと発展していく様を確認した。
右派のユーチューバーが集う「マインズIRL」では、イベント会場のカジノから「追い出された」。100万人近い登録者をもつ過激なユーチューバー(14歳の少女!)と対峙した際には「純度の高い硫酸」のような言葉を投げつけられた。
ウクライナでテロリストの「マニフェスト」を広める役割を果たしていた男性とは、チャットで恋人関係を演じることで身元を特定し、国際調査集団「ベリングキャット」のメンバーに情報提供した。
このような「潜入」を通じて本書は、民主主義の「建前」が崩壊した現代アメリカにおいて、オンライン上で育まれた反ユダヤ主義、レイシズム、ミソジニーなどが、いかにメインストリームを侵食しつつあるかに警鐘を鳴らす。同時に、私たちがそれに反撃するための方法を伝える。
日本人にとっても、他人事ではない一冊。
■本国での反響
★『タイム』2020年の必読書100選
★『カーカス・レビュー』2020年ベスト・ノンフィクション
★『ニューヨーク・タイムズ』『フィナンシャル・タイムズ』などでも紹介 -
細分化されたアイデンティティ集団の近視眼的政治利用がリベラルの包容力を自壊させ、あまりに理想的に設定されたリベラルな価値からこぼれ落ちる生身の人々の憤りがポピュリズムを肥大化させる。グローバリズムとアルゴリズムの波は、個人の自律のみならず国家の自律をも脅かす。AI時代において国家と個人の自律を貫く具体策とは? ナショナル・アイデンティティによる包摂、そして「人の支配」から「法の支配」への脱却を斬新に提言する、気鋭の法律家によるリベラル再生に向けた挑戦状。
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「世界最先端の地」シリコンバレーでは、日々Googleの自動運転車が涼しい顔をして公道を走っている。いま、日本が誇る自動車産業は、その誕生以来最大の危機を迎えている─。 【WedgeセレクションNo.56】目次■PART1米IT企業が先行する「自動運転」開発 壊れだした自動車業界のパワーバランス 文・川端由美・Wedge編集部■PART2自動車メーカーは置き去り Googleが目指す完全自動運転 文・自動車業界関係者■PART3欧米自動車メーカーが続々参入 なぜいまカーシェアなのか?文・宮田拓弥※この電子書籍は、月刊『Wedge』2016年6月号に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
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イスラームへの無理解と差別に根ざした欧米社会における軋轢。混迷を深める中東情勢。「文明の衝突」への憂慮から、これまで諸宗教や世俗主義者間の対話が様々な所で行なわれてきたが、現状を見る限り「対話」は残念ながら現実の紛争を止める力にはなりえなかった。イスラームと欧米の原理は、もはや「お互いを理解し合い、共約することは不可能である」という前提に立ち、これ以上の犠牲を避け、共存をめざすために「講和」を考える段階に来ているのではないか。中東研究の第一人者とイスラーム学者が、イスラーム法をふまえ、その理路と道筋を世界に先駆けて語り合う。【目次】はじめに 「文明の衝突」を超えるために 内藤正典/序章 世俗主義とイスラームの衝突/第一章 難民/第二章 新覇権主義時代の到来/第三章 講和という方法/第四章 日本がイスラーム世界と向き合うために/補遺 イスラーム法の講和規定について 中田 考/おわりに 西欧の「普遍理念」という偶像の時代の終焉 中田 考
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混迷を極める中東に突如現れたイスラム国。捕虜の殺害や少数民族への迫害が欧米経由で厳しい批判と共に報じられているが、その過激な行動の裏にある歴史と論理は何か? また、本書はイスラムそのものに対するメディアの偏見と、第一次世界大戦時に確立された欧米による中東秩序の限界を指摘。そして、集団的自衛権の行使容認で中東に自衛隊が派遣される可能性が高まる中、日本が今後イスラム世界と衝突することなく、共存するために何が必要なのかを示す。【目次】はじめに/序章 中東で起きていること/第一章 16億人のムスリムを見方にするか、敵に回すか/第二章 まちがいだらけのイスラム報道/第三章 イスラム世界の堕落とイスラム国の衝撃/第四章 日本人にとってのイスラム/おわりに 戦争は人の心の中で生まれる/あとがき
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