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『社会、イースト・プレス(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全134件

  • なぜ、悲劇は繰り返されるのか?

    なぜ、誰も命を救えなかったのか?



    実際に児童相談所で働いたジャーナリストが

    内側から見た、児童虐待 vs. 公的機関のリアルと、

    虐待する親、される子どもの「脳」の特性とは?





    【本文・「はじめに」より】

    私は実際に現場を体験するために、児童相談所で働き、一時保護や家庭復帰のための面談などの仕事を目の当たりにしてきた。

    そこで虐待問題の根深さを、あらためて思い知ったのである。

    しかし、日本は相変わらず児童虐待防止の後進国といわざるをえない。

    大手芸能事務所の創業者による未成年者への性的虐待がおよそ50年にわたって繰り返されてきたことが、

    いまになって問題になっている。

    これまで『週刊文春』が疑惑に対して何度も報道してきたが、この事実を日本のメディアのほとんどは無視し、

    創業者が生きているときに刑事訴追できなかった事件だ。忖度を続けてきた関係者の責任や若者への影響はあまりにも大きい。

    昨今のニュース報道で「虐待」の2文字を目の当たりにすることが多くなっていることに気づかない人はいないだろう。

    密室の行動であるため、見えないところで確実に子どもへの虐待は増えているのは間違いない。



    虐待の事件の報道は連日のようにされているにもかかわらず、

    その事件のみに焦点が当たってしまい、

    残念ながら虐待による子どもの脳への悪影響を報道している番組をほとんど見たことがない。

    昨今、保護者が行う虐待だけではなく、近親者、仕事関係者からの性的虐待も問題になっている。

    長年にわたって未成年者に性的虐待が繰り返され、

    それがトラウマとなり、いまだに苦しんでいる人が多数いるのは報道にもあるとおりだ。

    コロナ禍後の生活様式の変化によって子どもをとりまく環境も大きく変わりつつある。

    子育て最中の保護者はもちろん、子育ては終わったが、

    地域社会ではまだ子どもと接する機会がある人も、ぜひ本書で子どもをとりまく虐待の現状を知ってほしいと思う。





    【目次】
    はじめに

    第1章 虐待が起こりやすい家庭

    第2章 目黒女児虐待事件

    第3章 野田小4女児虐待事件

    第4章 札幌2歳女児衰弱死事件

    第5章 富田林女児置き去り死亡事件

    第6章 公的機関は何ができるのか

    第7章 内側から見た児童相談所のリアル

    第8章 虐待する親、虐待される子どもの脳

    第9章 発達障害と虐待

    おわりに
  • こうして彼ら(メディア)は屈服した!



    マスコミはスターを抱える芸能事務所に支配され、恫喝と忖度で口を閉ざし、

    結果、権力者による所属タレントへの性加害を長期にわたり放置した。

    過去の報道を徹底調査、その罪深き共謀の構図を解き明かす!

    【目次】
    序章 彼らは知っていた

    第一章 1965年の性加害裁判

    第二章 フォーリーブス解散と北公次の失墜

    第三章 郷ひろみと豊川誕の辛酸

    第四章 たのきん全盛期の暴政

    第五章 「光GENJIへ」と暴露本ブーム

    第六章 SMAPと不祥事の連鎖

    第七章 「週刊文春」裁判のすべて

    第八章 「ジャニーズ」礼賛への疑問

    終章 日本人が「ジャニーズ」を愛した理由
  • 性 (エロ) の「現在」がこの一冊でわかる!



    人間の性が根底から変わりつつある中で、アダルドメディアは、ITやAIの進歩によって驚くべきレベルに達している。しかし合法、グレーゾーン、違法さまざまで、全体像を把握するものは誰一人としていない。それならばと立ち上がったアダルトメディア総研の面々が、漫画、ゲーム・アニメ、AV、女性向け、小説、音声、AI、アダルト規制などの観点から、性の大変動をレポートする



    --------------------------------

    ・同人AV市場は、もはや通常のAV市場を上回る規模に

    ・写真集もイラスト集もAIが市場を占拠。

    ・「電子オリジナル同人」こそ、あらゆるエロの中心地。

    ・アダルトVR 2人のメタバース(フルCG)女優デビューの衝撃!

    ・「女性向け」を探って初めて見える「男性向けの本質」

    ・FANZAの3割は女性ユーザー!

    ・海外は無修正だが「少年ジャンプ」レベルでも18禁に。

    ・海外アダルトコミック「HENTAI」は世界の共通語!

    ・パトロンサイトは現代の闇市か?

    ・ありとあらゆるジャンルで、インディーズと商業という境目が崩壊!

    (本書より)

    --------------------------------

    【目次】
    目次

    巻頭言 今、我々はアダルトメディアの大変動期に立ち会っている!

    第1章 漫画

    第2章 ゲーム・アニメ

    第3章 実写動画

    中間言 「女性向け」を探って初めて見える「男性向けの本質」

    第4章 小説

    第5章 音声

    第6章 AI

    第7章 アダルト規制

    第8章 その他の印刷物

    第9章 その他のアダルト

    巻末言 AIと規制の時代
  • 男は何故、61年も服役しなければならなかったのか。
    更生と刑罰をめぐる、密着ドキュメンタリー。

    令和元年秋、1人の無期懲役囚が熊本刑務所から仮釈放された。
    「日本最長」61年間の服役期間を経て出所したのは、80代のやせ細った男。
    出所後も刑務所での振る舞いが体に染みつき、離れないでいた。
    男はかつてどんな罪を犯し、その罪にどう向き合ってきたのか?

    一地方放送局の記者2人とディレクター1人の取材班は、男に密着取材を行った。
    更生の物語を期待し、取材を進めるものの、一向に態度が変わらない男。
    それでも彼らは、この謎めいた男がなぜ服役し、どう罪と向き合ったのか
    伝えることをあきらめなかった。
    取材班が一丸となって、各々の巧みな取材手法を使い分け、番組制作を進めていった。

    度々の全国放送が見送られつつも、
    いよいよ放送前日となったある日、取材班に衝撃的な連絡が入った。
    その時、彼らがとった行動とは――

    「更生」とは。「贖罪」とは。そして「報道」とは。
    3年にわたる取材の全記録。

    【目次】
    【目次】
    はじめに
    第1章 その男との出会い
    第2章 偶然か、必然か 取材班結成秘話
    第3章 プリゾニゼーションの現実
    第4章 裁判記録、その入手までの長い道のり
    第5章 日本一長く服役した男“誕生”の秘密
    第6章 彼は「ありがとう」と唱え続けた
    第7章 刑務官たちの告白 無期懲役囚と社会復帰の理想
    第8章 遺族はいま 母との思い出を辿って
    第9章 もう一度、問いかけることができたなら
    終章 〈鏡〉としての日本一長く服役した男
    おわりに
    注・参考文献
  • キミを「政治的存在」にするために、この本は生まれた。
    早稲田大学の政治入門講義を書籍化。

    イデオロギーと聞くと、なんか嫌悪感が湧いてくる――? 「1票」なんて、無意味だ、ただのゴミ――。世界最高レベルの授業料で大卒資格を買い、労働という苦痛に「やりがい」という神秘的感覚を見出し生きる、キミたちへ。佐久間裕美子氏、竹田ダニエル氏、推薦!
  • ・なぜ、日本型組織は「時代遅れ」になったのか?
    ・なぜ、ビジネスパーソンに「自己啓発」が求められるのか?
    ・「イノベーション」は労苦を軽減するのか?

    古今東西の歴史知識を収集する著者が、
    いちビジネスパーソン(労働者)の視点で
    働き方の歴史を読み解きます。

    【目次】
    第1章 働き方の世界史:労働者たちの歩み
     勤勉な労働者の誕生
     搾取と戦う労働者
     「労働者のための国家」の失敗
     市場価値を求められる労働者
    第2章 労働時間:「1日8時間労働」はどう普及したか
     日本の労働時間はなぜ長い?
     「労働時間」の概念が生まれるまで
     長時間労働という搾取
     労働時間の短縮を目指して
    第3章 生産性:イノベーションは労苦を軽減するのか
     人間が働かなくていい時代はやってくるのか
     農業革命がもたらしたもの
     産業革命がもたらしたもの
     情報革命への期待と絶望
     「働き方革命」は私たちの生活を良くしたのか
    第4章 やりがい:人類はどう働かされてきたのか
     「働きたくない!」という思い
     人を働かせる方法
     労働から幸福を得ることはできるのか
  • 西側の「色めがね」を外して現実を見よ!
    ここまで現実がよくわかる世界情勢の本は誰にもかけない。
    プーチンの言い分が聞こえてくる恐ろしい本だ。
     ―橋爪大三郎(東京工業大学名誉教授・社会学者)

    「現世の話」「世俗社会」の常識は、ロシアに全く当てはまらない─。

    ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、注目される世界情勢。

    政治、軍事、経済、地理といった様々なレイヤーが複雑に絡み合う現実を、一般に考えられる要因だけでなく、文明・宗教を含めた多層的な観点で理解しよう、というのが本書の目的です。

    西欧型の「植民地帝国」や「国民国家」を主とする従来の地政学ではなく、「宗教を基盤とする文明の中核を為す帝国」を主とする、「宗教地政学の視座」でロシア・ウクライナ情勢、世界変動の分析を試みる一冊!

    【目次】
    序章 宗教地政学から読み解くロシア原論
    第一章 ロシアとはいったいどんな国なのか
    第二章 ロシア正教会とは
    第三章 宗教から見たロシアのウクライナ侵攻
    第四章 世界はどのように変化するか
    終章 ロシアとトルコの500年の戦いから見たロシアのウクライナ侵攻
  • 日本最年長お天気キャスター・森田さんが気象業界の50年余りと人生を語る

    気象観測データや数値予報資料を解析し、気象予報を行う気象予報士。お天気キャスターを目指して資格を取得する人も増加しています。天気予報は毎日の生活だけではなく、農林水産業、交通機関、流通・小売業、イベント・旅行産業など多くの産業にも重要な情報です。本書では、気象業界や気象予報士の歴史や仕事内容を一望し、特殊な資格ならではのエピソードや魅力を紹介。また、気象予報士を目指す人たちへ向けて、適正や心構え、勉強法などについても解説します。


    【目次】
    ■はじめに

    ■1章 幼少期から日本気象協会を独立するまで
    甚大な被害を出した伊勢湾台風
    プラネタリウムに憧れ、さまざまなアルバイトを経験
    日本気象協会東海本部の職員になる
    名古屋から東京へ
    前代未聞の「3回連続穴あけ」事故を引き起こす
    解説はわかりやすく、やさしく、自分の言葉で
    生放送でアンパンをガブリ
    倉嶋厚さんに憧れて
    「今を語る天気予報」へ方向転換
    天気予報のニーズは人それぞれ
    独立のきっかけは湾岸戦争
    洗濯指数と野村監督

    ■2章 気象予報士制度ができてから
    会社設立と同時期に気象予報士制度ができる
    夕刊紙の見出しに「森田さん落ちる!」
    「あしたはあした」の意味
    お天気キャスター養成所「森田塾」
    気象予報士とお天気キャスターの違い
    リアルタイムの解説が重要
    「伊豆七島夕日生中継」でハプニング
    死ぬかと思った「富士山頂生中継」
    「日食病」を罹って12年

    ■3章 気象予報の歴史と発展
    天気図、気象予報の始まりと歴史
    気象観測がすべてのきほん
    数値予報の誕生
    天気予報における三種の神器
    世界気象機関(WMO)
    「気象業務法」と「気象予報士制度」
    気象予報士の仕事と予報業務許可事業者とは
    気象予報を行っている機関
    気象予報士の勤務体制

    ■4章 気象予報士になるには
    受験資格と試験内容
    勉強の取り組み方
    どうやって、どこで学ぶ?
    学科試験と実技試験の勉強のポイント
    参考書のステップ
    理科嫌いの克服術
    時間がない人の克服術
    資格を取ってから

    ■5章 これからの気象予報士
    気象予報士の適性
    動物季節観測の廃止から発展継続へ向けて
    「本物」を知る魅力を教えてくれた島バナナ
    もし、天気予報がなかったら?
    気象学は曖昧な学問
    気象産業の課題、増える予報の種類

    ■おわりに
  • これからの編集。これからの生活。
    本なんて誰でもつくれる。だから、めちゃくちゃおもしろい。
    本書では、著者がさまざまな人たちから教わった実践的な本づくりのノウハウをお伝えします。

    【本書でお話を伺ったゲスト編集者の皆さん】
    大塚啓志郎さん『リュウジ式悪魔のレシピ』(リュウジ・著)担当
    柿内芳文さん『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉・著)担当
    金井弓子さん『わけあって絶滅しました。』(丸山貴史・著、今泉忠明・監修)担当
    草下シンヤさん『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(國友公司・著)担当
    篠田里香さん 新しい出版社「生きのびるブックス」立ち上げ
    篠原一朗さん『はじめての』(島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都・著)担当
    谷綾子さん『一日がしあわせになる朝ごはん』(小田真規子・料理 大野正人・文)担当

    【目次】
    はじめに
    0 ストレッチ(準備運動)
    1 さて、どんな本をつくろうか
    2 企画を立てる
    3 著者と会う
    4 構成を決める
    5 原稿の完成
    6 お金の計算
    7 本をデザインする
    8 ラストスパート
    9 つくった本を育てる
    10 ストレッチ(整理体操)
    おわりに
  • 地政学は、日本以外ではオワコン? 今日からあなたが「グローバル・スタンダード」だ!

    国際社会での緊張が急速に高まっており、近い将来、「日本も戦争に巻き込まれてしまうのではないか……?」と不安に思っている方もいるでしょう。世界は、これから、どうなっていくのか。そのような疑問に答えを出すことができるのが、「国際関係論」なのです。本書を読み終わる頃には、読者のみなさんが自分たち自身で国際情勢を分析できるようになっています。

    ●国際関係論は、日本では、あまり知られていません。あるいは、誤った形で教えられていることが多いです。本書は、グローバル・スタンダードな国際関係論を、誰もが分かりやすく学ぶための入門書です。
    ●みなさんのなかには、「地政学」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。地政学は、国家の行動や他国との関係性を、地理的な条件のみで理解しようとする考え方です。誤解を恐れずに申しますと、はっきり言って、地政学は日本以外の国では完全にオワコン(終わったコンテンツ)になっています。現在、グローバル・スタンダードな学問としての地位を確立しているのは、間違いなく国際関係論です。
    ●国家という存在は、軍事力や経済力を増大したり、他の国家と仲良くしたり、あるいは対立したりと、さまざまな動きをします。予想するなんて不可能だと思う方が、ほとんどでしょう。しかし、何百年、あるいは何千年にもおよぶ、人類の歴史を調べてみると、国家の動きには、ある一定のパターンが、あることが分かります。
    ●本書は、まず、古代ギリシア時代から現代に至るまで、国家が、同じようなパターンで動いているというのを確認するところからはじまります。そのような歴史の見方を示している書物は、日本では、他に存在しません。読者にとっては、まったく新しい考え方だといます。

    本書を通じて、多くの方が、グローバル・スタンダードな国際関係論の知識を身につけてくださることを心より願っています。

    【目次】
    第1章 国際社会のなかで、くり返し起きる現象とは何か?
     第1節 紀元前5世紀のギリシア世界
     第2節 国際戦争のはじまりとバランス・オブ・パワー
     第3節 フランス革命とナポレオン戦争
     第4節 ドイツ帝国の樹立と第一次世界大戦の勃発
     第5節 危機の20年と現在の世界

    第2章 世界の動きが手に取るように分かる! 5つの理論
     第1節 バランス・オブ・パワー理論
     第2節 核抑止の理論
     第3節 デモクラティック・ピース論
     第4節 相互依存論
     第5節 国際レジーム論

    第3章 5つの理論を使って、世界の「今」と「未来」を分析する
     第1節 中国のパワー増大 日本、台湾はどうなる?
     第2節 北朝鮮が核実験やミサイル実験をくり返す理由
     第3節 日韓関係悪化の原因を解明する
     第4節 アフガニスタンで、何が起こったのか
     第5節 ロシアによるウクライナ侵攻は予測できた
  • 国家の行く末を左右するのは「税金」だった!
    本書では、「海賊税」「農民税」などの歴史を大きく動かした税金から、現代日本の「ワンルームマンション税」まで、70の「ヤバい税金」を解説します。

    【目次】
    第1章 歴史を変えた「ヤバい税金」~フランス革命も独立戦争も「税金」のせい!?~
    第2章 世界は「ヤバい税金」であふれている ~乳房税・子ども税・独身税!?~
    第3章 日本にもあった「ヤバい税金」 ~税率300%の「遊興飲食税」とは!?~
    第4章 一見ヤバいけど、実は合理的な税金 ~古代ローマの脱税密告制度とは!?~
    第5章 皆が知らない「ヤバい税金」事情 ~犯罪の収益にも所得税がかかる!?~
  • シリーズ2冊
    1,760(税込)
    著者:
    河村一男
    レーベル: ――

    1985年、日本航空123便墜落。
    群馬県警の事故対策本部長として、捜索の陣頭指揮を執った現場最高指揮官が20年目にしてついに沈黙を破る。
    「日航機の墜落現場は御巣鷹山ではない」
    少ない機材、あいまいな情報に振り回されつつも全力で捜索に当たった墜落当日、翌日のすべてが明らかに。

    ■河村一男(かわむら・かずお)
    1931年、山口県生まれ。熊本陸軍幼年学校在学中に終戦を迎え、復学した旧制徳山中学を中退。1952年、山口県巡査。1957年、警察上級試験に合格。翌春、警察庁に入庁。1984年、群馬県警察本部長に就任。1987年、中国管区警察局長、退官。1985年に発生した日航機墜落事故では県警本部長として事故対策本部長を務め、捜索・捜査の総指揮を執った。2006年逝去。
  • 困ったときに助けてくれるのは、社会ではない。お金でもない。

    新型コロナへの杜撰な対応、強行される五輪。それを責めるだけの民度の低い国民。
    本書は、愛国者である著者が日本を憎むようになった話と、そんな社会でどう生きればいいのかを考える「希望の書」である。
    幸せになるための答えを、私たちはすでに知っている。

    【著者メッセージ】
    あなたが本質的に持っている優しさは、私が持っているそれとは違うかもしれない。
    その、あなたなりの優しさを与え続けていたらいいのだ。

    【目次】
    ●第一章 行き詰まる、国
    苦しむ国民にお金を渡したくない国
    人の夢に優劣を付ける国
    バカな方策で国民を犠牲にする国
    世界でいちばん税金の高い国
    人と人とが愛し合えなくなる国
    「美徳」で自殺を増やす国

    ●第二章 絶望的な、日本の民度
    子供にキラキラネームを付ける人たち
    新型コロナ禍に感染対策をしない人たち
    陰謀論を信じ込む人たち
    「自分のせい」を認めない人たち
    病んでいる人たち
    お金の話かしない人たち
    歴史を学ばない人たち
    権力者に洗脳される人たち
    女性を苦しめる女性たち
    一方的な見方しかしない人たち

    ●第三章 あなたたちは、幸せになれる
    あなたたちはまだ若い
    日本と日本人の良いところ
    危機管理能力を持て
    「何を求めるのか」を明確にする
    お金と愛を手に入れることが成功
    私は勝ったのだ
    強くなろうと決めた
    こっそり頑張れば、夢は叶う
    人のために生きる人に学ぶ
    凡庸な連中の仲間入りをしないでほしい
    あなたなりの優しさを与えればいい
  • 1,650(税込)
    著者:
    熊代亨
    レーベル: ――

    「自分」に満足できないのは、なぜ?
    〈承認欲求〉〈所属欲求〉〈SNS〉〈学校・会社〉〈恋愛・結婚〉〈地方・東京〉〈親子関係〉〈老い〉
    アイデンティティに悩める私たちの人生、その傾向と対策。

    「何者かになりたい」
    多くの人々がこの欲望を抱え、それになれたり、なれなかったりしている。
    そして、モラトリアムの長期化に伴い、この問題は高齢化し、社会の様々な面に根を張るようになった。
    私たちにつきまとう「何者問題」と、どうすればうまく付き合えるのか。
    人と社会を見つめ続ける精神科医が読み解く。


    【目次】
    はじめに
    第1章 承認されると「何者か」になれる?
    第2章 つながりが「何者か」にしてくれる?
    第3章 アイデンティティと何者問題
    第4章 恋愛・結婚と何者問題
    第5章 子ども時代の何者問題
    第6章 大人になってからの何者問題
    補論 何者問題への処方箋
    おわりに
  • 『ロッキング・オン』創刊、内田裕也マネージャー、ブルーハーツ・尾崎豊・浜田省吾を反核フェスにブッキング、フジロック「アトミック・カフェ」主催、「さようなら原発」10万人集会の運営。

    「音楽と政治の融合」を通じて語られる新たなる音楽史。

    「市民運動と音楽ファンがクロスする新しい動きを作った中心が大久保さんだった」──津田大介(「アトミック・カフェ」司会)

    「古い友人で尊敬できる人間。俺は大久保みたいにはできないもん」──日高正博(フジロック・フェスティバル主催)


    アトミック・カフェのデモでは、ブルーハーツが先頭に立ってアコースティック・ギターを弾きながら歌ったりもしていたし、まさにサウンドデモの走りだった。それはSEALDsや反原連とかの運動にも繋がっている、と僕は思ってるんだけどね。
    (本文より)

    【目次】
    音楽と政治の平和なシナジーを目指して
    第1章 音楽とフェスに社会的メッセージを
     特別対談 津田大介┼大久保青志 芸術を怖がっているのは誰なのか?
    第2章 デモと政治をフェス化する
    第3章 フェス・デモ仕切りの法則
     特別対談 日高正博┼大久保青志 フェス主催者の責任と覚悟
    第4章 運動にはかっこよさと美しさが必要だ
    あとがき
    大久保青志 年表
  • 兼業OK!公務38日!競争倍率1.17倍!報酬762万円!
    地方政治はブルーオーシャンだ!

    ブラジルのスラム街で10年暮らした異色の現役・市議会議員が切り込む、
    日本を変える最短ルート!

    田村淳さん推薦!
    「この突破力は見習いたい!
    地方議会を可視化して、どんどん政治を面白くしてほしい!」


    準備1か月、自腹費用12万円、1617票で当選。
    国政に比べ、地方選挙のハードルは低い!
    あなたもやってみませんか?

    巻末に田村淳さんとの対談収録

    【目次】
    はじめに
    1 条件・待遇 年間の「公務」はたったの38日
    2 立候補  スイッチが入る瞬間
    3 選挙 準備期間1か月、費用12万円
    4 シルバー民主主義 道をあけない年老いた男性たち
    5 議員の仕事 真実を見極めるのに、イデオロギーはいらない
    6 リスペクト運動 話を聞いてもらいたければ、まずは相手の話を聞くこと
    7 ビジョン 「こどもの国はだの」
    [対談]田村 淳× 伊藤大輔 地方議員に必要な力とは
    おわりに
    [付録]秦野市議会定例会 伊藤大輔 一般質問全文(戸川土地区画整理事業について)
  • 「仕事場」の多様性が、幸せな「働く」を生む!
    「居心地の良さ」こそが、最大の企業価値に──。

    ・経験してわかった「リモートワーク」の課題とは?
    ・「ワーケーション」で長時間労働は改善するか?
    ・オフィス不要ではなく、「焚き火的オフィス」が求められる?


    コロナ禍をワークスタイルという「やっかいな問題」に向き合うチャンスに!

     組織へのエンゲージメントは、マネジメントや組織文化の課題として捉えられることが多い。一方、二〇一九年のリクルートキャリアによる「働く喜び調査」によると、二〇一三年からの継続調査のなかで働く喜びを感じている割合は、二〇一七年に三六・一%と底を打ち、二〇一九年には四四・五%に上昇していることが示された。そして、働く喜びを感じる対象は、収入よりも快適な環境であったことが示唆されている。
     ここで言う「快適な環境」とは、「無理せずに働くことができる」「落ち着いて今の仕事を続けられる」「希望する場所で働けている」などであった。これらのデータからわかるのは、私たちは働きたくないわけではなく、「働きたいように働けていない」ということである。私たちは、「働きたいように働きたい」のだ。(略)
     アフターコロナのワークスタイルをデザインすることが、今までのように働けないという課題を乗り越えるのではなく、私たちが働きたいように働ける社会をつくるためのプロセスになる。本書がそのきっかけになれば幸いである。〈――本文より〉

    【目次】
    PROLOGUE コロナ禍で「ライフスタイル」はどう変わったのか?
    CHAPTER1 「リモート・ネイティブ」はどんな世界を生きているか?
    CHAPTER2 「オフィス」はどこになるのか?
    CHAPTER3 「通勤」と「会議」に意義はあるのか?
    CHAPTER4 「テレワーク」と「ワーケーション」は広がるのか?
    EPILOGUE アフターコロナの「ワークスタイル」とは?
  • 「住処を奪われている」のは、人間の方だった。

    食害、人身被害、生態系の破壊、そして感染症……
    「動物愛護」が通用しない、日本の緊急事態に迫る!

    ・列島全域が「奈良公園」状態
    ・コンビニ前にたむろするイノシシ
    ・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル
    ・鳥獣被害額は年間1000億円以上?
    ・ネコは猛獣! 野生化ペットが殺す自然
    ・コロナ禍は獣害! 人獣共通感染症の恐怖
    ・食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興

    近年、街中にシカやイノシシ、クマが出没して、よく騒ぎになっている。ニュースなどでよく目にする場面だが、そうした野生動物による「獣害」の深刻な実態を知る者は少ない。
    駆除数はシカとイノシシだけで年間100万頭を優に超え、農林水産業被害の総額は、報告されていないものを含めれば年間1000億円を超えるといわれている。
    「人間は動物の住処を奪っている」と思っている人は多いが、現在の日本においてはむしろ「動物が人間の住処を奪っている」のだ。
    本書では、これまで様々な媒体で動物とヒト、そして森の関係を取り上げてきた森林ジャーナリスト・田中淳夫氏が「なぜ野生動物はこれほどまでに増えたのか?」「共存の道はあるのか?」といった難問に挑む。
    動物愛護の精神だけでは解決しない「日本の大問題・獣害」について、偏見を捨て、改善に向けて現状を認識するための必読書。

    【目次】
    はじめに

    ▼第一章 日本は野生動物の楽園?
    ・身近な野生動物、イヌとネコ
    ・列島全域が「奈良公園」状態
    ・コンビニ前にたむろするイノシシ
    ・寝たふりできないクマの激増ぶり
    ・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル
    ・ラスカルは暴れん坊! 外来動物の脅威

    ▼第二章 破壊される自然と人間社会
    ・鳥獣被害額は一〇〇〇億円以上?
    ・森林を草原にする知られざる破壊力
    ・檻と化した集落に閉じ込められた人々
    ・ネコは猛獣! 野生化ペットが殺す自然
    ・コロナ禍は獣害! 人獣共通感染症の恐怖

    ▼第三章 野生動物が増えた本当の理由
    ・国が野生動物を保護した時代
    ・仮説(1) 地球温暖化で冬を越しやすくなった?
    ・仮説(2) ハンターの減少で駆除できない?
    ・仮説(3) 天敵のニホンオオカミが絶滅した?
    ・飽食の時代を迎えた野生動物たち

    ▼第四章 食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興
    ・害獣駆除で生じる「もったいない」
    ・期待される猟友会の危うい現実
    ・野生動物がジビエになるまでの関門
    ・シカ肉がビジネスになりにくい理由
    ・野生動物の資源化と駆除の担い手
    ・獣害対策は防護と予防にあり

    ▼第五章 獣害列島の行く末
    ・トキは害鳥! 苛烈な江戸時代の獣害
    ・獣害が少なかった時代の謎解き
    ・戦後に激変した日本列島の自然
    ・撤退する人間社会と狙われる都会
    ・「カワイイ」動物はなぜ生まれる?
    ・築けるか、人と野生の共生社会

    おわりに
    主な参考資料一覧
  • 『こち亀』は現代の「浮世絵」だ!

    庶民の金回り、地価変動と田舎ディス、テクノロジー信奉とガジェットの変遷、サブカルチャーの地位と文化系ヒエラルキー、ビジネス・アイデアとハック思考、漫画的表現とポリティカル・コレクトネス
    ……大衆社会を定点観測し続けた連載40年、全200巻の偉業から昭和~平成日本の歩みを追う。

    **********

    『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とは?
    ◎秋本治による国民的漫画
    ◎「週刊少年ジャンプ」1976年42号から2016年42号まで連載
    ◎コミックス全200巻はギネス世界記録

    **********

     浮世絵の特徴は大きく3つ。上から目線の芸術ではなく大衆・庶民のための娯楽であったこと、「時代の今」「大衆のニーズ」を素早く取り入れていたこと、精緻な描き込みによる史料的価値があること――だ。
     『こち亀』は、この3点を完全に満たしている。世俗を非エスタブリッシュメント、すなわち生活者の目線で描き、社会や人々の生活・気分・好奇心を、濃厚なまま、希釈することなく、過剰な装飾で見栄え良く整えることなく、できるだけその時代の空気をとじこめる形で、そのまま史料保存した漫画作品。それが『こち亀』だ。
    <略>
     『こち亀』はバイオレンスポリスアクションであり、マニアックな男の子ホビーやサブカルの啓蒙書であり、ブームやトレンドや新製品をいち早く紹介する情報漫画であり、さまざまな職業を疑似体験させてくれる体験レポートであり、社会や経済やビジネスの仕組みを子供にもわかるよう噛み砕いて説明する解説本であり、あらゆる知識の教養書であり、雑学書であり、下町文化の広報メディアであり、下町人情物語であり、東京の都市論だ。そして、以上の要素のかなり多くが、その時代ごとの世相を完璧に──すべて大衆目線という完全定点観測という手法をもって──反映された形で作品に盛り込まれている。
    <「第0章 「浮世絵」としての『こち亀』」より>

    **********

     『こち亀』が何より大事にしているのは、常に、「昔」より「今」だ。描かれた時点が、『こち亀』にとっては常に最高の今。時に昔を懐かしんだり、ノスタルジーに耽ったりしても、両津は「昔と違って今は苦痛」だとは言わない。今を憂えて鬱に沈んだりもしない。
     もし、この時代に不満があるなら、両津は変えようとする。変えようとしてきた。世の中の仕組みを、古臭い慣習を。そのためにビジネスを興し、街ごと作り変え、国政に出ようとまでした。両津は時代を精いっぱい肯定する。否、肯定できる世の中に変える努力をしてきた。両津は世捨て人や孤高の隠居生活を善 しとしない。
     時代にコミットすることに苦痛を感じるどころか大きな喜びを感じる両津は、最新のものに飛びつき(初物好きであり)、今を享楽的に生きる(宵越しの銭を持たない)。それは両津が生粋の江戸っ子であると同時に、圧倒的に現在を肯定している証左でもある。
    <「第8章 『こち亀』とはなんだったのか」より>

    【目次】
    第0章 「浮世絵」としての『こち亀』
    第1章 庶民目線の生活と経済
    第2章 住宅と都市論からみる東京の昭和・平成史
    第3章 『こち亀』が添い寝した技術立国ニッポン
    第4章 逸脱者を嗤え
    第5章 文化教養リテラシー植え付け装置
    第6章 ビジネスの教科書
    第7章 ポリティカル・コレクトネス考
    第8章 『こち亀』とはなんだったのか
    あとがき
  • 音楽の力で、地域経済はもう一度やり直せる

    「地方創生」が謳われて6年。日本各地で、故郷を救うべく有志が立ち上がっていた。その熱意が結実し、さまざまな音楽イベントが生まれ、活況を呈している。彼らはいかにして、イベントを成功に導いたのか? 人々を熱狂させ感動を与える音楽の力を、観光業に取り入れることで、地域経済はもう一度やり直せる。そこには、新型コロナウイルス禍に見舞われた地方を救うヒントもあった。音楽を愛するすべての人の思いが、活気を失ったまちに大きな波を呼び込む。詳細な調査で迫った、地域再生の現場。


    【目次】
    はじめに
    第一章 世界に学ぶ音楽観光
    第二章 音楽観光で成功を収めた日本の先駆者たち
    第三章 音楽でまちを救うために~ミュージックツーリズム実践編~
    第四章 音楽イベントのリスクマネジメント
    第五章 まちはコロナ禍といかに闘ったか
    おわりに
    参考文献
  • イラつく高齢者
    その実態と胸の内

    老後は誰にでも必ずやって来る。
    プライド、無力感、孤独、機能低下……
    これは、未来のあなたの話でもある。


    思い描いていた「老後」とは違う現実

    定年後は、年金でのんびりとした老後を、というのはもはや過去のこと。長すぎる老後、敬老意識の希薄化、早すぎる技術革新、コミュニティー・家庭の崩壊、経済的不安定……、かつて経験したことのないような急激な社会変化の中で戸惑い、傷つき、苛立つ老人たち。当たり前としてきた価値観がことごとく否定され、「暴走老人」、「困った高齢者」、「わがまま老人」といった言葉で揶揄され、社会問題としてセンセーショナルに取り上げられる、彼らの本当の胸の内とは。その被害と実情を、被害者、専門家、高齢者への丹念な取材から読み解く。


    【目次】
    はじめに
    第一章 従業員を悩ますシルバークレーマーたち ――なぜ、高齢者の客はイラついているのか――
    第二章 ネットに呑み込まれる人々 ――デジタルシニアの落とし穴――
    第三章 場違いの現役感をまき散らす元管理職たち ――なぜ、普通のお年寄りになれないのか――
    第四章 寂しいお年寄りたち ――口をつぐむ男性、しゃべり続ける女性――
    第五章 老成しない老人たち ――“元気”と“機能低下”の狭間で――
    終章 長い老後を機嫌よく生きるには
    おわりに
  • ブランディングを無視した「PV至上主義」「CPA至上主義」の時代は終わる。
    WELQ事件、漫画村、フェイク広告、アドフラウド……悪質なネット広告の闇から抜け出すために。
    生き残る広告主・代理店・メディアが進むSDGs/DX時代の広告の在り方!


    〈内容紹介〉
    ネット広告費がついにテレビ広告をも抜いた現代。しかし、「PV数さえ稼げれば何でもよい」という感覚の下、悪質な広告やメディアが蔓延する事態となっている。広告団体、広告代理店、ウェブ・プラットフォーマー、ネット・メディア……取材を通じて明らかになった、広告の問題と解決策。ブラックボックス化した悪質なネット広告の世界からブランドを守り、健全化していくための道筋を伝える。


    〈本文から〉
    広告が嫌われるのは、金儲けのツールだから。欲望を躍起になって刺激するだけなら、そう言われても仕方ない。だが、広告がコンテンツに紐づく場所に立ち戻ることで、欲望の喚起とは違う役割にシフトしていくのではないか。
    ――欲望ではなく、互いに必要とする、人びとと企業を結びつける装置。元々の広告の役割はそこにあるはずだし、これからもう一度、広告はそういう落ち着いた存在になっていくのではないかと思うのだ。
    (「Last Capter:これからの広告の在り方はどうなるか?」より)


    〈主な取材対象者〉
    日本インタラクティブ広告協会(JIAA)/日本アドバタイザーズ協会(JAA)/朝日新聞社「withnews」副編集長 朽木誠一郎氏/NHK 報道局ネットワーク報道部チーフ・プロデューサー 蔵重龍氏/ADKマーケティング・ソリューションズ デジタルビジネスプロデュースセンター長 清家直裕氏/スマートニュース 執行役員広告事業担当 川崎裕一氏/メディアジーン CEO 今田素子氏/講談社 ライツ・メディアビジネス局局次長 長崎亘宏氏


    【目次】
    INTRODUCTION なぜ広告は「嫌われモノ」になったのか?
    CHAPTER1 ネットメディアと広告の結びつき――「ネット広告の闇」を暴いた二つの告発
    CHAPTER2 ネット広告というブラックボックス――破壊された棲み分け
    CHAPTER3 ハードルを越えるための解決策――ホワイトリストと意識改革
    CHAPTER4 PV商売からの脱却を図るメディア――「コンテンツ価値」という答え
    CHAPTER5 テレビCMにも起きている変化の波――視聴率から視聴質への転換
    LAST CHAPTER これからの広告の在り方はどうなるか?
    おわりに
  • 一冊の本に何度でも出会い直し、人生の糧にできる我々はなんて幸福なんだろう。
    ―松田青子(作家)

    「私はフェミニストじゃないけど」って前置きにイラっとする人は全員読もう
    ―小川たまか(ライター)

    育児のため新聞記者の夢を諦め、ライターとして働くステファニーは、
    果てしなく続く家事と育児と仕事に追われ、閉塞的な日々を過ごす。
    ある日、学生時代に読んだベティ・フリーダンの『女性学の神話』を再読し
    感銘を受けた彼女は、母校でフェミニズムを学びなおす決意をする。

    15冊の名著を授業形式でひも解き、
    現代の女たちが生き延びるすべを探すエッセイ。

    【本書に登場するテキスト】
     メアリ・ウルフトンクラスト『女性の権利の擁護』
     バージニア・ウルフ『私ひとりの部屋』
     シモーヌ・ド・ボーボワール『第二の性』  ほか

    【目次】
    CHAPTER1 発見
    CHAPTER2 運命
    CHAPTER3 分裂
    CHAPTER4 欲望
  • 現代人が課せられる「まともな人間の条件」の背後にあるもの。

    生活を快適にし、高度に発展した都市を成り立たせ、
    前時代の不自由から解放した社会通念は、同時に私たちを疎外しつつある。
    メンタルヘルス・健康・少子化・清潔・空間設計・コミュニケーションを軸に、
    令和時代ならではの「生きづらさ」を読み解く。

    社会の進歩により当然のものとなった通念は私たちに「自由」を与えた一方で、
    個人の認識や行動を紋切型にはめこみ、「束縛」をもたらしているのではないだろうか。
    あらゆる領域における資本主義・個人主義・社会契約思想の浸透とともにうつろう秩序の軌跡と、私たちの背負う課題を描き出す。

    かつてないほど清潔で、健康で、不道徳の少ない秩序が実現したなかで、
    その清潔や健康や道徳に私たちは囚われるようにもなった。
    昭和時代の人々が気にも留めなかったことにまで私たちは神経をつかうようになり、
    羞恥心や罪悪感、劣等感を覚えるようにもなっている。
    そうした結果、私たちはより敏感に、より不安に、より不寛容になってしまったのではないだろうか?
    清潔で、健康で、安心できる街並みを実現させると同時に、
    そうした秩序にふさわしくない振る舞いや人物に眉をひそめ、
    厳しい視線を向けるようになったのが私たちのもうひとつの側面ではなかったか?(「はじめに」より)

    【著者略歴】
    熊代亨(くましろ・とおる)
    1975年生まれ。信州大学医学部卒業。精神科医。
    ブログ『シロクマの屑籠』にて現代人の社会適応やサブカルチャーについて発信し続けている。
    著書に『ロスジェネ心理学』『融解するオタク・サブカル・ヤンキー』(ともに花伝社)、
    『「若作りうつ」社会』(講談社現代新書)、『認められたい』(ヴィレッジブックス)、
    『「若者」をやめて、「大人」を始める』(イースト・プレス)がある。

    【目次】
    第一章 快適な社会の新たな不自由
    第二章 精神医療とマネジメントを望む社会
    第三章 健康という""普遍的価値""
    第四章 リスクとしての子育て、少子化という帰結
    第五章 秩序としての清潔
    第六章 アーキテクチャとコミュニケーション
    第七章 資本主義、個人主義、社会契約
  • <各界絶賛>

    ■武道家 内田樹氏
    呪符として機能している「夢を持て」「自分らしく生きろ」という言葉の負の効果に、
    我々はもっと恐怖心を持つべきである。

    ■思想家 田坂広志氏
    若者に「夢を持て」と語る大人は、必読!

    ■教育改革実践家 藤原和博氏
    私には夢がなかった。リクルートに憧れはなかったし民間校長になる夢を見たこともない。
    「教育改革実践家」は52歳の私があとづけで付与した肩書きだ。

    ■経営学者 野中郁次郎氏
    計画・分析偏重の呪縛から逃れよ。「いま・ここ」の直接経験から見えてくるのが「生き方」だ。


    夢の強要。その罪と害

    犯行の凶器は、「夢」でした。タチの悪い悪意無き共犯者たちによる「夢を持て」の大合唱。その陰に隠れて黙殺されてきたドリーム・ハラスメントという実態。数々のインタビュー・文献調査から浮き彫りになったのは、夢を持てずに苦しむ直接的被害者と、意外な間接的被害者の存在。誰も夢から逃れられないのに、誰も夢の持ち方は教えてくれない。夢に支配されない生き方も提示されない。只々「夢は善」と妄信させるだけ。夢を持てないとヒトは死ぬのか。そんなにも社会は生きづらいのか。教育関係者自らが、教育界の長年のタブーをえぐり出す。


    【目次】
    はじめに
    第一章 夢に食い殺される若者たち
    第二章 職業以外の夢が認められない異常
    第三章 タチの悪い悪意無き共犯者たち
    第四章 夢を持たないとヒトは死ぬのか
    第五章 それでも夢を持たせたいならば
    おわりに
  • “大学崩壊”なんて嘆いている暇はない!
    高校から「模擬講義」を依頼されれば、PRのためにと馳せ参じる。研究室を維持するためには、学生指導と予算確保が欠かせない。組織の一員として働く限り、重たい役職が降ってくる。……教授は水面下で、こんなにも努力している。


    【内容紹介】

     東京大学工学部で助教、助教授、そして千葉大学工学部で教授を歴任した斎藤恭一氏。しかし、その所属学科は、放っておいても学生が志望して入ってくるような「人気学科」では決してなかった。
     少子化と大学間競争が激しくなるなかで、高校や予備校に赴いては、学科、学部、ひいては大学の魅力をPRするために「模擬講義」を行う。さらには「理科離れ」を防ごうと、「市民講座」で熱弁をふるう。大学内においては、講義に対して迫りくる学生からの「授業評価アンケート」にもひるまずに、見事に「ベストティーチャー賞」を受賞。ときに学生生活を充実させてあげようと、新入生や学部生を、合宿や工場見学に引率して盛り上げる。大学組織、研究室の運営を円滑に進めるためには、重荷であっても役職に就き、ゼミ生の論文を添削指導する。研究費の確保、研究の実用化を目指して、科研費を確保し、産学連携に務める。
     千葉大学名誉教授が、37年間の研究者、教育者生活のなかで日夜奮闘してきた汗と涙の記録!


    【本文より】

    「研究」は一人で成し遂げられるものではない!

    「あなたの研究の目的とは?」と尋ねられたときに、「発見と発明」、すなわち「『これまでわからなかったことを解明する』『これまでなかったものを発明する』ことをめざして、研究を続けてきました」と言うのが、大学教授として立派な答えかもしれない。
    私の場合は、研究とはそんなものではなく、よいときも、そうでないときも、学生との格闘であった。しかし、学生がいたからこそ、研究を続けることができたのは確かである。〈――終章より抜粋〉


    【目次】
    序章 「大学崩壊」と嘆いても始まらない
    第一章 未来ある高校生に必死でPR
    第二章 市民にも「理科」に馴染んでもらおう
    第三章 「学生指導」はテンヤワンヤ
    第四章 大学という「組織」の経営は悲喜こもごも
    終章 「研究」は一人では成し遂げられない
  • そして人民は幸せになったのか?

    お金、不動産、食べ物、観光、IT、民族、格差
    あまりにも急激な成長がもたらしたものとは……

    90年代初頭から現代までの
    変化をたどる渾身のルポ!

    歴史に残るこの変化を、私はこの目で確かめたくてどうしようもなくなった。
    GDP世界2位。十数億人が体験した経済成長を中国はどう果たしたのか。
    90年代初頭、経済発展前の中国を訪れた著者が、今再び中国へ…。
    発展前と後を比較する定点観測の旅の先に見たものとは?


    【目次】
    まえがき
    01 開発 景色を一変させた数々のプロジェクト
    02 食べ物 どれも美味しく、誰も飢えない理由
    03 格差 「お金持ち」に遭遇。貧しい人たちに会いにいく
    04 交通 すさまじい勢いで整備された交通網
    05 お金 使ってみて実感したこの国の変貌
    06 マナー 経済発展は人を行儀良くさせるのか
    07 産業 世界をリードし始めた中国企業の技術力
    08 不動産 急成長のカラクリ、その暗部
    09 出版とIT 報道の自由と監視体制と
    10 治安維持 経済成長を続けるための封じ込め
    11 観光 激増する国内観光客と観光公害
    12 民族 経済発展が国家との関係性をどう変えたのか
    あとがき
    参考文献
  • 時代の変化についていけず、結婚観がズレている!?
    葛藤する〈独身中年男〉は、結婚“しない”のか、“できない”のか!?

    *************************

    結婚という「当たり前」はどこへ行った?
    未婚率の上昇が止まらない。かつては誰もがしていた結婚は、もはや自明のことではなくなった。少子化が騒がれてから四半世紀が経ち、男性の四人に一人は未婚のまま一生を終える時代。職業選択や消費活動、恋愛など、人生における選択肢が広がる中で、バブル世代~団塊ジュニア世代は、なぜ結婚しなかったのか。「恋愛」「職場環境」「雇用形態」「趣味」「風俗利用」……独身中年男たちへのインタビューから解き明かす、「未婚化社会」日本の実相。
    この先の人生、「ひとりぼっち」の寂しさを抱えながら生きることを避けるために、「性愛」の根源から見つめ直し提言する。


    【目次】
    第一章 崩壊する「昭和婚」
    第二章 結婚における「自由」と「安心」のジレンマ
    第三章 「正規職」でも、出会えない?
    第四章 結婚を決められない「あれかこれか」の迷宮
    第五章 打ちひしがれる「非正規職」
    第六章 独身男の「快楽」と「憂鬱」
    第七章 他者を受け入れることと「安心感」
    第八章 「持続的な親密性」の再構築
  • つまり、誰も私を助けてくれない。
    これが今、12歳の女子中学生である私の生活。
    痴漢と対峙するのは、いつもひとりだ。

    6年間、山手線で毎日のように繰り返された痴漢行為。
    止まらない暴力、無理解な大人たちが、12歳の少女・クミの絶望を加速させる―

    痴漢被害者による実体験を基にした私小説。
    フランスで刊行され現地で議論を巻き起こした作品が、ついに邦訳。

    この被害は、「よくあること」でも「大げさ」でもない。
    私たちの日常に潜むグロテスクな事実から目を背けないために、
    被害者が語る 絶望と、怒りと、救済の物語。

    【目次】
    はじめに エマニュエル・アルノー

    プロローグ
    第一章 6月の朝、山手線で
    第二章 母
    第三章 私は誰かの敵?
    第四章 夜道
    第五章 ユリ
    第六章 「じゃあ、15分」
    第七章 救済の計画
    第八章 痴漢の手首をつかんで、それから

    解説 医学博士 ガダ・アテム
    解説 精神保健福祉士 社会福祉士 斉藤章佳

    おわりに 佐々木くみ
  • 内閣支持率の世論調査
    「朝日新聞」調査)支持率38%、不支持率42%
    「産経新聞」調査)支持率34.7%、不支持率56.1%
    どうしてこうなる!?

    調査1)回答者1万人 死刑制度廃止に賛成70% 
    調査2)回答者600人 死刑制度廃止に反対70%
    どっちを信じる!?

    市場調査、過剰広告、動員アンケ―ト、世界大学ランキング……巷にあふれる情報に騙されるな!


    「内閣支持率○○%」「顧客満足度No.1」「○○人に○人が利用」「○○ランキング第一位」……。現代人は膨大な情報に囲まれ、日々アンケート結果やランキングの数字を目にしている。しかし、そこには統計や調査手法の罠があり、真に受けると誤解するものだらけなうえ、ネット社会ではウソの言説が独り歩きしがちだ。ニュースや広告、キャンペーンなど、世の中に流布する「データに基づく話」には、どんな誤りがあるのか。実例を挙げてデータの裏にある問題点を解説し、騙されない方法を伝える。無意識にデータを過信し、「思い込み」で社会を見ないようにするための処方箋。


    【目次】
    まえがき
    第一章 「ネット・アンケート」に潜むウソ
    第二章 すべての「ランキング」は参考値
    第三章 「うまい話」には裏がある
    第四章 データ・リテラシーを鍛える
    あとがき
    参考文献
  • 障害は続く。そして、生涯も続く……!
    脳性まひ者が、就職して働いてみたら、いろんなことが見えてきた。

    生まれてこの方、脳性まひ。健常者、そして社会とかかわる中で、見えてきたこと、見たくなかったこと、見つけた希望。
    障害者と健常者の溝を埋める! 埋めなくても、溝を直視する! そのために、この経験を語ろう。
    Cakes連載を書籍化。脳性まひ者・福本千夏が挑む、革命的エッセイ!

    <はじめに>
    「障害者」という言葉で、あなたは、どんなことをイメージする?
    「そういえば、小学校の時のあの子」「いとこがダウン症で……」など思い浮かぶお顔がある人もいるだろう。えっ? 昨日観たドラマの主人公が障害者だった。今朝、白杖をついた方とすれちがった。と、考えると障害者も健常者同様、多種多様ですよね。ちなみに、私は脳性まひというやっかいで楽しい障害者です。あっ、脳性まひも一人一人違うことも明記しとかなきゃ。
    健常者の夫は十二年前にこの世から去り、息子も一人立ちし、一人暮らしのおともに「うさぎと亀」を飼おうと思っている五十七歳っすわ。
    年々体が動きにくくなっていく私は、科学の力で突然ピンシャン動けるようになる可能性も1パーセントぐらいはあるかもしれない。が、健常者がやっぱり羨ましいです。
    だって、行きたい時に行きたいところに行ける。車だってバイクだって自転車にだって乗れる。ラーメンだってすすれるし、伝えたいことをスムーズに話せる。
    人になにかをお願いせずに、思ったことができるじゃん。自分で選択して、どんなこともできるっていいな、いいなって。でも、ある時、近しい健常者にこんなことを言われた。
    「福本さんって普通じゃないですか。フツーに結婚して、フツーに子ども産んで、フツーの人生ですよ。それに比べて私なんて……」
    中学校の座談会で、三十半ばの先生からは「普通にお仕事もされていて、本まで出版されて、フツーの僕たちが夢見てもなかなかできないことを……もう望むことなんてないでしょ?」と。
    「あるある。首の痛みを気にせず、毎日を過ごしたい」
    「ほかには?」
    と今度は生徒から質問が来る。
    「水をごくごく飲みたい」
    「えっ、水飲めないんですか」
    「うん。のどの筋肉も落ちて来て、ごっくんってするのが大変でね。溺れそうになる」
    と答える。すると、
    「水泳も苦手?顔は洗えますか?」「のどは乾かないんですか?」「水の代わりにアイスクリームを食べれば?」
    おっとっと、話があらぬ方向にいく。
    で、その屈託ない中学生たちの前で、「あれっ、私の障害っていったいなんだろう?」って、一瞬頭が真っ白になっちゃいます。
    障害者と呼ばれる人も健常者と言われる人にも本当にいろいろな人がいるのよね。一人一人価値観も違うし、大事にしたいものも違う。で、みんな病気もすれば、体や心が傷ついたりもする。でもでも、みんな、人の言葉や思いや人との出会いで元気になったりもする。そこは、障害者も健常者も関係ない? のかなーって思う。
    そして、ひょっとして、今、こうして子どもたちと他愛ないことを話している。こんなふうに言葉を積み重ねていけば、互いのことも少しずつ理解できる?
    障害者VS健常者の関係から抜け出せるかも?
    この時、心の中でカーンとゴングが鳴った。

    よしっ! その考えをより深めるために、私が六年間働いたり、いろいろな人と関わったりする中で感じたことを、書く!
    これは、障害者と健常者の溝を埋めるための挑戦だ。行くぜ!

    【目次】
    はじめに
    1 私、働いてました
    2 私の一人暮らし
    3 私、こんなふうに支えられています
    4 親と子って、いろいろある
    5 そしてSHOGAIは続く……
    おわりに
  • mixi、facebook、Twitter、Instagram、LINE、Snapchat、TikTok……。
    誕生から、わずか15年あまり。SNSは人間関係を、社会のあり様を、大きく変えた。
    情報との出会いは「ググる」から「#タグる(タグ+手繰る)」へ。
    コミュニケーションは「テキスト」から「ビジュアル」へ。
    ツールの入れ替わりの要因を探るとともに、その裏側にあるユーザーの「承認欲求」と「シェアの心理」の変遷を追う!

    ◎「最近のSNSには、なんだかついていけない」と思わせる原因とは?
    ◎ブログや2ちゃんねるが生んだネットカルチャーは、今のSNSにも影響を及ぼしている?
    ◎「SNS投稿=承認欲求」という単純な図式では、もはやユーザーマインドは理解できない?
    ◎なぜ若者たちは、InstagramやTikTokにハマっていくのか?
    ◎仮想通貨、VR、AR……。進化し続けるSNSは、これからどこに向かうのか?

    気鋭の若手メディア研究者が、生活に密接したソーシャル・メディアの変遷と展望を読み解く!


    【目次】
    はじめに
    第一章 SNSの現在地―各ツ―ルの使われ方と特性
    第二章 SNS黎明期―理想主義とリアルタイムウェブ
    第三章 SNS拡大期―スマホシフトとビジュアルコミュニケ―ション
    第四章 SNS定着期―シェアの多様化とシミュラ―クル拡散
    第五章 SNSのゆくえ―コミュニケ―ション速度と分有のあり方
    おわりに
  • これは「人間の過ち」の歴史である。

    大正から平成の終わりまで
    過去100年間に起きた
    凶悪犯罪217件を完全データ化
    ニッポンの犯罪を一挙総覧!


    「女子高生コンクリ詰め殺人事件」、「宮崎勤幼女連続殺人事件」、「地下鉄サリン事件」、「酒鬼薔薇聖斗事件」、「秋葉原通り魔殺人事件」……世界を震撼させたあの事件の発生地、発生年、犯人、罪状、事件発生とその経緯、逮捕、判決などを詳細解説

    殺人、強姦、誘拐、監禁、強盗、死体損壊――。本書に掲載されているのは、読むのもつらく、知りたくない出来事ばかりかもしれない。しかしこうした事件が現実にあなたのすぐ隣で起こっている。我々は、この数多の犯罪の狂気の奥底に潜むものを凝視せねばならい。なぜこのような凄惨な事件が起こってしまったのか、犯人の真意(心理)はどのようなものだったのか……。日本の過去100年の犯罪を概観しその変化を感じ取る一冊。

    ・1915─2019年の凶悪犯罪217件を網羅
    ・発生の経緯、犯人の生い立ちから、判決、事件のポイントまで詳細に解説
    ・年表・統計、未解決事件リストなども満載

    【参考データ】
    少年犯罪の推移と現状
    バラバラ殺人事件の系譜
    冤罪事件の構図
    通り魔・無差別殺人の様相
    毒殺事件の傾向と分析
    集団と犯罪 暴走のメカニズム
    刑法犯の検挙人員と検挙率の推移
    警察庁広域重要指定事件一覧
    平成未解決事件リスト

    【目次】
    はじめに

    平成の凶悪犯罪 1989─2019(平成元年~平成31年)
     女子高生コンクリ詰め殺人事件
     宮崎勤幼女連続殺人事件
     坂本弁護士一家殺害事件
     甲府信金女子職員誘拐殺人事件
     松本サリン事件
     埼玉愛犬家連続殺人事件
     地下鉄サリン事件東電OL殺人事件
     酒鬼薔薇聖斗事件
     和歌山毒入りカレー事件
     桶川女子大生ストーカー殺人事件
     「ライフスペース」事件
     大分県一家6人殺傷事件
     世田谷一家惨殺事件
     弘前武富士放火殺人事件
     大阪池田小児童殺傷事件
     自殺サイト殺人事件
     英国人講師殺害事件
     秋葉原通り魔殺人事件
     大阪個室ビデオ店放火殺人事件
     鳥取連続不審死事件
     相模原障がい者殺傷事件
     福岡IT講師殺害事件
     千葉小4女児虐待死事件
     杉並区女性保育士殺害事件
     など

    大正・昭和の凶悪犯罪 1915─1988(大正4年~昭和63年)
     鈴ケ森おはる殺し事件
     玉ノ井バラバラ殺人事件
     阿部定事件
     津山30人殺し事件
     帝銀事件
     下山事件
     人違いバラバラ殺人事件
     ホテル日本閣事件
     浅沼社会党委員長暗殺事件
     名張毒ぶどう酒事件
     吉展ちゃん誘拐殺人事件
     力道山刺殺事件
     袴田事件
     金嬉老事件
     永山則夫連続射殺魔事件
     「よど号」ハイジャック事件
     大久保清連続殺人事件
     連合赤軍事件
     あさま山荘事件
     青酸コーラ無差別殺人事件
     ロボトミー殺人事件
     新宿駅西口バス放火事件
     予備校生金属バット殺人事件
     戸塚ヨットスクール事件
     グリコ・森永事件
     豊田商事永野会長刺殺事件
     トリカブト保険金殺人事件
     赤報隊テロ事件
     名古屋アベック殺人事件
     など

    <参考データ>
     少年犯罪の推移と現状
     バラバラ殺人事件の系譜
     冤罪事件の構図
     通り魔・無差別殺人の様相
     毒殺事件の傾向と分析
     集団と犯罪 暴走のメカニズム
     1989~2013 平成未解決事件リスト
     刑法犯の検挙人員と検挙率の推移(平成28年現在)
     警察庁広域重要指定事件一覧
  • 国民的マンガ『ドラえもん』。この有名すぎるマンガの裏には、現代社会を予見したかのようなテーマが隠されている。
    藤子・F・不二雄が描いた人間ドラマは、世の中の縮図だ!

    なぜ、「クラスでいちばんかわいい女の子」しずかちゃんは、凡庸なのび太の妻となるのか?
    なぜ、ジャイアンとスネ夫は、必ずタッグを組んでのび太をいじめるのか?
    なぜ、のび太は、いじめっ子と絶縁する道を選べないのか?
    なぜ、ドラえもんは、のび太を助けに学校には行けないのか?
    なぜ、『ドラえもん』世界の住人は、ドラえもんが歩いていても驚かないのか?

    世代論、女性学、政治学、教育論、郊外論……。『ドラえもん』を多角的に読み解けば、現代社会が見えてくる。
    もしドラえもんが大学のテキストになったら? 楽しく読める「ドラえもん」講座!

    ※『源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか』(PHP新書)を加筆のうえで、文庫化。

    ――――――――――――――――――――

    本書では、『ドラえもん』をいくつかの角度から論じていく。
    『ドラえもん』が描くもの、とくに「ひみつ道具」については、現実世界には存在しないものであり、たとえ二十二世紀になっても実用化不可能と思われるものが多い。とくに、タイムマシン系、多元宇宙系、空間ワープ系のものがそうで、まさに、奇妙奇天烈・摩訶不思議、奇想天外・四捨五入なものだ。
    ところが、『ドラえもん』で描かれる人間関係は、現実世界の縮図でもあり、デフォルメでもあり、さらには、何かを隠蔽することで主張しているとも思われる、奥の深い、とても出前迅速・落書無用なものではない。
    本書は、『ドラえもん』のホンワカパッパな社会学的考察である。     (「はじめに」より)
  • あの「優良企業」が不採算路線を発表…
    なぜ「格差」が生まれたのか?
    上場達成の「光」とローカル線削減の「影」。その「矛盾」に迫る!

    発足時2,695.1km→現在2,273.0km。さらに、大減便により住民の通勤、通学に大打撃!
    多角経営は本業活性化につながらないのか?

    ■「企業」にとって、「公益」とは何か?
    二〇一六年に上場を果たし、独創的な車両や観光列車が注目を集めるなど盤石な経営体制を構築したかに思われていたJR九州も、二〇一七年七月三一日に初めて路線別の利用状況(輸送密度、平均通過人員)を公表。そして二〇一八年三月一七日のダイヤ改正では実際にローカル線の運行本数が住民の生活に支障を来すほどの大減便となり、自治体からの反発で微修正を余儀なくされたのは記憶に新しい。本書では関連事業の隆盛や上場などJR九州の経営が成功した「光」の部分を紹介する一方で、ローカル線の「切り捨て」とも取れる「影」の部分の背景についても分析していく。

    【目次】
    はじめに
    第1章 JR九州の光と影
    第2章 数字で読み解くJR九州の経営
    第3章 国鉄時代の九州の鉄道
    第4章 JR九州の躍進――1987~1990年
    第5章 総合サービス企業への変革――1991~1995年
    第6章 激化する高速バスとの競合――1996~2000年
    第7章 新幹線開業前夜の九州の鉄道――2001~2003年
    第8章 新幹線の一部開業と「第二の創業」――2004~2006年
    第9章 新幹線の全線開業と輸送体系の再構築――2007~2011年
    第10章 上場へ向けた事業の再編――2012~2016年
    第11章 株式上場でJR九州は何が変わったのか――2016~2018年
    第12章 令和時代の鉄道事業はどうなるのか――2019~2021年
    おわりに
  • 「あのころの未来」を、私たちは生きている。

    伝説のマーケティング雑誌「アクロス」元編集長の時代を読み解く視点

    1980年代を知れば、2030年代が見えてくる!

    ■「シンプルな消費者」と「クールな支配者」の時代
    平成時代はバブル時代との対比で語られることが多い。だが私にいわせれば、バブル時代は非常に特殊な時代であって、一九八〇年代の前半には、平成時代につながる価値観、生活文化の芽生えがあったと思う。私が一九八二年から一九九〇年まで編集部に在籍していた雑誌『アクロス』が一九八〇年代を象徴する雑誌であること、時代の三歩先を予測する雑誌であったことは自他共に認めるものであり、一九八〇年代という時代を知る上では、最も効率的な資料である。そこから平成三〇年を経た現代につながるテーマを見つけ、近未来を予測していく、というのが本書のつくりである。(「はじめに」より)

    【目次】
    第一章 記号の消費から交換の消費へ
    第二章 豊かな社会から小さな幸福へ
    第三章 格差社会に破れた人々の反動化
    第四章 一夫一婦制の終わり
    第五章 街は屋台と市場になる
    第六章 虚構化する都市と縄文回帰
    第七章 知性からの逃走と呪術への解放
    第八章 柔らかい全体主義
  • 憲法改正、安倍政治、安全保障、国際関係……その「正義」が日本を亡ぼす!

    新進気鋭の政治学者が教える「ニュースの正しい読み方」

    テレビ、新聞、雑誌で報道されていることは、すべてそのメディアや記者の主観的な「ポジショントーク」にすぎない。
    そこに込められた偽善と欺瞞を読み解けば、「政治ニュースの正しい読み方」が見えてくる。

    なぜ、池上彰さんの話は自分の立場をはっきりさせないのに解りやすいのか?
    政治評論と陰謀論の境界線とは?
    政治ニュースを読めば社会情勢は正しく理解できるのか?

    新進気鋭の政治学者が冷静な視点から斬る。

    【目次】
    第1章 政治家、評論家の偽善を斬る
    第2章 メディアの偽善を斬る
    第3章 「憲法改正」ニュースのおかしな議論
    第4章 「安倍政治」ニュースのおかしな議論
    第5章 「安全保障」ニュースのおかしな議論
    第6章 「国際関係」ニュースのおかしな議論
    第7章 「イデオロギー」という名の偽善を斬る
  • 泥くさい刑事の仕事は ドラマよりドラマチック!
    現場検証、聞込み、逮捕、取調べ……元捜査一課長が語る”犯罪捜査”の裏側


    誰もが知る「警察官」という存在。しかし、「刑事ドラマ」と「交番のお巡りさん」のイメージが強く、その職業としての実態についてはあまり知られていません。
    30万人を擁する巨大な警察組織のなかで、警察官はどう働いているのか??

    組織体系、配属、適正、昇級、警察学校、交番勤務といったことから、
    現場検証、聞き込み、令状取り、犯人逮捕、取り調べといった犯罪捜査まで。
    これから警察官を目指す方、警察官の方、警察官に興味のある方に、「警察官の実像」を伝えます。

    著者は警視庁捜査第一課の刑事として、ヒラ捜査員から第一課長まで歴任し、鑑識課検視官や機動捜査隊隊長なども務めた久保正行氏。
    人生を犯罪撲滅に捧げ、数々の難事件を解決してきた元・刑事が、その経験をもとに「警察官の働き方」について、「事件捜査への情熱」について、書きつづっています。
  • なぜ他人の行為、言動が我慢できず、
    「自分だけがつらい」と訴えるのか。
    この社会に「行き詰まり感」を覚える人必読!

    管理職と若手、正社員と非正規。家庭持ちと独身。男と女、夫と妻……。
    立場の異なるもの同士が「自分だけが損している」と訴え、相手の悪口を言い、
    ときに「《加害者》である相手に鉄槌を下す権利が自分にはある」と信じて攻撃する。
    他人の行為、言動が我慢できず、「自分だけがつらい」と訴えるのはなぜか。
    誰もが被害者意識を抱いていて、余裕がなくなった現代社会の心理を、
    「懲罰欲求」「ゆがめられる怒り」「過度なコミュニケーション能力の要求」「倫理観の崩壊」などをキーワードに、
    人気精神科医が診察室から見た風景や時事問題などの具体的な事例を挙げながら分析する。
  • 1,870(税込)
    著者:
    御田寺圭
    レーベル: ――

    建前ばかりの社会が目を背け続ける「透明化された存在」の話を始めよう。
    ネット上で賛否を巻き起こした『白饅頭note』、遂に書籍化。

    社会が「自由」を謳歌するには「不自由」をこうむる人柱が必要不可欠であり、
    耳あたりのよい建前の背後で、疎外された人びとの鬱屈がこの世界を覆っている。
    現代社会の「矛盾」に切り込み、語られることのなかった問題を照らし出す。

    「かわいそうランキング」下位であるということは、
    ほとんどの人からかわいそうと思ってもらえないどころか、
    その存在を認知すらされず「透明化される」ことを含意する。
    場合によっては、「自己責任だ」「自業自得だ」と
    石を投げられることすらあるかもしれない。
    そうした人びとの、誰の目にも触れることのなかった小さな祈りを、
    本書の19編にまとめたつもりである。(本文より)

    【目次】
    01 「かわいそうランキング」が世界を支配する
    02 男たちを死に追いやるもの
    03 「男性 “避” 婚化社会」の衝撃
    04 外見の差別・内面の差別
    05 「非モテの叛乱」の時代?
    06 「ガチ恋おじさん」――愛の偏在の証人
    07 「無縁社会」を望んだのは私たちである
    08 「お気持ち自警団」の誕生と現代のファシズム
    09 デマ・フェイクニュースが「必要とされる社会」
    10 「公正な世界」の光と影
    11 橋下徹はなぜドナルド・トランプになれなかったのか
    12 なぜ若者は地元から去ってしまうのか
    13 「働き方」の呪縛
    14 ベーシックインカムが解決できない問題
    15 疎外、そして近代の甦生
    16 「ひきこもり問題」のパースペクティブ
    17 この社会には透明人間がいる
    18 「社会的な死」がもたらすもの
    19 相模原事件の犯人を支持した人びと
  • 週刊文春前編集長 新谷学氏との対談収録!

    三越の女帝・竹久みちと岡田社長解任事件、『白い巨塔』田宮二郎のM資金自殺、
    島倉千代子を操る細木数子、「越山会の女王」娘の告白、
    ジャニーズ帝国、電通のタブー、小佐野賢治、横井英樹、児玉誉士夫の闇……。

    「文春砲」は、ここからはじまった―


    「トップ屋」とは、各週刊誌で“巻頭記事”を執筆するフリーのジャーナリストやライターのことで、昭和三〇年代週刊誌創刊ブームのころから、そう呼ばれていた。
    大下は、昭和四〇年代から五〇年代にかけて『週刊文春』のトップ屋として多くのスクープを生み出した。
    本書は、政財界から芸能、闇社会に蠢く“昭和の怪物たち”の裏の顔に鋭く迫った男が、その舞台裏を描いた大作ノンフィクションである。
    社会に激震を与えたスクープはいかにして生み出されたのか?
    脈々と受け継がれる「文春砲」の秘密がここにある。
  • 1,650(税込)
    著者:
    斉藤章佳
    レーベル: ――

    被害総額1日13億円!
    万引きは、日本一発生件数の多い深刻な犯罪です。

    あなたの家族が陥るかもしれない!?
    ●「貧困」が原因ではない
    ●女性に多い
    ●認知症や摂食障害との関連も

    なぜ繰り返すのか。どうすれば止められるのか。
    依存症の専門家が解き明かす、万引き依存の実態。

    「万引きGメン」伊東ゆう氏との対談収録
  • その数字にはウラがある!
    GDP世界2位、低失業率、住宅価格高騰……
    トランプもビジネスマンも騙されるその内幕を徹底分析

    いまや、アメリカにも追いつこうとする経済大国となった中国。しかしその経済発展の軌跡を奥深く見ていくと、重要な役割を担うさまざまなトリックが浮かびあがってくる。GDPの水増しをはじめ、中国という国特有の事象が引き起こす多くのトリックは、すべてが意図的なものとは言えない。しかし結果的に中国経済を大きく飛躍させ、その反面、国際的な摩擦を生み、都市部と地方部の格差や食品汚染などの歪みを生みだしている。中国の経済の裏側に隠された20のトリックを暴き出し、その功罪について、中国研究歴45年の著者が解き明かす。
  • 6つのキーワードで読みとく平成デモクラシー。

    戦後の日本社会は政治から経済、家族、教育、社会保障に至る制度基盤を、高度経済成長期をとおして形成してきた。そうした制度が徐々に機能不全に陥り、その弊害が誰の目にも明らかな形で社会問題化し始めたのが、平成という時代であった。
    本書では、「ポスト工業化」、「ネオリベ」、「格差社会」、「ポスト冷戦とグローバル化」、「五五年体制の終焉」、「日常の政治」という6つのキーワードによって、この時代の赤裸々な姿を浮き彫りにする。ポスト平成を迎えるにあたり、平成の30年間に露わになった社会問題のゆくえを考える一冊。巻末に、辻田真佐憲氏との特別対談収録。
  • 結婚はしない。でも、産みたい--。
    結婚せずに出産する女性が増えている。統計では、母子家庭における未婚者の割合はこの5年間で3倍近くにも急上昇中だ。彼女たちの存在は、「セックス」「出産」「結婚」が三位一体となっていた時代の終わりを意味しているのだろうか? 著者は、結婚せずに子作りに協力してくれる人を求め、独自の「契約結婚」やゲイカップルとの人工授精を試みるなど、試行錯誤しながら念願の第一子を非婚出産。家族とは何か。結婚とは何か。現在、共同保育を実践中であるシングルマザーの著者が波乱万丈の半生を振り返りつつ、それらの問いについて綴ったエッセイ。
    寺脇研氏(元文部官僚)、推薦。著者のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)放映。
  • 「マイナンバー」は悪夢の始まりだった!

    GPSでつねに居場所を捕捉、スイッチひとつで“遠隔殺人”も思うまま。
    体内へのマイクロチップ埋め込みで、人類はもはや“家畜”同然となる!
    “闇の支配者”がめざす究極の管理社会の全貌を、
    反骨のジャーナリスト、船瀬俊介が徹底的にあばいた必読の書。

    「知ろう」とすることは、戦いである。
    「気づく」ことは、すでに勝利である。

    ◎人々の右手にチップがどんどん埋められている
    ◎一生、消えない――それは家畜の「烙印」と同じ
    ◎米軍兵士はとっくに全員、埋め込みずみ?
    ◎マイナンバーは監視社会の「囚人番号」
    ◎月に九七〇億回も盗聴――「プリズム」の衝撃
    ◎「マレーシア航空機失踪事件」の驚愕の真相
    ◎地球支配と人類家畜化が“かれら”の究極目的
    ◎次なるターゲットは日本人――あなた方だ!
  • ◎世界を牛耳る巨大企業と、闇の権力者が推進する恐るべき計画!
    250万部ベストセラー『買ってはいけない』の著者が、
    新たな「食の危機」の到来を予言する!

    腐らないトマト、サソリの遺伝子を組み込んだ猛毒キャベツ、
    二倍の速さで成長する怪物サケ、ヒトの母乳を出す牛、
    羽根のない裸ニワトリ、抗ガン剤になるタマゴ、光る豚……。

    こんな「モンスター」たちが、最新の遺伝子組み換えテクノロジーによって、
    すでに開発されていることをご存じでしょうか?
    本書では、その戦慄の真実をみなさんにお伝えするとともに、
    世界の舞台裏でひそかに進行している、闇の支配者の「食糧支配計画」を暴きます。

    ◎目次
    まえがき 遺伝子組み換え食品を“食べてはいけない!”
    第1章 「キング・コーン」が世界を完全支配する!
    第2章 巨利を貪るモンスター企業「モンサント」の闇
    第3章 「食糧戦争」はすでに始まっている!
    第4章 “食品工場”が生み出す戦慄の怪物たち
    第5章 腐らないトマトと、恐怖の“サソリ遺伝子”キャベツ
    第6章 二倍速で成長する巨大サケと、羽根のない怪奇ニワトリ
    第7章 ゲップをしない“エコ牛”と、糞が肥料になる“エコ豚”
    第8章 “モンスター”が続々出現、悪夢の未来はもう目前!
    第9章 今こそ“洗脳支配”から目覚めるときだ
    あとがき さあ、世界を変えよう!
  • 予防接種は打ってはいけない!

    子宮頸がん、インフルエンザ、風疹、日本脳炎、ポリオ……
    あらゆるワクチンは効果がないどころか超有害!
    その正体は、「闇の権力」と巨大製薬利権が推進する、
    身の毛もよだつ「病人大量生産システム」だった。
    250万部ベストセラー『買ってはいけない』の著者が教える、
    医者に殺されない心得。

    ◎「子宮頸がん」の原因はウィルスではなかった
    ◎効果ゼロのインフルエンザ・ワクチン
    ◎風疹は三日で治る「軽度の感染症」
    ◎ウシ、ブタ、トリ……「獣の血」が体内に
    ◎後遺症の本当の恐ろしさを知ってほしい
    ◎「ワクチン総本山」厚労省を問いただす!
    ◎「予防接種の父」ジェンナーの大罪
    ◎七三一部隊――人体実験とワクチンの闇
    ◎ワクチン詐欺のルーツはナチスにある
    ◎医療マフィアが推進する「人口削減計画」
    ◎ビル・ゲイツ財団の「真の狙い」とは
    ◎ワクチン「強制接種」の時代がやってくる
    ◎医療の「九割」がなくなれば健康になる


    きっと本書で、あなたのワクチンに対する常識は崩壊したでしょう。
    現代医療に対する信頼も崩壊したはずです。
    それはある意味で、絶望的とも思えます。
    しかし、その瓦礫の中から希望の芽が大地に息吹き、
    大きく空に向かって育っていくのです。(本書より)
  • GHQと日教組の「洗脳」で隠された
    中国人・韓国人が嫉妬する 日本人の「本来の強さ」とは?

    日本人は「みにくいアヒルの子」ではなく、世界に羽ばたく「美しい白鳥」なのです。-ケント・ギルバート

    ■やっと「洗脳教育」のウソに気づいた日本人
    アメリカ・トランプ大統領、ロシア・プーチン大統領、中国・習近平国家主席、北朝鮮・金正恩国務委員長など、強力なトップリーダーたちに国際情勢が翻弄されるなか、日本の国会は安倍晋三総理をめぐるスキャンダルの追及で機能不全状態に陥っている。なぜ、日本人はみずからの国益を損ねるような行動に奔るのか。その原因は、GHQによる「WGIP」と、それを悪用したリベラル勢力によって歪められた学校教育の構造的問題にある。日本在住40年のアメリカ人弁護士が、日本人が本来の強さを取り戻すための方法を熱く語る。
  • 人口増加率、開業率、通勤の利便性、第1位!
    福岡市=シリコンバレー?! ハリウッド?!
    なぜ「勝ち組」になれたのか

    なぜいま、福岡市なのか。
    福岡について、出身者はもちろん、進学や転勤などで一時的に住んだ人も、一様に口をそろえて「住みやすいまちだ」という。
    その証拠に少子高齢化が進む日本において、福岡市の人口増加率は日本一になっている。「世界で最も住みやすい二十五都市」のランキング上位の常連でもある。
    だが、福岡の魅力は住みやすさだけではない。福岡はいま、イノベーションや起業で先頭を走っているうえ、成長するアジアの玄関口も担っている。
    著者の牧野氏は、いまの福岡が「数十年前のアメリカ西海岸」に相当するポジションにあると分析する。アメリカ西海岸といえばアップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックのビックファイブが生まれた地である。
    自動車産業などの凋落に見舞われたアメリカ経済を西海岸が救ったように、開業率1位「日本の西海岸」福岡が、少子高齢化で「沈みゆく日本」を救うのではないか。
    実際に東京、カリフォルニア、福岡に住んだ経験のあるジャーナリストが分析する。
  • ポスターを作り、街をおこし、UFOを呼ぶ。
    広告界の異端児が作る街と広告とその人生。

    都築響一 三戸なつめ 推薦

    商店街ポスター展の仕掛け人
    ポスター296点掲載

    ユーラシア大陸横断、就職、病気、挫折、出会い、別れ……。コピーライターという枠を超え、人生の迷子になった著者が、あらゆる違和感と向き合った末にたどり着いた“ある想い”。
    商店街のユニークなポスターを制作し、町おこしにつなげる『商店街ポスター展』で注目の著者が、プロジェクトを手掛けるまでの悩みや葛藤、そしてその人生を自身の言葉でユーモラスに綴る。

    「新たな一歩を踏み出そう」とする、すべての人に贈る一冊。
    都築響一
    広告って、いつも上から目線だ。「これがいいんだから買え」みたいな。でも日下くんだけは、いちばん下のほうでうごめいているなにかをぐっと押し上げて、僕らに見せてくれる。
    おもしろい広告は、本気でおもしろがってなくちゃできない。どんなに巧妙につくろっても、見るほうにはちゃんとわかるからと、日下くんは教えてくれる。広告業界人にとって、この本はすごく苦い薬か、避けて通りたい正道なのだろう。

    三戸なつめ
    日下さんとの出会いは衝撃的でした(笑)。
    自分の考えの斜め上をいくというか、こういう発想があるんだと。
    ただかっこいいとか素敵ってだけじゃなくて、面白さだとか、“超違和感” なところを引き出してくれて、それが今につながっているようにも思います。
  • AIで人の仕事が消滅する…・…。
    研究者による「20年以内に49%の仕事が消える」との予測から、5年が経った。
    その間、「AI時代に生き残る仕事は?」、「AIに負けないスキルを身につけよう!」といった話題で持ちきりだ。
    AIで仕事から解放されるという楽観論、AIで職にあぶれた貧困者が続出するという悲観論。多くの論があるものの、そもそも”議論の土台”自体からして、正しいのだろうか?

    ○研究者は仕事現場の”リアル”を知っているのか?
    ○導入コストやロボッティクスの開発スピードは考えているか?
    ○現在の雇用体系は理解されているのか?
    ○AIの影響はあるにしても、具体的にどんなプロセスを経るのか?

    AIによる雇用への影響が、どこからどんなペースで広がっていくかを徹底検証。
    長年雇用を見つめてきたカリスマがひもとく、「足元の」未来予想図。
    これからの日本にとって、AIは救世主か?亡国者か?そして確実にやって来る「すき間労働」社会とは……?
    井上智洋准教授、山本勲教授をはじめ、専門家や現場のスペシャリストたちの対談も収録。


    はじめに
    Chapter1. しっかり振り返ろう、AIの現実
     §1.ただいま人工知能は第3回目のブーム
     §2.ディープラーニングもAI進化の通過点でしかない
     §3.「AIで仕事がなくなる」論の研究価値
     §4.世紀の発明による社会変化と雇用への影響
     §5.プロが見たAI亡国論の妥当性
    Chapter2. AIで人手は要らなくなるのか、実務面から検証する
     §1.AIで仕事はどれだけ減るか(1)――事務作業の未来
     §2.AIで仕事はどれだけ減るか(2)――サービス流通業の未来
     §3.AIで仕事はどれだけ減るか(3)――営業職の未来
    Chapter3. この先15年の結論。AIは救世主か、亡国者か
    Chapter4. 15年後より先の世界。“すき間労働社会”を経て、“ディストピア”か?
    おわりに
  • 平成の世を震撼させた123事件を振り返る!

    殺人、強姦、誘拐、監禁、強盗、恐喝、放火、詐欺、死体損壊――。
    単独で、あるいは集団で。無差別に、もしくは怨恨から。

    本書で紹介するのは、平成の日本で人間が犯した「過ちの歴史」である。
    これらは他人事ではない。
    我々と同じ人間が起こした悲惨な事件から、
    人という生き物がもつ業について考えることが重要なのである。
    決して自らが犯罪者となることがないように……。

    ・平成に起こった印象深い凶悪犯罪を網羅
    ・発生の経緯、犯人の生い立ちから、判決、事件のポイントまで詳細に解説
    ・年表・統計などデータも満載
  • 「何もないまち」では終わらない――!
    欧州の地方を歩くと、日本に比べてずっと元気に見えた。なぜなのか、日本の地域再生のヒントになることを何か見つけたいと思って、欧州のあちこちを巡りながら取材を重ねた。当事者の声を聞いて、各地に共通して見えたことは、危機的な状況に陥ったまちほど、危機の本質に向き合ってそこからの脱却に真剣に取り組み、結果的に強くなっていたことだ。人口減少、高齢化、空き家の増加、他地域への依存、経済危機……。それらの危機に立ち向かってきた先達たちの原動力と取り組みに迫る。
  • シリーズ2冊
    1,320(税込)
    著者:
    藤村忠寿
    著者:
    嬉野雅道
    レーベル: ――

    藤村「決めないことを、恐れてはいけないんだよ」
    嬉野「それはまったく『どうでしょう』の本質だね」

    『水曜どうでしょう』4年ぶりの新作の放映を控え、温泉宿で夜を徹して語り合った。
    番組のこと、お互いのこと、大泉洋&ミスターのこと……。これまで知り得なかった本質の部分に触れる、初の対話集。

    ■『水曜どうでしょう』
    北海道テレビ制作により、96年10月9日から放送が開始されたバラエティ番組。レギュラー出演者の鈴井貴之・大泉洋に加え、ディレクターの藤村忠寿・嬉野雅道が同行する。ある一定の(無謀ともいえる)約束事を設け、国内外を問わず旅をする。
    口コミやネット、DVDの発売、系列局やUHF局の放映等で全国的に認知度が高まる。02年のレギュラー放送終了後06年までは1、2年に1作のペースで新作が放送。その後4年のブランクを経て10年に最新作を制作、11年3月よりオンエア。

    ■藤村忠寿
    65年5月29日、愛知県出身。
    95年、深夜番組『モザイクな夜V3』の制作チームに配属。96年『水曜どうでしょう』を立ち上げ、チーフディレクターを務める。
    番組ではナレーションも担当し、その実力は玄人はだし。07年にはアニメ作品『茄子スーツケースの渡り鳥』で声優デビューを果たす。近年では『歓喜の歌』(08年)、『ミエルヒ』(09年)などドラマの演出も手掛ける。

    ■嬉野雅道
    59年7月7日、佐賀県出身。
    ディレクター兼カメラマンとして『水曜どうでしょう』に参画。
    ドラマ『歓喜の歌』では四宮康雅とともにプロデューサーを務め、『ミエルヒ』では同氏とともに企画、福屋渉とともにプロデューサーを務めた。同作はギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、照明技術賞、放送文化基金賞、文化庁芸術祭賞優秀賞ほか多くの賞を受賞している。
  • 文春砲、不倫狩り、自主規制……なぜ、彼らは「バッシング」に奔(はし)るのか?

    ネット社会が生み出した現代のクレーマーである「道徳自警団」。
    法律ではなく、道徳的であるか否かでものごとを裁き、テレビ局はもとよりスポンサー企業、雑誌社、ニュースサイトの編集部、市役所、町村役場、著名人、政治家、はては無名の個人にまで電凸、メール、FAX攻撃が容赦なく浴びせる。
    現在ではそれに恐れをなした有名人が発言を自粛。これこそ現在の日本の「息苦しさ」の正体そのものではないか。
    本書では具体例をもとに、このやっかいな現代のクレーマーとどう対峙するかの道筋を提示する。
  • メディア論の第一人者が教える虚偽(フェイク)と真実(ファクト)の見分け方

    ニュースの真相は、彼らが「伝えない」部分にある。

    「安倍政権=独裁政治」は、虚像にすぎない!

    ◎北朝鮮は「Jアラート」発令前に発射を予告していた
    ◎都議会議長は小池百合子氏との握手を拒否していなかった。
    ◎開校反対派のキャンペーンが森友学園問題の発端だった。
    ◎加計学園の認可は「ゆがめられた行政」を正すものだった
    ……国民はフェイク・ニュースには目が行きがちだが、「報道しない自由」を駆使した「都合の悪い事実」の「カット」には目が行かない。カットされた部分に潜むニュースの真相を、メディア論の第一人者が、実例を挙げて検証する。
    現在の日本のメディアは5W1Hを無視している。
    とくに左派系メディアは、目的のためであれば、
    5W1Hの概念など無視してかまわない、
    恣意的に操作してかまわないと考えている。
    言い方を換えれば、一定イデオロギーの情報機関である。
    イデオロギーの目的に沿って5W1Hを操るのであるから、洗脳装置である。
    そして、左派の戦略の目的は、2017年において、
    明らかに「北朝鮮の脅威隠し」であり、
    その背後にある大きな柱は「憲法改正阻止」だった。(「はじめに」より)

    【目次】
    第1章 政権を揺るがしたメディア・コントロールのカラクリ
    第2章 メディア・コントロールとは何か
    第3章 なぜ、メディアは「歴史洗脳」をするのか
    第4章 なぜ、北朝鮮と中国の軍事的脅威は報じられないのか
    第5章 メディアに騙されない方法
    終章 すべてのメディアは「プロパガンダ装置」である
  • AKB48、地方自治体の萌えキャラ、村上隆や会田誠の現代アート、AV強要問題、そして「慰安婦」問題……。さまざまな性の表象があふれ、社会問題を抱えている現代ニッポン。たとえば二次元エロをめぐる議論は「表現の自由派vs表現の規制派」という対立軸だけに安易に回収されてしまうようなこの国で、「女でいること」はなぜこんなにも息苦しく、難しいのだろうか。精神科医とフェミニストが、いま日本社会で「問題」と感知できなくなっている性の「問題」をめぐり、改めて女たちにとってのエロスを考えていく白熱対談。
  • もう、謎の職業なんて言わせない!
    役割、年収、なりかた、恋愛…
    業界30年超の裏方がすべてを語る

    テレビ・ラジオ・ネット番組など、放送業界の裏方として活躍する放送作家。

    顔と名前の知られている放送作家の方もいますが、その仕事の実態は謎に包まれているのではないでしょうか。

    本書では、放送作家生活28年のベテランが、
    放送作家の番組内でのポジションなどの具体的な仕事内容から、放送作家ならではの醍醐味、
    過酷なスケジュールの理由、恋愛事情、放送作家になるための心得まで、徹底紹介します。
  • 「働き方」よりも「稼ぎ方」改革を!
    安倍政権が推し進める「働き方改革」。長時間労働の是正、雇用の流動化、正規・非正規の格差解消などをかかげながらも、今までその改革の「副作用」については十分な説明がなされてこなかったのではないだろうか。そして、低成長社会、労働力人口の減少など状況が変動する中で、日本はどのようなビジョンを持ち、私たちは理想と現実のはざまでどのように働き方を考えていけばよいのか。「労働・雇用」「教育・育児」の専門家二人が未来に絶望しないための「働き方改革」を考察していく、刺激的な対談。

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