『社会、ベスト新書、太田尚樹(新書)』の電子書籍一覧
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東京裁判は犯罪である我々日本人は、戦後70年たった今でも、“A級戦犯”という屈辱的な文言と思考から脱却できない。我々自身がこうだから、諸外国、なかんずく中国、韓国から「歴史認識を改めろ」などと、いわれなき攻撃を受けてにわかに反論できない。自国の歴史を侮蔑し、かつての日本人を恥多き悪人とする者は、東条英機や他の“A級戦犯”を批判していれば、自分の思考は健全だと高を括っている。本当は、いかに東京裁判がおよそ裁判の名に値しない“犯罪”であったかを大検証して、この世紀の茶番の無効を発信し、我々の側の歴史認識に確信を新たにすることが急務である。東京裁判の大罪と“A級戦犯”のまやかし、本書はこの二点を明らかにするために書かれた。《章目次》第1章 中国・韓国はA級戦犯をどう利用しているか第2章 靖国神社参拝は、日本人の宗教行事第3章 A級戦犯という“まやかし”第4章 東条は何ゆえ戦犯か第5章 満洲事変を東京裁判が扱ったのは誤り第6章 エゴの塊アメリカ第7章 戦争責任とは何か
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今日、日本と中国の双方とも、本当は仲良くしたいと思っているのに、互いに不信感を抱いている状況はあまりに不幸だ。とはいえ、歴史的に日中が歩いてきた長い歩みの中には、水と油と思われるほどの異質性の根源が見えている。 なぜ、中国では模造品や海賊版が氾濫するのか。地獄の沙汰も金次第という、中国の金銭倫理の根はどこにあるのか。日本がかつてもっていた、中国に対する崇拝の念はいつ崩れたのか。そのとき、日本は中国の何をダメだと断じたのか。反対に、戦後、中国は日本の文化や思想までも模倣しながら、その一方で、いったい日本の何をダメだと断じ、憎んでいるのか。 二千年の日中関係史から今を見る。<目次>第1章 日本と中国にとっての西洋文明第2章 東洋思想とキリスト教第3章 稲作地帯だけに普及した仏教第4章 東洋医学は科学的か第5章 満州国建国は中国への侵略か第6章 愚かだった日中戦争第7章 したたかな中国、お人好しの日本第8章 個人としての中国人と日本人第9章 もの静かな華僑
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