『社会、哲学、ベストセラーズ(実用、新書)』の電子書籍一覧
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来る2020年11月25日は、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地に乱入し割腹自殺を遂げてから50周年を迎える。これまで作家適菜収氏が三島由紀夫を研究し、三島の言葉の意味するところを「三島の予言」として世に問う一冊。三島は自決の4カ月前に語っている。「このまま行ったら日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るであろう」、そして「人間というのは豚になる傾向もっている」と。そんな国家や社会や人までもが道徳や倫理観を失い、信用さえできなくなった時代に、日本人はどこへ行こうとしているのか? われわれは今後どんな価値観を取り戻して、堂々と生きるべきなのか? 三島が予言した言葉とその意味を探った適菜収の三島由紀夫本の集大成であり、現代日本の病を克服する処方箋に満ちた書。
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◆◆◆電子書籍は5月14日(木)より先行配信中、紙書籍は6月26日(金)発売予定◆◆◆
賃金・消費・出生数を最も減らした“亡国の政党”の最期と日本の未来を問う
2012年第二次安倍政権発足時の目標は「デフレ脱却」でしたが実現されないまま今日に至り、国民の不満は日に日に高まっています。そしてこの20年間の間に、日本の賃金・消費・出生数はかつてないほどに減少しています。
賃金は第二次安倍政権発足時以降だけで、4.4%も下落。また二度の消費増税により、消費は駆け込み消費と大幅な下落の繰り返しを記録。出生数も著しく減少し続け、2019年には対前年比で約‐6%を記録しています。
この間、主に与党として国政を牽引してきた自民党は、2017年に森友学園問題、2019年に桜を見る会の問題で追及を受け、政権支持率は徐々に下落。そして今年2月にはコロナ危機が発生し、ダイヤモンド・プリンセス号への初動対応の遅れ、PCR検査の少ない実施数などを理由に、海外から批判が集中しています。さらに検事長定年延長問題では、恣意的な立法により反対意見が集まっており、国民からの信頼は失われつつあります。
本書では、1955年の自由民主党誕生からの変遷を追い、自民党が本来あるべき民主政治からかけ離れていった歴史的経緯と、機能不全に陥っている背景を解説。同時に、連帯や相互扶助の精神を忘れつつある日本人の意識にも触れ、本来あるべき民主制の姿について一考を投じます。
かつて高度経済成長を牽引し戦後の日本をリードしてきた政党と、日本の民主制の未来を問う一冊です。
<目次>
第1章 亡国の政党
-一つ目の衝撃
-二つ目の衝撃
-55年体制
-迫りくるグローバリズム
-最悪の政府三冠王
-安倍総理の器
第2章 個人の権利
-ロビンソン・クルーソーの権利
-FREEDOMとLIBERTY
-権利と自由
-万人の万人に対する闘争
-国家と戦争
-人権と抵抗権、革命権、自然権
第3 章 民主制の成立
-生存の共同体
-安全保障の共同体
-統治における三つの利益
-民主制という政治形態
-民主制の弱点
第4章 民主制と国家
-民主制とナショナリズム
-ブレグジット
-連合王国とスコットランド
-独裁制と民主制
-国家の喪失
第5章 自民党の消滅
-文明のマトリクス
-日本の建国
-記憶喪失の民
-権威と権力
-天皇と民主制
-五十五年体制の崩壊
-財政とナショナリズム
-自民党の消滅
おわりに -
2019年7月の参議院議員選挙において、一人の新人参議院議員と一つの新たな国政政党が誕生した。
立花孝志議員(当時: 51)と、NHKから国民を守る党である。
立花とN国党の選挙戦略は今までの政治の常識からかい離しており、
支持者以外の一般市民やメディアに大きな衝撃を与えた。
本書では、無視できない大きさになったN国党について、
なぜN国党がここまで伸び、国会で議席を獲得するまでに至ったのかについて正しい知識を提供し、
ユーチューブというテクノロジーを利用して日本の民主主義が生み出したN国党という現象に対してどう対抗していくか、
そして今後出てくるであろうN国党的政治から、どのように自由主義・民主主義を守っていくのかについて、
同じユーチューバーである「えらいてんちょう」氏が分析して示していく。
はじめに 自由主義・民主主義を守るために
第一章 立花孝志の正体とN国党の誕生
第二章 ユーチューブと立花孝志
第三章 N国党を他のカルト団体と比較する
第四章 N国等党は今後どうなっていくのか
第五章 N国党のロジックを党員が激白
終わりに 知性と良心を取り戻すために -
◆中東のハーバード! ?といわれるエジプトの名門カイロ大学! ?
◆小池百合子が卒業していたことで注目を浴びた大学はあのサダム・フセインから、アラファト議長をはじめガリ国連事務総長、
ノーベル文学賞受賞者からアルカイダ指導者まで多種多様な人材を輩出した特殊な大学であった。
◆かつてカイロ大学に通っていた著者が現在のキャンパスを丹念に調査し、その歴史までもひもとく入魂のノンフィクション!
◆中東の近現代史にきわめて重要な存在感を出す、カイロ大学はエジプトという政治大国における首都大学という位置づけだけでなく、
特異な建学の精神、過激な学生運動から、もたらされる文化・伝統にあった! ?
◆学生生活からエジプト革命まで謎のベールが今明かされる
■“闘争”と“混乱”が生み出す世界最強のカイロ大学
筆者がカイロ大学のオリエンテーションを受けたとき、担当者からいわれた最初の言葉は「混乱の世界へようこそ! 」です。
実際、カイロ大学のキャンパスで実体験した混乱の根は想像以上に深いものでした。
そんな混乱を経験済みのカイロ大学出身者の共通点は、乱世に強いことです。
(中略)カイロ大学は世界に混乱をもたらす人物と平和を求める出身者が混在しているのが特徴です。
どちらの側につくにしても、両者の間では死ぬか生きるかの思想闘争が繰り返されています。
混乱と闘争という学風を持つカイロ大学が彼らの人生に、学びの園という領域を越えた影響を与えているというのが本書の主題です。(本文より)
◆本書の内容
■第1章 カイロ流交渉術の極意
■第2章 世界最強の大学―カイロ大学
■第3章 カイロ大学―混乱と闘争の源流
■第4章 カイロ大建学者思想の申し子たち
―――ターハ、バンナ、ナセル、クトゥブ
■第5章 カイロ大学―政治闘争と思想輸出の前線基地
■第6章 カイロ大学留学のススメ
■第7章 カイロ大学留学体験記 -
『永遠の0』の宮部久蔵、『海賊とよばれた男』の国岡鐡造に込められた国を想う気持ちとは!?
大東亜戦争から戦後の自虐史観、そして現在の嫌中嫌韓問題まで、日本人の国への想いがどう変遷してきたのか。
そして今後どうなっていくのか。
ベストセラー作家百田尚樹と国民的ジャーナリスト田原総一朗が正面から大胆に論じていく。
・『永遠の0』は右翼にも左翼にも叩かれる
・大東亜戦争に正義はあったか
・日本人にとっての天皇という存在自虐史観はなぜ蔓延したのか
・慰安婦像にみるお粗末な日本の情報戦略
・朝日新聞は「反日」なのか「無能」なだけか -
21世紀の現代を生きる私たちは今、途方もなく厳しい時代を生きている。「余剰・過剰」問題という怪物が世界を徘徊している。モノを作っても売れない。どんなに値段を下げても売れない。だから、人間が余ってしまう。従業員を「喰わせてやる」ことができない。社会は失業者予備軍で溢れている。とりわけ若者が就職できない。 実は百年前のヨーロッパで始まった、この解決不能の問題を、人類の中の最も先鋭な人たちがすでに真剣に悩み抜いていた。 ヴォルテール、ニーチェ、ケインズに導かれ、政治思想家であり、かつ金融・経済予測本のトップランナーである著者が、この難問題に挑む。
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