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『時代劇マンガ、森秀樹、雑誌を除く(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~50件目/全50件

  • 『燃えよ剣』司馬遼太郎×『墨攻』森秀樹!
    いよいよ最終巻。剣のみを信じ、時代の奔流に抗い続けた男たちの苛烈なる運命を、圧倒的な画力で描き出す。「池田屋異聞」「胡沙笛を吹く武士」「油小路の決闘」の3編を収録。

    「池田屋異聞」は池田屋事件を新選組監察・山崎蒸の視点から描いた一篇。山崎には他人には言えない秘密があった。曾祖父が赤穂浪士の一人だったが、討ち入り前に命が惜しくなり、逃走していたのだ。折しも内偵していた尊皇攘夷の志士たちのなかに、赤穂浪士の末裔を鼻にかけた旧知の剣士がいることを山崎は知る──。

    「胡沙笛を吹く武士」は、胡沙笛というアイヌ伝来の笛を吹く奥州南部出身の隊士、鹿内薫の物語。隊の中でも腕も度胸も抜群と評判の鹿内だったが、京女小つるとの出会いが鹿内の運命を狂わせていく。

    「油小路の決闘」は、新選組内の批判派である伊東甲子太郎と近藤勇、土方歳三との暗闘を、新選組取調役の篠原泰之進を主役に描いた一篇。分派か、それとも残留か。「耳を洗うくせのある」篠原は、ただならぬ選択を迫られる──。
  • 擾乱の京都に、だんだら羽織をまとった最強剣客集団の威名轟く! 司馬遼太郎の傑作連作集を、『墨攻』や『戦国自衛隊』で知られる時代劇画の第一人者・森秀樹が激烈コミカライズ! 第2巻に収録するのは、「虎徹」「前髪の惣三郎」「海仙寺党異聞」の3編。

    「虎徹」は、新選組局長・近藤勇の愛刀虎徹が実は贋作だった、という話。新選組の評判が洛中で高まるにつれ、近藤の虎徹も浮浪志士たちの間で恐れられるようになった。偶然、近藤は本物の虎徹を入手するが、実戦ではまったく斬れなかった……。

    「前髪の惣三郎」は、新選組に入局した加納惣三郎という若者をめぐる物語。女と見まちがえるような美貌の剣士をめぐって、新選組のなかで時ならぬ“同性愛騒動”が勃発、それが殺人事件に発展してしまう。

    「海仙寺党異聞」は、争いを好まず、会計係として新選組に入ったはずの長坂小十郎が、なぜか敵討ちに駆り出されてしまうという一篇。

    『新選組血風録』は、週刊文春において2018年3月から2020年2月まで2年間にわたって連載され、動乱の京都を彩った剣客集団の群像描写と、緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼びました。

    司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春 時代コミックス」シリーズとして、6月刊の『幕末』を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定。
  • 維新前夜の京都の治安維持を任務として結成された新選組。「誠」の旗印に参集した剣士たちの生と死を描いた司馬遼太郎の連作短篇集を、『墨攻』や『ムカデ戦旗』で知られる時代劇画の第一人者・森秀樹が激烈コミカライズ!

    第1巻に収録するのは、「芹沢鴨の暗殺」「沖田総司の恋」「菊一文字」「長州の間者」の4編。
    「芹沢鴨の暗殺」は、新選組の筆頭局長となった剣豪・芹沢鴨が、その粗暴で傍若無人な振る舞いが災いして、近藤勇や土方歳三らによって謀殺されるまでを描く。芹沢の死によって、近藤・土方体制が確立された。
    「沖田総司の恋」は、若き天才剣士・沖田総司を主役とした物語。労咳を患った沖田は、かかりつけの医者の娘、お悠に淡い恋心を抱く。しかし、お悠も沖田と同じ不治の病に侵されていた……。
    「菊一文字」も、沖田を主役とした一篇。名刀「菊一文字」を入手した沖田だが、その刀を実戦で使用するのをためらったため、部下を勤皇派の剣士に斬り殺されてしまう。復讐に燃える沖田は……。
    「長州の間者」は、長州藩の間者(スパイ)として新選組に加わった京都浪人深町新作が、二つの組織の狭間で苦悩する逸話。

    『新選組血風録』は、週刊文春において2018年3月から2020年2月まで2年間にわたって連載され、動乱の京都を彩った剣客集団の群像描写と、緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼んだ。
    司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春 時代コミックス」シリーズとして、6月刊の『幕末』を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定。
  • 950(税込)

    歴史はときに、血を欲する──司馬遼太郎のロングセラー歴史小説を、『墨攻』や『ムカデ戦旗』で知られる時代劇画の第一人者である森秀樹がコミカライズ! 原作の連作短編集中、「桜田門外の変」と「花屋町の襲撃」の2編を収録しました。

    「桜田門外の変」は、尊皇攘夷派の薩摩藩士・有村治左衛門が水戸藩の脱藩志士17名と供に、大老・井伊直弼を襲撃するまでを描いた作品。安政の大獄で父と兄が獄死した松子と治左衛門との、淡い恋も綴られる。この暗殺事件から幕末狂瀾の時代が始まります。

    「花屋町の襲撃」は、海援隊の陸奥陽之助(宗光)が、暗殺された坂本竜馬の仇を討つまでの物語。同士として頼ったのは京女のお桂と、剣客「後家鞘の彦六」。竜馬との奇妙な恩義で結ばれた3人の復讐劇の直後、王政復古の号令が下り、幕末は終わりを告げます──。

    本作は、週刊文春において2017年5月から10カ月にわたって連載され、動乱の時代を彩った志士たちの群像描写と緊迫感溢れる殺陣シーンが大きな反響を呼びました。

    なお、司馬遼太郎・森秀樹コンビによる「文春時代コミックス」シリーズとして、2021年6月刊の今作を皮切りに、7月に『新選組血風録 一』、8月に『新選組血風録 二』、9月に『新選組血風録 三』を連続刊行する予定です。ご期待ください。
  • 司馬遼太郎の名作『新選組血風録』が初のコミック化!
    没後25年を迎えた巨匠・司馬遼太郎が活写した、近藤勇、土方歳三、沖田総司たち。
    その血塗られた闘いがここに蘇る。

    同志への粛清を描いた「芹沢鴨の暗殺」
    池田屋事件秘話「長州の間者」
    沖田総司の愛刀「菊一文字」
    の3篇を収録。

    特別収録エッセイ・司馬遼太郎「新選組新論」も掲載しています。

    ※コミック『新選組血風録』は「週刊文春」誌上に2018~2020年に連載された中から3篇を選び再編集しました。
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    将軍家や大名直参たちも見守る中、八丁河岸で行われた拝一刀(おがみいっとう)と柳生烈堂との果たし合い。壮絶な血戦は相討ちに終わり、人々は父の前に立ちつくす幼子・大五郎に哀れを感じながらも、誰ひとり遺体を葬ろうともせず去っていく。やがて、暗闇の中で力尽きて倒れた大五郎の前に、ひとりの武士が通りかかり…。父の屍体の側に立ちつくしていた大五郎が示現流始祖・東郷重位と出会い、再び歩き始めた――時代劇画史に残る名作『子連れ狼』新シリーズ!!
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    将軍家の一女・綾姫を島津に輿入れさせ、その直後に死なせれば薩摩潰しの口実となると考えた伊豆守。相手が縁談を断ればどうすると尋ねる将軍に対し、伊豆守は「島津には断れぬ理由がござる」と告げ、さらに「その理由を東郷重位が薩摩に運んでいる」と言上する。かかる謀計に気付かぬまま、旅を続ける重位と大五郎であったが…。
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    薩摩を奪おうとしていた伊豆守が急死した。だが、これは味方を欺くための謀略で、仮死の薬を飲んでいた伊豆守は夜になって忽然と目を覚ます。薩摩藩主・島津光久に変装するため、抜歯をして、顔を焼いてまで己の目的を果たそうとする「死老中」の壮絶なる執念。そのころ重位と大五郎は、急を聞いて繰り出してきた薩摩の軍船上で光久に目通りしていたが…。
  • 330(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    レーベル: ――

    病に伏せる鬼平の命が果てようとしている。だが、勧進相撲の興行権を握る闇の悪を許すわけにはいかない!! もはや気力だけを振り絞って、花太郎とともに最後の悪党退治に挑む。痛快捕物帖、ここに完結。
  • 将軍に擬態し、江戸城で待ち受ける仇敵・間宮林蔵を、東郷重位は果して打ち倒すことが出来たのか?そして、大五郎の行く先は!?刺客の子・大五郎、正念場の第三部がいよいよ始まる――!!
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    大五郎と重位は江戸城決戦に向け、刀匠・黒山祐信の打つ“幻の黒刀”を求めて秩父へ。大五郎に示現流の極意を伝える重位――剣の修行は日々、壮絶を極めていた。一方、伊豆守配下の薩摩大人衆、林蔵配下の檀は、重位抹殺の新たな刺客・タイ捨流の丸目兄弟を探して京へ。江戸の林蔵のもとへ二人を送るべく、大人衆たちは彼らの秘剣を試さんと命を賭す。しかし、檀によって丸目兄弟の意外な正体が明らかに!!
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    林蔵との死闘の果て、名刀「同太貫」を失った重位は、新たな刀「延寿国清」と出会う。江戸入りした大五郎と重位は決戦に向け、大五郎の鍛錬も激しさを増していた。一方、配下のほとんどを失った林蔵は、伊豆守に救済の念を送る。察した伊豆守は、薩摩屈指の歴戦の猛者たち“薩摩大人衆”からタイ捨流の使い手・丸目風虚と空岩の兄弟の存在を知る。“打倒・重位”の新たな剣客を求め、大人衆たちと林蔵配下の檀が動き出す――!!
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    時化で沈んだ軍船から、なんとか陸地に流れ着いた「牛久呑起」西の差配・牛久典膳とオロシヤ人の女配下・ニナ。この地が勇武をもって聞こえ高い掛川藩と知った典膳は、城門で藩主の目通りを願うが、裸形の上、何らの証も持たないふたりを家臣は当然疑ってかかる。そこで、ニナは生命と引き換えに典膳の証明立てをしようと、自らの舌を噛みきってしまい…。
  • 330(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    レーベル: ――

    鬼平と花太郎は熊野詣に出た。鬼平が残りいくばくもない命の火をかき立てて旅立つ目的、それは江戸の闇に潜む巨悪が道中襲って来るのを返り討ちにすることだった。だが、日を追うごとに鬼平の命は今にも尽き果てようと…。
  • 330(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    レーベル: ――

    勧進相撲の不正利権を握る闇の存在・池田侯許すまじ!! 病を押して命をかけてついに鬼平は池田と直接対決に挑む!!
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    大五郎と重位の前に再び現れた宿敵・林蔵!父母の仇である林蔵を狙うミラ、これを助ける渡世人・大前田栄五郎たちを巻き込んで、復讐を誓った闘いが勃発!大五郎らをかばったミラが被弾、重位の憤怒の剣が炸裂する。そして、将軍側近にして杖術の達人・探湯縋との対決――死闘の果て、屍累々たる戦場で、大五郎と重位は“父子”の絆をより強くするのだった…。
  • 秋田高星(あきた・たかあき)と行動をともにする大五郎は、残夢老人と出会い、奥羽に眠るといわれるアテルイの黄金伝説を聞かされる。そして、その謎を握る“荒覇吐”に近づくのだが――。大五郎の真の旅立ちが、いま始まった!!
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    東郷重位と大五郎は、老中・松平伊豆守が狙う薩摩藩断絶の陰謀に巻き込まれ、伊豆守配下の間宮林蔵と激突。闘いに敗れた林蔵は逃走、将軍家籠絡のため江戸城に入る。林蔵が操る「おろしや呑起」、彼らに疑いの目を向ける将軍側近の武装集団・黒鍬者――。その頃、大五郎と重位は、不思議な能力を持つ「おろしや」の少女ミラと出会い、林蔵出生の秘密を知る。
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    幼い大五郎を危険な旅路に連れ歩くことに躊躇した重位は、自らの師である天寧寺の大僧正に大五郎を預けようとする。一方、薩摩藩主・島津光久を謀殺し、光久になりすまして薩摩に入った伊豆守は、唯一その素性を知る笑左衛門(林蔵)と、互いの労苦をいたわり合っていた。そして、伊豆守は鯨の腹に入り「おろしや」人となって…。
  • 330(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    レーベル: ――

    鬼平こと長谷川平蔵が人生の晩年に出会って惚れた男、それは伝説の元力士・玉椿花太郎。小池一夫と森秀樹、時代劇の巨匠タッグが描いた伝説のバディ捕物帖、開幕!!
  • “弾掌(だンじょう)”脱出で大五郎の左掌にできた謎のあざ、秋田一族の悲願“仙掌格(せンしょうかく)”の秘密、何より自らの祖を解き明かすべく、大五郎はかの“独眼竜”こと、猛将・伊達政宗に会おうとするが――?
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    東郷重位と大五郎は、老中・松平伊豆守が狙う薩摩藩乗っ取りの陰謀の大過に巻き込まれた。刺客・牛久典膳を倒すも、伊豆守配下の間宮林蔵は追撃の手を緩めることは無かった。ついに二人の前に姿を現した林蔵…。砂嵐と流砂の中で血戦が開始される。重位の鍛錬を耐え抜いた大五郎の、決死の一撃が林蔵に放たれる!
  • 440(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    作画原案:
    小島剛夕
    レーベル: ――

    将軍に一矢報いんがため、死出の刀を求め秩父へ向かった大五郎と重位。そこで刀匠・黒山が入魂の“黒刀”を受け、江戸に入ったふたりは、さらに神馬“韶光”を得て大手門へ!対する林蔵は、“打倒・重位”の矛盾を衝いた刺客・丸目兄弟を斬殺したのち、究極の謀略を決意して登城する!江戸城で繰り広げられる最終決戦、果たしてその行方は…!?
  • 水戸光圀の試練に合格した大五郎と高星の前に老朽船・快速丸が姿を現した。同時に、沖合には「葵の御紋」の帆を張った尾張の大軍船が現われ、海中より奇怪な風体の者たちが現われたのだった! 父から、そして漢へと受け継がれる物語、刺客の子・大五郎よ、何処へいく。前へ! 明日へ! 大五郎!!!
  • 330(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    レーベル: ――

    病に伏せる鬼平は余命をかけて老中・田沼意次に上申した。それは無宿無頼対策として石川島に人足寄場を作るというもの。そして、花太郎に加えて義賊として名高い浜島庄兵衛を配下に迎えたまでは良いのだが…。
  • 暗黒迷宮「弾掌(だンじょう)」脱出を目指しながら、疲労の果てにその身を横たえてしまった大五郎。折れかかった心を奮わすふたつの強い遺志とは――!?
  • 330(税込)
    作画:
    森秀樹
    原作:
    小池一夫
    レーベル: ――

    花のお江戸のビッグイベントである勧進相撲をネタに、裏くじで巨大な利権を手にしようとする闇の存在が浮かび上がった。巨大な敵に鬼平と花太郎は立ち向かう!!
  • ▼第1話/刺客▼第2話/邯鄲よりの使者▼第3話/巷の旗の下に▼第4話/油断▼第5話/攪乱▼第6話/殺戮▼第7話/梁魁の最期▼第8話/笑い顔▼第9話/急変▼第10話/革離、城を出る ●登場人物/革離(梁城を守るために唯一人でやってきた墨者) ●あらすじ/趙軍の穴攻から二日後、一人の刺客・李光が梁城の城壁を上っていた。なんとか城内に潜り込んだ李光だが、革離と誤って邑民の一人を殺してしまう。梁魁は趙の刺客が潜り込んでいることを見抜き、革離は次ぎの日の朝、邑民を広場に集合させ、刺客を見つけ出すことに成功する(第1話)。▼趙軍の攻撃は何度となく失敗に終わっていた。趙軍の兵士たちは疲労困憊し、脱走を企てるものも出て来ていた。そこへ趙の都、邯鄲から撤退の伝令がやってきた。しかし、巷淹中将軍は革離に最期の戦いを挑む決意をする(第2話)。 ●本巻の特徴/撤退命令を聞かず、一人でも戦うことを決意した巷淹中将軍の最期の攻撃が描かれる。しかし、財宝を持ち出してはバクチに使っていた梁魁が死に、怒った梁渓に革離は城を追い出され、梁魁の弟・梁適は自らが城を守ることを決意するまでが語られる。 ●その他の登場キャラクター/刺客・李光(第1話)、梁魁(第1話)、巷淹中将軍(第1話)、蔡丘(第5話)
  • ▼第1話/水抜き▼第2話/城の水▼第3話/大うつけ▼第4話/裏切り▼第5話/突入▼第6話/開城▼第7話/帰郷▼第8話/尾張▼第9話/金草●主な登場人物/左吉(山に入る忍びを取り締まる「金縛り」だったが、次代の頭に指名される)、金蔵(金掘り衆の先代大頭のひとり息子。左吉に反発する)、てん(ムカデの大頭に直接情報を伝える「耳走り」)●あらすじ/武蔵松山城への坑道掘りを急ぐムカデ衆。城側から逆穴を掘らせる作戦も一の字の活躍によって成功し、完成まであと一歩と迫る。そして、いよいよ最後の杭が打たれた…がしかし、水が出てこない!? 確認のため左吉と金蔵が坑道の中に入ると、奥から猛烈な勢いの水の音が!! 慌てて逃げる左吉と金蔵だが、その際、金蔵はわざと左吉を転ばせてしまい…(第1話)。▼見事、武蔵松山城の水抜きに成功したムカデ衆。しかし、雄水にのまれた左吉は瀕死の重傷を負ってしまう。しかも、頭の座を狙う金蔵は、左吉が病床についている間、勝手に頭代理を名乗るばかりか、左吉に刺客を送ってきた(第2話)。●本巻の特徴/武田軍を利用して、金掘り衆の技を武士たちに売り込む目論見だったムカデ衆。見事、織田信長に認められるものの、左吉は信長を認めない…。●その他の登場キャラクター/謎の女・ぬえ(第1~4、7、9話)、武田信玄の弟・信廉(第3~7話)、織田信長(第3~6、8、9話)、サル(後の豊臣秀吉)(第3~6、8、9話)、北条氏政(第4、5話)、上杉輝虎(後の謙信)(第6、7話)
  • ▼第1話/東壁▼第2話/反乱計画▼第3話/間者夫陳▼第4話/偽装工作▼第5話/夫陳の影▼第6話/反乱前夜▼第7話/煙の壁▼第8話/狂壁▼第9話/蘭鋳死す▼第10話/革離捕獲作戦 ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から追われている墨者) ●あらすじ/趙軍では長虎将軍の死によって、新たに3人の将軍が選ばれた。しかし、3人とも東壁の警備を渋り、革離に押しつけようとする。それも、兵を一人も回さず、邑民だけで守れというのだ。東側は高い壁に阻まれてほとんど日が差さず、そこには生活力のない病人や孤児が追いやられていた(第1話)。▼さっそく壁の修理をすることになったが、東の邑民たちはまったく動こうとはしなかった。それどころか、東の邑民をまとめる夫陳は、革離たちに対して不信感を露にする。夫陳が秦軍の間者と知らずに、東の邑民たちは夫陳に扇動されて秦軍が攻めてきたと同時に反乱をおこす計画を立てていたのだ(第2話)。 ●本巻の特徴/東の邑民たちの反乱計画を知った革離たちが捉えられるが、革離の策略により反乱は鎮められ、東の邑民たちが秦軍と戦うために立ち上るまでが描かれている。一方、秦軍からの攻撃を撃退するための作戦により、蘭鋳が負傷、死亡してしまう。 ●その他の登場キャラクター/蘭鋳(第1話)、雲荊(第1話)、娘(第1話)、夫陳(第1話)
  • ▼第1話/革離、易水を渡る▼第2話/革離、宣言する▼第3話/革離、城壁をなおす▼第4話/革離、敵兵を斬る▼第5話/革離、強者をのぞむ▼第6話/革離、武器を作る▼第7話/使者、来たる▼第8話/模擬戦▼第9話/開戦▼第10話/蔡丘、立つ ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から、梁城を守るために唯一人でやってきた墨者) ●あらすじ/約2300年前韓・魏・趙・齊・燕・秦・楚の七国が争う戦国時代の中国。超の大軍が、燕の小城、梁城を落とそうと、国境の易水川岸に軍を構えていた。梁城では、城を守るため城邑防衛のエキスパート集団、墨家から墨者を呼んだ。しかし、やって来たのは唯一人、革離のみだった(第1話)。▼一万五千の趙軍がやって来るまで後一か月。革離はその短い間に城壁を修理し、武器をととのえ、農民を兵に鍛え上げるために、城内の全権を自分に与えろと城主、梁渓に迫り、将軍たちの不快を買う。夜になって、死ぬのがいやで逃げ出した農民の蔡丘の妻が産気付いき、取り押さえられる。夜が開けると城壁の外に狼の頭が刺された竹槍が立てられていた。革離はそれが城内に潜り込んだ趙兵の仕業と見破る(第2話)。 ●本巻の特徴/戦国時代の中国で、殺人行為を否定し、城邑を守ることで戦争を終わらせようとした墨家教団のひとり、革離の登場シーンから初戦の勝利までが描かれる。また、敵方の巷淹中将軍に、墨家の内情を見破られる(第8話)。 ●その他の登場キャラクター/梁城城主・梁渓(第1話)、梁渓の息子・梁適(第2話)、農夫・蔡丘(第2話)、梁適の兄・梁魁(第5話)、巷淹中将軍(第7話) ●その他のデータ/孫子の兵法(墨子と反対に、敵を攻めるための法)
  • ▼第1話/再会▼第2話/閉門▼第3話/悲しき間者▼第4話/じゃじゃ馬▼第5話/突破口▼第6話/国境の攻防▼第7話/奇貨、居くべし▼第8話/出生の秘密▼第9話/大地への誓い ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から追われている墨者) ●あらすじ/秦の国力を確かめるべく都、咸陽へやってきた革離たちだが、その発展ぶりを見て邯鄲の守りを固めねばならないことを痛感する。そこで、木箱で飛蝗の卵を育てている司路に出会う。幼なじみの司路が虫部隊に関わっていると知った革離は怒りと失望を覚える。その横を、秦軍の第一陣が趙へ向けて出発していった(第1話)。▼先遣隊の大軍がでていった後、咸陽ではすべての門が閉められ、人々の出入りが禁止された。それは、潜り込んでいる間者を一気に始末するための処置だった。次々と間者が捕まり、両足を縛られ股裂きの刑に処せられていく。兵たちに追われて逃げてきた女間者を助ける革離だが、脱出の方法はいまだ見つかっていなかった(第2話)。 ●本巻の特徴/革離たちの咸陽からの脱出と、秦軍と趙軍の国境での睨み合い、秦王・政の生い立ちの秘密などが語られる。革離の作戦のおかげで秦軍が国境から引き上げ、革離は邯鄲城を守ると宣言する。 ●その他の登場キャラクター/雲刑(第1話)、蘭鋳(第1話)、革離の幼なじみ・司路(第1話)、女間者・娘(第2話) ●その他のデータ/股裂きの刑(捉えられた間者たちは裸にされ、両足に縛られた縄を馬に引っ張られて、股から裂かれて処刑される)
  • ▼第1話/強右衛門(すねえもん)▼第2話/磔(はりつけ)▼第3話/用間▼第4話/設楽原決戦▼第5話/落ち武者狩り▼第6話/別れ▼第7話/二代目てん▼第8話/石垣普請▼第9話/仕掛け●登場人物/左吉(山に入る忍びを取り締まる“金縛り”であったが、金掘り衆の新しい頭に)、てん(ムカデの大頭に直接情報を伝える“耳走り”。左吉に思いを寄せている)、さや(武田のくノ一“歩き巫女”として育てられた少女)●あらすじ/武田軍に囲まれた長篠城城主・奥平定昌の命によって、織田・徳川連合軍からの援軍を確認するため走る強右衛門は徳川家康の居城・岡崎城に辿り着く。そして援軍が得られることを確認するや、来た道をひた走るのであった。長篠城の近くまで戻り、「援軍あり」の合図となる狼煙(のろし)を上げようとしたその時、武田側のムカデ・左吉とてんに見つかってしまうのであった……(第1話)。●その他の登場人物/織田信長(天下を狙う武将)、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉。信長の家臣)、武田勝頼(信玄の息子)、金蔵(金掘り衆の先代の頭の息子。左吉を憎んでいる)、ぬえ(信長に仕える謎の女)
  • ▼第1話/金掘り衆▼第2話/百足(むかで)の旗▼第3話/大頭(おおがしら)▼第4話/戦場▼第5話/赤百足(あかむかで)▼第6話/白文の陰書▼第7話/落盤▼第8話/石割り●登場人物/左吉(山に入る忍びを取り締まる「金縛り」だったが、金掘り衆の次代の頭に指名される)、大頭(金掘り衆の頭)、金蔵(大頭の息子。金脈を探しだす見立て師)、てん(「耳走り」と呼ばれる情報収集役を務める女)●あらすじ/戦国最強と言われた武田軍を支えたのが、豊富な産出量を誇る甲斐の金山であった。その坑道を狙って隣国から侵入する忍びを見つけては取り締まる「金縛り」を努めていた左吉。彼はある日、自分の命が長くないことを知った金掘り衆の大頭から、次代の頭になるよう指名を受ける。大頭の息子、金蔵を差し置いての抜擢に戸惑う左吉であったが……(第1話)。▼病床の大頭は左吉に、武田と北条が攻略中の武蔵松山城を金掘り衆の手で落とせと言う。金がなくなれば滅びるのは目に見えている武田軍を離れ、金掘り衆の技を他国に売り込むためだ。左吉は、金掘り衆100人を連れて山を降りることになる(第2話)。▼山を降りる途中母親の墓にたどり着いた大頭は、ここに自分を生き埋めにしてくれという。金掘り衆たちは大頭の息子である金蔵に判断を乞うが、金蔵は新頭である左吉に判断を任せる。左吉は、大頭の最後の願いを聞くことにするのだが……(第3話)。
  • ▼第1話/革離対山●▼第2話/薄葬▼第3話/豸▼第4話/音▼第5話/革離と娘▼第6話/豸動▼第7話/落城▼第8話/司路▼第9話/撃滅▼第10話/東へ▼第11話/この国 ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から追われている墨者) ●あらすじ/革離を捕獲することを条件に除隊を申し出た秦兵たちが山で暮らしていた怪力の男、山●を伴って邯鄲の城に忍び込んだ。山●の強烈な一撃に倒れた革離は息をしていなかった。革離が死なせたくない娘は人工呼吸を始める。その騒ぎの最中にいなくなった山●は邑民の女たちを追いかけていた。邑民たちが山●を殺そうとしたとき、息を吹き返した革離が止めにはいる。そして、秦兵に城から出ていくように呼びかけるのだった(第1話)。▼門の外で行き倒れた乞食を、城に入れてやる東の邑民たち。乞食は腹ごなしをした後、革離の顔を見て安心して眠ってしまう。次の日の朝、革離とどこからか忍び込んだ刺客の死体が発見される。しかし、それは乞食が革離に化けたものだった。薛併によって刺客が放たれたことを知った墨者が、革離の身代わりとなって死んでいったのだ。革離はその乞食を墨者にとって最高の礼である薄葬によって葬った(第2話)。 ●本巻の特徴/秦軍は虫を使い、邯鄲の城を落としたが、幼なじみ司路によって助けられた革離たちが、理想郷へ向け東へと出発するまでが描かれる。革離は秦王・政も、司路によって残り数ケ月の命となった薛併も手にかけ心置きなく東へと旅立つのだった。 ●その他の登場キャラクター/娘(第1話)、雲荊(第3話)、薛併(第7話)
  • 693(税込)
    著:
    森秀樹
    出版社: 小学館

    ▼第1話/狐面▼第2話/アストロラーベ▼第3話/蠅の王▼第4話/取引▼第5話/男たちの祭り▼第6話/安房死す▼第7話/鑿(のみ)入れ▼第8話/決戦前夜▼第9話/敗北▼第10話/血の涙●登場人物/鶴姫(陸の武将たちに恐れられた三島水軍の領袖・大祝<おおほうり>家の娘。破天荒な性格で、兄たちを困らせている)、爺(鶴姫の守り役。三島水軍の古株)、狐面(常に顔を隠し、鶴をつけ狙う謎の存在)、サバエ(敵か? 味方か? 鶴に不穏な取引をもちかける倭寇の首領)●あらすじ/大三島に流れ着いた外国の航海道具らしき物体。その正体をつきとめるべく単身京都へ渡った鶴は、不良少年たちと出会い、毎日を必死に生きる者たちの生活を知るのだった。結局、道具の正体はわからず、島へ帰ろうとした鶴。だが、そんな鶴を執拗につけ狙う狐面の武士が現れ……(第1話)。 ●その他の登場人物/安房(大祝家の次男。妹・鶴にはいつもふりまわされっぱなし)、黒鷹(大祝家の郎党。鶴姫に惚れている)
  • ▼第1話/狙撃▼第2話/三年秘喪▼第3話/信玄、死す▼第4話/武田屋形▼第5話/拷問▼第6話/お市の方▼第7話/鬼▼第8話/歩き巫女▼第9話/長篠城●登場人物/左吉(山に入る忍びを取り締まる“金縛り”であったが、金掘り衆の新しい頭に)、てん(ムカデの大頭に直接情報を伝える“耳走り”。左吉に思いを寄せている)、武田信玄(甲斐の国の武将)、武田信廉(信玄の弟。信玄の影武者を務める)●あらすじ/京都へ向かう途中、野田城を攻めていた信玄は、ある夜、銃の名手・鳥居三左衛門に狙撃される。弾は信玄の頬をかすめただけであったが、真夜中の狙撃であったため事実がはっきりとせず、信玄の生死に関する噂が両陣営に流れる。そんな中、信廉は、信玄の影武者を狙撃によって死んだように見せかけ埋葬する。「おかしなことをするな……」。信廉の動きを知った左吉はてんとともに行動を開始する(第1話)。●その他の登場人物/、サル(後の豊臣秀吉)、ぬえ(信長に仕える謎の女)、織田信長(天下を狙う武将)、金蔵(金掘り衆の先代の頭の息子。左吉を憎んでいる)●本巻の特徴/京都へ上り、天下へ号令しようとしている信玄の野望はどうなる!?
  • ▼第1話/襲撃▼第2話/秦王の首▼第3話/贈り物▼第4話/姿なき追手▼第5話/邯鄲へ▼第6話/生き埋め▼第7話/処刑▼第8話/革離の円▼第9話/円の攻防▼第10話/秦へ ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から追われている墨者) ●あらすじ/秦王襲撃の朝、拷問でズタズタにされた蘭鋳を残して出発する革離たち。韓の民たちが外出を禁止され厳戒令がしかれる中、秦王は韓に向かっていた。革離たちはおとりを用意し、秦軍の動きを封じたうえで、秦王の行列が通るのを待った。そこへ、激しい蹄音を響かせながら行列がやってきた。革離たちは石油の入った竹筒を投げ、火を放つのだった(第1話)。▼燃えさかる炎のなか逃げ惑う秦兵たちにこんどは石の雨を降らせる。崖を上って逃げようとする秦王の首を革離が切り落としたが、それは秦王の影武者であった。韓に入った秦王はすぐさま鼠狩りを始めるが、その隠れ家を突き止めたときには革離たちは逃げた後だった(第2話)。 ●本巻の特徴/秦王の首を打ち損ねた革離たちは韓を脱出するが、秦の追手は確実に彼らに迫っていた。革離たちは秦王に自分たちが攻める趙の都、邯鄲の城を守れといわれる。邯鄲で捉えられた革離たちの脱出、秦への偵察などが描かれる。 ●その他の登場キャラクター/雲荊(第1話)、蘭鋳(第1話)、秦王・政(第2話) ●その他のデータ/秦王・政の陵墓(政が即位したときから造営が開始され、完成までに70万の人々が駆り出された)
  • ▼第1話/脱出▼第2話/ムカデ退治▼第3話/敗北▼第4話/井楼▼第5話/筏▼第6話/二俣城陥落▼第7話/三方ヶ原▼第8話/投石▼第9話/笛の音●登場人物/佐吉(山に入る忍びを取り締まる“金縛り”であったが、金掘り衆の新しい頭に)、てん(ムカデの大頭に直接情報を伝える“耳走り”。佐吉に思いを寄せている)、サル(後の豊臣秀吉)、ぬえ(信長に仕える謎の女)●あらすじ/信長の「自分に仕えよ」という申し出を断ったため、佐吉は小屋に軟禁されていた。そこへ現れたのは、てんの父、“耳”であった。“耳”は見張りの兵を倒し、小屋から佐吉を助け出すが、異常に気付いた織田の追手が駆け付けてくる! 「てんを……かわいがってくだされ!」“耳”は佐吉を無事に脱出させるため、追手に立ち向かうのだった(第1話)。▼「金掘り衆を根絶やしにしろ」という信長の命により、サル率いる鉄砲隊は甲斐の金山に登っていた。しかし、サルたちを待ち構えていたのは、信長の意図を予測した佐吉の仕掛けた数々の罠だった…(第2話)。●その他の登場人物/織田信長(天下を狙う武将)、武田信廉(信玄の弟。信玄の影武者を務める)
  • ▼第1話/革離なき梁城▼第2話/蔡丘、頑張る▼第3話/邑民の自立▼第4話/死者からの伝言▼第5話/総攻撃▼第6話/新兵器▼第7話/南門の攻防▼第8話/落城▼第9話/秘策▼第10話/決着 ●登場人物/革離(梁城を守るために唯一人でやってきた墨者) ●あらすじ/城主の息子・梁適と、いつも革離とともに行動していた蔡丘。革離がいなくなった今、梁適は自分が指揮をとると宣言するが、邑民たちは蔡丘の言葉を革離の言葉として聞いているのだった。そこへ、趙軍の兵士が忍び込んでいることが報告される(第1話)。▼蔡丘は趙兵探しを自分にやらせてくれと梁適に申し出る。蔡丘は今夜中に探しだして始末をつけるという。面白くない梁適だったが、愛妾・瞭姫に梁適なら邑民の心を変えることができるはずだといわれる。一方、蔡丘は策を弄して趙兵ふたりを見つけることに成功する(第2話)。 ●本巻の特徴/革離をなくした梁城と、二千の兵士で戦う巷淹中将軍。革離が城を離れたことを知った巷淹中将軍はカタをつけるべく、梁城を攻撃、半年に及んだ戦が終わりを告げる。そして、落城した梁城を救うべく、革離が秘策をねり、革離と巷淹中将軍はふたりだけの最期の戦いを始める。 ●その他の登場キャラクター/梁適(第1話)、蔡丘(第1話)、梁適の愛妾・瞭姫(第1話)、巷淹中将軍(第4話) ●その他のデータ/投人器(投石器の人間版。人を城壁の内側まで飛ばして門を開けるための巷淹中将軍の最期の切り札)
  • 693(税込)
    著:
    森秀樹
    出版社: 小学館

    ▼第1話/海から来た娘▼第2話/難破船▼第3話/警固料▼第4話/黒鷹▼第5話/船大工▼第6話/異変▼第7話/鼠(ねずみ)▼第8話/やけっぱち▼第9話/京の都●登場人物/鶴姫(陸の武将たちに恐れられ三島水軍の領袖・大祝家の娘。破天荒な性格で、兄たちを困らせている)、爺(鶴姫の守り役。三島水軍の古株)、安房(大祝家の次男。妹鶴にはいつもふりまわされっぱなし)、黒鷹(大祝家の郎党。鶴姫に惚れている)●あらすじ/室町末期。播磨のある村に異形のお面をかぶった異人が現れた。村人たちが大騒ぎし、異人は兵に囲まれてしまう。その異形の面の下からはまだあどけなさの残った女性の顔が現れた。言葉が通じないためその娘の処遇に困る領主の元に三島水軍が来たという知らせが入る。じつは、その娘は三島水軍の領袖である大祝(おおほうり)家の娘・鶴だったのだ。三島水軍を敵に回したくないが、体面も繕いたい領主は大弱り。そこで、鶴は領主にある申し出をする(第1話)。
  • ▼第1話/暗殺者▼第2話/死闘▼第3話/革離、倒れる▼第4話/来訪者▼第5話/返答▼第6話/地の竜▼第7話/穴攻▼第8話/満月の夜▼第9話/殲滅▼第10話/古傷 ●登場人物/革離(梁城を守るために唯一人でやってきた墨者) ●あらすじ/城内に火を放たれた梁城の邑民たちは、それでも壁を守ることに専念していた。趙軍の巷淹中将軍は邑民たちを城壁を釘付けにしておきつつ、大凧に乗せて革離暗殺のための兵士を送り込んだ(第1話)。▼革離と暗殺者の戦いが始まった。革離を抹殺せんがため足の骨を折りながらも向かってくる暗殺者に額を割られる革離だが、なんとか勝利し、血まみれになりながらも城壁へ戻ってくるのだった(第2話)。 ●本巻の特徴/2戦目を終え、束の間の休息をとっていた梁城に、墨家からの使者・薛併が訪れ、戻ってくるように揺さぶられる革離。ここでは墨家教団の内部の変化が語られる。その後、趙軍の穴攻が描かれる。 ●その他の登場キャラクター/城主の息子・梁適(第1話)、巷淹中将軍(第2話)、墨家からの使者・薛併(第4話)、墨家の巨子(統領)・田襄子(第4話)、袁羽(第6話) ●その他のデータ/穴攻(穴を掘っていることを悟られぬよう、はるか彼方から、トンネルを掘り、城内へ進入する攻城法)
  • ▼第1話/革離、墨家に帰る▼第2話/四伯翳▼第3話/幽閉▼第4話/脱出▼第5話/月蝕▼第6話/陽動▼第7話/飛蝗▼第8話/蝗嵐 ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団の墨者) ●あらすじ/田襄子の命に背いた裏切り者でありながら、墨者の里へ向かう革離。途中何人もに命を狙われ、そのものたちはみな「虫」と言い残して事切れる。革離は薛併の仕業とにらむものの、墨者の里へとその歩を進めるのだった(第1話)。▼墨者の里で幼なじみの司路と出会った革離は彼が研究している米の穂を見せられ、救いを見い出す。そこへ、墨子教団の統領・田襄子につかえる4人の参謀・四伯翳から呼び出しを受ける。薛併の本当の目的を訴えようとした革離だったが…(第2話)。 ●本巻の特徴/墨者の里へ帰ったものの薛併の策略に嵌まり、幽閉されてしまった革離の脱出と逃亡が描かれている。脱走後、治水工事を手伝っていた村で飛蝗に襲われ、墨家の仕業ではないかと懸念する。 ●その他の登場キャラクター/田襄子の腹心・薛併(第1話)、革離の幼なじみ・司路(第1話)、雲荊(第7話) ●その他のデータ/飛蝗(数が増え過ぎるたトノサマバッタが食料不足をのりきるため長距離移動できる体に変化したもの)
  • 693(税込)
    著:
    森秀樹
    出版社: 小学館

    ▼第1話/外海▼第2話/サバエの計▼第3話/海病▼第4話/東方見聞録▼第5話/決心▼第6話/夢へ▼読み切り1/『戦場の夢の夢』▼読み切り2/『剣鬼伝 決闘者』●登場人物/鶴姫(陸の武将たちに恐れられた三島水軍の領袖・大祝<おおほうり>家の娘。破天荒な性格で、兄たちを困らせている)、爺(鶴姫の守り役。三島水軍の古株)、ジョアン(サバエ配下の外国女性。鶴に助言をするよき友)、サバエ(敵か? 味方か? 鶴に不穏な取引をもちかける倭寇の首領)●あらすじ/漂流していた異国船の乗組員たちを保護した鶴。辛うじて生き残った者の口から発せられた言葉は……「屋根も壁も金でできた黄金の国、ジパング」! 西欧諸国の日本を見る目を思い知った鶴は、ある決断をする……(第4話)。海の彼方を夢見た少女の海洋伝奇時代劇、堂々完結!
  • ▼第1話/白旗▼第2話/敵中横断▼第3話/農民▼第4話/合戦▼第5話/勝利▼第6話/砦▼第7話/南無三宝▼第8話/銃弾▼第9話/浅井作庵●登場人物/日吉(木下藤吉郎の幼名と同じ名を背負い、野心も人一倍)、双六(農村から雑兵たちの群れに加わった小心者)、トンボ(一雑兵として幾多の戦に参加しながら生き延び、伝説となった男)、木下藤吉郎(主君・織田信長の命により浅井長政の嫡男を処刑するため探索中)●あらすじ/木下軍に追い詰められた日吉、トンボ、双六。しかし、木下藤吉郎は三人に降参し万菊丸をさし出すなら命を取らないと、一刻(2時間)の猶予を与える。一刻ではどれだけ急いでも福田寺まではたどり着けない。窮地に陥った三人。そのとき、トンボがとっぴょうしもない作戦を思いつく…(第1話)。▼敵の裏をかいて、昼食に夢中になっている敵兵を尻目に逃亡を計った三人。しかし、日吉がつけられていることに気づく。身を隠した三人を追って2人の雑兵が飛び出してきた。すかさず、ひとりを刺し殺し、残りのひとりに飛び掛かって取り押さえた日吉。見張が二人だけだと確認した後、そのひとりも殺してしまった。それをみていた双六は簡単にひとを殺す日吉を非難するが…(第2話)。●その他の登場人物/竹中半兵衛(織田信長の軍師)、万菊丸(浅井長政の生まれたばかりの子)
  • 江戸時代末、瀬戸内の比較的豊かな小藩・赤穂藩の平和な暮らしは、江戸屋敷からの急使が伝えた一報によって突然粉々になった!主君の乱心と江戸城内での刃傷沙汰、そして切腹。しかもこれは悲劇の序章でしかなかった。理不尽な大人の、そして政治の世界に振り回される子供たち。時代劇の名匠・森秀樹が、初めて挑む忠臣蔵!
    大石内蔵助の嫡子・主税(ちから)を主人公に、日本史上最も有名な悲劇を冷静な子供の目線から余さず描き出した!!
  • ▼第1話/万福丸▼第2話/隠し子▼第3話/磔(はりつけ)▼第4話/武士の子▼第5話/沢瀉(おもだか)▼第6話/出発▼第7話/つり橋▼第8話/二人の日吉●登場人物/日吉(木下藤吉郎の幼名と同じ名を背負い、野心も人一倍)、双六(農村から雑兵たちの群れに加わった小心者)、トンボ(一雑兵として幾多の戦に参加しながら生き延び、伝説となった男)、木下藤吉郎(主君・織田信長の命により浅井長政の嫡男を処刑するため探索中)●あらすじ/天正元年(1573)、織田信長に攻められた小谷城主・浅井長政は自刀し、その妻お市の方は三人の娘とともに兄・信長の元へ連れ戻された。しかし、浅井の嫡男・万福丸は秘かに城から連れ出されていた! それを知った信長は木下藤吉郎に命じ、万福丸を探させる。黄金一枚という破格の恩賞に目がくらんだ雑兵たちは血眼になって万福丸を追う。そんな雑兵の中に、日吉、双六、トンボという三人の男がいた。日吉は木下藤吉郎と同じ名を持ちながら出世できずに雑兵でいることに我慢がならない男。雑兵の群れに加わったばかりの双六は、出世への夢を膨らませる。そして、五十年もの間雑兵として生き延び、雑兵たちから“生き神様”と呼ばれるトンボ。まさに、三者三様、個性も全く異なる、彼らも万福丸探索に乗り出したのだが……(第1話)。●その他の登場人物/竹中半兵衛(織田信長の軍師)、万福丸(浅井長政の嫡男)、万菊丸(浅井長政の生まれたばかりの子)
  • ▼第1話/一触即発▼第2話/国境異変▼第3話/狙撃者▼第4話/呼びかけ▼第5話/試練▼第6話/秘密兵器▼第7話/孵化▼第8話/壊滅▼第9話/長虎豹変▼第10話/国境突破 ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から追われている墨者) ●あらすじ/邯鄲の城に入った革離たちだったが、邑民たちの反感は簡単にはぬぐい去れなかった。革離を殺そうとした兵士に戦いを挑む娘。一触即発の危険な場面で、革離は娘を殴り、作業に戻るように叱責する。一方、国境では秦軍がその数を増やしつつあった(第1話)。▼一時休戦していた国境で、趙軍の見張りたちが謎の死を遂げていく。その異変に兵士が浮足立つのを恐れた長虎将軍は、革離に死の原因を突き止めてくれるよう依頼する。それを受けて娘と一緒に国境へ赴いた革離は、敵が弓で毒を塗った石を飛ばしていることを突き止める(第2話)。▼革離は狙撃者の一を調べるため娘を対岸へ向かせる。革離は狙撃兵が墨家での友人かも知れないことを娘に洩らす。そして、自らが的になってそれを確認しようとするのだった(第3話)。 ●本巻の特徴/秦軍の虫部隊が飛蝗を運んできたことを知った革離が、秘密兵器を出して、飛蝗を全滅させることに成功するまでを描く。その秘密兵器があれば天下も取れると考えた趙の長虎将軍や秦軍は革離から秘密を聞き出そうとする。 ●その他の登場キャラクター/娘(第1話)、雲荊(第1話)、蘭鋳(第1話)、長虎将軍(第1話)
  • ▼第1話/虫部隊▼第2話/仲間▼第3話/顔狩り▼第4話/乱入▼第5話/鼠の正体▼第6話/燃える水▼第7話/拷問▼第8話/救出 ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から追われている墨者) ●あらすじ/治水工事を手伝っていた村で飛蝗に襲われた革離。その飛蝗を見たいとやってきた不審な兵士たちは革離のことを知る墨者だった。墨者が背負っていた籠から飛び出した大量の蜂が革離を襲う。村人の雲荊は革離を助けようとするが、墨者たちは何故か去っていってしまう(第1話)。▼村人たちは相談の上、革離を村から追いだすことに決めた。自分もまたよそ者であった雲荊は、村を出ていく革離についていくことを決意する(第2話)。▼紀元前230年、秦軍により韓は滅ぼされた。仲間を探すためにその韓の町にやってきた革離と雲荊は、秦軍に抵抗している”鼠”という集団の存在を知る(第3話)。 ●本巻の特徴/革離は秦により滅ぼされた国・韓で仲間を探すうちに、蘭鋳に出会い、秦軍に抵抗している鼠という集団と行動を共にすることになる。そして、間もなくやってくる秦王・政を襲撃する計画をたてるまでが描かれる。また、謎の虫使いが現われ、革離への攻撃をやめさせたり、捉えられた蘭鋳の救出に手を貸す。 ●その他の登場キャラクター/雲荊(第1話)、蘭鋳(第2話)、薛併(第4話) ●その他のデータ/馳道(秦王のために作られた専用道路で、幅約50m、両側には土塀を築き、通行が見えないようにした道)
  • がけの上に置き去りにされたステゴサウルスにできることは、空に飛び出すことだけだった――。「空を飛んだステゴサウルス」ほか、ひとかけらの化石から豊かな想像力が産み出した中生代・恐竜たちの大迫力ドラマ、全6篇! ステゴサウルス、オヴィラプトル、プロトケラトプス、ヴェロキラプトル…恐竜たちの迫りくる躍動美を見逃すな!! ――『墨攻』、『新・子連れ狼』で知られる漫画家・森秀樹が流麗な筆致で描き出した、恐竜コミックの傑作!

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