『哲学、松本卓也、1001円~(実用)』の電子書籍一覧
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【『人新世の「資本論」』、次なる実践へ! 斎藤幸平、渾身のプロジェクト】
戦争、インフレ、気候危機。資本主義がもたらした環境危機や貧困格差で、「人新世」の複合危機が始まった。
国々も人々も生存をかけて過剰に競争をし、そのせいでさらに分断が拡がっている。
崖っぷちの資本主義と民主主義。
この危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自治」の力を育てていくしかない。
『人新世の「資本論」』の斎藤幸平をはじめ、時代を背負う気鋭の論客や実務家が集結。
危機のさなかに、未来を拓く実践の書。
【目次】
はじめに――今、なぜ〈コモン〉の「自治」なのか? 斎藤幸平
第一章 大学における「自治」の危機 白井 聡
第二章 資本主義で「自治」は可能か?――店がともに生きる拠点になる 松村圭一郎
第三章 〈コモン〉と〈ケア〉のミュニシパリズムへ 岸本聡子
第四章 武器としての市民科学を 木村あや
第五章 精神医療とその周辺から「自治」を考える 松本卓也
第六章 食と農から始まる「自治」――権藤成卿自治論の批判の先に 藤原辰史
第七章 「自治」の力を耕す、〈コモン〉の現場 斎藤幸平
おわりに――どろくさく、面倒で、ややこしい「自治」のために 松本卓也 -
ウイルスは「敵」なのか? それとも――?
人類学、哲学、批評、アート、小説、精神分析、ビッグヒストリー、妖怪、科学史……。
ジャンルを異にする俊英たちが、コロナ禍が露わにした二元論の陥穽をすり抜け、「あいだ」に息づく世界の実相を探る。刺激的な八つの対話集。
刻々と迫りくる感染症と、その対策に奔走する我々。
緊急事態宣言下の日本で行われた八つの対談は、未曾有の事態を普遍的な観点から見つめ直す、二つのまなざしが直交する対話の記録である。
【目次】
■ TALK 01 奥野克巳 × 近藤祉秋
ウイルスは人と動物の「あいだ」に生成する
■ TALK 02 逆卷しとね × 尾崎日菜子
接触と隔離の「あいだ」を考える
■ TALK 03 吉村萬壱 × 上妻世海
私と国の「あいだ」を/で問い直す
■ TALK 04 清水高志 × 甲田烈
既知と未知の「あいだ」の政治
■ TALK 05 松本卓也 × 東畑開人
心と身体の「あいだ」を考える
■ TALK 06 山川冬樹 × 村山悟郎
隔離され、画像化された二つの「顔」、その「あいだ」で
■ TALK 07 辻村伸雄 × 石倉敏明
歴史と神話の「あいだ」の実践
■ TALK 08 塚原東吾 × 平田周
グローバルとローカルの来たるべき「あいだ」へ
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