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『宗教、哲学(実用、新書)』の電子書籍一覧

181 ~240件目/全564件

  • 800年前の「危機の時代」の日蓮の生き方と人間的魅力に迫る論考集。地震、疫病、貧困、そして戦乱。その時代、日蓮はどのように生き、苦悩する人々に希望を与えたのか。「国家観」「女性観」「生命観」「平和論」ほか、多様な視点からアプローチした8編を収録。
  • 日蓮大聖人の御書の要文123篇の解説、関連御書330篇以上を収録。2021年の『日蓮大聖人御書全集 新版』(創価学会)発刊に合わせ、改訂しました。指針となる学会指導も満載! 日々の研鑽、会合の教材に!
  • ■「人はどこから来て、どこへ向かうのか?」
    リンポチェさんから聞いた、この星のステキなお話。

    チベットでは、生まれ変わり(輪廻転生)がごく自然に信じられています。
    ダライ・ラマ法王が輪廻転生で決まるように、一部の高僧は代々生まれ変わりをしてきました。

    本書の著者ザ・チョジェ・リンポチェもその一人。
    ちなみに「リンポチェ」は名前ではなく、
    宗教上の呼び名(日本でいう大僧正や大阿闍梨みたいな役称です)。

    ■日本ではなじみの薄いチベット密教ですが、
    世界的ブームを巻き起こした『チベット死者の書』が紹介されたときに知られたように、
    チベットには秘境ならではの旧来の密教がいまも大切に連綿と受け継がれています。

    「幸せは外にはなく、自分のなかにある」
    「だから、幸せになるのは簡単なこと」

    そう、リンポチェさんは本書を通して教えてくれます。

    リンポチェさんと20年来の親交を持つ
    訳者の福田典子さん(通称・ノンちゃん)をガイド役に
    リンポチェさんの優しい世界へとご案内します。

    きっとあなたがいちばん探していたものが見つかるはずですよ。

    ■本書の構成
    ・第1章 「いまここ」からこころの旅が始まる

    ・第2章 旅の行き先は肉体から意識へ

    ・第3章 リンポチェさんが教えてくれたこと

    ・第4章 瞑想はこころの旅

    ・第5章 この星に生まれて死んでゆく私たちのこと

    ・最終章 ダライ・ラマから授かった宝の教え
  • 科学の時代に神を信じることは出来るのだろうか? この世に悪があることを宗教はどう説明するのか? 宗教は人を善良にしたり、世界を平和にするのか? 素朴な疑問を通して、宗教と人間のリアルに迫る。
  • 「近代仏教」とはなにか? 「伝統(あるいは古典)仏教」とはなにか?
    十九世紀以来の欧米やアジア各地の仏教をみると、共通する同時代的な特徴がある。仏教は近代になって、グローバル化したのである。その中で、日本の仏教も大きな変化を被った。
    浄土系の思想を、清沢満之の思想を見直し、その弟子である曽我量深の初期思想の持つ可能性を検討した。また、近代日本の親鸞理解に大きな影響を与えた倉田百三の親鸞理解の特性を検証し、後年の倉田のファシズムへの傾倒の必然性を示した。
    日蓮系の思想にもっとも影響力の強かった田中智学を検討し、一見国家主義的と見られるその国体論が、じつは仏教と国家の間の矛盾に揺れていたことを解明する。
    また、戦後の創価学会の価値観を思想的に明確にしようとした松戸行雄の凡夫本仏論について検討し、世俗化の進む現代社会の中での仏教思想のあり方を考察した。
    近代における禅思想を代表する鈴木大拙は、その評価が全面賛美か全面批判かの両極に分かれている。一批判すべきところと評価すべき点に検討を加えた。キーワードは、「日本的」と「中国的」との対比である。
    そして、近代の仏教研究の問題点を、二点に絞って検討する。日本史学者として著名な家永三郎の日本仏教の扱い方を、批判的に検討してみた。また、日本では大乗仏教が優れているということが常識のように考えられているが、そこに問題がないかということを、宮本正尊という一学者の説の展開を中心に追ってみた。
    私たちの仏教のイメージが、明治以降にどのようなプロセスを経てきたのかを解明し、昨今の仏教研究の基礎を知るための一冊でもある。

    *本書は、『思想としての近代仏教』(中公選書)を底本にし、「仏教方法論と研究史」「近代における仏教辞典の編纂」「大乗仏教の実践--研究状況をめぐって」を割愛し、改題をした。

    【目次より】
    序章 伝統と近代

    I 浄土思想の近代
    第一章 清沢満之研究の今――「近代仏教」を超えられるか?
    第二章 宗派の壁は超えられるか
    第三章 迷走する親鸞
    第四章 愛の求道者――倉田百三

    II 日蓮思想の展開
    第五章 国家・国体・天皇と日蓮思想――田中智学を中心に
    第六章 世俗化と日蓮仏教――松戸行雄の「凡夫本仏論」をめぐって

    III 鈴木大拙と霊性論
    第七章 大拙批判再考
    第八章 鈴木大拙における「日本的」と「中国的」――『日本的霊性』を中心に

    IV 日本仏教と大乗仏教
    第九章 家永三郎と戦後仏教史学
    第十章 大乗非仏説論から大乗仏教成立論へ――近代日本の大乗仏教言説

    終章 今、近代仏教を問う
  • シリーズ2冊
    1,6501,980(税込)
    著:
    山本芳久
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    「愛のあり方」が腑に落ちれば、キリスト教が理解できる。

    世界中の誰もが人生で直面する「愛とは何か」という問い。愛はどのように捉えられてきたのか。受け継がれてきた愛の英知をコンパクトに整理し、キリスト教の基礎知識と合わせて提示する。難解な内容を誰よりも明快に解説できる東大教授による、愛を理解し実践するための書。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「人生で大切なコトは、論語から学んだ」なんて言っちゃう日がくるかも!? 悩んだ時も、ピンチの時も役に立つ。孔子先生の教えを、チコちゃんと一緒に探求しよう! 新しい学び絵本。
  • キリストは本当にいた? 神が造った世界になぜ悪がある? 21世紀にキリスト教は役に立つ? 佐藤優によるキリスト教神学入門書
  • 究極の禁忌と欲望

    キリスト教において、神の顔は、死後の救済の瞬間まで見ることは叶わないとされる。偶像禁止と、ひと目その姿を拝みたいという欲望との狭間で、「人の手によらない」という奇跡の像は生み落とされた。そのイメージは反復・伝播し、東西キリスト教世界で独自の変容を遂げていく。表象不可能なものの表象――ここに紛れもなく西洋のイメージの源流がある。有名無名の芸術家たちはいかにしてこの逆説を乗り越えたのか。神秘のヴェールを取り払い、西洋世界2000年にわたる壮大なイメージの歴史をたどり直す。イメージ人類学、期待の新鋭による新たな挑戦。
  • キェルケゴールがいなければ、ウィトゲンシュタインは『哲学探究』を書けなかった!
    西洋哲学の地下水脈を探査する、渾身の思想ドラマ!

    「実存」とは、不安や孤独、絶望のなかで、主体的に自己のあり方を自由に決断する人間のことだ。その概念の創始者キェルケゴールは、死後五〇年を経て、ハイデガー、ヤスパース、サルトルらに再発見された。しかし、ソクラテスに連なる〈実存哲学〉の真の後継者は、意外なことにウィトゲンシュタインだった――。
    哲学者たちの著作や日記から、彼らの人生を丹念にたどり、キェルケゴールの真意がウィトゲンシュタインの哲学に昇華するまでの軌跡を鮮やかに描き出す。理論ではなく、生き方の根幹に関わる哲学がここにある!


    【目次】
    プロローグ
    凡例
    キェルケゴール著作年表

    第1部 哲学史の中のキェルケゴール
     第1章 実存哲学について
     第2章 実存哲学とキェルケゴール

    第2部 キェルケゴールの〈実存哲学〉
     第1章 〈実存哲学〉遠望
     第2章 キェルケゴールの〈実存哲学〉
     第3章 著作家活動――〈実存哲学〉の具現
     第4章 〈実存哲学〉とソクラテス――「誠実さ」の概念
     第5章 〈実存哲学〉と実存哲学

    第3部 〈実存哲学〉の系譜――キェルケゴールからウィトゲンシュタインへ
     第1章 『論理哲学論考』期
     第2章 中間期
     第3章 『哲学探究』期
     第4章 『哲学探究』とキェルケゴール――〈実存哲学〉の系譜

    エピローグ

    あとがき
  • 「世界に固定した実体は存在しない。あらゆるものは“空”である」。
    ものへの執着と、輪廻の恐怖から人々を解放した「般若経」。
    1世紀半ばといわれる成立以降、数々の翻訳や加筆により、分散や繰り返しも多く、理解が難しかった大経典に、<空思想>の泰斗が正面から対峙。素朴で力強い思想の魅力を描きつつ、仏教思想史における位置と意味を明らかにする!

    本書の原本は二〇〇二年八月、中公文庫BIBLIOより刊行されました。

    目次
    まえがき
    序章 説話と思想
    玄沙出家
    『ヴィシュヴァーンタラ・ジャータカ』
    布施太子の入山
    常悲菩薩本生
    サダープラルディタ(常悲)とダルモードガタ(法来)
    哲学の発生

    第一章 大乗仏教への道
    シャーキヤ・ムニと大乗の菩薩
    出家と在家
    ストゥーパ (舎利塔)とヴィハーラ(精舎)
    教団の分裂
    ジャータカ (本生話)とアヴァダーナ(譬喩)

    第二章 般若経の背景」
    ボサツと菩薩
    僧院の仏教
    すべてがあると主張する者――有部の哲学(1)
    区別の哲学――有部の哲学(2)
    三世実有・法体恒有――有部の哲学(3)

    第三章 「般若経」の出現
    『八千頌般若経』の成立
    過去仏・現在仏・未来仏
    アクショービヤ如来
    哲人マイトレーヤ (弥勒)
    「般若経」の発展

    第四章 「般若経」の思想(1)
    仏母の発見
    菩薩大士
    大乗――声聞・独覚の批判
    本来清浄――実在論批判

    第五章 「般若経」の思想(2)
    不二
    般若波羅蜜
    廻向――ふりむけの思想
    巧みな手だて
    菩薩の階位
    縁起と空
    参考文献

    内容紹介

    たとえば私の目の前にある机という個物は机という本体をもっていない。なるほど私がその前にすわってその上で原稿を書けば、それは机である。しかし私がそれに腰かければそれは椅子以外の何であろうか。(中略)そのようにさまざまな認識とさまざまな効用が起こるのは、その机に机の本体がないからである。机は机として空であり、本体は思惟における概念にすぎない。愛情は凡夫にとっては迷いの絆きずなであるけれども、菩薩や仏陀にとっては有情を見捨てない慈悲である。どうしてそこにただ煩悩という本体だけを認めることができようか。―――第五章「般若経」の思想(2) より
  • ■日本人だけが知らない「宗教」の本質

    かつて「魔女狩り」があり、「十字軍」がありました。
    神の名のもとに殺人や殺戮、戦争が行われました。

    現在でも神の名のもとにテロがあり、さまざまな戦争が同時進行しています。

    ■「本来、人を救うための宗教が、人殺しを正当化するのはなぜか?」

    答えは簡単です。

    「宗教」においては、本来、自分の宗教の信者以外は「人」ではないからです。

    これが原理主義者の論理です。
    この論理は大変乱暴に聞こえます。

    ただ、これが少なくとも仏教以外の宗教では、
    本来の論理であることを理解しておかないと、
    国際社会で起きている出来事の因果を見誤るリスクがあります。

    ■21世紀はテロの時代といわれます。
    その背景には宗教的な対立、狂信的な宗教原理が存在します。

    仏教、キリスト教、イスラム教の世界三大宗教と呼ばれるものから、
    ユダヤ教、ヒンドゥー教、ありとあらゆる新興宗教まで
    挙げればきりがないほどの宗教があります。

    近年流行っているスピリチュアルブームや占いブームも
    信仰するという意味では宗教と変わりありません

    「なぜ、人は宗教(信仰)を求めてしまうのか?」
    「なぜ、幸せを求める信仰心が人殺しにつながるのか?」

    本書では、これらのことを、
    脳科学、認知科学、分析哲学の視点から解明します。

    ※本作品は2010年6月に刊行された
    『なぜ、脳は神を創ったのか?』(弊社刊)を一部修正・加筆したものです。
  • 中国仙人伝の双璧。前1~4世紀頃に成立。時間を超えて永遠の若さと生命を保ちつつ無限の自由を求める仙人、人類の根源的夢想の体現者の自由でユニークな姿を活写する。解説=井波律子
  • 旧約聖書とは、問いかけ、働きかける姿勢があれば、驚くほど面白くなってくるテクストである。小説のように自由で、思想書のように挑発的なその本質をつかみ出す〈対話〉による入門。
  • "キリスト者であり、分析科学者として研究と教育に従事した著者が、恵泉女学園大学キリスト教文化研究所公開講座において高評を博した講義をまとめたシリーズ第一巻。
    毎年変わる復活祭(イースター)の日の決め方とその理由から始まり、科学者が奇跡をどう受け取るのか。科学者の聖書の読み方などに触れながら、天幕のような宇宙、海底や地獄とは違う「深淵」、金属技術後進国のイスラエル、聖書の中の五種の「風」、「悪魔」と「悪霊」の違い、「霊」と「たましい」と「命」の違い、「まむし」はまむしではない、ガリラヤ湖にイワシ? ローマの技術いっぱいのイエスの時代……など、楽しみながら聖書を知ることができる好書。"(※本書は2013年3月25日に紙書籍で発売されたものを電子化した書籍です。)
  • ついに待望の文庫版登場! 世界的ベストセラー『サピエンス全史』に続いて著者が放つ「衝撃の未来」。カズオ・イシグロ、ビル・ゲイツ、ダニエル・カーネマンが絶賛する面白さと深い考察。
    ※本電子書籍は、「ホモ・デウス 上・下」の合本版です。
  • ついに待望の文庫版登場! 世界的ベストセラー『サピエンス全史』に続いて著者が放つ「衝撃の未来」。カズオ・イシグロ、ビル・ゲイツ、ダニエル・カーネマンが絶賛する面白さと深い考察。
  • 神智学運動は、オカルティズムからニューエイジ、現代のスピリチュアリティへと続く霊的な思想の要所にありながら、宗教だけでなく、19世紀末から20世紀の政治や社会などに様々な影響を及ぼした。欧米で誕生した神智学は、どのようにアジアに広まり、受容され、それぞれの社会にインパクトを与えたのか。

    創立者であるヘレナ・P・ブラヴァツキーの思想や活動を押さえながら、神智学協会の性格やその変容、ヨーロッパでの展開、植民地との関係を明らかにする。そして、南アジアのナショナリズムとの結節、近代中国での展開、日本仏教との関わりなど、アジアでの受容の実態を掘り起こす。

    アジアの宗教にも影響を与え、東西にまたがる活動をおこなった神智学の越境性と分野横断的な営為、人的な交流を、近代の帝国主義、グローバリズム、メディアの発達なども踏まえて多角的に検証する。神智学運動をテーマにした日本初の論集。
  • ブルーノ、パスカル、ライプニッツ、ヘーゲルらの思考を準備したルネサンス普遍人の主著。形而上学、神学、自然学の知を総動員して展開される神論、宇宙論、キリスト論。解説=八巻和彦
  • 欧州文明の底流であるヘレニズムとヘブライズム、そしてハヤトロギアとは何か?【内容】キリスト教思想の二重構造について/ヘブライ思想における特殊性と普遍性/モーセと預言者/箴言とヨブ記/コーヘレト哲学/ソフィアとデュナミス/神の無名性について―特にフィロンにおける―/有とハーヤー―ハヤトロギアについて―/キリスト教における信仰と思想/論理の中断/聖霊体験の分析/教義史における発足点の問題/知るということについて/無と創造/クレメンス・アレクサンドリヌスにおける信仰と認識/啓示信仰と神秘思想/存在論と神学/パルメニデスとプラトン/カントとアンセルムス/エックハルトにおけるesseについて/現代神学における存在論的一断面/後記/電子版あとがき/人名索引/事項索引【著者】明治32年生れ。大正11年同志社大学神学部卒業、米国留学。同志社大学教授、京都大学教授を経て、神戸女学院院長。文学博士、Th.D.,D.D。主著『概説基督教思想史』(共著、日独書院)、『ヘブル書註解』(現代新約聖書註解全書刊行会)、『オリゲネス研究』(長崎書店、改訂版、全国書房)、『象徴的神学』(全国書房)、『基督教思想史』(共著、教文館)、『歩みは光のうちに』(日本基督教団出版部)。
  • ユダヤ人とは誰か。民族共存とは何か。今こそ知りたい中東の日常と一神教の手触り。イスラエルの大学で教鞭を取る著者が、政治状況が急速に悪化するなか、ユダヤ人の家族やアラブの隣人たちとの交わりを通して、追求した問い。批評精神とユーモアを交えながら、複雑な現実の重層性を明らかにする!【内容】ユダヤ人とは?◆乾いた夏と恵みの雨◆男と女◆安息日の過ごし方◆だれでも話せるヘブライ語◆二〇〇〇年後の帰還◆ユダヤ人から見たキリスト教徒◆キブツの危機◆日本と出会うイスラエル人学生◆憎悪に抵抗する記憶◆ユダヤ人とアラブ人◆安全と防衛 テロと選挙 兵役の意味◆改宗への道◆二つの成人年齢◆家族の意味◆公教育の役割◆産めよ、増えよ、地に満ちよ……◆不安とオプティミズム◆割礼という契約◆死と葬儀◆ユダヤ人であることの困難◆ユダヤ人と日本人【著者】1960年、大阪生まれ。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期過程修了。博士(学術)。現在テルアビブ大学人文学部東アジア学科講師。著書『ヘブライ語のかたち《新版》』(白水社)、『古代イスラエルにおけるレビびと像』(国際基督教大学比較文化研究会)など。訳書多数。
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    驚異の生命エネルギー、その体験をここに語る。 覚醒させると、この世界を超越し、超人能力を得る事が出来ると数千年の昔から伝えられ、ヨーガの最終目的とされる、クンダリニー。 それはどのように出現し、その後、何を体得したのか?
  • 1,650(税込)
    著者:
    中田考
    レーベル: 筑摩選書
    出版社: 筑摩書房

    イスラームと向き合おう!

    現代世界が直面しているテロの背景には、やむを得ない実力行使の側面がある。けれど、そもそもイスラームは本当に好戦的なのか。激しい攻撃にさらされてもなお、信仰者を増やし続ける魅力はどこにあるか。イスラームを貧困と暴政に陥れた“真犯人”は誰なのか。日本人がイスラームを理解することはできるのか―。日本人研究者、信仰者としてイスラームを30年以上見つめてきた第一人者が、イスラームの深奥を明らかにする。異文化を知ることは、自文化を知ることである。そこに立ち現れる日本の姿とは。【電子書籍オリジナルまえがき付き】
  • 1,980(税込)
    著者:
    秦野裕介
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    「日本は神風が吹く、神に守られた特別な国」という「神風思想」が生み出す「ニッポンすごい!」「独り善がりの排他主義」「根拠なき楽観主義」……元寇から特攻まで日本史を貫きつづけてきた「神風思想」は、太平洋戦争における敗戦という結末を迎えることとなったが、その意識自体はいまだ日本人の心に根強く生き続けている。
     本書は、「神風思想」がいかに形づくられていったかを、史実に沿って検証、「神風が吹いたのは日本だけではない」「神社による立派な〈武器〉だった神風」「実は友好的だった元寇前のモンゴルの外交姿勢」「天皇制をこき下ろした天皇」「〈神の国〉ではなく〈人間本位〉を考えていた中世の政治家たち」「立憲制を念頭に置いていた大日本帝国憲法」など、日本が決して「神風思想」だけに凝り固まっていたわけではないことを示す事実を挙げながら、「神風思想」とそれに対峙する形の「撫民思想」とのせめぎ合い、そして「神風思想」の根幹をなす「根拠なき楽観」が招いた悲劇の過程を辿っていく。
     歴史的論考としてはもちろん、コロナ禍、ウクライナ戦争など混迷の時代において危機をいかに克服していくべきかの指針ともなる一冊。
  • 地域を跨ぐ、地域をつなぐ地域学

    現在は島根県東部の一地方である「出雲」の名を冠した地名や神社が、列島各地に存在するのはなぜなのか。出雲の謎とは、この国の成り立ちにかかわる問いである。各地に広がる出雲信仰の足跡や伝承、郷土史を丹念に播き、見えづらくなった古来の地域と地域とのつながりを再構成。一つの中心から勢力を拡大していく従来の国家像や近代的な中央集権国家の観念にとらわれない、もうひとつの日本の成り立ちを鮮やかに描き出す。
  • 欧米を代表する神学者が、西欧哲学史の深い理解に支えられた独自の哲学的神学に基づき、現代人が抱える不安や苦悩、絶望を克服するための真の「勇気」を示す。解説=近藤勝彦
  • 1,980(税込)
    著:
    若松英輔
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    身が砕けそうな悲しみの日々は、私にもありました。
    しかし、この身が砕けずにいるのは
    死者が私を守ってくれるからではないでしょうか。

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    「大切な人を喪くす」——それは本当に「別れ」なのだろうか。
    「死者と生者の協同」をめぐってやわらかな言葉で語る講演とブックガイドで構成された名著『死者との対話』に、新原稿2本を加えて編む。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    哲学者であり禅の研究者でもあった著者が、キルケゴールの提起した「キリストとの同時性」を出発点に、宗教における時間の問題を主題として扱う。
    【目次】
    緒言
    序説──現代世界と宗教
    一 禅とキリスト教
    二 解釈学的問題としての同時性の問題
    三 キェルケゴールと道元における同時性の問題──「キリストとの同時性」と「同時成道」
    四 ハイデッガーにおける時の問題──「有と時」と「時と有」
    五 宗教的死と宗教的時──ハイデッガー・キェルケゴール・道元
    (その一)
    (その二)
    (その三)
    六 宗教における時の問題──田辺哲学への疑問
    七 ハイデッガーにおける形而上学の問題と日本の哲学的伝統
    付録 キェルケゴールにおける信仰と倫理


    東 専一郎
    1915年生まれ。哲学者。関西大学教授。京都大学哲学科卒業。
    著書に、『同時性の問題』、
    訳書に、ハイデッガー『思惟の経験から』(共訳)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    人類が長い歴史の中で、文化や伝統の違いを越えて関心を示し続けた宗教の究極的対象、それは宗教伝統の違いによって異なって表現されてきたが、宗教学的用語で聖なるものとよばれるその対象に人間がどのように関わってきたかを論じる。
    【目次】
    はしがき
    序論
    宗教現象への接近──その方法論
    I 宗教現象と客観学
    1 近代主義のめばえ
    2 進化論の台頭と宗教学
    3 客観学の確立に向けて──デュルケームとウェーバー
    4 宗教研究の類型化──その方法論
    5 客観学、分類学としての宗教研究に対する問い
    II 宗教の原初形態をめぐって
    1 科学的視座と宗教的視座
    2 宗教現象の原初形態
    3 宗教的ということ──デュルケームと聖なるもの
    4 聖の還元主義とその不還元性──ルドルフ・オットー
    エリアーデの宗教世界
    I 宗教現象の諸相
    1 エーリアーデの経歴
    2 エリアーデ宗教史学
    3 ヒエロファニーの諸形態──象徴
    4 聖なる空間
    5 聖なる時間
    6 儀礼
    7  神話の構造
    8 エリアーデ宗教史学に対する問い
    II エリアーデ宗教史学の方法論
    1 還元主義と聖の不還元性
    2 聖の顕現──象徴の意味とその解読の過程
    3 エリアーデ宗教史学の方法論的視座──歴史と構造
    象徴世界と言語
    I 世界を理解するということ
    1 神話的世界像とその理解の妥当性──科学的世界像をめぐって
    2 認識能力とその生成過程
    3 多元的現実と認識能力の形成過程
    4 近代科学とその現象学的意味
    II 宗教の意味世界
    1 日常的意識の流れとその崩壊──科学・技術社会における宗教的覚醒
    2 宗教言語の諸相──リクール解釈学をめぐって
    結語

    永見 勇
    1941年 生まれ。社会学者。元名古屋柳城短期大学学長。名古屋工業大学工学部繊維工学科卒業、シカゴ大学大学院で博士号(宗教学)を取得。専門は、宗教社会学。
    著書に、『了解と価値の社会学』『象徴としての宗教 多元的現実と科学的世界像をめぐって』 『生きがい喪失とケアの哲学 死の意味づけを巡って』
    『スピリチュアリティといのちの未来―危機の時代における科学と宗教 』(共監修)など、
    訳書に、ケヴィン・J. ヴァンフーザー 『聖書の物語とリクール哲学』(共訳)S・カイトゥームズ『病いの意味 看護と患者理解のための現象学』などがある。
  • この信仰が勇気と希望を与えてくれる!日本を代表する伝道者・賀川豊彦がイエス・キリストの福音を分かりやすく語る名著。
    (※本書は2011/9/1に発売された書籍を電子化したものです)
  • 大拙本人が、自身の代表作とした著作。戦時下の緊迫した状況下に書かれた。禅を「思想」、「行為」、「問答」の三テーマに分けて、禅の古典籍を引用しながら、言葉を超えた禅思想の在り処を言葉によって縦横に説き示す。今回初めて、通読を容易にすべく引用漢文に訓読文を大幅に追加注記した。
    (※本書は2021/3/15に発売し、2022/7/12に電子化をいたしました)
  • 宗教戦争のさなか、通念や世間の道徳に懐疑の目を向けつつ、自然に従って生きることの喜びを説いたモンテーニュ。その著『エセー』では、自己の判断力を試し鍛えていくさまが、自由な文体によって描き出される。異文化への関心と共感、戦時における人間の狂気や暴力、性の歓び、ボルドー市長としての政治経験、旅と読書の愉楽など、扱われるテーマは実に幅広く、われわれの心を揺さぶる文章に充ちている。ストア的克己主義と節度ある快楽主義とを往還し、メメント・モリの受容から拒否へと至る過程で、独自な思想が紡がれていく。類まれな開明的人物の核心に迫る出色の講義。文庫オリジナル。
  • 1,980(税込)
    著:
    三好由紀彦
    レーベル: ――
    出版社: 晃洋書房

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    なぜ人は「右手で右手を摑めない」のか? この動かしがたい現実にこそ人類がいまだに完璧なる数学や論理学、物理法則の体系、究極的真理なるものを手にすることができない理由がある。哲学を超えてパルメニデス以来の難問である存在の端緒に迫る知的冒険の書!
  • 国民の約八割が信仰するヒンドゥー教と、少数派とはいえ有力な宗教が同居するインド。悠久の歴史において多くの宗教が生まれたこの地はまた、何度も外来の宗教勢力から侵略を受けたが、他宗教による攻撃すら飲み込みながらヒンドゥー教は拡大してきた。いく筋もの支流が集まり大河となるように、枝から延びる木根が幹となって大樹になるバニヤンのように……。仏教、ジャイナ教、ゾロアスター教、シク教、キリスト教、イスラム教など、ヒンドゥー教の歴史的ライバルとの対立や融和の関係から、インド文明を読み解く。
  • 古代から現代にいたるまで私たちの暮らしに深くかかわっている「神道」。だが私たち日本人は、「神道」という宗教の本質を本当に理解しているだろうか? 本書では、開祖もいなければ、教義もない、そして救済もない「ない宗教」としての神道の本質を見定め、その展開を追う。日本人が神道とどのように関わってきたかを明らかにすることは、私たち日本人の基本的な世界観や人生観を考えることにつながっていく。
  • 禅仏教の世界性を語る鈴木大拙の禅エッセイを網羅した待望の選集。
    (※本書は1992/3/1に発売し、2022/6/13に電子化をいたしました)
  • 逆説と超論理に満ちた禅問答を、中国独自の思惟方法に注意を促しつつ、祖師方の様々な逸話を用いてわかりやすく解説。山は山、川は川、世界は何一つ変わらぬままに、世界を一変させる新しい観察点を一気に獲得する悟りの真実へと読者を誘う。生誕150年を迎える大思想家の代表作。。
    (※本書は2020/9/29に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
  • 本書の著者ピエール・アド(1922-2010年)は、古代ギリシア思想や新プラトン主義の研究者として、コレージュ・ド・フランス教授を務めました。その著作は、古代哲学のみならず、フランシス・ベーコンやデカルトなどの17世紀思想、ゲーテ、ヘーゲルからニーチェ、ベルクソン、ハイデガーに至る19~20世紀の思想まで、幅広い知識に裏打ちされた類を見ない豊饒さをそなえています。その著作はヨーロッパの知識人に大きな影響を与えるとともに、アメリカでも多くの読者を獲得してきました。
    ところが、日本では2020年に『イシスのヴェール』(法政大学出版局)が出版されるまで、訳書は1冊も存在せず、それゆえ注目を浴びることもなかったというのは、豊かな翻訳文化を育ててきた国では奇妙な欠落だったと言わざるをえません。2021年には『生き方としての哲学』(法政大学出版局)の邦訳が出版され、ようやく日本でもこの碩学の思想に触れる準備が整いつつあります。今こそ、アドがフランスで初めて本格的にウィトゲンシュタインを紹介した人物でもあること、そして唯一無二の解釈を残していたことを伝える本書を読むべき時だと言うことができるでしょう。
    研究者にさえ顧みられずにきた本書に収められた論考は、『論理哲学論考』と『哲学探究』しか出版されていなかった時期に書かれたものにもかかわらず、後続の者が見出すことのできなかった側面を明確に浮かび上がらせるものにほかなりません。アドは深い教養に導かれて、ウィトゲンシュタインの思想の中に古代のストア派や懐疑主義、新プラトン主義とのつながりを、あるいはショーペンハウアーとのつながりを見て取ります。その結果、ウィトゲンシュタインの著作は独自の「哲学」を記述しただけのものでなく、第一級の「哲学史」でもあることを明らかにするのです。
    本訳書では、アドの解釈の画期性をよりよく理解できるよう、気鋭のウィトゲンシュタイン研究者である古田徹也氏の重厚な「解説」を収録しました。さらに「訳者後記」では、合田正人氏がアドという人物を中心にした知的ネットワークの広大さを深い思い入れとともに綴っています。本書の中で、これまで知らなかったウィトゲンシュタインの顔を見ることができるでしょう。
    今後のウィトゲンシュタイン研究にも大きな一石を投じることになる重要著作の邦訳を選書メチエの1冊としてお届けいたします。

    [本書の内容]

    ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』における言語の限界についての考察
    ウィトゲンシュタイン 言語の哲学者 I
    ウィトゲンシュタイン 言語の哲学者 II
    言語ゲームと哲学
    解説 ウィトゲンシュタイン哲学の「新しい」相貌(古田徹也)
    訳者後記
  • 日本最初期のカトリック哲学者の思想と生涯
    岩下壯一の弟子にして遠藤周作の師。カトリックの思想を日本に植え使徒としての生を切望した哲学者の論考・随筆・詩を精選して紹介。
  • 2,640(税込)
    著者:
    タリア・ラヴィン
    著者:
    道本美穂
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    ネット上の差別や駅前で散見されるヘイト街宣を、「たかが言葉」と放置すれば、いずれそれは必ず身体的な暴力へとつながる。「地獄の具現化」に歯止めをかけるための鋭い警告の書。――日本語版特別寄稿・安田菜津紀氏

    ■本書の内容
    本書は、ユダヤ人の女性ライターが素性を偽り、オンライン上の過激派コミュニティに潜入した渾身のルポルタージュである。著者は、様々なルートから「白人至上主義」の内実を暴き出す。

    〈テレグラム〉で90以上の極右グループを監視した際には、反ユダヤ主義的なミームや人種差別的な中傷、暴力的な文書や動画が日常的に交換される様を目の当たりにした。

    白人至上主義の男女を結びつけるサイト〈ホワイトデート〉には、白人の子を産みたい金髪の女性狩猟家として登録し、民族浄化を願う気持ちとミソジニーに支えられた熱烈な「ラブレター」をいくつも受け取った。

    孤独なインセルとして〈レディット〉の掲示板や〈ディスコ―ド〉の非公開型チャットに潜伏した際には、ミソジニーが白人至上主義思想へと発展していく様を確認した。

    右派のユーチューバーが集う「マインズIRL」では、イベント会場のカジノから「追い出された」。100万人近い登録者をもつ過激なユーチューバー(14歳の少女!)と対峙した際には「純度の高い硫酸」のような言葉を投げつけられた。

    ウクライナでテロリストの「マニフェスト」を広める役割を果たしていた男性とは、チャットで恋人関係を演じることで身元を特定し、国際調査集団「ベリングキャット」のメンバーに情報提供した。

    このような「潜入」を通じて本書は、民主主義の「建前」が崩壊した現代アメリカにおいて、オンライン上で育まれた反ユダヤ主義、レイシズム、ミソジニーなどが、いかにメインストリームを侵食しつつあるかに警鐘を鳴らす。同時に、私たちがそれに反撃するための方法を伝える。

    日本人にとっても、他人事ではない一冊。

    ■本国での反響
    ★『タイム』2020年の必読書100選
    ★『カーカス・レビュー』2020年ベスト・ノンフィクション
    ★『ニューヨーク・タイムズ』『フィナンシャル・タイムズ』などでも紹介
  • 1,265(税込)
    著:
    吉野裕子
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    縄文土器においてすでに、活力溢れる蛇の造形が数多く見られる。蛇に対する強烈な畏敬と物凄い嫌悪、この二元の緊張は注連縄(しめなわ)・鏡餅(かがみもち)・案山子(かかし)など数多くの蛇の象徴物を生んだ。日本各地の祭祀と伝承に鋭利なメスを入れ、洗練と象徴の中にその跡を隠し永続する蛇信仰の実態を大胆かつ明晰に検証する意欲的論考!
  • 預言者ムハンマドに下された神の言葉、イスラム教の根本聖典。1923年に刊行された「標準エジプト版」に準拠。
  • 概念や言葉、表象などに結晶化する以前に、それとは別の場所で端的に働いている力がある。そうした場所についての時空的見取図をつくりあげようとした「生の哲学者」の最後の主著。
    【目次】
    第1章道徳的責務 第2章静的宗教 第3章動的宗教 第4章結びの考察
  • シリーズ3冊
    1,1111,320(税込)
    訳注:
    坂本幸男
    訳注:
    岩本裕
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    数多い大乗仏典中「法華経」は特にその強い個性と庶民的性格によって,我が国仏教の歴史に大きな影響を及ぼし信仰の柱としてあがめられ,唱えられて来た.また,経中の美しい譬喩,巧みな説話の数々は文学・芸術の世界にも豊かなものをもたらした.本書では,漢訳・読み下しに原典の現代語訳を対置,味読の便を計っている.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 問う、「如何なるか是れ禅の哲学」、答、「卵は四角で、豆腐は円い」。禅の哲学、公案、念仏との交渉、菩提達摩の禅法、禅宗と般若心経、楞伽経、楞伽師資記など、「禅」の歴史と思想に関わる様々な問題を究明する。新世紀に継承すべき名著復刊。
    (※本書は2000/9/1に発売し、2022/5/26に電子化をいたしました)
  • 禅仏教の世界性を語る、鈴木大拙の禅エッセイを網羅した待望の選集。
    (※本書は1991/5/1に発売し、2022/05/26に電子化をいたしました)
  • 西洋の二元論的思想に対し,東洋的一,あるいは無・空の立場から,文化や宗教・道徳を語る。
    (※本書は1990/10/1に発売し、2022/05/17に電子化をいたしました)
  • 知性と霊性の世界をえがく代表的労作。本書に一貫して流れるものは「此土即浄土」であるが,それはたんなる「此土即浄土」ではない。此土をして浄土たらしむるものは何か?
    (※本書は1942/12/1に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
  • 「宗教の極致は禅である」と説く鈴木大拙の初期の代表作。哲学と禅、キリスト教と禅との比較、悟りに至る公案の意義、座禅の作法など、具体的な例を挙げながら禅とは何かを解き明かす。
    (※本書は2011/8/11に発売し、2022/05/17に電子化をいたしました)
  • 儒教と道教、そして仏教。この三つの異なる宗教は、長い歴史のなかで渾然と併存してきた。
    そのような不思議な思想空間は、なぜ、いかにして成り立っているのか。
    死生観、自然認識、民間信仰などの視点から、衝突・妥協・調和を繰り返すダイナミズムをとらえる意欲作。
    矛盾しながら共存する東アジア的宗教の本質を、シンクレティズム=習合というキー概念から鋭く分析し、
    軽妙な筆致でやさしく語る!

    ◇本書「はじめに」より―
    シンクレティズムとは「ごたまぜ」という意味である。儒教と仏教と道教がごたごたまぜ
    まぜになっている。純粋ではない。けれどゆたかさがある。そしてこれこそが宗教というも
    のの現実の姿ではないか。

    ◆主な内容
    第1章 シンクレティック東アジア―宗教の実像を求めて
    第2章 かばいあう親子のどろぼう―情にあふれ馴れあう心性
    第3章 翼をなくした天女たち(上)―ユーラシアの西から東へ
    第4章 翼をなくした天女たち(下)―孝との調和と相克
    第5章 福禄寿、怨恨、呪殺―心がすさむとき求められるもの
    第6章 草も木もみな仏になる―宗教をぬりかえる自然認識
    第7章 スモモの下で世直しがはじまる―くりかえされる予言の力
    第8章 彼らに永遠の休息をあたえたまえ―湿潤温暖地域の死生観
    第9章 東アジアの思想空間へ―思想を生みだす時と場所
  • 創価学会の三代の会長は、世界宗教への道をいかに切り開いてきたのか。また、いかなる勢力がその前進を阻もうとしたのか――。創価学会の誕生から今日までの激闘の歴史をつづり、未来への指標を学ぶ。2015年鳳書院刊『最新版 宗教はだれのものか──世界広布新時代への飛翔』からの抜粋と、「WEB第三文明」での40回の連載に、最新情報を加筆して構成。巻末には、主な参考文献と年表を掲載している。
  • 禅仏教の世界性を語る、鈴木大拙の禅エッセイを網羅した待望の選集。
    (※本書は1991/12/1に発売し、2022/4/26に電子化をいたしました)
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    世紀転換期ドイツにおいて、信仰と近代学問は相互に緊張をはらんだ関係にあった。そのダイナミクスを体現する著作であるR・オットー『聖なるもの』を軸として、当時の学的議論に内在しつつ、これを深く規定していた宗教的・精神的情況を浮き彫りにする。
  • 3,168(税込)
    著:
    阿部重夫
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    アシア(アナトリア地方)で起こり、聖霊に憑かれた預言者による異言にしたがうモンタノス派はなぜ異端として排斥されたのか。
  • 原発事故とコロナ禍は,否応なく見えざるものの力を思い知らしめた.見えざるものである死者たちと私たちの関係にも,いま新たな変化が生じている.末木文美士,中島隆博,若松英輔,安藤礼二,中島岳志,眼に見えない領域をめぐって独自の思索を続けてきた五名が,死者と霊性をキーワードに,来るべき時代について討議する.
  • 怒りは除去すべきのもではなく、思いやりと幸福に変えられるもの――ブッダの根本思想を実践的に説くベストセラー。歩く瞑想、呼吸法など、重要なポイントをわかりやすく説明した名著。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    中世フランスの論理学者にして神学者であるアベラールは、「唯名論」学派の創始者でもある。後にトマス・アクィナスらに弟子のエロイーズとのロマンスでよく知られている。現代ヨーロッパ思想を決定した彼の言語と思惟を、厳密なテキスト批判を踏まえて分析する。

    【目次より】
    緒論
    第一章 生涯と著作
    第一節 弁証論の騎士
    第二節 著作の命運
    第二章 言語論理的思惟
    第一節 文法学と思惟
    第二節 弁証論と思惟
    第三節 波紋
    第三章 意味論的思惟
    第一節 普遍名辞
    第二節 動詞の機能
    第三節 命題の表意作用
    第四章 文法教育と倫理学
    第一節 文法教育と倫理
    第二節 自然倫理と内面化
    参考文献および略語表

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    柏木 英彦
    1934年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(文学博士)。専門は中世西洋哲学。金沢大学名誉教授。
    著書に、『中世の春 十二世紀ルネサンス』『アベラール 言語と思惟』『古典残照 オウィディウスと中世ラテン詩』『ラテン中世の精神風景』など。
    訳書に、F.C.コプルストン『中世哲学史』(共訳)アンリ・コルバン『イスラーム哲学史』(共訳)S.H.ナスル『イスラームの哲学者たち』(共訳)W.モンゴメリー・ワット『イスラーム・スペイン史』(共訳)『シャトレ哲学史 2 中世の哲学』(共訳)ジャック・ル・ゴフ『中世の知識人 アベラールからエラスムスへ』(共訳)など。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    2~3世紀に活躍したギリシアの神学者オリゲネスは、キリスト教の教義学を創始した、アレキサンドリア学派の代表的人物である。その人物と学に迫る。

    【目次より】
    序言
    序説 教父時代におけるオリゲネスの評価
    序章
    第一章 オリゲネス生存中の評価
    第二章 アレクサンドリアとカイサリアの「信仰教育学校」
    アレクサンドリアの「信仰教育学校」
    カイサリアの「信仰教育学校」
    アンティオキア学派
    第三章 サベリオスとサモサタのパウロス
    第四章 アレイオス論争
    第五章 カパドキアの三教父
    第六章 エヴァグリオス
    第七章 四世紀末から五世紀初頭にかけてのオリゲネス論争
    エピファニオス
    ヒエロニムスとルフィヌス
    アレクサンドリアのテオフィロス
    第八章 六世紀のオリゲネス論争
    『ユスティニアヌスのメナスヘの手紙』
    五五三年の十五ヶ条の異端宜言
    福音の道キリスト オリゲネス『ヨハネによる福音注解』研究
    序章 近年のオリゲネス研究の動向
    第一章 キリスト者ヘラクレオン
    第二章 グノーシス主義者ヘラクレオン(ヘラクレオンの教説)
    第三章 グノーシス主義者オリゲネス?
    補注 在在性と実在について
    第四章 キリスト者オリゲネス(オリゲネスの教説)
    一 オリゲネスのヘラクレオン批判
    二 啓示者であり啓示そのものであるキリスト
    a 聖書
    b 神の像なるキリスト
    三 救済者であり救いそのものであるキリスト
    a キリストの諸相
    b 救いの営みとしての諸相
    四 信仰と覚知
    a  信じることと聞くこと
    b  観ることと知覚すること
    結論

    付録一 年表(オリゲネスの生涯)
    付録二 相関図(オリゲネス支持者と反オリゲネス者)
    文献(日本語のオリゲネス研究文献)
    あとがき
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    小高 毅
    1942年生まれ。神学者。アウグスティニアヌム教父研究所(ローマ)で学ぶ。上智大学大学院神学部博士課程修了。神学博士。聖アントニオ神学院教授(組織神学・教父学)。
    著書に、『古代キリスト教思想家の世界 教父学序説』『オリゲネス 『ヨハネによる福音注解』研究』『オリゲネス』 『よくわかるカトリック その信仰と魅力』『父の肖像 古代教会の信仰の証し人』『クレド〈わたしは信じます〉 キリスト教の信仰告白』『霊性神学入門』など、
    訳書に、オリゲネス『諸原理について』オリゲネス『雅歌注解・講話』オリゲネス『ヨハネによる福音注解』オリゲネス『祈りについて・殉教の勧め』オリゲネス『ヘラクレイデスとの対話』オリゲネス『ローマの信徒への手紙注解』アタナシオス『聖霊論』 などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    本書は、保守的で急進的な変革を求めたカトリック系政治思想家たちがローマ教皇の社会回勅をもとに形成した社会観・経済観・国家観を解明、なかでも強い影響力をもったシュパンの身分制国家論を包括的に分析する。さらに、カトリック的普遍性とドイツ・ナショナリズムの狭間で揺れつつ存立した彼らの思想的営みを、反ユダヤ主義との関係も踏まえて明らかにする。

    【目次より】
    まえがき
    第一章 保守的で急進的な変革「保守」と「革命」の結合の論理
    第二章 カトリック政治思想と資本主義国家の諸問題
    第一節 二つの社会回勅『レールム・ノヴァールム』(一八九一年)と『クアドラゼジモ・アンノ』(一九三一年)
    第二節 社会改革と社会政策
    第三節 社会問題とはなにか
    第四節 資本主義経済論
    第五節 国家の課題
    第三章 オトマル・シュパンの身分制国家論とファシズム
    はじめに
    第一節 普遍主義の政治原理 政治的不平等と権威主義
    第二節 身分制国家論
    第三節 シュパン理論とオーストリア・ファシズム
    第四節 シュパン身分制国家論とナチズム
    第四章 カトリック政治思想とナショナリズム
    はじめに
    第一節 民族と国民と国家
    第二節 「オーストリア・イデオロギー」の論理構造 戦間期オーストリアにおけるドイツ国民意識とオーストリア国家意識
    第三節 カトリック政治思想と反ユダヤ主義 宗教的反ユダヤ主義と人種論的反ユダヤ主義の間
    第四節 「オーストリア国民」意識の成立 ナショナルな価値と普遍的価値
    第五章 職能身分制秩序の実験 ドルフス・シュシュニク体制の政治思想
    第一節 カトリックの身分制秩序論
    第二節 ドルフス・シュシュニク体制
    むすび
    あとがき

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    村松 惠二
    1948年生まれ。東北大学法学部卒業。弘前大学人文学部教授。専門は、政治学、政治思想史、オーストリア研究。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    “政治神学”“友と敵”“決断”“例外状況”“代表”。本書は、カール・シュミットの政治思想の特質を、彼の諸著作の徹底的な検証や他のカトリック知識人との比較考察を通して明らかにしたものである。近代合理主義・個人主義をプロテスタンティズムの産物と見做し、カトリシズムの教会論や終末論に依拠して痛烈に批判しつつも、遂に世俗化の犠牲となり、超越の契機を失い、ナショナリズムそしてナチズムと妥協していくシュミットの思考のプロセスが、克明かつ鮮やかに描き出される。

    【目次より】

    第一章 初期シュミットの終末論
    シュミットの歴史観 シュミットの人間観 シュミット教会論 シュミット国家論
    第二章 ドノソ・コルテスの政治神学
    ドノソ・コルテスの生涯 歴史観 人間観 教会論 政治神学 ドノソの政治思想
    第三章 シュミットの政治神学の展開 カール・シュミットとドノソ・コルテス
    シュミットのドノソ継承 独裁論 自由主義批判 カトリック自然法論とシュミット ドノソとシュミットの相違点
    第四章 シュミットの教会論
    ヴァイマール期におけるカトリシズムの教会論 シュミットの教会論 シュミットの教会論に対する賛美 シュミットの教会論に対する批判 代表原理の衰退
    第五章 ドイツ・カトリシズムにおける二つの道 カール・シュミットとフーゴ・バル
    表現主義をめぐるシュミットとバル カトリシズムをめぐるシュミットとバル ナショナリズムと国家主義をめぐるシュミットとバルの対立 バルの禁欲的カトリシズム シュミットのバル評価
    第六章 カトリシズムと世俗化 カール・シュミットとヴァルデマール・グゥリアン
    決断主義と反自由主義 「世俗化されたカトリシズム」批判 ファシズムに対する態度 第三帝国におけるグゥリアンのシュミット批判
    第七章 シュミットと政治的カトリシズム カトリシズム・ナショナリズム・国家
    保守的カトリシズム ナショナリズム 国家主義 シュミットと中央党との対立
    第八章 カトリシズムとナチズム K・エッシュヴァイラー、H・バリオン、W・グゥリアンの選択
    K・エッシュヴァイラー H・バリオン W・グゥリアン
    第九章 二つの終末論 カール・シュミットとエーリック・ペーターゾン
    E・ペーターゾンの生涯 シュミットとペーターゾンの思想的関係 ライヒ・イデオロギー ペーターゾンの政治神学批判 ペーターゾンの終末論の展開 政治神学をめぐるシュミットとペーターゾン
    第十章 シュミットの反ユダヤ主義
    シュミットの反ユダヤ主義の展開カトリシズムと反ユダヤ主義
    おわりに
    シュミットの生涯と著作
    あとがき
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    古賀 敬太
    1952年生まれ。政治学者。大阪国際大学現代社会学部教授。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程を経て、京都大学大学院法学研究科修了。専門は、政治思想、とくにカール・シュミットの研究。
    著書に、『ヴァイマール自由主義の悲劇』『カール・シュミットとカトリシズム』『近代政治思想における自由の伝統 ルターからミルまで』『シュミット・ルネッサンス』『激動するヨーロッパ』(共著)など、
    訳書に、H・クヴァーリチュ『カール・シュミットの立場と概念』カール・シュミット『カール・シュミット時事論文集』ロバート・P・エリクセン『第三帝国と宗教』シャンタル・ムフ編『カール・シュミットの挑戦』などがある。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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