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『哲学、1001円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

181 ~240件目/全2839件

  • 36万部突破のベストセラー『あした死ぬかもよ? 』から生まれたスペシャルブック

    視点が変わる2つのスペシャル特典付き!
    ① PDF特典:書き下ろし「しつもん」を、本文QRコードよりダウンロードいただけます。
    ② カード特典:いつでも見返せるキュートなカードが封入されています。

    これは、「あした死ぬかもよ。じゃあ、どう生きたい? 」を問うノートです。
    どうにもできないことに囲まれて生きる今だからこそ、
    「自分の本心」と出会う冒険に出てみませんか?

    究極の不幸とは、死が間近に迫ったときに、自分の人生に後悔することです。
    「いつかやれたらいいな」「これをやっておけばよかったな」そう心に引っかかっていることがあるなら、今日始める。
    本書は、二度とない人生を後悔なく生きるための38の質問に答えていくことで、ほんとうに大切にしたいことを明確にしていきます。
    また、親本『あした死ぬかもよ?』にはない質問やエピソードもたくさん盛り込んでいるので、本をすでに読まれた方も、新鮮にお楽しみいただけるはずです。

    書き終えるころには、新しく生まれ変わった自分がいることでしょう。

    ※本書は2020年に小社より刊行された『あした死んでも後悔しないためのノート Special』の新版化です
  • 発売約1か月で早くも2万部突破!

    「自らを受け入れ、運命を切り拓け。」
    「何を与えられて生まれてきたかではなく、
    与えられたものをどう生かすかが大事なのだ。」
    アドラーの言葉をわかりやすく「超訳」した名言集が登場!

    ● 働くことの意味とは?
    ● 人間関係の悩みは、どうすれば解決できる?
    ● パートナーと良い関係を築くには?
    ● 子どもと、どう向き合うべき?
    ● アドラーの語る「劣等感」とは?

    100年前の言葉なのに、
    人と社会について、本質を鋭く突くアドラー心理学。

    多くの日本人に知られるようになった今、
    ときに難解とも言われるアドラーの言葉を、
    現代に生きる私たちのためにわかりやすく「超訳」しました。

    悩み【つい、他人と比べてしまう…】
     →「劣等感があるから、向上心を持つ。」

    悩み【辛い経験をして、立ち直れない】
     →「経験の意味は、自分で決めている。」

    悩み【何のために働くのかわからない】
     →「人生の意味は「貢献」だ。」

    悩み【パートナーが協力してくれない…】
     →「平等あってこそ、愛は正しい道を歩む。」

    悩み【子どもを、自立した子に育てたい】
     →「親は「信頼できる他者」がいることを示せ。」

    1ページに1つのエッセンスだから、わかりやすい。
    あなたの人生の、道しるべになる言葉が見つかります。


    ▼アドラー心理学とは?
    フロイト・ユングと並ぶ「心理学三大巨頭」の一人であり、
    オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーが提唱した心理学。
    古くから欧米での人気は高く、『人を動かす』のカーネギーや
    『7つの習慣』のコヴィーらに影響を与え、「自己啓発の祖」とも言われる。
    2010年代に日本においても人気が高まり、関連本が数多く出版される。

    ▼編訳者は?
    超訳した編訳者は、日本にアドラーを伝え続けて40年、
    著者累計100万部を超える岩井俊憲氏。

    ▼もくじ
    Ⅰ 「働く」ことの意味
    Ⅱ 人間関係の悩み
    Ⅲ 愛・パートナーシップ
    Ⅳ 教育において大切なこと
    Ⅴ 勇気をもつ
    Ⅵ ライフスタイル(性格)
    Ⅶ 人間とは何か
    Ⅷ 劣等生・劣等感・劣等コンプレックス
    Ⅸ 共同体感覚について
    Ⅹ 学び、理解したことを実践せよ
  • 新生日本のために、まず日本人の特性を見つめ掘り下げた、柳田学の核心部を1冊に。旧版に、「明治人の感想」、折口対談「日本人の神と霊魂の観念そのほか」など大幅増補した新装版。
  • 20年間の「旅の記録」

    この20年間はどんな時代だったのか? 浮かび上がってくるのは、「公共性」・「性」・「文明」という巨大な問題群だ。
    著者は第一論集『ショッピングモールの法哲学』で、1970年代以降の政治理論、とりわけ正義論の枠組みを「郊外」という具体的な場で再考してみせた。社会の境界で考えるという基本姿勢は第二論集である本書でも変わらない。
    著者の大きな転換点となったのは2003年のいわゆる「性同一性障害」特例法の立法運動だ。そこで拓けた地平は、法を根幹から見つめ直すだけでなく、法と政治、法と社会の関係を問い直すものだった。
    こうした視座は「立憲主義」が時代のキーワードとなった2010年代に計り知れない意味を持った。ジェンダー/セクシュアリティ、移民/難民はじめ、よりいっそう先鋭化していく問題について、政治的、社会的足場を重視しつつ、分析することを可能にしたのだ。
    著者は、スナック研究を軸に「夜の公共圏」を提唱したことで知られる。もちろん、そこにも「公共性」・「性」・「文明」という問題が貫かれている。社会の最前線を走り抜けてきた法哲学者の「旅の記録」。
  • レーニンの思想を俯瞰すべく、主な著作物から重要な箇所を選び抜いたレーニン選集。2024年はレーニン没後100年。
  • 何が美術を規定したのか

    現在の美術を作り出した「境界」が引かれ、社会に浸透していく過程を、制度史的視点から捉えた画期的論集。近代において「美術」概念や日本画をはじめとする諸ジャンルは、いかにして形づくられ、純化へと向かっていったか。衝突や動揺を引き起こしつつも、五感の秩序における視覚の優位、工業社会の到来、固有の造型芸術への意志、これら三つが推進力となって「美術」は成立した。だが、その境界は画定し切ったわけではない。裂け目を孕みながら、未完の運動体として今もわれわれの目の前にある。『眼の神殿』と対をなす本書は、新たな作品創造と歴史記述の可能性へと読者を導く。
  • 身体性に結び付けられた「女らしさ」ゆえにケアを担わされてきた女性たちは,自身の経験を語る言葉を奪われ,言葉を発したとしても傾聴に値しないお喋りとして扱われてきた.男性の論理で構築された社会のなかで,女性たちが自らの言葉で,自らの経験から編み出したフェミニズムの政治思想,ケアの倫理を第一人者が詳説する
  • キルケゴールは、本来の自分から目をそらしている状態を「絶望」と定義づけ、この「絶望」こそが、「死に至る病」と説いた。本書『超解釈キルケゴールの教え』では、キルケゴールが残した難解な書物を読み解き、人間が陥る絶望を「無限性の絶望」「有限性の絶望」「可能性の絶望」「必然性の絶望」の4つのプロトタイプに分類。「キルケゴール先生」に扮した著者が、人生相談の形式で、それぞれの絶望からの脱出法を教授する。
  • スピリチュアルは宗教ではない。
    自分を信じるとは何か。霊魂とは何か。
    マルクス、ガンジーなど大思想家たちに影響を与え、世界中に広がった思想の軌跡を辿る。



    金融・経済の近未来予測を当ててきた著者が、今度はスピリチュアルの真髄に到達したーー。
    いつの時代も人々は、「病気やお金の心配、煩悩から逃れ、幸せに生きること」を願ってきた。そして宗教を頼りにしたが、宗教は人類の苦悩に答えられなかった。むしろ難しい教義で人々を煙にまき、寄付を集め、聖職者のいる寺院、教会、教団を肥やしてきた。私たちは宗教に縋りついてはいけない。大事なことは、「各々が自分の霊魂と対話し、自分を信じて生きること」だ。元牧師でスピリチュアリズムの元祖・エマーソンの教えを、彼の著作『自己信頼』(1841年)を元に解説。世界に広まった軌跡を辿る。著者自身が導かれた霊魂のエピソードも掲載。
  • 1,980(税込)
    著者:
    竹田文義
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    今の人間は、物質という目に見える物こそ確実なモノと信じて、シンプルになりすぎの獣のレベルにまで落ちてしまっている。

    今の人間は、物質という目に見える物こそ確実なモノと信じて、シンプルになりすぎの獣のレベルにまで落ちてしまっている。この世界の実相は、多層階層の複雑怪奇な世界なのだ。物質世界の中ばかりを見ていては、真実は見えては来ない。多層階層を理解し、上に在るものを見なければ真実は見えては来ないのだ。そんなことを理解して、この世界の認識を新たにするつもりで学んでほしいと願う。
  • 戦争は悪だ。しかし、悪であって、なお正義であり得るのはなぜか。そして、戦争を悪だと告発することがアリバイ証明と自己弁護、他を非難するための手段として利用されるのはなぜか。「道徳問題としての戦争と平和」ほか、ギリシャ哲学の碩学が戦中・戦後の政治的問題を考察した一七篇。文庫オリジナル。
  • みんなの不安に巣くう、都会派妖怪の正体に迫る!

    千変万化する妖怪、そのイメージを作り出したのは、不安により膨れ上がる都市住民の想像力であったーー。大通りを闊歩する百鬼夜行、学校の暗闇に潜む女子生徒の幽霊、銀幕を跋扈する大怪獣。人が集まる場所にこそ妖怪あり! 民間伝承から都市伝説まで、江戸から魔都東京まで。時間も空間も乗り越える、遊び心あふれる宮田式妖怪地図を手に、都市怪異譚をたどる旅に出よう。小松和彦による解説「宮田登の妖怪論」収録。
  • 対話は「聴く」ことから始まる。

    対人関係の困難から「心の問題」が取り沙汰される今、ケアを求める声は大きい。心の問題を抱えた相手とどのように接したらいいのか。日本でカウンセリングを切り開いた第一人者が語る、ロングセラーの名著。
  • 難解で長大な禅の思想書をやさしく伝える入門書

    曹洞宗の開祖・道元。座禅や生活作法、世界や時間や人間のとらえ方などの思想を凝縮して伝えるのが『正法眼蔵』だ。難解で長大な原文の要点をわかりやすく解説。初学者に禅の精神をやさしく伝える。
  • 「人生の意味とは?」「存在の意味とは……?」思索の旅人である一人の哲学者が“人間存在”の究極の命題に挑んだ本書。

    「人生の意味とは?」「存在の意味とは……?」思索の旅人である一人の哲学者が“人間存在”の究極の命題に挑んだ本書。古代ギリシアに始まる古今東西の哲学者たちのさまざまな知見を振り返りつつ、著者オリジナルの思想を綴った21世紀の哲学書です。/私たち人間は、食べ、眠り、排泄すること以上の何かを人生に求める、「哲学する動物」なのです。(あとがきより)
  • 1,650(税込)
    原案・監修:
    むつー
    執筆協力:
    黒十字
    イラスト:
    東西
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    船内にいるのは、拉致された3人の男女。そして、異形の存在。

    「訳アリと言わんばかりの女と、頭の軽そうな男。そして私。……共通項は、なんだ?」
    TRPGシナリオでは異例の2.5万部超え!
    大ヒットシリーズ1作目が待望のノベル化。
    むつーの壊胎、新たなストーリーがここに。

    ――鼓膜がとらえたその音は、確かな重量を持つ何かの足音のように思えた。少なくとも人が発する音ではない。
    極度の緊張。逸る心拍がやたらと脳に響く。
    しかし五月蠅いのは脳内だけで、この静寂な空間には隣の部屋の音が鮮明に聞こえてきた。

    「ギダギド・デダデラバ」
    「……ゴドジョクダ・ガロバイミ・ ゴズグダク・ジャメムバダ」

    心底気持ちが悪かった。いっそ船酔いのせいだと思いたかった。
    狂っている。――この世界は、吐き気がするほど理不尽だ。
  • 50歳を迎えた青木さやかが、91歳のシスターに教わった、
    人生後半を機嫌よく生きるヒント。

    * * *

    友達に話す。
    自分に話す。
    神様に話す。‥
    「話す」ことの大切さとは――
    ネガティブな感情と向き合うコツは――



    【本書目次】
    はじめに ― (青木さやか)

    CHAPTER1 話せば、人生うまくいく
    ・五十歳は自分を見つめ直す良いチャンス。
    ・話すことで自分の心の中に光を当てる。
    ・自分の感情を摑まえる訓練をする。
    ・自分を責めない、否定しない。
    ・辛い出来事の中にあるメリットを考えてみる。
    ・人の悩みを吸い込まない。
    ・物事には必ず両面があることを心に留めておく。

    CHAPTER2 ネガティブな感情と向き合うコツ
    ・感謝の瞑想をする。
    ・孤独を感じたときは感謝する。
    ・嫉妬する自分も「いいな」と思う。
    ・「あの人が嫌い」と思ったときは、自分を知るチャンス。
    ・評価は「あればいい」くらいのもの。自分から追い求めない。
    ・無理しそうなときは、話して思い込みをチェックする。
    ・自立した人間になることで、人と深く付き合える。
    ・自己肯定感は、自分で高められる。
    ・事実が先。気持ちはあと。伝え方で親子関係は変えられる。
    ・価値観が合わない人とは縁を切るのではなく「距離を置く」。
    ・誹謗中傷から心を守るコツは「なるべくポジティブ」。
    ・相手の全てを知っていなくても友達は友達。
    ・傍にいるだけでも相手を大切にすることができる。
    ・亡くなってからも心の中での繫がりを大切にする。
    ・機嫌よくいるというのは、心穏やかであるということ。
    ・ポジティブな感情を摑まえて、機嫌のよい人になる。

    CHAPTER3 自分と仲良く生きるには
    ・自分で自分の親になり、自分を認め大切にする。
    ・自分で自分を認めることで力を発揮できる。
    ・お金の不安は具体的に。
    ・成功よりも成長することを大切にする。

    CHAPTER4 視点を変えれば人生は変わる
    ・「気づきは癒やし」。感情を押さえ込まない。
    ・辛いことはノートに書いてやり過ごす。
    ・成長のコツは「視点を変える」と「自分を責めない」。
    ・短所を短所と決めつけない。
    ・若い頃の辛いできごとも、自分の糧になる。

    おわりに ― 読者の皆さんへ(鈴木秀子)
  • ■世界で一番、重い荷を負った男、ローマ皇帝アウレリウスは、いかにしてよき人生を生き切ったのか。彼の生き方の根源にあったのは、まっすぐな哲学だった。

    第16代ローマ皇帝マルクス・アウレリウス(西暦121~180年)。5賢帝のひとりであり、プラトンのいう理想の国家君主「哲人王」にもたとえられる彼は、日々の思索と内省をメモのような散文として書き残した。のちに『自省録』としてまとめられたストア哲学の薫り高い約500の断章から80篇を選び、齋藤孝がわかりやすく解説する。
    他の哲学思想との比較はもちろん、ウクライナ問題からSNS、コロナウイルス、はては大谷翔平までを例に挙げた読み解きにより、ローマの賢人の日々の「つぶやき」が現代の私たちの生活とシンクロしていく。現代を正しく生きるために、ストア哲学、そしてアウレリウスが大事にした「理性」を学ぼう。

    [目次]
     はじめに
     第1章 自分を自分のコントロール下におく方法 
     まどわされない生き方/生と死と運命の考え方
     第2章 自分と自分の周りを幸せにする方法
     他者と生きる/社会の中の自分/仕事をするときに
     第3章 よりよく生きていく方法
     人生にも哲学が必要だ/善悪と幸福/困難に立ち向かうには
     おわりに 
     

    【著者略歴】
    齋藤 孝 (さいとうたかし)
    明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『書ける人だけが手にするもの』(SB新書)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『図解 歎異抄 たよる、まかせる、おもいきる』(ウェッジ)など著書多数


    この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 自省録 人生を考え続ける力』(2023年12月23日 第1刷)に基づいて制作されました。
    ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 1,925(税込)
    著者:
    渡辺浩
    レーベル: 筑摩選書
    出版社: 筑摩書房

    私たちは、私たちの文化と言語とを形成してきた永い歴史を受けて、その流れの中で、感じ、思い、考えている。では、過去にどのようなことがあったために、いま私たちはこのように感じ、思い、考えるのか。そして、その過去に気づくことによって私たちは何を得られるのか――そうした日本思想史と現在の関わりについての問題を研究してきた著者が、これまでに様々な機会に発表してきた短い考察を集成。碩学による「日本」をめぐる長年の思想史探究を集成した、驚きと刺戟に満ちた珠玉の小文集。 【目次】はじめに/I その通念に異議を唱える/II 日本思想史で考える/III 面白い本をお勧めする/IV 思想史を楽しむ/V 丸山眞男を紹介する/VI 挨拶と宣伝/索引
  • 中世の大ベストセラー『痴愚神礼讃』の名を知る人は多いだろう。ヨーロッパ文化への貢献者に与えられる栄えある賞に今もその名を残す、西洋知性の粋、デジデリウス・エラスムス。宗教改革をはじめ、世俗権力と教会の対立が顕在化し、争いが絶えなかった狂乱の時代を生きた彼は、つねに学問に打ち込み、「何者にもその道を譲らない」という自らの信条が揺るぐことはなかった。派閥に属さない知性的な態度や人間味あふれる魅力的な人柄、「世界市民」としての生き方を、西欧文化を知悉する著者が憧憬をこめて描き出す傑作評伝。 【目次】まえがき/第1章 我、何者にも譲らず/第2章 不信の時代/第3章 変革への底流/第4章 古代へのめざめ/第5章 ふたつの友情/第6章 イタリアへの旅/第7章 ヴェネツィアの印刷業者/第8章 ゆっくり急げ/第9章 『痴愚神礼讃』/第10章 宗教改革の嵐/第11章 嵐のなかの生涯/第12章 自由意志論争/第13章 栄光ある孤立/はしがき
  • 世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか?
    作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。「書くこと・作ること・生きること」の本質を綴り、不可解な時代を生き抜くための智恵を指南する。
    〈無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。人間は何故生きているのか、と問われれば、僕は「生きるのが趣味です」と答えるのが適切だと考えている。趣味は無駄で贅沢なものなのだから、辻褄が合っている。〉(第5回「五月が一番夏らしい季節」より)。
    他者と競わず戦わず、孤独と自由を楽しむ生き方のヒントに満ちた書です。
  • 混乱の時代に蓄財するユダヤ人の成功哲学!

    混乱の時代にどうやって蓄財し、成功をつかむのか。

    ユダヤ民族に伝わる説話を紹介し、
    ヘブライ聖書とその議論集「タルムード」をひもときながら
    蓄財のみならずユダヤ人の成功哲学を伝授する。


    <主な内容>

    第一章 逆境を生き抜く選択の智恵

    ・弱いものは財産を見せびらかしてはいけない
    ・現状維持は衰退への道
    ・形あるものにこだわるな
    ・ノアの方舟の物語に学ぶ ユダヤ人の「究極の選択」とは
    ・究極の選択で、自己決定をする
    ・「第一次選択権」は、相手に先に渡す ほか


    第二章 ピンチの時の蓄財術

    ・情報を制するものが富を制する
    ・ユダヤでは「スパイ」がヒーロー
    ・ユダヤ人の蓄財対象は「金」と「ダイヤモンド」
    ・価値こそ、「蓄財」の基本
    ・ピンチの中にこそ、金儲けのチャンスあり
    ・ユダヤ人の蓄財 ─収入の10分の1は寄付にまわす ほか


    第三章 混乱の時代にこそイノベーションを起こす

    ・共通言語を得た者が、巨万の富を得る
    ・日本の半導体の行方
    ・投資をするなら、無形のものに
    ・技術革新にこそ、蓄財の基本がある
    ・ヘブライ聖書の教えと現代科学
    ・ユダヤ人はうらやまない  ほか
  • 生きるために、なぜ我々はこんなにも頑張らなければならないのか?
    大学に馴染めず、ひきこもり生活を送った著者は、この問いの答えを求め、「何もしない」ことを目的に1年間スペインに滞在。
    帰国後、無職のまま、日本社会を包み込む生きづらさの原因を、映画『プーと大人になった僕』『パディントン』、『バトル・ロワイヤル』『仁義なき戦い』シリーズなどの深作欣二作品、『安心引きこもりライフ』『みちくさ日記』『ナリワイをつくる――人生を盗まれない働き方』などの書籍・漫画、そして作家・朝井リョウの小説などをもとに解き明かしていく。
    競争に勝って生き残らなければならないと「思い込み」、しんどい思いをしている人へ、自分らしい生き方を送るために「おりる」ことを提案した一冊。
  • その「余裕」――。
    生命体の男としての周波が違う!

    変にガツガツしない。
    でも勢いはある。
    女性の心を「あっという間」に開かせ、求められる男が持っているもの!


    なぜ、あのオヤジは、微笑み佇むだけで女が腕を絡ませたくなるのか?
    その答えは「男の余裕」にあった!
    ただ、お金、時間があって、物腰がゆったりしていて、
    聞き上手で、口数が少ない――だけでは足りない。

    「選ばれる男(オス)」になるために、絶対に知っておきたいこれだけのこと!


    ●男の余裕とは

    「余裕」と聞くと、お金、時間があって、物腰に落ち着きがあり、
    聞き上手で、口数が少ない――。
    そんな男性像が、思い浮かぶかもしれない。
    でも、そんなオヤジは、そこらじゅうにいる。

    もしかしたら心のあり方、感情の変化の仕方、
    心のエネルギーの蓄え方、放射の仕方の違いが
    真の「余裕」なのではないか――。

    女性を腰砕けにする「男の余裕」に、迫る!


    ■目次

    ●プロローグ なぜ、あのオヤジは微笑みたたずむだけで女性が腕を絡ませたくなるのか?
    ・女性の心を「あっという間」に開かせる男
    ・目の肥えた女性たちが、オスとしての心地よさを感じ群がる
    ・男としての周波の違い
    ・女性を腰砕けにする「余裕」とは?

    ●1章 「余裕のある男」の共通点とは?
    ・「俺、バカだからさぁ」と自分を笑い飛ばす 
    ・最強の「かさぶた」を持つ
    ・人生の主役男という看板を持つ
    ・承認欲求トークはしてはいけない
    ・自己重要感をはき違えるな
    ・「正しいか? 正しくないか?」で会話をしない
    ・なぜ余韻をまとうことが大切なのか?
    ・第一声で相手の心は変わる
    ・期待を裏切らない「老舗名店」になる

    ●2章 女性にとって付き合いやすい男とは?

    ●3章 求められる男はここが違う!

    ●4章 関係はじっくり深める

    ●5章 女性との適度な距離感とは?

    ●6章 切り捨てることを知る

    ●エピローグ「大人の余裕男」は105度で接する

    ■著者 潮凪洋介
    著者・作家・イベントプロデューサー・出版プロデューサー
    著書73冊・累計172万部。
    「サードプレイス啓蒙」「恋愛文化の発展」をテーマに出版。
    シリーズ累計20万部突破のベストセラー
    『もう「いい人」になるのはやめなさい! 』(KADOKAWA /中経出版)など。
    「心の壁を壊し、生きることを楽しもう」をステートメントに「サードプレイス主義」を掲げ活動。
    約100種類のアソビジネス・メニューから、その人に合った
    「オリジナルなアソビジネス」を診断・創造するLD 法を開発し、
    日経新聞、リクルート、アステラス製薬、など
    各種企業・団体と共催で講演・ワークショップを複数回開催。
  • ■8000人以上の経営者・ビジネスパーソンを指導する
    神道研究家が教える「神習慣」
    あなたは

    「もっと運が良くなりたい」
    「もっと良いご縁が欲しい」
    「仕事の成績、業績を上げたい」
    「より良い人生に変えていきたい」

    など思っていないでしょうか?

    これまでのビジネス書では書かれていなかった
    運を味方にするまったく新しい習慣をご紹介します。

    ■著者は延べ8000人以上の経営者、ビジネスパーソンに対して
    運気を上げる方法を指導してきた神道研究家。
    これまで限られた人だけに伝えてきた
    神様に味方してもらう方法を本書で公開します。

    成功している経営者の多くが、
    なぜ神社を大切にし、会社には神棚を祀るのか?

    それは神様を通じて、見えない力を借りて
    会社や個人の流れを良くするためです。

    ただの神社に関する本とは違い、
    いい運気、ご縁、人生の流れを変える
    すぐにできる小さな習慣から、
    神様に味方される神参りまで
    幅広い習慣を紹介しています。

    もっと運気を良くしたい、
    もっと人生を大きく変えていきたい
    と思っている方にお薦めの一冊です。

    ■目次
    第1章 成功している人がやっている「神様との接し方」
    第2章 神様と深くつながる神習慣
    第3章 氏神様と崇敬神社につながる神習慣
    第4章 神様といつもつながる「神棚」の神習慣
    第5章 運を味方につける神習慣
  • 1,320(税込)
    著:
    中村元
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』にはじまり、世界的にも類がないほど深遠な思想を生みだしてきたインド。ウパニシャッド、ジャイナ教、仏教、マハーバーラタ、正統バラモンの六派哲学、ヒンドゥー教から、近代のガンジーやタゴールに至るまで、3000年以上にわたる複雑で多様な思想の全領域をコンパクトに大観する。
    アーリヤ人の侵入や農村社会の成立、王朝の興亡など、それぞれの時代の社会変動の影響も踏まえつつ、各思想大系の特質を明らかにすることで、〈解脱〉をもとめてやまない人類の思索の歴史が描き出される。
    世界的なインド哲学、仏教学者であり、比較思想の開拓者でもあった著者による、半世紀以上にわたって読み継がれてきた不朽の概説書。原本:『インド思想史 第2版』岩波書店、1968年)

    第一章 アーリヤ人の侵入とリグ・ヴェーダの宗教
    第二章 農村社会の確立とバラモン教
    第三章 都市の興隆と自由な思索の出現
    第四章 国家統一と諸宗教の変動
    第五章 統一国家崩壊後における諸宗教の変遷
    第六章 クシャーナ帝国時代における新思想
     第一節 時代の趨勢
     第二節 仏 教 
     第三節 ジャイナ教 
     第四節 南インド文化の開花
    第七章 集権的国家における諸哲学学派の確立
     第一節 正統バラモン系統
     第二節 仏 教 
     第三節 ジャイナ教 
    第八章 諸王朝分立時代における諸学派の継続的発展
     第一節 バラモン教およびヒンドゥー教 
     第二節 仏 教 
    第九章 回教徒の侵入と思想の変化
     第一節 中世的宗教の発展 
     第二節 近代的思惟の発展 
    第十章 外国資本主義制圧下における思想運動
    第十一章 〔附論〕科学思想
  • 私たちは「情報」なしで暮らすことはできません。スマホでニュースを確認する、メールやラインをチェックする。改札を電子マネーの端末で通り抜け、車内では画面に映る広告や駅名を見る。そして会社に着けば……といったように、あらゆる場所に、無数の形で情報はあふれています。
    では、そもそも情報とは何でしょうか? 一昔前のように言語をモデルに理解するのでは、医療現場での生体反応データから宇宙空間における周波数データまでをすべて「情報」として捉えることはできません。つまり、それが何かをよく理解していないまま私たちは情報なしではありえない生活を送るようになっているのです。
    本書は、こうした現状の中で「情報という問い」に正面から取り組みます。カーツワイル、ボストロム、テグマークを通して技術との関係の中で「人間」とは何かを確認し、マカフィーとブリニョルフソン、ズボフを通して社会の中での情報がもつ機能を捉え、フクヤマ、ハラリ、サンデルを通して政治との関わりを考察します。その上で改めて「情報」というものを哲学的に規定し、情報をめぐる課題を整理します。
    最先端の議論の見取り図を得られるばかりか、そこから得られる知見を整理し、日常にどう役立てるのかまで示してくれる本書は、これまでになかった1冊と断言できます。

    [本書の内容]
    序 章 情報という問い
    第I部 情報がもたらす未来
    第1章 情報と技術の未来
    一 カーツワイルのポスト・ヒューマン論
    二 ニック・ボストロムのスーパーインテリジェンス論
    三 マックス・テグマークの生命システム論
    第2章 情報と経済の未来
    一 マカフィーとブリニョルフソンによる第二のマシン・エイジ
    二 ショシャナ・ズボフの監視資本主義
    第3章 情報と政治の未来
    一 フランシス・フクヤマと「テクノロジーの政治学」
    二 マイケル・サンデルと「守るべき美徳」
    三 ユヴァル・ノア・ハラリと「自由主義の擁護」
    第II部 情報哲学の現在
    第4章 情報の分析哲学
    一 第一哲学としての情報哲学
    二 機械情報の振る舞いを把捉するための情報概念の再定義
    三 情報技術を再定義し、情報化された環境における生の条件を問う
    四 知能とは何かを再定義する
    第5章 情報の基礎づけ
    一 生命情報、社会情報、機械情報
    二 情報とは何か
    三 情報学が揺さぶる哲学的思考
    四 情報論的転回は大文字のパラダイムチェンジか
    五 シグナルの存在論、シンボルの存在論
    第6章 人工知能の身体性
    第III部 情報の実践マニュアル
    第7章 世界のセッティング
    第8章 社会のセッティング
    第9章 「人間」のセッティング
  • 本書は、激動する19世紀フランスに生きた社会思想家ピエール=ジョゼフ・プルードン(1809-65年)の初期の主著である。
    スイスとの国境に近いフランス東部のブザンソンに生まれたプルードンは労働者階級出身であり、向学心旺盛でありながら学業を断念せざるをえなかった。そうして働き始めた印刷所での日々は、のちの社会思想家を生み出す養分を提供することになる。すなわち、校正作業を通じてヘブライ語を習得したほか、聖書や言語学をはじめとする学的関心を養うとともに、同郷の社会思想家シャルル・フーリエの著書を校正することで、現実とは異なる社会を構想する動機を与えた。さらに、印刷工として働く傍らでフランス各地を巡行して印刷所の現場監督を務める中で労働者の境遇を身をもって知り、これが「社会の構成単位は仕事場である」という発想を導くことになった。これらの成果が結実したのが本書にほかならない。その冒頭には「最も数が多く最も貧しい階級の物質的、道徳的、知的境遇を改善する手段」を見出すというプルードンの動機が明確に宣言されている。
    本書は第一章で提示される「所有とは盗みである」という警句によって物議をかもした。これは「奴隷制とは殺人である」という命題を「変形させただけ」だと言われるとおり、「所有」とは合法化された「盗みの権利」にほかならない。ならば、それが奴隷制につながらないための線引きを担保する必要がある。その方策を実現するものこそ、プルードンが構想した理想の社会だった。
    紛れもない社会哲学の古典である本書の邦訳は1971年になされたあと半世紀以上、新しいものは登場していない。本書は、気鋭の研究者が清新な日本語で作り上げた新訳であり、格差が激化する今こそ熟読したい1冊である。

    [本書の内容]
    ブザンソン・アカデミー会員諸氏へ

    第一章 本書が従う方法論――革命という観念
    第二章 自然権とみなされる所有について――所有権の始動因としての先占と民法について
    第三章 所有権の始動因としての労働について
    第四章 所有は不可能であること
    第五章 公正・不公正の観念の心理学的説明および、統治と法の原理の確定

    訳者解説
  • 復讐に取り憑かれた伍子胥、人心を操り権力に固執した王莽、女のために国を売った呉三桂……。極め付きの裏切り者たちが行き着く先は? 『史記』『戦国策』『三国志』『世説新語』等の史料から、歴史を動かした個性溢れる悪漢たちを描き切る。春秋時代から明末清初まで、二五〇〇年にわたって興亡の絶えない中国をかき回した反逆者たちの数奇な人生。

    中国古典の第一人者・井波律子氏による評伝集にして、中国史・中国文学のファン必携の一冊。

    【主な登場人物】
    ・母国の君主に父兄を殺され、敵国の呉に奔った伍子胥(ごししょ)
    ・品行方正を装い、世論を操作して王朝を簒奪した王莽(おうもう)
    ・三世代かけて国を滅亡させた諸葛亮のライバル司馬懿(しばい)
    ・貴族に出し抜かれ、皇帝になりそこなった繊細な桓温(かんおん)
    ・反乱を引き起こすも、夢半ばで息子に殺された安禄山(あんろくざん)
    ・英雄を処刑したため、中国史上最も忌み嫌われた秦檜(しんかい)
    ・恋人を奪われて激怒し、身を売り国をも売った呉三桂(ごさんけい)
    ほか、呉起、始皇帝、商鞅、張儀、蘇秦、趙高、則天武后、楊貴妃、項羽、劉邦、諸葛亮、永楽帝、朱元璋、李自成など多数。


    【目次】
    はじめに
    第1章 復讐の鬼――伍子胥
    第2章 自立するコスモポリタン――戦国時代のパフォーマー
    第3章 頭でっかちの偽善者――王莽
    第4章 持続する裏切り――司馬懿
    第5章 気のいい反逆者――王敦と桓温
    第6章 危険な道化――安禄山
    第7章 極め付きの「裏切り者」――秦檜
    第8章 恋に狂った猛将――呉三桂
    年表
    参考文献
    あとがき
  • ■人生というダンジョンに地図もなく放り出された私たちは、これからどう生きるべきか?
    そんな疑問に対して、かすかな光を灯してくれるのが「主義・思想」。この世には、過去の哲学者・思想家によって確立された、いくつもの主義・思想が存在する。世界の賢人たちは、2千年以上も前から、理想の生き方や社会の作り方について考え、築き上げてきた。本書は、世の中の主義・思想を22章にわたって紹介。色眼鏡をかければ景色が違って見えるように、主義・思想を知れば世界も変わって見えるはず! 『インドなんて二度と行くか!ボケ!!…でもまた行きたいかも』、『感じる科学』etc.のさくら剛4年ぶりの最新作!


    [目次]
    Capter1 道徳 正しさについてどう考えるか
     第1章 相対主義
     第2章 功利主義
     第3章 人格主義(カント主義)
     第4章 利己主義
     第5章 利他主義
    Capter2 組織 身勝手な集団をどうまとめるか
     第6章 社会主義①
     第7章 社会主義②
     第8章 資本主義
     第9章 自由主義(リベラリズムとリバタリアニズム)
     第10章 民主主義
     第11章 ポピュリズム(大衆迎合主義)
    Capter3 認識 曖昧な現実をどう捉えるか
     第12章 合理主義と経験主義
     第13章 スピリチュアリズム、オカルティズム
     第14章 愛国主義
     第15章 テロリズム
     第16章 構造主義①
     第17章 構造主義②
    Capter4 幸福 自分の人生をどう生きるか
     第18章 楽観主義 VS 悲観主義
    第19章 幸福主義と快楽主義
     第20章 清貧主義 VS 拝金主義
     第21章 懐古主義
     第22章 実存主義


    【著者略歴】
    さくら剛(さくらつよし)
    1976 年静岡県浜松市生まれの作家。デビュー作の『インドなんて二度と行くか!ボケ!! …でもまた行きたいかも』が10 万部を超えるベストセラーに。以降、『アフリカなんて二度と行くか!ボケ!! …でも、愛してる( 涙)。』『三国志男』『( 推定3000 歳の) ゾンビの哲学に救われた僕( 底辺) は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。』など著作多数。相対性理論など科学の世界を解説した『感じる科学』は、理研創立100 周年を記念した「科学道100 冊」に選ばれるなど高い評価を得ている。


    この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『君たちはどの主義で生きるか バカバカしい例え話でめぐる世の中の主義・思想』(2023年12月23日 第1刷)に基づいて制作されました。
    ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 1,650(税込)
    著:
    江上剛
    レーベル: ――
    出版社: 日刊現代

    ゴルフは人間の「善」と「悪」を暴く。
    芝生の上の人間劇八話。
    ここに描かれているのはあなたかもしれない――。

    ・スーパーマーケット企業の社長・榊原は昔から勝利への執念が強く、勝つためならグリーン上での不正も当たり前かのように犯す。秘書室長・望月は榊原を諫める役割を任じられるが、実は榊原は高校時代の同級生で距離感の取り方が難しい。望月は榊原の悪癖を咎められるのか…?(第一話 榊原社長のパット)
    ・テレビ局会長には二つの悩みがある。一つ目は頻繁に社長交代して後継者の芽を摘んでしまうこと。もう一つの悩みはゴルフで「卵を産んで」しまうこと。OBを誤魔化すために別のボールでプレーを再開してしまうのだ…(第二話 篠田会長のOB)
    ・部長のいやがらせに耐えかねた修一は部署のゴルフコンペで一矢報いる復讐を計画。その秘策とは?(第三話 肥料部桂木のシャンク)

    豊富な社会経験を活かしてビジネスマンの群像を活写し続けてきた著者による、ゴルフを通して人間の本性を露わにする短編集。職場での人間関係やプレッシャー、組織の価値観と自分の信念の乖離、招かれざる理不尽、そんな束縛や重圧を抱えながら日々を乗り越えているすべての人々に、ゴルフを通して「ヒント」と「エール」を届ける。
    笑いあり、涙あり、学びありの現代人必読の一冊。
  • なぜ、「怖い」のに「見たい」のか?
    なぜ、存在しないものを怖がるのか?

    ここから、ホラーの哲学は始まった
    分析美学の第一人者であり、映画・大衆芸術(マス・アート)研究の分野でも活躍するノエル・キャロルによる、ホラーの哲学を初めて理論化した革新的かつ体系的著作、待望の翻訳!

    『フランケンシュタイン』『ジキル博士とハイド氏』『ドラキュラ』『エクソシスト』『オーメン』『エイリアン』、さらにはH・P・ラヴクラフト、スティーヴン・キング、クライヴ・バーカー、シャーリイ・ジャクスンなどなど…… 
    本書では、古典的名作から現代のヒット作品、さらには無名のB級作品まで、膨大な作品群を縦横無尽に取り上げながら、ホラーとは何か、その本質や定義、物語構造とプロット分析、ホラーの魅力、さらにはホラーモンスターの作り方についてなどを論じる。
    さらに哲学的な観点から、存在しないとわかっているものをなぜ怖がってしまうのか(フィクションのパラドックス)、また、恐怖を与えるホラー作品をなぜわざわざ求めるのか(ホラーのパラドックス)について考察する。

    吸血鬼、ゾンビ、人狼、悪魔憑きの子ども、人造人間、スペースモンスター、幽霊、その他の名もなき怪物たちが、なぜわたしたちの心を摑んで離さないのか。
    フィクションの哲学、感情の哲学、ポピュラーカルチャー批評を駆使して、その不思議と魅力の解明に挑む!
  • 「あなたはどう思う?」はもう怖くない! 「会議でコメントを求められると、あわててパニックになってしまう」 「一生懸命考えたつもりなのに、『ちゃんと考えてよ』と言われてしまう」 「社会問題について意見を求められてもテレビやネットの受け売りになってしまう」 「就活のグループディスカッションで考えが何も思い浮かばない」 このように、自分の意見が思いつかない(どう考えたらいいのかわからない)という状況はよくあります。 日本の学校では、カリキュラムの中にディベートやディスカッションの授業がないため、大半の人が自分の意見を述べる経験がないまま、社会人になってしまいます。その結果、オフィシャルな場でどうコメントすればいいのか、迷ってしまうのでしょう。 でも、考え方の「手がかり」さえつかめれば、独自の視点で意見を組み立てることが可能。 この「手がかり」を5つのステップでマスターできるよう、設計されたのが本書です。 5つのステップとは、フランスの高校生たちが受験する「バカロレア(高校卒業認定試験)」の哲学の論述試験対策をアレンジしたもの。これでもう、「あなたはどう思いますか?」を怖がる必要はありません。"
  • 「しがらみ」や「生きづらさ」は、ご先祖さまパワーで解決!

    なぜ、あの人だけ順風満帆なの?

    ・嫌いな相手と離れられない
    ・周囲の顔色をうかがってしまう
    ・お金の不安が消えない
    ・自分の気持ちをわかってもらえない
    ・独りでは生きていけない

    こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
    あなたの抱える「しがらみ」や「生きづらさ」は、ヒーリングで解決できます。

    本書のヒーリングとは、ご先祖さまからの愛のパワーを受けて自分を癒やすことです。
    自分を癒やしていくと、自然と前向きになったり、ネガティブなときには見えなくなっていた
    状況がクリアになり、自分が今抱えている人間関係や夫婦関係、お金、仕事などが
    するするとほどけていき、結果的に状況が好転していくのです。
    その手助けをしてくれるのが、あなたをずっと見守ってくれているご先祖さまです。

    ヒーリングは、実はとっても簡単。ポイントは、「ご先祖さまをイメージ」すること。

    1.目を閉じて、軽く瞑想するようにして心を整えていく
    2.ご先祖さまをイメージし、ご先祖さまのいる霊界に「近づいてきてください」という
    3.霊界のゲートをくぐって、中に入っていくところを思い浮かべる
    4.「今必要なヒーリングを送ってください」とお願いする

    なかなか行動できなかったり、悲観的になっていたり、諦めの心がぬぐい切れない人は
    まず試してみてほしいのです。きっと、ご先祖さまが困っているあなたを助けてくれますよ。
    はじめてでも大丈夫。ヒーリングを試した瞬間から、きっと癒やしは始まります。
    人によっては、本を読み進めていくだけで体がふっと軽くなったり、頑張ろうかな、と
    思える活力が湧いてくるかもしれませんね。
    これまで自分を押し込めて、人のために我慢してきた人は、ぜひErikoと一緒に、
    自分を癒やす一歩を踏み出しましょう。
  • マックス・ウェーバーとニクラス・ルーマン――科学技術と資本主義によって規定された産業社会の謎に挑んだふたりの社会学の巨人.難解で知られる彼らが遺した知的遺産を読み解くことで,私たちが生きる「この」「社会」とは何なのかという問いを更新する.社会学の到達点であり,その本質を濃縮した著者渾身の大作.
  • 3,190(税込)
    著:
    橋爪大三郎
    レーベル: ――
    出版社: 岩波書店

    社会の根本的なテーマなのに,実に論じにくく,理論も存在しなかった「権力」.そもそも権力は,存在するのか.ホッブズの社会契約説.旧約聖書. 税と軍隊.王に従うゲーム.権力を法に置き換えられるか.主権.白い権力と黒い権力. ルールと民主主義…….権力という現象の全貌を明かす書き下ろし.
  • 本とはなんだろうか.そう考えてみると,本というものは本当にただものではない.「究極の書物」などと本気で考える人も1人ならずいるのだ.この物体をはるかに人類史の彼方へと遡り,近代の書物の現場へと下り,そして現代のメディアを俯瞰.興味深い逸話を満載,書物を媒介とした西欧文学史をなす,書物をめぐる究極の1冊.

    ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 『世界史の構造』では十分に書ききれなかった「帝国」の問題を,従来の歴史観とは全く異なる「交換様式」の観点から解き明かす.近代国家にはない要素を持っていた旧帝国のはらむ可能性を再検討する,柄谷国家論の集大成.ウクライナ戦争の問題を考察するにも必読.巻末に佐藤優氏との対談「柄谷国家論を検討する」を併載.
  • セクシュアリティをはじめとし,近代社会において私的領域の深奥に秘匿されてきた事柄の政治性を鋭く分析する本書は,あらかじめ定められた物語を攪乱し,語りえぬものに声を与える政治と倫理の新たな地平を切り拓いた.精緻な理論でフェミニズム批評の最前線を走りつづけた著者の代表作,待望の文庫化.(解説=新田啓子)
  • 2,200(税込)
    著:
    若松英輔
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    色んな人に
     あいさつをする
     会社でも道端でも
     手紙を書くときも

     相手と そっと
     つながりたいから
     丁寧に

     でも わたしは
     近ごろ
     自分に
     あいさつをしていない
     
      ──「あいさつ」

    ---------

    〈 自分にそっと 優しく 声を掛けてください 〉

    ──ことばがこころを包む時がある。
    かなしみと共に歩むための、詩という姿をまとった贈り物。
    NHK「100分de名著」指南役としてお馴染みの批評家・詩人による第7詩集。

    ---------

    【目次】
    ■言葉とことば
    ■あいさつ
    ■言えないことば
    ■常識
    ■現実
    ■言葉の壁
    ■ことばの抱擁
    ■二つの理由
    ■涙の石
    ■ことばの光
    ■旅することば
    ■高貴な人生
    ■ノヴァーリス
    ■愛しみを産む
    ■愛の秘義
    ■美神のおとずれ
    ■言葉を溶かす
    ■孤独の意味 I
    ■孤独の意味 II
    ■ある詩人への手紙
    ■亡き者のつぶやき
    ■天使
    ■啓示
    ■なぐさめ
    ■四十六億年の果て
    ■永遠の日
    ■痛み
    ■休日
    ■沈黙の声
    ■言葉を生きる
    ■火花
    ■ことばのありか
    ■光であることば
    ■時間の壁
    ■ことばの翼
    ■奇蹟のことば

    ■あとがき
  • 全米100万部、日本30万部突破のベストセラー!
    「この本には、あなたの人生を変える最高のものが詰まっています」

    リーダーシップや自己実現の世界的権威ロビン・シャーマが、人生を変える英知を授けます!
    日本語版発刊以来、多くの人の心を捉え、生活を豊かにしてきたあの1冊が復活。
    すでにお読みいただいたみなさんも、いままで知らなかったというかたも、ぜひ手に取ってください。
    「行動力」「時間管理」「ポジティブ思考」「自己実現」「意識改革」「癒しと健康」「発想力」「人間関係」「家族愛」「目標実現型人生」という10のテーマについて、全101項目の知恵の結晶が詰まっています。
    1項目ずつ読み、実践していけば、人生がよりよいものに変わるのを実感できるでしょう!

    著者より「本書につづられていることばは、心から感じたものです。わたしが申しあげる英知を発見するだけでなく、あらゆる生活の場でそれを実践して、つねに改善をめざしていただきたい、という願いをこめて書きました。わたし自身もためしてみましたが、知るだけでは十分ではないことがわかりました――望ましい人生を送るためには、そういった知識に基づいて行動しなければならないのです……みなさんの心のやすらぎ、おおいなる繁栄、価値ある目的をもって送られるしあわせな日々を願ってやみません」

    ※本書は、2009年に海竜社から刊行された書籍を再編集したものです。

    ※本コンテンツは扶桑社刊「3週間続ければ一生が変わる あなたを変える101の英知」(2021年12月31日初版第一刷発行)をもとに新たに再編集した電子特別版です。
  • どんぐりの落下と発芽から「ここに在る」ことを自問するリスの青年。衰弱した弟との「間柄」のためにニワトリを襲うキツネのお姉さん。暗闇から光の世界へ飛び出し、「存在の本質」を探すコウモリの男の子。日本・南米の生き物たちが見た「世界」とは? 映画化された世界的ベストセラー『あん』著者による構想50年の渾身作は、動物の生態に哲学のひとさじを加えた21のストーリー。スピノザから老子まで哲学の入門書よりやさしく学べて、明日を「生きる」意味が見えてくる。
  • 【外国語を学ぶ真の利点】ノースウェスタン大学の最新『言語心理学』研究

    「ChatGPTの翻訳はますます巧みになっていくだろう。そんな時代に、外国語を学習する意味は何か」
    ―今井むつみ(慶應義塾大学環境情報学部教授)

    「言語が変わると認知はどこまで変わる? 衝撃の研究成果がこれでもかと挙げられ、驚きっぱなしだった」
    ―水野太貴(ゆる言語学ラジオ)

    「ページをめくる手が止まらなくなる本。自分の中に眠るスーパーパワーを探す旅に出発しよう!」
    ―モーテン・クリスチャンセン コーネル大学心理学教授、『言語はこうして生まれる』(新潮社)著者


    自分では1つの言語しか話せないと思っていても、実際のところ人間の脳は、複数の言語を操るように設計されている―著者のビオリカ・マリアンは、その事実を明らかにした。
    スペイン語を話す人もいれば、日本語を話す人いる。それと同じ意味で、「詩」という言語を話す人もいれば、「数学」という言語に堪能な人もいる。
    しかし、ここでもっとも大切なのは、複数の言語を話す能力によって創造性の扉が開かれ、脳の健康や、認知をコントロールする力も手に入るということだ。
    そして、複数の言語を話せるようになりたいのなら、今この瞬間に始めることができる。
    新しい言語を獲得するたびに、情報をどう受け取り、どう解釈するかということが影響を受ける。
    何を覚えているか、自分自身と周りの世界をどうとらえるかということ、さらには感情、洞察、意思決定、行動も、話す言語から影響を受ける。
    情報を整理、処理、構築するときも、言語は欠かせないツールであり、だからこそ大きな進歩を起こす力にもなる。
    『言語の力』は、数多くの科学的な研究を検証し、新しい言語を学ぶことの利点を紹介している。
  • 願いを叶い続ける祈祷寺住職だから知っている、開運のためにすべきこと

    願いを叶える専門家・「祈祷寺」の現役住職である著者が、仏教のみならず神道、風水、四柱推命など、経験上とにかく開運によいアクションを指南。

    1月1日から12月31日まで、毎日やるべきことを網羅。一家に1冊置いておきたい書。

    ※紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合や、紙書籍とは異なる表記・表現の場合があります。
  • 近現代までの基本史料を、現代語訳付きで網羅!仏教史の全貌がわかる必携書

    日本人は仏教の何に感化され、文化を、歴史を、思想を形成してきたのか。
    日本人に影響を与えた仏教の重要史料を、その時代背景や文脈とともに一挙収録。
    原文・現代語訳・注に加え、時代背景も解説した決定版。
    『日本仏教史入門――基礎史料で読む』(角川選書)をもとに大幅加筆し、さらに「第六章 近現代」を書き下ろした。
  • 2,200(税込)
    著:
    布施琳太郎
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    つながりすぎた社会で〈二人であることの孤独〉を取り戻す
    若きアーティストによるSNS時代の恋愛・制作・人生論

    「本書が捉えようとするのは、すべてがつなげられた社会から脱出して二人の時間を過ごし、その後で、労働や学校、家族といったつながりへと帰っていくことを可能にする世界制作の方法である。つまり二人のあいだで接続と断絶を様々に組み替えて、自分たちの手でストーリーを作る方法の模索である。そうした行き来を可能にするのがラブレターなのだ」(本書より)――新時代のアーティストが提案する、SNS以降を生きるための〈新しい孤独のプラクティス〉。

    人を愛する、とは詩で、
    詩を詩のままにするのが、
    ラブレターなのかなって思う。
    ――最果タヒ

    【目次】

    はじめに
     序章 二人であることの孤独
    第一部 ラブレターの歴史
     第一章 代筆されたラブレター
      恋文横丁における代筆文化
      自動手記人形の主語
      共に作る喜び
     第二章 「私」の場所
      寺山修司のラブレター
      日本語の問題
      詩的な病い/病的な詩
     第三章 「あなた」の場所
      光年性のラブレター
      行為=場所としてのポスト
      インターネットのなかのラブレター
    第二部 恋人たちの共同体
     第四章 ラブとは何か
      恋愛の起源
      ロマン主義的恋愛
      ロマンティック・ラブ・イデオロギー
     第五章 『魔法使いの弟子』
      バタイユの恋愛論
      運命というメビウス
      恋人たちの共同体
     第六章 誤変換的リアリズム
      二人であることの病い
      見えるものと、見えないもの
      誤変換の恋人
    あとがき 作品からラブレターへ(コンテンツではない)
  • 本書は、哲学に関心を持つ人に向けて、現代の哲学を500のキーワードを通して描いた、用語・学説・理論の意味がひと目でわかる事典。ビジネス役立つ「現代哲学の視点」と西洋哲学史に沿った「哲学の歴史と展開」の二部構成。
  • 日本を代表する知識人のひとりとして、非常に広い分野の著作を残し続けてきた吉見俊哉。その業績は、各分野の研究者たちに多大な影響を与えてきた。2023年3月に東京大学を退官するにあたり、これまでの学問遍歴を振り返る「特別ゼミ」を実施。都市、メディア、文化、アメリカ、大学……著者が探求し続けた5つの論点を、かつての教え子たちと徹底討論。そこから浮かび上がった、戦後日本社会の本質とは。1か月で15万回再生を記録した最終講義「東大紛争1968-69」の完全版も収録。

    【目次】
    前口上 吉見俊哉とは誰か(吉見ゼミ 門下生有志)
    序 章 演劇から都市へ――虚構としての社会
    第一章 都市をめぐるドラマ・政治・権力
    第二章 メディアと身体――資本主義と聴覚・視覚
    第三章 文化と社会――祝祭祭と権力
    第四章 アメリカと戦後日本――帝国とアメリカ化
    第五章 都市としての大学――日本の知の現在地
    終 章 東大紛争 1968-69
  • 『変身』のグレーゴル・ザムザは虫になっても本人のままなのか。『罪と罰』のラスコーリニコフはなぜ老婆を殺して罪悪感を覚えたのか。自己同一性や道徳の起源など人類永遠のテーマについて著名な哲学者や思想家が答えを出してきた。それは現代自然科学からみたときどれくらい正しいのか。スウェーデンの新鋭が読み解く。
  • 1,375(税込)

    【幕末に「志士」たちを生み出した最重要思想書、その全貌を読む!】

    ―臣ここを以て慷慨悲憤し、自から已む能はず、敢えて国家のよろしく恃むべきところのものを陳ぶ―
    「序論」「国体」「形勢」「虜情」「守禦」「長計」からなる全篇の本文読み下し。平易な現代語訳・懇切な語釈を掲載。
    さらに参考資料として、正志斎がのちに開国政策を提言した『時務策』を併載!

    文政八年(1825)、幕府は異国船打払令を出し、日本近海に接近する外国船全てに対して砲撃を加え、排除することを決定した。会沢正志斎が『新論』を完成させたのは、まさにその直後のことである。
    一読するとわかるように、その内容は西洋諸国と直面をせまられ始めた日本全体の、今後の政策を提言するものである。だが、水戸藩主を通じて幕府を動かそうという正志斎の期待は実現されることもなく、また異国船打払令も徹底されずに、沿岸には外国船が自由に航行することが常態化した。
    しかし本書は、正志斎の関係者から友人へ、その友人から別の友人へと筆写が重ねられ、日本全国へと広まっていくこととなる。それは匿名の著作ではあったけれども、人々を引きつける何かがあったのは確かであろう。天下太平と呼ばれた時代にあって、その裏にあった言いしれぬ不安というべきものを明らかにした、という理由もあろう。結果的にこの書は、全国の志ある多くの人々を目覚めさせることとなった……


    *本書は訳し下ろしです。
  • スタンダードな入門書を、読みやすくなった新版で
    カントの批判哲学から、フィヒテ、シェリングをへてヘーゲルの哲学体系までドイツ観念論を平明に解説した入門書。旧版の坂部恵による解説に加え、新たに納富信留・東京大学教授による序文を収録する。1977年の刊行以来、長年読み継がれてきた名著を、読みやすい新組みでおくる。


    【主要目次】
    序文 哲学者との対話としての哲学史――本書を読むために(納富信留)

    第一章 カント
    1 カント哲学の背景と意図
    2 生涯と著作
    3 批判哲学の意図
    4 数学および自然科学の基礎づけ
    5 伝統的形而上学の否定
    6 実践的形而上学の基礎づけ
    7 自然界と道徳界との統一

    第二章 フィヒテ
    1 生い立ちからイエナ赴任まで
    2 前期思想
    3 無神論論争
    4 ベルリン時代
    5 後期思想

    第三章 シェリング
    1 生い立ちからイエナ時代まで
    2 前期思想
    3 ヴュルツブルク、ミュンヘン、ベルリン時代
    4 後期思想

    第四章 へーゲル
    1 ヘーゲルに対する相反する評価
    2 生涯と著作活動
    3 根本思想
    4 弁証法
    5 体系の概観
    6 『精神現象学』序論と『法の哲学』
    7 後世への影響

    解説(坂部 恵)
  • 『逝きし世の面影』の著者による生きづらさの根源を問う講義録。スタジオジブリ「熱風」掲載のインタビュー「近代のめぐみ」を収録。
  • お金持ちになる人が続出!「伝説の講座」が本になった!

    大人気「ネオスピチューバー美湖」の最新刊!

    著者が主宰をする講座「スピリッチアカデミー」では、
    1400名を超える受講生が
    お金や豊かさを手に入れ、
    人生をリッチに大好転させています。

    本書は、その講座のエッセンスを凝縮した1冊です。

    ・年収を倍増させたい!
    ・社長になりたい!
    ・臨時収入100万円欲しい!
    ・借金を完済したい!
    などなど……
    お金にまつわる願いや夢、すべて叶っちゃう!
    宇宙の豊かさを全方位から受け取るレッスンが満載です。

    あなたもぜひ「スピリッチ習慣」を身につけて、
    宇宙の無限の豊かさを引き寄せましょう!


    <目次>
    第1章 習慣を変えて「お金引き寄せ体質」になろう!
    第2章 お金のブロックを浄化して未来を先取る!
    第3章 お金の器を広げてリッチエネルギー自由自在
    第4章 宇宙を全信頼することで真のスピリッチになる
  • 僕の先祖は播磨国の陰陽師の首領だった!
    子供の頃からおばあちゃんから陰陽師の英才教育を受けてきた。
    その教育は僕の頭の中に封印され、人生の危機のたびに顕現する。
    いまその秘伝が明かされる!
  • 科学が証明!毎朝鏡の自分にハイタッチすることで、人生はポジティブに!

    毎朝1秒、鏡の前の自分にハイタッチをしてみましょう。これを5日間続けてみましょう。するとどうでしょう、あなたは自分に自信がつき、毎日ハッピーを感じやすくなり、自分が抱えていた問題がわかり解決しようと前向きに努力するようになるのです。思い返してみてください。スポーツ大会で得点が入ったとき、同じチームの仲間とハイタッチをして喜び合うことはありませんか? そのときの表情がしかめっ面の人はいないと思います。そう、人々はハイタッチをするとき、口角が上がり、笑顔を作っているのです!このハイタッチの特質を踏まえ、鏡の前の自分に1秒で心を整え、その後ハイタッチをしてみるとどうでしょう。あなたは気持ちが前向きに変化しているのです。それは、あなたが自分自身を応援しようとし、心から力が湧いてきて、「できない」と思い込んでいたことや嫉妬、罪悪感などのネガティブな精神的なゴミも一掃し、自分に自信を持って歩み始め、夢を叶えることができるようになります。著者が出合ってきた様々な実例をもとに、ハイタッチをすることの意義を科学的にも証明する一冊。
  • シリーズ8冊
    1,4301,870(税込)
    著:
    石黒浩
    レーベル: ――

    ロボットやAIで、私たちの生活はどう変わるか? 衣食住から恋愛・仕事・創造の方法まで、ロボット研究の第一人者・石黒浩が、自身の経験や日々の過ごし方を交えて、「新しい世界を拓く楽しさ」と人生、そして「ロボットと生きる未来」を率直に語る。
    〇全編語り下ろし。「未来の生き方」を考えるヒントが見つかる1冊です。
    〇カバーと本編のイラストは、マンガ『孤食ロボット』の岩岡ヒサエ先生
    〇世界思想社創業70周年記念新シリーズ「教養みらい選書」第1弾
  • シリーズ10冊
    3,0803,960(税込)
    監修:
    黒木俊秀
    訳:
    小野良平
    レーベル: ――
    出版社: 創元社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    心の病を支援する臨床心理学をはじめ、身近な人間関係から学校、職場、地域社会、産業・文化など、心理学の関わる広大な領域を、カラフルなイラストと簡潔な解説でやさしく学べるビジュアル図鑑。心理学の概観から始め、さまざまな心の病とその治療法を解説し、さらには実生活の中での応用を見てゆく。これから心理学を学ぼうとする人たちだけでなく、不可思議な心のしくみに関心のある一般の人たちにも、ぜひお薦めしたい一冊。


    [本書の特徴]

    ●精神疾患を幅広く個別に解説
    疾患の分類・診断を概観し、個々の疾患については、症状や診断の仕方、治療法など、押さえておくべきポイントをわかりやすく簡潔に解説。

    ●さまざまな治療法の紹介
    現在、治療の現場で用いられているさまざまな考え方や方法、技法を紹介。治療の枠組みの違いがよくわかり、1人ひとりの疾患に合った治療法を探せる。

    ●心理学の広大な領域を網羅
    臨床心理学だけでなく、恋愛関係など身近な人間関係をはじめ、学校、職場、地域社会、産業・文化に至るまで、心理学が応用されている領域を幅広く取り上げている。

    ●理解を助けるカラフルなイラスト
    シンプルなイラストを用いて要点がうまく整理されているため、記憶に残りやすく、興味や関心が持続し、楽しみながら学習できる。

    ●必要な情報がコンパクトに
    1つのテーマが1ページか見開き(2ページ)にわかりやすくまとまっており、短時間で、必要な知識が網羅的に学べる。
  • 稲盛和夫氏、野村克也氏、栗山英樹氏……ブレないリーダーたちはなぜ『易経』を愛読するのか? それは三千年の時を経て語り継がれる『易経』を通して、自分のブレない軸が見えてくるから。『易経』の教えから自問自答し、「(答えの出ない)悩みや迷い」を「(答えの出る)考え」に変えれば、悩みや迷いはゼロになる。「変化の書」である『易経』のエッセンスを分かりやすくかみ砕き、「いかに生きるか」の問いに答えてくれる1冊。
  • 生きづらさの往復インタビュー。発達障害の当事者と、潰瘍性大腸炎の当事者が、互いを取材して考えた、それぞれが抱える苦悩と、それぞれにしか見えない世界。心と体はどっちがどうつらい? ふたりの当事者が、議論をたたかわせてケンカする!
  • クィア・シネマという「可能性の地平」に向かって−−−−−−

    ジェンダーやセクシュアリティ、人種に対する規範や制度を問い直し、家族主義や都会主義に抗い、直線的な時間に逆らって歴史を書き直す、気鋭の研究者が照らし出すクィア・シネマの重層性

    アルフレッド・ヒッチコック、オードリー・ヘプバーン、ジュディ・ガーランド、グザヴィエ・ドラン、セリーヌ・シアマ、田中絹代、三池崇史、美輪明宏、原節子、高倉健……作家、スター、作品のみならず観客やコミュニティを縦横に論じる「雑種」で「不純」な映画論

    ジェンダーやセクシュアリティ、人種、コミュニティの規範や理想を強化し、教え込む教育的な役割も担ってきたシネマ(映画)。そこで生まれた「常識」や「当然」を疑うことによって、慣れ親しんできたアイデンティティやカテゴリーを問い直し、「異なる」欲望や「非規範」的な関係の可能性へと導くものこそがクィア・シネマである。直線的な時間に抗い歴史を書き直すその試みは、現在や現状を肯定することなく、可能性として存在し続ける「地平」だと言える。

    4部構成による本書は、常識や当然に抗うクィア・シネマの「雑種」で「不純」なあり方を体現する。クィア・シネマの歴史や横断性、クィアの理論と歴史を俯瞰する第1部。ジュディ・ガーランドといった黄金期ハリウッドのスターから、グザヴィエ・ドランやセリーヌ・シアマといった近年の注目監督まで、アメリカおよびフランスのスターや映画作家、映画作品のわたしたちが知っているあり方とは「別」のあり方を提示する第2部。美輪明宏や原節子、高倉健といった映画スターたちと、そのファンやファンたちのコミュニティを取り上げ、雑種性が強く表れた日本映画を扱う第3部。そして、1970年代のフェミニスト映画運動や日本で開催されるクィア・LGTB映画祭を深く掘り下げ、映画とコミュニティの関係を地域性を絡めつつ論じる第4部が最後を飾る。作家論やスター論、作品論のみならず、観客論やコミュニティ論も入り混じり、クィア・シネマの射影の広さが感じられる構成になっている。

    編著や共著、雑誌などでクィア・シネマの可能性を日本に紹介してきた気鋭の映画研究者による待望の単著デビュー作。

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