『歴史、旅・地域情報、中央公論新社(新書、実用)』の電子書籍一覧
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フランス革命直後からパリに陸続と生まれたガラス天井の通り抜けを、「パサージュ」という。オペラ座、パノラマ、グラン・ブールヴァール……時代ごとの街の名所に、パリ市民を導いてきた。夢と欲望が吹き抜けたパサージュの歴史は、パリ近代化の歴史でもある。現存する19のパサージュを、フォトグラファー鹿島直の写真で辿る新しいパリガイド。
【目次】
まえがきに代えて
Ⅰ パサージュへ時間旅行の手引き
パサージュの定義
パサージュガイド19の散歩路
01 ギャルリ・ヴェロ=ドダ
02 ギャルリ・ヴィヴィエンヌ
03 ギャルリ・コルベール
04 パサージュ・ショワズール
05 パサージュ・デ・パノラマ
06 パサージュ・ジュフロワ
07 パサージュ・ヴェルドー
08 パサージュ・デ・プランス
09 ギャルリ・ド・ラ・マドレーヌ
10 パサージュ・ピュトー
11 パサージュ・デュ・アーヴル
12 パサージュ・ヴァンドーム
13 パサージュ・デュ・グラン=セール
14 パサージュ・ブール・ラベ
15 パサージュ・デュ・ケール
16 パサージュ・デュ・ポンソー
17 パサージュ・デュ・プラド
18 パサージュ・ブラディ
19 アルカード・デ・シャン=ゼリゼ
パサージュの歴史
Ⅱ パサージュ文学全集
失われたパサージュを求めて
ギャルリ・ド・ボワ
ギャルリ・ドルレアン
パサージュ・ド・ロペラ(オペラ・パサージュ)
パサージュ・デュ・ポン=ヌフ
パサージュ・デュ・ソモン
パサージュを読む
パサージュ・デ・パノラマ
パサージュ・ショワズール
あとがきに代えて
文庫版のためのあとがき -
好き嫌いがキッパリ分かれるパクチーの爆発的なブームとともに、
いま日本には第二のアジア飯ブームが到来している。
ガパオ、パッタイ、カオマンガイ……。
いつから日本人はこれほどまでにスパイスとハーブの香りの虜になったのか。
『Hanako』『きょうの料理』『オレンジページ』『dancyu』など時代を鮮やかに映しだしてきた雑誌や、アジアを舞台にした映画、小説、日本に急増する移民が広めた食文化を丹念に紐解きながら、日本人をとりこにしたパクチーとアジア飯の喜びの謎に迫る。
のびゆくアジア、どこか懐かしいアジアを愛し、旅し、食べ歩いている
すべてのニッポンの女子に贈る。アジア飯の魅力の源泉をさぐる一冊。 -
悠久の歴史を誇る中国には、文化や思想の精華である世界遺産が数多く存在する。本書ではそのうち七件を精選し、歴史的背景をふまえながら、それぞれの史跡をたどってみたい。兵馬俑の真の価値とは。殷墟から出た甲骨は何を語るのか。敦煌文書に記された古代の思想とは。歴史を書き換えた新発見の衝撃や、建造物に施された工夫の意味を知れば、世界遺産はもっと面白い。中国古典に精通した著者ならではの案内で、旅に出かけよう。
第一章 殷墟――漢字と思想の源流
第二章 孔子廟――儒教と孔子のふるさと
第三章 兵馬俑と始皇帝陵――始皇帝の野望
第四章 万里の長城――国防意識の体現
第五章 泰山――聖なる山
第六章 敦煌――シルクロードの夢
第七章 明の十三陵――発見された地下宮殿 -
古来よりスウェーデン王国下にあったフィンランド。19世紀にロシア帝国下、「大公国」となり広範囲な自治を獲得。ロシア革命、大規模な内戦を経て独立する。第2次世界大戦では、ソ連に侵略され領土割譲。その後ナチ・ドイツに接近し、近親民族の「解放」を唱えソ連に侵攻するが敗退。戦後は巨大な隣国を意識した中立政策を採りつつ、教育、福祉、デザイン、IT産業などで、特異な先進国となった。本書は、「森と湖の国」の苦闘と成功を描く。
目次
序章 フィンランド人の起源―「アジア系」という神話
第1章 スウェーデン王国の辺境―13世紀~19世紀初頭
第2章 ロシア帝国下の「大公国」―19世紀~第一次世界大戦
第3章 揺れる独立国家フィンランド―内戦~1930年代
第4章 二度の対ソ連戦争―第二次世界大戦下、揺れる小国
第5章 苦境下の「中立国」という選択―休戦~東西冷戦期
第6章 西ヨーロッパへの「接近」―ソ連崩壊~21世紀
終章 21世紀、フィンランドという価値 -
16世紀、スペイン王権との戦いから「低地諸州」(ネーデルランデン)北部のオランダは独立する。商機を求めてアジアや新大陸へ進出。いわゆる大航海時代に新教徒中心の共和国は、世界でも最有力の国家となった。
だが、四次にわたる英蘭戦争、フランス革命の余波により没落し、併合の憂き目に遭う。ナポレオン失脚後は王国として復活し、自由主義的な改革を実践していく。
20世紀以降は、寛容を貴ぶ先進国として異彩を放つ偉大な「小国」となった。
本書は、大航海時代から現代まで、人物を中心に政治、経済、絵画、日本との交流などを描く。
目 次
第1章 反スペインと低地諸州の結集―16世紀後半
第2章 共和国の黄金時代―17世紀
第3章 英仏との戦争、国制の変転―17世紀後半~19世紀初頭
第4章 オランダ人の海外進出と日本
第5章 ナポレオン失脚後の王国成立―19世紀前半
第6章 母と娘、二つの世界大戦―19世紀後半~1945年
第7章 オランダ再生へ―1945年~21世紀
以上 -
車が暴走するデコボコ道路を裸足で闊歩。泥酔して暴れ、ルーズで浪費好き、それがオーストラリア国民、オージー。粗野でマイペースな彼らは、国際的に「おバカ」とも揶揄される。しかしOECD調査の幸福度では4年連続「世界1位」。相容れない「おバカ」と「幸福」が同居するのはなぜか? 在住18年の著者が、実体験とデータから秘密を探る。領土問題やTPPなど、国際的課題を抱える「賢い」日本。今こそ愛すべき「おバカ」大国から学べ!
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